JPH08263283A - ソフトウェア管理システム - Google Patents

ソフトウェア管理システム

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JPH08263283A
JPH08263283A JP7066081A JP6608195A JPH08263283A JP H08263283 A JPH08263283 A JP H08263283A JP 7066081 A JP7066081 A JP 7066081A JP 6608195 A JP6608195 A JP 6608195A JP H08263283 A JPH08263283 A JP H08263283A
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JP
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program
terminal device
server
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identification name
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JP7066081A
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Inventor
Hideki Kobayashi
秀樹 小林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LAN等の通信手段で接続した複数の端末装
置でソフトウェアのプログラムが不正使用されないよう
に容易に保守及び管理できるようにする。 【構成】 端末装置Tnがプログラムの実行要求がある
度にそのプログラム識別名と端末装置識別名とユーザ識
別名等のセキュリティチェック情報をサーバSへ送信し
て、サーバSが予め記憶したプログラム識別名とそれを
使用可能な端末装置識別名とユーザ識別名等の管理情報
と端末装置Tnから受信したセキュリティチェック情報
とに基づいてその端末装置Tnでのプログラムの使用可
否の妥当性を判断して、その判断結果をセキュリティチ
ェック情報を送信してきた端末装置Tnへ送信して、端
末装置TnがサーバSから受信した判断結果に基づいて
プログラムに対する実行権を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーバと複数の端末
装置とをローカルエリアネットワーク(LAN)等の通
信手段で接続し、その各端末装置によって各種のプログ
ラムを共用するソフトウェア管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータのプログラムを使用
する場合、使用者はプログラムの販売者との間で契約を
取り交わしてそのプログラムを使用する権利(「ライセ
ンス」と称する)を得て使用することが求められてい
る。そして、プログラムにそれを使用するコンピュータ
とユーザと同時使用数などの使用条件を課して、その使
用条件以外ではプログラムの使用を認めないようにし
て、プログラムの不正使用を防止している。
【0003】また、許可なくしてプログラムを物理的に
コピーできないようにしてプログラムの不正コピーを防
止したり、プログラムにその使用条件を埋め込んで使用
時にその使用条件に合致しないときには実行不可能にし
てプログラムの不正使用を防止している。
【0004】ところが、上述のような使用条件でのみプ
ログラムの使用を可能にすると、近年発達してきたロー
カルエリアネットワーク(LAN)を介して複数のコン
ピュータを接続して利用するコンピュータ分散処理環境
や、コンピュータの設置台数の増加によるコンピュータ
の使用環境の変化に対応できないという新たな問題が発
生した。
【0005】例えば、ユーザはプログラムの使用権を有
するにも係らず、そのプログラムをLAN内の特定のコ
ンピュータのみでしか実行させることができず、その他
のコンピュータで実行させたくてもできなかった。ま
た、LAN内のあるコンピュータに使用権が設定されて
いるいるにも係らず複数のユーザが使用できなくなるこ
とがあった。したがって、LANの使用環境を充分に活
用することができなかった。
【0006】そこで、同じプログラムを複数所有してい
るときにこれらをLAN内の各コンピュータで効率良く
使用するために、使用するコンピュータやユーザを特定
せずに実行できるようにすると、プログラムが使用権を
持たないユーザによって不正に利用されてしまい、プロ
グラムの販売者の利益を守れなくなるという問題があっ
た。
【0007】従来、フロッピディスク等の記録媒体にソ
フトウェアのプログラムと共に格納した端末装置のID
(マシンID)とソフトウェアIDを比較して、そのソ
フトウェアの使用ライセンスの正当性をチェックして、
ライセンス契約された以外の端末装置で契約対象のソフ
トウェアが使用されないように防止する装置(例えば、
特開平6−119164号公報参照)があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の装
置では、ユーザはソフトウェアのプログラムと共にマシ
