JPH0920002A - 見当ずれ修正方法及び装置 - Google Patents

見当ずれ修正方法及び装置

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JPH0920002A
JPH0920002A JP7171724A JP17172495A JPH0920002A JP H0920002 A JPH0920002 A JP H0920002A JP 7171724 A JP7171724 A JP 7171724A JP 17172495 A JP17172495 A JP 17172495A JP H0920002 A JPH0920002 A JP H0920002A
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Satoshi Nishiyama
智 西山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェブの蛇行による幅方向位置ずれと、含水
率変化によるウェブ幅の変化とが同時に起きている場合
でも、見当ずれを正確に修正する。 【構成】 連続搬送されるウェブWに2以上の印刷ユニ
ットで重ね印刷する際の見当ずれ修正方法において、第
2印刷ユニット2について、その入側におけるウェブW
の幅方向中心を、該印刷ユニット2と、その上流の第1
印刷ユニット1とにより、ウェブWの両側端部にそれぞ
れ印刷された見当マークM1、M2を検出器9A、9B
で検出し、その検出結果から各側端部毎に求まる幅方向
の両見当マークのずれ量に基づいて算出し、該印刷ユニ
ット2の版胴4の幅方向中心が上記ウェブWの幅方向中
心に一致するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見当ずれ修正方法
及び装置、特に含水率の変化によって幅が変化し易いウ
ェブに、連続的に2色以上の重ね印刷を行う際に適用し
て好適な見当ずれ修正方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グラビア印刷機、オフセット印
刷機等で、例えば絵柄を2以上重ねて印刷する場合、連
続搬送されるウェブ(連続紙)を、対応する数の印刷ユ
ニットで順次印刷する多色連続印刷が行われている。こ
のような多色連続印刷では、各印刷ユニットにより印刷
される絵柄を正確に一致させる、いわゆる見当合わせが
極めて重要であり、印刷中に見当ずれ(見当不良)が生
じた場合は、直ちにそのずれを修正する必要がある。
【0003】従来、印刷中に生じる横(幅方向)見当ず
れの検出は、例えば、上流側から第1、第2の2つの印
刷ユニットで連続的に重ね印刷する場合であれば、図6
に示すように、ウェブの片側の側端部に見当ずれ検出用
の見当マークM1を印刷し、次いで第2ユニットで見当
マークM2を印刷すると共に、これらマークM1、M2
を第2ユニットの下流側にあるセンサで光学的に検出
し、その結果から両マークの横方向の位置関係が目標か
らずれているか否かにより行っていた。
【0004】即ち、両マークM1、M2の横方向印刷位
置が一致しているときに見当ずれが0に設定されている
場合であれば、図示したように両見当マークM1、M2
のずれがΔAであったとすれば、このΔAがウェブの蛇
行による横見当ずれであるとして検出していた。
【0005】次いで、上記のように見当不良が検出され
た場合には、見当ずれ量ΔAが0となるように、第2印
刷ユニットの版胴をサイドレイモータを駆動して幅方向
に移動させることにより、見当ずれの修正制御を行って
いる。
【0006】一方、ウェブには、雰囲気中の水分の影響
を受けて含水率が変化すると、その幅が大きく変化する
ことがある。このようにウェブ自体の幅が変化する場合
には、ウェブが蛇行していなくとも、見当不良が生じる
ことになるため、このウェブの幅の変化に起因する見当
ずれに対しては、従来オペレータが最終ユニット通過後
の印刷物を目視によりチェックし、見当ずれがある場合
には、ずれた色より1つ前の印刷ユニットの入側に設置
されているドライヤから該ウェブに吹き付ける温風温度
を、例えば熱交換器から供給する蒸気流量を制御するこ
とにより、ウェブの含水率を調整してその幅を制御し、
その幅方向の見当が合うように修正していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように各印刷ユニットでウェブの一方の側端部に印刷
した2つの見当マークの位置関係から、横見当ずれを検
