JPH08265271A - プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置 - Google Patents

プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置

Info

Publication number
JPH08265271A
JPH08265271A JP7059593A JP5959395A JPH08265271A JP H08265271 A JPH08265271 A JP H08265271A JP 7059593 A JP7059593 A JP 7059593A JP 5959395 A JP5959395 A JP 5959395A JP H08265271 A JPH08265271 A JP H08265271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
fixed
movable
signal
optical transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7059593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Hiraoka
和志 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP7059593A priority Critical patent/JPH08265271A/ja
Publication of JPH08265271A publication Critical patent/JPH08265271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プレス機のベッド3側に設けられるとともに
配線11を介して制御部8に接続された固定側光送受信装
置12と、プレス機のフィードバー7側に設けられるとと
もに配線13を介してこのフィードバー7に設けられたセ
ンサ等9に接続された可動側光送受信装置14との間で光
信号の送受信を行う光伝送方法である。 【効果】 固定部材側と可動部材側との信号のやりとり
を、光通信により行うことができるので、多数の配線を
行う必要がなくなり、したがって高価な配線機器を使用
する必要がないとともに、配線スペースの確保に伴う設
計上の制約を無くすことができ、さらに可動部材の高速
化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機における信号
伝送方法および信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種自動化装置を備えた大型プ
レス機械には、2000〜3000個のセンサが使用さ
れており、これらのセンサからの検出信号が制御装置に
入力されて、各種自動化装置が制御されている。
【0003】そして、従来、これら各センサと制御装置
すなわちシーケンサとは、信号線により接続されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各セ
ンサとシーケンサとを接続する信号線の数が非常に多い
ため、信号線の敷設コストが多大となり、また信号線の
配線スペースを多く必要とし、設計的に制約が生じると
いう問題がある。
【0005】また、プレス架台などの固定側と、スライ
ド、トランスファ装置などの可動側との間の部分に、ケ
ーブルベアなどの高価な配線処理具を必要とし、さらに
配線が多くなると、その重量も重く、機器の高速化が妨
げられるという問題もある。
【0006】そこで、本発明は上記問題を解消し得るプ
レス機における信号伝送方法および信号伝送装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプレス機における信号伝送方法は、プレス
機の固定部材側に設けられるとともに配線を介して制御
装置に接続された固定側光送受信装置と、プレス機の可
動部材側に設けられるとともに配線を介して可動部材側
に設けられたセンサまたは駆動制御部に接続された可動
側光送受信装置との間で光信号の送受信を行う方法であ
る。
【0008】また、上記課題を解決するため、本発明の
プレス機における信号伝送装置は、プレス機の固定部材
側に、配線を介して制御装置に接続された固定側光送受
信装置を設けるとともに、プレス機の可動部材側に、こ
の可動部材側に設けられたセンサまたは駆動制御部に配
線を介して接続されて、上記可動側光送受信装置との間
で光信号の送受信を行う可動側光送受信装置を設けたも
のである。
【0009】さらに、本発明の他のプレス機における信
号伝送装置は、プレス機の固定部材側に、配線を介して
制御装置に接続された第1固定側光送受信装置およびセ
ンサまたは他の機器の駆動制御部に配線を介して接続さ
れて、上記第1固定側光送受信装置との間で光信号の送
受信を行う第2固定側光送受信装置を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】上述した信号伝送方法および信号伝送装置によ
ると、固定部材側と可動部材側との信号のやりとり、ま
たは固定部材同士における信号のやりとりを、光通信に
より行うことができる。
【0011】したがって、多数の信号配線を行う必要が
なくなるので、高価な配線機器を使用する必要がないと
ともに、配線スペースの確保に伴う設計上の制約が無く
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。図1はプレス機械の概略構成を示す側面図
である。
【0013】図1において、1は例えばトランスファプ
レス機で、そのプレス本体2は、ベッド3、アプライト
4およびクラウン5とから構成されており、またプレス
本体2には、可動機器として、スライド6、フィードバ
ー7などが具備されている。
【0014】また、このプレス機1には、スライド6、
フィードバー7などの可動機器を制御するための制御盤
8がプレス本体2の外側に配置されており、さらにこの
制御盤8と、プレス本体2側およびスライド6、フィー
ドバー7などの可動機器に設けられたセンサまたは他の
操作機器の駆動制御部(以下、センサ等という)9との
間で、信号の光通信を行うための信号伝送装置10が、
所定の複数箇所に配置されている。
【0015】この信号伝送装置10は、固定部材側例え
ばアプライト4側に設けられるとともに、配線11を介
して制御盤(制御装置)8に接続された固定側光送受信
装置12と、スライド6、フィードバー7などの可動部
