JPH08266605A - 脱臭・殺菌装置 - Google Patents
脱臭・殺菌装置Info
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- JPH08266605A JPH08266605A JP7094563A JP9456395A JPH08266605A JP H08266605 A JPH08266605 A JP H08266605A JP 7094563 A JP7094563 A JP 7094563A JP 9456395 A JP9456395 A JP 9456395A JP H08266605 A JPH08266605 A JP H08266605A
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- JP
- Japan
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- deodorizing
- sheet
- sterilizing
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- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気中の臭気や細菌を吸着、分解して脱臭・
殺菌すると共に、塵埃を濾別除去し得るようにせんとす
るものである。 【構成】 少なくとも1部を脱臭シートで形成した脱臭
・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺菌スペースの一部に
吸気口を形成し、該吸気口から離間した位置に排気口を
設け、脱臭シートに近接して脱臭・殺菌スペース内に紫
外線光源を配置し、前記脱臭シートは吸着物質と光反応
性半導体を担持した通気性のシートからなり、吸気口か
ら脱臭・殺菌スペース内に吸引された汚染空気を脱臭シ
ートに接触させて臭気物質や細菌を吸着し、光分解する
と共に、汚染空気から塵埃を濾別するようにしたことを
特徴とする脱臭・殺菌装置。
殺菌すると共に、塵埃を濾別除去し得るようにせんとす
るものである。 【構成】 少なくとも1部を脱臭シートで形成した脱臭
・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺菌スペースの一部に
吸気口を形成し、該吸気口から離間した位置に排気口を
設け、脱臭シートに近接して脱臭・殺菌スペース内に紫
外線光源を配置し、前記脱臭シートは吸着物質と光反応
性半導体を担持した通気性のシートからなり、吸気口か
ら脱臭・殺菌スペース内に吸引された汚染空気を脱臭シ
ートに接触させて臭気物質や細菌を吸着し、光分解する
と共に、汚染空気から塵埃を濾別するようにしたことを
特徴とする脱臭・殺菌装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気中の臭気物質や
細菌を吸着して分解除去すると共に、空気中の塵埃を濾
別する脱臭・殺菌装置に関する。
細菌を吸着して分解除去すると共に、空気中の塵埃を濾
別する脱臭・殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境衛生に関する意識の向上に伴
って、室内の臭気や複写機等の事務用機器から発生する
臭気を脱臭し、殺菌を行うために、脱臭、殺菌機能を有
した空調装置、空調機器、空気清浄器等が広く利用され
て来ている。特に、老朽化した鉄筋コンクリート建物や
保健衛生の設計に問題のある建物においては、建物内の
空気汚染の問題が顕在化し、脱臭機能と共に殺菌機能を
有する空調機器が求められている。
って、室内の臭気や複写機等の事務用機器から発生する
臭気を脱臭し、殺菌を行うために、脱臭、殺菌機能を有
した空調装置、空調機器、空気清浄器等が広く利用され
て来ている。特に、老朽化した鉄筋コンクリート建物や
保健衛生の設計に問題のある建物においては、建物内の
空気汚染の問題が顕在化し、脱臭機能と共に殺菌機能を
有する空調機器が求められている。
【0003】従来、一般に脱臭は活性炭等の臭気吸着物
質により、殺菌は紫外光線の照射やオゾンにより行って
いる。活性炭等の臭気吸着物質は、比較的短期間に飽和
状態となる為、交換が必要であり、紫外光線の照射やオ