出する方法では、検出されたずれ量をそのまま版胴の幅
方向制御に適用すると、実際にはその見当ずれがウェブ
幅の変化が原因となっていた場合、見当ずれは約2倍に
増強されることになるため、凡そ適切な見当ずれの修正
制御ができない上に、実際に見当不良が生じている場合
にそれがウェブ自体の蛇行に起因するものか、含水率の
変化に伴うウェブ幅の変化に起因するものかが明確に判
別できないため、適切な見当ずれ制御ができないという
問題があった。
【0008】又、上記問題があるが故に、(1)オペレ
ータは常に見当ずれの監視をしていなければならず、作
業負荷が大きい。(2)全色を印刷した後に見当ずれの
チェックをしていたため、例えば最初に印刷された色に
見当ずれが発生していた場合には、その発見が遅れ、不
良が増大する。(3)ドライヤの温度を変更して紙幅を
変化させたとしても、見当ずれが正しく修正されたか否
かを演算によりチェックするまでに時間がかかるため、
ドライヤ温度を適切に調整することが難しい、等の問題
もある。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、ウェブの蛇行等による幅方向の位置
ずれと、含水率変化によるウェブ幅の伸縮とが同時に起
きている場合でも、見当ずれを低減し、ひいては高精度
に修正することができる見当ずれ修正方法及び装置を提
供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1のよ
うに、連続搬送されるウェブに2以上の印刷ユニットで
重ね印刷する際の見当ずれ修正方法において、注目印刷
ユニットの入側におけるウェブの幅方向中心を決定し、
該注目印刷ユニットの版胴を、その幅方向中心が上記ウ
ェブの幅方向中心と一致するように制御することによ
り、前記課題を解決したものである。
【0011】本発明は、請求項5のように、連続搬送さ
れるウェブに2以上の印刷ユニットで重ね印刷する際の
見当ずれ修正装置において、注目印刷ユニットの入側に
おけるウェブの両側端部の位置を検出する手段と、検出
された両側端部の位置からウェブの幅方向中心を算出す
る手段と、算出されたウェブの幅方向中心に、上記注目
印刷ユニットの版胴の幅方向中心を一致させる制御手段
と、を備えていることにより、同様に前記課題を解決し
たものである。
【0012】即ち、発明においては、請求項1に記載の
ように、ウェブの幅方向中心を検出し、該中心に注目印
刷ユニットの版胴の幅方向中心を一致させる制御を行い
ながら、該注目印刷ユニットにより印刷できるようにし
たので、ウェブの蛇行に起因する見当ずれの発生を実質
的に解消できる。従って、見当ずれが生じた場合には、
その原因はウェブの幅変化にあることになるが、この場
合でも、従来のようにウェブの片側に印刷された2つの
見当マークのずれのみで見当ずれを修正する場合と比べ
て、その程度を半減でき、しかも幅方向中心では見当ず
れが殆ど生じていないため、品質の低下を最小限に抑え
ることができる。
【0013】又、このように、本発明によれば、従来
は、見当ずれが、ウェブの蛇行によるものか、その幅変
化によるものかを明確に区別できなかったものを、その
原因をウェブの幅変化のみに特定することが可能となっ
たため、ウェブに幅変化が生じている場合の見当ずれを
迅速に修正することが可能となる。
【0014】又、請求項2のように、ウェブの幅方向中
心を、注目印刷ユニットと、その上流の印刷ユニットと
により、ウェブの両側端部にそれぞれ印刷された見当マ
ークを検出し、その検出結果から各側端部毎に求まる両
見当マーク間の幅方向のずれ量に基づいて算出する場合
には、従来の多色印刷装置の構成を大幅に変更すること
なく、ウェブと版胴それぞれの幅方向中心を一致させる
制御を簡単に且つ正確に行うことができる。
【0015】又、請求項3のように、注目印刷ユニット
の入側におけるウェブ幅の変化量を検出し、その変化量
に基づいてウェブの含水率を調整し、ウェブ幅を制御す
る場合には、ウェブ幅の変化に起因する見当ずれをも確
実に修正することができる。
【0016】又、請求項4のように、請求項3におい
て、ウェブ幅の変化量を、注目印刷ユニットと、その上
流の印刷ユニットとにより、ウェブの両側端部にそれぞ
れ印刷された見当マークを検出し、その検出結果から各
側端部毎に求まる両見当マーク間の幅方向のずれ量に基
づいて算出する場合には、請求項2の場合と同様の測定
結果に基づいてウェブ幅を制御することができる。
【0017】更に、本発明においては、見当ずれ修正装
置を請求項5に記載の構成としたので、前記請求項1の
