JPH08265885A - カウンタ回路 - Google Patents
カウンタ回路Info
- Publication number
- JPH08265885A JPH08265885A JP6124895A JP6124895A JPH08265885A JP H08265885 A JPH08265885 A JP H08265885A JP 6124895 A JP6124895 A JP 6124895A JP 6124895 A JP6124895 A JP 6124895A JP H08265885 A JPH08265885 A JP H08265885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- clock
- speed clock
- value
- carry output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる2系統のクロックを使用して同一の同
期情報を保持するに際してカウンタの増加を招くことが
ないカウンタ回路を提供する。 【構成】 第1のクロックの数をカウントして所定期間
を測る第1のカウンタ1、第2のクロックの数をカウン
トして前記所定期間を測る第2のカウンタ2、これら第
1および第2のカウンタ1、2に縦続桁上げされるよう
にそれら第1および第2のカウンタ1,2に縦続接続さ
れるとともに、前記第1または第2のカウンタ1,2の
桁上げ出力の数をカウントする第3のカウンタ3およ
び、この第3のカウンタ3が前記第1のカウンタ1の桁
上げ出力の数をカウントするに際してはクロックとして
前記第1のクロックおよびその第1のカウンタ1の桁上
げ出力を供給するように、また前記第2のカウンタ2の
桁上げ出力の数をカウントするに際してはクロックとし
て前記第2のクロックおよびその第2のカウンタ2の桁
上げ出力を供給するように切換え選択するクロック・桁
上げ出力選択手段4を具える構成とする。
期情報を保持するに際してカウンタの増加を招くことが
ないカウンタ回路を提供する。 【構成】 第1のクロックの数をカウントして所定期間
を測る第1のカウンタ1、第2のクロックの数をカウン
トして前記所定期間を測る第2のカウンタ2、これら第
1および第2のカウンタ1、2に縦続桁上げされるよう
にそれら第1および第2のカウンタ1,2に縦続接続さ
れるとともに、前記第1または第2のカウンタ1,2の
桁上げ出力の数をカウントする第3のカウンタ3およ
び、この第3のカウンタ3が前記第1のカウンタ1の桁
上げ出力の数をカウントするに際してはクロックとして
前記第1のクロックおよびその第1のカウンタ1の桁上
げ出力を供給するように、また前記第2のカウンタ2の
桁上げ出力の数をカウントするに際してはクロックとし
て前記第2のクロックおよびその第2のカウンタ2の桁
上げ出力を供給するように切換え選択するクロック・桁
上げ出力選択手段4を具える構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウンタ回路に関し、
特に異なる2系統のクロックを使用して同一同期情報を
保持する場合に用いて好適なカウンタ回路に関するもの
である。
特に異なる2系統のクロックを使用して同一同期情報を
保持する場合に用いて好適なカウンタ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、近年、移動通信が急速に普及し
つつあり、特に第2世代コードレス電話、言い換えれば
簡易型携帯電話装置に対する期待が高まっており、移動
端末の一層の低消費電力化、小型化などが要求されてい
る。特に、低消費電力化は、移動端末の待ち受け可能時
間、通話時間に直接に関係するものであり、使用するク
ロックの低周波数化および回路の小型化が主な具体策と
して考えられている。
つつあり、特に第2世代コードレス電話、言い換えれば
簡易型携帯電話装置に対する期待が高まっており、移動
端末の一層の低消費電力化、小型化などが要求されてい
る。特に、低消費電力化は、移動端末の待ち受け可能時
間、通話時間に直接に関係するものであり、使用するク
ロックの低周波数化および回路の小型化が主な具体策と
して考えられている。
【0003】ところで、使用するクロックの低周波化に
際して、移動端末においては電力消費を抑えるために休
止モード時には着呼を検知するなどだけの間欠受信状態
になるが、この間欠受信時においては高速クロックにも
とづいて基地局と移動端末との間における送受信の同期
情報を保持する必要がある。したがって、休止モード時
には送受信の同期情報を保持するために、低速クロック
で動作するカウンタに加えて、間欠受信時のみ高速クロ
ックで動作する他のカウンタが必要となる。
際して、移動端末においては電力消費を抑えるために休
止モード時には着呼を検知するなどだけの間欠受信状態
になるが、この間欠受信時においては高速クロックにも
とづいて基地局と移動端末との間における送受信の同期
情報を保持する必要がある。したがって、休止モード時
には送受信の同期情報を保持するために、低速クロック
で動作するカウンタに加えて、間欠受信時のみ高速クロ
ックで動作する他のカウンタが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように高速クロックおよび低速クロックの2系統のクロ
ックで個々に動作するカウンタを必要とするならば、送
受信の同期情報の保持期間が長周期となるような場合に
はクロックのカウント数が膨大となり、カウンタの増加
を招くという問題点がある。
ように高速クロックおよび低速クロックの2系統のクロ
ックで個々に動作するカウンタを必要とするならば、送
受信の同期情報の保持期間が長周期となるような場合に
はクロックのカウント数が膨大となり、カウンタの増加
を招くという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、異なる2系統のクロックを使用して同
一の同期情報を保持するに際してカウンタの増加を招く
ことがないカウンタ回路を提供することにある。
とを目的として、異なる2系統のクロックを使用して同
一の同期情報を保持するに際してカウンタの増加を招く
ことがないカウンタ回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるカウンタ回
路は、前述された目的を達成するために、図1の発明原
理図に示されているように、 (a) 第1のクロックの数をカウントして所定期間を
測る第1のカウンタ(1) (b) 第2のクロックの数をカウントして前記所定期
間を測る第2のカウンタ(2) (c) これら第1および第2のカウンタ(1),
(2)に縦続桁上げされるようにそれら第1および第2
のカウンタ(1),(2)に縦続接続されるとともに、
