JPH08263445A - 電子計算機 - Google Patents

電子計算機

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JPH08263445A
JPH08263445A JP6040395A JP6040395A JPH08263445A JP H08263445 A JPH08263445 A JP H08263445A JP 6040395 A JP6040395 A JP 6040395A JP 6040395 A JP6040395 A JP 6040395A JP H08263445 A JPH08263445 A JP H08263445A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、「メモリクリア」キーの入力順序
に自由度を持たせることができる電子計算機を提供す
る。 【構成】 本発明の電子計算機は、キー入力された1回
目の計算式と2回目の計算式の入力順序を比較して検算
を行う検算機能を備え、メモリクリアキー10aの入力
の有無を記憶する記憶手段を設け、メモリクリアキー1
0aの入力は入力順序によらず検算を行うようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検算機能付きの電子計
算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検算機能付きの電子計算機は、1
回目の計算でキー入力された置数、ファンクションデー
タをメモリに順次記憶させておき、2回目の計算では1
回目に同じキー入力を行い、キー入力された置数、ファ
ンクションデータがメモリに記憶されている1回目のデ
ータと同一であるか否かを順次検出していくものであ
る。そして、2回目のキー入力がされたデータがメモリ
に記憶されたデータと異なった場合には、異なった部分
訂正して更に次のキー入力を行うようになっている。
【0003】しかして、この種の従来の検算機能付きの
電子計算機の場合、1回目の計算操作を行った後、2回
目の検算処理を行う際には1回目における場合と全く同
一の順序で各キーの入力操作を行う必要があり、たとえ
答が同じになる場合であってもキーの入力操作順序を怠
ると入力キーエラーとなり検算を続行できない事態とな
ってしまう欠点があった。
【0004】たとえば、メモリ計算を含む1回目の計算
操作として[MC]12[+]34[+]56[M+]
78[M−][MR]のような操作を行ったとする。こ
の計算は12[MC][+]34[+]56[M+]7
8[M−][MR]の計算操作と同じであり、両者とも
同じ答えである。尚、[MC]は、「MC(メモリクリ
ア)」キーの入力操作、[+]は「+」キーの入力操
作、[M+]は「M+」キーの入力操作、[M−]は
「M−」キーの入力操作、[MR]は「MR」キーの入
力操作を各々意味する。
【0005】さらに、12[+]34[MC][+]5
6[M+]78[M−][MR]の計算操作、12
[+]34[+][MC]56[M+]78[M−]
[MR]の計算操作、12[+]34[+]56[M
C][M+]78[M−][MR]の計算操作において
も各々同じ答えとなる。
【0006】即ち、メモリ計算を含む計算操作の場合、
「MC」キーの入力操作の順序は、「M+」キー、「M
−」キー、「MR」キー等のメモリをアクセスするキー
の入力操作前であればどこでも良い同じ答となるもので
あるが、従来の検算機能付きの電子計算機の場合、1回
目の計算操作と全く同一の順序で2回目のキーの入力操
作を行う必要があり、「MC」キーの入力操作順序を誤
ると入力キーエラーとなり検算を続行できない事態とな
って、「MC」キーの入力順序に自由度がないという問
題がある。
【0007】また、従来の検算機能付きの電子計算機の
場合、1回目の計算で独立メモリの内容に加減算処理を
施す「M+」キー、「M−」キー等を使用して計算操作
を行い、この後、検算においてそのまま2回目の各キー
の入力操作を繰り返して検算を行うと、1回目で独立メ
モリの内容に対して「M+」キー、「M−」キー等の操
作により加工が加えられてしまうので、1回目の答と、
2回目の答とが一致しないという問題もある。
【0008】例えば、予め独立メモリに「777」が記
憶されていた場合に、演算記憶モードで、123[+]
456[M+][+][MR][=]の計算操作を行う
と、答は「1935」である。このとき、独立メモリの
内容は当初の「777」から「M+」キーの操作による
「579」が加算された「1356」になっている。
【0009】次に、検算のモードに入り、1回目と同様
な123[+]456[M+][+][MR][=]の
検算操作を行うと、初期状態で独立メモリの内容は「1
