JPH08263815A - 磁気記録媒体、磁気ヘッド位置決め方法及び磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録媒体、磁気ヘッド位置決め方法及び磁気記録装置

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JPH08263815A
JPH08263815A JP6231912A JP23191294A JPH08263815A JP H08263815 A JPH08263815 A JP H08263815A JP 6231912 A JP6231912 A JP 6231912A JP 23191294 A JP23191294 A JP 23191294A JP H08263815 A JPH08263815 A JP H08263815A
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洋 柳沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込磁気ヘッド及び読取磁気ヘッドを確実に
位置決めする。 【構成】 列Aは、ディスク18の半径方向にトラック
54Nの中心部に位置する辺50a2と辺50a2と対
向しトラック54Nに隣接するトラック54N+1の前
記方向の中心部付近に対応して配置された辺50a1と
によって区画された記録部50aを前記方向に沿って複
数配列し、列Bは、列Aの記録部50a以外の領域に対
応する領域の記録部50bを前記方向に複数配列し、列
Cは、辺50a2から読取範囲のディスク18の半径方
向の長さより若干短い距離離れて配置された辺50C2
と辺50a1から前記読取範囲の前記方向の長さより若
干短い距離離れて配置された辺50C2とによって区画
された領域50cを複数配列し、列Dは、列Cの記録部
領域50c以外の領域に対応する領域の記録部50cを
複数配列して形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体、磁気ヘ
ッド位置決め方法及び磁気記録装置に係り、より詳しく
は、磁気ヘッドの位置を所望位置に位置決めするための
磁気記録媒体、磁気ヘッド位置決め方法及び磁気記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク、フレキシブルディスク
等の磁気ディスクには同心円状に複数のデータトラック
が形成されている。磁気ディスクに対し情報の読取り又
は書込みを行う場合には、磁気ヘッドを磁気ディスクの
半径方向に沿って移動させて特定のデータトラックに対
応させた後に(所謂シーク動作)、前記特定のデータト
ラックに対して情報の読取り又は情報の書込みが行われ
る。磁気ヘッドを特定のデータトラックに対応させるた
めの磁気ヘッドの位置決めは、次に説明するように磁気
ディスクに半径方向に沿って連続して記録されたバース
トパターンを読み取ることによって行われる。
【0003】図9(a)に磁気ディスク上に記録される
一般的なバーストパターンの例(一部分)を示す。図9
(a)において、磁気ディスクは円周方向(図9矢印A
方向)に沿って回転し、図示しない磁気ヘッドは磁気デ
ィスクの半径方向(図9矢印B方向及び該B方向と逆方
向)に沿って移動する。磁気ディスクには、データが記
録される複数のデータトラック54N(Nは、正の整
数)、54N±1、54N±2、54N±3、…が同心
円状に形成されており、更に磁気ディスクの半径方向に
沿ってバーストパターン202が記録されている。バー
ストパターン202は、データが記録された領域204
Aが半径方向に沿って配列されて成るバーストパターン
列A、同様にデータが記録された領域204Bが半径方
向に沿って配列されて成るバーストパターン列B、同様
にデータが記録された領域204Cが半径方向に沿って
配列されて成るバーストパターン列C及び同様に信号が
記録された領域204Dが半径方向に沿って配列されて
成るバーストパターン列Dの4本のバーストパターン列
で構成されている。
【0004】バーストパターン列A、Bを構成する各領
域は磁気ディスクの半径方向に沿った寸法がデータトラ
ックのピッチPに等しい長さとされており、半径方向に
沿った両端部が各々データトラックの中心位置に一致す
るように、磁気ディスクの半径方向に沿って千鳥状に配
置されている。また、バーストパターン列C、Dを構成
する各領域は磁気ディスクの半径方向に沿った寸法がデ
ータトラックのピッチPに等しい長さとされており、半
径方向に沿った両端部が各々データトラック間の中心位
置に一致するように、磁気ディスクの半径方向に沿って
千鳥状に配置されている。
【0005】ここで、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させながらバーストパターンの読取り
を行うと、位置検出信号が得られる。この位置検出信号
には、バーストパターン列Aを読み取ることによって得
られる信号(以下信号Aという)を、該信号Aにバース
トパターン列Bを読み取ることによって得られる信号
(以下、信号Bという)を加えた信号によって除した信
号A/(A+B) と、バーストパターン列Dを読み取ることに
よって得られる信号(以下信号Dという)を、該信号D
にバーストパターン列Cを読み取ることによって得られ
る信号(以下、信号Cという)を加えた信号によって除
した信号D/(C+D) と、の2種類がある。
【0006】位置検出信号A/(A+B) は、ギャップのセン
タがデータトラック54Nの幅方向(図9矢印B方向)
中心部付近を通過する際に直線的に変化している。な
お、位置検出信号A/(A+B) は、他のデータトラック54
N+1、54N+2、54N+3、…の幅方向中心部を
通過するときにも同様である。また、位置検出信号D/(C
+D) は、ギャップのセンタがデータトラック54Nと5
4N+1との中間付近を通過する際に直線的に変化して
いる。なお、位置検出信号D/(C+D) は、他のデータトラ
ック54N+1・54N+2、54N+2・54N+
3、…の中間付近を通過するときにも同様である。従っ
て、位置検出信号A/(A+B) 、D/(C+D) レベルに基づいて
ギャップの位置、すなわち、磁気ヘッドの位置を判断す
ることができ、位置検出信号のレベルに基づいてギャッ
プのセンタがデータトラックの幅方向中心部に位置する
ように磁気ヘッドを位置決めすることができる。すなわ
ち、磁気ヘッドの位置がデータトラック54Nからデー
タトラック54N+1に届く途中で、位置検出信号A/(A
