JPH08267727A - 見当ズレ量検出方法及び見当ズレ制御方法 - Google Patents
見当ズレ量検出方法及び見当ズレ制御方法Info
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- JPH08267727A JPH08267727A JP7070981A JP7098195A JPH08267727A JP H08267727 A JPH08267727 A JP H08267727A JP 7070981 A JP7070981 A JP 7070981A JP 7098195 A JP7098195 A JP 7098195A JP H08267727 A JPH08267727 A JP H08267727A
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 見当マークのサイズを大きくすることなく、
正確に縦横の見当ズレ量を検出することを可能とする。 【構成】走行するウェブを2以上の印刷ユニットで順次
印刷する際、2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷された
2つの見当マークを検出し、その検出結果に基づいてこ
れら2つの印刷ユニットによる印刷の間に生じている見
当ズレ量を演算により求める見当ズレ量検出方法におい
て、上記2つの見当マーク1C、2Cを、2つの第1、
第2PSD(光位置検出素子)センサで同時に検出し、
検出タイミングの差から縦見当ズレ量を算出し、両端出
力電圧の差に基づいて、センサ中心と見当マーク中心と
の間の距離を算出し、2つの見当マークそれぞれについ
て求まる距離の差から横見当ズレ量を算出する。
正確に縦横の見当ズレ量を検出することを可能とする。 【構成】走行するウェブを2以上の印刷ユニットで順次
印刷する際、2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷された
2つの見当マークを検出し、その検出結果に基づいてこ
れら2つの印刷ユニットによる印刷の間に生じている見
当ズレ量を演算により求める見当ズレ量検出方法におい
て、上記2つの見当マーク1C、2Cを、2つの第1、
第2PSD(光位置検出素子)センサで同時に検出し、
検出タイミングの差から縦見当ズレ量を算出し、両端出
力電圧の差に基づいて、センサ中心と見当マーク中心と
の間の距離を算出し、2つの見当マークそれぞれについ
て求まる距離の差から横見当ズレ量を算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、見当ズレ量検出方法及
び見当ズレ制御方法、特に複数の印刷ユニットによっ
て、例えば2色以上の色の重ね印刷を行う場合に生じる
ユニット間の印刷位置のズレを検出する見当ズレ量検出
方法、及び検出した見当ズレ量に基づいて見当ズレ補正
する見当ズレ制御方法に関する。
び見当ズレ制御方法、特に複数の印刷ユニットによっ
て、例えば2色以上の色の重ね印刷を行う場合に生じる
ユニット間の印刷位置のズレを検出する見当ズレ量検出
方法、及び検出した見当ズレ量に基づいて見当ズレ補正
する見当ズレ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続的に走行する紙やフィルム
等のウェブに対して2色以上の色を重ね印刷する場合、
各色毎に異なる印刷ユニットで印刷すると共に、1色目
を印刷したら乾燥し、その後方に設置されている印刷ユ
ニットで2色目を印刷して乾燥するといった操作を行っ
ている。その際、各ユニット毎に縦方向(ウェブの走行
方向)と横方向(ウェブの幅方向)のいずれの方向にも
色ズレしないように正確に印刷することが重要であり、
そのために、各ユニットで見当マークを印刷すると共
に、印刷された各見当マークを検出し、検出された両マ
ークの関係から求まる見当ズレ量を検出し、又、発生し
ている見当ズレを解消するために検出結果に基づいて印
刷のフィードバック制御が行われている。
等のウェブに対して2色以上の色を重ね印刷する場合、
各色毎に異なる印刷ユニットで印刷すると共に、1色目
を印刷したら乾燥し、その後方に設置されている印刷ユ
ニットで2色目を印刷して乾燥するといった操作を行っ
ている。その際、各ユニット毎に縦方向(ウェブの走行
方向)と横方向(ウェブの幅方向)のいずれの方向にも
色ズレしないように正確に印刷することが重要であり、
そのために、各ユニットで見当マークを印刷すると共
に、印刷された各見当マークを検出し、検出された両マ
ークの関係から求まる見当ズレ量を検出し、又、発生し
ている見当ズレを解消するために検出結果に基づいて印
刷のフィードバック制御が行われている。
【0003】従来、多色印刷物の縦横の見当ズレ量を検
出するために、一般に直角三角形(台形の場合もある)
の見当マークを使用している。図8に示した2つの三角
形は、上記のようにして印刷された印刷マークを示し、
以下に、この2つの見当マークをスキャニングヘッドで
検出し、縦方向(図中上下方向)と横方向の見当ズレ量
を演算により求める方法を説明する。図8において、符
号1Cは第1印刷ユニットで印刷された第1見当マーク
を、2Cは第2印刷ユニットで印刷された第2見当マー
クを、破線Sはスキャニングヘッドの検出ポイント(検
出領域の中心)の軌跡をそれぞれ表わしている。
出するために、一般に直角三角形(台形の場合もある)
の見当マークを使用している。図8に示した2つの三角
形は、上記のようにして印刷された印刷マークを示し、
以下に、この2つの見当マークをスキャニングヘッドで
検出し、縦方向(図中上下方向)と横方向の見当ズレ量
を演算により求める方法を説明する。図8において、符
号1Cは第1印刷ユニットで印刷された第1見当マーク
を、2Cは第2印刷ユニットで印刷された第2見当マー
クを、破線Sはスキャニングヘッドの検出ポイント(検
出領域の中心)の軌跡をそれぞれ表わしている。
【0004】上記図8に示すように、スキャニングヘッ
ドによって検出される第1見当マーク1Cの底辺と第2
見当マーク2Cの底辺との間の距離は、縦見当が合って
いる場合の距離Xと見当ズレ量ΔXとの和であるX+Δ
Xとなる。
ドによって検出される第1見当マーク1Cの底辺と第2
見当マーク2Cの底辺との間の距離は、縦見当が合って
いる場合の距離Xと見当ズレ量ΔXとの和であるX+Δ
Xとなる。
【0005】又、第1見当マーク1C及び第2見当マー
ク2Cそれぞれの斜辺(いずれも底辺となす角はθ)の
間の距離は、縦横の見当が合っている場合の距離X′
と、縦見当及び横見当の少なくとも一方の見当ズレ量Δ
X′との和であるX′+ΔX′となる。
ク2Cそれぞれの斜辺(いずれも底辺となす角はθ)の
間の距離は、縦横の見当が合っている場合の距離X′
と、縦見当及び横見当の少なくとも一方の見当ズレ量Δ
X′との和であるX′+ΔX′となる。
【0006】又、第1見当マーク1C及び第2見当マー
ク2Cそれぞれの左辺(いずれも底辺となす角は直角)
の間の距離は、横見当が合っている場合の距離Yと見当
ズレ量ΔYとの和であるY+ΔYとなる。
ク2Cそれぞれの左辺(いずれも底辺となす角は直角)
の間の距離は、横見当が合っている場合の距離Yと見当
ズレ量ΔYとの和であるY+ΔYとなる。
【0007】スキャニングヘッドは三角形の底辺と斜辺
を、時間軸上の時刻データとして検出し、このデータに
ウェブの走行速度データを加味することによって、両マ
ークに関する位置データが得られる。見当が合っている