ンIDとソフトウェアIDを格納した記録媒体を持ち回
って、LAN上の他の端末装置にソフトウェアIDを移
動したり、同じ端末装置への再登録を可能にしている
が、使用する端末装置まで記録媒体を持ち回らなければ
ならないので、LAN上の端末装置でソフトウェアのプ
ログラムが不正使用されないようにする保守及び管理が
困難になるという問題があった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、LAN等の通信手段で接続した複数の端末装置
でソフトウェアのプログラムが不正使用されないように
容易に保守及び管理できるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、サーバと複数の端末装置とを通信手段で
接続し、その各端末装置によってプログラムを共用する
ソフトウェア管理システムにおいて、上記サーバに、上
記プログラムの識別名とそのプログラムを使用可能な端
末装置の識別名とユーザの識別名とそのユーザのパスワ
ード等の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、その
手段に記憶された管理情報と上記端末装置から受信した
セキュリティチェック情報とに基づいてその端末装置で
の上記プログラムの使用可否の妥当性を判断する手段
と、その手段による判断結果を上記セキュリティチェッ
ク情報を送信してきた端末装置へ送信する手段を設けた
ものである。
【0011】さらに、上記端末装置に、上記プログラム
の実行要求がある度にそのプログラムの識別名と端末装
置の識別名とユーザの識別名とそのユーザのパスワード
等のセキュリティチェック情報を上記サーバへ送信する
手段と、上記サーバから受信した判断結果に基づいて上
記プログラムに対する実行権を付与する手段を設けたも
のである。
【0012】また、上記サーバに、上記端末装置におけ
る上記プログラムの実行状態を定期的に問い合わせて、
その端末装置から返送されるプログラムの現在の実行状
態に基づいてそのプログラムの実行状態を監視する手段
を設け、上記端末装置に、上記サーバからの問い合わせ
があったときに上記プログラムの現在の実行状態を返送
する手段を設けるとよい。
【0013】さらに、上記サーバに、上記端末装置から
上記プログラムに対して予め決められた同時実行可能数
を越える実行要求を受け付けたとき、及び上記プログラ
ムが予め決められた同時実行可能数で実行されていると
きに新たな実行要求を受け付けたとき、その実行要求を
予め設定した優先度によって調停する手段を設けるとな
およい。
【0014】
【作用】この発明によるソフトウェア管理システムは、
端末装置がプログラムの実行要求がある度にそのプログ
ラムの識別名と端末装置の識別名とユーザの識別名とそ
のユーザのパスワード等のセキュリティチェック情報を
サーバへ送信して、サーバが予め記憶したプログラムの
識別名とそのプログラムを使用可能な端末装置の識別名
とユーザの識別名とそのユーザのパスワード等の管理情
報と端末装置から受信したセキュリティチェック情報と
に基づいてその端末装置でのプログラムの使用可否の妥
当性を判断して、その判断結果をセキュリティチェック
情報を送信してきた端末装置へ送信して、端末装置がサ
ーバから受信した判断結果に基づいてプログラムに対す
る実行権を付与するので、各端末装置でソフトウェアの
プログラムが不正使用されないように保守及び管理する
ことが容易に行なえる。
【0015】また、サーバが端末装置におけるプログラ
ムの実行状態を定期的に問い合わせたときに、その端末
装置がプログラムの現在の実行状態を返送して、サーバ
がその端末装置から返送されるプログラムの現在の実行
状態に基づいてそのプログラムの実行状態を監視するよ
うにすれば、サーバが各端末装置上でのプログラムの実
行状態を常に監視することができ、各端末装置において
プログラムの暴走状態などのようにサーバからの問い合
わせに答えられないような状況のときや、プログラムが
長時間アイドル状態にあるときには、その端末装置に対
するプログラムの実行権(使用権)を停止し、他の端末
装置からの実行要求に備えることができ、複数の端末装
置でプログラムの使用権を効率良く利用することができ
る。
【0016】さらに、サーバが、端末装置からプログラ
ムに対して予め決められた同時実行可能数を越える実行
要求を受け付けたとき、及びプログラムが予め決められ
た同時実行可能数で実行されているときに新たな実行要
求を受け付けたときには、その実行要求を予め設定した
優先度によって調停するようにすれば、サーバはプログ
ラムの実行要求が競合したとき、優先度の高い端末装置
に対してプログラムの実行権を許可することができる。
また、プログラムの実行要求が競合したとき、緊急度の
高い実行要求を終了させずに緊急度の低い実行要求から
実行権を委譲させることができる。したがって、ユーザ
の要求に応じてプログラムの実行権を付与することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例であるソ
フトウェア管理システムの構成を示すブロック図であ
る。このソフトウェア管理システムは、複数の端末装置
T1〜Tnをお互いに通信手段であるローカルエリアネ
ットワーク(LAN)10で接続し、各端末装置によっ