材側に設けられたセンサ等9に配線13を介して接続さ
れるとともに、固定側光送受信機器12との間で光通信
を行う可動側光送受信装置14とから構成されている。
【0016】以下、上記光送受信装置12,14を、図
2および図3に基づき説明する。なお、上記固定側光送
受信装置12と可動側光送受信装置14とは、基本的に
は同一構成であるため、固定側光送受信装置(本説明中
では、単に、光送受信装置という)12について説明す
る。
【0017】すなわち、光送受信装置12には、受光部
21と発光部22とからなる送受光部23の組が2組設
けられるとともに、電気信号の入出力部24と、通信コ
ントローラ(通信制御部)25とが設けられている。
【0018】また、この光送受信装置12には、上記各
組の送受光部23における受光部21からの信号を、他
方の組の送受光部23における発光部22に出力する2
本の伝送回路26と、これら各伝送回路26の途中に設
けらたれ論理和素子部27と、各組の受光部21からの
入力信号を上記通信コントローラ25に入力するための
入力回路28と、この通信コントローラ25からの出力
信号を、上記各論理和素子部27に出力するための出力
回路29とが設けられている。
【0019】なお、上記通信コントローラ25と入出力
部24との間には、演算処理部(CPU)30が設けら
れている。次に、制御盤8側とセンサ等9との信号のや
りとりについて説明する。
【0020】すなわち、固定側光送受信装置12が配線
11により制御盤8に接続されており、また可動側光送
受信装置14が配線13によりセンサ等9に接続されて
いるものとする。
【0021】制御盤8から制御信号が出力されると、固
定側光送受信装置12側の演算処理部30、通信コント
ローラ25、出力回路29および各論理和素子部27を
介して、各発光部22に伝送され、この固定側光送受信
装置12に対応して配置された可動側光送受信装置14
に光信号が出力される。勿論、その信号の通信方向が一
方に限られている場合には、2組の内、一方の組の発光
部22および受光部21が使用される。
【0022】そして、可動側光送受信装置14において
は、例えば第1受光部21Aに入力された光信号は、こ
こで電気信号に変換されて第1伝送回路26A側に出力
されるとともに、第1入力回路28Aを介して通信コン
トローラ25に入力される。この通信コントローラ25
に入力された信号は、ここでこの可動側光送受信装置1
4に接続された操作機器用の制御信号であると判断がな
されると、演算処理部30および入出力部24を介し
て、操作機器の駆動制御部9にこの制御信号が出力され
る。
【0023】次に、この可動側光送受信装置14に入力
された信号が、例えば隣接する他の可動側光送受信装置
14に接続された他の操作機器の駆動制御部9に伝送す
る場合について説明する。
【0024】すなわち、第1受光部21Aに入力された
光信号は、ここで電気信号に変換されて第1伝送回路2
6A側に出力されるとともに、第1入力回路28Aを介
して通信コントローラ25に入力されるが、第1伝送回
路26A側に出力された電気信号は、第1論理和素子部
27Aを経て、第2発光部22Bに入り、ここから光信
号として、隣接する可動側光送受信装置14側に出力さ
れ、他の操作機器の制御が行われる。なお、部品番号の
後に「B」が付けられているものは、他方の組の回路系
統のものを示している。
【0025】次に、センサ等9で検出された信号を、制
御盤8に伝送する場合について説明する。すなわち、セ
ンサ等9からの信号が可動側光送受信装置14に配線1
3を介して入力されると、上記と同様に、入出力部2
4、演算処理部30を経て第1発光部22Aから光信号
が出力され、この光信号が固定側光送受信装置12の第
1受光部21Aにて入力される。
【0026】そして、この固定側光送受信装置12に入
力された信号は、演算処理部30および入出力部24を
経て、制御盤8に出力される。このように、制御盤側に
接続された固定側光送受信装置12をベッド3側に配置
するとともに、スライド6、フィードバー7などの可動
部材側に、上記固定側光送受信装置12との間で光通信
を行い得る可動側光送受信装置14を設けたので、従来
のように、多数の配線を行う必要がなくなり、したがっ
て高価な配線機器を使用する必要がないとともに、配線
スペースの確保によ伴う設計上の制約を無くすことがで
き、さらに可動部材側の高速化の邪魔になるのを防止す
ることができる。
【0027】なお、図3に、1個の固定側光送受信装置
12に対し、複数個の可動側光送受信装置14を配置し
て、隣接する可動側光送受信装置14同士の間でも、光
通信が行い得る場合を示す。
【0028】上記説明においては、制御盤8に接続され
ている固定側光送受信器12に、2組の受光部と発光部
とを設けたが、勿論、不要な場合には、受光部と発光部
とが1組だけ設けられる。
【0029】但し、上述したように、信号を他の光送受
信装置に伝送する場合には、2組の受光部と発光部とが
設けられ、また上記光通信においては、多重伝送方式が
使用されて、より多くの信号を送ることができるように
されている。
【0030】ところで、上記実施例においては、固定部
材と可動部材との間での光通信について説明したが、図
1にて示すように、例えばベッド3側とクラウン5側の
両方に固定側光送受信装置12を、すなわちベッド3側
に第1固定側光送受信装置12Aを、クラウン5側に第
2固定側光送受信装置12Bを配置して、固定部材同士
間に設けられる配線を省略するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の信号伝送方法およ
び信号伝送装置によると、固定部材側と可動部材側との
信号のやりとり、または固定部材同士における信号のや
りとりを、光通信により行うことができるので、従来の
ように、多数の配線を行う必要がなくなり、したがって
高価な配線機器を使用する必要がないとともに、配線ス
ペースの確保に伴う設計上の制約を無くすことができ、
さらに可動部材の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプレス機における信号
伝送装置の配置を示す概略全体側面図である。
【図2】同実施例における光送受信装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図3】同実施例における光送受信装置の他の使用例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 トランスファプレス機 3 ベッド 4 アプライト 5 クラウン 6 スライド 7 フィードバー 8 制御盤 9 センサ等 10 信号伝送装置 11 配線 12 可動側光送受信装置 13 配線 14 固定側光送受信装置 21 受光部 22 発光部 23 送受光部 24 入出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機の固定部材側に設けられるととも