+B) から位置検出信号D/(C+D) にスイッチして、該位置
信号が途切れることなく、該位置検出信号のレベルに基
づいて磁気ヘッドを位置決めすることができる。
【0007】ところで、近年、磁気抵抗素子(以下、M
R素子という)を用いて情報の読取りを行う磁気ヘッド
が提案されている。磁気抵抗素子は、半導体を磁界内に
配置すると半導体の中の電子や正孔の進行方向が磁界に
よって変化して走行経路が長くなり、抵抗値が増加する
という磁気抵抗効果を利用した素子である。このMR素
子を用いて情報の読取りを行いコイルによって情報の書
込みを行う磁気ヘッドでは、読取り用のギャップと書込
み用のギャップとが別々に設けられており、読取り用の
ギャップの長手方向寸法が短くされている。すなわち、
データを幅広く書いて、狭く読むようにして、他のデー
タトラックからのクロステーブルを減らし、S/N比の
小さい位置検出信号を得るようにしている。これによ
り、記録密度を向上させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このよう
に、読取り用のギャップの長手方向寸法が短くされ、読
取り範囲が短くなると、図9(b)に示すように、位置
検出信号A/(A+B) 及び位置検出信号D/(C+D) が検出され
ないて領域Pが発生する。このような領域Pが発生する
と、磁気ヘッドの現在位置がいかなる位置にあるか判断
できなくなり、磁気ヘッドの位置決めができない状態と
なってしまう。なお図9(B)において横軸は磁気ヘッ
ドの位置、より詳しくは磁気ヘッドに形成されたギャッ
プの長手方向中心位置(センタ)を表している。
【0009】このような問題を解決するため、読取り範
囲を広くすると、データを幅広く書いて、狭く読むよう
にして、記録密度を向上させる本来の目的を達成するこ
とができない。
【0010】一方、上記問題を解決するため特開平4-35
3679号公報には、各領域の磁気ディスクの半径方向に沿
った長さをデータトラックのピッチよりも短くした4本
の特殊なバーストパターン列から成るバーストパターン
を磁気ディスクに記録しておき、前記バーストパターン
から得られた4種類の信号を用いて演算することによっ
て求めた合計8種類の信号の中から位置検出信号として
用いる信号を磁気ヘッドの位置に応じて切り替えて、磁
気ヘッドの移動に対して広い範囲に亘って直線的に変化
する位置検出信号を得ることが提案されている。
【0011】しかしながら、上記では位置検出信号を得
るための信号切り替えの判断や演算等の処理が煩雑であ
る。また上記では、磁気ディスクに、各領域の磁気ディ
スクの半径方向に沿った長さをデータトラックのピッチ
よりも短くした特殊なバーストパターンを記録する必要
があるので、バーストパターンの記録に手間及び時間が
かかるという問題がある。更に上記公報には、得られた
信号に所定のバイアス値を加算又は減算することによっ
て、各信号のオフセットを除去した磁気ヘッドの移動に
対して直線的に変化する位置検出信号を得られるとして
いるが、オフセットは磁気ヘッドに供給される電圧や周
囲温度によって変化するので、前記バイアス値として固
定的な値を与えても位置検出信号として用いる信号を切
り替える点で位置検出信号に不自然に変化する部分、所
謂変曲点が生ずる。
【0012】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、書込み磁気ヘッド及び読取磁気ヘッドの位置決めを
確実に行うことの可能な磁気ディスク、磁気ヘッド位置
決め方法及び磁気ディスク装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、磁気記録媒体に、所定距離離間して
配置された所定書込み幅の書込み部及び前記書込み幅よ
り短い読取幅の読取部を備えた磁気ヘッドの前記書込み
部によってデータが書き込まれるデータトラックが所定
方向に沿って複数形成され、前記データトラックの中心
部付近に対応するように配置された第1の辺と該第1の
辺と対向しかつ前記データトラックに隣接するデータト
ラックの中心部付近に対応するように配置された第2の
辺とによって区画された領域の1つおきにデータが記録
されて形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配
列して形成した第1のバーストパターンと、前記第1の
バーストパターンのデータが記録されていない領域に対
応した領域にデータが記録されて形成された記録部を前
記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ前記第1
のバーストパターンと並列配置された第2のバーストパ
ターンと、前記第1のバーストパターンの前記第1の辺
から前記読取幅以下の距離離れた第3の辺と該第3の辺
と対向しかつ前記第2の辺から前記読取幅以下の距離離
れた第4の辺とによって区画された領域の1つおきにデ
ータが記録されて形成された記録部を前記所定方向に沿
って複数配列して形成されかつ前記第1のバーストパタ
ーンと並列配置された第3のバーストパターンと、前記
第3のバーストパターンのデータが記録されていない領
域に対応した領域にデータが記録されて形成された記録
部を前記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ前
記第1のバーストパターンと並列配置された第4のバー
ストパターンと、を記録している。
【0014】請求項2記載の発明は、所定距離離間して
配置された所定書込み幅の書込み部及び前記書込み幅よ
り短い読取幅の読取部を備えた磁気ヘッドと、前記磁気
ヘッドの書込み部によってデータが書き込まれるデータ
トラックが所定方向に沿って複数形成され、前記データ
トラックの中心部付近に対応するように配置された第1
の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データトラックに隣
接するデータトラックの中心部付近に対応するように配
置された第2の辺とによって区画された領域の1つおき
にデータが記録されて形成された記録部を前記所定方向
に沿って複数配列して形成した第1のバーストパターン
と、前記第1のバーストパターンのデータが記録されて
いない領域に対応した領域にデータが記録されて形成さ
れた記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成さ
れかつ前記第1のバーストパターンと並列配置された第
2のバーストパターンと、前記第1のバーストパターン
の前記第1の辺から前記読取幅以下の距離離れた第3の