ゾンの使用は人体に対して有害となるおそれがある為、
防護手段の設置や使用上の制約があった。
質により、殺菌は紫外光線の照射やオゾンにより行って
いる。活性炭等の臭気吸着物質は、比較的短期間に飽和
状態となる為、交換が必要であり、紫外光線の照射やオ
ゾンの使用は人体に対して有害となるおそれがある為、
防護手段の設置や使用上の制約があった。
【0004】最近、酸化チタン等の光反応性半導体を活
性炭等の吸着物質を組み合わせた脱臭剤が開発され実用
化されつつある。この脱臭剤は、光反応性半導体に紫外
線が照射されるとき大気中の水蒸気や酸素を分解して生
成する活性酸素で、吸着物質が吸着した臭気物質や細菌
を分解、殺菌する機能を有しており、飽和化した吸着物
質を再生することが出来ると共に、殺菌効果を発揮する
ため、前述した脱臭機能と殺菌機能とを有する脱臭・殺
菌装置に好適である。
性炭等の吸着物質を組み合わせた脱臭剤が開発され実用
化されつつある。この脱臭剤は、光反応性半導体に紫外
線が照射されるとき大気中の水蒸気や酸素を分解して生
成する活性酸素で、吸着物質が吸着した臭気物質や細菌
を分解、殺菌する機能を有しており、飽和化した吸着物
質を再生することが出来ると共に、殺菌効果を発揮する
ため、前述した脱臭機能と殺菌機能とを有する脱臭・殺
菌装置に好適である。
【0005】この脱臭剤は、光反応性半導体単独による
光分解速度に比べて、吸着物質の吸着作用による脱臭が
はるかに早い速度で起こることが知られている。このた
め、脱臭負荷が光分解速度より高い高負荷状態で連続す
るような環境での使用には適していないが、短時間の高
脱臭負荷と長時間の低脱臭負荷の組み合わせからなる負
荷パターンに適した脱臭剤であり、昼間の一時的な高脱
臭負荷と夜間の長時間の低脱臭負荷の負荷パターンを有
する家庭やオフィスのような場所で使用される脱臭・殺
菌装置に用いるのに好適な脱臭剤である。
光分解速度に比べて、吸着物質の吸着作用による脱臭が
はるかに早い速度で起こることが知られている。このた
め、脱臭負荷が光分解速度より高い高負荷状態で連続す
るような環境での使用には適していないが、短時間の高
脱臭負荷と長時間の低脱臭負荷の組み合わせからなる負
荷パターンに適した脱臭剤であり、昼間の一時的な高脱
臭負荷と夜間の長時間の低脱臭負荷の負荷パターンを有
する家庭やオフィスのような場所で使用される脱臭・殺
菌装置に用いるのに好適な脱臭剤である。
【0006】しかしながら、この種脱臭剤を用いた従来
の脱臭装置にあっては、空気中の塵埃を除去する機能を
有していないため、別途にフィルター手段を付設したり
或はフィルター装置を別個に設置する必要があった。
の脱臭装置にあっては、空気中の塵埃を除去する機能を
有していないため、別途にフィルター手段を付設したり
或はフィルター装置を別個に設置する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、空気中の
臭気や細菌を吸着、分解して脱臭・殺菌すると共に、塵
埃を濾別除去し得るようにせんとするものである。
臭気や細菌を吸着、分解して脱臭・殺菌すると共に、塵
埃を濾別除去し得るようにせんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採った手段は、少なくとも1部を脱臭シ
ートで形成した脱臭・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺
菌スペースの一部に吸気口を形成し、該吸気口から離間
した位置に排気口を設け、脱臭シートに近接して脱臭・
殺菌スペース内に紫外線光源を配置し、前記脱臭シート
は吸着物質と光反応性半導体を担持した通気性のシート
からなり、吸気口から脱臭・殺菌スペース内に吸引され
た汚染空気を脱臭シートに接触させて臭気物質や細菌を
吸着し、光分解すると共に、汚染空気から塵埃を濾別す
るようにしたことを特徴とする。
に、この発明が採った手段は、少なくとも1部を脱臭シ
ートで形成した脱臭・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺
菌スペースの一部に吸気口を形成し、該吸気口から離間
した位置に排気口を設け、脱臭シートに近接して脱臭・
殺菌スペース内に紫外線光源を配置し、前記脱臭シート
