JPH08267921A - 熱記録方法および装置 - Google Patents

熱記録方法および装置

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JPH08267921A
JPH08267921A JP7504795A JP7504795A JPH08267921A JP H08267921 A JPH08267921 A JP H08267921A JP 7504795 A JP7504795 A JP 7504795A JP 7504795 A JP7504795 A JP 7504795A JP H08267921 A JPH08267921 A JP H08267921A
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heat
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heat energy
light
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JP7504795A
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Inventor
Shinji Imai
真二 今井
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多色画像の記録を短時間で実現することができ
るとともに、色のにじみのない高品質な多色画像を形成
することのできる熱記録方法および装置を提供すること
を目的とする。 【構成】特定色の発色剤と、特定波長のレーザビームL
y、Lm、Lcを吸収して熱エネルギに変換する光熱変
換剤とを内包するマイクロカプセルを備えた感熱記録材
料Sを、ヒートロール22によって予熱して発色直前の
温度とした後、記録情報に応じて変調された特定波長で
且つ波長の異なる複数のレーザビームLy、Lm、Lc
を同時に照射することで、前記各マイクロカプセルを各
色に応じて集中して加熱し、前記感熱記録材料Sを所望
の色および濃度で効率的に発色させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録材料を予熱し
た状態で光ビームにより多色画像の記録を行う熱記録方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料に対して熱エネルギを付与
し、画像等の記録を行う熱記録方法が普及している。特
に、熱源としてレーザを用いることで高速記録を可能と
したものが出現している(特開昭50−23617号、
特開昭58−94494号、特開昭62−77983
号、特開昭62−78964号等参照)。
【0003】本出願人は、このような熱記録方法に適用
され、良好な画像を高品位で記録することのできる感熱
記録材料として、支持体上に発色剤、顕色剤および光吸
収色素(光熱変換剤)を備え、前記顕色剤と前記発色剤
とを反応させることで供給される熱エネルギに応じた濃
度で発色する材料を開発し、特許出願している(特願平
3−187494号参照)。
【0004】前記感熱記録材料は、異なる熱エネルギの
範囲Ey、Em、Ec(Ey<Em<Ec)においてY
色(イエロー)、M色(マゼンタ)、C色(シアン)に
発色する3種類の発色剤を備えている。そして、レーザ
ビームにより光吸収色素を介して範囲Eyの熱エネルギ
をY色の発色剤に供給することでY色を発色させた後、
紫外線を照射して前記Y色を定着させ、次に、範囲Em
の熱エネルギをM色の発色剤に供給することでM色を発
色させた後、紫外線を照射して前記M色を定着させ、さ
らに、範囲Ecの熱エネルギをC色の発色剤に供給する
ことでC色を発色させた後、紫外線を照射して前記C色
を定着させることにより、多色画像が記録される。
【0005】ところで、このような記録方法では、多色
画像を記録するために多数の工程が必要であり、また、
各色に係るレーザビームの照射の毎に感熱記録材料を走
査しなければならず、それにより記録画像の色ずれが生
じるおそれが指摘される。
【0006】一方、前記の問題点を解消し得るものとし
て、Y色、M色、C色に発色する3種類の発色剤を夫々
異なる層で構成し、且つ、前記各層内に異なる波長のレ
ーザビームを吸収する吸収物質を含有させておくことに
より、波長の異なる3つのレーザビームを用いて同時に
各色を発色させ、短時間で多色画像の記録を行うことを
可能とした技術がある(特公平1−45439号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術では、レーザビームを吸収して熱エネルギを生