前記第1または第2のカウンタ(1),(2)の桁上げ
出力の数をカウントする第3のカウンタ(3)および (d) この第3のカウンタ(3)が前記第1のカウン
タ(1)の桁上げ出力の数をカウントするに際してはク
ロックとして前記第1のクロックおよびその第1のカウ
ンタ(1)の桁上げ出力を供給するように、また前記第
2のカウンタ(2)の桁上げ出力の数をカウントするに
際してはクロックとして前記第2のクロックおよびその
第2のカウンタ(2)の桁上げ出力を供給するように切
換え選択するクロック・桁上げ出力選択手段(4) を具えることを特徴とするものである。
路は、前述された目的を達成するために、図1の発明原
理図に示されているように、 (a) 第1のクロックの数をカウントして所定期間を
測る第1のカウンタ(1) (b) 第2のクロックの数をカウントして前記所定期
間を測る第2のカウンタ(2) (c) これら第1および第2のカウンタ(1),
(2)に縦続桁上げされるようにそれら第1および第2
のカウンタ(1),(2)に縦続接続されるとともに、
前記第1または第2のカウンタ(1),(2)の桁上げ
出力の数をカウントする第3のカウンタ(3)および (d) この第3のカウンタ(3)が前記第1のカウン
タ(1)の桁上げ出力の数をカウントするに際してはク
ロックとして前記第1のクロックおよびその第1のカウ
ンタ(1)の桁上げ出力を供給するように、また前記第
2のカウンタ(2)の桁上げ出力の数をカウントするに
際してはクロックとして前記第2のクロックおよびその
第2のカウンタ(2)の桁上げ出力を供給するように切
換え選択するクロック・桁上げ出力選択手段(4) を具えることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】クロック・桁上げ出力選択手段(4)により第
3のカウンタ(3)にクロックとして第1のクロックお
よびその第1のカウンタ(1)の桁上げ出力を供給する
ように切換えられる場合には、第1のクロックの数をカ
ウントして所定期間を測る第1のカウンタ(1)と、こ
の第1のカウンタ(1)に縦続接続されてその第1のカ
ウンタ(1)の桁上げ出力の数をカウントする第3のカ
ウンタ(3)とによって、第1のクロックを使用して同
期情報が保持される。また、クロック・桁上げ出力選択
手段(4)により第3のカウンタ(3)にクロックとし
て第2のクロックおよびその第2のカウンタ(2)のカ
ウンタの桁上げ出力を供給するように切換えられる場合
には、第2のクロックの数をカウントして所定期間を測
る第2のカウンタ(2)と、この第2のカウンタ(2)
に縦続接続されてその第2のカウンタ(2)の桁上げ出
力の数をカウントする第3のカウンタ(3)とによっ
て、第2のクロックを使用して同期情報が保持される。
こうして、第1および第2のクロックの異なる2系統の
クロックを使用して同期情報が保持される。
3のカウンタ(3)にクロックとして第1のクロックお
よびその第1のカウンタ(1)の桁上げ出力を供給する
ように切換えられる場合には、第1のクロックの数をカ
ウントして所定期間を測る第1のカウンタ(1)と、こ
の第1のカウンタ(1)に縦続接続されてその第1のカ
ウンタ(1)の桁上げ出力の数をカウントする第3のカ
ウンタ(3)とによって、第1のクロックを使用して同
期情報が保持される。また、クロック・桁上げ出力選択
手段(4)により第3のカウンタ(3)にクロックとし
て第2のクロックおよびその第2のカウンタ(2)のカ
ウンタの桁上げ出力を供給するように切換えられる場合
には、第2のクロックの数をカウントして所定期間を測
る第2のカウンタ(2)と、この第2のカウンタ(2)
に縦続接続されてその第2のカウンタ(2)の桁上げ出
力の数をカウントする第3のカウンタ(3)とによっ
て、第2のクロックを使用して同期情報が保持される。
こうして、第1および第2のクロックの異なる2系統の
クロックを使用して同期情報が保持される。
【0008】前記第1のクロックは高速のクロックであ
り得るとともに、前記第2のクロックは低速のクロック
であり得る。また、前記クロック・桁上げ出力選択手段
(4)が前記第3のカウンタ(3)に供給するクロック
として少なくとも前記高速のクロックから低速のクロッ
クに切換え選択する場合に、前記第1のカウンタ(1)
側の同期情報を前記第2のカウンタ(2)側に乗せ換え
る同期情報乗換手段を具えることが好ましい。
り得るとともに、前記第2のクロックは低速のクロック
であり得る。また、前記クロック・桁上げ出力選択手段
(4)が前記第3のカウンタ(3)に供給するクロック
として少なくとも前記高速のクロックから低速のクロッ
クに切換え選択する場合に、前記第1のカウンタ(1)
側の同期情報を前記第2のカウンタ(2)側に乗せ換え
る同期情報乗換手段を具えることが好ましい。
【0009】
【実施例】次に、本発明によるカウンタ回路の具体的実
施例について、TDMA/TDDで伝送される簡易型携
帯電話装置における移動端末での休止モード時の同期情
報を保持するカウンタ回路に適用した場合につき図面を
参照しつつ説明する。
施例について、TDMA/TDDで伝送される簡易型携
帯電話装置における移動端末での休止モード時の同期情
報を保持するカウンタ回路に適用した場合につき図面を
参照しつつ説明する。
【0010】まず、簡易型携帯電話装置は、19.2M
Hz帯を用いてアクセス方式は4チャネル多重のマルチ
キャリアTDMA(時分割多重アクセス)、伝送方式は
TDD(Time division duplex)である。また、フレー
ム構成は、図2に示されているように、1.2秒の1個
のスーパーフレームを各100m秒の12個のマルチフ
レームで構成し、この1個のマルチフレームを各5m秒
の20個のフレームで構成し、更にその1個のフレーム
を各625μ秒の8個のスロットで構成するものであ
る。こうして、簡易型携帯電話装置の移動端末において
は、休止モード時に基地局から1.2秒毎に基地局およ
び移動端末間の同期合わせのために送信されその同期合
わせのユニーク・ワードUWを含む一斉呼び出しチャネ
ル(PCH)の間欠送信データは、図3に示されている
ようにスーパーフレーム間隔における最後のマルチフレ
ームでかつ最後のフレームの最初のスロットに位置され
るものとし、このスロットを受信スロットとしてその間
欠送信データが受信される。また、32KHzの低速の
クロックは常時に発生されてはいるが、384KHzの
高速のクロックは受信スロットにおいて間欠送信データ
を受信する際に受信スロットの約10m秒前から発生さ
れ受信後に速やかに停止される。なお、約10m秒にお
ける初めの5m秒間は、高速のクロックを発生させるた
めの発振の安定待ち時間である。また、32KHzのク
ロックの数の20個をカウントすることにより1スロッ
トの期間に対応する625μ秒が測れるとともに、38
4KHzのクロックの数の240個をカウントすること
