JPH1049501A - 検算装置 - Google Patents
検算装置Info
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- JPH1049501A JPH1049501A JP20037996A JP20037996A JPH1049501A JP H1049501 A JPH1049501 A JP H1049501A JP 20037996 A JP20037996 A JP 20037996A JP 20037996 A JP20037996 A JP 20037996A JP H1049501 A JPH1049501 A JP H1049501A
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- calculation
- input
- data
- verification
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Abstract
(57)【要約】
【課題】検算機能を備えた検算装置において、最初に入
力した計算式中で計算抜けの誤りがある場合には、検算
による計算式の入力を行なわなくとも、計算抜けの誤り
を確認すること。 【解決手段】キー入力部のテンキー・データ入力キー及
び演算子キーを選択的に操作して計算式を入力すると、
該計算式の各計算項が入力される毎に、RAM内のポイ
ンタデータレジスタにその計算項数に対応するポインタ
データPがセットされ、表示部16における計算項数表
示エリア16aに対し順次数値表示されると共に、グラ
フ表示もなされるので、例えば入力すべき計算式中で、
ある計算項の入力抜けが生じた場合でも、前記計算項数
表示エリア16aにて表示される入力式の計算項数が入
力すべき計算項数よりも少なくなることで計算式の入力
抜けを発見できるようになる。
力した計算式中で計算抜けの誤りがある場合には、検算
による計算式の入力を行なわなくとも、計算抜けの誤り
を確認すること。 【解決手段】キー入力部のテンキー・データ入力キー及
び演算子キーを選択的に操作して計算式を入力すると、
該計算式の各計算項が入力される毎に、RAM内のポイ
ンタデータレジスタにその計算項数に対応するポインタ
データPがセットされ、表示部16における計算項数表
示エリア16aに対し順次数値表示されると共に、グラ
フ表示もなされるので、例えば入力すべき計算式中で、
ある計算項の入力抜けが生じた場合でも、前記計算項数
表示エリア16aにて表示される入力式の計算項数が入
力すべき計算項数よりも少なくなることで計算式の入力
抜けを発見できるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検算機能を備えた
検算装置に関する。
検算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、検算機能を備えた電子計算機
は、まず、最初の計算により入力した計算式の内容を順
次記憶させ、検算モードにおいて、再び入力した計算式
の内容と前記記憶した最初の入力計算式の内容とを順次
比較し、その相違を検出して知らせることにより、正誤
箇所を確認でき、訂正が行なえるようになっている。
は、まず、最初の計算により入力した計算式の内容を順
次記憶させ、検算モードにおいて、再び入力した計算式
の内容と前記記憶した最初の入力計算式の内容とを順次
比較し、その相違を検出して知らせることにより、正誤
箇所を確認でき、訂正が行なえるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の検
算機能を備えた電子計算機では、最初に入力した計算式
に対して次に入力した計算式の正誤箇所の確認及び訂正
を行なうものであるため、例えば最初に入力した計算式
の中で1つの計算が抜けている場合には、検算による計
算式の入力に伴ない前記抜けのある計算箇所まで到達し
ないと正誤の有無が確認できず、長い計算式であって
も、もう一度、最初の計算式の先頭から入力し直さなけ
ればならない問題がある。
算機能を備えた電子計算機では、最初に入力した計算式
に対して次に入力した計算式の正誤箇所の確認及び訂正
を行なうものであるため、例えば最初に入力した計算式
の中で1つの計算が抜けている場合には、検算による計
算式の入力に伴ない前記抜けのある計算箇所まで到達し
ないと正誤の有無が確認できず、長い計算式であって
も、もう一度、最初の計算式の先頭から入力し直さなけ
ればならない問題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題に鑑みなされ
たもので、最初に入力した計算式中で計算抜けの誤りが
ある場合には、検算による計算式の入力を行なわなくと
も、計算抜けの誤りを確認することが可能になる検算装
置を提供することを目的とする。
たもので、最初に入力した計算式中で計算抜けの誤りが
ある場合には、検算による計算式の入力を行なわなくと
も、計算抜けの誤りを確認することが可能になる検算装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる検算装置は、入力されたデータを記憶し新
たに入力されたデータと順次比較することにより検算を
行なう検算機能を備えた検算装置であって、入力された
データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
たデータの個数を計数する計数手段と、この計数手段に
より計数された入力データの個数を表示する個数表示手
段とを具備したことを特徴とする。
項1に係わる検算装置は、入力されたデータを記憶し新
たに入力されたデータと順次比較することにより検算を
行なう検算機能を備えた検算装置であって、入力された
データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
たデータの個数を計数する計数手段と、この計数手段に
より計数された入力データの個数を表示する個数表示手
段とを具備したことを特徴とする。
【0006】つまり、本発明の請求項1に係わる検算装
置では、例えば入力された計算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数が計数されて表示
されるので、計算式の入力抜けが直ちに発見できること
になる。
置では、例えば入力された計算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数が計数されて表示
されるので、計算式の入力抜けが直ちに発見できること
になる。
【0007】また、本発明の請求項2に係わる検算装置
は、請求項1に係わる検算装置にあって、前記計数手段
を、前記記憶手段により記憶されたデータを前記比較す
る単位毎に計数する計数手段としたことを特徴とする。
は、請求項1に係わる検算装置にあって、前記計数手段
を、前記記憶手段により記憶されたデータを前記比較す