    に配線を介して制御装置に接続された固定側光送受信装
    置と、プレス機の可動部材側に設けられるとともに配線
    を介して可動部材側に設けられたセンサまたは駆動制御
    部に接続された可動側光送受信装置との間で光信号の送
    受信を行うことを特徴とするプレス機における信号伝送
    方法。
  2. 【請求項2】プレス機の固定部材側に、配線を介して制
    御装置に接続された固定側光送受信装置を設けるととも
    に、プレス機の可動部材側に、この可動部材側に設けら
    れたセンサまたは駆動制御部に配線を介して接続され
    て、上記可動側光送受信装置との間で光信号の送受信を
    行う可動側光送受信装置を設けたことを特徴とするプレ
    ス機における信号伝送装置。
  3. 【請求項3】プレス機の固定部材側に、配線を介して制
    御装置に接続された第1固定側光送受信装置およびセン
    サまたは他の機器の駆動制御部に配線を介して接続され
    て、上記第1固定側光送受信装置との間で光信号の送受
    信を行う第2固定側光送受信装置を設けたことを特徴と
    するプレス機における信号伝送装置。
JP7059593A 1995-03-20 1995-03-20 プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置 Pending JPH08265271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059593A JPH08265271A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059593A JPH08265271A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265271A true JPH08265271A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13117701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7059593A Pending JPH08265271A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265271A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274091A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toshiba Corp ロボットに用いられる情報通信システム
JP2012125833A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Meiki Co Ltd プレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274091A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toshiba Corp ロボットに用いられる情報通信システム
JP4543001B2 (ja) * 2006-03-30 2010-09-15 株式会社東芝 ロボットに用いられる情報通信システム
JP2012125833A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Meiki Co Ltd プレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法
CN102555257A (zh) * 2010-12-17 2012-07-11 株式会社名机制作所 冲压成型系统以及冲压成型系统的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IL111190A0 (en) Control and communications apparatus
US4628308A (en) Communication network having a master-slave type series architecture and providing master-to-slave and slave-to-master communication
US5774688A (en) Format adjustment apparatus and method for bookbinding
JPH08265271A (ja) プレス機における信号伝送方法および信号伝送装置
JPH0585181B2 (ja)
JPH04345480A (ja) エレベータの信号伝送装置
JPH0519841A (ja) 教示操作盤接続装置
JPH0916517A (ja) バスインタフェース
JPH02208704A (ja) プログラマブルコントローラのi/oバス拡張装置
JPH0470839B2 (ja)
KR100942108B1 (ko) Rs-485 인터페이스를 이용한 rs-422 통신 처리장치
JPH02128882A (ja) プリンタシステム
KR100434143B1 (ko) 단일제어장치를갖는이중화된피엘씨시스템
KR100276973B1 (ko) 콘트롤러에어리어네트웍을이용한피엘씨제어시스템
JPH11175126A (ja) Cnc装置の機能追加方法
JPH06162382A (ja) プレス装置における信号伝送装置
JPH09284323A (ja) リング構成の1:n双方向通信装置
JPH03104588A (ja) ロボットの制御装置
JPS6160198A (ja) プロセス計装用信号伝送装置
JPH09106306A (ja) 数値制御装置用i/oユニットおよび分線盤
JP2607312Y2 (ja) エンコーダ
KR970074056A (ko) 광케이블을 이용한 차량의 공기조화 제어장치
JPH02299331A (ja) 光伝送多重化中継器
JPH04306026A (ja) 光信号分配・収集装置
JPS6326138A (ja) 車載集中制御表示システム