修正方法を確実に実行することができる。
【0018】又、請求項6のように、ウェブの両側端部
の位置を検出する手段が、注目印刷ユニットと、その上
流の印刷ユニットとにより、ウェブの両側端部にそれぞ
れ印刷された見当マークを光学的に検出するセンサであ
るようにした場合には、前記請求項2の見当ずれ修正方
法を確実に実行することができる。
【0019】又、請求項7のように、注目印刷ユニット
の入側におけるウェブ幅の変化量を検出する手段と、検
出された変化量に基づいてウェブの含水率を調整し、ウ
ェブ幅を制御する手段を備えるようにした場合には、請
求項3の見当ずれ修正方法を確実に実行することができ
る。
【0020】又、請求項8のように、請求項7におい
て、ウェブ幅の変化量を検出する手段が、注目印刷ユニ
ットと、その上流の印刷ユニットとにより、ウェブの両
側端部にそれぞれ印刷された見当マークを光学的に検出
するセンサであるようにした場合には、請求項4の見当
ずれ修正方法を確実に実行することができる。
【0021】
【発明の実施のの形態】以下、図面を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る一実施形態の多色印
刷装置の要部構成の概略を示す斜示図である。
【0023】本実施形態の多色印刷装置(見当ずれ修正
装置)は、上流側に位置する第1印刷ユニット1と、そ
の下流側に位置する隣接配置された第2印刷ユニット2
とを備えており、これら第1、第2ユニット1、2は、
実質的に同一の構成からなり、それぞれウェブ(連続
紙)Wに絵柄を印刷する版胴3、4、各版胴3、4をウ
ェブの幅方向に移動させるためのサイドレイモータ5、
6、各印刷ユニット1、2で印刷したウェブWを乾燥す
るためのドライヤ7、8を備えている。
【0024】又、上記第2印刷ユニット2の出側には、
ウェブWの両側端部に近接する位置に見当ずれ検出用の
見当マークを検出するための2つの検出器(光学セン
サ)9A、9Bがそれぞれ配設され、該両検出器9A、
9Bによるそれぞれの検出結果が見当コントローラ10
に入力されると共に、その検出結果に基づいて、後述す
る方法により該コントローラ10でウェブWの両サイド
における見当マークのずれ量から該ウェブWの幅方向中
心を算出し、その中心と版胴4の幅方向中心とがずれて
いる場合には、両者が一致するようにサイドレイモータ
6を起動し、マンサイドあるいはギアサイドのいずれか
の方向(ウェブWの幅方向)に該版胴4を移動させる位
置制御が行われるようになっている。
【0025】本実施形態においては、まず第1印刷ユニ
ット1によりウェブWに所定の色のインキが印刷され、
ドライヤ7で乾燥された後、該ウェブWは後段の第2印
刷ユニットに送られ、別の色のインクで印刷される。こ
のとき、第1印刷ユニット1と第2印刷ユニット2とで
印刷された絵柄の対応がずれることがあるので、この見
当ずれをチェックするために、各ユニット1、2で見当
マークをそれぞれ印刷している。
【0026】通常、この見当マークは前述した如く、ウ
ェブWの一方の側端部に印刷するが、本実施形態では、
図1に示すように両方の側端部に印刷する。即ち、第1
印刷ユニット1ではM1の符号で、第2印刷ユニットで
はM2の符号で示したように、それぞれ左右一対の見当
マークが印刷されるようになっている。そして、このよ
うに印刷された見当マークM1、M2を第2印刷ユニッ
トの出側の検出器9A、9Bにより常時モニタして、見
当ずれをチェックする。
【0027】ところで、前述した如く、ウェブWの一方
の側端部に印刷した見当マークのみで見当ずれを制御す
る場合、ウェブ幅の変化による横方向(幅方向)の見当
ずれが発生すると、見当合わせの基準としている側の見
当が合ったとしても、反対側の見当が合わなくなってし
まう。そこで、本実施形態の多色印刷機では、このこと
を考慮して、ウェブWの印刷部分の中心(幅方向中心)
と、該ウェブWに対して印刷する版胴3、4の幅方向中
心とが常に一致するように制御するようにしている。
【0028】次に、本実施形態によるウェブ幅の変化に
起因する見当ずれを補正する動作を、図2に示したフロ
ーチャートに従って説明する。
【0029】まず、図1に示した第1、第2印刷ユニッ
ト1、2によりウェブWの両サイドに印刷された見当マ
ークM1、M2をマンサイド(MS)の検出器9Aとギ
アサイド(GS)の検出器9Bにより常時モニタさせ、
これを見当コントローラ10に入力する(ステップS
1)。そして、ステップS2でそれら両者の方向を加味