辺と該第3の辺と対向しかつ前記第2の辺から前記読取
幅以下の距離離れた第4の辺とによって区画された領域
の1つおきにデータが記録されて形成された記録部を前
記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ前記第1
のバーストパターンと並列配置された第3のバーストパ
ターンと、前記第3のバーストパターンのデータが記録
されていない領域に対応した領域にデータが記録されて
形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配列して
形成されかつ前記第1のバーストパターンと並列配置さ
れた第4のバーストパターンと、が記録された磁気記録
媒体と、の少なくとも一方を前記所定方向に沿って相対
移動させ、前記第1のバーストパターン及び前記第2の
バーストパターンと前記第3のバーストパターン及び第
4のバーストパターンとの少なくとも一方に対応して前
記磁気ヘッドから出力される信号に基づいて前記磁気ヘ
ッドの位置を所望位置に位置決めするするようにしてい
る。
【0015】請求項3記載の発明は、所定距離離間して
配置された所定書込み幅の書込み部及び前記書込み幅よ
り短い読取幅の読取部を備えた磁気ヘッドと、前記磁気
ヘッドの書込み部によってデータが書き込まれるデータ
トラックが所定方向に沿って複数形成され、前記データ
トラックの中心部付近に対応するように配置された第1
の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データトラックに隣
接するデータトラックの中心部付近に対応するように配
置された第2の辺とによって区画された領域の1つおき
にデータが記録されて形成された記録部を前記所定方向
に沿って複数配列して形成した第1のバーストパターン
と、前記第1のバーストパターンのデータが記録されて
いない領域に対応した領域にデータが記録されて形成さ
れた記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成さ
れかつ前記第1のバーストパターンと並列配置された第
2のバーストパターンと、前記第1のバーストパターン
の前記第1の辺から前記読取幅以下の距離離れた第3の
辺と該第3の辺と対向しかつ前記第2の辺から前記読取
幅以下の距離離れた第4の辺とによって区画された領域
の1つおきにデータが記録されて形成された記録部を前
記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ前記第1
のバーストパターンと並列配置された第3のバーストパ
ターンと、前記第3のバーストパターンのデータが記録
されていない領域に対応した領域にデータが記録されて
形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配列して
形成されかつ前記第1のバーストパターンと並列配置さ
れた第4のバーストパターンと、が記録された磁気記録
媒体と、前記磁気ヘッド及び前記磁気記録媒体との少な
くとも一方を前記所定方向に沿って相対移動させる移動
手段と、前記移動手段により前記磁気ヘッド及び前記磁
気記録媒体の少なくとも一方が前記所定方向に沿って相
対移動されている状態で、前記第1のバーストパターン
及び前記第2のバーストパターンと前記第3のバースト
パターン及び前記第4のバーストパターンとの少なくと
も一方に対応して磁気ヘッドから出力される信号に基づ
いて前記磁気ヘッドの位置を所望位置に位置決めする位
置決め手段と、を磁気記録装置に含むようにしている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、磁気記録媒体に、所
定距離離間して配置された所定書込み幅の書込み部及び
書込み幅より短い読取幅の読取部を備えた磁気ヘッドに
よってデータが書き込まれるデータトラックが所定方向
に沿って複数形成され、かつ、第1のバーストパターン
から第4のバーストパターンが記録されている。
【0017】ここで、第1のバーストパターンは、前記
データトラックの中心部付近に対応するように配置され
た第1の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データトラッ
クに隣接するデータトラックの中心部付近に対応するよ
うに配置された第2の辺とによって区画された領域の1
つおきにデータが記録されて形成された記録部を前記所
定方向に沿って複数配列して形成している。
【0018】第2のバーストパターンは、前記第1のバ
ーストパターンのデータが記録されていない領域に対応
した領域にデータが記録されて形成された記録部を前記
所定方向に沿って複数配列して形成し、前記第1のバー
ストパターンと並列配置されている。
【0019】第3のバーストパターンは、前記第1のバ
ーストパターンの前記第1の辺から前記読取幅以下の距
離離れた第3の辺と該第3の辺と対向しかつ前記第2の
辺から前記読取幅以下の距離離れた第4の辺とによって
区画された領域の1つおきにデータが記録されて形成さ
れた記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成
し、前記第1のバーストパターンと並列配置されてい
る。
【0020】第4のバーストパターンは、前記第3のバ
ーストパターンのデータが記録されていない領域に対応
した領域にデータが記録されて形成された記録部を前記
所定方向に沿って複数配列して形成し、前記第1のバー
ストパターンと並列配置されている。
【0021】ここで、この磁気記録媒体において、磁気
ヘッドの位置決め制御を行う場合には、例えば、請求項
2及び請求項3記載の発明のように、前記磁気ヘッド及
び前記磁気記録媒体との少なくとも一方を前記所定方向
に沿って相対移動させた状態で、前記第1のバーストパ
ターン及び前記第2のバーストパターンと前記第3のバ
ーストパターン及び前記第4のバーストパターンとの少
なくとも一方に対応して磁気ヘッドから出力される信号
に基づいて前記磁気ヘッドの位置を所望位置に位置決め
する。
【0022】前述したように、第3のバーストパターン
は、第1の辺から読取幅以下の距離離れた第3の辺と第
2の辺から読取幅以下の距離離れた第4の辺とによって
区画された領域の1つおきに記録部を所定方向に沿って
複数配列して形成していると共に、第4のバーストパタ
ーンは、第3のバーストパターンのデータが記録されて
いない領域に対応した領域に記録部を第3のバーストパ
ターンの記録部の配列方向に沿って複数配列して形成し
ている。
【0023】このため、磁気ヘッドと磁気記録媒体との
