JPH08263753A - 車両盗難防止装置 - Google Patents
車両盗難防止装置Info
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- JPH08263753A JPH08263753A JP9160695A JP9160695A JPH08263753A JP H08263753 A JPH08263753 A JP H08263753A JP 9160695 A JP9160695 A JP 9160695A JP 9160695 A JP9160695 A JP 9160695A JP H08263753 A JPH08263753 A JP H08263753A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器本体に着脱かつキーロック可能な盗
難防止用パネルを利用してスターターキル機能を有する
安価で簡単な車両盗難防止装置を提供することである。 【構成】 盗難防止用パネル66に内蔵されるスイッチ
67は該パネルのキーロックによりオンになる。リレー
62は常時はオフとなっており、アクセサリーキーを回
すと、車載電池68からスイッチ60、リレー62を介
してスターターモータ61に電源が供給され始動され
る。これに対しパネル66のキーロックが行われると、
スイッチ67がオンとなって、リレー62が付勢される
のでモータ61への電源供給がオフされる。従って盗難
防止用パネル66がキーロックされている間は、たとえ
アクセサリーキーが挿入されたままであってもスタータ
ーモータ61に電源は供給できず、電子機器と車両の盗
難防止を同時に行うことが可能である。
難防止用パネルを利用してスターターキル機能を有する
安価で簡単な車両盗難防止装置を提供することである。 【構成】 盗難防止用パネル66に内蔵されるスイッチ
67は該パネルのキーロックによりオンになる。リレー
62は常時はオフとなっており、アクセサリーキーを回
すと、車載電池68からスイッチ60、リレー62を介
してスターターモータ61に電源が供給され始動され
る。これに対しパネル66のキーロックが行われると、
スイッチ67がオンとなって、リレー62が付勢される
のでモータ61への電源供給がオフされる。従って盗難
防止用パネル66がキーロックされている間は、たとえ
アクセサリーキーが挿入されたままであってもスタータ
ーモータ61に電源は供給できず、電子機器と車両の盗
難防止を同時に行うことが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両盗難防止装置に係
り、特に車載電子機器本体に対し着脱可能に構成された
盗難防止用パネルのキーロック手段を利用してスタータ
ーキル機能をもたせた車両盗難防止装置の改良に関す
る。
り、特に車載電子機器本体に対し着脱可能に構成された
盗難防止用パネルのキーロック手段を利用してスタータ
ーキル機能をもたせた車両盗難防止装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両盗難防止装置は、車両が盗難
にあったことを検出すると、例えば、ブレーキランプや
車両灯の点滅及びホーンの吹鳴などによって、その盗難
を車外に報知し、あるいはエンジンの点火回路への通電
をオフすることによって走行不能とするように構成され
ている。また上記装置の盗難検出方法としては、ドアや
エンジンフード、あるいはトランクなどがこじ開けられ
たことを検出するスイッチを設ける方法、スタータの始
動などによるバッテリ電圧又は電流の変化を検出する方
法、あるいはガラスが割られた時に発生する特定周波数
成分のみの音響を検出する方法などがとられている。
にあったことを検出すると、例えば、ブレーキランプや
車両灯の点滅及びホーンの吹鳴などによって、その盗難
を車外に報知し、あるいはエンジンの点火回路への通電
をオフすることによって走行不能とするように構成され
ている。また上記装置の盗難検出方法としては、ドアや
エンジンフード、あるいはトランクなどがこじ開けられ
たことを検出するスイッチを設ける方法、スタータの始
動などによるバッテリ電圧又は電流の変化を検出する方
法、あるいはガラスが割られた時に発生する特定周波数
成分のみの音響を検出する方法などがとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上述のような
従来技術では盗難防止検出のための構造が複雑であり、
コスト高であると共にエンジンキー(アクセサリーキ
ー)と一緒に盗難にあったときには盗難防止機能が作用
しないという問題がある。一方、車載用電子機器、特に
音響機器は、使用者が車両から離れている時にコンソー
ルパネルから引き出されて盗難されることが多いので、
従来から音響機器の操作パネルを本体ケースに着脱可能
に設けた盗難防止機構が提案されている。しかし電子機
器本体に対し単に操作パネルを着脱可能としただけでは
盗難防止の効果が未だ弱いと言わざるを得ない。
従来技術では盗難防止検出のための構造が複雑であり、
コスト高であると共にエンジンキー(アクセサリーキ
ー)と一緒に盗難にあったときには盗難防止機能が作用
しないという問題がある。一方、車載用電子機器、特に
音響機器は、使用者が車両から離れている時にコンソー
ルパネルから引き出されて盗難されることが多いので、
従来から音響機器の操作パネルを本体ケースに着脱可能
に設けた盗難防止機構が提案されている。しかし電子機
器本体に対し単に操作パネルを着脱可能としただけでは
盗難防止の効果が未だ弱いと言わざるを得ない。
【0004】そこで本発明の目的は上記操作パネル以外
の他の盗難防止用パネルを上記電子機器本体に対し着脱
かつキーロック可能に構成し、更に盗難防止に有効な電
子装置を内蔵することにより電子機器のより積極的な盗
難防止効果の向上を図り、かつ上記盗難防止用パネルを
利用してスターターキル機能をもたせて車両盗難防止を
完全に果たすことを可能とするにある。
の他の盗難防止用パネルを上記電子機器本体に対し着脱
かつキーロック可能に構成し、更に盗難防止に有効な電