356」になっていたため、検算の答は「2514」に
なり、1回目の答と、検算での答とが不一致となってし
まう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
電子計算機の場合、「MC」キーの入力順序に自由度が
なく、また、メモリ計算を含む計算操作を行うと検算に
入った場合正常な検算が実行できなくなるという問題が
あった。
【0011】そこで、本発明は、キーの入力順序に自由
度を持たせることができ、また、メモリ計算を含む計算
操作を行っても検算での整合性を保つことができる検算
機能付きの電子計算機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子計算
機は、キー入力された1回目の計算式と2回目の計算式
の入力順序を比較して検算を行う検算機能を備えてなる
電子計算機において、メモリクリアキーの入力の有無を
記憶する記憶手段を設け、メモリクリアキーの入力は入
力順序によらずに検算するようにした事を特徴とするも
のである。
【0013】請求項2記載の電子計算機は、キー入力さ
れた1回目の計算式と2回目の計算式の入力順序を比較
して検算を行う検算機能を備えてなる電子計算機におい
て、1回目の計算式の入力の開始時にメモリに記憶され
ている数値データを2回目の計算式の入力の開始時に前
記メモリに設定する設定手段を備えてなる事を特徴とす
るものである。
【0014】請求項3記載の電子計算機は、キー入力さ
れた1回目の計算式と2回目の計算式の入力順序を比較
して検算を行う検算機能を備えてなる電子計算機におい
て、1回目および2回目の計算式の入力の開始時にメモ
リに記憶されている数値データをクリアするクリア手段
を備えてなる事を特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の電子計算機は、キー入力さ
れた1回目の計算式と2回目の計算式の入力順序を比較
して検算を行う検算機能を備えてなる電子計算機におい
て、1回目もしくは2回目の計算式の入力の開始時にメ
モリに数値データが記憶されている事を検出する検出手
段と、この検出手段による検出がなされた際に計算を不
可能にする手段とを備えてなる事を特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用】以下に、本発明の作用を説明する。
【0017】請求項1記載の電子計算機によれば、記憶
手段により、1回目の計算式のキー入力の際のメモリク
リアキーの入力の有無を記憶し、検算モードでは2回目
の計算式のキー入力におけるメモリクリアキーの入力順
序によらず検算を行うようにしたので、検算モードにお
けるメモリクリキーの入力順序に自由度を持たせること
ができる。
【0018】請求項2記載の電子計算機によれば、設定
手段により、1回目の計算式の入力の開始時にメモリに
記憶されている数値データを2回目の計算式の入力の開
始時に前記メモリに設定するので、1回目と2回目とで
メモリ計算の整合性を保つことができる。
【0019】請求項3記載の電子計算機によれば、クリ
ア手段により、1回目および2回目の計算式の入力の開
始時に、メモリに記憶されている数値データをクリアす
るようにしたので、1回目と2回目とでメモリ計算の整
合性を保つことができる。
【0020】請求項4記載の電子計算機によれば、検出
手段により、1回目または2回目の計算式の入力の開始
時にメモリに数値データが記憶されていることを検出
し、数値データが検出されれば計算を不可能にするの
で、メモリの記憶数値を用いた検算処理を行うことを防
止できる。
【0021】
【実施例】図1乃至図6は本発明の第1実施例である。
図1は、本実施例の電子計算機の構成を示す回路ブロッ
ク図であり、この電子計算機は、全体の制御を行う制御
手段として例えばCPU(中央処理ユニット)等から構
成される制御部1を備えている。
【0022】この制御部1には後述する演算記憶処理及
び検算処理を行う制御プログラムを格納したROM(リ
ード・オンリ・メモリ)2と、詳細は後述するRAM
(ランダム・アクセス・リメモリ)3と、各種のデータ
の入力操作を行う、テンキー、ファンクションキー等を
備えたキー入力部4と、例えば液晶ディスプレイを用い
て構成した表示手段としての表示部5と、スピーカー等
により構成され例えばビープ音を発する報音部6とを接
続している。
【0023】図2は本実施例の電子計算機の外観を示す
ものであり、箱型状の筐体の表面上部に表示部5を配置
している。この表示部5は、図示の如く、例えば12桁
の数値表示が可能で且つ図示していないが数値表示の上
方でも、入力されたファンクションキー記号を表示でき
るように構成される。この表示部5の下側にはキー入力
部4を配置している。
【0024】キー入力部4は、計算式等の数値入力を行