成する吸収物質が各層中に拡散されているため、前記各
層の発熱時の熱エネルギが隣接する層に浸透し易い一
方、前記吸収物質の光吸収特性が波長に対してある程度
の幅を有しているため、層間で熱的干渉が発生し、色の
にじみが生じるという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、多色画像の記録を短時間
で実現することができるとともに、色のにじみのない高
品質な多色画像を形成することのできる熱記録方法およ
び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明方法は、供給された光エネルギを熱エネル
ギに変換する光熱変換剤と、顕色剤と、前記熱エネルギ
の増加に伴って物質透過率が増加するマイクロカプセル
に収容され前記顕色剤と反応することで発色する発色剤
とを有した感熱記録材料を用い、前記感熱記録材料に多
色画像を記録する熱記録方法において、前記マイクロカ
プセルに複数の異なる色に発色する発色剤を収容すると
ともに、各色毎のマイクロカプセルに対応して異なる波
長の光エネルギのみを熱エネルギに変換する光熱変換剤
を各マイクロカプセルに局在化させた状態とし、前記感
熱記録材料に当該感熱記録材料の発色熱エネルギ未満の
熱エネルギを供給して予熱した後、前記予熱された感熱
記録材料に、前記光熱変換剤が熱エネルギに変換する光
エネルギからなる波長の異なる複数の光ビームを記録情
報に応じ変調して照射し、前記各光ビームから得られる
熱エネルギに基づき前記感熱記録材料を所定の色および
濃度に発色させることを特徴とする。
【0010】また、本発明装置は、供給された光エネル
ギを熱エネルギに変換する光熱変換剤と、顕色剤と、前
記熱エネルギの増加に伴って物質透過率が増加するマイ
クロカプセルに収容され前記顕色剤と反応することで発
色する発色剤とを有した感熱記録材料を用い、前記感熱
記録材料に多色画像を記録する熱記録装置において、前
記マイクロカプセルに複数の異なる色に発色する発色剤
を収容するとともに、各色毎のマイクロカプセルに対応
して異なる波長の光エネルギのみを熱エネルギに変換す
る光熱変換剤を各マイクロカプセルに局在化させた感熱
記録材料に、当該感熱記録材料の発色熱エネルギ未満の
熱エネルギを供給して予熱する予熱手段と、前記予熱さ
れた感熱記録材料に、前記光熱変換剤が熱エネルギに変
換する光エネルギからなる波長の異なる複数の光ビーム
を記録情報に応じ変調して照射する光ビーム照射手段
と、を備え、前記光ビームから得られる熱エネルギに基
づき前記感熱記録材料を所定の色および濃度に発色させ
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の熱記録方法および装置においては、特
定色に発色する発色剤を内包するマイクロカプセルの壁
中または近傍に、各色毎のマイクロカプセルに対応して
異なる波長の光エネルギのみを熱エネルギに変換する光
熱変換剤を局在化させた感熱記録材料を用い、先ず、前
記感熱記録材料の全体を発色直前まで予熱することによ
り、顕色剤の流動性を十分に増加させるとともに、前記
マイクロカプセルを物質透過性が現れる直前の状態まで
加熱する。次いで、前記のようにして予熱された感熱記
録材料に対して、各色の記録情報に応じて変調された波
長の異なる複数の光ビームを照射する。この場合、前記
各光ビームの光エネルギは、夫々の波長の光のみを吸収
する光熱変換剤により熱エネルギに変換され、マイクロ
カプセルの壁中または近傍に局在化した当該光熱変換剤
により効率的に所定の前記マイクロカプセルの物質透過
性を増加させることになる。この結果、顕色剤が前記マ
イクロカプセル内に所定量浸透して所定の色に係る発色
剤と反応することにより、必要最小限の光エネルギで所
望の多色画像が短時間で記録される。なお、前記各光熱
変換剤は、各マイクロカプセルに局在化されているた
め、他のマイクロカプセルの物質透過性を増加させるこ
とに寄与することは殆どなく、従って、色のにじみが生
じるおそれもない。
【0012】
【実施例】本発明に係る熱記録方法および装置につい
て、実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0013】図1に示す熱記録装置20は、矢印B方向
に副走査搬送される感熱記録材料Sを、波長の異なる3
本のレーザビームLy、Lm、Lcによって矢印A方向
に同時に走査し、画像等を記録するものであり、予熱手
段としてのヒートロール22と、光ビーム照射手段とし
てのレーザ走査光学系24とから基本的に構成される。
なお、レーザビームLy、Lm、Lcの各波長は、感熱
記録材料Sを構成する光吸収色素54y、54m、54