少なくとも一方が相対的に移動している状態で、磁気ヘ
ッドの読取部の読取幅が第1の辺を通過する前に第3の
辺に位置することになる。また、前記状態で、該読取幅
が第2の辺を通過する前に第4の辺に位置することにな
る。
【0024】従って、磁気ヘッドの読取部は、第1のバ
ーストパターン及び第2のバーストパターンと、第3の
バーストパターン及び第4のバーストパターンとの少な
くとも一方を確実に検出することができる。
【0025】このため、第1のバーストパターン及び第
2のバーストパターンと第3のバーストパターン及び第
4のバーストパターンとに対応して磁気ヘッドから出力
される信号が検出されない領域が発生することを確実に
防止でき、これにより、磁気ヘッドの位置決めを確実に
行うことができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本実施例に係る磁気記録装置とし
てのハードディスク装置10が示されている。ハードデ
ィスク装置10はシャフト12を高速で回転させる駆動
装置14を備えている。シャフト12には、互いの軸線
が一致するように円筒状の支持体16が取付けられてお
り、支持体16の外周面には複数枚(図1では4枚)の
磁気記録媒体としてのディスク18A、18B、18
C、18Dが各々所定間隔隔てて取付けられている。
【0027】ディスク18A〜18Dは所定の厚み寸法
の円盤状とされており、各々硬質の材料で製作されかつ
両面に磁性材料が塗布されており、両面が記録面とされ
ている。ディスク18A〜18Dの中心部には支持体1
6の外径寸法とほぼ同径の孔が穿設されている。孔には
支持体16が挿入されており、ディスク18A〜18D
は支持体16の外周面に固定されている。従って、駆動
装置14によってシャフト12が回転されると、ディス
ク18A〜18Dは支持体16と一体的に回転される。
【0028】ディスク18A〜18Dの各々の記録面に
は、図2に示すようにディスク18の半径方向に沿って
複数のバーストパターン記録領域50が放射状に形成さ
れ、残りの領域がデータトラック領域52とされてい
る。バーストパターン記録領域50には、データが所定
のパターンで記録されることによってバーストパターン
が形成されている。図3には、バーストパターン記録領
域50に形成されるバーストパターン及びデータトラッ
ク領域52の一部が示されている。データトラック領域
52には複数のデータトラックが半径方向(図3矢印B
方向)に沿って同心円状にピッチPで形成されており、
図3にはその一部であるデータトラック54N(Nは、
正の整数)、54N±1、54N±2、54N±3─が
示されている。各データトラックは、後述する磁気ヘッ
ドによってディスク18の回転方向(図3矢印A方向)
に沿ってデータが書き込まれる。
【0029】バーストパターン記録領域50に形成され
ているバーストパターンは、図3に示すように、各々デ
ータが記録された領域(図3にハッチングで示す部分)
がデータトラックの配列方向、すなわちディスク18の
半径方向に沿って配列された4本のバーストパターン列
(バーストパターン列A乃至D)から成る。各バースト
パターン列を構成する各データ記録領域は、磁気ディス
ク18の半径方向に沿った寸法及び隣り合う領域との間
隔が各々データトラック54のピッチPに等しい長さと
されている。
【0030】バーストパターン列Aは、本発明の第1の
バーストパターンを構成している。バーストパターン列
Aは、ディスク18の半径方向に沿ったデータトラック
54N±1、54N±3、54N±5、─の中心部に位
置するように配置された本発明の第1の辺としての辺5
0a1と辺50a1と対向しかつ前記データトラック5
4N±1、54N±3、54N±5、─に隣接するデー
タトラック54N、54N±2、54N±4、─の前記
ディスク18の半径方向に沿った中心部付近に対応する
ように配置された本発明の第2の辺としての辺50a2
とによって区画された領域50aにデータが記録されて
形成される記録部を前記ディスク18の半径方向に沿っ
て複数配列して形成している。
【0031】バーストパターン列Bは、本発明の第2の
バーストパターンを構成している。バーストパターン列
Bは、バーストパターン列Aのデータが記録されていな
い領域に対応した領域にデータが記録されて形成される
記録部50bを前記ディスク18の半径方向に沿って複
数配列して形成している。
【0032】バーストパターン列Cは、本発明の第3の
バーストパターンを構成している。バーストパターン列
Cは、バーストパターン列Aの50a1の辺から磁気ヘ
ッド20の読取部としのリードギャップ20Aのリード
幅より若干短い距離離れた本発明の第3の辺としての辺
50c1と辺50c1と対向しかつ辺50a2から前記
リードギャップ20Aのリード幅より若干短い距離離れ
た本発明の第4の辺としての辺50c2とによって区画
された領域50cにデータが記録されて形成される記録
部を前記ディスク18の半径方向に沿って複数配列して
形成している。
【0033】バーストパターン列Dは、本発明の第4の
バーストパターンを構成している。バーストパターン列
Dは、バーストパターン列Cのデータが記録されていな
い領域に対応する領域にデータが記録されて形成される
記録部50dを前記ディスク18の半径方向に沿って複
数配列して形成している。
【0034】ここで、本実施例では、信号記録領域50
a及び50c、信号記録領域50b及び50dは、ディ
スク18の回転方向に互いに3/5重なって配置されて
いる。また、バーストパターン列A〜Dは互いに並列に
配置されている。
【0035】なお、バーストパターン記録領域50に含
まれる領域50Aには、パターンの開始を示す特殊コー
ド(1μsec 程度の無信号領域等)及び各データトラッ
クのアドレス等を表すグレイコード(巡回2進符号)
が、データトラックに対応されて記録されている。
【0036】またハードディスク装置10は、ディスク
18A〜18Dの各々の記録面に対応して設けられた磁
気ヘッド20A〜20Hを備えている。磁気ヘッド20
A〜20Hには、図4に示すように、各々データトラッ
クの幅方向に沿って延びる、データの読取り用の読取部
としてのリードギャップ20Aとデータの書込み用の書
込み部としてのライトギャップ20Bとが形成されてい
る。リードギャップ20Aはライトギャップ20Bと比
較して長手方向寸法が短くされてている。この結果、リ
ードギャップ20Aの読取幅としてのリード幅は、ライ
トギャップ20Bの書込み幅としてのライト幅より短く
なっている。また、リードギャップ20Aは長手方向中