ときの距離X、距離X′は、見当合わせが完了したとき
に演算装置に記憶され、スキャニングヘッドの検出デー
タであるX+ΔXとX′+ΔX′から直ちにΔX、Δ
X′が求まる。そして、ΔX、ΔX′、ΔYの間には、
ΔY=(ΔX−ΔX′)/tanθの関係があるから、
この演算を行ってΔYを得ることができる。
を、時間軸上の時刻データとして検出し、このデータに
ウェブの走行速度データを加味することによって、両マ
ークに関する位置データが得られる。見当が合っている
ときの距離X、距離X′は、見当合わせが完了したとき
に演算装置に記憶され、スキャニングヘッドの検出デー
タであるX+ΔXとX′+ΔX′から直ちにΔX、Δ
X′が求まる。そして、ΔX、ΔX′、ΔYの間には、
ΔY=(ΔX−ΔX′)/tanθの関係があるから、
この演算を行ってΔYを得ることができる。
【0008】即ち、縦見当ズレ量ΔXと横見当ズレ量Δ
Yを上記演算過程を経て検出することができる。
Yを上記演算過程を経て検出することができる。
【0009】又、検出原理としては上述したものと実質
的に同一であるが、図9に示すように、1色目と2色目
の第1、第2見当マーク1C、2Cの向きが図8の場合
と逆で、スキャン方向(ウェブの流れ方向と逆)が同じ
場合は、両見当マーク1C、2Cの立ち上がりと立ち下
がりを検出し、それぞれの立ち上がりタイミング(底面
の検出タイミング)の差で縦見当ズレを、立ち下がりタ
イミング(斜辺の検出タイミング)の差で横見当ズレ
(Lt=Lyであれば横見当ズレ無し)を検出すること
も行われている。
的に同一であるが、図9に示すように、1色目と2色目
の第1、第2見当マーク1C、2Cの向きが図8の場合
と逆で、スキャン方向(ウェブの流れ方向と逆)が同じ
場合は、両見当マーク1C、2Cの立ち上がりと立ち下
がりを検出し、それぞれの立ち上がりタイミング(底面
の検出タイミング)の差で縦見当ズレを、立ち下がりタ
イミング(斜辺の検出タイミング)の差で横見当ズレ
(Lt=Lyであれば横見当ズレ無し)を検出すること
も行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように印刷された三角形の2つの見当マークについ
て、立ち上がりと立ち下がりを検出し、それぞれのタイ
ミング差から縦方向と横方向の見当ズレ量を検出する方
法には、立ち下がりタイミングを正確に検出することが
難しいため、例えば図9の見当マーク場合であれば、横
見当ズレの検出に誤差が生じ易いという問題があった。
たように印刷された三角形の2つの見当マークについ
て、立ち上がりと立ち下がりを検出し、それぞれのタイ
ミング差から縦方向と横方向の見当ズレ量を検出する方
法には、立ち下がりタイミングを正確に検出することが
難しいため、例えば図9の見当マーク場合であれば、横
見当ズレの検出に誤差が生じ易いという問題があった。
【0011】又、検出精度を上げるために見当マークを
大きくして検出し易くすることが考えられるが、通常、
このマークはウェブの幅方向端部に印刷され、印刷後は
その端部を切除しているため、マークを大きくすること
は切除する幅を広げることになるため、自ずと限界があ
る。
大きくして検出し易くすることが考えられるが、通常、
このマークはウェブの幅方向端部に印刷され、印刷後は
その端部を切除しているため、マークを大きくすること
は切除する幅を広げることになるため、自ずと限界があ
る。
【0012】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、見当マークのサイズを大きくするこ
となく、正確に縦横の見当ズレ量を検出することができ
る見当ズレ量検出方法を提供することを第1の課題とす
る。
くなされたもので、見当マークのサイズを大きくするこ
となく、正確に縦横の見当ズレ量を検出することができ
る見当ズレ量検出方法を提供することを第1の課題とす
る。
【0013】本発明は、又、本発明の見当ズレ量検出方
法によって検出される見当ズレ量に基づいて印刷の見当
ズレを高精度に制御することができる見当ズレ制御方法
を提供することを第2の課題とする。
法によって検出される見当ズレ量に基づいて印刷の見当
ズレを高精度に制御することができる見当ズレ制御方法
を提供することを第2の課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、走行
するウェブを2以上の印刷ユニットで順次印刷する際、
2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷された2つの見当マ
ークを検出し、その検出結果に基づいてこれら2つの印
刷ユニットによる印刷の間に生じている見当ズレ量を検
出する見当ズレ量検出方法において、上記2つの見当マ
ークを、光位置検出素子でそれぞれ検出し、各検出結果
を比較して縦方向、横方向それぞれの見当ズレ量を決定
することにより、前記第1の課題を解決したものであ
る。
するウェブを2以上の印刷ユニットで順次印刷する際、
2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷された2つの見当マ
ークを検出し、その検出結果に基づいてこれら2つの印
刷ユニットによる印刷の間に生じている見当ズレ量を検
出する見当ズレ量検出方法において、上記2つの見当マ
ークを、光位置検出素子でそれぞれ検出し、各検出結果
を比較して縦方向、横方向それぞれの見当ズレ量を決定
することにより、前記第1の課題を解決したものであ
る。
【0015】請求項2の発明は、上記請求項1に記載の
見当ズレ量検出方法において、2つの見当マークの正規
の間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2つ配設し、該
両光位置検出素子により上記2つの見当マークを同時に
検出するようにしたものである。
見当ズレ量検出方法において、2つの見当マークの正規
の間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2つ配設し、該
両光位置検出素子により上記2つの見当マークを同時に
検出するようにしたものである。
【0016】請求項3の発明は、上記請求項1に記載の
見当ズレ量検出方法において、見当マークが光位置検出
素子上を通過した時にその両端子からそれぞれ出力され
る起電力を検出し、検出された両端出力電圧の和に基づ
いて見当マークの検出タイミングを決定し、前記2つの
見当マークそれぞれについて決定される検出タイミング
の差から縦見当ズレ量を算出し、検出された両端出力電
圧の差に基づいて、光位置検出素子の中心と見当マーク
の重心との間の距離を算出し、前記2つの見当マークそ
れぞれについて求まる距離の差から横見当ズレ量を算出
するようにしたものである。
見当ズレ量検出方法において、見当マークが光位置検出
素子上を通過した時にその両端子からそれぞれ出力され
る起電力を検出し、検出された両端出力電圧の和に基づ
いて見当マークの検出タイミングを決定し、前記2つの
見当マークそれぞれについて決定される検出タイミング
の差から縦見当ズレ量を算出し、検出された両端出力電
圧の差に基づいて、光位置検出素子の中心と見当マーク
の重心との間の距離を算出し、前記2つの見当マークそ
れぞれについて求まる距離の差から横見当ズレ量を算出
するようにしたものである。
【0017】請求項4の発明は、走行するウェブを2以
上の印刷ユニットで順次印刷する際、2つの印刷ユニッ
トでそれぞれ印刷された2つの見当マークを検出し、そ