c(後述)の各吸収波長λy、λm、λcに対応して設
定しておく。
【0014】ヒートロール22は、感熱記録材料Sを発
色直前の所定温度まで予熱するとともに、一対のニップ
ロール26a、26bと共働して前記感熱記録材料Sを
矢印B方向に副走査搬送する。レーザ走査光学系24
は、波長の異なる3本のレーザビームLy、Lm、Lc
を出力するレーザダイオード28y、28m、28c
と、レーザビームLyを反射する反射ミラー29と、レ
ーザビームLmを反射し、レーザビームLyを透過する
ダイクロイックミラー31と、レーザビームLcを反射
し、レーザビームLy、Lmを透過するダイクロイック
ミラー33と、レーザビームLy、Lm、Lcを平行光
束とするコリメータレンズ30と、シリンドリカルレン
ズ32と、反射ミラー34と、レーザビームLy、L
m、Lcを偏向するポリゴンミラー36と、fθレンズ
38と、シリンドリカルレンズ32と共働してポリゴン
ミラー36の面倒れを補正するシリンドリカルミラー4
0とから構成される。この場合、レーザビームLy、L
m、Lcは、ニップロール26a、26b間より感熱記
録材料S上に同時に照射される。なお、制御部42は、
ヒートロール22による感熱記録材料Sの予熱温度を制
御するとともに、ドライバ44y、44m、44cを介
して各レーザダイオード28y、28m、28cを制御
する。
【0015】ここで、本実施例において使用される感熱
記録材料Sは、図2に示すように、支持体46上に、レ
ーザビームLy、Lm、Lcから得られる熱エネルギに
よって所定の濃度に発色する感熱層48を形成し、前記
感熱層48上にさらに保護層50を形成したものであ
る。
【0016】前記感熱記録材料Sを構成する感熱層48
は、Y色に発色する発色剤52yおよびレーザビームL
yの光エネルギのみを熱エネルギに変換する光吸収色素
54y(光熱変換剤)を内包するマイクロカプセル56
yと、M色に発色する発色剤52mおよびレーザビーム
Lmの光エネルギのみを熱エネルギに変換する光吸収色
素54m(光熱変換剤)を内包するマイクロカプセル5
6mと、C色に発色する発色剤52cおよびレーザビー
ムLcの光エネルギのみを熱エネルギに変換する光吸収
色素54c(光熱変換剤)を内包するマイクロカプセル
56cと、顕色剤58とを、水に難溶または不溶の有機
溶剤に溶解せしめた後、乳化分散した乳化物を含有する
塗布液を支持体46上に塗布したものである(発色剤お
よび光吸収色素を内包するマイクロカプセルに関して
は、特開平4−331186号、特開平4−30729
2号公報参照)。
【0017】発色剤52y、52m、52cとしては、
物質の接触に基づく発色反応を生ずるもので、具体的に
は光分解性ジアゾ化合物とカプラーの組み合わせ、ある
いは、電子供与性染料前駆体と酸性物質の組み合わせが
好ましい。
【0018】光分解性ジアゾ化合物とは、後述するカッ
プリング成分と呼ばれる顕色剤58と反応して所望の色
相に発色するものであって、反応前に特定波長の光を受
けると分解し、もはやカップリング成分が作用しても発
色能力を持たなくなるジアゾ化合物である。この発色系
における色相は、ジアゾ化合物とカップリング成分が反
応して生成したジアゾ色素により主に決定される。従っ
て、よく知られているように、ジアゾ化合物の化学構造
を変えるか、カップリング成分の化学構造を変えれば容
易に発色色相を変えることができ、組み合わせ次第で略
任意の発色色相を得ることができる。
【0019】本実施例における光分解性ジアゾ化合物と
は、主に芳香族ジアゾ化合物を指し、さらに具体的に
は、芳香族ジアゾニウム塩、ジアゾスルホネート化合
物、ジアゾアミノ化合物等の化合物を指す。芳香族ジア
ゾニウム塩は、一般式ArN2 +- で示される化合物
である(式中、Arは置換された、あるいは無置換の芳
香族部分を表し、N2 + はジアゾニウム基を表し、X-
は酸アニオンを表す)。
【0020】普通、ジアゾニウム塩の光分解波長はその
吸収極大波長であるといわれている。また、ジアゾニウ
ム塩の吸収極大波長は、その化学構造に応じて200n
m位から700nm位まで変化することが知られている
(「感光性ジアゾニウム塩の光分解と化学構造」角田隆
弘、山岡亜夫著 日本写真学会誌29(4)197〜2
05頁(1965))。すなわち、ジアゾニウム塩を光
分解性化合物として用いると、その化学構造に応じた特
定波長の光で分解し、また、ジアゾニウム塩の化学構造
を変えれば、同じカップリング成分とカップリング反応
した時の色素の色相も変化する。
【0021】光分解用の光源としては、希望する波長の
光を発する種々の光源を用いることができ、例えば、種
々の蛍光灯、キセノンランプ、キセノンフラッシュラン