子装置を内蔵することにより電子機器のより積極的な盗
難防止効果の向上を図り、かつ上記盗難防止用パネルを
利用してスターターキル機能をもたせて車両盗難防止を
完全に果たすことを可能とするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の車両盗難防止装置は、電子機器本体に対し
着脱可能に構成された盗難防止用パネルと、キー操作に
より上記電子機器本体に上記パネルをロックするロック
手段と、アクセサリーキースイッチとスターターモータ
との間に接続されている常時はオンしている切換手段
と、上記ロック手段による前記パネルのキーロックによ
りオンとなって上記切換手段をオフさせるスイッチと、
上記切換手段とスイッチとを接続する接続手段と、を備
えたことを要旨とする。
め、本発明の車両盗難防止装置は、電子機器本体に対し
着脱可能に構成された盗難防止用パネルと、キー操作に
より上記電子機器本体に上記パネルをロックするロック
手段と、アクセサリーキースイッチとスターターモータ
との間に接続されている常時はオンしている切換手段
と、上記ロック手段による前記パネルのキーロックによ
りオンとなって上記切換手段をオフさせるスイッチと、
上記切換手段とスイッチとを接続する接続手段と、を備
えたことを要旨とする。
【0006】上述した装置において、上記接続手段はス
ターターキルリードを有し、該リードは前記電子機器本
体及び前記パネル内に配線され、前記スイッチ及び切換
手段に接続されるように構成してもよい。
ターターキルリードを有し、該リードは前記電子機器本
体及び前記パネル内に配線され、前記スイッチ及び切換
手段に接続されるように構成してもよい。
【0007】
【作用】上述した構成の車両盗難防止装置において、盗
難防止用パネルのキーロックを行うと、スイッチがオン
となることにより切換手段はオフとなり、たとえアクセ
サリーキースイッチをオンにしても、スターターモータ
には給電されず走行できない。これにより電子機器と車
両の盗難防止を図ることができる。
難防止用パネルのキーロックを行うと、スイッチがオン
となることにより切換手段はオフとなり、たとえアクセ
サリーキースイッチをオンにしても、スターターモータ
には給電されず走行できない。これにより電子機器と車
両の盗難防止を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。 (1)操作パネル着脱機構 まず操作パネルの着脱機構から説明する。図1におい
て、1は車載用音響機器のケース、2は操作パネルで、
ケース前面1aには、同図に示すように、左方から順に
着脱部材16、コネクタ4、押出部材17及び爪部7が
設けられている。
て、1は車載用音響機器のケース、2は操作パネルで、
ケース前面1aには、同図に示すように、左方から順に
着脱部材16、コネクタ4、押出部材17及び爪部7が
設けられている。
【0009】まず、着脱部材16はケース前面1aに以
下のように設けられている。すなわち、図2に示すよう
に、ケース前面1aに長方形状の穴が設けられ、その裏
面の上下に、略L字形の支持部材18が右側(本体ケー
ス1の正面から見て)を解放するような方向で設けられ
ている。この支持部材18の右側(正面から見て)に
は、係止部1cが設けられている。着脱部材16は、従
来例とほぼ同様に、鍵状に形成された鍵部16a、円柱
形状の隆起部16b、隆起部16bに設けられた軸部1
6c及び押受部16dから成る。そして、鍵部16aの
右側面(正面から見て)には、滑らかな傾斜面が形成さ
れている。このような着脱部材16は、その軸部16c
を支持部材18の解放部分である右側(正面から見て)
から、つまり図中矢印方向から挿入し、係合させること
によって、ケース前面1aに左右に回動可能に設けられ
ている。このとき、鍵部16aは、ケース前面1aの穴
から前方に突出している。そして、着脱部材16の上下
の隆起部16bの間には、ねじりコイルばね8が設けら
れている。このねじりコイルばね8の一端は、図3に示
すように、着脱部材16の中間のプレート状部分の後端
に係止され、他端は係止部1cに係止されている。
下のように設けられている。すなわち、図2に示すよう
に、ケース前面1aに長方形状の穴が設けられ、その裏
面の上下に、略L字形の支持部材18が右側(本体ケー
ス1の正面から見て)を解放するような方向で設けられ
ている。この支持部材18の右側(正面から見て)に
は、係止部1cが設けられている。着脱部材16は、従
来例とほぼ同様に、鍵状に形成された鍵部16a、円柱
形状の隆起部16b、隆起部16bに設けられた軸部1
6c及び押受部16dから成る。そして、鍵部16aの
右側面(正面から見て)には、滑らかな傾斜面が形成さ
れている。このような着脱部材16は、その軸部16c
を支持部材18の解放部分である右側(正面から見て)
から、つまり図中矢印方向から挿入し、係合させること
によって、ケース前面1aに左右に回動可能に設けられ
ている。このとき、鍵部16aは、ケース前面1aの穴
から前方に突出している。そして、着脱部材16の上下
の隆起部16bの間には、ねじりコイルばね8が設けら
れている。このねじりコイルばね8の一端は、図3に示
すように、着脱部材16の中間のプレート状部分の後端
に係止され、他端は係止部1cに係止されている。
【0010】また、押出部材17は、図4、図5に示す
ように、箱状の部材の前方を半円柱形状に加工したもの
である。この押出部材17は、その後部が本体ケース1
内部に前後動可能に埋設されていて、コイルばね9によ
って前方に付勢されている。そして、押出部材17の前
端は、その上下の面に皿状の窪み部17aが設けられて
いる。
ように、箱状の部材の前方を半円柱形状に加工したもの
である。この押出部材17は、その後部が本体ケース1
内部に前後動可能に埋設されていて、コイルばね9によ
って前方に付勢されている。そして、押出部材17の前
端は、その上下の面に皿状の窪み部17aが設けられて
いる。
【0011】一方、操作パネル2の裏面には、図1に示
すように、着脱係合部2b、プラグ10、被押圧部19