したずれ量の和を求め、この値がゼロであるときはウェ
ブの横方向(幅方向)の中心と版胴4の中心との間で位
置ずれが生じていないと判断して、ステップS1に戻
り、ゼロでないときはそれが生じていると判断する。
【0030】これを、第1、第2印刷ユニット1、2で
それぞれ印刷された見当マークM1、M2の位置関係を
模式的に示した図3〜図5を参照しながら説明すると、
図3は見当マークM1、M2の横方向端辺が一致し、見
当不良(ずれ)がなく、ステップS2の計算でゼロの場
合で、この場合は版胴4の位置を移動する必要はない。
【0031】図4は、ウェブWの幅変化により横見当不
良が発生している場合で、左側の見当マークM1、M2
の幅方向の左側のずれ量ΔAと右側のずれ量ΔBとが一
致していない。このように、左右で見当マークのずれ量
が異なる場合、即ち上記ステップS2で計算値がゼロで
ない場合は、ウェブWの幅変化が生じていると同時にウ
ェブWの蛇行による位置ずれも生じていることになる。
そこで、検出器9A、9Bによる検出データを元に、版
胴4の動作方向と動作量を、見当コントローラ10内の
演算装置により算出する。この版胴4の動作量ΔTは、
次の(1)式で算出される。
【0032】 ΔT=(ΔA−ΔB)/2−ΔA …(1)
【0033】次いで、見当コントローラ10により、サ
イドレイモータ6を駆動制御して上記ステップS3で算
出された上記動作量をΔTだけその方向を考慮して、版
胴4をその軸方向(ウェブの幅方向)に移動して、該版
胴4とウェブWの幅方向中心を一致させ、図5に示した
ように左右それぞれの見当マークM1とM2のずれΔ
A、ΔBが等しくなるようにする。
【0034】その後、印刷を継続するのであれば、前記
ステップ1に戻り同様の操作を繰り返す(ステップS
5)。
【0035】上記図5で生じている左右の等しいずれ量
ΔA、ΔBはウェブWの含水率の変化に起因する幅変化
によるものであるため、本実施形態では、詳細な説明は
省略するが、第1印刷ユニット1の出側でドライヤ7に
よりウェブWに吹き付ける温風量を変更して含水率を調
整し、ΔA=ΔB=0となるようにウェブWの幅のフィ
ードバック制御を行う。
【0036】以上詳述した如く、本実施形態によれば、
版胴4とウェブWのそれぞれの幅方向中心を常時一致さ
せることが可能となるので、ウェブWの位置ずれによる
見当ずれは解消し、ウェブ幅の変化による見当ずれのみ
が分離されることになるため、見当ずれが生じた場合に
はウェブWの含水率を調整してその幅寸法のみを適切に
制御するだけでよくなることから、含水率の変化により
幅変化が大きいウェブについても、正確な見当合わせを
行うことが可能となる。
【0037】その結果、常時、印刷中に自動的にウェブ
の幅変化を補正できるようにするだけで、その変化に起
因する見当ずれの発生を効果的に防止できるため、従来
のように最終印刷ユニットの後(全印刷後)に、オペレ
ータが目視で検査する必要も無くなり、作業負荷を軽減
することができると共に、人為的な調整ミスもほとんど
無くすことができる。
【0038】従って、前述したような(1)オペレータ
の作業負荷の増大、(2)不良の増加、(3)ドライヤ
の温度制御に時間がかかる、という問題も解消すること
ができる。
【0039】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0040】例えば、前記実施形態では、ウェブ幅の変
化の検出を、各印刷ユニットで印刷された見当マークを
利用する場合を示したが、これに限定されず、例えば第
1印刷ユニット1の直前位置及びその後段の第2印刷ユ
ニット2の直前位置に設置した変位センサ等を用いて、
このウェブ幅の変化を検知するようにしてもよい。
【0041】又、印刷ユニットの数は2つに限定されな
いことはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1の発明に
よれば、ウェブの蛇行等による幅方向位置ずれと、含水
率変化によるウェブ幅の変化とが同時に起きている場合
でも、見当ずれを低減でき、ひいては正確に修正するこ
とができる。
【0043】請求項2の発明によれば、従来の多色印刷
装置のハード構成を大きく変更することなく、ウェブと
版胴の幅方向中心を正確に一致させることができる。
【0044】請求項3の発明によれば、ウェブ幅の変化
に起因する見当ずれを正確に修正することができる。
【0045】請求項4の発明によれば、請求項2の場合
と同様の測定結果に基づいて、ウェブ幅の変化に起因す
る見当ずれを正確に修正することができる。