の検出結果に基づいてこれら2つの印刷ユニットによる
印刷の間に生じている見当ズレ量を検出し、検出された
見当ズレ量を解消するためにフィードバック制御する見
当ズレ制御方法において、上記2つの見当マークを、光
位置検出素子でそれぞれ検出し、各検出結果を比較し縦
方向、横方向それぞれの見当ズレ量を決定することによ
り、同様に前記第2の課題を解決したものである。
上の印刷ユニットで順次印刷する際、2つの印刷ユニッ
トでそれぞれ印刷された2つの見当マークを検出し、そ
の検出結果に基づいてこれら2つの印刷ユニットによる
印刷の間に生じている見当ズレ量を検出し、検出された
見当ズレ量を解消するためにフィードバック制御する見
当ズレ制御方法において、上記2つの見当マークを、光
位置検出素子でそれぞれ検出し、各検出結果を比較し縦
方向、横方向それぞれの見当ズレ量を決定することによ
り、同様に前記第2の課題を解決したものである。
【0018】請求項5の発明は、上記請求項4に記載の
見当ズレ制御方法において、2つの見当マークの正規の
間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2つ配設し、該両
光位置検出素子により上記2つの見当マークを同時に検
出するようにしたものである。
見当ズレ制御方法において、2つの見当マークの正規の
間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2つ配設し、該両
光位置検出素子により上記2つの見当マークを同時に検
出するようにしたものである。
【0019】請求項6の発明は、上記請求項4に記載の
見当ズレ量制御方法において、見当マークを検出した時
に光位置検出素子上を通過した時にその両端子からそれ
ぞれ出力される起電力を検出し、検出された両端出力電
力の和に基づいて見当マークの検出タイミングを決定
し、前記2つの見当マークそれぞれについて決定される
検出タイミングの差から縦見当ズレ量を算出し、検出さ
れた両端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素子の中
心と見当マークの重心との間の距離を算出し、前記2つ
の見当マークそれぞれについて求まる距離の差から横見
当ズレ量を算出するようにしたものである。
見当ズレ量制御方法において、見当マークを検出した時
に光位置検出素子上を通過した時にその両端子からそれ
ぞれ出力される起電力を検出し、検出された両端出力電
力の和に基づいて見当マークの検出タイミングを決定
し、前記2つの見当マークそれぞれについて決定される
検出タイミングの差から縦見当ズレ量を算出し、検出さ
れた両端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素子の中
心と見当マークの重心との間の距離を算出し、前記2つ
の見当マークそれぞれについて求まる距離の差から横見
当ズレ量を算出するようにしたものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明においては、見当マークの検出
手段として光位置検出素子(以下、PSD(Position S
ensitive Detecters)センサともいう)を用いるように
したので、後に詳述する検出原理から明らかなように、
見当マークが矩形の場合でも、従って、三角形のように
マークを大きくすることなく、見当マークの検出タイミ
ング及びセンサ中心とマーク重心との間の距離を正確に
検出することができるため、異なる印刷ユニットで印刷
した2つの見当マークについて、それぞれ求めた検出タ
イミングを比較して縦の見当ズレ量を、センサ中心から
マーク重心迄の距離の比較から横の見当ズレ量を高精度
に検出することができる。
手段として光位置検出素子(以下、PSD(Position S
ensitive Detecters)センサともいう)を用いるように
したので、後に詳述する検出原理から明らかなように、
見当マークが矩形の場合でも、従って、三角形のように
マークを大きくすることなく、見当マークの検出タイミ
ング及びセンサ中心とマーク重心との間の距離を正確に
検出することができるため、異なる印刷ユニットで印刷
した2つの見当マークについて、それぞれ求めた検出タ
イミングを比較して縦の見当ズレ量を、センサ中心から
マーク重心迄の距離の比較から横の見当ズレ量を高精度
に検出することができる。
【0021】又、請求項2の発明のように、2つの見当
マークの正規の間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2
つ配設し、該両光位置検出素子により上記2つの見当マ
ークを同時に検出する場合には、2つの検出マークを同
時に検出できるため、見当ズレ量を求める演算を迅速に
実行でき、該ズレ量の高速検出が可能となる。又、上記
両見当マークの検出タイミングは同一であることを基準
として、縦見当ズレ量、又、センサ中心からのマーク重
心までの距離が同一であることを基準にして横見当ズレ
量を、それぞれ検出できるため、見当ズレが生じている
ことの判定を極めて容易に行うことが可能となる。
マークの正規の間隔と同一の間隔で光位置検出素子を2
つ配設し、該両光位置検出素子により上記2つの見当マ
ークを同時に検出する場合には、2つの検出マークを同
時に検出できるため、見当ズレ量を求める演算を迅速に
実行でき、該ズレ量の高速検出が可能となる。又、上記
両見当マークの検出タイミングは同一であることを基準
として、縦見当ズレ量、又、センサ中心からのマーク重
心までの距離が同一であることを基準にして横見当ズレ
量を、それぞれ検出できるため、見当ズレが生じている
ことの判定を極めて容易に行うことが可能となる。
【0022】又、請求項3の発明のように、見当マーク
が光位置検出素子上を通過した時にその両端子からそれ
ぞれ出力される起電力を検出し、検出された両端出力電
力に基づいて見当マークの検出タイミングを決定し、前
記2つの見当マークそれぞれについて決定される検出タ
イミングの差から縦見当ズレ量を算出し、検出された両
端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素子の中心と見
当マークの重心との間の距離を算出し、前記2つの見当
マークそれぞれについて求まる距離の差から横見当ズレ
量を算出する場合には、PSDセンサによる縦横両方向
の見当ズレ量の検出を確実に且つ高精度に行うことがで
きる。
が光位置検出素子上を通過した時にその両端子からそれ
ぞれ出力される起電力を検出し、検出された両端出力電
力に基づいて見当マークの検出タイミングを決定し、前
記2つの見当マークそれぞれについて決定される検出タ
イミングの差から縦見当ズレ量を算出し、検出された両
端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素子の中心と見
当マークの重心との間の距離を算出し、前記2つの見当
マークそれぞれについて求まる距離の差から横見当ズレ
量を算出する場合には、PSDセンサによる縦横両方向
の見当ズレ量の検出を確実に且つ高精度に行うことがで
きる。
【0023】又、請求項4、5又は6の見当ズレ制御方
法においては、それぞれ請求項1、2又は3の見当ズレ
検出方法により高精度に求められた縦横の見当ズレ量
を、印刷システムの制御系にフィードバックしてそのズ
レが無くなるように制御するようにしたので、2以上の
ユニットで印刷する場合に、常に高精度な重ね刷りを行
うことが可能となる。
法においては、それぞれ請求項1、2又は3の見当ズレ