う際に使用する0乃至9の「数字」キー7a、「+」キ
ー7b、「−」キー7c、「×」キー7d、「÷」キー
7e、「=」キー8a、からなる演算子(ファンクショ
ン)キー、「5」キー8b、「±」キー8c、「C」
(クリア)キー9a、「AC」(オールクリア)キー9
bを備えるとともに、「MC」(メモリクリア)キー1
0a、「M+」キー10b、「M−」キー10c及び
「MR」キー10dからなるメモリアクセスキーを備え
ている。
【0025】さらに、キー入力部4は、この電子計算機
の動作モードとして、ノーマル(通常演算)モード、演
算記憶モード、検算モードを設定するモードキー11a
と、入力数値及び入力ファンクションを訂正する際に押
下する「訂正」キー11bとを備えている。
【0026】図3は前記RAM3の記憶領域を示すもの
であり、このRAM3は入力データや演算結果(答)等
前記表示部5に表示すべき数値、ファンクション等が書
き込まれる表示レジスタ12aと、入力された置数、フ
ァンクションに従った演算を行う為に使用される演算レ
ジスタ12b,12cと、計算式の入力過程で「M+」
キー10b、「M−」キー10cを使用したメモリ計算
がなされた場合にそのメモリ計算の結果を記憶する記憶
手段としての記憶レジスタ12dとを備えている。ま
た、この電子計算機の動作モードを示す値として、前記
モードキー11aの操作に連動してノーマルモードであ
るN=0、演算記憶モードであるN=1、検算モードで
あるN=2が設定されるモードレジスタ13aと、後述
する演算式記憶レジスタ14a,14b,14cのいず
れか1つのアドレスを指定するアドレスポインタPOを
記憶するレジスタ13bと、前記「MC」キー10aの
入力操作の際に前記記憶レジスタに対するアクセスを禁
止するステイタス(フラグ)(F=1)が設定されるフ
ラグレジスタ13cとを有している。
【0027】次に、前記電子計算機の作用を説明する。
まず図4を参照して全体のゼネラルフローチャートを説
明する。
【0028】キー入力部4において、何らかのキー入力
がなされるとステップS1において前記キー入力部4か
らのキー入力の有りが判断され、ステップS2に進む。
ステップS2においては、入力されたキーが前記モード
キー11aによるキー入力か否かが判断されモードキー
11aのキー入力でなければ、さらにステップS3にお
いて前記モードレジスタ13aのNの値が0か否か判断
され、0であればステップS4においてキー入力された
キーに従ったノーマルモードでの通常演算処理が実行さ
れる。
【0029】また、ステップS3において前記モードレ
ジスタ13aのNの値が0でないと判断された場合に
は、ステップS5に移り前記モードレジスタ13aのN
の値が1か否か判断される。そして、前記モードレジス
タ13aのNの値が1であれば、ステップS6において
入力キーに従って記録演算モードでの記憶演算処理が実
行される。一方、ステップS5において前記モードレジ
スタ13aのNの値が1ではなく、2であると判断され
るとステップS7において入力キーに従って検算モード
での検算処理が実行される。
【0030】次に、上述したステップS2の処理で、前
記モードキー11aによるキー入力であると判断された
場合には、ステップS8に移り、前記モードレジスタ1
3aのNの値が0か否か判断される。そして、前記モー
ドレジスタ13aのNの値が0であれば、ステップS9
において前記モードレジスタ13aのNの値を1にセッ
トするとともに、前記モードレジスタ13aのNの値が
0でなければステップS10においてさらに前記モード
レジスタ13aのNの値が1か否かが判断され、1であ
ればステップS11において前記モードレジスタ13a
のNの値を2にセットし、また、前記モードレジスタ1
3aのNの値が1でなく2であれば、ステップS12に
おいてこのモードレジスタ13aのNの値を0にセット
する。即ち、ステップS8乃至ステップS12の動作
は、前記モードキー11aが一回操作される毎にモード
レジスタ13aのNの値が0,1,2,0というように
循環して切り替わり、これに応じてノーマルモード、演
算記憶モード、検算モードの順にモード切り替えが行わ
れることを意味している。
【0031】Nの値が0の時、ステップS4で処理され
る通常演算処理は、入力された置数、ファンクションに
従って演算を行うもので、従来の計算機と同様の処理で
あるので、その詳細な内容については説明を省略する。
【0032】次に、図5を参照してNの値が1の演算記
憶モードでのステップS6の演算記憶処理について説明
する。この演算記憶処理では、ステップS21において
入力されたキーが前記「MC」キー10aからのキー入
力か否かが判断され、「MC」キー10aからのキー入
力でなければ、ステップS22に移り、前記「数字」キ