心位置(センタ)がライトギャップ20Bのセンタに対
して、ディスク18の半径方向(図3の矢印B方向)に
ずれている(ずれ量を図4に「a」で示す)。
【0037】各磁気ヘッド20は、リードギャップ20
Aに対応して設けられMR素子を利用して情報の読取り
を行う図示しないリードエレメントと、ライトギャップ
20Bに対応して設けられコイルによって情報の書込み
を行う図示しないライトエレメントと、を含んで構成さ
れている。磁気ヘッド20A〜20Hは各々アクセスア
ーム22A〜22Hの先端部に取付けられており、ディ
スク18A〜18Dの対応する記録面から若干(例えば
0.1〜 0.2ミクロン程度)離れた位置に保持されてい
る。アクセスアーム22A〜22Hの磁気ヘッド20が
取付けられた側と反対側の端部は駆動装置24に取付け
られている。
【0038】駆動装置24は、アクセスアーム22A〜
22Hに対応して設けられ各アクセスアームを移動させ
るボイスコイルモータ26(図5参照)を備えており、
後述するマイクロプロセッシングユニットによってボイ
スコイルモータ26が駆動されると、磁気ヘッド20A
〜20Hがディスク18A〜18Dの半径方向に沿って
移動するようにアクセスアームを移動させる。これによ
り、磁気ヘッド20A〜20Hはディスク18A〜18
Dの記録面上の所定部位に対応される。
【0039】各磁気ヘッド20は、各々図5に示すよう
な回路に接続されている。すなわち磁気ヘッド20の信
号出力端は増幅器28の入力端に接続されており、磁気
ヘッド20のリードエレメントから出力された信号は増
幅器28で増幅される。増幅器28の出力端にはスイッ
チング回路30A、30B、30C、30Dの一端が並
列に接続されている。また、増幅器28の出力端はパタ
ーン検出回路46を介してゲートパルス発生器48に接
続されている。ゲートパルス発生器48はスイッチング
回路30A〜30B及びマイクロプロセッシングユニッ
ト(以下MPUという)32に接続されている。
【0040】図5ではスイッチング回路30A〜30D
を模式的にスイッチとして示しているが、実際にはトラ
ンジスタ等のスイッチング素子を含んで構成されてい
る。パターン検出回路46によってパターンの開始を示
すコードが検出された後、ゲートパルス発生器48は、
磁気ヘッド20がバーストパターン列Aに対応したとき
にスイッチング回路30Aのみをオンさせ、スイッチン
グ回路30Aからバーストパターン列Aに対応する信号
(以下、信号Aという)を出力させる。また、磁気ヘッ
ド20がバーストパターン列Bに対応したときにスイッ
チング回路30Bのみをオンさせ、スイッチング回路3
0Bからバーストパターン列Bに対応する信号(以下信
号Bという)を出力させる。
【0041】同様に、磁気ヘッド20がバーストパター
ン列Cに対応したときにスイッチング回路30Cのみを
オンさせ、スイッチング回路30Cからバーストパター
ン列Cに対応する信号(以下信号Cという)を出力させ
ると共に、磁気ヘッド20がバーストパターン列Dに対
応したときにスイッチング回路30Dのみをオンさせス
イッチング回路30Dからバーストパターン列Dに対応
する信号(以下信号Dという)を出力させる。
【0042】スイッチング回路30Aの他端は2つに分
岐され、一方はアナログデジタル変換器(以下、A/D
変換器という)34の信号入力端に、他方は加算器36
の2個の入力端の一方に接続されている。スイッチング
回路30Bの他端は加算器36の2個の入力端の他方に
接続されている。加算器36の信号出力端はA/D変換
器34の基準信号入力端に接続されている。従って、A
/D変換器34はスイッチング回路30Aから出力され
た信号Aとスイッチング回路30Bから出力された信号
Bとを加算した信号A+B を基準信号として作動し、入力
された信号Aをデジタルデータに変換して出力する。従
ってA/D変換器34からは、信号A/(A+B) (以下、位
置検出信号SAという)が出力される。
【0043】また、スイッチング回路30Cの他端も2
つに分岐されており、一方はA/D変換器38の信号入
力端に、他方は加算器40の2個の入力端の一方に接続
されている。スイッチング回路30Dの他端は加算器4
0の2個の入力端の他方に接続されている。加算器40
の信号出力端はA/D変換器38の基準信号入力端に接
続されている。従って、A/D変換器38はスイッチン
グ回路30Cから出力された信号Cとスイッチング回路
30Dから出力された信号Dとを加算した信号C+D を基
準信号として作動し、入力された信号Cをデジタルデー
タに変換して出力する。従ってA/D変換器38から
は、信号C/(C+D) (以下、位置検出信号SDという)が
出力される。A/D変換器34、38の出力端はMPU
32に接続されている。
【0044】MPU32はA/D変換器34、38から
入力した位置検出信号SA、SDに基づいて磁気ヘッド
20の位置を判断する。そして磁気ヘッド20を所定位
置へ移動させる場合には、ボイスコイルモータ26を駆
動するためのデータを出力する。このデータは、MPU
32に接続されたデジタルアナログ変換器(以下、D/
A変換器という)42でアナログ信号に変換され、D/
A変換器42に接続された増幅器44で増幅されてボイ
スコイルモータ26に供給される。これによりボイスコ
イルモータ26が駆動され、磁気ヘッド20が所定位置
へ移動される。
【0045】また、MPU32には図示しないRAMが
内蔵されており、該RAMには、位置検出信号SDの信
号レベルに対する位置検出信号SAが減少するデータト
ラック(例えば、データトラック54N、54N±2、
54N±4、─)の中心部からの磁気ヘッド20のリー
ドギャップ20Aのずれ量P1の関係(図8(a))、
位置検出信号SAの信号レベルに対する位置検出信号S
Aが減少する前記データトラックの中心部からの磁気ヘ
ッド20のリードギャップ20Aのずれ量P2の関係
(図8(b))及び位置検出信号SAの信号レベルに対
する位置検出信号SAが増加するデータトラック(例え
ば、データトラック54N±1、54N±3─)の中心
部からの磁気ヘッド20のリードギャップ20Aのずれ
量P3の関係(図8(c))がマップとなって記憶され
ている。
【0046】次に、本実施例の作用を図6及び図7に示
したフローチャートを参照して説明する。本実施例は、
ディスク18からのデータの読取り又はディスク18へ
のデータの書込みを行う際に、磁気ヘッド20の位置極
め制御を行うものである。
【0047】ここで、図3(a)に示すように、バース
トパターン列Aのデータ記録領域50aの辺50a2が
データトラック54N(54N±2、54N±4、─)