てプログラムを共用するものである。また、LAN10
上で共用されるプログラムのセキュリティチェックサー
バとしてサーバSを接続している。
【0018】各端末装置T1〜Tnは、パーソナルコン
ピュータ,ワークステーション,及び特定機能専用端末
装置等のコンピュータである。サーバSは、プログラム
のセキュリティチェック専用のものでもよいし、パーソ
ナルコンピュータ,ワークステーション等のコンピュー
タの一プログラムの機能としてセキュリティサーバとし
ての機能を実行するものでもよい。
【0019】LAN10の伝送形態,接続形態,及びプ
ロトコルは公知のもののいずれを使用してもよく、LA
N10の延長として考えれば広域ネットワークにも適用
できる。サーバSはこの実施例では1台を接続している
が、複数台を接続して、それぞれをプログラム毎や端末
装置毎に用途を使い分けてもよい。
【0020】図2は、図1に示した各端末装置T1〜T
nの構成を示すブロック図である。端末装置Tnは、入
出力装置1,記憶装置2,LANインタフェース3,及
びCPU4からなる。入出力装置1はキーボード,マウ
ス,スキャナ等の入力装置とCRT,LCD等のディス
プレイとインクジェットプリンタ及びレーザプリンタ等
の出力装置である。
【0021】記憶装置2は、プログラムや各種のデータ
を格納するハードディスク装置及び光磁気ディスク装置
等のメモリである。LANインタフェース3は、LAN
10の通信制御を司る。CPU4は、ROM及びRAM
等も有するマイクロコンピュータであり、この端末装置
全体の制御を司り、この発明に係る機能も果たす。
【0022】すなわち、このCPU4は、プログラムの
実行要求がある度にそのプログラムの識別名と端末装置
の識別名とユーザの識別名とそのユーザのパスワード等
のセキュリティチェック情報をサーバSへ送信する手段
と、サーバSから受信した判断結果に基づいてプログラ
ムに対する実行権を付与する手段の機能を果たす。ま
た、サーバSからの問い合わせがあったときにプログラ
ムの現在の実行状態を返送する手段の機能をも果たす。
【0023】図3は、図1に示したサーバSの構成を示
すブロック図である。サーバSは、入出力装置11,記
憶装置12,LANインタフェース13,CPU14,
及びタイマ15からなる。入出力装置11はキーボー
ド,マウス,スキャナ等の入力装置とCRT,LCD等
のディスプレイとインクジェットプリンタ及びレーザプ
リンタ等の出力装置である。
【0024】記憶装置12は、プログラムを格納するハ
ードディスク装置及び光磁気ディスク装置等のメモリで
あり、管理テーブルカウンタ16も有する。この管理テ
ーブルカウンタ16は、管理対象となるプログラムの識
別名とそのプログラムを使用可能な端末装置の識別名と
ユーザの識別名とそのユーザのパスワード等の管理情報
を記憶するプログラム管理情報テーブルを格納するエリ
アである。
【0025】LANインタフェース13は、LAN10
の通信制御を司る。タイマ15は、所定時間の割り込み
間隔をカウントする。CPU14は、ROM及びRAM
等も有するマイクロコンピュータであり、このサーバ全
体の制御を司り、この発明に係る機能も果たす。
【0026】すなわち、管理テーブルカウンタ16のプ
ログラム管理情報テーブルに記憶された管理情報と端末
装置T1〜Tnから受信したセキュリティチェック情報
とに基づいてその端末装置でのプログラムの使用可否の
妥当性を判断する手段と、その判断結果をセキュリティ
チェック情報を送信してきた端末装置へ送信する手段の
機能を果たす。
【0027】また、端末装置T1〜Tnにおけるプログ
ラムの実行状態を定期的に問い合わせて、その端末装置
から返送されるプログラムの現在の実行状態に基づいて
そのプログラムの実行状態を監視する手段と、端末装置
T1〜Tnからプログラムに対して予め決められた同時
実行可能数を越える実行要求を受け付けたとき、及びプ
ログラムが予め決められた同時実行可能数で実行されて
いるときに新たな実行要求を受け付けたとき、その実行
要求を予め設定した優先度によって調停する手段の機能
も果たす。
【0028】このソフトウェア管理システムの初期設定
について説明する。まず、サーバSを初期設定する。サ
ーバSの記憶装置12の管理テーブルカウンタ16にプ
ログラム管理情報テーブルを記憶する。
【0029】図6はプログラム管理情報テーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。このプログラム管理情
報テーブルは、管理対象となるプログラムのプログラム
名(N)毎にプログラムの識別番号(P)と、そのプロ
グラムの同時実行可能数(R)と、そのプログラムを使
用可能な端末装置の識別名(Tn)と、各端末装置のプ
ログラム実行優先度(CP)と、プログラム実行中の端
末装置からのリクエスト番号と、そのプログラムを使用
可能なユーザの識別名(U)と、そのユーザのパスワー
ド(PW)の管理情報を格納している。
【0030】例えば、プログラム名「ワープロB」のプ
ログラムの管理情報は、プログラム識別番号「P05」
と同時実行可能数「3」と、使用可能な端末装置の識別
名「T1」「T2」「T3」を格納し、その各端末装置
のプログラム実行優先度として識別名「T1」の端末装
置の優先度「1」と、識別名「T2」の端末装置の優先