により1スロットの期間に対応する625μ秒が測れ
る。
Hz帯を用いてアクセス方式は4チャネル多重のマルチ
キャリアTDMA(時分割多重アクセス)、伝送方式は
TDD(Time division duplex)である。また、フレー
ム構成は、図2に示されているように、1.2秒の1個
のスーパーフレームを各100m秒の12個のマルチフ
レームで構成し、この1個のマルチフレームを各5m秒
の20個のフレームで構成し、更にその1個のフレーム
を各625μ秒の8個のスロットで構成するものであ
る。こうして、簡易型携帯電話装置の移動端末において
は、休止モード時に基地局から1.2秒毎に基地局およ
び移動端末間の同期合わせのために送信されその同期合
わせのユニーク・ワードUWを含む一斉呼び出しチャネ
ル(PCH)の間欠送信データは、図3に示されている
ようにスーパーフレーム間隔における最後のマルチフレ
ームでかつ最後のフレームの最初のスロットに位置され
るものとし、このスロットを受信スロットとしてその間
欠送信データが受信される。また、32KHzの低速の
クロックは常時に発生されてはいるが、384KHzの
高速のクロックは受信スロットにおいて間欠送信データ
を受信する際に受信スロットの約10m秒前から発生さ
れ受信後に速やかに停止される。なお、約10m秒にお
ける初めの5m秒間は、高速のクロックを発生させるた
めの発振の安定待ち時間である。また、32KHzのク
ロックの数の20個をカウントすることにより1スロッ
トの期間に対応する625μ秒が測れるとともに、38
4KHzのクロックの数の240個をカウントすること
により1スロットの期間に対応する625μ秒が測れ
る。
【0011】続いて、図4に示されている休止モード回
路の動作について、図5乃至図10に示されている波形
タイムチャート図を参照しつつ各部の動作毎に順次に説
明する。なお、図4に付されている各符号a〜yは、図
5乃至図10において付されている各符号a〜yに対応
する。 i)各カウンタの基本動作(図5参照) 高速クロック用カウンタA 19.2MHzのクロックについて分周回路10におい
て分周された384KHzのクロックaで駆動され、通
常は当該高速クロック用カウンタAの反転された桁上げ
出力でロードされるデータ“10(h)”値から順次に
384KHzのクロックaの数をカウント値bとしてカ
ウントして“FF(h)”値までカウントアップし、言
い換えれば384KHzのクロックaの数の240個を
カウントして前述の桁上げ出力cを発生させる動作を繰
返し、625μ秒の各スロットを画定している。 低速クロック用カウンタB 32KHzのクロックdで駆動され、通常は当該低速ク
ロック用カウンタBの反転された桁上げ出力でロードさ
れるデータ“0C(h)”値から順次に32KHzのク
ロックdの数をカウントして“1F(h)”値までカウ
ンタ値eとしてカウントアップし、言い換えれば32K
Hzのクロックdの数の20個をカウントして前述の桁
上げ出力fを発生させる動作を繰返し、同様に625μ
秒の各スロットを画定している。 フレームカウンタC,マルチフレームカウンタDおよ
びスーパーフレームカウンタE 各カウンタC,D,Eは縦続桁上げされるように順次に
縦続接続されているとともに、これらカウンタC,D,
E群は高速クロック用カウンタAおよび低速用クロック
カウンタBに縦続桁上げされるように縦続接続されてい
る。
路の動作について、図5乃至図10に示されている波形
タイムチャート図を参照しつつ各部の動作毎に順次に説
明する。なお、図4に付されている各符号a〜yは、図
5乃至図10において付されている各符号a〜yに対応
する。 i)各カウンタの基本動作(図5参照) 高速クロック用カウンタA 19.2MHzのクロックについて分周回路10におい
て分周された384KHzのクロックaで駆動され、通
常は当該高速クロック用カウンタAの反転された桁上げ
出力でロードされるデータ“10(h)”値から順次に
384KHzのクロックaの数をカウント値bとしてカ
ウントして“FF(h)”値までカウントアップし、言
い換えれば384KHzのクロックaの数の240個を
カウントして前述の桁上げ出力cを発生させる動作を繰
返し、625μ秒の各スロットを画定している。 低速クロック用カウンタB 32KHzのクロックdで駆動され、通常は当該低速ク
ロック用カウンタBの反転された桁上げ出力でロードさ
れるデータ“0C(h)”値から順次に32KHzのク
ロックdの数をカウントして“1F(h)”値までカウ
ンタ値eとしてカウントアップし、言い換えれば32K
Hzのクロックdの数の20個をカウントして前述の桁
上げ出力fを発生させる動作を繰返し、同様に625μ
秒の各スロットを画定している。 フレームカウンタC,マルチフレームカウンタDおよ
びスーパーフレームカウンタE 各カウンタC,D,Eは縦続桁上げされるように順次に
縦続接続されているとともに、これらカウンタC,D,
E群は高速クロック用カウンタAおよび低速用クロック
カウンタBに縦続桁上げされるように縦続接続されてい
る。
【0012】まず、カウンタC,D,E群にクロック・
桁上げ出力選択部Gを通じて384KHzのクロックa
および高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cが供給
される場合には、これらカウンタC,D,Eはその38
4KHzのクロックaで駆動される。こうして、まずフ
レームカウンタCにおいて当該フレームカウンタCの反
転された桁上げ出力でロードされるデータ“0(h)”
値から順次に高速用クロックカウンタAの桁上げ出力の
数を“7(h)”値までカウンタ値gとしてカウントア
ップして、言い換えれば8個のスロットをカウントして
前述の桁上げ出力を発生させる動作を繰返す。次に、マ
ルチフレームカウンタDにおいて当該マルチフレームカ
ウンタDの反転された桁上げ出力でロードされるデータ
“EC(h)”値から順次にフレームカウンタCの桁上
げ出力の数を“FF(h)”値までカウンタ値iとして
カウントアップして、言い換えれば20個のフレームを
カウントして桁上げ出力を発生させる動作を繰返す。さ
らに、スーパーフレームカウンタEにおいて当該スーパ
ーフレームカウンタEの反転された桁上げ出力でロード
されるデータ“F4(h)”値から順次にマルチフレー
ムカウンタDの桁上げ出力の数を“FF(h)”値まで
カウンタ値kとしてカウントアップして、言い換えれば
20個のマルチフレームをカウントして前述の桁上げ出
力を発生させる動作を繰返す。
桁上げ出力選択部Gを通じて384KHzのクロックa
および高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cが供給
される場合には、これらカウンタC,D,Eはその38
4KHzのクロックaで駆動される。こうして、まずフ