る単位毎に計数する計数手段としたことを特徴とする。
【0008】つまり、本発明の請求項2に係わる検算装
置では、例えば入力された計算式が検算式と比較する置
数とファンクションの組毎に計数されるので、入力され
た計算式の置数データとファンクションデータの組から
なる計算項毎に検算による正誤判断ができることにな
る。
置では、例えば入力された計算式が検算式と比較する置
数とファンクションの組毎に計数されるので、入力され
た計算式の置数データとファンクションデータの組から
なる計算項毎に検算による正誤判断ができることにな
る。
【0009】また、本発明の請求項3に係わる検算装置
は、請求項1又は請求項2に係わる検算装置にあって、
さらに、前記計数手段により計数されたデータの個数を
グラフ表示するグラフ表示手段を備えたことを特徴とす
る。
は、請求項1又は請求項2に係わる検算装置にあって、
さらに、前記計数手段により計数されたデータの個数を
グラフ表示するグラフ表示手段を備えたことを特徴とす
る。
【0010】つまり、本発明の請求項3に係わる検算装
置では、例えば入力された計算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数がグラフ化されて
表示されされるので、計算式の入力量を容易に把握でき
ることになる。
置では、例えば入力された計算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数がグラフ化されて
表示されされるので、計算式の入力量を容易に把握でき
ることになる。
【0011】また、本発明の請求項4に係わる検算装置
は、請求項1又は請求項2に係わる検算装置にあって、
さらに、新たに入力されたデータの個数を計数する第2
の計数手段と、この第2の計数手段により計数された新
たに入力されたデータの個数を表示する第2の個数表示
手段とを備えたことを特徴とする。
は、請求項1又は請求項2に係わる検算装置にあって、
さらに、新たに入力されたデータの個数を計数する第2
の計数手段と、この第2の計数手段により計数された新
たに入力されたデータの個数を表示する第2の個数表示
手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】つまり、本発明の請求項4に係わる検算装
置では、検算式として入力された置数データとファンク
ションデータの組からなる計算項数も計数されて表示さ
れるので、最初に入力した計算式の計算項数と容易に比
較できることになる。
置では、検算式として入力された置数データとファンク
ションデータの組からなる計算項数も計数されて表示さ
れるので、最初に入力した計算式の計算項数と容易に比
較できることになる。
【0013】また、本発明の請求項5に係わる検算装置
は、請求項4に係わる検算装置にあって、さらに、前記
第2の計数手段により計数された新たに入力されたデー
タの個数をグラフ表示する第2のグラフ表示手段を備え
たことを特徴とする。
は、請求項4に係わる検算装置にあって、さらに、前記
第2の計数手段により計数された新たに入力されたデー
タの個数をグラフ表示する第2のグラフ表示手段を備え
たことを特徴とする。
【0014】つまり、本発明の請求項5に係わる検算装
置では、例えば入力された検算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数もグラフ化されて
表示されされるので、最初に入力した計算式の入力量と
容易に比較できることになる。
置では、例えば入力された検算式の置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数もグラフ化されて
表示されされるので、最初に入力した計算式の入力量と
容易に比較できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
電子計算機の電子回路の構成を示すブロック図である。
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
電子計算機の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0016】この電子計算機は、CPU(中央処理装
置)11を備えている。前記CPU11は、キー入力部
12から入力されるキー操作信号に応じてROM13に
予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、R
AM14をワークメモリとして回路各部の動作を制御す
る。
置)11を備えている。前記CPU11は、キー入力部
12から入力されるキー操作信号に応じてROM13に
予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、R
AM14をワークメモリとして回路各部の動作を制御す
る。
【0017】このCPU11には、前記キー入力部1
2、ROM13、RAM14が接続される他、表示駆動
回路15を介して例えば液晶ドットマトリクス式の表示
部16が接続される。
2、ROM13、RAM14が接続される他、表示駆動
回路15を介して例えば液晶ドットマトリクス式の表示
部16が接続される。
【0018】前記キー入力部12には、計算式の数値や
記号を入力するためのテンキー・データ入力キー12a
が備えられると共に、「+」「−」「×」「÷」「=」
からなるファンクションである演算子キー12b、関数
記号,ルート記号,対数記号等を入力するためのファン
クションキー12c、計算式を入力する直前に全メモリ
データをクリアする際に操作される「AC」キー12
d、検算処理を開始する際に操作される「検算」キー1
2eが備えられる。
記号を入力するためのテンキー・データ入力キー12a
が備えられると共に、「+」「−」「×」「÷」「=」
からなるファンクションである演算子キー12b、関数
記号,ルート記号,対数記号等を入力するためのファン
クションキー12c、計算式を入力する直前に全メモリ
データをクリアする際に操作される「AC」キー12
d、検算処理を開始する際に操作される「検算」キー1
2eが備えられる。
【0019】前記ROM13には、本電子計算機の全体
の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共
に、各種の計算処理や検算処理に伴なう個々の動作を制
御するための複数の計算処理プログラムが予め記憶され
る。
の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共
に、各種の計算処理や検算処理に伴なう個々の動作を制
御するための複数の計算処理プログラムが予め記憶され
る。
【0020】前記RAM14には、表示部16に表示す
べき表示データがビットマップデータとして展開されて
記憶される表示レジスタ14aが備えられると共に、検
算フラグレジスタF、ポインタデータレジスタP、アド