【0046】請求項5の発明によれば、上記請求項1の
見当ずれ修正方法を確実に実行することができる。
【0047】請求項6の発明によれば、上記請求項2の
見当ずれ修正方法を確実に実行することができる。
【0048】請求項7の発明によれば、上記請求項3の
見当ずれ修正方法を確実に実行することができる。
【0049】請求項8の発明によれば、上記請求項4の
見当ずれ修正方法を確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の多色印刷装置の要部
構成を示す概略斜示図
【図2】本実施形態の作用を示すフローチャート
【図3】見当ずれが無い場合の見当マークの関係を示す
説明図
【図4】位置ずれと幅変化による見当ずれが生じている
場合の見当マークの関係を示す説明図
【図5】版胴とウェブそれぞれの幅方向中心を一致させ
たときの見当マークの関係を示す説明図
【図6】従来の見当ずれ修正方法を示す説明図
【符号の説明】
1…第1印刷ユニット 2…第2印刷ユニット 3、4…版胴 5、6…サイドレイモータ 7、8…ドライヤ 9A、9B…検出器 10…見当コントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続搬送されるウェブに2以上の印刷ユニ
    ットで重ね印刷する際の見当ずれ修正方法において、 注目印刷ユニットの入側におけるウェブの幅方向中心を
    決定し、該注目印刷ユニットの版胴を、その幅方向中心
    が上記ウェブの幅方向中心と一致するように制御するこ
    とを特徴とする見当ずれ修正方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 ウェブの幅方向中心を、注目印刷ユニットと、その上流
    の印刷ユニットとにより、ウェブの両側端部にそれぞれ
    印刷された見当マークを検出し、その検出結果から各側
    端部毎に求まる両見当マーク間の幅方向のずれ量に基づ
    いて算出することを特徴とする見当ずれ修正方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 注目印刷ユニットの入側におけるウェブ幅の変化量を検
    出し、その変化量に基づいてウェブの含水率を調整し、
    ウェブ幅を制御することを特徴とする見当ずれ修正方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 ウェブ幅の変化量を、注目印刷ユニットと、その上流の
    印刷ユニットとにより、ウェブの両側端部にそれぞれ印
    刷された見当マークを検出し、その検出結果から各側端
    部毎に求まる見当マークの幅方向のずれ量に基づいて算
    出することを特徴とする見当ずれ修正方法。
  5. 【請求項5】連続搬送されるウェブに2以上の印刷ユニ
    ットで重ね印刷する際の見当ずれ修正装置において、 注目印刷ユニットの入側におけるウェブの両側端部の位
    置を検出する手段と、 検出された両側端部の位置からウェブの幅方向中心を算
    出する手段と、 算出されたウェブの幅方向中心に、上記注目印刷ユニッ
    トの版胴の幅方向中心を一致させる制御手段と、を備え
    ていることを特徴とする見当ずれ修正装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 ウェブの両側端部の位置を検出する手段が、注目印刷ユ
    ニットと、その上流の印刷ユニットとにより、ウェブの
    両側端部にそれぞれ印刷された見当マークを光学的に検
    出するセンサであることを特徴とする見当ずれ修正装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 注目印刷ユニットの入側におけるウェブ幅の変化量を検
    出する手段と、 検出された変化量に基づいてウェブの含水率を調整し、
    ウェブ幅を制御する手段を備えていることを特徴とする
    見当ずれ修正装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 ウェブ幅の変化量を検出する手段が、注目印刷ユニット
    と、その上流の印刷ユニットとにより、ウェブの両側端
    部にそれぞれ印刷された見当マークを光学的に検出する
    センサであることを特徴とする見当ずれ修正装置。
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