検出方法により高精度に求められた縦横の見当ズレ量
を、印刷システムの制御系にフィードバックしてそのズ
レが無くなるように制御するようにしたので、2以上の
ユニットで印刷する場合に、常に高精度な重ね刷りを行
うことが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0025】図1は、本発明に係る一実施例に適用され
る多色印刷システムの要部の概略を示す説明図であり、
ここには2色印刷する例が示してある。図中Wは、複数
の色を印刷する媒体であるウェブを示し、このウェブW
はガイドロール(小円で示す)で案内されて図中左下に
位置する第1印刷ユニット10で1色目が印刷され、次
いでドライヤ12で乾燥された後、更に搬送されて下流
側に設置されている第2印刷ユニット14で2色目が印
刷され、次いでドライヤ16で乾燥された後に、次の工
程へ搬送されるようになっている。
る多色印刷システムの要部の概略を示す説明図であり、
ここには2色印刷する例が示してある。図中Wは、複数
の色を印刷する媒体であるウェブを示し、このウェブW
はガイドロール(小円で示す)で案内されて図中左下に
位置する第1印刷ユニット10で1色目が印刷され、次
いでドライヤ12で乾燥された後、更に搬送されて下流
側に設置されている第2印刷ユニット14で2色目が印
刷され、次いでドライヤ16で乾燥された後に、次の工
程へ搬送されるようになっている。
【0026】上記第1印刷ユニット10は、所定の印刷
パターンが作成されている版胴10Aと、該版胴10A
にウェブWを押し付けるための圧胴10Bを備えてお
り、同様に、第2印刷ユニット14も版胴14Aと圧胴
14Bとを備えている。
パターンが作成されている版胴10Aと、該版胴10A
にウェブWを押し付けるための圧胴10Bを備えてお
り、同様に、第2印刷ユニット14も版胴14Aと圧胴
14Bとを備えている。
【0027】又、第1と第2の印刷ユニット10、14
の間には、印刷の縦見当ズレを補正するためのコンペン
セータが配設され、これが備えているコンペンセータロ
ール18を駆動モータ20により矢印方向に進退動させ
ることにより、ウェブWのパスの長さを調節し、その搬
送方向の印刷位置を調整する縦見当合わせを行うように
なっている。
の間には、印刷の縦見当ズレを補正するためのコンペン
セータが配設され、これが備えているコンペンセータロ
ール18を駆動モータ20により矢印方向に進退動させ
ることにより、ウェブWのパスの長さを調節し、その搬
送方向の印刷位置を調整する縦見当合わせを行うように
なっている。
【0028】又、上記第2印刷ユニットは、サイドレイ
モータ22が接続され、該モータにより版胴14Aを軸
方向に移動させ、ウェブWの流れ方向と直交する方向
(ウェブWの幅方向)の印刷位置を調整し、横見当合せ
ができるようになっている。又、この第2印刷ユニット
14には、版胴14Aの回転を検出するロータリエンコ
ーダ(図示せず)が設置されている。
モータ22が接続され、該モータにより版胴14Aを軸
方向に移動させ、ウェブWの流れ方向と直交する方向
(ウェブWの幅方向)の印刷位置を調整し、横見当合せ
ができるようになっている。又、この第2印刷ユニット
14には、版胴14Aの回転を検出するロータリエンコ
ーダ(図示せず)が設置されている。
【0029】又、上記第2印刷ユニットの下流側には、
前記第1印刷ユニットと該第2印刷ユニット14とでそ
れぞれ印刷された2つの見当マークを同時検出する検出
ヘッド24が設置され、該検出ヘッド24で検出された
見当マーク信号は、見当コントローラ26に出力され
る。この見当コントローラ26では、内蔵されているコ
ンピュータにより、入力された信号に基づいて見当ズレ
量の演算が実行され、ウェブWの流れ方向(縦)見当ズ
レ、サイド方向(横)見当ズレ量が算出され、見当ズレ
が生じている場合には、該コントローラ26から見当ズ
レ補正信号がコンペンセータロールを駆動する駆動モー
タ20、サイドレイモータ22に出力され、縦横両方向
にそれぞれ生じた見当ズレを解消するフィードバック制
御が実行されるようになっている。
前記第1印刷ユニットと該第2印刷ユニット14とでそ
れぞれ印刷された2つの見当マークを同時検出する検出
ヘッド24が設置され、該検出ヘッド24で検出された
見当マーク信号は、見当コントローラ26に出力され
る。この見当コントローラ26では、内蔵されているコ
ンピュータにより、入力された信号に基づいて見当ズレ
量の演算が実行され、ウェブWの流れ方向(縦)見当ズ
レ、サイド方向(横)見当ズレ量が算出され、見当ズレ
が生じている場合には、該コントローラ26から見当ズ
レ補正信号がコンペンセータロールを駆動する駆動モー
タ20、サイドレイモータ22に出力され、縦横両方向
にそれぞれ生じた見当ズレを解消するフィードバック制
御が実行されるようになっている。
【0030】前記検出ヘッド24は、図2に、第1、第
2印刷ユニットにより順次印刷された1色目と2色目の
第1、第2見当マーク1C、2Cに対比させて、横方向
から見た概略構成を模式的に示したように、正規の間隔
で印刷されている両見当マーク1C、2Cと同一の間隔
A(例えば20mm)で配設された第1と第2のPSD
センサ(PSD1、PSD2)が配設されており、各P
SDセンサの入射側には光学系24が配設されている。
即ち、この検出ヘッド24では、2つの見当マーク1
C、2Cをそれぞれ対応する第1、第2のPSDセンサ
で同時に検出できるようになっている。
2印刷ユニットにより順次印刷された1色目と2色目の
第1、第2見当マーク1C、2Cに対比させて、横方向
から見た概略構成を模式的に示したように、正規の間隔
で印刷されている両見当マーク1C、2Cと同一の間隔
A(例えば20mm)で配設された第1と第2のPSD
センサ(PSD1、PSD2)が配設されており、各P
SDセンサの入射側には光学系24が配設されている。
即ち、この検出ヘッド24では、2つの見当マーク1
C、2Cをそれぞれ対応する第1、第2のPSDセンサ
で同時に検出できるようになっている。
【0031】次に、前記PSDによる見当ズレ量の検出
原理を説明する。なお、ここでは、図2に示したウェブ
Wが透明フィルムであり、光源(図示せず)により図中
左方向から照射され、見当マークを遮光部として検出す
ることを前提として説明する。従って、通常、PSDは
光の入射位置を検出するために使用することから、ここ
では通常と逆の使い方をしていることになる。なお、便
宜上、図2には、見当マークの厚さを誇張し、ウェブの
厚さを省略して示してある。
原理を説明する。なお、ここでは、図2に示したウェブ
Wが透明フィルムであり、光源(図示せず)により図中
左方向から照射され、見当マークを遮光部として検出す
ることを前提として説明する。従って、通常、PSDは
光の入射位置を検出するために使用することから、ここ
では通常と逆の使い方をしていることになる。なお、便
宜上、図2には、見当マークの厚さを誇張し、ウェブの
厚さを省略して示してある。
【0032】図3には、1つのPSDセンサにより斜線
で示す矩形の見当マークMが検出されている瞬間を模式
的に示してあり、図示したようにPSDセンサ上を見当
マークMが通過した場合、フォトダイオードであるPS
Dセンサに発生する起電力に変化が生じ、該センサの左
右の端子にそれぞれV1、V2の起電力が生じる。この
マーク通過時の起電力V1、V2は、両者の総和をVa
(=V1+V2)とすると、それぞれ次の(1)式、
(2)式で与えられる。