プ、各種圧力の水銀灯、写真用フラッシュ、ストロボ
等、種々の光源を用いることができる。
【0022】ジアゾスルホネート化合物は多数のものが
知られており、各々のジアゾニウム塩を亜硫酸塩で処理
することにより得られる。また、他のジアゾ化合物とし
て、ジアゾアミノ化合物を挙げることができる。ジアゾ
アミノ化合物として、ジアゾ基をジシアンジアミド、サ
ルコシン、メチルタウリン、N−エチルアントラニック
アシッド−5−スルホニックアシッド、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、グアニジン等でカップリ
ングさせた化合物である。
【0023】ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)とカップ
リングして色素を形成するカップリング成分(顕色剤5
8)は、例えば、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニ
リドやレゾルシン等を挙げることができる。
【0024】さらにこれらのカップリング成分を2種以
上併用することによって任意の色調の画像を得ることが
できる。これらのジアゾ化合物とカップリング成分との
カップリング反応は塩基性雰囲気下で起こり易いため、
層内に塩基性物質を添加してもよい。
【0025】塩基性物質としては、水難溶性または水不
溶性の塩基性物質や、加熱によりアルカリを発生する物
質が用いられる。それらの例としては、無機および有機
アンモニウム塩、有機アミン、アミド、尿素やチオ尿素
およびその誘導体、チアゾール類、ピロール類、ピリミ
ジン類、ピペラジン類、グアニジン類、インドール類、
イミダゾール類、イミダゾリン類、トリアゾール類、モ
ルホリン類、ピペリジン類、アミジン類、フォルムアジ
ン類、ピリジン類等の含窒素化合物が挙げられる。塩基
性物質は2種以上併用してもよい。
【0026】電子供与性染料前駆体は特に限定されるも
のではないが、エレクトロンを供与して、あるいは酸等
のプロトンを受容して発色する性質を有するものであっ
て、通常略無色で、ラクトン、ラクタム、サルトン、ス
ピロピラン、エステル、アミド等の部分骨格を有し、顕
色剤58と接触してこれらの部分骨格が開環もしくは開
裂する化合物が用いられる。具体的には、クリスタルバ
イオレットラクトン、ベンゾイルロイコメチレンブル
ー、マラカイトグリーンラクトン、ローダミンBラクタ
ム、1,3,3−トリメチル−6’−エチル−8’−ブ
トキシインドリノベンゾスピロピラン等がある。
【0027】これらの発色剤に対する顕色剤58として
は、フェノール化合物、有機酸もしくはその金属塩、オ
キシ安息香酸エステル等の酸性物質が用いられる。
【0028】光吸収色素54y、54m、54cとして
は、可視光領域の波長の光の吸収は少ないが赤外線領域
の光の波長の吸収が特に高い色素が好ましい。このよう
な色素としては、例えば、以下に示すものを挙げること
ができる。
【0029】酸化アルミニウム等の金属酸化物;水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム等の金属水酸化物;
橄攬(かんらん)石族、柘榴石族、輝石族、角閃石族、
雲母族、長石族、シリカ鉱物族、粘土鉱物等の珪酸塩鉱
物;珪酸亜鉛、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪
酸バリウム等の珪酸塩化合物;リン酸亜鉛等のリン酸塩
化合物;四窒化三ケイ素、窒化ホウ素等の窒化合物;硫
酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸ストロンチウム等の
硫酸塩化合物;炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸亜鉛等の炭酸塩化合物;および硝酸カ
リウム等の硝酸塩化合物等の無機化合物、およびトリフ
ェニルフォスフェライト、2−エチルヘキシルジフェニ
ルフォスフェライト、フルフリルアセテート、ビス(1
−チオ−2−フェノレート)ニッケル−テトラブチルア
ンモニウム、ビス(1−チオ−2−ナフトレート)ニッ
ケル−テトラブチルアンモニウム、1,1’−ジエチル
−4,4’−キノカーボシアニンアイオダイド、1,
1’−ジエチル−6,6’−ジクロロ−4,4’−キノ
トリカーボシアニンアイオダイド等の有機化合物。
【0030】そして、これらの色素は、吸収波長が異な
る3種に分類し、夫々を光吸収色素54y、54m、5
4cとして用いる。なお、前記光吸収色素54y、54
m、54cの吸収波長λy、λm、λcは、実用化され
ている赤外光を発振するレーザダイオード28y、28