ー7aからのキー入力か否か、即ち置数入力か否かが判
断されて「数字」キー7aからのキー入力であればステ
ップS22でこのときキー入力された数値を前記表示レ
ジスタ12aに書き込み表示部5に表示する。
【0033】また、上述したステップS21において前
記「MC」キー10aからのキー入力であると判断され
た場合には、ステップS24に移り前記記憶レジスタ1
2dの値が0にクリアされ、さらに、ステップS25で
前記フラグレジスタ13cに1がセットされてこのとき
の処理が終了となる。
【0034】一方、上述したステップS22で前記「数
字」キー7aからのキー入力でないと判断された場合に
はステップS26に移り、「M+」キー10b、「M
−」キー10c、「MR」キー10d、「+」キー7
b、「−」キー7c、「×」キー7d、「÷」キー7
e、「=」キー8a、等の演算子キー(ファンクション
キー)からのキー入力か否かが判断され演算子キーから
のキー入力でなければステップS30に移り訂正やクリ
ア等の他のキー処理が実行され、また、演算子キーから
のキー入力であればステップS27で、表示レジスタ1
2aに既に記憶されている置数と今回キー入力された演
算子とからなる計算式データをアドレスポインタPOで
指定されているレジスタ14のうちの1つに記憶させ、
且つアドレスポインタを更新してアドレスを指定させ
る。次に、ステップS28では前記計算式の演算処理を
行い、ステップS29で演算結果の表示部5への表示処
理が行われる。
【0035】次に、図6を参照してステップS7の検算
モードでの検算処理について説明する。この検算処理に
おいては、ステップS31において前記「MC」キー1
0aからのキー入力か否かが判断され、「MC」キー1
0aからのキー入力であれば、ステップS32に移り、
前記フラグレジスタ13cのFの値が1か否か判断し
て、Fの値が1であればステップS33においてこのF
の値をクリアするとともに、前記記憶レジスタ12dの
既入力の数値もクリアして終了となる。また、ステップ
S32において前記フラグレジスタ13cのFの値が1
でなければステップS36に移りエラー処理となる。
【0036】即ち、演算記憶モードで「MC」キー10
aが操作された場合には、Fの値は1になっているもの
であり、この検算モードでの「MC」キー10aの操作
は正しいのでステップS33で「MC」キー10aの処
理を行い、一方、Fの値が0になっているときには、演
算記憶モードで「MC」キー10aの操作がなされなか
ったものにもかかわらずこの検算モードで「MC」キー
10aの操作がなされたものであり、それ故エラー処理
を行なわせるものである。
【0037】一方、ステップS31において前記「M
C」キー10aからのキー入力でない判断されたときに
は、ステップS34に移り、メモリアクセスキーである
「M+」キー10b又は「M−」キー10cからのキー
入力か否かが判断され、「M+」キー10b又は「M
−」キー10cからのキー入力であれば、ステップS3
5において、前記フラグレジスタ13cのFの値が1か
否か判断して、Fの値が1であればステップS36に移
りエラー処理となる。また、ステップS35において、
前記フラグレジスタ13cのFの値が1でないと判断さ
れた場合には、後述するステップS41に移る。
【0038】即ち、「M+」キー或いは「M−」キーの
操作によって、ステップS35に進んだ際のFの値が1
になっている場合は、演算記憶モードで「MC」キー1
0aが操作され且つ、この検算モードで「MC」キー1
0aが操作されることなく「M+」キー或いは「M−」
キーの操作がなされた場合なので、ステップS36でエ
ラー処理を行わせるものである。
【0039】次に、ステップS34において、「M+」
キー10b又は「M−」キー10cからのキー入力でな
いと判断された場合には、ステップS37に移り、前記
「数字」キー7aからのキー入力か否か判断され、「数
字」キー7aからのキー入力であれば、ステップS38
でこのときの数値を表示レジスタ12aに書き込むとと
もに表示部5に表示する。また、ステップS37で前記
「数字」キー7aからのキー入力でなければ、さらにス
テップS39で「+」キー7b等の演算子キー(ファン
クションキー)からのキー入力か否かが判断され演算子
キーからのキー入力でなければステップS40の他のキ
ー処理を実行し、また、演算子キーからのキー入力であ
ればステップS41に移り、前記入力式レジスタ12b
に記憶している入力項毎の計算式と前記「数字」キー7
a及び演算子キーからなる検算モードでの入力項毎の計
算式との一致、不一致が判断され、一致していればステ
ップS42で検算モードでの計算式の演算処理が行わ
れ、さらに、ステップS43でその結果が前記表示部5
に表示される。また、ステップS41で不一致と判断さ