は吸着物質と光反応性半導体を担持した通気性のシート
からなり、吸気口から脱臭・殺菌スペース内に吸引され
た汚染空気を脱臭シートに接触させて臭気物質や細菌を
吸着し、光分解すると共に、汚染空気から塵埃を濾別す
るようにしたことを特徴とする。
【0009】又、吸着物質が活性炭からなることを特徴
とする。
とする。
【0010】更に、光反応性半導体が、酸化チタンから
なることを特徴とする。
なることを特徴とする。
【0011】更に、脱臭シートが蛇腹状に折曲され、表
面積が拡大されていることを特徴とする。
面積が拡大されていることを特徴とする。
【0012】更に、前面を解放した本体ケーシングと該
本体ケーシングの解放された前面を蛇腹状に折曲した脱
臭シートで閉塞して縦長筒状の脱臭・殺菌スペースを形
成し、該脱臭・殺菌スペースの上面に吸気口を下部前面
に排気口をそれぞれ設け、脱臭・殺菌スペース内に紫外
線ランプを配置し、前記脱臭シートは活性炭と酸化チタ
ンを担持した通気性のシートからなることを特徴とす
る。
本体ケーシングの解放された前面を蛇腹状に折曲した脱
臭シートで閉塞して縦長筒状の脱臭・殺菌スペースを形
成し、該脱臭・殺菌スペースの上面に吸気口を下部前面
に排気口をそれぞれ設け、脱臭・殺菌スペース内に紫外
線ランプを配置し、前記脱臭シートは活性炭と酸化チタ
ンを担持した通気性のシートからなることを特徴とす
る。
【0013】更に、上面及び底面を開放した本体ケーシ
ングと、本体ケーシング内に蛇腹状に折曲した脱臭シー
トを本体ケーシングの内面との間に間隔を存して配置
し、脱臭シートと本体ケーシングとで筒状の脱臭・殺菌
スペースを区画形成し、該脱臭・殺菌スペースの一端を
前記本体ケーシングの開放された上面に、他端を底面に
それぞれ連通して吸気口、排気口とすると共に脱臭・殺
菌スペース内に紫外線ランプを配置し、前記脱臭シート
は活性炭と酸化チタンとを担持した通気性のシートから
なることを特徴とする。
ングと、本体ケーシング内に蛇腹状に折曲した脱臭シー
トを本体ケーシングの内面との間に間隔を存して配置
し、脱臭シートと本体ケーシングとで筒状の脱臭・殺菌
スペースを区画形成し、該脱臭・殺菌スペースの一端を
前記本体ケーシングの開放された上面に、他端を底面に
それぞれ連通して吸気口、排気口とすると共に脱臭・殺
菌スペース内に紫外線ランプを配置し、前記脱臭シート
は活性炭と酸化チタンとを担持した通気性のシートから
なることを特徴とする。
【0014】更に、本体ケーシングが偏平な方形箱形状
をなし、本体ケーシングの少なくとも一側面に吸気口を
形成し、該吸気口の内側に脱臭シートを折り畳んで配置
し、該脱臭シートの上部に近接して紫外線ランプを配置
し、本体ケーシング内には排気ファンが配置され、本体
ケーシングの適所には排気口が形成され、前記脱臭シー
トは活性炭と酸化チタンを担持した通気性のシートから
なることを特徴とする。
をなし、本体ケーシングの少なくとも一側面に吸気口を
形成し、該吸気口の内側に脱臭シートを折り畳んで配置
し、該脱臭シートの上部に近接して紫外線ランプを配置
し、本体ケーシング内には排気ファンが配置され、本体
ケーシングの適所には排気口が形成され、前記脱臭シー
トは活性炭と酸化チタンを担持した通気性のシートから
なることを特徴とする。
【0015】
【作 用】少なくとも1部を脱臭シートで形成した脱臭
・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺菌スペースの一部に
吸気口を形成し、該吸気口から離間した位置に排気口を
設け、脱臭シートに近接して脱臭・殺菌スペース内に紫
外線光源を配置し、前記脱臭シートは吸着物質と光反応
性半導体を担持した通気性のシートからなり、吸気口か
ら脱臭・殺菌スペース内に吸引された汚染空気を脱臭シ
ートに近接させて臭気物質や細菌を吸着し、光分解する
と共に、汚染空気から塵埃を濾別するようにしてあるの
で、吸気口から吸い込まれた汚染空気は、脱臭・殺菌ス
ペースを流過中に脱臭シートと接触して臭気物質や細菌
が吸着され、吸着された臭気物質や細菌は光反応性半導
体の光分解作用により分解されると共に吸着力が復元す
る。又、脱臭シートは通気性を有しているため、脱臭シ
ートを通過して汚染物質が脱臭・殺菌スペース内に吸い
込まれ、同様に臭気物質や細菌が吸着、光分解されると