が設けられている。被押圧部19は、半円柱形状の窪み
で、押出部材17に対応する位置に設けられている。被
押圧部19の上下の面には、押出部材17の窪み部17
aに係合する突起19aが設けられている。
すように、着脱係合部2b、プラグ10、被押圧部19
が設けられている。被押圧部19は、半円柱形状の窪み
で、押出部材17に対応する位置に設けられている。被
押圧部19の上下の面には、押出部材17の窪み部17
aに係合する突起19aが設けられている。
【0012】さらに、図7に示すように操作パネル2の
前面には、リリースレバー20が設けられている。この
リリースレバー20は、図6に示すように、前方が広が
った楔形の部材で、その両脇には、垂直に突出した軸部
20aが設けられている。軸部20aは操作パネル2内
部に回動可能に支持されているので、リリースレバー2
0は軸部20aを軸として回動可能な構成となってい
る。そして、操作パネル2をケース前面1aに装着した
とき、リリースレバー20の後端は着脱部材16の押受
部16dの押圧面に対向する。リリースレバー20の前
端には斜め上方に突出したレバー部20bが設けられて
いる。このレバー部20bは、図7に示すように、操作
パネル2の前面に設けられた穴から突出しているので、
レバー部20bを押圧することによってリリースレバー
20を回動させることができる構成となっている。
前面には、リリースレバー20が設けられている。この
リリースレバー20は、図6に示すように、前方が広が
った楔形の部材で、その両脇には、垂直に突出した軸部
20aが設けられている。軸部20aは操作パネル2内
部に回動可能に支持されているので、リリースレバー2
0は軸部20aを軸として回動可能な構成となってい
る。そして、操作パネル2をケース前面1aに装着した
とき、リリースレバー20の後端は着脱部材16の押受
部16dの押圧面に対向する。リリースレバー20の前
端には斜め上方に突出したレバー部20bが設けられて
いる。このレバー部20bは、図7に示すように、操作
パネル2の前面に設けられた穴から突出しているので、
レバー部20bを押圧することによってリリースレバー
20を回動させることができる構成となっている。
【0013】操作パネル2を本体ケース1に装着する場
合には、図7に示すように、操作パネル2の裏面をケー
ス前面1aに向け、溝部12に爪部7が係合するように
差し込む。そして、操作パネル2を後方に押圧すると、
操作パネル2は溝部12と爪部7との係合箇所を軸とし
て後方に回動し、コネクタ4にプラグ10が接続される
ので、両部材の端子を介して音響機器の回路と操作部材
とが電気的に接続される。一方、操作パネル2を後方に
押圧すると、押出部材17がコイルバネ9の付勢力に抗
して後退し、ケース前面1aに設けられた押出部材17
の前端は、図8に示すように、操作パネル2の被押圧部
19に入り、被押圧部19の突起19aが押出部材17
の窪み部17aに係合する。そして、図3に示すよう
に、着脱係合部2bの右縁に着脱部材16の鍵部16a
を係合させると、図9に示すように、操作パネル2が本
体ケース1に装着される。
合には、図7に示すように、操作パネル2の裏面をケー
ス前面1aに向け、溝部12に爪部7が係合するように
差し込む。そして、操作パネル2を後方に押圧すると、
操作パネル2は溝部12と爪部7との係合箇所を軸とし
て後方に回動し、コネクタ4にプラグ10が接続される
ので、両部材の端子を介して音響機器の回路と操作部材
とが電気的に接続される。一方、操作パネル2を後方に
押圧すると、押出部材17がコイルバネ9の付勢力に抗
して後退し、ケース前面1aに設けられた押出部材17
の前端は、図8に示すように、操作パネル2の被押圧部
19に入り、被押圧部19の突起19aが押出部材17
の窪み部17aに係合する。そして、図3に示すよう
に、着脱係合部2bの右縁に着脱部材16の鍵部16a
を係合させると、図9に示すように、操作パネル2が本
体ケース1に装着される。
【0014】次に、操作パネル2を本体ケース1から取
り外す場合は、操作パネル2の前面に突出したレバー部
20bを押圧し回動させる。すると、図10に示すよう
に、リリースレバー20が回動し、その後端が着脱部材
16の押受部16dの押圧面に当接して滑り、鍵部16
aを左に退避させる。よって着脱部材16がねじりコイ
ルばね8の付勢力に抗して左方に回動し、鍵部16aが
被ロック部2bの右縁から外れる。操作パネル2の被押
圧部19は押出部材17によって前方に付勢されている
ので、操作パネル2は、溝部12と爪部7の係合部分を
軸として前方に回動する。ただし、図8に示すように、
被押圧部19の突起19aが押出部材17の窪み部17
aに係合しているので、操作パネル2の回動は一端係止
し、脱落が防止される。この状態で操作パネル2を手で
引き出すと、突起19aが窪み部17aから外れ、爪部
7と溝部12との係合も外れるので、操作パネル2が本
体ケース1から取り外される。
り外す場合は、操作パネル2の前面に突出したレバー部
20bを押圧し回動させる。すると、図10に示すよう
に、リリースレバー20が回動し、その後端が着脱部材
16の押受部16dの押圧面に当接して滑り、鍵部16
aを左に退避させる。よって着脱部材16がねじりコイ
ルばね8の付勢力に抗して左方に回動し、鍵部16aが
被ロック部2bの右縁から外れる。操作パネル2の被押
圧部19は押出部材17によって前方に付勢されている
ので、操作パネル2は、溝部12と爪部7の係合部分を
軸として前方に回動する。ただし、図8に示すように、
被押圧部19の突起19aが押出部材17の窪み部17
aに係合しているので、操作パネル2の回動は一端係止
し、脱落が防止される。この状態で操作パネル2を手で
引き出すと、突起19aが窪み部17aから外れ、爪部
7と溝部12との係合も外れるので、操作パネル2が本
体ケース1から取り外される。
【0015】なお、コイルばね9、押圧部材17、被押
圧部19等は必ずしも設けなくてもよく、またリリース
レバー20は左右回動式でなく、上下動式としてもよ
い。