レスポインタレジスタ14b、検算データレジスタ14
c、そして、ワークエリア14dが備えられる。
べき表示データがビットマップデータとして展開されて
記憶される表示レジスタ14aが備えられると共に、検
算フラグレジスタF、ポインタデータレジスタP、アド
レスポインタレジスタ14b、検算データレジスタ14
c、そして、ワークエリア14dが備えられる。
【0021】前記RAM14内の検算フラグレジスタF
には、検算計算処理の開始/終了に伴ない検算フラグ
“1”がセット/リセットされる。また、ポインタデー
タレジスタPには、計算式の入力に伴ない個々の計算項
毎にカウントアップされる入力計算式の計算項数を示す
データが記憶される。
には、検算計算処理の開始/終了に伴ない検算フラグ
“1”がセット/リセットされる。また、ポインタデー
タレジスタPには、計算式の入力に伴ない個々の計算項
毎にカウントアップされる入力計算式の計算項数を示す
データが記憶される。
【0022】また、アドレスポインタレジスタ14bに
は、検算データレジスタ14cのメモリアドレスを指示
するアドレスポインタが記憶される。また、検算データ
レジスタ14cには、計算処理に伴ない入力された計算
式が各計算項毎に前記アドレスポインタレジスタ14b
で指示されるアドレスポインタに従って記憶される。
は、検算データレジスタ14cのメモリアドレスを指示
するアドレスポインタが記憶される。また、検算データ
レジスタ14cには、計算処理に伴ない入力された計算
式が各計算項毎に前記アドレスポインタレジスタ14b
で指示されるアドレスポインタに従って記憶される。
【0023】また、ワークエリア14dには、各種の計
算処理に伴ないCPU11に入出力されるデータが必要
に応じて一時的に記憶される。そして、表示部16に
は、前記キー入力部12におけるキー入力操作に従った
数値データや計算式データ等がリアルタイムに表示され
る。
算処理に伴ないCPU11に入出力されるデータが必要
に応じて一時的に記憶される。そして、表示部16に
は、前記キー入力部12におけるキー入力操作に従った
数値データや計算式データ等がリアルタイムに表示され
る。
【0024】次に、前記構成による電子計算機の動作に
ついて説明する。図2は前記電子計算機の計算処理を示
すフローチャートである。図3は前記電子計算機の計算
処理に伴なう計算式の入力表示状態を示す図である。
ついて説明する。図2は前記電子計算機の計算処理を示
すフローチャートである。図3は前記電子計算機の計算
処理に伴なう計算式の入力表示状態を示す図である。
【0025】本電子計算機にて計算処理を行なうのに際
し、まず、図3(A)に示すように、キー入力部12の
「AC」キー12dを操作すると、RAM14内の表示
レジスタ14a,検算データレジスタ14c,ワークエ
リア14d等に記憶されているデータが全てクリアされ
て初期化されると共に、ポインタデータレジスタPにセ
ットされるポインタデータ及びアドレスポインタレジス
タ14bにセットされるアドレスポインタもそれぞれ
“1”に初期化される(ステップS1→S2,S3)。
し、まず、図3(A)に示すように、キー入力部12の
「AC」キー12dを操作すると、RAM14内の表示
レジスタ14a,検算データレジスタ14c,ワークエ
リア14d等に記憶されているデータが全てクリアされ
て初期化されると共に、ポインタデータレジスタPにセ
ットされるポインタデータ及びアドレスポインタレジス
タ14bにセットされるアドレスポインタもそれぞれ
“1”に初期化される(ステップS1→S2,S3)。
【0026】この場合、表示部16には、数値の“0”
が表示されると共に、入力式の計算項数を示す計算項数
表示エリア(第1エリア)16aと検算に伴なう入力式
の計算項数を示す検算項数表示エリア(第2エリア)1
6bとが表示される。
が表示されると共に、入力式の計算項数を示す計算項数
表示エリア(第1エリア)16aと検算に伴なう入力式
の計算項数を示す検算項数表示エリア(第2エリア)1
6bとが表示される。
【0027】ここで、キー入力部12のテンキー・デー
タ入力キー12aや演算子キー12bを選択的に操作し
て、例えば図3(B)に示すように、所望の計算式を
「5+3+」と入力して行くのに、まず「5」と入力す
ると、RAM14内の表示レジスタ14aに置数データ
“5”が記憶されて表示部16に表示される(ステップ
S4→S5)。
タ入力キー12aや演算子キー12bを選択的に操作し
て、例えば図3(B)に示すように、所望の計算式を
「5+3+」と入力して行くのに、まず「5」と入力す
ると、RAM14内の表示レジスタ14aに置数データ
“5”が記憶されて表示部16に表示される(ステップ
S4→S5)。
【0028】続いて、「+」と入力すると、演算子キー
が操作されたと判断されると共に、検算フラグレジスタ
Fには検算フラグ“1”がセットされていない通常計算
モードと判断され、1つの計算項として入力された置数
データとファンクションデータ「5」「+」がアドレス
ポインタレジスタ14bにセットされているアドレスポ
インタ“1”に従って検算データレジスタ14cに記憶
される(ステップS6→S7→S8)。
が操作されたと判断されると共に、検算フラグレジスタ
Fには検算フラグ“1”がセットされていない通常計算
モードと判断され、1つの計算項として入力された置数
データとファンクションデータ「5」「+」がアドレス
ポインタレジスタ14bにセットされているアドレスポ
インタ“1”に従って検算データレジスタ14cに記憶
される(ステップS6→S7→S8)。
【0029】すると、ここまでの入力式「5」「+」に
応じた計算処理が行なわれ、その計算結果“5”が表示
部16に表示されると共に、ポインタデータレジスタP
のポインタデータが(+1)されてインクリメントさ
れ、P=“1”にセットされる(ステップS9,S1
0,S11)。
応じた計算処理が行なわれ、その計算結果“5”が表示
部16に表示されると共に、ポインタデータレジスタP
のポインタデータが(+1)されてインクリメントさ
れ、P=“1”にセットされる(ステップS9,S1
0,S11)。
【0030】すると、前記ポインタデータレジスタPに
セットされたポインタデータP(=1)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“2”にインクリメン
トされる(ステップS12,S13,S14)。
セットされたポインタデータP(=1)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“2”にインクリメン
トされる(ステップS12,S13,S14)。
【0031】続いて、前記同様に「3」「+」と入力す
ると、RAM14a内の表示レジスタ14aに置数デー
タ“3”が記憶されて表示部16に表示され(ステップ
S4→S5)、演算子キーが操作されたと判断されると
共に、検算フラグレジスタFには検算フラグ“1”がセ
ットされていない通常計算モードと判断され、1つの計