度「3」と識別名「T3」の端末装置の優先度「2」を
格納している。
【0031】また、識別名「T1」「T2」「T3」の
各端末装置でプログラム名「ワープロB」のプログラム
が実行中のときにはその端末装置から送られて来るリク
エスト番号を格納する。このリクエスト番号は実行中で
ないときには初期値「0」を格納している。さらに、プ
ログラム名「ワープロB」のプログラムを使用可能なユ
ーザの識別名「U1」「U2」「U3」と、それぞれの
ユーザのパスワード「PW1」「PW2」「PW3」を
格納している。
【0032】この実施例のソフトウェア管理システムで
は、このプログラム管理情報テーブル中のプログラム名
(N)とプログラム識別番号(P)と同時実行可能数
(R)は、そのプログラムの提供者(メーカー等の権利
者)がプログラムと一緒にプログラム使用権を得た使用
者(例えばサーバの管理者)に提供し、そのプログラム
を使用可能な端末装置の識別名(Tn)とユーザ名
(U)とユーザのパスワード(PW)はプログラムに応
じてサーバ管理者が設定するものとする。
【0033】さらに、この初期化時にサーバSのタイマ
15の所定間隔の割り込み信号発生間隔(TM時間)を
設定する。サーバSはこのTM時間毎に管理対象のプロ
グラムを実行中の端末装置に対してそのプログラムの実
行状態を問い合わせる。
【0034】次に、このソフトウェア管理システムにお
けるプログラムのセキュリティチェック処理について説
明する。端末装置は、所望のプログラムの実行を開始す
るときのプログラム起動時の初期化処理で、サーバSに
対して所望のプログラムの識別番号と自装置の識別名と
ユーザ識別名とそのユーザのパスワードとを格納したロ
グインパケット(loginパケット)をセキュリティ
チェック情報としてLAN10を介して送り、そのプロ
グラムの実行要求を行なう。
【0035】サーバSはLAN10を介して端末装置か
らセキュリティチェック情報のログインパケットを受信
すると、プログラム管理情報テーブルを参照して、その
端末装置におけるプログラム実行(使用)の妥当性を判
断する。
【0036】すなわち、サーバSから受け取ったログイ
ンパケット内の所望のプログラムの識別番号と自装置の
識別名とユーザ識別名とそのユーザのパスワードとが、
プログラム管理情報テーブル内の実行要求のあったプロ
グラム名(N)の同時実行可能数(R)と使用可能な端
末装置の識別名(Tn)と使用可能なユーザの識別名
(U)とそのユーザのパスワード(PW)とに該当する
か否かを判断して、該当しなければ「実行不許可」を、
該当すれば「実行許可」を、その判断結果として端末装
置へ返送する。
【0037】端末装置は、サーバSから実行要求したプ
ログラムに対する実行の妥当性の判断結果を受け取る
と、それに基づいてプログラムの動作を開始してもよい
か否かを判断し、サーバSから受け取った判断結果が
「実行許可」ならプログラムの実行を開始し、「実行不
許可」ならプログラムの初期化処理を終了して実行を行
なわない。なお、サーバSから「実行不許可」を受け取
ったときにプログラムの実行を行なわないときの処理は
プログラム毎に任せても良い。
【0038】サーバSは、各端末装置でプログラム実行
中はタイマ15がTM時間毎に定期的に発生する割り込
み信号をトリガにして、プログラム管理情報テーブルを
サーチし、プログラム実行中の端末装置を検索し、検索
された端末装置に対してリクエスト番号を付けて、順に
問い合わせのパケット(Q)であるチェックパケット
(checkパケット)を送信する。
【0039】端末装置は、サーバSからチェックパケッ
トを受け取ると、問い合わせのあったプログラムが実行
中であれば回答パケット(A)を返送する。サーバS
は、チェックパケットの送信先の端末装置から所定時間
(TMX時間)内に回答のパケットを受け取らなかった
ときには、そのプログラムが端末装置で暴走状態や異常
終了等の原因で応答がないものと判断して、その端末装
置におけるプログラムのリクエスト番号を初期値「0」
にし、実行中を削除する。このTMX時間は数十秒から
数分にするとよい(例えば60秒)。
【0040】そして、端末装置は、プログラム終了時に
は終了処理の中でサーバSにログアウト(logou
t)の問い合わせのパケット(Q)を送信して、サーバ
Sはそのパケットを受信すると、そのパケット中の該当
する端末装置のプログラムのリクエスト番号を初期値
「0」にして、実行中を削除する。このようにして、一
連の処理を完了する。
【0041】図4は、端末装置とサーバとの間でやり取
りされる問い合わせのパケットのフォーマットの一例を
示す図である。このパケットには、ヘッダとして問い合
わせのパケットの識別情報(Q)を格納している。
【0042】端末装置がこのパケットをプログラム実行
要求のセキュリティチェックをサーバに対して要求する
ときのログインパケットとして使用する場合、プログラ
ムの実行要求に対するセキュリティチェックの問い合わ
せとして、端末装置の識別名としてコンピュータ番号
と、リクエスト番号である識別番号とプログラムの識別
名である識別番号とユーザの識別名であるユーザ名とそ
のユーザのパスワードを格納する。
【0043】リクエスト識別番号は、端末装置が始めの
ログイン時に付ける「0」以外のユニークな番号であ
り、サーバSから見たときに端末装置上のプログラムを