で示す矩形の見当マークMが検出されている瞬間を模式
的に示してあり、図示したようにPSDセンサ上を見当
マークMが通過した場合、フォトダイオードであるPS
Dセンサに発生する起電力に変化が生じ、該センサの左
右の端子にそれぞれV1、V2の起電力が生じる。この
マーク通過時の起電力V1、V2は、両者の総和をVa
(=V1+V2)とすると、それぞれ次の(1)式、
(2)式で与えられる。
【0033】 V1=Va×L1/(L1+L2) …(1) V2=Va×L2/(L1+L2) …(2)
【0034】ここで、L1はセンサ左端からマーク中心
Mcまでの距離、L2はセンサ右端から同中心Mcまで
の距離である。
Mcまでの距離、L2はセンサ右端から同中心Mcまで
の距離である。
【0035】従って、見当マークMがセンサの受光部前
を通過するときに左右端子から出力される起電力V1、
V2の和Vaを検出し、その検出タイミングから見当マ
ークの縦方向の位置を、又、次の(3)式から算出され
る、PSDセンサの中心Pcから、見当マーク中心Mc
までの距離Lcから見当マークが通過した横方向位置
を、それぞれ求めることができる。
を通過するときに左右端子から出力される起電力V1、
V2の和Vaを検出し、その検出タイミングから見当マ
ークの縦方向の位置を、又、次の(3)式から算出され
る、PSDセンサの中心Pcから、見当マーク中心Mc
までの距離Lcから見当マークが通過した横方向位置
を、それぞれ求めることができる。
【0036】 Lc={Vb/Va}×L …(3) ここで、Vb=V1−V2 L =(L1+L2)/2
【0037】従って、前記検出ヘッド24によっては、
第1、第2の各PSDセンサについて求められる、起電
力の和Vaが検出されるタイミングと、前記(3)式で
与えられる距離Lcとを比較することにより、2色印刷
の場合の見当ズレ量を検出することが可能となり、ひい
ては多色印刷の場合の見当ズレ量を検出することが可能
となる。
第1、第2の各PSDセンサについて求められる、起電
力の和Vaが検出されるタイミングと、前記(3)式で
与えられる距離Lcとを比較することにより、2色印刷
の場合の見当ズレ量を検出することが可能となり、ひい
ては多色印刷の場合の見当ズレ量を検出することが可能
となる。
【0038】図4は、前記見当コントローラ26に組み
込まれている上記検出原理に従って信号処理を実行する
ための回路構成の概略を示し、上段は第1PSDから
の、下段は第2PSDからの入力信号に対する処理回路
をそれぞれ表わしている。この両者は実質的に同一であ
るので、第1PSDの方を中心に説明する。
込まれている上記検出原理に従って信号処理を実行する
ための回路構成の概略を示し、上段は第1PSDから
の、下段は第2PSDからの入力信号に対する処理回路
をそれぞれ表わしている。この両者は実質的に同一であ
るので、第1PSDの方を中心に説明する。
【0039】第1PSDの両端子からの出力電圧V1、
V2は、それぞれアンプ30A、30Bで増幅され、加
算器32でV1+V2が算出され、ハイパスフィルタ3
4Aで直流(DC)成分がカットされると共に、減算器
36でV1−V2が算出され、ハイパスフィルタ34B
で直流成分が除去される。第1PSD側では、上記ハイ
パスフィルタ34Aからは直流成分が除かれたΔ(V1
+V2)が、縦見当ズレ算出回路38に和信号Sa1と
して出力されると同時に、除算回路40に出力され、該
除算回路ではこの和信号によりハイパスフィルタ34B
から入力される直流成分が除かれた差信号Δ(V1−V
2)を除算し、それを除算信号Sb1として横見当ズレ
量算出回路42に出力する。一方、第2PSD側でも同
様の処理を経て縦見当ズレ算出回路に和信号Sa2が、
横見当ズレ量算出回路42に除算信号Sb2がそれぞれ
入力される。
V2は、それぞれアンプ30A、30Bで増幅され、加
算器32でV1+V2が算出され、ハイパスフィルタ3
4Aで直流(DC)成分がカットされると共に、減算器
36でV1−V2が算出され、ハイパスフィルタ34B
で直流成分が除去される。第1PSD側では、上記ハイ
パスフィルタ34Aからは直流成分が除かれたΔ(V1
+V2)が、縦見当ズレ算出回路38に和信号Sa1と
して出力されると同時に、除算回路40に出力され、該
除算回路ではこの和信号によりハイパスフィルタ34B
から入力される直流成分が除かれた差信号Δ(V1−V
2)を除算し、それを除算信号Sb1として横見当ズレ
量算出回路42に出力する。一方、第2PSD側でも同
様の処理を経て縦見当ズレ算出回路に和信号Sa2が、
横見当ズレ量算出回路42に除算信号Sb2がそれぞれ
入力される。
【0040】その結果、上記縦見当ズレ算出回路38で
は、和信号Sa1とSa2の検出タイミングの差から縦
見当ズレ量を算出し、該ズレ量に基づいて制御量演算回
路44Aで制御量を算出し、それに対応する制御信号を
前記駆動モータ20に出力し、生じている見当ズレが解
消するようにコンペンセータロール18の位置を制御す
る。
は、和信号Sa1とSa2の検出タイミングの差から縦
見当ズレ量を算出し、該ズレ量に基づいて制御量演算回
路44Aで制御量を算出し、それに対応する制御信号を
前記駆動モータ20に出力し、生じている見当ズレが解
消するようにコンペンセータロール18の位置を制御す
る。
【0041】又、横見当ズレ量算出回路42では、除算
信号Sb1とSb2を前記(3)式に適用して求まる2
つの見当マークそれぞれについての中心からの距離Lc
を算出し、その両者の差から横見当ズレ量を求め、制御
量演算回路44Bでそのズレを解消するための制御量を
算出し、該制御量に対応する制御信号を前記サイドレイ
モータ22に出力して、版胴14Aの軸方向位置の制御
を行うようになっている。
信号Sb1とSb2を前記(3)式に適用して求まる2
つの見当マークそれぞれについての中心からの距離Lc
を算出し、その両者の差から横見当ズレ量を求め、制御
量演算回路44Bでそのズレを解消するための制御量を
算出し、該制御量に対応する制御信号を前記サイドレイ
モータ22に出力して、版胴14Aの軸方向位置の制御
を行うようになっている。
【0042】次に、本実施例の作用を、図5のフローチ
ャートに従って説明する。
ャートに従って説明する。
【0043】なお、見当マークが存在する版胴周上に
は、通常、見当マーク以外の例えばトンボ等の絵柄があ
るため、ウェブW上の見当マークが印刷される範囲には
これら他の絵柄も印刷されている。そこで、見当マーク
と他の絵柄を検出した時の信号を明確に区別するために
ゲートを用い、見当マークを検出するタイミングを設定
して、そのタイミング後所定時間だけゲートが開いてい
るようにし、その時間のみの信号を読み取るようにして
いる。具体的には、版胴14Aの回転に同期しているエ
ンコーダの出力信号より、見当マークが検出ヘッド24
を通過するタイミングを設定し、そのタイミングのみに
上記ゲートが開くようにし、そのときに検出される信号
のみを見当マークの信号として入力する。
は、通常、見当マーク以外の例えばトンボ等の絵柄があ
るため、ウェブW上の見当マークが印刷される範囲には
これら他の絵柄も印刷されている。そこで、見当マーク
と他の絵柄を検出した時の信号を明確に区別するために
ゲートを用い、見当マークを検出するタイミングを設定
して、そのタイミング後所定時間だけゲートが開いてい
るようにし、その時間のみの信号を読み取るようにして
いる。具体的には、版胴14Aの回転に同期しているエ
ンコーダの出力信号より、見当マークが検出ヘッド24