算項として入力された置数データとファンクションデー
タ「3」「+」がアドレスポインタレジスタ14bにセ
ットされているアドレスポインタ“2”に従って検算デ
ータレジスタ14cに記憶される(ステップS6→S7
→S8)。
ると、RAM14a内の表示レジスタ14aに置数デー
タ“3”が記憶されて表示部16に表示され(ステップ
S4→S5)、演算子キーが操作されたと判断されると
共に、検算フラグレジスタFには検算フラグ“1”がセ
ットされていない通常計算モードと判断され、1つの計
算項として入力された置数データとファンクションデー
タ「3」「+」がアドレスポインタレジスタ14bにセ
ットされているアドレスポインタ“2”に従って検算デ
ータレジスタ14cに記憶される(ステップS6→S7
→S8)。
【0032】すると、ここまでの入力式「5」「+」
「3」「+」に応じた計算処理が行なわれ、その計算結
果“8”が表示部16に表示されると共に、ポインタデ
ータレジスタPのポインタデータが(+1)されてイン
クリメントされ、P=“2”にセットされる(ステップ
S9,S10,S11)。
「3」「+」に応じた計算処理が行なわれ、その計算結
果“8”が表示部16に表示されると共に、ポインタデ
ータレジスタPのポインタデータが(+1)されてイン
クリメントされ、P=“2”にセットされる(ステップ
S9,S10,S11)。
【0033】すると、前記ポインタデータレジスタPに
セットされたポインタデータP(=2)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“3”にインクリメン
トされる(ステップS12,S13,S14)。
セットされたポインタデータP(=2)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“3”にインクリメン
トされる(ステップS12,S13,S14)。
【0034】続いて、さらに、図3(C)に示すよう
に、「2」「+」「1」「+」「6」「+」と入力する
と、前記同様の処理を経て、個々の置数データとファン
クションデータからなる各計算項が順次アドレスポイン
タレジスタ14bにセットされているアドレスポインタ
に従って検算データレジスタ14cに記憶されると共
に、ここまでの入力式に応じた計算処理が行なわれ、そ
の計算結果“17”が表示部16に表示される(ステッ
プS4〜S10)。
に、「2」「+」「1」「+」「6」「+」と入力する
と、前記同様の処理を経て、個々の置数データとファン
クションデータからなる各計算項が順次アドレスポイン
タレジスタ14bにセットされているアドレスポインタ
に従って検算データレジスタ14cに記憶されると共
に、ここまでの入力式に応じた計算処理が行なわれ、そ
の計算結果“17”が表示部16に表示される(ステッ
プS4〜S10)。
【0035】そして、前記各計算項の入力の都度、ポイ
ンタデータレジスタPのポインタデータが(+1)され
てインクリメントされてP=“5”にセットされ、当該
ポインタデータP(=5)が計算項数表示エリア16a
に数値表示されると共に、バーグラフとしても表示さ
れ、前記アドレスポインタレジスタ14bにて指定され
る検算データレジスタ14cのアドレスポインタが次の
ポインタ指定アドレス“6”にインクリメントされる
(ステップS11〜S14)。
ンタデータレジスタPのポインタデータが(+1)され
てインクリメントされてP=“5”にセットされ、当該
ポインタデータP(=5)が計算項数表示エリア16a
に数値表示されると共に、バーグラフとしても表示さ
れ、前記アドレスポインタレジスタ14bにて指定され
る検算データレジスタ14cのアドレスポインタが次の
ポインタ指定アドレス“6”にインクリメントされる
(ステップS11〜S14)。
【0036】さらに、図3(D)に示すように、「7」
「+」・・・「=」と入力すると、前記同様の処理を経
て、個々の置数データとファンクションデータからなる
各計算項が順次アドレスポインタレジスタ14bにセッ
トされているアドレスポインタに従って検算データレジ
スタ14cに記憶されると共に、ここまでの入力式に応
じた計算処理が行なわれ、その計算結果“35”が表示
部16に表示される(ステップS4〜S10)。
「+」・・・「=」と入力すると、前記同様の処理を経
て、個々の置数データとファンクションデータからなる
各計算項が順次アドレスポインタレジスタ14bにセッ
トされているアドレスポインタに従って検算データレジ
スタ14cに記憶されると共に、ここまでの入力式に応
じた計算処理が行なわれ、その計算結果“35”が表示
部16に表示される(ステップS4〜S10)。
【0037】そして、前記各計算項の入力の都度、ポイ
ンタデータレジスタPのポインタデータが(+1)され
てインクリメントされて、例えばP=“27”にセット
され、当該ポインタデータP(=27)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“28”にインクリメ
ントされる(ステップS11〜S14)。
ンタデータレジスタPのポインタデータが(+1)され
てインクリメントされて、例えばP=“27”にセット
され、当該ポインタデータP(=27)が計算項数表示
エリア16aに数値表示されると共に、バーグラフとし
ても表示され、前記アドレスポインタレジスタ14bに
て指定される検算データレジスタ14cのアドレスポイ
ンタが次のポインタ指定アドレス“28”にインクリメ
ントされる(ステップS11〜S14)。
【0038】すなわち、所望の計算を行なうのに際し
て、順次その計算項を入力して行くと、その計算項数が
RAM14内のポインタデータレジスタPにカウントさ
れてセットされると共に、表示部16の計算項数表示エ
リア16aに対して数値表示されるので、例えば入力す
べき計算式中で、ある計算項の入力抜けが生じた場合に
は、前記計算項数表示エリア16aにて表示される入力
式の計算項数が入力すべき計算項数よりも少なくなるこ
とで計算式の入力抜けを発見できるようになり、検算計
算を行なう以前に最初の計算式の入力操作に誤りがある
ことを容易に知ることができるようになる。
て、順次その計算項を入力して行くと、その計算項数が
RAM14内のポインタデータレジスタPにカウントさ
れてセットされると共に、表示部16の計算項数表示エ
リア16aに対して数値表示されるので、例えば入力す
べき計算式中で、ある計算項の入力抜けが生じた場合に
は、前記計算項数表示エリア16aにて表示される入力
式の計算項数が入力すべき計算項数よりも少なくなるこ
とで計算式の入力抜けを発見できるようになり、検算計
算を行なう以前に最初の計算式の入力操作に誤りがある
ことを容易に知ることができるようになる。
【0039】また、前記表示部16の計算項数表示エリ
ア16aにおける入力式の計算項数の数値表示と共にグ
ラフ表示も行なわれるので、RAM14の検算データレ
ジスタ14cに順次記憶されて行く計算式の入力量をビ