圧部19等は必ずしも設けなくてもよく、またリリース
レバー20は左右回動式でなく、上下動式としてもよ
い。
【0016】(2)盗難防止用パネル着脱機構 図11に盗難防止用パネル20の前面20a及び裏面2
0bを示す。盗難防止用パネル20は操作パネル2とほ
ぼ同様の大きさ形状で、パネル前面20aには、リリー
スレバー21、キー受け部22、超音波送信センサ23
a、超音波受信センサ23b、圧電振動子等からなる警
報用スピーカ24及びインジケータ25等が設けられて
いる。なお、盗難防止用パネル20としては前記押圧部
材17等を有していない構造となっており、また前記爪
部及び溝部の図示は省略した。
0bを示す。盗難防止用パネル20は操作パネル2とほ
ぼ同様の大きさ形状で、パネル前面20aには、リリー
スレバー21、キー受け部22、超音波送信センサ23
a、超音波受信センサ23b、圧電振動子等からなる警
報用スピーカ24及びインジケータ25等が設けられて
いる。なお、盗難防止用パネル20としては前記押圧部
材17等を有していない構造となっており、また前記爪
部及び溝部の図示は省略した。
【0017】キー受け部22には専用キー26が挿入さ
れ、ON又はOFFの位置まで回動可能で、その位置で
キー26は外れるようになっている。パネル裏面20b
にはリアカバー27がネジ止めされており、リアカバー
27には電池カバー28が装着され、センサ感度調整ボ
リューム29、センサ感度調整時に使用するスライドス
イッチ30a、電池残量表示用スイッチ30b、接続コ
ネクタ31等が設けられており、また後述するロック片
がキーロック時に裏面前方の矢印方向に突出するように
なっている。
れ、ON又はOFFの位置まで回動可能で、その位置で
キー26は外れるようになっている。パネル裏面20b
にはリアカバー27がネジ止めされており、リアカバー
27には電池カバー28が装着され、センサ感度調整ボ
リューム29、センサ感度調整時に使用するスライドス
イッチ30a、電池残量表示用スイッチ30b、接続コ
ネクタ31等が設けられており、また後述するロック片
がキーロック時に裏面前方の矢印方向に突出するように
なっている。
【0018】図12は前記パネル前面20aを構成する
パネル前面エスカッション20cで、穴32にはキー受
け部22を構成するキーシリンダーが挿入される。また
エスカッション20cの内側には、基板33が取り付け
られ、該基板33上には前記センサ23a,23b、イ
ンジケータ(LED)25、圧電スピーカ24、スイッ
チ30a,30b、ボリューム29、IC回路34,3
5等が取り付けられる。
パネル前面エスカッション20cで、穴32にはキー受
け部22を構成するキーシリンダーが挿入される。また
エスカッション20cの内側には、基板33が取り付け
られ、該基板33上には前記センサ23a,23b、イ
ンジケータ(LED)25、圧電スピーカ24、スイッ
チ30a,30b、ボリューム29、IC回路34,3
5等が取り付けられる。
【0019】図13はリアカバー27の内側を示してお
り、電池収納部27aには電池を収納して電池カバー2
8が装着されるようになっている。27bはコネクタ基
板で、コネクタ31が装着され、該コネクタ31は穴2
7cから外へ露出される。36はキーロック部の取付部
で、ロックプレート37及びスプリング38が下記のよ
うに取り付けられる。
り、電池収納部27aには電池を収納して電池カバー2
8が装着されるようになっている。27bはコネクタ基
板で、コネクタ31が装着され、該コネクタ31は穴2
7cから外へ露出される。36はキーロック部の取付部
で、ロックプレート37及びスプリング38が下記のよ
うに取り付けられる。
【0020】図14は上記キーロック部の構成を示す分
解図で、39はキーシリンダー、40はキーロックホル
ダー、41はターンプレート、42はワッシャ、43は
取付ビスである。リアカバー27の内側の取付部36に
おいて、キーロック部取付用のボス36a〜36hが植
設されており、これに対応してロックプレート37には
嵌合部37a〜37d、斜面部37e及び底面にロック
片37f,37gが設けられている。図14から明らか
なようにキーシリンダー39はキーロックホルダー40
の穴40aを介してターンプレート41の穴41aに嵌
合され、ワッシャ42及び取付ビス43によってターン
プレート41が回動可能に一体に組み立てられる。ロッ
クプレート37の嵌合部37a,37c及び37dはボ
ス36a,36c,36dに嵌合され、また嵌合部37
bはボス36bにスプリング38を介して嵌合される。
解図で、39はキーシリンダー、40はキーロックホル
ダー、41はターンプレート、42はワッシャ、43は
取付ビスである。リアカバー27の内側の取付部36に
おいて、キーロック部取付用のボス36a〜36hが植
設されており、これに対応してロックプレート37には
嵌合部37a〜37d、斜面部37e及び底面にロック
片37f,37gが設けられている。図14から明らか
なようにキーシリンダー39はキーロックホルダー40
の穴40aを介してターンプレート41の穴41aに嵌
合され、ワッシャ42及び取付ビス43によってターン
プレート41が回動可能に一体に組み立てられる。ロッ
クプレート37の嵌合部37a,37c及び37dはボ
ス36a,36c,36dに嵌合され、また嵌合部37
bはボス36bにスプリング38を介して嵌合される。
【0021】キーシリンダーが上述の如く組み付けられ
た状態でロックホルダー40はビス40e〜40hによ
りボス36e〜36hに取付固定される。この状態で、
ロック片37f,37gは取付部36の窓36i,36
jに対向しかつターンプレート41の先端部41bがロ
ックプレート37の斜面部37eの最低部に載置され
る。
た状態でロックホルダー40はビス40e〜40hによ
りボス36e〜36hに取付固定される。この状態で、
ロック片37f,37gは取付部36の窓36i,36
jに対向しかつターンプレート41の先端部41bがロ
ックプレート37の斜面部37eの最低部に載置され
る。
【0022】上述のように組み立てられたキーロック部