共に、塵埃が濾別される。
・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺菌スペースの一部に
吸気口を形成し、該吸気口から離間した位置に排気口を
設け、脱臭シートに近接して脱臭・殺菌スペース内に紫
外線光源を配置し、前記脱臭シートは吸着物質と光反応
性半導体を担持した通気性のシートからなり、吸気口か
ら脱臭・殺菌スペース内に吸引された汚染空気を脱臭シ
ートに近接させて臭気物質や細菌を吸着し、光分解する
と共に、汚染空気から塵埃を濾別するようにしてあるの
で、吸気口から吸い込まれた汚染空気は、脱臭・殺菌ス
ペースを流過中に脱臭シートと接触して臭気物質や細菌
が吸着され、吸着された臭気物質や細菌は光反応性半導
体の光分解作用により分解されると共に吸着力が復元す
る。又、脱臭シートは通気性を有しているため、脱臭シ
ートを通過して汚染物質が脱臭・殺菌スペース内に吸い
込まれ、同様に臭気物質や細菌が吸着、光分解されると
共に、塵埃が濾別される。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、空気中の臭気物質や
細菌を効果的に除去し、脱臭と殺菌効果を発揮し得ると
共に、空気中の塵埃も除去出来る。
細菌を効果的に除去し、脱臭と殺菌効果を発揮し得ると
共に、空気中の塵埃も除去出来る。
【0017】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この発明の好まし
い実施例を詳細に説明する。図1を参照して、この発明
の脱臭・殺菌装置は、1つの筒状に区画された脱臭・殺
菌スペース(1)を有し、該脱臭・殺菌スペース(1)の周
側面は閉塞され、両端面は開放されている。閉塞された
周側面の少なくとも一部は、通気性の脱臭シート(2)を
もって構成される。開放された一方の端面は吸気口(3)
に、他方の端面は排気口(4)にそれぞれ形成される。脱
臭・殺菌スペース(1)内には紫外線光源(5)が配置され
る。又、吸気口(3)から排気口(4)に向かって空気を流
動させるための送風手段(6)が付設される。
い実施例を詳細に説明する。図1を参照して、この発明
の脱臭・殺菌装置は、1つの筒状に区画された脱臭・殺
菌スペース(1)を有し、該脱臭・殺菌スペース(1)の周
側面は閉塞され、両端面は開放されている。閉塞された
周側面の少なくとも一部は、通気性の脱臭シート(2)を
もって構成される。開放された一方の端面は吸気口(3)
に、他方の端面は排気口(4)にそれぞれ形成される。脱
臭・殺菌スペース(1)内には紫外線光源(5)が配置され
る。又、吸気口(3)から排気口(4)に向かって空気を流
動させるための送風手段(6)が付設される。
【0018】脱臭シート(2)は、シート中に光反応性半
導体と吸着物質が混合して保持されており、通気性を有
し一方の面から他方の面に空気を通過させることが出来
ると共に、好ましくは光透過性を有している。脱臭シー
ト(2)は天然セルロース繊維、合成繊維等からなる織布
又は不織布、或はこれらの混合物からなるシート、穴の
ある合成シート等からなる。本発明に用いられる通気性
を有するシート内に光反応性半導体と吸着物質を保持さ
せる方法としては、少なくとも2枚のシートの間に光反
応性半導体と吸着物質の混合物を必要に応じ接着剤と共
に挟み込み加熱ロールで加熱して2枚のシートを積層す
る方法、繊維と光反応性半導体と吸着物質の混合物を必
要に応じて接着剤と共に混合した後シートに形成する方
法、光反応性半導体と吸着物質の混合物の分散液をシー
トに含浸させ、混合物を凝集又は接着させて均一に含包
させる方法などがある。
導体と吸着物質が混合して保持されており、通気性を有
し一方の面から他方の面に空気を通過させることが出来
ると共に、好ましくは光透過性を有している。脱臭シー
ト(2)は天然セルロース繊維、合成繊維等からなる織布
又は不織布、或はこれらの混合物からなるシート、穴の
ある合成シート等からなる。本発明に用いられる通気性
を有するシート内に光反応性半導体と吸着物質を保持さ
せる方法としては、少なくとも2枚のシートの間に光反
応性半導体と吸着物質の混合物を必要に応じ接着剤と共
に挟み込み加熱ロールで加熱して2枚のシートを積層す
る方法、繊維と光反応性半導体と吸着物質の混合物を必