ジュアルで且つリアルタイムに確認できるようになる。
ア16aにおける入力式の計算項数の数値表示と共にグ
ラフ表示も行なわれるので、RAM14の検算データレ
ジスタ14cに順次記憶されて行く計算式の入力量をビ
ジュアルで且つリアルタイムに確認できるようになる。
【0040】図4は前記電子計算機の計算処理における
検算処理に伴なう検算式の入力表示状態を示す図であ
る。前記ステップS1〜S14の処理を経て、例えば図
3に示したように、“27”の計算項数からなる計算式
が入力され、その計算結果が表示された後に、検算計算
処理を行なうため、図4(A)に示すように、キー入力
部12の「検算」キー12eを操作すると、RAM14
内の検算データレジスタ14cに検算すべきデータがあ
ることが判断されて確認され、検算フラグレジスタFに
検算モードの設定を示す検算フラグ“1”がセットされ
る(ステップS15→S16→S17)。
検算処理に伴なう検算式の入力表示状態を示す図であ
る。前記ステップS1〜S14の処理を経て、例えば図
3に示したように、“27”の計算項数からなる計算式
が入力され、その計算結果が表示された後に、検算計算
処理を行なうため、図4(A)に示すように、キー入力
部12の「検算」キー12eを操作すると、RAM14
内の検算データレジスタ14cに検算すべきデータがあ
ることが判断されて確認され、検算フラグレジスタFに
検算モードの設定を示す検算フラグ“1”がセットされ
る(ステップS15→S16→S17)。
【0041】すると、ポインタデータレジスタPにセッ
トされるポインタデータ及びアドレスポインタレジスタ
14bにセットされるアドレスポインタがそれぞれ
“1”に初期化され、表示部16に対して検算処理中で
あることを示すメッセージデータ「検算中」が表示され
る(ステップS18,S19)。
トされるポインタデータ及びアドレスポインタレジスタ
14bにセットされるアドレスポインタがそれぞれ
“1”に初期化され、表示部16に対して検算処理中で
あることを示すメッセージデータ「検算中」が表示され
る(ステップS18,S19)。
【0042】この場合、表示部16の計算項数表示エリ
ア16aに対しては、最初の計算式の入力に伴なう総計
算項数“27”が表示されたままの状態となる。そし
て、図4(B)に示すように、検算式として、まず
「5」を入力すると、RAM14内の表示レジスタ14
aに記憶されて表示され(ステップS4→S5)、続い
て「+」を入力すると、演算子キーが操作されたと判断
されると共に、検算フラグレジスタFに検算フラグ
“1”がセットされいる検算計算モードと判断され、R
AM14内のポインタデータレジスタPにセットされて
いるポインタデータ“1”が表示部16の検算項数表示
エリア16bに数値及びグラフデータとして表示される
(ステップS6→S7→S20,S21)。
ア16aに対しては、最初の計算式の入力に伴なう総計
算項数“27”が表示されたままの状態となる。そし
て、図4(B)に示すように、検算式として、まず
「5」を入力すると、RAM14内の表示レジスタ14
aに記憶されて表示され(ステップS4→S5)、続い
て「+」を入力すると、演算子キーが操作されたと判断
されると共に、検算フラグレジスタFに検算フラグ
“1”がセットされいる検算計算モードと判断され、R
AM14内のポインタデータレジスタPにセットされて
いるポインタデータ“1”が表示部16の検算項数表示
エリア16bに数値及びグラフデータとして表示される
(ステップS6→S7→S20,S21)。
【0043】すると、前記検算入力された1項目の計算
データ“5+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“1”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“5+”とが
比較され、同一か否か判断される(ステップS22,S
23)。
データ“5+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“1”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“5+”とが
比較され、同一か否か判断される(ステップS22,S
23)。
【0044】ここで、検算入力された1項目の計算デー
タ“5+”は最初に計算入力した計算データ“5+”と
同一であると判断されると、アドレスポインタレジスタ
14bにセットされているアドレスポインタがインクリ
メントされて“2”にセットされると共に、ポインタデ
ータレジスタPにセットされているポインタデータもイ
ンクリメントされて“2”にセットされる(ステップS
23→S24,S25)。
タ“5+”は最初に計算入力した計算データ“5+”と
同一であると判断されると、アドレスポインタレジスタ
14bにセットされているアドレスポインタがインクリ
メントされて“2”にセットされると共に、ポインタデ
ータレジスタPにセットされているポインタデータもイ
ンクリメントされて“2”にセットされる(ステップS
23→S24,S25)。
【0045】すると、前記検算式の入力に伴なう計算処
理が実行され、検算終了か否か、つまり、検算式として
「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了したか否か判
断される(ステップS26,S27)。
理が実行され、検算終了か否か、つまり、検算式として
「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了したか否か判
断される(ステップS26,S27)。
【0046】続いて、図4(B)に示すように、「3」
「+」と入力すると、RAM14内のポインタデータレ
ジスタPにセットされているポインタデータ“2”が表
示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラフ
データとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
「+」と入力すると、RAM14内のポインタデータレ
ジスタPにセットされているポインタデータ“2”が表
示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラフ
データとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
【0047】すると、前記検算入力された2項目の計算
データ“3+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“2”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“3+”とが
比較されて同一であると判断され、アドレスポインタレ
ジスタ14bにセットされているアドレスポインタがイ
ンクリメントされて“3”にセットされると共に、ポイ
ンタデータレジスタPにセットされているポインタデー