れた場合には、ステップS44に移り、前記報音部6に
よりビープ音が発せられ、この後、前記「訂正」キー1
1bの操作によるステップS45の訂正モードに移る。
このようなステップS41乃至ステップS45の動作
は、上述したステップS31、ステップS34、ステッ
プS35の「MC」キー10aからのキー入力でなく、
「M+」キー10b又は「M−」キー10cからのキー
入力であり、かつ、前記フラグレジスタ13cのFの値
が1でない場合に対しても同様に行われる。
【0040】次に、本発明の第2実施例につき図7を参
照して説明する。この実施例は、第1実施例の図4のフ
ローチャートの代わりに図7のフローチャートを用いた
もので、これ以外の点は第1実施例と同一なのでその説
明は省略する。また、図7において図4に同一ステップ
部分には同一ステップ番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0041】しかして、ステップS1でキー入力有りが
検出されるとステップS2に進み、入力されたキーがモ
ードキーであるか否かを判断し、モードキーであった場
合にはステップS101で記憶レジスタ12dに数値デ
ータが存在するか否かを判断する。そして、データが存
在する場合にはステップS102でエラー処理を行わな
いキー入力による計算ができないようにする。即ちモー
ド変更したした時、メモリ計算で使用される記憶レジス
タ12dに数値データが存在しなかった時だけ通常演算
処理、演算記憶処理、演算処理ができるようにしたの
で、演算記憶処理と検算処理とで記憶レジスタ12dの
記憶内容が異なり検算エラーになってしまうのを防止で
きるものである。
【0042】そして、上記ステップS102でエラーと
なってしまった時には、AC(オールクリア)キー9b
を操作して記憶レジスタ12dの数値データをクリアし
てからモードキーを操作すれば、図7のステップS10
1からステップS103に進みNの値が更新されたモー
ド切り換えが可能になるものである。
【0043】尚、上記例では、ステップS102でエラ
ー処理を行いキー入力による計算が出来ないように下
が、例えばステップS102で記憶レジスタ12dの数
値データをクリアしてかつNの値を更新する処理を行え
ば、いずれのモードであっても常に記憶レジスタ12d
にデータ無しの状態から計算を開始できるものである。
【0044】図8および図9は本発明の第3実施例を示
している。この実施例は第1次の図3のRAM3の代わ
りに図8のRAM23を用いているもので、図3のRA
M3に記憶領域に加えて、記憶レジスタ12dの内容を
記憶する記憶レジスタ22が設けられている。また、こ
の第3実施例では第1実施例の図4のフローチャートの
代わりに図9のフローチャートを用いたもので、これ以
外の点は第1実施例と同一なのでその説明は省略する。
また、図9において第1実施例と同一部分には同一番号
を付して詳細な説明は省略する。
【0045】しかして、図9において、ステップS1に
おいてキー入力部4からのキー入力があると判断された
場合には、さらにステップS2においてモードキー11
aによるキー入力か否かが判断されモードキー11aの
キー入力でなければ、さらにステップS3に進むがモー
ドキー11aによるキー入力であると判断された場合に
は、ステップS104に移り、前記モードレジスタ13
aのNの値が2か否か判断される。そして、前記モード
レジスタ13aのNの値が2であれば、即ち、検算処理
モードステップS105において前記モードレジスタ1
3aのNの値を0にセットし、この電子計算機を通常演
算処理モードにして終了となる。
【0046】また、ステップS104において、前記モ
ードレジスタ13aのNの値が2でなければ、ステップ
S106に移り、前記モードレジスタ13aのNの値が
0か否かが判断される。そして、前記モードレジスタ1
3aのNの値が0であれば、ステップS81で前記記憶
レジスタ12aに記憶しているの数値データを前記記憶
レジスタ22に転送し、さらに、ステップS108で前
記モードレジスタ13aのNの値を1にセットしてこの
電子計算機を演算記憶モードにして終了となる。
【0047】また、ステップS106において、前記モ
ードレジスタ13aのNの値が1であれば、ステップS
109に移り、前記記憶レジスタ22に記憶されている
データを記憶レジスタ12bに転送し、さらに、ステッ
プS102で前記モードレジスタ13aのNの値を2に
セットしてこの電子計算機を検算モードにして終了とな
る。
【0048】即ち、上記実施例においては、演算記憶処
理のモードに入った時メモリ計算用の記憶レジスタ12
dに数値データが記憶されていれば、この数値データを
記憶レジスタ22に一時記憶させておき、検算処理モー
ドに入った時記憶レジスタ22に一時記憶された数値デ