において、ロックプレート37はスプリング38のバイ
アス力で若干浮動状態にあるが、専用キー26がキーシ
リンダー39に挿入されOFF位置からON位置に回動
すると、ターンプレート41が回動し、その先端部41
bがロックプレート37の斜面部37eに沿って上昇し
ロックプレート37はスプリング38のバイアス力に抗
して押下され、ロック片37f,37gが穴36i,3
6jより突出する。
において、ロックプレート37はスプリング38のバイ
アス力で若干浮動状態にあるが、専用キー26がキーシ
リンダー39に挿入されOFF位置からON位置に回動
すると、ターンプレート41が回動し、その先端部41
bがロックプレート37の斜面部37eに沿って上昇し
ロックプレート37はスプリング38のバイアス力に抗
して押下され、ロック片37f,37gが穴36i,3
6jより突出する。
【0023】その結果、図15に概略的に示すように、
同図(a)のON位置では着脱部材16の鍵部16aに
ロック片37f,37gが対向する位置まで進出するの
で、リリースレバー20によって着脱部材16を回動す
ることは阻止され完全にロックされる。
同図(a)のON位置では着脱部材16の鍵部16aに
ロック片37f,37gが対向する位置まで進出するの
で、リリースレバー20によって着脱部材16を回動す
ることは阻止され完全にロックされる。
【0024】これに対しOFF位置では、図15(b)
のようにロック片37f,37gが後退し着脱部材16
の回動は自由になるので、リリースレバー20によって
解放することができる。
のようにロック片37f,37gが後退し着脱部材16
の回動は自由になるので、リリースレバー20によって
解放することができる。
【0025】ターンプレート41の近傍には図16に示
すようにロック検出スイッチ44が配設されており、同
図(a)に示すようにOFF位置ではターンプレート4
1の短径部41cがスイッチ44に対向していて該スイ
ッチを押圧することなくオフ状態としているが、ON位
置ではターンプレート41の回動に伴いその長径部41
dがスイッチ44に対向接触することになるので、これ
を押圧しオン状態にする。これによりキーロックを検出
することができる。
すようにロック検出スイッチ44が配設されており、同
図(a)に示すようにOFF位置ではターンプレート4
1の短径部41cがスイッチ44に対向していて該スイ
ッチを押圧することなくオフ状態としているが、ON位
置ではターンプレート41の回動に伴いその長径部41
dがスイッチ44に対向接触することになるので、これ
を押圧しオン状態にする。これによりキーロックを検出
することができる。
【0026】図17は上述した盗難防止用パネルに内蔵
される盗難防止回路の一構成例を示す。図17におい
て、45はコンパレータ回路、46はインジケータ(L
ED)点滅回路、47はセンサ電源待機回路、48は感
度調整タイマ回路、49は侵入者検出センサ(超音波送
受信センサ23a,23b)、50はインジケータ駆動
回路、51はインジケータオン/オフ回路、52は警報
器オン/オフ回路、53は警報器待機回路、54はセン
サ検出告知回路、55は警報器駆動回路、56は警報器
(スピーカ24又はブザー等)である。
される盗難防止回路の一構成例を示す。図17におい
て、45はコンパレータ回路、46はインジケータ(L
ED)点滅回路、47はセンサ電源待機回路、48は感
度調整タイマ回路、49は侵入者検出センサ(超音波送
受信センサ23a,23b)、50はインジケータ駆動
回路、51はインジケータオン/オフ回路、52は警報
器オン/オフ回路、53は警報器待機回路、54はセン
サ検出告知回路、55は警報器駆動回路、56は警報器
(スピーカ24又はブザー等)である。
【0027】上述した盗難防止回路の電源はパネルに内
蔵された電池57から次の3つのスイッチを介して並列
に供給される。即ち、コンパレータ回路45はバッテリ
チェックスイッチ30bを介して電池57に接続され、
インジケータ点滅回路46及びセンサ電源待機回路47
はキーロックオン時にオンするセットスイッチ44を介
して電池57に接続され、感度調整タイマ回路48はテ
ストスイッチ30aを介して電池57に接続されてい
る。
蔵された電池57から次の3つのスイッチを介して並列
に供給される。即ち、コンパレータ回路45はバッテリ
チェックスイッチ30bを介して電池57に接続され、
インジケータ点滅回路46及びセンサ電源待機回路47
はキーロックオン時にオンするセットスイッチ44を介
して電池57に接続され、感度調整タイマ回路48はテ
ストスイッチ30aを介して電池57に接続されてい
る。
【0028】次に上述した構成の盗難防止回路の各機能
を説明する。 (i)電池チェック機能 スイッチ30bをオンすることにより電池57の出力電
圧がコンパレータ回路45に入力され、所定設定電圧と
比較される。その結果、上記電池出力電圧が設定電圧の
レベル以上であれば、電池は正常と判断されるので、コ
ンパレータ回路45の比較出力に応答してインジケータ
駆動回路50はインジケータ(LED)25を点灯させ
る。このチェックはスイッチ30bをオンしている間だ
け行われる。
を説明する。 (i)電池チェック機能 スイッチ30bをオンすることにより電池57の出力電
圧がコンパレータ回路45に入力され、所定設定電圧と
比較される。その結果、上記電池出力電圧が設定電圧の
レベル以上であれば、電池は正常と判断されるので、コ
ンパレータ回路45の比較出力に応答してインジケータ
駆動回路50はインジケータ(LED)25を点灯させ
る。このチェックはスイッチ30bをオンしている間だ
け行われる。
【0029】(ii)侵入者検出、警告機能 前述のようにしてキーロックが行われると、セットスイ
ッチ44がオンとなり、点滅回路46に電源が供給され
るので、該回路46から点滅信号がインジケータ駆動回
路50に入力され、インジケータ25を点滅させる。こ
のインジケータ25の点滅はセットスイッチ44がオフ
となるまで、即ち、キーロックが解除されるまで続き、
キーロック中であることを表示する。また、上述のよう