タもインクリメントされて“3”にセットされる(ステ
ップS22〜S25)。
データ“3+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“2”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“3+”とが
比較されて同一であると判断され、アドレスポインタレ
ジスタ14bにセットされているアドレスポインタがイ
ンクリメントされて“3”にセットされると共に、ポイ
ンタデータレジスタPにセットされているポインタデー
タもインクリメントされて“3”にセットされる(ステ
ップS22〜S25)。
【0048】すると、これまでに入力された検算式に伴
なう計算処理が実行され、検算終了か否か、つまり、検
算式として「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了し
たか否か判断される(ステップS26,S27)。
なう計算処理が実行され、検算終了か否か、つまり、検
算式として「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了し
たか否か判断される(ステップS26,S27)。
【0049】さらに、図4(B)に示すように、「3」
「+」と入力すると、RAM14内のポインタデータレ
ジスタPにセットされているポインタデータ“3”が表
示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラフ
データとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
「+」と入力すると、RAM14内のポインタデータレ
ジスタPにセットされているポインタデータ“3”が表
示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラフ
データとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
【0050】すると、前記検算入力された3項目の計算
データ“3+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“3”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“2+”とが
比較されて同一でないと判断され、誤りがあることを知
らせる警報音『ピピ』が発生され、検算式の訂正モード
に設定される(ステップS22,S23→S28,S2
9)。
データ“3+”と、アドレスポインタレジスタ14bに
セットされているアドレスポインタ“3”で指示される
検算データレジスタ14c内の計算データ“2+”とが
比較されて同一でないと判断され、誤りがあることを知
らせる警報音『ピピ』が発生され、検算式の訂正モード
に設定される(ステップS22,S23→S28,S2
9)。
【0051】この警報音の発生に伴なう検算訂正モード
の設定状態において、図4(C)に示すように、正しい
計算データ“2+”を入力すると、前記誤って入力表示
された計算データ“3+”が訂正されて表示された後、
アドレスポインタレジスタ14bにセットされているア
ドレスポインタがインクリメントされて“4”にセット
されると共に、ポインタデータレジスタPにセットされ
ているポインタデータもインクリメントされて“4”に
セットされる(ステップS29,S24,S25)。
の設定状態において、図4(C)に示すように、正しい
計算データ“2+”を入力すると、前記誤って入力表示
された計算データ“3+”が訂正されて表示された後、
アドレスポインタレジスタ14bにセットされているア
ドレスポインタがインクリメントされて“4”にセット
されると共に、ポインタデータレジスタPにセットされ
ているポインタデータもインクリメントされて“4”に
セットされる(ステップS29,S24,S25)。
【0052】そして、これまでに入力された検算式に伴
なう計算処理が実行され、検算終了か否か、つまり、検
算式として「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了し
たか否か判断される(ステップS26,S27)。
なう計算処理が実行され、検算終了か否か、つまり、検
算式として「=」の入力に伴なう最終検算処理が終了し
たか否か判断される(ステップS26,S27)。
【0053】この後、図4(D)に示すように、検算式
を継続して入力し、「7」「+」・・・「5」「=」と
入力すると、ポインタデータレジスタPにセットされて
いるそれまで入力された検算式の計算項数“27”が、
表示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラ
フデータとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
を継続して入力し、「7」「+」・・・「5」「=」と
入力すると、ポインタデータレジスタPにセットされて
いるそれまで入力された検算式の計算項数“27”が、
表示部16の検算項数表示エリア16bに数値及びグラ
フデータとして表示される(ステップS4〜S7→S2
0,S21)。
【0054】そして、アドレスポインタレジスタ14b
にセットされているアドレスポインタ“27”に対応し
て検算データレジスタ14cに記憶されている計算デー
タ“5=”と入力された検算データ“5=”とが同一と
判断されると、それまでの検算式に対応する計算処理が
行なわれてその計算結果“35”が表示部16に表示さ
れ、前記一連の計算/検算処理が終了される(ステップ
S22,S23→S24〜S27)。
にセットされているアドレスポインタ“27”に対応し
て検算データレジスタ14cに記憶されている計算デー
タ“5=”と入力された検算データ“5=”とが同一と
判断されると、それまでの検算式に対応する計算処理が
行なわれてその計算結果“35”が表示部16に表示さ
れ、前記一連の計算/検算処理が終了される(ステップ
S22,S23→S24〜S27)。
【0055】すると、検算フラグレジスタFにセットさ
れていた検算フラグ“1”が“0”にリセットされると
共に、検算モードの設定状態であることを示すメッセー
ジデータ『検算中』が消去される(ステップS27→S
30,S31)。
れていた検算フラグ“1”が“0”にリセットされると
共に、検算モードの設定状態であることを示すメッセー
ジデータ『検算中』が消去される(ステップS27→S
30,S31)。
【0056】この場合、検算中においても、その検算式
の入力項数が、表示部16の検算項数表示エリア16b
に対し、前記計算項数表示エリア16aに並べて数値及
びグラフ表示されるので、検算式の抜けによる誤りを容
易に知ることができると共に、検算式の入力量も比較し
て判断できるようになる。
の入力項数が、表示部16の検算項数表示エリア16b
に対し、前記計算項数表示エリア16aに並べて数値及