ータを記憶レジスタ12dに転送するようにしているの
で、演算記憶処理と検算処理とでは、いずれも同じ数値
データが記憶レジスタ12dに記憶された状態から計算
が開始されるので、異なった答えになる事がないもので
ある。
【0049】以上詳述した本発明によれば、以下の効果
を奏する。
【0050】請求項1記載の発明によれば、検算モード
におけるメモリクリアキーの入力順序に自由度を持たせ
ることができる電子計算機を提供することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、メモリを使
用しても演算記憶モードと検算モードとでメモリ計算の
整合性を保つことができる電子計算機を提供することが
できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、メモリに記
憶している数値が演算記憶モードにおいて用いられるこ
とはなく、演算記憶モードと検算モードとでメモリ計算
の整合性を保つことができる電子計算機を提供すること
ができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、メモリの記
憶数値を用いた検算処理を行うことを防止することがで
きる電子計算機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電子計算機の外観を示
す平面図である。
【図2】第1の実施例の電子計算機の構成を示すブロッ
ク図であり、
【図3】第1の実施例の電子計算機におけるRAMの記
憶エリアを示す説明図である。
【図4】第1の実施例の電子計算機における記録演算処
理を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施例の電子計算機における検算処理を
示すフローチャートである。
【図6】第1の実施例の電子計算機におけるモード切り
替え処理を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施例の電子計算機における検算モード
におけるキー入力処理を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施例の電子計算機におけるRAMの記
憶エリアを示す説明図である。
【図9】第3の実施例の電子計算機における動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 ROM 3 RAM 4 キー入力部 5 表示部 12a 表示レジスタ 12b 演算レジスタ 12c 演算レジスタ 12d 記憶レジスタ 13a モードレジスタ 13b レジスタ 13c フラグレジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力された1回目の計算式と2回目
    の計算式の入力順序を比較して検算を行う検算機能を備
    えてなる電子計算機において、メモリクリアキーの入力
    の有無を記憶する記憶手段を設け、メモリクリアキーの
    入力は入力順序によらずに検算するようにした事を特徴
    とする電子計算機。
  2. 【請求項2】 キー入力された1回目の計算式と2回目
    の計算式の入力順序を比較して検算を行う検算機能を備
    えてなる電子計算機において、1回目の計算式の入力の
    開始時にメモリに記憶されている数値データを2回目の
    計算式の入力の開始時に前記メモリに設定する設定手段
    を備えてなる事を特徴とする電子計算機。
  3. 【請求項3】 キー入力された1回目の計算式と2回目
    の計算式の入力順序を比較して検算を行う検算機能を備
    えてなる電子計算機において、1回目および2回目の計
    算式の入力の開始時にメモリに記憶されている数値デー
    タをクリアするクリア手段を備えてなる事を特徴とする
    電子計算機。
  4. 【請求項4】 キー入力された1回目の計算式と2回目
    の計算式の入力順序を比較して検算を行う検算機能を備
    えてなる電子計算機において、1回目もしくは2回目の
    計算式の入力の開始時にメモリに数値データが記憶され
    ている事を検出する検出手段と、この検出手段による検
    出がなされた際に計算を不可能にする手段とを備えてな
    る事を特徴とする電子計算機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177486A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 カシオ計算機株式会社 電子機器、計算処理プログラム

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