識別するために使用する番号であり、ログアウト(lo
gout)まで有効である。
【0044】このリクエスト識別番号は、図6に示した
使用可能な端末装置の識別名(Tn)に対応させてお
り、実行中でないときには初期値「0」を格納し、実行
中であるときにはその端末装置から送られて来る数値を
格納する。このリクエスト番号をサーチすることによっ
て初期値「0」でない端末装置ではプログラムが実行中
であることを判断することができる。
【0045】また、サーバSがこのパケットをプログラ
ム実行中の端末装置に対する問い合わせのチェックパケ
ットとして使用する場合、プログラム実行中の問い合わ
せとして、問い合わせ先の端末装置のコンピュータ番号
と、リクエスト番号などを付けて端末装置へ送信する。
【0046】図5は、端末装置とサーバとの間でやり取
りされる回答のパケットのフォーマットの一例を示す図
である。このパケットにはヘッダとして回答のパケット
の識別情報(A)を格納している。このパケットは、端
末装置からのプログラム実行要求のセキュリティチェッ
クの問い合わせに対する回答のパケット、及び端末装置
がこのパケットをプログラム実行中のサーバからの問い
合わせに対する回答のパケットとして使用する。
【0047】サーバSがこのパケットを端末装置からの
プログラム実行要求のセキュリティチェックの問い合わ
せに対する回答のパケットとして使用する場合、プログ
ラム実行の可否を伝えるパケットとして、プログラムの
セキュリティチェックの問い合わせをした端末装置のコ
ンピュータ番号と、その端末装置からのリクエスト番号
と、実行要求のあったプログラムの識別番号と、そのプ
ログラムの実行の許可又は不許可を伝える情報と、不許
可のときにはその不許可理由を示す情報を格納する。
【0048】図7は、図5のパケットに格納するプログ
ラムの実行の許可と不許可を伝える情報のコードの一例
を示す図である。サーバSは、セキュリティチェックの
結果により、上記パケットにプログラムの実行を許可す
るときには「OK;実行許可」を示すコード「0」を格
納し、実行が不許可のときには「NG;実行不許可」を
示すコード「1」を格納して端末装置へ返送する。
【0049】図8は、図5のパケットに格納するプログ
ラム実行の不許可理由を伝える情報のコードの一例を示
す図である。サーバSは、セキュリティチェックの結果
により、プログラムの実行を不許可するときには、上記
の不許可を示すコード「1」と共に、その不許可理由を
示すコードも格納して端末装置へ返送する。
【0050】その不許可理由として、「プログラム識別
番号未登録」の場合はコード「1」を、コンピュータ名
(端末装置の識別名)未登録の場合はコード「2」を、
同時実行可能数を越えている場合はコード「3」を、未
定義ユーザ(使用可能なユーザ以外のユーザ)の場合は
コード「4」を、パスワードが違う場合はコード「5」
を予期しないエラーの場合はコード「9」を格納する。
なお、不許可理由はその他にもあるがここでは省略す
る。
【0051】図9は、セキュリティチェック時のサーバ
と端末装置との通信手順を示す図である。まず、端末装
置Tnはプログラム起動時の初期化処理においてサーバ
Sへログインパケット(Q)を送信する。
【0052】サーバSはそのログインパケット(Q)を
受信すると、その端末装置Tnから実行要求のあったプ
ログラムのセキュリティチェックを行ない、実行許可と
判断したらそれを示す回答パケット(A)を返送する。
端末装置は実行許可の回答パケットを受け取るとそのプ
ログラムの実行を開始する。
【0053】サーバSは、端末装置からログインパケッ
ト(Q)を受け取るとタイマ15によるTM時間毎の割
り込み信号によって、管理対象に有るプログラムが実行
中の端末装置をサーチし、サーチされた端末装置Tnに
対してプログラムの実行状況を問い合わせるチェックパ
ケット(Q)を送信する。そして、端末装置Tnにおい
てプログラムが異常なく実行中ならば回答パケット
(A)が返送されてくるので、その場合にはチェックを
終了する。
【0054】また、チェックパケット(Q)を送信して
からTMX時間以内に回答パケット(A)が返送されて
こないときには、その端末装置におけるプログラムの実
行中を示すリクエスト番号を初期化する。そして、端末
装置はプログラムを終了したらサーバSへログアウトパ
ケット(Q)を送信し、サーバSはそのログアウトパケ
ット(Q)を受信するとその端末装置におけるプログラ
ムの実行中を示すリクエスト番号を初期化する。
【0055】この実施例のソフトウェア管理システムで
は、サーバを用いて各端末装置でソフトウェアのプログ
ラムが不正使用されないように保守及び管理することが
容易に行なえる。また、サーバが各端末装置のプログラ
ムの実行状況を監視するので、プログラムの暴走状態や
異常終了などのときには、その端末装置に対するプログ
ラムの実行権を停止し、他の端末装置からの実行要求に
備えることができるので、複数の端末装置でプログラム
の使用権を効率良く利用することができる。
【0056】次に、この実施例のソフトウェア管理シス
テムのサーバによって各端末装置におけるプログラムの
アイドル状態を監視する場合の処理について説明する。
この場合、端末装置Tnの記憶装置内に備えたカウンタ
によってカウントしたプログラムの実行時間を用いる。