を通過するタイミングを設定し、そのタイミングのみに
上記ゲートが開くようにし、そのときに検出される信号
のみを見当マークの信号として入力する。
【0044】本実施例においては、前記図2に示したよ
うに、2つの第1、第2見当マーク1C、2Cを印刷す
る正規の間隔と同一の間隔で2つの第1、第2PSDセ
ンサを配置した検出ヘッド24を使用しているため、検
出時にはこれらセンサによって上記2つの見当マークが
同時に読み込まれる。
うに、2つの第1、第2見当マーク1C、2Cを印刷す
る正規の間隔と同一の間隔で2つの第1、第2PSDセ
ンサを配置した検出ヘッド24を使用しているため、検
出時にはこれらセンサによって上記2つの見当マークが
同時に読み込まれる。
【0045】まず、上記ゲートが開いているときにのみ
第1、第2の両PSDセンサのそれぞれにおいて、出力
される両端電圧V1、V2を読み取り(ステップS1、
S2)、それぞれアンプ30A、30Bで増幅した後、
加算器32で両端電圧の和Va(=V1+V2)を計算
する(ステップS3)。
第1、第2の両PSDセンサのそれぞれにおいて、出力
される両端電圧V1、V2を読み取り(ステップS1、
S2)、それぞれアンプ30A、30Bで増幅した後、
加算器32で両端電圧の和Va(=V1+V2)を計算
する(ステップS3)。
【0046】このステップS3で求まるVaは、フロー
チャートの右側に示すようにグランドGNDに直流成分
が加わった交流成分として得られるため、ハイパスフィ
ルタ34Aで直流成分をカットして両端電圧の和の交流
成分のみからなるピーク信号ΔVaを算出する(ステッ
プS4)。なお、実際の縦横見当ズレの検出(演算)に
は、このように直流成分を除去した、交流成分信号のみ
を用いる。
チャートの右側に示すようにグランドGNDに直流成分
が加わった交流成分として得られるため、ハイパスフィ
ルタ34Aで直流成分をカットして両端電圧の和の交流
成分のみからなるピーク信号ΔVaを算出する(ステッ
プS4)。なお、実際の縦横見当ズレの検出(演算)に
は、このように直流成分を除去した、交流成分信号のみ
を用いる。
【0047】この交流成分のみからなるピーク信号ΔV
aは、第1、第2の両PSDセンサについてそれぞれΔ
Va1、ΔVa2として算出され、それぞれ前記信号S
a1、Sa2として縦見当ズレ算出回路38に入力され
て、この回路38で上記両ピーク信号に基づいて前記2
つの見当マーク1C、2Cの通過タイミングが検出さ
れ、両者の通過タイミングの差ΔTの計算が行われる
(ステップS5)。
aは、第1、第2の両PSDセンサについてそれぞれΔ
Va1、ΔVa2として算出され、それぞれ前記信号S
a1、Sa2として縦見当ズレ算出回路38に入力され
て、この回路38で上記両ピーク信号に基づいて前記2
つの見当マーク1C、2Cの通過タイミングが検出さ
れ、両者の通過タイミングの差ΔTの計算が行われる
(ステップS5)。
【0048】図6は、この段階の上記2つのピークと、
タイミング差ΔTとの関係を概念的に示したもので、Δ
Va1、ΔVa2のピーク信号は、ゲートが開いている
ときに入力されたスライスレベル(直流成分の電圧値)
SLを越えたセンサの両端出力電圧の和の交流成分信号
として得られ、タイミング差ΔTは、各ピーク信号ΔV
a1、ΔVa2の立ち上がりタイミングの差として求め
られる。但し、これに限らず、例えばピーク値のタイミ
ングの差として求めてもよい。
タイミング差ΔTとの関係を概念的に示したもので、Δ
Va1、ΔVa2のピーク信号は、ゲートが開いている
ときに入力されたスライスレベル(直流成分の電圧値)
SLを越えたセンサの両端出力電圧の和の交流成分信号
として得られ、タイミング差ΔTは、各ピーク信号ΔV
a1、ΔVa2の立ち上がりタイミングの差として求め
られる。但し、これに限らず、例えばピーク値のタイミ
ングの差として求めてもよい。
【0049】上記ステップS5でタイミング差ΔTが求
まったら、ΔT×ウェブ速度から縦見当誤差(ズレ量)
を計算し(ステップS6)、該誤差を解消するために必
要なコンペンセータロール18の移動量を制御量演算回
路44Aで計算し(ステップS7)、上記移動量に対応
する制御信号を駆動モータ20に出力し、縦見当ズレの
制御を行う(ステップS8)。
まったら、ΔT×ウェブ速度から縦見当誤差(ズレ量)
を計算し(ステップS6)、該誤差を解消するために必
要なコンペンセータロール18の移動量を制御量演算回
路44Aで計算し(ステップS7)、上記移動量に対応
する制御信号を駆動モータ20に出力し、縦見当ズレの
制御を行う(ステップS8)。
【0050】又、上述したステップS3〜S8による縦
見当ズレ制御と同時に、ステップS2で入力された両端
出力電圧V1、V2の差Vb(=V1−V2)を算出し
(ステップS9)、この差信号に含まれる直流成分をカ
ットして交流成分のみからなるピーク信号ΔVbを算出
する(ステップS10)。この段階の信号は、フローチ
ャートの右側に添記したようにステップS3、S4の場
合と同様である。
見当ズレ制御と同時に、ステップS2で入力された両端
出力電圧V1、V2の差Vb(=V1−V2)を算出し
(ステップS9)、この差信号に含まれる直流成分をカ
ットして交流成分のみからなるピーク信号ΔVbを算出
する(ステップS10)。この段階の信号は、フローチ
ャートの右側に添記したようにステップS3、S4の場
合と同様である。
【0051】上記ステップS9、S10の演算は、第
1、第2の両PSDセンサについて実行され、このステ
ップS10でそれぞれのセンサについてピーク信号ΔV
b1、ΔVb2が求まる。図7は、この両ピークの関係
を模式的に示したものである。このように、第1、第2
のPSDセンサそれぞれについて求まる交流成分のみか
らなる差信号ΔVb1、ΔVb2と、前記ステップS4
で算出された和信号ΔVa1、ΔVa2は、それぞれ対
応する除算回路40に入力され、各回路においてΔVb
/ΔVa=Voの計算を行い、そのピーク値として、第
1PSDセンサについてはVo1を、第2PSDセンサ
についてはVo2をそれぞれ算出し、ピーク値Vo1、
Vo2を記憶する(ステップS11、S12)。
1、第2の両PSDセンサについて実行され、このステ
ップS10でそれぞれのセンサについてピーク信号ΔV
b1、ΔVb2が求まる。図7は、この両ピークの関係
を模式的に示したものである。このように、第1、第2
のPSDセンサそれぞれについて求まる交流成分のみか
らなる差信号ΔVb1、ΔVb2と、前記ステップS4
で算出された和信号ΔVa1、ΔVa2は、それぞれ対
応する除算回路40に入力され、各回路においてΔVb
/ΔVa=Voの計算を行い、そのピーク値として、第
1PSDセンサについてはVo1を、第2PSDセンサ
についてはVo2をそれぞれ算出し、ピーク値Vo1、
Vo2を記憶する(ステップS11、S12)。
【0052】次いで、ここで求めた両ピーク値Vo1と
Vo2の差を算出し(ステップS13)、(Vo1−V
o2)×(素子幅/2)×倍率の演算を実行し、横見当
ズレ量を計算し(ステップS14)、このズレ量を解消
するために必要なサイドレイモータの駆動量を算出し
(ステップS15)、その駆動量に対応する制御信号を
サイドレイモータ22に出力する。なお、上記ステップ
S14で実行する演算(倍率を除く)は、前記(3)式
の演算を2つのPSDセンサによる検出信号に対して同
時に実行していることに相当し、素子幅=L1+L2=
2Lである。
Vo2の差を算出し(ステップS13)、(Vo1−V