レームカウンタCにおいて当該フレームカウンタCの反
転された桁上げ出力でロードされるデータ“0(h)”
値から順次に高速用クロックカウンタAの桁上げ出力の
数を“7(h)”値までカウンタ値gとしてカウントア
ップして、言い換えれば8個のスロットをカウントして
前述の桁上げ出力を発生させる動作を繰返す。次に、マ
ルチフレームカウンタDにおいて当該マルチフレームカ
ウンタDの反転された桁上げ出力でロードされるデータ
“EC(h)”値から順次にフレームカウンタCの桁上
げ出力の数を“FF(h)”値までカウンタ値iとして
カウントアップして、言い換えれば20個のフレームを
カウントして桁上げ出力を発生させる動作を繰返す。さ
らに、スーパーフレームカウンタEにおいて当該スーパ
ーフレームカウンタEの反転された桁上げ出力でロード
されるデータ“F4(h)”値から順次にマルチフレー
ムカウンタDの桁上げ出力の数を“FF(h)”値まで
カウンタ値kとしてカウントアップして、言い換えれば
20個のマルチフレームをカウントして前述の桁上げ出
力を発生させる動作を繰返す。
【0013】また、カウンタC,D,E群にクロック・
桁上げ出力選択部Gを通じて32KHzのクロックdお
よび低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fが供給さ
れる場合には、これらカウンタC,D,Eがその32K
Hzのクロックdで駆動され、フレームカウンタCにお
いて順次に低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fの
数をカウントする以外は前述の場合と同様である。 ii)発振器電源ON動作(図6参照) 32KHzのクロックdで駆動される各カウンタC,
D,Eにおいて、フレームカウンタCのカウント値gが
“0(h)”値であってデコーダ回路11から“0
(h)”デコーダパルスhが発生され、またマルチフレ
ームカウンタDのカウント値iが“FD(h)”値であ
ってデコーダ回路12から“FD(h)”デコーダパル
スjが発生され、更にスーパーフレームカウンタEのカ
ウント値kが“FF(h)”値であってデコーダ回路1
3から“FF(h)”デコーダパルスlが発生されてい
る状態、言い換えれば図3に示されている受信スロット
の位置から約10m秒前において低速クロック用カウン
タBのカウント値eが“12(h)”値であってデコー
ダ回路14から“12(h)”デコーダパルスmが発生
されると、JK型フリップフロップ回路15が32KH
zのクロックdのタイミングでセットされて19.2M
Hzの発振器電源ON信号nである“H”信号のQ出力
がされ、次にその“H”信号のQ出力がタイマカウンタ
FのENP入力とされる。こうして、タイマカウンタF
は、ロードされたデータ“60(h)”値から順次に3
2KHzで“FF(h)”値までカウンタ値Oとしてカ
ウントアップして桁上げ出力を発生させてカウントを停
止する。この“60(h)”値から“FF(h)”値ま
でのカウント数は160個となってその160個を32
KHzのクロックdでカウントするために5m秒の期間
を測ることになる。したがって、19.2MHzの発振
器電源ON信号nから5m秒の発振の安定待ち時間を置
いて分周回路10を通じて1/50分周された384K
Hzのクロックaが高速クロック用カウンタAなどに供
給される。なお、JK型フリップフロップ回路15が3
84KHzのクロックaのタイミングでリセットされる
のは、後述するように各カウンタA,C,D,Eが38
4KHzのクロックaで駆動されてから、セット時にカ
ウント値iが“FD(h)”値であったフレームカウン
タDのカウント値iが“2”だけカウントアップして
“FF(h)”となりデコーダ回路12から“FF
(h)”デコーダパルスが発生され、またフレームカウ
ンタCのカウント値gが“1(h)”値となってデコー
ダ回路11から“1(h)”デコーダパルスが発生され
ている状態において高速クロック用カウンタAのカウン
ト値bが“94(h)”値であってデコーダ回路16か
ら“94”デコーダパルスが発生される受信スロット後
のときである。 iii)高速クロック用カウンタAの起動動作およびカウ
ンタC,D,E群へのクロック桁上げ出力切換選択動作
(図7参照) タイマカウンタFのカウント値Oが“FF(h)”値ま
でカウントアップして桁上げ出力pが発生され、この桁
上げ出力pでもって384KHzのクロックaが発生さ
れ、またその桁上げ出力pでもって32KHzのクロッ
クdのタイミングでD型フリップフロップ回路17がセ
ットされると、このD型フリップフロップ回路17にお
いて32KHzのマスク信号qであるQ※出力が“L”
信号となる。一方、このD型フリップフロップ回路17
の“H”信号となるQ出力のエッヂが2個のD型フリッ
プフロップ回路18,19などより構成されるエッジ検
出部Hにおいて検出され、エッヂ検出パルスrが発生さ
れる。次に、このエッヂ検出パルスrでもって384K
HzのクロックaのタイミングでJK型フリップフロッ
プ回路20がセットされると、このJK型フリップフロ
ップ回路20において384KHzのマスク信号sであ
るQ出力が“H”信号となる。また、反転されたエッヂ
検出パルスr※により高速クロック用カウンタAにデー
タ“50(h)”値がロードされ、このロードされた
“50(h)”値から高速クロック用カウンタAは順次
に384KHzのクロックaの数を“FF(h)”値ま
でカウンタ値bとしてカウントアップして桁上げ出力c
を発生させる。次に、反転されたその桁上げ出力c※に
より前述のようにデータ“10(h)”値をロードして
その“10(h)”値から順次に384KHzのクロッ
クaの数をカウントし、桁上げ出力cを発生させるなど
の動作を繰返す。
桁上げ出力選択部Gを通じて32KHzのクロックdお
よび低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fが供給さ
れる場合には、これらカウンタC,D,Eがその32K
Hzのクロックdで駆動され、フレームカウンタCにお
いて順次に低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fの
数をカウントする以外は前述の場合と同様である。 ii)発振器電源ON動作(図6参照) 32KHzのクロックdで駆動される各カウンタC,
D,Eにおいて、フレームカウンタCのカウント値gが
“0(h)”値であってデコーダ回路11から“0
(h)”デコーダパルスhが発生され、またマルチフレ
ームカウンタDのカウント値iが“FD(h)”値であ
ってデコーダ回路12から“FD(h)”デコーダパル
スjが発生され、更にスーパーフレームカウンタEのカ
ウント値kが“FF(h)”値であってデコーダ回路1
3から“FF(h)”デコーダパルスlが発生されてい