この実行時間はプログラムが実際に使用したCPU時間
であり、例えば、UNIXのOSの場合は「プログラム
がユーザ空間で使用したCPU時間」とする。
【0057】サーバSは、タイマ15によってTM時間
毎に定期的に発生される割り込み信号をトリガにして、
TM時間毎にプログラム実行中の端末装置Tnへプログ
ラムの実行状況を問い合わせるチェックパケットを送信
する。端末装置Tnはそのチェックパケットを受信する
と、該当するプログラムが実行中であればカウンタの内
容を回答パケット(A)に格納してサーバSへ返送す
る。
【0058】サーバSは端末装置から送信される回答パ
ケット(A)に格納されたカウンタの内容に基づいて、
その端末装置のプログラムの実行時間の変化を監視し、
変化がないときには、プログラムが実行中であるにも係
らず実際にはアイドル状態が続いていると判断して、そ
のプログラムの終了を要求するパケットであるキルパケ
ット(killパケット)を端末装置Tnへ送信する。
端末装置Tnではキルパケットを受信すると、サーバS
に対して肯定応答パケット(A)を返送すると共に、ア
イドル状態のプログラムを終了させる。
【0059】図10は、セキュリティチェック時のサー
バと端末装置との他の通信手順を示す図である。まず、
端末装置Tnはプログラム起動時の初期化処理において
サーバSへログインパケット(Q)を送信する。
【0060】サーバSはそのログインパケット(Q)を
受信すると、その端末装置Tnから実行要求のあったプ
ログラムのセキュリティチェックを行ない、実行許可と
判断したらそれを示す回答パケット(A)を返送する。
端末装置は実行許可の回答パケットを受け取るとそのプ
ログラムの実行を開始する。
【0061】サーバSは、端末装置からログインパケッ
ト(Q)を受け取るとタイマ15によるTM時間毎の割
り込み信号によって、管理対象に有るプログラムが実行
中の端末装置をサーチし、サーチされた端末装置Tnに
対してプログラムの実行状況を問い合わせるチェックパ
ケット(Q)を送信する。
【0062】端末装置Tnはそのチェックパケット
(Q)を受け取ると、カウンタの内容を格納した回答パ
ケット(A)をサーバSへ返送する。サーバSはチェッ
クパケット(Q)を送信してからTMX時間以内に回答
パケット(A)が返送されてきたら、その回答パケット
(A)に格納されているカウンタの内容であるCPU実
行時間を前回に返送されてきたCPU実行時間と比較す
る。
【0063】通常実行時には、TMX時間以内に返送さ
れた回答パケット(A)に格納されたCPU実行時間
は、前回にチェックしたときのCPU実行時間から変化
しているので、プログラムの実行の継続を容認する。し
かし、前回にチェックしたときのCPU時間を前回と比
較して変化していなければアイドル状態と判断して、そ
の端末装置へプログラム終了要求のキルパケット(Q)
を送信する。
【0064】端末装置は、そのキルパケット(Q)を受
信すると、肯定応答パケット(A)を返送し、そのプロ
グラムを終了させる。サーバSは、端末装置から肯定応
答パケット(A)を受け取ると、その端末装置のプログ
ラムの実行を示すリクエスト番号を初期化する。
【0065】このようにして、サーバが各端末装置上で
のプログラムの実行状態を常に監視することができ、各
端末装置においてプログラムが長時間アイドル状態にあ
るときには、その端末装置に対するプログラムの実行を
停止させて、他の端末装置からの実行要求に備えること
ができ、複数の端末装置でプログラムの使用権を効率良
く利用することができる。
【0066】次に、この実施例のソフトウェア管理シス
テムのサーバによる各端末装置に対するプログラムの実
行権の調停処理について説明する。サーバSは、端末装
置Tnからプログラムに対して予め決められた同時実行
可能数を越える実行要求を受け付けたとき、プログラム
が予め決められた同時実行可能数で実行されているとき
に新たな実行要求を受け付けたときには、その実行要求
を予め設定した優先度によって調停する。
【0067】すなわち、サーバSは、端末装置からログ
インパケットを受け付けたとき、そのパケットによる実
行要求があったプログラムについてのセキュリティチェ
ックを行ない、使用可能な端末装置とユーザであり、同
時実行可能数にまだ余裕があるときには、すぐにその端
末装置にプログラム実行の許可を与える。
【0068】また、同時実行可能数に余裕がないときに
は、プログラム管理情報テーブルのプログラム実行優先
度を参照して、その端末装置よりも優先度の低い端末装
置でプログラム実行中のものをサーチし、そのサーチし
た端末装置に対するプログラム実行をキル(kill)
し、それに代えて優先度の高い端末装置に実行権を許可
する。
【0069】図11は、セキュリティチェック時のサー
バと端末装置とのさらに他の通信手順を示す図である。
ここでは、図6に示したプログラム管理情報テーブルの
プログラム名「表計算C」を使用する端末装置T1,T
2,T3,T4,T5のプログラム実行権を調停する場
合について説明する。このプログラム名「表計算C」の
同時実行可能数は「4」である。
【0070】まず、サーバSは端末装置T1,T2,T
4に対して「表計算C」のプログラムの実行を許可し、
端末装置T1,T2,T4ではそれぞれそのプログラム
を実行中である。