m、28cからのレーザビームLy、Lm、Lcの各波
長に応じて設定しておく。
【0031】マイクロカプセル56y、56m、56c
は、供給される熱エネルギが増加することにより、その
壁の物質透過性が増加するものであり、例えば、次のよ
うに製造することができる。
【0032】すなわち、本実施例で使用するマイクロカ
プセル56y、56m、56cの製造には、界面重合
法、内部重合法、外部重合法のいずれの方法をも採用す
ることができるが、特に、発色剤52y、52m、52
cおよび光吸収色素54y、54m、54cを含有した
芯物質を水溶性高分子を溶解した水溶液中で乳化した
後、その油滴の周囲に高分子物質の壁を形成させる方法
を採用することが好ましい。
【0033】高分子物質を形成するリアクタントは、油
滴の内部および/または油滴の外部に添加される。高分
子物質の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレア、
ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、尿素−
ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン、
スチレンメタクリレート共重合体、スチレン−アクリレ
ート共重合体等が挙げられる。好ましい高分子物質はポ
リウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポリエステル、
ポリカーボネートであり、特に好ましくはポリウレタン
およびポリウレアである。高分子物質は2種以上併用す
ることもできる。
【0034】前記水溶性高分子の具体例としては、ゼラ
チン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等
が挙げられる。例えば、ポリウレアをカプセル壁材とし
て用いる場合には、ジイソシアナート、トリイソシアナ
ート、テトライソシアナート、ポリイソシアナートプレ
ポリマー等のポリイソシアナートと、ジアミン、トリア
ミン、テトラアミン等のポリアミン、アミノ基を2個以
上含むプレポリマー、ピペラジン若しくはその誘導体ま
たはポリオール等とを水系溶媒中で界面重合法によって
反応させることにより、容易にマイクロカプセル壁を形
成させることができる。
【0035】また、例えば、ポリウレアとポリアミドか
らなる複合壁若しくはポリウレタンとポリアミドからな
る複合壁は、例えば、ポリイソシアナートと酸クロライ
ド若しくはポリアミンとポリオールを用い、反応液とな
る乳化媒体のpHを調整した後加温することにより調製
することができる。
【0036】また、本実施例において使用される他の感
熱記録材料Saは、図3に示すように、光吸収色素54
y、54m、54cをマイクロカプセル56y、56
m、56cの壁中に含有させ、また、感熱記録材料S
b、Scは、図4、図5に示すように、前記光吸収色素
54y、54m、54cをマイクロカプセル56y、5
6m、56cの壁の外側または内側の表面に添着させて
構成することができる。
【0037】なお、本実施例においては、該光吸収色素
54y、54m、54cによる感熱記録材料Sbの着色
を防止する観点から、赤外線の吸収効率が高く且つ可視
光領域の光吸収の少ないものを適宜選択して使用するこ
とが特に好ましい。光吸収色素54y、54m、54c
をマイクロカプセル56y、56m、56cの壁中に含
有する場合は(図3)、特にマイクロカプセル56y、
56m、56cの形成時に該マイクロカプセル56y、
56m、56cの壁材と反応する活性基を有している光
吸収色素を用いることが好ましい。
【0038】上記活性基の具体例としては、イソシアネ
ート基、ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基等を挙
げることができるが、特にイソシアネート基およびヒド
ロキシ基が好ましい。さらに、レーザビームLy、L
m、Lcによる加熱時にマイクロカプセル56y、56
m、56cの壁を膨潤させるために固体増感剤を添加す
ることもできる。
【0039】固体増感剤はマイクロカプセル56y、5
6m、56cの壁として用いるポリマーの可塑剤といわ
れるものの中から、融点が50℃以上、好ましくは12
0℃以下で常温では固体であるものを選択して用いるこ
とができる。例えば、壁材がポリウレア、ポリウレタン
からなる場合には、ヒドロキシ化合物、カルバミン酸エ
ステル化合物、芳香族アルコキシ化合物、有機スルホン
アミド化合物、脂肪族アミド化合物、アリールアミド化
合物等が好適に用いられる。
【0040】さらに、本実施例において使用される他の
感熱記録材料Sdは、図6に示すように、前記感熱記録