にセットスイッチ44がオンとなると、センサ電源待機
回路47に電源が供給されこの回路に設定された所定時
間の待機後にセンサ49に電源が供給される。このよう
にキーロックが行われてもセンサ49は所定時間経過後
に動作状態となるので、運転者が短時間車の外に出て戻
ってきた場合などでは、その都度警報を出さないように
することができる。センサ49に電源が供給されている
時に、侵入者があると、センサ49はこれを検出し、そ
の検出信号は警報器オン/オフ回路52及びインジケー
タオンオフ回路51に入力され、該回路52がオン状態
なら警報器待機回路53及びセンサ検出告知回路54に
夫々オン信号がそのまま入力される。なお後述するテス
トモード以外では警報器オンオフ回路52はオン状態に
なっている。これにより、まず、センサ検出告知回路5
4は、内蔵している単安定マルチバイブレータが作動し
て所定の短時間だけ警報器駆動回路55にオン信号を入
力させ、警報器56がその短時間だけ警報を発する。従
ってもしキーロックをセットした運転者本人が車に入っ
た侵入者である場合は、センサ49の作動を知ることが
できるが、この時警報器待機回路53は所定設定時間だ
けオン信号の出力を待機するので、この間にセットスイ
ッチ44をオフするようにキーロックを解除し警報器5
6が連続して鳴る前に電源をオフすることができる。ま
たキーロックした運転者本人以外が侵入した場合は、セ
ンサ検出告知回路54により前記短時間警報器56が鳴
った後もセットスイッチ44をオフすることができない
ので、前記所定設定時間の待機後、警報器待機回路53
からのオン信号が連続して警報器駆動回路55に入力さ
れ警報器56より連続して警告音が出力され、侵入者を
撃退する。
ッチ44がオンとなり、点滅回路46に電源が供給され
るので、該回路46から点滅信号がインジケータ駆動回
路50に入力され、インジケータ25を点滅させる。こ
のインジケータ25の点滅はセットスイッチ44がオフ
となるまで、即ち、キーロックが解除されるまで続き、
キーロック中であることを表示する。また、上述のよう
にセットスイッチ44がオンとなると、センサ電源待機
回路47に電源が供給されこの回路に設定された所定時
間の待機後にセンサ49に電源が供給される。このよう
にキーロックが行われてもセンサ49は所定時間経過後
に動作状態となるので、運転者が短時間車の外に出て戻
ってきた場合などでは、その都度警報を出さないように
することができる。センサ49に電源が供給されている
時に、侵入者があると、センサ49はこれを検出し、そ
の検出信号は警報器オン/オフ回路52及びインジケー
タオンオフ回路51に入力され、該回路52がオン状態
なら警報器待機回路53及びセンサ検出告知回路54に
夫々オン信号がそのまま入力される。なお後述するテス
トモード以外では警報器オンオフ回路52はオン状態に
なっている。これにより、まず、センサ検出告知回路5
4は、内蔵している単安定マルチバイブレータが作動し
て所定の短時間だけ警報器駆動回路55にオン信号を入
力させ、警報器56がその短時間だけ警報を発する。従
ってもしキーロックをセットした運転者本人が車に入っ
た侵入者である場合は、センサ49の作動を知ることが
できるが、この時警報器待機回路53は所定設定時間だ
けオン信号の出力を待機するので、この間にセットスイ
ッチ44をオフするようにキーロックを解除し警報器5
6が連続して鳴る前に電源をオフすることができる。ま
たキーロックした運転者本人以外が侵入した場合は、セ
ンサ検出告知回路54により前記短時間警報器56が鳴
った後もセットスイッチ44をオフすることができない
ので、前記所定設定時間の待機後、警報器待機回路53
からのオン信号が連続して警報器駆動回路55に入力さ
れ警報器56より連続して警告音が出力され、侵入者を
撃退する。
【0030】(iii)テストモード機能(センサ感度調
整機能) テストモード機能によりセンサ感度調整を行う。テスト
スイッチ30aは、例えば、ノンロックプッシュプル・
スイッチで、これを押している間だけオン状態となる。
スイッチ30aを押すことにより感度調整タイマ回路4
8に電源が供給され、該タイマ回路48で設定された所
定時間だけ各回路49,51及び52に電源を供給して
作動状態にして、テストモード解除忘れ等を防止するよ
うにしている。感度調整タイマ回路48が作動している
間は、侵入者検出センサ49が動作状態となると共にイ
ンジケータオン/オフ回路51もオン状態になっている
ので、センサ49の検出信号が出力されると、上記回路
51を介してインジケータ駆動回路50に送られ、イン
ジケータ25を点灯する。従ってタイマ回路48が作動
している間にセンサ感度調整用ボリューム29を調整
し、適切なセンサ感度となるようにインジケータ25を
見ながら簡単に設定できる。この間警報器オン/オフ回
路52はオフ状態となっているので、警報器56が鳴る
ことはない。なお、電源はパネル内蔵の電池57より得
るとしたが、これは、例えば、車載電池からとるように
してもよい。
整機能) テストモード機能によりセンサ感度調整を行う。テスト
スイッチ30aは、例えば、ノンロックプッシュプル・
スイッチで、これを押している間だけオン状態となる。
スイッチ30aを押すことにより感度調整タイマ回路4
8に電源が供給され、該タイマ回路48で設定された所
定時間だけ各回路49,51及び52に電源を供給して
作動状態にして、テストモード解除忘れ等を防止するよ
うにしている。感度調整タイマ回路48が作動している
間は、侵入者検出センサ49が動作状態となると共にイ
ンジケータオン/オフ回路51もオン状態になっている
ので、センサ49の検出信号が出力されると、上記回路
51を介してインジケータ駆動回路50に送られ、イン
ジケータ25を点灯する。従ってタイマ回路48が作動
している間にセンサ感度調整用ボリューム29を調整
し、適切なセンサ感度となるようにインジケータ25を
見ながら簡単に設定できる。この間警報器オン/オフ回
路52はオフ状態となっているので、警報器56が鳴る
ことはない。なお、電源はパネル内蔵の電池57より得