要に応じて接着剤と共に混合した後シートに形成する方
法、光反応性半導体と吸着物質の混合物の分散液をシー
トに含浸させ、混合物を凝集又は接着させて均一に含包
させる方法などがある。
【0019】本発明において光反応性半導体としては、
光触媒反応を生じる半導体である。このような光半導体
としては、特開平2−273514号公報に開示してい
るものを挙げることが出来るが、酸化亜鉛、三酸化タン
グステン、二酸化チタン等の金属酸化物粒子がよい、特
に酸化チタンが好ましい。これらの粒子は比表面積が1
0〜500m2/gのものが用いられるが、二酸化チタ
ンの場合は50〜400m2/gのものが好ましい。
光触媒反応を生じる半導体である。このような光半導体
としては、特開平2−273514号公報に開示してい
るものを挙げることが出来るが、酸化亜鉛、三酸化タン
グステン、二酸化チタン等の金属酸化物粒子がよい、特
に酸化チタンが好ましい。これらの粒子は比表面積が1
0〜500m2/gのものが用いられるが、二酸化チタ
ンの場合は50〜400m2/gのものが好ましい。
【0020】光反応性半導体と共に使用する吸着物質は
活性炭、活性白土、ゼオライト、合成ゼオライト、セピ
オライト、シリカゲル、カオリン、酸化アルミニウム、
酸化マグネシウム、複合フィロケイ酸塩等、或はこれら
の混合物等で比表面積が大である程望ましく、特に活性
炭が好ましい。光反応性半導体と吸着物質が均一に混合
されても、複合化しても良いが、光反応性半導体に光が
当たり易いようにする必要がある。
活性炭、活性白土、ゼオライト、合成ゼオライト、セピ
オライト、シリカゲル、カオリン、酸化アルミニウム、
酸化マグネシウム、複合フィロケイ酸塩等、或はこれら
の混合物等で比表面積が大である程望ましく、特に活性
炭が好ましい。光反応性半導体と吸着物質が均一に混合
されても、複合化しても良いが、光反応性半導体に光が
当たり易いようにする必要がある。
【0021】酸化チタンは、紫外線を照射すると大気中
の水蒸気を分解して活性酸素を生成し、この活性酸素が
吸着物質に吸着されたアセトアルデヒド等の臭気物質を
分解する性質を有している。酸化チタンと活性炭の粉末
を封入した脱臭シート(2)は空気中の臭気と細菌を吸着
物質が吸着し、吸着された臭気物質及び細菌は、紫外線
で活性化した酸化チタンにより分解され、吸着物質の吸
着能が復元する。この結果、吸着物質単独の脱臭シート
に比べて、脱臭効果が促進されると共に、脱臭効果の寿
命が著しく長くなり、更に抗菌性も有している。
の水蒸気を分解して活性酸素を生成し、この活性酸素が
吸着物質に吸着されたアセトアルデヒド等の臭気物質を
分解する性質を有している。酸化チタンと活性炭の粉末
を封入した脱臭シート(2)は空気中の臭気と細菌を吸着
物質が吸着し、吸着された臭気物質及び細菌は、紫外線
で活性化した酸化チタンにより分解され、吸着物質の吸
着能が復元する。この結果、吸着物質単独の脱臭シート
に比べて、脱臭効果が促進されると共に、脱臭効果の寿
命が著しく長くなり、更に抗菌性も有している。
【0022】脱臭シート(2)は、平坦な面であってもよ
いが、好ましくは筒状スペース(1)の軸方向に沿って蛇
腹状に折曲し面積を拡大し、脱臭面積を増大する。紫外
線光源(5)は、紫外線ランプが好ましいが、蛍光灯、太
陽光等の他の紫外線光源であっても良い。紫外線ランプ
は、好ましくは脱臭シート(2)の全面が紫外線の照射を
受けるようにし、脱臭シート(2)に近接して1本又は複
数本配置する。
いが、好ましくは筒状スペース(1)の軸方向に沿って蛇
腹状に折曲し面積を拡大し、脱臭面積を増大する。紫外
線光源(5)は、紫外線ランプが好ましいが、蛍光灯、太
陽光等の他の紫外線光源であっても良い。紫外線ランプ
は、好ましくは脱臭シート(2)の全面が紫外線の照射を
受けるようにし、脱臭シート(2)に近接して1本又は複
数本配置する。
【0023】吸気口(3)から脱臭・殺菌スペース(1)内
に吸い込まれた汚染空気は、スペース(1)内に入って滞
留し、スペース(1)の周壁の一部を構成する脱臭シート
(2)に接触して、空気中の臭気物質及び細菌が吸着物質
に吸着され浄化されて、送風手段(6)で排気口(4)から
排出される。又、汚染空気の一部は、通気性の脱臭シー
ト(2)を通過してスペース(1)内に吸引され、脱臭シー