o2)×(素子幅/2)×倍率の演算を実行し、横見当
ズレ量を計算し(ステップS14)、このズレ量を解消
するために必要なサイドレイモータの駆動量を算出し
(ステップS15)、その駆動量に対応する制御信号を
サイドレイモータ22に出力する。なお、上記ステップ
S14で実行する演算(倍率を除く)は、前記(3)式
の演算を2つのPSDセンサによる検出信号に対して同
時に実行していることに相当し、素子幅=L1+L2=
2Lである。
【0053】本実施例について、更に具体的に説明す
る。第1、第2のPSDセンサの幅がいずれも10mm
で、光学系によりウェブW上の40mmの幅がセンサの
全幅に投射されるようになっており、又、両センサの配
置間隔が20mmであり、2色の見当マーヘク1C、2
Cの正規の印刷間隔も20mmであるとする。
る。第1、第2のPSDセンサの幅がいずれも10mm
で、光学系によりウェブW上の40mmの幅がセンサの
全幅に投射されるようになっており、又、両センサの配
置間隔が20mmであり、2色の見当マーヘク1C、2
Cの正規の印刷間隔も20mmであるとする。
【0054】この条件の下で、2つの見当マーク1C、
2Cが正規の間隔で印刷されているとすると、第1、第
2のPSDセンサで検出される2つの見当マークの通過
タイミングに差が生じない。ところが、仮に2色目の見
当にズレ、例えば遅れが生じたとすると、第1PSDセ
ンサ、第2PSDセンサでの見当マーク通過タイミング
に差が生じる。ここで生じるタイミング差は印刷物の見
当ズレ量に比例し、ウェブ速度に反比例するため、前記
ステップS6で行ったようにタイミング差より逆算すれ
ば、印刷物の縦見当のズレ量を算出することができる。
2Cが正規の間隔で印刷されているとすると、第1、第
2のPSDセンサで検出される2つの見当マークの通過
タイミングに差が生じない。ところが、仮に2色目の見
当にズレ、例えば遅れが生じたとすると、第1PSDセ
ンサ、第2PSDセンサでの見当マーク通過タイミング
に差が生じる。ここで生じるタイミング差は印刷物の見
当ズレ量に比例し、ウェブ速度に反比例するため、前記
ステップS6で行ったようにタイミング差より逆算すれ
ば、印刷物の縦見当のズレ量を算出することができる。
【0055】又、印刷物の横見当ズレ量は、PSDセン
サの両端電圧の差を求め、PSDセンサ上の見当マーク
の重心(中心)位置を求めることで検出できる。上述の
如くPSDの性質上、両端電圧差は、見当マークの通過
時におけるPSDセンサ中心線からの見当マーク重心の
距離に比例する。このことを利用すると、前記(3)式
により、センサ中心線から見当マーク重心までの距離L
cを計算できる。従って、1色目と2色目でのセンサ中
心から重心までの距離Lc1、Lc2を求め、その差を
計算すれば横見当ズレを算出することができる。即ち、
横見当ズレが生じていないときに、Lc1=Lc2、即
ちΔLc=0となるように印刷されている場合、横見当
ズレが生じると、ΔLc≠0となる。例えば、今仮にΔ
Lc=0.05mmであったとすると、ウェブ上ではそ
の4倍の0.2mmの横見当ズレが生じていると計算で
きる。
サの両端電圧の差を求め、PSDセンサ上の見当マーク
の重心(中心)位置を求めることで検出できる。上述の
如くPSDの性質上、両端電圧差は、見当マークの通過
時におけるPSDセンサ中心線からの見当マーク重心の
距離に比例する。このことを利用すると、前記(3)式
により、センサ中心線から見当マーク重心までの距離L
cを計算できる。従って、1色目と2色目でのセンサ中
心から重心までの距離Lc1、Lc2を求め、その差を
計算すれば横見当ズレを算出することができる。即ち、
横見当ズレが生じていないときに、Lc1=Lc2、即
ちΔLc=0となるように印刷されている場合、横見当
ズレが生じると、ΔLc≠0となる。例えば、今仮にΔ
Lc=0.05mmであったとすると、ウェブ上ではそ
の4倍の0.2mmの横見当ズレが生じていると計算で
きる。
【0056】以上詳述した本実施例によれば、2つのP
SDセンサで2色印刷された2つの見当マークを同時検
出し、この検出信号に基づいて縦横それぞれの方向の見
当ズレ量を検出することが可能となるため、見当マーク
が矩形の場合でも正確に各ズレ量を検出することが可能
となる。従って、上記PSDセンサにより検出された縦
横の見当ズレ量に基づいて印刷の見当ズレをフィードバ
ック制御することにより、常に高精度な2色印刷、ひい
ては多色印刷を行うことが可能となる。
SDセンサで2色印刷された2つの見当マークを同時検
出し、この検出信号に基づいて縦横それぞれの方向の見
当ズレ量を検出することが可能となるため、見当マーク
が矩形の場合でも正確に各ズレ量を検出することが可能
となる。従って、上記PSDセンサにより検出された縦
横の見当ズレ量に基づいて印刷の見当ズレをフィードバ
ック制御することにより、常に高精度な2色印刷、ひい
ては多色印刷を行うことが可能となる。
【0057】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に示したものに限られるもの
でなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
が、本発明は、前記実施例に示したものに限られるもの
でなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
【0058】例えば、前記実施例では、2つの見当マー
クを2つのPSDセンサでそれぞれ検出する場合を示し
たが、1つのセンサで2つのマークを順次検出し、その
差を求めるようにしてもよい。
クを2つのPSDセンサでそれぞれ検出する場合を示し
たが、1つのセンサで2つのマークを順次検出し、その
差を求めるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1の発明に
よれば、見当マークが矩形であっても、縦横の見当ズレ
量を正確に検出することができる。又、請求項4の発明
によれば、このように検出された見当ズレ量を用いてフ
ィードバック制御を行うことができるため、高精度の見
当制御が可能となる。
よれば、見当マークが矩形であっても、縦横の見当ズレ
量を正確に検出することができる。又、請求項4の発明
によれば、このように検出された見当ズレ量を用いてフ
ィードバック制御を行うことができるため、高精度の見
当制御が可能となる。
【0060】請求項2の発明によれば、2つの見当マー
クを同時に検出できるため、縦横の見当ズレ量の検出を
迅速に行うことができる。又、請求項5の発明によれ
ば、このように検出された見当ズレ量を用いてフィード
バック制御を行うことができるため、高精度の見当制御
が可能となる。
クを同時に検出できるため、縦横の見当ズレ量の検出を
迅速に行うことができる。又、請求項5の発明によれ
ば、このように検出された見当ズレ量を用いてフィード
バック制御を行うことができるため、高精度の見当制御
が可能となる。
【0061】請求項3の発明によれば、光位置検出素子
の特徴を利用して、縦横それぞれの見当ズレ量を高精度
に検出することができる。又、請求項6の発明によれ
ば、このように検出された見当ズレ量を用いてフィード
バック制御を行うことができるため、高精度の見当制御
が可能となる。
の特徴を利用して、縦横それぞれの見当ズレ量を高精度
に検出することができる。又、請求項6の発明によれ
ば、このように検出された見当ズレ量を用いてフィード
バック制御を行うことができるため、高精度の見当制御
が可能となる。