る状態、言い換えれば図3に示されている受信スロット
の位置から約10m秒前において低速クロック用カウン
タBのカウント値eが“12(h)”値であってデコー
ダ回路14から“12(h)”デコーダパルスmが発生
されると、JK型フリップフロップ回路15が32KH
zのクロックdのタイミングでセットされて19.2M
Hzの発振器電源ON信号nである“H”信号のQ出力
がされ、次にその“H”信号のQ出力がタイマカウンタ
FのENP入力とされる。こうして、タイマカウンタF
は、ロードされたデータ“60(h)”値から順次に3
2KHzで“FF(h)”値までカウンタ値Oとしてカ
ウントアップして桁上げ出力を発生させてカウントを停
止する。この“60(h)”値から“FF(h)”値ま
でのカウント数は160個となってその160個を32
KHzのクロックdでカウントするために5m秒の期間
を測ることになる。したがって、19.2MHzの発振
器電源ON信号nから5m秒の発振の安定待ち時間を置
いて分周回路10を通じて1/50分周された384K
Hzのクロックaが高速クロック用カウンタAなどに供
給される。なお、JK型フリップフロップ回路15が3
84KHzのクロックaのタイミングでリセットされる
のは、後述するように各カウンタA,C,D,Eが38
4KHzのクロックaで駆動されてから、セット時にカ
ウント値iが“FD(h)”値であったフレームカウン
タDのカウント値iが“2”だけカウントアップして
“FF(h)”となりデコーダ回路12から“FF
(h)”デコーダパルスが発生され、またフレームカウ
ンタCのカウント値gが“1(h)”値となってデコー
ダ回路11から“1(h)”デコーダパルスが発生され
ている状態において高速クロック用カウンタAのカウン
ト値bが“94(h)”値であってデコーダ回路16か
ら“94”デコーダパルスが発生される受信スロット後
のときである。 iii)高速クロック用カウンタAの起動動作およびカウ
ンタC,D,E群へのクロック桁上げ出力切換選択動作
(図7参照) タイマカウンタFのカウント値Oが“FF(h)”値ま
でカウントアップして桁上げ出力pが発生され、この桁
上げ出力pでもって384KHzのクロックaが発生さ
れ、またその桁上げ出力pでもって32KHzのクロッ
クdのタイミングでD型フリップフロップ回路17がセ
ットされると、このD型フリップフロップ回路17にお
いて32KHzのマスク信号qであるQ※出力が“L”
信号となる。一方、このD型フリップフロップ回路17
の“H”信号となるQ出力のエッヂが2個のD型フリッ
プフロップ回路18,19などより構成されるエッジ検
出部Hにおいて検出され、エッヂ検出パルスrが発生さ
れる。次に、このエッヂ検出パルスrでもって384K
HzのクロックaのタイミングでJK型フリップフロッ
プ回路20がセットされると、このJK型フリップフロ
ップ回路20において384KHzのマスク信号sであ
るQ出力が“H”信号となる。また、反転されたエッヂ
検出パルスr※により高速クロック用カウンタAにデー
タ“50(h)”値がロードされ、このロードされた
“50(h)”値から高速クロック用カウンタAは順次
に384KHzのクロックaの数を“FF(h)”値ま
でカウンタ値bとしてカウントアップして桁上げ出力c
を発生させる。次に、反転されたその桁上げ出力c※に
より前述のようにデータ“10(h)”値をロードして
その“10(h)”値から順次に384KHzのクロッ
クaの数をカウントし、桁上げ出力cを発生させるなど
の動作を繰返す。
【0014】なお、前述の32KHzのマスク信号qお
よび384KHzのマスク信号sにより2個のD型フリ
ップフロップ回路21,22などより構成されるクロッ
ク・桁上げ出力選択部GにおいてカウンタC,D,E群
に供給されるクロックおよび桁上げ出力がクロック出力
tとして32KHzのクロックdから384KHzのク
ロックaに、また低速クロック用カウンタBの桁上げ出
力fから高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cに切
換え選択される。 iv)基地局および移動端末間の再同期動作(図8参照) 384KHzのクロックaが動作されて受信スロットに
おける基地局と移動端末との間の同期信号である32ビ
ットから構成されるユニーク・ワードUW1〜32の検
出にもとづくUW検出パルスuの反転である反転された
UW検出パルスu※でもってロードされるデータ“86
(h)”値から高速クロック用カウンタAは順次に38
4KHzのクロックaの数を“FF(h)”値までカウ
ンタ値bとしてカウントアップして桁上げ出力cを発生
させる。次に、この桁上げ出力cにより前述のようにロ
ードされるデータ“10(h)”値から順次に384K
Hzのクロックaの数をカウンタ値bとしてカウント
し、桁上げ出力cを発生させるなどの動作を繰返す。な
お、データ“86(h)”値は、図11に示されている
ように、4ビットのバースト過度応答時間信号R,2ビ
ットのスタートシンボル信号SS,62ビットのプリア
ンブル信号PR,32ビットのユニーク・ワード信号U
W,124ビットの制御信号CACおよび16ビットの
ガード時間GTから構成される受信スロットにおいて、
UW検出パルスuが受信スロットの頭から100ビット
(=4+64+32)後、言い換えれば、384KHz
のクロックaで100個後にあり、また384KHzの
クロックaの数で基地局から移動端末との間における受
信スロットの理論上の遅れが16個分、移動端末におけ
る回路の遅れが2個分あるとし、更に高速クロック用カ
ウンタAの初期値が“10(h)”(=16)値である
ことから、“86(h)”(=100+16+2+1
6)値と設定されたものである。この“86(h)”値
が高速クロック用カウンタAにロードされたことにより
その高速クロック用カウンタAにおいて基地局と移動端
末との間における同期化が行われたのである。 v)高速クロック用カウンタA側から低速クロック用カ
ウンタB側への同期情報の乗せ換え動作(図9参照) 反転されたUW検出パルスu※でもって384KHzの
クロックaのタイミングでJK型フリップフロップ回路
23はセットされると、このJK型フロップフロップ回
路23のQ出力vが“H”信号となって、この“H”信
号となるQ出力vの状態において高速クロック用カウン
タAから桁上げ出力cが発生されると、この桁上げ出力
cでもって32KHzのクロックdのタイミングでJK
型フロップフリップ回路24のセットがされ、このJK
型フリップフロップ回路24のQ出力wが“H”信号と
なる。この“H”信号となるQ出力wのエッヂが2個の
D型フリップフロップ回路25,26などより構成され
るエッヂ検出部Iにおいて検出され、エッヂ検出パルス
xが発生される。次に、反転されたエッヂ検出パルスx
※により低速クロック用カウンタBにデータ“0D