びグラフ表示されるので、検算式の抜けによる誤りを容
易に知ることができると共に、検算式の入力量も比較し
て判断できるようになる。
【0057】したがって、前記構成の電子計算機によれ
ば、キー入力部12のテンキー・データ入力キー12a
及び演算子キー12bを選択的に操作して計算式を入力
すると、該計算式の各計算項が入力される毎に、RAM
14内のポインタデータレジスタPにその計算項数に対
応するポインタデータがセットされ、表示部16におけ
る計算項数表示エリア16aに対し順次数値表示される
と共に、グラフ表示もなされるので、例えば入力すべき
計算式中で、ある計算項の入力抜けが生じた場合でも、
前記計算項数表示エリア16aにて表示される入力式の
計算項数が入力すべき計算項数よりも少なくなることで
計算式の入力抜けを発見できるようになり、検算計算を
行なう以前に最初の計算式の入力操作に誤りがあること
を容易に知ることができるようになる。
ば、キー入力部12のテンキー・データ入力キー12a
及び演算子キー12bを選択的に操作して計算式を入力
すると、該計算式の各計算項が入力される毎に、RAM
14内のポインタデータレジスタPにその計算項数に対
応するポインタデータがセットされ、表示部16におけ
る計算項数表示エリア16aに対し順次数値表示される
と共に、グラフ表示もなされるので、例えば入力すべき
計算式中で、ある計算項の入力抜けが生じた場合でも、
前記計算項数表示エリア16aにて表示される入力式の
計算項数が入力すべき計算項数よりも少なくなることで
計算式の入力抜けを発見できるようになり、検算計算を
行なう以前に最初の計算式の入力操作に誤りがあること
を容易に知ることができるようになる。
【0058】また、検算式の入力に際しては、該検算式
の入力項数も、前記最初の計算式の入力項数に対応した
計算項数表示エリア16aに隣接する検算項数表示エリ
ア16bに数値及びグラフ表示されるので、検算式に抜
けや重複が生じたりするのを容易に発見でき、しかも、
計算式及び検算式の入力量も容易に把握できるようにな
る。
の入力項数も、前記最初の計算式の入力項数に対応した
計算項数表示エリア16aに隣接する検算項数表示エリ
ア16bに数値及びグラフ表示されるので、検算式に抜
けや重複が生じたりするのを容易に発見でき、しかも、
計算式及び検算式の入力量も容易に把握できるようにな
る。
【0059】なお、前記実施の形態では、検算式を入力
すると共に、その検算式の項数も、表示部16の検算項
数表示エリア16bに表示して、計算項数表示エリア1
6aに既に表示されている最初に入力した計算式の計算
項数と比較し、計算式の入力抜けを発見できる構成とし
たが、例えば図5に示すように、検算式の各項入力毎
に、前記計算項数表示エリア16aに表示されている最
初の計算式の入力に伴なう計算項数及びそのグラフを減
算表示させ、最終的に“0”になることで計算式の入力
項数が正しいと判断できる構成としてもよい。
すると共に、その検算式の項数も、表示部16の検算項
数表示エリア16bに表示して、計算項数表示エリア1
6aに既に表示されている最初に入力した計算式の計算
項数と比較し、計算式の入力抜けを発見できる構成とし
たが、例えば図5に示すように、検算式の各項入力毎
に、前記計算項数表示エリア16aに表示されている最
初の計算式の入力に伴なう計算項数及びそのグラフを減
算表示させ、最終的に“0”になることで計算式の入力
項数が正しいと判断できる構成としてもよい。
【0060】図5は前記電子計算機の計算処理における
検算処理の他の実施形態に伴なう検算式の入力表示状態
を示す図である。すなわち、図5(A)に示すように、
最初に入力された計算式の総計算項数“27”が、表示
部16の計算項数表示エリア16aに数値及びグラフ表
示された状態で、キー入力部12の「検算」キー12e
を操作して検算式を順次入力すると、該検算式の入力項
毎に前記計算項数表示エリア16aに表示されている総
計算項数が減算されて表示されるので、検算式の入力が
終了した際に、前記計算項数表示エリア16aの総計算
項数が“0”になれば、最初の入力計算式及び検算式の
入力操作が正しいと判断できることになる。
検算処理の他の実施形態に伴なう検算式の入力表示状態
を示す図である。すなわち、図5(A)に示すように、
最初に入力された計算式の総計算項数“27”が、表示
部16の計算項数表示エリア16aに数値及びグラフ表
示された状態で、キー入力部12の「検算」キー12e
を操作して検算式を順次入力すると、該検算式の入力項
毎に前記計算項数表示エリア16aに表示されている総
計算項数が減算されて表示されるので、検算式の入力が
終了した際に、前記計算項数表示エリア16aの総計算
項数が“0”になれば、最初の入力計算式及び検算式の
入力操作が正しいと判断できることになる。
【0061】また、前記表示部16の計算項数表示エリ
ア16aには、入力された計算式の計算項数を数値及び
バーグラフとして表示する構成としたが、例えば図6に
示すように、入力式の計算項数は、数値及び円グラフと
して表示する構成としてもよい。
ア16aには、入力された計算式の計算項数を数値及び
バーグラフとして表示する構成としたが、例えば図6に
示すように、入力式の計算項数は、数値及び円グラフと
して表示する構成としてもよい。
【0062】図6は前記電子計算機の計算処理に伴なう
計算式の入力表示状態の他の実施形態を示す図である。
これによれば、キー入力された計算式の計算項数は、表
示部16の計算項数表示エリア16a′に対し、数値及
び円グラフとして表示されることになる。
計算式の入力表示状態の他の実施形態を示す図である。
これによれば、キー入力された計算式の計算項数は、表
示部16の計算項数表示エリア16a′に対し、数値及
び円グラフとして表示されることになる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る検算装置によれば、例えば入力された計算式の置数デ
ータとファンクションデータの組からなる計算項数が計
数されて表示されるので、計算式の入力抜けが直ちに発
見できるようになる。
る検算装置によれば、例えば入力された計算式の置数デ
ータとファンクションデータの組からなる計算項数が計
数されて表示されるので、計算式の入力抜けが直ちに発
見できるようになる。
【0064】また、本発明の請求項2に係わる検算装置
によれば、例えば入力された計算式が検算式と比較する
置数とファンクションの組毎に計数されるので、入力さ
れた計算式の置数データとファンクションデータの組か
らなる計算項毎に検算による正誤判断ができるようにな
る。
によれば、例えば入力された計算式が検算式と比較する
置数とファンクションの組毎に計数されるので、入力さ
れた計算式の置数データとファンクションデータの組か
らなる計算項毎に検算による正誤判断ができるようにな
る。
【0065】また、本発明の請求項3に係わる検算装置
によれば、例えば入力された計算式の置数データとファ