の幅方向中心部に位置しており、また、バーストパター
ン列Dのデータ記録領域50dの辺50d1が辺50a
2からリードギャップ20Aのリード幅より若干短い距
離離れて配置している。
【0048】従って、磁気ヘッドがデータトラック54
Nの矢印B方向の中心部の位置から矢印B方向に沿って
移動するに伴い、磁気ヘッド20Aのリードギャップ2
0Aのリード幅とデータ記録領域50aとが重なる面積
が減少すると共に前記リード幅とデータ記録領域50d
とが重なる面積が増加する。このため、図3(b)示す
ように、位置検出信号SAが減少し、位置検出信号SD
が増加する。この場合、リードギャップ20Aのリード
幅のディスク18の半径方向と逆方向の端がデータ記録
領域50aの辺50a2を通過する前に該リード幅の他
方の端がデータ記録領域50dの辺50d1を通過する
ため、位置検出信号SAが検出されなくなる前に位置検
出信号SDが検出されることになる。
【0049】よって、位置検出信号SAが減少するデー
タトラック54N(54N±2、54N±4、─)のデ
ィスク18の半径方向と逆方向の端から、該データトラ
ックの前記方向の中心位置からリードギャップのリード
幅の前記方向の長さの1/2の領域では、位置検出信号
SAに基づいて、また、これ以外の領域では、位置検出
信号SDに基づいて、データトラック54N、54N±
2、54N±4、─の中心位置への磁気ヘッドの位置決
めを確実に行うことができる。
【0050】また、データトラック54N±1、54N
±3、─のディスク18の半径方向中心部から該方向側
に対応する領域にはデータ記録領域50a、50d、逆
側の領域では、記録領域50dが配置しているため、図
3(b)に示すように、位置検出信号SA及び位置検出
信号SDの少なくとも一方が確実に検出される。よっ
て、データトラック54N±1、54N±3、─では、
位置検出信号SA及び位置検出信号SDの少なくとも一
方に基づいて、データトラック54N±1、54N±
3、─の中心位置への磁気ヘッドの位置決めを確実に行
うことができる。
【0051】本実施例は、このような位置検出信号S
A、SDの信号レベルに基づいて磁気ヘッドの位置決め
制御を行うものである。
【0052】すなわち、パターン検出回路46がパター
ンの開始を検出することにより起動され、外部(例えば
ハードディスク装置10に接続されたコンピュータのC
PU等)からMPU32に、ディスク18の所定のデー
タトラックからの情報の読取り、又は所定のデータトラ
ックへの情報の書込みを行う指示が入力されると、ステ
ップ102(図6参照)で、データ書込み指示か否か判
断し、データ書込み指示の場合には、ステップ104
で、リードギャップ20Aとライトギャップ20Bとの
ずれ量aを補正量Tとして、ステップ108に移行す
る。一方、データ読込み指示の場合には、ステップ10
6で、補正量Tを0として、ステップ108に移行す
る。ステップ106では、位置決め制御を行う。すなわ
ち、ステップ112(図7参照)で、グレイコードの読
取りを実行し、磁気ヘッド20のリードギャップ20A
がデータトラックの略幅方向中心部に位置した場合に
は、ステップ114で、グレイコードから得られるトラ
ックIDにより、磁気ヘッド20が矢印B方向に移動し
た場合に位置検出信号SAの値が減少するトラックか否
かを判定する。位置検出信号SAの値が減少するトラッ
クは、図3ではトラック54N、54N±2、54N±
4─である。ステップ118の判定が肯定された場合は
ステップ116で、位置検出信号を取り込みんで、ステ
ップ120に移行する。
【0053】ステップ120で、取り込んだ位置検出信
号が位置検出信号SAであるか否か判断し、位置検出信
号SDを取り込んだと判断した場合には、ステップ12
2で、取り込んだ位置検出信号SDの信号レベルに基づ
いて、図8(a)に示す該信号レベルとトラック中心部
からのずれ量P1とのマップから、ずれ量P1を取り込
んで、ステップ128に移行する。
【0054】一方、ステップ120の判断が肯定された
場合には、ステップ124で、取り込んだ位置検出信号
SAの信号レベルに基づいて、図8(b)に示す該信号
レベルとトラック中心部からのずれ量P2とのマップか
ら、ずれ量P2を取り込んで、ステップ128に移行す
る。
【0055】一方、トラックIDにより磁気ヘッド20
の位置がトラック54N−1、トラックN+1─にある
と判定された場合には、矢印B方向に磁気ヘッドが移動
するとデータSAの値が増加する。このような場合に
は、ステップ114の判定が否定され、位置検出信号S
A及び位置検出信号SDを入力しているので、ステップ
118で、位置検出信号SA及び位置検出信号SDのい
ずれか本実施例では位置検出信号SAを取り込み、ステ
ップ126で、取り込んだ位置検出信号SAの信号レベ
ルに基づいて、図8(c)に示す該信号レベルとトラッ
ク中心部からのずれ量P3を取り込んで、ステップ12
8に移行する。
【0056】ステップ128で、磁気ヘッドの移動量Q
を、取り込んだずれ量P1、P2及びP3のいずれか
に、補正量Tを加算して求める。ステップ130で、ボ
イスコイルモータ26を駆動させ、ステップ132で、
距離Q移動したか否か判断し、距離Qだけ移動した場合
に、ステップ134で、ボイスコイルモータ26を停止
して、本処理を終了する。なお、磁気ヘッドの移動量Q
は、ずれ量P1、P2及びP3のいずれかに補正量Tを
加算して求めるため、データ読込みの場合には、補正量
Tが0であるためリードギャップ20Aの中心位置をデ
ータトラックの中心位置に位置決めすることができ、か
つ、データ書込みの場合は、補正量Tがずれ量aである
ためリードギャップ20Aの中心位置がデータトラック
の中心位置からずれ量aだけずれた位置に位置されるた
めライトギャップ20Bの中心位置をデータトラックの
中心位置に位置決めすることができる。
【0057】このように、図3(a)に示すように、バ
ーストパターン列Aのデータ記録領域50aの辺50a
2がデータトラック54N(54N±2、54N±4、
─)の幅方向中心部に位置しており、また、バーストパ
ターン列Dのデータ記録領域50dの辺50d1が辺5
0a2からリードギャップ20Aのリード幅のディスク
18の半径方向の長さより若干短い距離離れて配置して
いるため、位置検出信号SAが検出されなくなる前に位
置検出信号SDが検出されることになり、従来、位置検
出信号が検出されない領域Pにおいても位置検出信号S
A、SDが検出され、位置検出信号が検出されない領域
が発生することを防止でき、これにより、磁気ヘッドの