(h)”値がカウンタ値eとしてロードされる。この
“0D(h)”値は高速クロック用カウンタAにおける
基地局との同期化から初めてのスロットの次のスロット
において、低速クロック用カウンタBが反転されたエッ
ヂ検出パルスx※によりロードされ、1個分が遅れるた
めに“0C(h)”値から32KHzのクロックdの1
個分をカウントした“0D(h)”値と設定されたもの
である。この“0D(h)”値が低速クロック用カウン
タAにロードされたことにより高速クロック用カウンタ
Aから低速クロック用カウンタBに同期情報が乗せ換え
られたのである。 vi)高速クロック用カウンタAの動作終了(図10参
照) フレームカウンタCのカウント値gが“1(h)”値と
なってデコーダ回路11から“1(h)”デコーダパル
スが発生され、マルチフレームカウンタDのカウント値
iが“FF(h)”値となってデコーダ回路12から
“FF(h)”デコーダパルスが発生され、スーパーフ
レームカウンタEのカウント値kが“FF(h)”値と
なってデコーダ回路13から“FF(h)”デコーダパ
ルスが発生されている状態において高速クロック用カウ
ンタAのカウント値bが“93(h)”値であってデコ
ード回路16から“93(h)”デコーダパルスが発生
される場合において、JK型フリップフロップ回路20
は384KHzのクロックaのタイミングでリセットさ
れ、このJK型フリップフロップ回路20において38
4KHzのマスク信号sであるQ出力が“L”信号とな
る。また、続いて高速クロック用カウンタAのカウント
値bが“94(h)”値となってデコード回路16から
“94(h)”デコードパルスyが発生されると、JK
型フリップフロップ回路15が384KHzのクロック
aのタイミングでリセットされ、このJK型フリップフ
ロップ回路15において19.2MHzの発振器電源O
N信号nである“H”信号が“L”信号となってQ出力
され、384KHzのクロックaが止まる。また、この
JK型フリップフロップ回路15の“L”信号のQ出力
によりデータ“60(h)”値がタイマカウンタFにロ
ードされるために桁上げ出力が失くなりD型フリップフ
ロップ回路17が32KHzのクロックdのタイミング
でリセットされ、このD型フリップフロップ回路17に
おいて32KHzのマスク信号qであるQ※出力が
“H”信号となる。これら32KHzのマスク信号qお
よび384KHzのマスク信号sでもってクロック・桁
上げ出力選択部GにおいてカウンタC,D,E群に供給
されるクロックおよび桁上げ出力がクロック出力tとし
て384KHzのクロックaから32KHzのクロック
dに、また高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cか
ら低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fに切換え選
択される。
よび384KHzのマスク信号sにより2個のD型フリ
ップフロップ回路21,22などより構成されるクロッ
ク・桁上げ出力選択部GにおいてカウンタC,D,E群
に供給されるクロックおよび桁上げ出力がクロック出力
tとして32KHzのクロックdから384KHzのク
ロックaに、また低速クロック用カウンタBの桁上げ出
力fから高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cに切
換え選択される。 iv)基地局および移動端末間の再同期動作(図8参照) 384KHzのクロックaが動作されて受信スロットに
おける基地局と移動端末との間の同期信号である32ビ
ットから構成されるユニーク・ワードUW1〜32の検
出にもとづくUW検出パルスuの反転である反転された
UW検出パルスu※でもってロードされるデータ“86
(h)”値から高速クロック用カウンタAは順次に38
4KHzのクロックaの数を“FF(h)”値までカウ
ンタ値bとしてカウントアップして桁上げ出力cを発生
させる。次に、この桁上げ出力cにより前述のようにロ
ードされるデータ“10(h)”値から順次に384K
Hzのクロックaの数をカウンタ値bとしてカウント
し、桁上げ出力cを発生させるなどの動作を繰返す。な
お、データ“86(h)”値は、図11に示されている
ように、4ビットのバースト過度応答時間信号R,2ビ
ットのスタートシンボル信号SS,62ビットのプリア
ンブル信号PR,32ビットのユニーク・ワード信号U
W,124ビットの制御信号CACおよび16ビットの
ガード時間GTから構成される受信スロットにおいて、
UW検出パルスuが受信スロットの頭から100ビット
(=4+64+32)後、言い換えれば、384KHz
のクロックaで100個後にあり、また384KHzの
クロックaの数で基地局から移動端末との間における受
信スロットの理論上の遅れが16個分、移動端末におけ
る回路の遅れが2個分あるとし、更に高速クロック用カ
ウンタAの初期値が“10(h)”(=16)値である
ことから、“86(h)”(=100+16+2+1
6)値と設定されたものである。この“86(h)”値
が高速クロック用カウンタAにロードされたことにより
その高速クロック用カウンタAにおいて基地局と移動端
末との間における同期化が行われたのである。 v)高速クロック用カウンタA側から低速クロック用カ
ウンタB側への同期情報の乗せ換え動作(図9参照) 反転されたUW検出パルスu※でもって384KHzの
クロックaのタイミングでJK型フリップフロップ回路
23はセットされると、このJK型フロップフロップ回
路23のQ出力vが“H”信号となって、この“H”信
号となるQ出力vの状態において高速クロック用カウン
タAから桁上げ出力cが発生されると、この桁上げ出力
cでもって32KHzのクロックdのタイミングでJK
型フロップフリップ回路24のセットがされ、このJK
型フリップフロップ回路24のQ出力wが“H”信号と
なる。この“H”信号となるQ出力wのエッヂが2個の
D型フリップフロップ回路25,26などより構成され
るエッヂ検出部Iにおいて検出され、エッヂ検出パルス
xが発生される。次に、反転されたエッヂ検出パルスx
※により低速クロック用カウンタBにデータ“0D
(h)”値がカウンタ値eとしてロードされる。この
“0D(h)”値は高速クロック用カウンタAにおける
基地局との同期化から初めてのスロットの次のスロット
において、低速クロック用カウンタBが反転されたエッ
ヂ検出パルスx※によりロードされ、1個分が遅れるた
めに“0C(h)”値から32KHzのクロックdの1
個分をカウントした“0D(h)”値と設定されたもの
である。この“0D(h)”値が低速クロック用カウン
タAにロードされたことにより高速クロック用カウンタ
Aから低速クロック用カウンタBに同期情報が乗せ換え
られたのである。 vi)高速クロック用カウンタAの動作終了(図10参