るとしたが、これは、例えば、車載電池からとるように
してもよい。
【0031】図18は前述した盗難防止パネルを利用し
てスターターキル機能をもたせた車両盗難防止装置の一
構成例を示す。同図において、60は車両のアクセサリ
ーキースイッチ、61はスターターモータ、62は切換
装置、例えば、市販のリレーである。リレー62は、ス
イッチ60とモータ61との間を通常は接続しているリ
ードを切断してその間に設けられ、常時はオフ状態で導
通する接点62aを介して接続されている。62bはオ
ン状態で導通する接点である。またスイッチ60はリレ
ー62のコイル62cを介してコネクタ63の一方の端
子63aに接続されている。コネクタ63の他方の端子
63bはスターターキルリード64に接続され、このリ
ード64は電子機器本体65及び盗難防止用パネル66
内を配線されており、両者はコネクタ65a,66aで
接続されている。スターターキルリード64はパネル6
6内でスイッチ67に接続され、更に該スイッチ67を
介してアースされている。
てスターターキル機能をもたせた車両盗難防止装置の一
構成例を示す。同図において、60は車両のアクセサリ
ーキースイッチ、61はスターターモータ、62は切換
装置、例えば、市販のリレーである。リレー62は、ス
イッチ60とモータ61との間を通常は接続しているリ
ードを切断してその間に設けられ、常時はオフ状態で導
通する接点62aを介して接続されている。62bはオ
ン状態で導通する接点である。またスイッチ60はリレ
ー62のコイル62cを介してコネクタ63の一方の端
子63aに接続されている。コネクタ63の他方の端子
63bはスターターキルリード64に接続され、このリ
ード64は電子機器本体65及び盗難防止用パネル66
内を配線されており、両者はコネクタ65a,66aで
接続されている。スターターキルリード64はパネル6
6内でスイッチ67に接続され、更に該スイッチ67を
介してアースされている。
【0032】スイッチ67は前記セットスイッチ44と
連動しており、パネル66のキーロックが行われると、
オンになる。車両の通常状態でのスタートの場合は、リ
レー62はオフしているので、キーを回してアクセサリ
ーキースイッチ60をオンにすると車載電池68からス
ターターモータ61に電源が供給され始動することがで
きる。これに対しパネル66のキーロックが行われる
と、スイッチ67がオンとなってリレー62が付勢され
その接点は62aから62bに切換わるので、スタータ
ーモータ61には電源が供給されなくなる。従って盗難
防止用パネル66のキーロックと同時に車両走行不能と
なり、たとえ、アクセサリー・キーが挿入されたままで
あったとしても、車両を発進させることはできない。
連動しており、パネル66のキーロックが行われると、
オンになる。車両の通常状態でのスタートの場合は、リ
レー62はオフしているので、キーを回してアクセサリ
ーキースイッチ60をオンにすると車載電池68からス
ターターモータ61に電源が供給され始動することがで
きる。これに対しパネル66のキーロックが行われる
と、スイッチ67がオンとなってリレー62が付勢され
その接点は62aから62bに切換わるので、スタータ
ーモータ61には電源が供給されなくなる。従って盗難
防止用パネル66のキーロックと同時に車両走行不能と
なり、たとえ、アクセサリー・キーが挿入されたままで
あったとしても、車両を発進させることはできない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、盗
難防止用パネルのキーロックと同時にスターターキル機
能を作用させる構成としているので、車載電子機器及び
車両の盗難防止を確実に果たすことができ、しかも車両
の盗難防止装置の構成自体は極めて簡単かつ安価となし
得る。
難防止用パネルのキーロックと同時にスターターキル機
能を作用させる構成としているので、車載電子機器及び
車両の盗難防止を確実に果たすことができ、しかも車両
の盗難防止装置の構成自体は極めて簡単かつ安価となし
得る。
【図1】操作パネル及び電子機器ケース前面を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の操作パネルにおける着脱部材の取付構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】上記着脱部材の取付構造における断面図であ
る。
る。
【図4】押出部材を示す斜視図である。
【図5】押出部材のケースへの取付状態を示す側面断面
図である。
図である。
【図6】リリースレバーと着脱部材の位置関係を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】操作パネルのケース前面への装着途中及び取外
し途中の状態を示す斜視図である。
し途中の状態を示す斜視図である。
【図8】被押圧部の突起と押出部材の窪みとの係合状態
を示す側面断面図である。
を示す側面断面図である。
【図9】操作パネルのケース前面への装着状態を示す側
面断面図である。
面断面図である。
【図10】リリースレバーによる着脱部材の回動状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図11】盗難防止用パネルの前面部及び裏面部を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図12】盗難防止用パネルのエスカッション及びその
内側に取り付けられる基板を示す概略斜視図である。
内側に取り付けられる基板を示す概略斜視図である。
【図13】盗難防止用パネルの裏面部内側の構造を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図14】キーロック部の構造を示す概略分解斜視図で
ある。
ある。
【図15】キーロック部の動作を説明するための概略図
である。
である。
【図16】ターンプレートの動作を説明するための概略
図である。
図である。