位置決めを確実に行うことができる。
【0058】このように、位置検出信号が検出されない
領域を発生することを防止できるため、リードギャップ
のリード幅がライトギャップのライト幅より短くなって
いる磁気ヘッドによって、データを幅広く書いて、狭く
読むようにして、他のデータトラックからのクロステー
ブルを減らし、S/N比の小さい位置検出信号を得るよ
うにし、これにより、記録密度を向上させる本来の目的
が達成される。
【0059】以上説明した実施例では、信号記録領域5
0aと50c及び信号記録領域50bと50dを、ディ
スク18の回転方向に互いに3/5重なって配置するよ
うにしているが、これに限定するものでなく、データ記
録領域50aの辺50a2及びデータ記録領域50dの
辺50d1とがリードギャップ20Aのリード幅以下の
距離離れて配置するようにすればよい。
【0060】また、前述した実施例では、バーストパタ
ーン列Aのデータ記録領域50aの辺50aがデータト
ラック54N(54N±2、54N±4、─)の幅方向
中心部に位置しており、また、バーストパターン列Dの
データ記録領域50dの辺50d1が辺50a2からリ
ードキャップ20Aのリード幅のディスク18の半径方
向の長さより若干短い長さだけ離間して配置している
が、これに限定するものでなく、バーストパターン列C
のデータ記録領域50cをデータ記録領域50dに対応
する位置に配置し、バーストパターン列Dのデータ記録
領域50dをデータ記録領域50cに対応する位置に配
置するようにしてもよい。なお、この場合には、位置検
出信号SAが減少するデータトラックは、データトラッ
ク50N±1、50N±3、─に移動するため、これに
応じて位置制御を行うようにすればよい。
【0061】また、前述した実施例では、ディスクに対
して磁気ヘッドを移動させる例について説明したが、こ
れに限定するものでなく、磁気ヘッドに対してディスク
を移動する場合、また、ディスクと磁気ヘッドとを相対
的に移動する場合にも適用することができる。
【0062】また、前述した実施例では、磁気記録媒体
としてハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気
ディスクを例にとり説明したが、これに限定するもので
なく、磁気テープ等の磁気記録媒体においても適用する
ことかできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第3のバ
ーストパターンは、第1の辺から読取部の読取幅以下の
距離離れた第3の辺と第2の辺から読取部の読取幅以下
の距離離れた第4の辺とによって区画された領域の1つ
おきに記録部を所定方向に沿って複数配列して形成して
いると共に、第4のバーストパターンは、第3のバース
トパターンのデータが記録されていない領域に対応した
領域に記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成
しているため、磁気ヘッドと磁気記録媒体との少なくと
も一方が相対的に移動している状態で、磁気ヘッドの読
取部の読取幅が第1の辺を通過する前に第3の辺に位置
することになり、また、該読取幅が第2の辺を通過する
前に第4の辺に位置することになるので、磁気ヘッドの
読取部は、第1のバーストパターン及び第2のバースト
パターンと第3のバーストパターン及び第4のバースト
パターンとの少なくとも一方を確実に検出することがで
き、このため、第1のバーストパターン及び第2のバー
ストパターンと第3のバーストパターン及び第4のバー
ストパターンとに対応して磁気ヘッドから出力される信
号が検出されない領域が発生することを確実に防止で
き、これにより、磁気ヘッドの位置決めを確実に行うこ
とができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るハードディスク装置の概略図で
ある。
【図2】バーストパターン記録領域を示すディスクの平
面図である。
【図3】バーストパターンを示す平面図及び磁気ヘッド
を移動させながらバーストパターンを読み取ったときに
磁気ヘッドから出力される信号を示す線図である。
【図4】磁気ヘッドに形成されたリードギャップ及びラ
イトギャップを示す平面図である。
【図5】ハードディスク装置のMPU、磁気ヘッド及び
その周辺の接続関係を示す概略ブロック図である。
【図6】本実施例のメインルーチンを示した流れ図であ
る。
【図7】本実施例における磁気ヘッドの位置決め制御の
サブルーチンを示した流れ図である。
【図8】(a)は、位置検出信号SDの信号レベルと位
置検出信号SAが減少するデータトラックの中心部から
の磁気ヘッド20のリードキャップ20Aのずれ量P1
との関係、(b)は、位置検出信号SAの信号レベルと
位置検出信号SAが減少する前記データトラックの中心
部からの磁気ヘッド20のリードキャップ20Aのずれ
量P2との関係、(c)は、位置検出信号SAの信号レ
ベルと位置検出信号SAが増加するデータトラックの中
心部からの磁気ヘッド20のリードキャップ20Aのず
れ量P3との関係をしめした線図である。
【図9】磁気ディスクに記録される従来の2本のバース
トパターン列から成るバーストパターンを示す平面図及
び磁気ヘッドを移動させながらバーストパターンを読み
取ったときに磁気ヘッドから出力される信号を示す線図
である。
【符号の説明】
10 ハードディスク装置 18 ディスク 20 磁気ヘッド 26 ボイスコイルモータ 32 MPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沢 洋 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 倉知 宏治 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定距離離間して配置された所定書込み
    幅の書込み部及び前記書込み幅より短い読取幅の読取部
    を備えた磁気ヘッドの前記書込み部によってデータが書
    き込まれるデータトラックが所定方向に沿って複数形成
    され、 前記データトラックの中心部付近に対応するように配置
    された第1の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データト
    ラックに隣接するデータトラックの中心部付近に対応す
    るように配置された第2の辺とによって区画された領域
    の1つおきにデータが記録されて形成された記録部を前
    記所定方向に沿って複数配列して形成した第1のバース