照) フレームカウンタCのカウント値gが“1(h)”値と
なってデコーダ回路11から“1(h)”デコーダパル
スが発生され、マルチフレームカウンタDのカウント値
iが“FF(h)”値となってデコーダ回路12から
“FF(h)”デコーダパルスが発生され、スーパーフ
レームカウンタEのカウント値kが“FF(h)”値と
なってデコーダ回路13から“FF(h)”デコーダパ
ルスが発生されている状態において高速クロック用カウ
ンタAのカウント値bが“93(h)”値であってデコ
ード回路16から“93(h)”デコーダパルスが発生
される場合において、JK型フリップフロップ回路20
は384KHzのクロックaのタイミングでリセットさ
れ、このJK型フリップフロップ回路20において38
4KHzのマスク信号sであるQ出力が“L”信号とな
る。また、続いて高速クロック用カウンタAのカウント
値bが“94(h)”値となってデコード回路16から
“94(h)”デコードパルスyが発生されると、JK
型フリップフロップ回路15が384KHzのクロック
aのタイミングでリセットされ、このJK型フリップフ
ロップ回路15において19.2MHzの発振器電源O
N信号nである“H”信号が“L”信号となってQ出力
され、384KHzのクロックaが止まる。また、この
JK型フリップフロップ回路15の“L”信号のQ出力
によりデータ“60(h)”値がタイマカウンタFにロ
ードされるために桁上げ出力が失くなりD型フリップフ
ロップ回路17が32KHzのクロックdのタイミング
でリセットされ、このD型フリップフロップ回路17に
おいて32KHzのマスク信号qであるQ※出力が
“H”信号となる。これら32KHzのマスク信号qお
よび384KHzのマスク信号sでもってクロック・桁
上げ出力選択部GにおいてカウンタC,D,E群に供給
されるクロックおよび桁上げ出力がクロック出力tとし
て384KHzのクロックaから32KHzのクロック
dに、また高速クロック用カウンタAの桁上げ出力cか
ら低速クロック用カウンタBの桁上げ出力fに切換え選
択される。
【0015】なお、データ“60(h)”値がロードさ
れたタイマカウンタFは、JK型フリップフロップ回路
15が再びセットされ、ENP入力されるまで休止状態
となりカウント動作はされない。
れたタイマカウンタFは、JK型フリップフロップ回路
15が再びセットされ、ENP入力されるまで休止状態
となりカウント動作はされない。
【0016】本実施例においては、高速クロック用カウ
ンタA側から低速クロック用カウンタB側への同期情報
の乗せ換えを行っているが、同期情報の乗せ換えが行わ
れない場合には低速クロック用カウンタBの保持する同
期情報に戻る必要がある。しかし、低速クロック用カウ
ンタBの保持する同期情報に戻るまでは、カウンタC,
D,E群は高速クロック用カウンタAの動作を基準に動
作しているために、この高速クロック用カウンタの動作
を基準に動作している間に高速クロック用カウンタAと
低速クロック用カウンタBとにおける384KHzのク
ロックと32KHzのクロックとで周波数精度に依存し
てずれることになる。このずれは高速クロック用カウン
タAの動作している期間に比例し、この期間をT
(秒)、両クロックの周波数精度をA(ppm)とする
と位相ずれはT×A(秒)となる。したがって、両カウ
ンタA,Bからの桁上げ出力の発生タイミングにT×A
秒の差があるわけで、言い換えれば高速クロック用カウ
ンタAから低速クロック用カウンタBに切り換えるに際
して両カウンタA,Bの桁上げ出力が発生されるそれら
カウンタA,Bの不連続点の近辺のタイミングを用いる
とカウンタC,D,E群に対する桁上げ出力の欠落また
は過剰が生じる可能性がある。このために、同期情報の
乗せ換えが行われない場合における切り換えタイミング
としてはその不連続点からT×A(秒)以上のマージン
をもって切り換える必要がある。
ンタA側から低速クロック用カウンタB側への同期情報
の乗せ換えを行っているが、同期情報の乗せ換えが行わ
れない場合には低速クロック用カウンタBの保持する同
期情報に戻る必要がある。しかし、低速クロック用カウ
ンタBの保持する同期情報に戻るまでは、カウンタC,
D,E群は高速クロック用カウンタAの動作を基準に動
作しているために、この高速クロック用カウンタの動作
を基準に動作している間に高速クロック用カウンタAと
低速クロック用カウンタBとにおける384KHzのク
ロックと32KHzのクロックとで周波数精度に依存し
てずれることになる。このずれは高速クロック用カウン
タAの動作している期間に比例し、この期間をT
(秒)、両クロックの周波数精度をA(ppm)とする
と位相ずれはT×A(秒)となる。したがって、両カウ
ンタA,Bからの桁上げ出力の発生タイミングにT×A
秒の差があるわけで、言い換えれば高速クロック用カウ
ンタAから低速クロック用カウンタBに切り換えるに際
して両カウンタA,Bの桁上げ出力が発生されるそれら
カウンタA,Bの不連続点の近辺のタイミングを用いる
とカウンタC,D,E群に対する桁上げ出力の欠落また
は過剰が生じる可能性がある。このために、同期情報の
乗せ換えが行われない場合における切り換えタイミング
としてはその不連続点からT×A(秒)以上のマージン
をもって切り換える必要がある。
【0017】本実施例においては、発振の安定待ち時間
を測るに、タイマカウンタFによるハードで行っている
が、ソフトウェアによるタイマ制御にしても良い。ま
た、384KHzのクロックと32KHzのクロックと
の間における切り換えをハード制御で行っているが、ソ
フトウェア制御によっても良い。
を測るに、タイマカウンタFによるハードで行っている
が、ソフトウェアによるタイマ制御にしても良い。ま
た、384KHzのクロックと32KHzのクロックと
の間における切り換えをハード制御で行っているが、ソ
フトウェア制御によっても良い。
【0018】本発明における第1のカウンタ(1)は本
実施例における高速クロック用カウンタAに、本発明に
おける第2のカウンタ(2)は本実施例における低速ク
ロック用カウンタBに、本発明における第3のカウンタ
(3)は本実施例におけるカウンタC,D,E群に、更
に本発明におけるクロック・桁上げ出力選択部(4)は
本実施例におけるクロック・桁上げ出力選択部Gに対応
している。また、同期情報乗換手段は、本実施例におけ
るJK型フリップフロップ回路23,24およびエッヂ
検出部Iに対応している。
実施例における高速クロック用カウンタAに、本発明に
おける第2のカウンタ(2)は本実施例における低速ク
ロック用カウンタBに、本発明における第3のカウンタ
(3)は本実施例におけるカウンタC,D,E群に、更
に本発明におけるクロック・桁上げ出力選択部(4)は
本実施例におけるクロック・桁上げ出力選択部Gに対応
している。また、同期情報乗換手段は、本実施例におけ
るJK型フリップフロップ回路23,24およびエッヂ