【0071】サーバSは、端末装置T5からプログラム
識別名「P06」の「表計算C」のプログラムの実行要
求のログインパケット(Q)を受信すると、使用可能な
端末装置と使用可能なユーザであることを確認し、同時
実行可能数に余裕があるため、端末装置T5にプログラ
ム「表計算C」の実行権を許可する回答パケット(A)
を送る。端末装置T5ではその回答パケット(A)を受
信すると共に、プログラム「表計算C」の実行を開始す
る。
【0072】サーバSは、各端末装置T1,T2,T
4,T5に対してそれぞれのログインパケット(Q)を
受信してからTM時間毎にプログラムの実行状況を問い
合わせて監視する。
【0073】その際、TMX時間以内に応答がないとき
にはプログラムの暴走あるいは異常終了と判断してプロ
グラム管理情報テーブルのリクエスト番号を初期化し
て、プログラム実行可能数を確保する。また、各端末装
置からの回答パケット(A)に格納されたCPU時間を
前回と比較して変化があればそのまま継続させるが、変
化がなければアイドル状態と判断して、その端末装置に
対してプログラムを終了させて、プログラム実行可能数
を確保する。
【0074】その後、サーバSは、端末装置T3からプ
ログラム識別名「P06」の「表計算C」のプログラム
の実行要求のログインパケット(Q)を受信すると、使
用可能な端末装置と使用可能なユーザであることを確認
した後、同時実行可能数に余裕がないため、プログラム
実行優先度を参照して、端末装置T3よりも低い優先度
を持ち現在プログラム「表計算C」を実行中の端末装置
をサーチする。
【0075】この場合、端末装置T5がそれに該当する
ので、サーバSは端末装置T5に対してキルパケット
(Q)を送信して、プログラム「表計算C」の稼働の停
止要求を行ない、端末装置T5はそのキルパケット
(Q)に基づいてプログラム「表計算C」の稼働を終了
して実行権を剥奪し、サーバSへ肯定回答(A)を返送
して実行権を返上する。
【0076】サーバSは端末装置T5から肯定回答
(A)を受信すると、プログラム管理情報テーブルの端
末装置T5のリクエスト番号を初期化し、端末装置T3
から受け取ったリクエスト番号を格納して、端末装置T
3に実行許可の回答パケット(A)を送信する。端末装
置T3は、サーバSから回答パケット(A)を受信する
と、プログラム「表計算C」の実行権を付与し、そのプ
ログラムを実行させる。
【0077】また、例えば、各端末装置T1〜T5から
同じプログラムの実行要求があったときにも、各端末装
置T1〜T5の優先度順に同時実行可能数まで実行許可
を通知し、同時実行可能数を越えてしまう端末装置に対
しては実行不許可を通知して、複数の端末装置の実行要
求の競合の調停を行なうこともできる。
【0078】なお、上述の実施例では、プログラムは各
端末装置に予め格納されており、サーバSからの許可通
知があったときにのみ実行する場合について説明した
が、サーバSに各端末装置が共用するプログラムを格納
し、各端末装置からの実行要求が有り、その実行を許可
すると共にプログラムの利用を可能にするようにしても
よい。
【0079】また、ワープロや表計算等のメインプログ
ラムに初期化処理のプログラムもセットされているプロ
グラムでは、その初期化処理時にメインプログラムの実
行要求があったときに、上述の処理を行なうようにすれ
ばよい。
【0080】さらに、プログラムの識別名又は識別番
号,プログラムの同時実行可能数,端末装置名又は端末
番号,ユーザ識別名又はユーザ識別番号,ユーザのみが
知りうるパスワードを用いて、プログラムのセキュリテ
ィチェックでプログラムの実行の妥当性を判断する項目
としており、プログラム毎に予め決め手おいた条件と一
致する場合にのみ実行許可を与えているので、プログラ
ムの不正使用をより効果的に防止することができる。
【0081】その識別名と識別番号をネットワーク上で
ユニークなものにすれば、複数のネットワークを接続し
たシステムに適用する場合、ネットワーク毎にプログラ
ムのセキュリティチェックでプログラムの実行の妥当性
を判断する項目を異ならせることができ、誤って異なる
システムの端末装置にプログラム実行の許可を与えてし
まう恐れがなく、広域ネットワークにおけるプログラム
の不正使用を防止することができる。
【0082】このようにして、サーバが、予め決められ
た同時実行可能数を越える実行要求を受け付けたとき、
予め決められた同時実行可能数が実行されているときに
新たな実行要求を受け付けたとき、及び同時実行可能数
を越える端末装置からのプログラムの実行要求が競合し
たとき、優先度の高い端末装置に対して優先的にプログ
ラムの実行権を許可することができるので、緊急度の高
い実行要求を終了させずに済む。したがって、ユーザの
要求に応じてプログラムの実行権を調停することがで
き、複数の端末装置でプログラムの使用権を効率良く利
用することができる。
【0083】この実施例のソフトウェア管理システム
は、プログラムの不正コピー及び不正使用を防止し、且
つコンピュータネットワークシステム上の各端末装置で
プログラムの実行に支障がないようにすることができ
る。
【0084】また、サーバが各端末装置上でのプログラ
ムの実行状態を常に監視するため、端末装置上でプログ
ラムが暴走状態や異常終了したときに実行権をサーバに