ト(2)を通過中に臭気物質や細菌が吸着除去されると共
に、脱臭シート(2)のフィルター作用により、空気中の
塵埃を濾別する。吸着物質に吸着された臭気物質や細菌
は、紫外線照射を受けて活性化した光反応性半導体の光
分解作用により光分解される。そしてこの光分解により
吸着物質の吸着能が再生される。
に吸い込まれた汚染空気は、スペース(1)内に入って滞
留し、スペース(1)の周壁の一部を構成する脱臭シート
(2)に接触して、空気中の臭気物質及び細菌が吸着物質
に吸着され浄化されて、送風手段(6)で排気口(4)から
排出される。又、汚染空気の一部は、通気性の脱臭シー
ト(2)を通過してスペース(1)内に吸引され、脱臭シー
ト(2)を通過中に臭気物質や細菌が吸着除去されると共
に、脱臭シート(2)のフィルター作用により、空気中の
塵埃を濾別する。吸着物質に吸着された臭気物質や細菌
は、紫外線照射を受けて活性化した光反応性半導体の光
分解作用により光分解される。そしてこの光分解により
吸着物質の吸着能が再生される。
【0024】図2は、具体的な実施例を示し、脱臭・殺
菌スペースは縦長の筒形状に構成され、背部は金属、プ
ラスチック等で形成した本体ケーシング(10)で閉塞さ
れ、本体ケーシング(10)の開放された前面は蛇腹状に折
曲した脱臭シート(2)で閉塞される。本体ケーシング(1
0)の上面には吸気口(3)が開口され、下部前面には複数
の排気孔(13)からなる排気口(4)が形成される。本体ケ
ーシング(10)の内面に上下を保持された棒状の紫外線ラ
ンプ(11)が3本平行に配列され、下部には軸流ファン(1
2)が配置されている。
菌スペースは縦長の筒形状に構成され、背部は金属、プ
ラスチック等で形成した本体ケーシング(10)で閉塞さ
れ、本体ケーシング(10)の開放された前面は蛇腹状に折
曲した脱臭シート(2)で閉塞される。本体ケーシング(1
0)の上面には吸気口(3)が開口され、下部前面には複数
の排気孔(13)からなる排気口(4)が形成される。本体ケ
ーシング(10)の内面に上下を保持された棒状の紫外線ラ
ンプ(11)が3本平行に配列され、下部には軸流ファン(1
2)が配置されている。
【0025】軸流ファン(12)の作動により、吸気口(3)
から汚染空気が吸い込まれ、脱臭・細菌スペースを流過
して排気孔(13)から排出される。そして流過中に臭気物
質や細菌が吸着、分解される。又、脱臭シート(2)を通
過して汚染空気が脱臭・殺菌スペース(1)内に吸い込ま
れ、同様に臭気物質や細菌が吸着、分解されると共に、
塵埃が濾別される。
から汚染空気が吸い込まれ、脱臭・細菌スペースを流過
して排気孔(13)から排出される。そして流過中に臭気物
質や細菌が吸着、分解される。又、脱臭シート(2)を通
過して汚染空気が脱臭・殺菌スペース(1)内に吸い込ま
れ、同様に臭気物質や細菌が吸着、分解されると共に、
塵埃が濾別される。
【0026】図3、4は図2の一変形を示し、前記本体
ケーシング(10)の前面を前面板(14)で閉塞し、該前面板
(14)の内面と間隔をおいて脱臭シート(2)を配置して、
脱臭シート(2)と前面板(14)との間に通路(15)を作る。
上部の吸気口(3)から吸引された汚染空気の一部がこの
通路(15)を通って、脱臭シート(2)を外側から内側へと
通過し、通過中に空気中の塵埃が瀘別される。その他の
点は図2と同様である。
ケーシング(10)の前面を前面板(14)で閉塞し、該前面板
(14)の内面と間隔をおいて脱臭シート(2)を配置して、
脱臭シート(2)と前面板(14)との間に通路(15)を作る。
上部の吸気口(3)から吸引された汚染空気の一部がこの
通路(15)を通って、脱臭シート(2)を外側から内側へと
通過し、通過中に空気中の塵埃が瀘別される。その他の
点は図2と同様である。
【0027】図5〜7は、他の具体的な実施例を示し、
自動車用の脱臭・殺菌装置として構成されている。本体
ケーシング(10)は上ケース(10a)と下ケース(10b)とを接
合した偏平な方形箱形状をなす。
自動車用の脱臭・殺菌装置として構成されている。本体
ケーシング(10)は上ケース(10a)と下ケース(10b)とを接
合した偏平な方形箱形状をなす。
【0028】本体ケーシング(10)の両側面には多数の小
孔からなる吸気口(3)を形成したパンチングメタル状の