ンクションデータの組からなる計算項数がグラフ化され
て表示されされるので、計算式の入力量を容易に把握で
きるようになる。
によれば、例えば入力された計算式の置数データとファ
ンクションデータの組からなる計算項数がグラフ化され
て表示されされるので、計算式の入力量を容易に把握で
きるようになる。
【0066】また、本発明の請求項4に係わる検算装置
によれば、検算式として入力された置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数も計数されて表示
されるので、最初に入力した計算式の計算項数と容易に
比較できるようになる。
によれば、検算式として入力された置数データとファン
クションデータの組からなる計算項数も計数されて表示
されるので、最初に入力した計算式の計算項数と容易に
比較できるようになる。
【0067】また、本発明の請求項5に係わる検算装置
によれば、例えば入力された検算式の置数データとファ
ンクションデータの組からなる計算項数もグラフ化され
て表示されされるので、最初に入力した計算式の入力量
と容易に比較できるようになる。
によれば、例えば入力された検算式の置数データとファ
ンクションデータの組からなる計算項数もグラフ化され
て表示されされるので、最初に入力した計算式の入力量
と容易に比較できるようになる。
【0068】よって、本発明によれば、最初に入力した
計算式中で計算抜けの誤りがある場合には、検算による
計算式の入力を行なう前に、計算抜けの誤りを確認する
ことが可能になる。
計算式中で計算抜けの誤りがある場合には、検算による
計算式の入力を行なう前に、計算抜けの誤りを確認する
ことが可能になる。
【図1】本発明の実施形態に係わる電子計算機の電子回
路の構成を示すブロック図。
路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算機の計算処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図3】前記電子計算機の計算処理に伴なう計算式の入
力表示状態を示す図。
力表示状態を示す図。
【図4】前記電子計算機の計算処理における検算処理に
伴なう検算式の入力表示状態を示す図。
伴なう検算式の入力表示状態を示す図。
【図5】前記電子計算機の計算処理における検算処理の
他の実施形態に伴なう検算式の入力表示状態を示す図。
他の実施形態に伴なう検算式の入力表示状態を示す図。
【図6】前記電子計算機の計算処理に伴なう計算式の入
力表示状態の他の実施形態を示す図。
力表示状態の他の実施形態を示す図。
【符号の説明】 12a…テンキー・データ入力キー、 12e…「検算」キー、 14b…アドレスポインタレジスタ、 14c…検算データレジスタ、 F …検算フラグレジスタ、 P …ポインタデータレジスタ、 16a…計算項数表示エリア(第1エリア)、 16b…検算項数表示エリア(第2エリア)。
Claims (7)
- 【請求項1】 入力されたデータを記憶し新たに入力さ
れたデータと順次比較することにより検算を行なう検算
装置において、 入力されたデータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータの個数を計数する計数
手段と、 この計数手段により計数された入力データの個数を表示
する個数表示手段とを具備したことを特徴とする検算装
置。 - 【請求項2】 前記計数手段は、前記記憶手段に記憶さ
れたデータを前記比較する単位毎に計数する計数手段で
あることを特徴とする請求項1記載の検算装置。 - 【請求項3】 さらに、 前記計数手段により計数されたデータの個数をグラフ表
示するグラフ表示手段を備えたことを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の検算装置。 - 【請求項4】 さらに、 新たに入力されたデータの個数を計数する第2の計数手
段と、 この第2の計数手段により計数された新たに入力された
データの個数を表示する第2の個数表示手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検算装
置。 - 【請求項5】 さらに、 前記第2の計数手段により計数された新たに入力された
データの個数をグラフ表示する第2のグラフ表示手段を
備えたことを特徴とする請求項4に記載の検算装置。 - 【請求項6】 前記データを比較する単位は置数データ
とファンクションデータからなるデータ単位であること
を特徴とする請求項2に記載の検算装置。 - 【請求項7】 さらに、 前記個数表示手段により表示された入力データの個数
を、検算に伴ない新たに入力されたデータの個数に応じ
て減算して表示する個数現存表示手段を備えたことを特
徴とする請求項1に記載の検算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20037996A JPH1049501A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 検算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20037996A JPH1049501A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 検算装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1049501A true JPH1049501A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16423347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20037996A Pending JPH1049501A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 検算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1049501A (ja) |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP20037996A patent/JPH1049501A/ja active Pending
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Legal Events
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Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Effective date: 20040818 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041109 |