取り戻して、他の端末装置からの実行要求に備えること
ができ、端末装置上でプログラムが長時間アイドル状態
にあるときにも、実行権をサーバに取り戻して、他の端
末装置からの実行要求に備えることができる。
【0085】さらに、サーバが各端末装置に対するプロ
グラムの実行権を各端末装置に設定された優先度に基づ
いて調停するので、ユーザに応じたプログラム実行権の
付与を行なえる。したがって、ネットワーク上でのプロ
グラムの不正使用を防止し、ネットワーク上の各端末装
置を有効に使用してプログラムの使用権を効率良く利用
することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るソフトウェア管理システムによれば、LAN等の通信
手段で接続した複数の端末装置でソフトウェアのプログ
ラムが不正使用されないように保守及び管理を容易に行
なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるソフトウェア管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した各端末装置T1〜Tnの構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示したサーバSの構成を示すブロック図
である。
【図4】図1に示した端末装置とサーバとの間でやり取
りされる問い合わせのパケットのフォーマットの一例を
示す図である。
【図5】図1に示した端末装置とサーバとの間でやり取
りされる回答のパケットのフォーマットの一例を示す図
である。
【図6】図3に示したサーバSの記憶装置12に格納す
るプログラム管理情報テーブルのフォーマットの一例を
示す図である。
【図7】図5のパケットに格納するプログラムの実行の
許可と不許可を伝える情報のコードの一例を示す図であ
る。
【図8】図5のパケットに格納するプログラム実行の不
許可理由を伝える情報のコードの一例を示す図である。
【図9】図1に示したソフトウェア管理システムにおけ
るセキュリティチェック時のサーバと端末装置との通信
手順を示す図である。
【図10】図1に示したソフトウェア管理システムにお
けるセキュリティチェック時のサーバと端末装置との他
の通信手順を示す図である。
【図11】図1に示したソフトウェア管理システムにお
けるセキュリティチェック時のサーバと端末装置とのさ
らに他の通信手順を示す図である。
【符号の説明】
1,11:入出力装置 2,12:記憶装置 3,13:LANインタフェース 4,14:CPU 15:タイマ 16:管理テーブルカウンタ 10:ローカルエリアネットワーク(LAN) T1〜Tn:端末装置 S:サーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと複数の端末装置とを通信手段で
    接続し、該各端末装置によってプログラムを共用するソ
    フトウェア管理システムにおいて、 前記サーバに、前記プログラムの識別名と該プログラム
    を使用可能な端末装置の識別名とユーザの識別名と該ユ
    ーザのパスワード等の管理情報を記憶する管理情報記憶
    手段と、該手段に記憶された管理情報と前記端末装置か
    ら受信したセキュリティチェック情報とに基づいて該端
    末装置での前記プログラムの使用可否の妥当性を判断す
    る手段と、該手段による判断結果を前記セキュリティチ
    ェック情報を送信してきた端末装置へ送信する手段とを
    設け、 前記端末装置に、前記プログラムの実行要求がある度に
    該プログラムの識別名と端末装置の識別名とユーザの識
    別名と該ユーザのパスワード等のセキュリティチェック
    情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから受
    信した判断結果に基づいて前記プログラムに対する実行
    権を付与する手段とを設けたことを特徴とするソフトウ
    ェア管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトウェア管理システ
    ムにおいて、 前記サーバに、前記端末装置における前記プログラムの
    実行状態を定期的に問い合わせて、該端末装置から返送
    されるプログラムの現在の実行状態に基づいてそのプロ
    グラムの実行状態を監視する手段を設け、 前記端末装置に、前記サーバからの問い合わせがあった
    ときに前記プログラムの現在の実行状態を返送する手段
    を設けたことを特徴とするソフトウェア管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のソフトウェア管理システ
    ムにおいて、 前記サーバに、前記端末装置から前記プログラムに対し
    て予め決められた同時実行可能数を越える実行要求を受
    け付けたとき、及び前記プログラムが予め決められた同
    時実行可能数で実行されているときに新たな実行要求を
    受け付けたとき、該実行要求を予め設定した優先度によ
    って調停する手段を設けたことを特徴とするソフトウェ
    ア管理システム。
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