吸気板(16)が配置され、上面にはスリット状の排気口
(4)が形成される。下ケース(10b)内には、前記吸気口
(3)に隣接して折り畳んだ脱臭シート(2)が配置され
る。上ケース(10a)内両側には脱臭シート(2)の上部に
近接して紫外線ランプ(5)が配置され、中央には排気フ
ァン(6)が配設される。(17)は画壁板であって、前記紫
外線ランプ(5)や排気ファン(6)を取り付ける取付ベー
スであると共に、排気口(4)と脱臭・殺菌スペース(1)
とを区画している。
孔からなる吸気口(3)を形成したパンチングメタル状の
吸気板(16)が配置され、上面にはスリット状の排気口
(4)が形成される。下ケース(10b)内には、前記吸気口
(3)に隣接して折り畳んだ脱臭シート(2)が配置され
る。上ケース(10a)内両側には脱臭シート(2)の上部に
近接して紫外線ランプ(5)が配置され、中央には排気フ
ァン(6)が配設される。(17)は画壁板であって、前記紫
外線ランプ(5)や排気ファン(6)を取り付ける取付ベー
スであると共に、排気口(4)と脱臭・殺菌スペース(1)
とを区画している。
【0029】排気ファン(6)の作動により吸気口(3)か
ら吸引された汚染空気は折り畳まれた脱臭シート(2)の
間を通して脱臭・殺菌スペースに入り、排気口(4)から
排気される。汚染空気は折り畳まれた脱臭シート(2)の
間を通過中に、臭気物質や細菌が吸着され、照射される
紫外線で活性化した酸化チタンの作用により分解される
と共に、塵埃が除去される。
ら吸引された汚染空気は折り畳まれた脱臭シート(2)の
間を通して脱臭・殺菌スペースに入り、排気口(4)から
排気される。汚染空気は折り畳まれた脱臭シート(2)の
間を通過中に、臭気物質や細菌が吸着され、照射される
紫外線で活性化した酸化チタンの作用により分解される
と共に、塵埃が除去される。
【図1】この発明を概略的に示す図
【図2】具体的な実施例の斜視図
【図3】図2の一変形を示す斜視図
【図4】同縦断面図
【図5】他の具体的な実施例を示す斜視図
【図6】同断面図
【図7】同分解斜視図
(1) 脱臭・殺菌スペース (2) 脱臭シート (3) 吸気口 (4) 排気口 (5) 紫外線光源 (6) 送風手段 (10) 本体ケーシング (11) 紫外線ランプ (12) 軸流ファン (13) 排気孔 (14) 前面板 (15) 通路 (16) 吸気板 (17) 画壁板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/81 B01D 53/34 116B
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも1部を脱臭シートで形成した
脱臭・殺菌スペースを有し、該脱臭・殺菌スペースの一
部に吸気口を形成し、該吸気口から離間した位置に排気
口を設け、脱臭シートに近接して脱臭・殺菌スペース内
に紫外線光源を配置し、前記脱臭シートは吸着物質と光
反応性半導体を担持した通気性のシートからなり、吸気
口から脱臭・殺菌スペース内に吸引された汚染空気を脱
臭シートに接触させて臭気物質や細菌を吸着し、光分解
すると共に、汚染空気から塵埃を濾別するようにしたこ
とを特徴とする脱臭・殺菌装置。 - 【請求項2】 吸着物質が活性炭からなることを特徴と
する請求項(1)記載の脱臭・殺菌装置。 - 【請求項3】 光反応性半導体が、酸化チタンからなる
ことを特徴とする請求項(1)記載の脱臭・殺菌装置。 - 【請求項4】 脱臭シートが蛇腹状に折曲され、表面積
が拡大されていることを特徴とする請求項(1)記載の脱
臭・殺菌装置。 - 【請求項5】 前面を開放した本体ケーシングと該本体
ケーシングの開放された前面を蛇腹状に折曲した脱臭シ
ートで閉塞して縦長筒状の脱臭・殺菌スペースを形成
し、該脱臭・殺菌スペースの上面に吸気口を下部前面に
排気口をそれぞれ設け、脱臭・殺菌スペース内に紫外線
ランプを配置し、前記脱臭シートは活性炭と酸化チタン
を担持した通気性のシートからなることを特徴とする脱
臭・殺菌装置。 - 【請求項6】 上面及び底面を開放した本体ケーシング
と、本体ケーシング内に蛇腹状に折曲した脱臭シートを
本体ケーシングの内面との間に間隔を存して配置し、脱
臭シートと本体ケーシングとで筒状の脱臭・殺菌スペー
スを区画形成し、該脱臭・殺菌スペースの一端を前記本