材料S(Sa、Sb、Sc)の感熱層48をY色、M
色、C色に分離し、発色剤52yおよび光吸収色素54
yが局在するマイクロカプセル56yを有する感熱層4
8yと、発色剤52mおよび光吸収色素54mが局在す
るマイクロカプセル56mを有する感熱層48mと、発
色剤52cおよび光吸収色素54cが局在するマイクロ
カプセル56cを有する感熱層48cとで構成すること
もできる。なお、一般に、短波長の光ほど散乱され易い
ため、短波長のレーザビームLy、Lm、Lcで記録さ
れる感熱層48y、48m、48cを感熱記録材料Sc
の上層部(シリンドリカルミラー40側)に配設するこ
とが望ましい。
【0041】次に、前記の感熱記録材料S、Sa、S
b、Sc、Sdを使用した熱記録装置20の動作および
その作用効果について説明する。
【0042】先ず、制御部42は、感熱記録材料S(S
a〜Sd)をヒートロール22およびニップロール26
a、26b間に挟持した状態で矢印B方向に副走査搬送
しながら予熱を行う。すなわち、制御部42によって加
熱された前記ヒートロール22が感熱記録材料S(Sa
〜Sd)に当接することで、前記感熱記録材料S(Sa
〜Sd)が発色直前の温度まで予熱される。
【0043】図7の特性曲線は、感熱記録材料S(Sa
〜Sd)の温度と発色濃度との関係を示したものであ
る。図7の特性曲線の場合、感熱記録材料S(Sa〜S
d)は、温度T1まで予熱される。この場合、前記温度
T1は、感熱層48(48y、48m、48c)に含ま
れるマイクロカプセル56y、56m、56cが物質透
過性を示すガラス転移温度よりも低い温度に設定され
る。この状態において、前記感熱層48(48y、48
m、48c)に含まれる顕色剤58は、アレニウス型の
振る舞いに基づき、ヒートロール22から供給された熱
エネルギにより急速に流動性を呈することになる。
【0044】図8に顕色剤58の粘性の温度依存性の測
定結果を示す。この場合、80℃から120℃のわずか
40℃の温度上昇に対して1桁以上も粘性が低下してい
る。また、図8の関係から、常温から120℃までの加
熱では、2桁以上の粘性低下が生じているものと考える
ことができる。
【0045】一方、前記の状態において、制御部42
は、ドライバ44y、44m、44cを介してレーザダ
イオード28y、28m、28cを駆動する。レーザダ
イオード28y、28m、28cは、感熱記録材料S
(Sa〜Sd)に記録される各色の画像の階調に応じて
変調された波長の異なるレーザビームLy、Lm、Lc
を出力する。レーザビームLyは反射ミラー29によっ
て反射された後、ダイクロイックミラー31、33を介
してコリメータレンズ30に入射する。レーザビームL
mはダイクロイックミラー31によって反射された後、
ダイクロイックミラー33を介してコリメータレンズ3
0に入射する。また、レーザビームLcはダイクロイッ
クミラー33によって反射されてコリメータレンズ30
に入射する。コリメータレンズ30に入射した前記レー
ザビームLy、Lm、Lcは平行光束とされた後、シリ
ンドリカルレンズ32および反射ミラー34を介してポ
リゴンミラー36に導かれる。ポリゴンミラー36は、
高速で回転しており、その反射面によって反射されたレ
ーザビームLy、Lm、Lcは、fθレンズ38および
シリンドリカルミラー40を介して感熱記録材料S(S
a〜Sd)に同時に導かれ、矢印B方向に副走査搬送さ
れる前記感熱記録材料S(Sa〜Sd)を矢印A方向に
主走査する。
【0046】この場合、前記レーザビームLy、Lm、
Lcの光エネルギは、感熱層48(48y、48m、4
8c)に含まれる各マイクロカプセル56y、56m、
56cの壁に含有された、あるいはその近傍に局在化さ
れた光吸収色素54y、54m、54cによって熱エネ
ルギに変換される。この熱エネルギにより、前記マイク
ロカプセル56y、56m、56cの温度がガラス転移
温度を越えて物質透過性が現れ、さらに、温度が上昇す
ることで前記物質透過性が増加するため、ヒートロール
22により流動性が付与された顕色剤58が所定量だけ
前記マイクロカプセル56y、56m、56c内に浸透
し、各発色剤52y、52m、52cに接触することで
発色反応が生起し、これによって多色階調画像が形成さ
れる。
【0047】ここで、各レーザビームLy、Lm、Lc
の波長は、光吸収色素54y、54m、54cの吸収波
長λy、λm、λcに対応して設定されている。従っ
て、感熱層48(48y、48m、48c)の光吸収色
素54yは、Y色に対応したレーザビームLyのみを吸
収して熱エネルギに変換し、その熱エネルギによってマ
イクロカプセル56yの物質透過率が増加し、発色剤5