    トパターンと、 前記第1のバーストパターンのデータが記録されていな
    い領域に対応した領域にデータが記録されて形成された
    記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成されか
    つ前記第1のバーストパターンと並列配置された第2の
    バーストパターンと、 前記第1のバーストパターンの前記第1の辺から前記読
    取幅以下の距離離れた第3の辺と該第3の辺と対向しか
    つ前記第2の辺から前記読取幅以下の距離離れた第4の
    辺とによって区画された領域の1つおきにデータが記録
    されて形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配
    列して形成されかつ前記第1のバーストパターンと並列
    配置された第3のバーストパターンと、 前記第3のバーストパターンのデータが記録されていな
    い領域に対応した領域にデータが記録されて形成された
    記録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成されか
    つ前記第1のバーストパターンと並列配置された第4の
    バーストパターンと、 が記録された磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 所定距離離間して配置された所定書込み
    幅の書込み部及び前記書込み幅より短い読取幅の読取部
    を備えた磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドの書込み部によってデータが書き込まれ
    るデータトラックが所定方向に沿って複数形成され、前
    記データトラックの中心部付近に対応するように配置さ
    れた第1の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データトラ
    ックに隣接するデータトラックの中心部付近に対応する
    ように配置された第2の辺とによって区画された領域の
    1つおきにデータが記録されて形成された記録部を前記
    所定方向に沿って複数配列して形成した第1のバースト
    パターンと、前記第1のバーストパターンのデータが記
    録されていない領域に対応した領域にデータが記録され
    て形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配列し
    て形成されかつ前記第1のバーストパターンと並列配置
    された第2のバーストパターンと、前記第1のバースト
    パターンの前記第1の辺から前記読取幅以下の距離離れ
    た第3の辺と該第3の辺と対向しかつ前記第2の辺から
    前記読取幅以下の距離離れた第4の辺とによって区画さ
    れた領域の1つおきにデータが記録されて形成された記
    録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ
    前記第1のバーストパターンと並列配置された第3のバ
    ーストパターンと、前記第3のバーストパターンのデー
    タが記録されていない領域に対応した領域にデータが記
    録されて形成された記録部を前記所定方向に沿って複数
    配列して形成されかつ前記第1のバーストパターンと並
    列配置された第4のバーストパターンと、が記録された
    磁気記録媒体と、 の少なくとも一方を前記所定方向に沿って相対移動さ
    せ、 前記第1のバーストパターン及び前記第2のバーストパ
    ターンと前記第3のバーストパターン及び第4のバース
    トパターンとの少なくとも一方に対応して前記磁気ヘッ
    ドから出力される信号に基づいて前記磁気ヘッドの位置
    を所望位置に位置決めする磁気ヘッド位置決め方法。
  3. 【請求項3】 所定距離離間して配置された所定書込み
    幅の書込み部及び前記書込み幅より短い読取幅の読取部
    を備えた磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドの書込み部によってデータが書き込まれ
    るデータトラックが所定方向に沿って複数形成され、前
    記データトラックの中心部付近に対応するように配置さ
    れた第1の辺と該第1の辺と対向しかつ前記データトラ
    ックに隣接するデータトラックの中心部付近に対応する
    ように配置された第2の辺とによって区画された領域の
    1つおきにデータが記録されて形成された記録部を前記
    所定方向に沿って複数配列して形成した第1のバースト
    パターンと、前記第1のバーストパターンのデータが記
    録されていない領域に対応した領域にデータが記録され
    て形成された記録部を前記所定方向に沿って複数配列し
    て形成されかつ前記第1のバーストパターンと並列配置
    された第2のバーストパターンと、前記第1のバースト
    パターンの前記第1の辺から前記読取幅以下の距離離れ
    た第3の辺と該第3の辺と対向しかつ前記第2の辺から
    前記読取幅以下の距離離れた第4の辺とによって区画さ
    れた領域の1つおきにデータが記録されて形成された記
    録部を前記所定方向に沿って複数配列して形成されかつ
    前記第1のバーストパターンと並列配置された第3のバ
    ーストパターンと、前記第3のバーストパターンのデー
    タが記録されていない領域に対応した領域にデータが記
    録されて形成された記録部を前記所定方向に沿って複数
    配列して形成されかつ前記第1のバーストパターンと並
    列配置された第4のバーストパターンと、が記録された
    磁気記録媒体と、 前記磁気ヘッド及び前記磁気記録媒体との少なくとも一
    方を前記所定方向に沿って相対移動させる移動手段と、 前記移動手段により前記磁気ヘッド及び前記磁気記録媒
    体の少なくとも一方が前記所定方向に沿って相対移動さ
    れている状態で、前記第1のバーストパターン及び前記
    第2のバーストパターンと前記第3のバーストパターン
    及び前記第4のバーストパターンとの少なくとも一方に
    対応して磁気ヘッドから出力される信号に基づいて前記
    磁気ヘッドの位置を所望位置に位置決めする位置決め手
    段と、 を含んだ磁気記録装置。
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