体ケーシングの開放された上面に、他端を底面にそれぞ
れ連通して吸気口、排気口とすると共に脱臭・殺菌スペ
ース内に紫外線ランプを配置し、前記脱臭シートは活性
炭と酸化チタンとを担持した通気性のシートからなるこ
とを特徴とする脱臭・殺菌装置。 - 【請求項7】 本体ケーシングが偏平な方形箱形状をな
し、本体ケーシングの少なくとも一側面に吸気口を形成
し、該吸気口の内側に脱臭シートを折り畳んで配置し、
該脱臭シートの上部に近接して紫外線ランプを配置し、
本体ケーシング内には排気ファンが配置され、本体ケー
シングの適所には排気口が形成され、前記脱臭シートは
活性炭と酸化チタンを担持した通気性のシートからなる
ことを特徴とする脱臭・殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094563A JPH08266605A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 脱臭・殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094563A JPH08266605A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 脱臭・殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266605A true JPH08266605A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14113794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094563A Pending JPH08266605A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 脱臭・殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266605A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10314597A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Hitachi Ltd | 低温硬化型高活性酸化物光触媒薄膜を備えた物品 |
JPH11197229A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Honda Access Corp | 光触媒式空気清浄器 |
JP2003305371A (ja) * | 1996-09-20 | 2003-10-28 | Hitachi Ltd | 光触媒薄膜及びそれを備えた物品 |
JP2022055279A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 宗昭 芝山 | 殺菌装置及び殺菌システム |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7094563A patent/JPH08266605A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003305371A (ja) * | 1996-09-20 | 2003-10-28 | Hitachi Ltd | 光触媒薄膜及びそれを備えた物品 |
JPH10314597A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Hitachi Ltd | 低温硬化型高活性酸化物光触媒薄膜を備えた物品 |
JPH11197229A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Honda Access Corp | 光触媒式空気清浄器 |
JP2022055279A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 宗昭 芝山 | 殺菌装置及び殺菌システム |
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