【図1】本発明に係る一実施例に適用される多色印刷シ
ステムの要部構成を示す説明図
ステムの要部構成を示す説明図
【図2】ウェブと共に実施例で使用される見当マーク用
検出ヘッドの要部構成を示す側面図
検出ヘッドの要部構成を示す側面図
【図3】PSDセンサによる見当ズレの検出原理を示す
説明図
説明図
【図4】制御部の回路構成の概略を示す回路図
【図5】実施例の作用を示すフローチャート
【図6】2つのセンサで検出された両端出力電圧の和信
号の関係を示す説明図
号の関係を示す説明図
【図7】2つのセンサで検出された両端出力電圧の差信
号の関係を示す説明図
号の関係を示す説明図
【図8】従来の見当マークの検出原理を示す説明図
【図9】従来の見当マークの他の検出原理を示す説明図
10…第1印刷ユニット 12、16…ドライヤ 14…第2印刷ユニット 18…コンペンセータロール 20…駆動モータ 22…サイドレイモータ 24…検出ヘッド 26…見当コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】走行するウェブを2以上の印刷ユニットで
順次印刷する際、2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷さ
れた2つの見当マークを検出し、その検出結果に基づい
てこれら2つの印刷ユニットによる印刷の間に生じてい
る見当ズレ量を検出する見当ズレ量検出方法において、 上記2つの見当マークを、光位置検出素子でそれぞれ検
出し、各検出結果を比較して縦方向、横方向それぞれの
見当ズレ量を決定することを特徴とする見当ズレ量検出
方法。 - 【請求項2】請求項1において、 2つの見当マークの正規の間隔と同一の間隔で光位置検
出素子を2つ配設し、該両光位置検出素子により上記2
つの見当マークを同時に検出することを特徴とする見当
ズレ量検出方法。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 見当マークが光位置検出素子上を通過した時にその両端
子からそれぞれ出力される起電力を検出し、検出された
両端出力電圧の和に基づいて見当マークの検出タイミン
グを決定し、前記2つの見当マークそれぞれについて決
定される検出タイミングの差から縦見当ズレ量を算出
し、 検出された両端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素
子の中心と見当マークの重心との間の距離を算出し、前
記2つの見当マークそれぞれについて求まる距離の差か
ら横見当ズレ量を算出することを特徴とする見当ズレ量
検出方法。 - 【請求項4】走行するウェブを2以上の印刷ユニットで
順次印刷する際、2つの印刷ユニットでそれぞれ印刷さ
れた2つの見当マークを検出し、その検出結果に基づい
てこれら2つの印刷ユニットによる印刷の間に生じてい
る見当ズレ量を検出し、検出された見当ズレ量を解消す
るためにフィードバック制御する見当ズレ制御方法にお
いて、 上記2つの見当マークを、光位置検出素子でそれぞれ検
出し、各検出結果を比較して縦方向、横方向それぞれの
見当ズレ量を算出することを特徴とする見当ズレ制御方
法。 - 【請求項5】請求項1において、 2つの見当マークの正規の間隔と同一の間隔で光位置検
出素子を2つ配設し、該両光位置検出素子により上記2
つの見当マークを同時に検出することを特徴とする見当
ズレ制御方法。 - 【請求項6】請求項1又は2において、 見当マークを検出した時に光位置検出素子上を通過した
時にその両端子からそれぞれ出力される起電力を検出
し、検出された両端出力電力の和に基づいて見当マーク
の検出タイミングを決定し、前記2つの見当マークそれ
ぞれについて決定される検出タイミングの差から縦見当
ズレ量を算出し、 検出された両端出力電圧の差に基づいて、光位置検出素
子の中心と見当マークの重心との間の距離を算出し、前
記2つの見当マークそれぞれについて求まる距離の差か
ら横見当ズレ量を算出することを特徴とする見当ズレ制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070981A JPH08267727A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 見当ズレ量検出方法及び見当ズレ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070981A JPH08267727A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 見当ズレ量検出方法及び見当ズレ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08267727A true JPH08267727A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13447223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070981A Pending JPH08267727A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 見当ズレ量検出方法及び見当ズレ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08267727A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011500A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Ihi Corp | 印刷位置補正方法及び装置 |
CN106643644A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-05-10 | 西安建筑科技大学 | 一种基于psd的隧道运营期有轨自动监测装置及其监测方法 |
KR20180135037A (ko) | 2016-08-12 | 2018-12-19 | 다이요 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 예측 오차 검출 장치, 예측 오차 검출 방법 및 인쇄물 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7070981A patent/JPH08267727A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112016007144T5 (de) | 2016-08-12 | 2019-04-25 | Taiyo Electric Industry Co., Ltd. | Deckungsfehler-erkennungsvorrichtung, deckungsfehler-erkennungsverfahren und drucksache |
US11027538B2 (en) | 2016-08-12 | 2021-06-08 | Taiyo Electric Industry Co., Ltd. | Register error detection device, register error detection method, and printed matter |
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