検出部Iに対応している。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、異なる2系統のクロックを使用して同一の同期情報
を保持するに際してカウンタの一部を共用したことによ
りカウンタの増加を招くことがない。
ば、異なる2系統のクロックを使用して同一の同期情報
を保持するに際してカウンタの一部を共用したことによ
りカウンタの増加を招くことがない。
【図1】図1は、本発明によるカウンタ回路の発明原理
図である。
図である。
【図2】図2は、本発明によるカウンタ回路を適用する
TDMA/TDDで伝送される簡易型携帯電話装置にお
けるフレーム構成図である。
TDMA/TDDで伝送される簡易型携帯電話装置にお
けるフレーム構成図である。
【図3】図3は、図2において説明した受信スロットの
位置の説明図である。
位置の説明図である。
【図4】図4は、本発明によるカウンタ回路を適用した
TDMA/TDDで伝送される簡易型携帯電話装置にお
ける移動端末での休止モード時の同期情報を保持するカ
ウンタ回路の回路図である。
TDMA/TDDで伝送される簡易型携帯電話装置にお
ける移動端末での休止モード時の同期情報を保持するカ
ウンタ回路の回路図である。
【図5】図5は、図4において説明した高速クロック用
および低速クロック用のカウンタの基本動作の波形タイ
ムチャート図である。
および低速クロック用のカウンタの基本動作の波形タイ
ムチャート図である。
【図6】図6は、図4において説明した発振器電源ON
動作の波形タイムチャート図である。
動作の波形タイムチャート図である。
【図7】図7は、図4において説明した高速クロック用
カウンタの起動動作およびカウンタC,D,E群へのク
ロックの桁上げ出力切換選択動作の波形タイムチャート
図である。
カウンタの起動動作およびカウンタC,D,E群へのク
ロックの桁上げ出力切換選択動作の波形タイムチャート
図である。
【図8】図8は、図4において説明した基地局および移
動端末間の再同期動作の波形タイムチャート図である。
動端末間の再同期動作の波形タイムチャート図である。
【図9】図9は、図4において説明した高速クロック用
カウンタ側から低速クロック用カウンタ側への同期情報
の乗せ換え動作の波形タイムチャート図である。
カウンタ側から低速クロック用カウンタ側への同期情報
の乗せ換え動作の波形タイムチャート図である。
【図10】図10は、図4において説明した高速クロッ
ク用カウンタAの動作終了の波形タイムチャート図であ
る。
ク用カウンタAの動作終了の波形タイムチャート図であ
る。
【図11】図11は、図4において説明した受信スロッ
トにおける信号構成およびUW検出パルスの発生に際し
てのタイムチャート図である。
トにおける信号構成およびUW検出パルスの発生に際し
てのタイムチャート図である。
A 高速クロック用カウンタ B 低速クロック用カウンタ C フレームカウンタ D マルチフレームカウンタ E スーパーフレームカウンタ F タイマカウンタ G クロック・桁上げ出力選択部 H,I エッヂ検出部 10 分周回路 11,12,13, デコーダ回路 14,16 15,20,23, JK型フリップフロップ回路 24 17,18,19, D型フリップフロップ回路 21,22,25, 26
Claims (3)
- 【請求項1】 (a) 第1のクロックの数をカウント
して所定期間を測る第1のカウンタ、(b) 第2のク
ロックの数をカウントして前記所定期間を測る第2のカ
ウンタ、(c) これら第1および第2のカウンタに縦
続桁上げされるようにそれら第1および第2のカウンタ
に縦続接続されるとともに、前記第1または第2のカウ
ンタの桁上げ出力の数をカウントする第3のカウンタお
よび(d) この第3のカウンタが前記第1のカウンタ
の桁上げ出力の数をカウントするに際してはクロックと
して前記第1のクロックおよびその第1のカウンタの桁
上げ出力を供給するように、また前記第2のカウンタの
桁上げ出力の数をカウントするに際してはクロックとし
て前記第2のクロックおよびその第2のカウンタの桁上
げ出力を供給するように切換え選択するクロック・桁上
げ出力選択手段を具えることを特徴とするカウンタ回
路。 - 【請求項2】 前記第1のクロックは高速のクロックで
あるとともに、前記第2のクロックは低速のクロックで
あることを特徴とする請求項1に記載のカウンタ回路。 - 【請求項3】 前記クロック・桁上げ出力選択手段が前
記第3のカウンタに供給するクロックとして少なくとも
前記高速のクロックから低速のクロックに切換え選択す
る場合に、前記第1のカウンタ側の同期情報を前記第2
のカウンタ側に乗せ換える同期情報乗換手段を具えるこ
とを特徴とする請求項2に記載のカウンタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124895A JPH08265885A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | カウンタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124895A JPH08265885A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | カウンタ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265885A true JPH08265885A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13165749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6124895A Withdrawn JPH08265885A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | カウンタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219091A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 間欠受信装置 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6124895A patent/JPH08265885A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219091A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 間欠受信装置 |
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