2yと顕色剤58とが所定量反応して所定のY色が出現
する。また、光吸収色素54mは、M色に対応したレー
ザビームLmのみを吸収して熱エネルギに変換し、その
熱エネルギによってマイクロカプセル56mの物質透過
率が増加し、発色剤52mと顕色剤58とが所定量反応
して所定のM色が出現する。さらに、光吸収色素54c
は、C色に対応したレーザビームLcのみを吸収して熱
エネルギに変換し、その熱エネルギによってマイクロカ
プセル56cの物質透過率が増加し、発色剤52cと顕
色剤58とが所定量反応して所定のC色が出現する。
【0048】このように、レーザビームLy、Lm、L
cによってY色、M色、C色を同時に発色させることが
できるため、記録時間が短く、また、各色毎に走査を行
う場合に比較して、色ずれのない高品質の多色画像を得
ることができる。さらに、発色のための熱エネルギを生
成する光吸収色素54y、54m、54cが夫々の色を
出現させるための発色剤52y、52m、52cの近傍
に局在しており、顕色剤58中に分散していないため、
特定色を発色させるための熱エネルギが他の色を発色さ
せてしまうおそれがなく、従って、色のにじみのない高
品質の多色画像を得ることができる。
【0049】また、マイクロカプセル56y、56m、
56cに対して熱エネルギを供給する光吸収色素54
y、54m、54cは、前記マイクロカプセル56y、
56m、56cに対して局在化されているため、レーザ
ビームLy、Lm、Lcによる記録時において、顕色剤
58等を必要以上に加熱することなく、マイクロカプセ
ル56y、56m、56cのみを効率的に加熱すること
になる。従って、レーザビームLy、Lm、Lcからの
光エネルギは、マイクロカプセル56y、56m、56
cに対して極めて効率的に供給され、発色に寄与するこ
とになる。
【0050】さらに、感熱記録材料S(Sa〜Sd)
は、ヒートロール22から供給される熱エネルギによっ
て図6に示す温度T1まで予熱されているため、前記レ
ーザダイオード28y、28m、28cを熱記録装置2
0が設置された場所の室温から温度T2の広い範囲で制
御する必要はない。従って、レーザダイオード28y、
28m、28cは、温度T1から温度T2の範囲で制御
され、高階調の画像が精度よく形成される。また、レー
ザダイオード28y、28m、28cは、高出力を要求
されないため、熱記録装置20全体の構成も簡素化さ
れ、且つ、廉価なものとなる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る熱記録方法および装置によ
れば、以下の効果が得られる。
【0052】すなわち、特定色に発色する発色剤を内包
するマイクロカプセルの壁中または近傍に、特定波長か
らなる光ビームの光エネルギのみを熱エネルギに変換す
る光熱変換剤を局在化させているため、波長の異なる複
数の光ビームを照射して、短時間で多色画像を形成する
ことができる。この場合、前記各光熱変換剤は、各マイ
クロカプセルに局在化されているため、他のマイクロカ
プセルの物質透過性を増加させることに寄与することは
殆どなく、従って、色のにじみが生じるおそれもない。
この結果、高品質の多色画像を得ることができる。しか
も、発色させるための前記光ビームの照射に先だって、
感熱記録材料の全体を発色直前まで予熱することで顕色
剤の流動性を十分に増加させているため、光ビームは高
出力を要求されず、熱記録装置全体の構成が簡素化さ
れ、且つ廉価なものとなるとともに前記光ビームのダイ
ナミックレンジを充分に確保して高階調で且つ高精度な
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱記録装置の一実施例の構成説明
図である。
【図2】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の構成説明図である。
【図3】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の構成説明図である。
【図4】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の構成説明図である。
【図5】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の構成説明図である。
【図6】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の構成説明図である。
【図7】本発明に係る熱記録装置に適用される感熱記録
材料の発色特性の説明図である。
【図8】顕色剤の粘性と温度との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