【図17】盗難防止用パネルに内蔵される基本的回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図18】盗難防止用パネルを利用した車両盗難防止装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
1 電子機器ケース 2 操作パネル 16 着脱部材 20 盗難防止用パネル 22 キー受け部 23a,23b 超音波センサ 24 スピーカ 25 インジケータ 26 専用キー 45 コンパレータ回路 46 インジケータ点滅回路 47 センサ電源待機回路 54 センサ検出告知回路 60 アクセサリーキースイッチ 61 スターターモータ 62 リレー 64 スターターキルリード 65 電子機器本体 66 盗難防止用パネル 67 キーロック連動スイッチ 68 車載電池
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器本体に対し着脱可能に構成され
た盗難防止用パネルと、 キー操作により上記電子機器本体に上記パネルをロック
するロック手段と、 アクセサリーキースイッチとスターターモータとの間に
接続されている常時はオンしている切換手段と、 上記ロック手段による前記パネルのキーロックによりオ
ンとなって上記切換手段をオフさせるスイッチと、 上記切換手段とスイッチとを接続する接続手段と、 を備えたことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 【請求項2】 上記接続手段はスターターキルリードを
有し、該リードは前記電子機器本体及び前記パネル内に
配線され、前記スイッチ及び切換手段に接続されること
を特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09160695A JP3495452B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 車両盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09160695A JP3495452B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 車両盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08263753A true JPH08263753A (ja) | 1996-10-11 |
JP3495452B2 JP3495452B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=14031236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09160695A Expired - Fee Related JP3495452B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 車両盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3495452B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888450B2 (en) | 2002-07-31 | 2005-05-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Tire condition indicating system for wheeled vehicle |
JP2007265124A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Fujitsu Ten Ltd | セキュリティ装置 |
JP2008529154A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | エム ダブリュー セキュリティ アクチボラゲット | 盗難防止ボックス |
KR101307143B1 (ko) * | 2006-11-30 | 2013-09-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 차량 엔진 시동 장치 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP09160695A patent/JP3495452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888450B2 (en) | 2002-07-31 | 2005-05-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Tire condition indicating system for wheeled vehicle |
JP2008529154A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | エム ダブリュー セキュリティ アクチボラゲット | 盗難防止ボックス |
JP2007265124A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Fujitsu Ten Ltd | セキュリティ装置 |
KR101307143B1 (ko) * | 2006-11-30 | 2013-09-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 차량 엔진 시동 장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3495452B2 (ja) | 2004-02-09 |
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Legal Events
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