20…熱記録装置 24…レーザ走査
光学系 28y、28m、28c…レーザダイオード 36…ポリゴンミラー 42…制御部 S(Sa〜Sd)…感熱記録材料 Ly、Lm、Lc
…レーザビーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給された光エネルギを熱エネルギに変換
    する光熱変換剤と、顕色剤と、前記熱エネルギの増加に
    伴って物質透過率が増加するマイクロカプセルに収容さ
    れ前記顕色剤と反応することで発色する発色剤とを有し
    た感熱記録材料を用い、前記感熱記録材料に多色画像を
    記録する熱記録方法において、 前記マイクロカプセルに複数の異なる色に発色する発色
    剤を収容するとともに、各色毎のマイクロカプセルに対
    応して異なる波長の光エネルギのみを熱エネルギに変換
    する光熱変換剤を各マイクロカプセルに局在化させた状
    態とし、前記感熱記録材料に当該感熱記録材料の発色熱
    エネルギ未満の熱エネルギを供給して予熱した後、前記
    予熱された感熱記録材料に、前記光熱変換剤が熱エネル
    ギに変換する光エネルギからなる波長の異なる複数の光
    ビームを記録情報に応じ変調して照射し、前記各光ビー
    ムから得られる熱エネルギに基づき前記感熱記録材料を
    所定の色および濃度に発色させることを特徴とする熱記
    録方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記光熱変換剤は、前記マイクロカプセル内で前記発色
    剤に混在されることを特徴とする熱記録方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 前記光熱変換剤は、前記マイクロカプセルの壁内部に含
    有されることを特徴とする熱記録方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、 前記光熱変換剤は、前記マイクロカプセルの壁面に沿っ
    て添着されることを特徴とする熱記録方法。
  5. 【請求項5】供給された光エネルギを熱エネルギに変換
    する光熱変換剤と、顕色剤と、前記熱エネルギの増加に
    伴って物質透過率が増加するマイクロカプセルに収容さ
    れ前記顕色剤と反応することで発色する発色剤とを有し
    た感熱記録材料を用い、前記感熱記録材料に多色画像を
    記録する熱記録装置において、 前記マイクロカプセルに複数の異なる色に発色する発色
    剤を収容するとともに、各色毎のマイクロカプセルに対
    応して異なる波長の光エネルギのみを熱エネルギに変換
    する光熱変換剤を各マイクロカプセルに局在化させた感
    熱記録材料に、当該感熱記録材料の発色熱エネルギ未満
    の熱エネルギを供給して予熱する予熱手段と、 前記予熱された感熱記録材料に、前記光熱変換剤が熱エ
    ネルギに変換する光エネルギからなる波長の異なる複数
    の光ビームを記録情報に応じ変調して照射する光ビーム
    照射手段と、 を備え、前記光ビームから得られる熱エネルギに基づき
    前記感熱記録材料を所定の色および濃度に発色させるこ
    とを特徴とする熱記録装置。
JP7504795A 1995-03-31 1995-03-31 熱記録方法および装置 Pending JPH08267921A (ja)

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DE69602982T DE69602982T2 (de) 1995-03-31 1996-04-01 Verfahren und Vorrichtung für thermische Aufzeichnung
EP96105209A EP0734870B1 (en) 1995-03-31 1996-04-01 Method of and device for thermal recording
US08/625,130 US5739840A (en) 1995-03-31 1996-04-01 Method of and device for thermal recording

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008537913A (ja) * 2005-04-06 2008-10-02 ズィンク イメージング エルエルシー 多色赤外画像化法、およびそれに用いるための赤外画像化部材

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