JPH08262361A - ポリゴンミラーの取付構造 - Google Patents
ポリゴンミラーの取付構造Info
- Publication number
- JPH08262361A JPH08262361A JP7086541A JP8654195A JPH08262361A JP H08262361 A JPH08262361 A JP H08262361A JP 7086541 A JP7086541 A JP 7086541A JP 8654195 A JP8654195 A JP 8654195A JP H08262361 A JPH08262361 A JP H08262361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- locking member
- mounting structure
- mirror
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/121—Mechanical drive devices for polygonal mirrors
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジッター特性に悪影響を及ぼすことなく、経
時的にバランスが悪化することなく、且つ加工が容易で
安定性の優れたポリゴンミラーの取付構造を提供する。 【構成】 ポリゴンミラー３を回転体に固定するポリゴ
ンミラー３の取付構造において、回転体の外周に形成さ
れたミラー受座面に、上面に回転中心から所定半径の位
置に矩形断面の環状溝４を有したポリゴンミラー３を載
置し、下方に円錐又は半球形状をなす突起５ｂを具備し
た爪５ａを外周部に複数有する平面リング状の係止部材
５を設け、ポリゴンミラー３の環状溝４に係止部材５の
突起５ｂを係合させ、突起５ｂにて溝内周上端を点接触
で押圧することによって、ポリゴンミラー３の位置固定
を行う。
時的にバランスが悪化することなく、且つ加工が容易で
安定性の優れたポリゴンミラーの取付構造を提供する。 【構成】 ポリゴンミラー３を回転体に固定するポリゴ
ンミラー３の取付構造において、回転体の外周に形成さ
れたミラー受座面に、上面に回転中心から所定半径の位
置に矩形断面の環状溝４を有したポリゴンミラー３を載
置し、下方に円錐又は半球形状をなす突起５ｂを具備し
た爪５ａを外周部に複数有する平面リング状の係止部材
５を設け、ポリゴンミラー３の環状溝４に係止部材５の
突起５ｂを係合させ、突起５ｂにて溝内周上端を点接触
で押圧することによって、ポリゴンミラー３の位置固定
を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はポリゴンミラーのスキャ
ナモータの回転体であるポリゴンミラーの取付構造に関
するものである。
ナモータの回転体であるポリゴンミラーの取付構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ポリゴンミラースキャナモー
タの回転体であるポリゴンミラーを取付けるために、種
々のポリゴンミラーの取付構造が採用されている。図７
は従来のポリゴンミラーの取付構造を示す断面図であ
る。図７において、符号５１は円筒状のセラミックスリ
ングであり、セラミックスリング５１にスリーブ５２を
焼バメし、その後スリーブ５２とスリーブ５５のポリゴ
ンミラー５３に接する面を極めて高い精度の平面度及び
表面粗さで仕上げ、該スリーブ５２とスリーブ５５でポ
リゴンミラー５３を挟み込み複数本のネジ６６で締結し
て固定している。また、スリーブ５５の下面にはモータ
のロータマグネット５６が固着されている。なお、ポリ
ゴンミラー５３は平面が多角形で外周には多角数に相当
するミラー面５４が形成されている。
タの回転体であるポリゴンミラーを取付けるために、種
々のポリゴンミラーの取付構造が採用されている。図７
は従来のポリゴンミラーの取付構造を示す断面図であ
る。図７において、符号５１は円筒状のセラミックスリ
ングであり、セラミックスリング５１にスリーブ５２を
焼バメし、その後スリーブ５２とスリーブ５５のポリゴ
ンミラー５３に接する面を極めて高い精度の平面度及び
表面粗さで仕上げ、該スリーブ５２とスリーブ５５でポ
リゴンミラー５３を挟み込み複数本のネジ６６で締結し
て固定している。また、スリーブ５５の下面にはモータ
のロータマグネット５６が固着されている。なお、ポリ
ゴンミラー５３は平面が多角形で外周には多角数に相当
するミラー面５４が形成されている。
【０００３】図８は上記回転体を組み込んだ従来のポリ
ゴンミラースキャナモータの断面を示す図である。ポリ
ゴンミラースキャナモータは図示するように、取付台５
７に固定された支軸５８にセラミックス製ラジアル軸５
９が固定されており、該ラジアル軸５９の下端面にはセ
ラミックス製スラスト板６１が固定されている。上記回
転体のセラミックスリング５１は、その内周面がラジア
ル軸５９の外周面に摺接し、その下端面がスラスト板６
１に摺接している。また、ラジアル軸５９の上端面には
支持板６７の下面に固定されたセラミックス製スラスト
板６０が摺接している。そして、ラジアル軸５９の外周
面とセラミックスリング５１の内周面でラジアル動圧軸
受を構成し、ラジアル軸５９の上下端面に固定されたス
ラスト板６０，６１の各面とセラミックスリング５１の
上下面とでスラスト動圧軸受を構成している。
ゴンミラースキャナモータの断面を示す図である。ポリ
ゴンミラースキャナモータは図示するように、取付台５
７に固定された支軸５８にセラミックス製ラジアル軸５
９が固定されており、該ラジアル軸５９の下端面にはセ
ラミックス製スラスト板６１が固定されている。上記回
転体のセラミックスリング５１は、その内周面がラジア
ル軸５９の外周面に摺接し、その下端面がスラスト板６
１に摺接している。また、ラジアル軸５９の上端面には
支持板６７の下面に固定されたセラミックス製スラスト
板６０が摺接している。そして、ラジアル軸５９の外周
面とセラミックスリング５１の内周面でラジアル動圧軸
受を構成し、ラジアル軸５９の上下端面に固定されたス
ラスト板６０，６１の各面とセラミックスリング５１の
上下面とでスラスト動圧軸受を構成している。
【０００４】支軸５８の上端には、上記支持板６７がボ
ルト６２で固定されている。そして、支持板６７の下面
の所定位置にはカウンタマグネット６３が固定され、磁
性体からなるスリーブ５２を所定の磁力により吊り上げ
ている。ステータコイル６４に駆動電流（交流）を供給
することにより、上記ポリゴンミラー５３を含む回転体
は高速回転する。
ルト６２で固定されている。そして、支持板６７の下面
の所定位置にはカウンタマグネット６３が固定され、磁
性体からなるスリーブ５２を所定の磁力により吊り上げ
ている。ステータコイル６４に駆動電流（交流）を供給
することにより、上記ポリゴンミラー５３を含む回転体
は高速回転する。
【０００５】図９および図１０は従来のポリゴンミラー
の取付構造の他の例を示す図である。図８に示す例にお
いては、ポリゴンミラー７１は、板バネからなる環状弾
性部材７２と受け座７３とにより挟持されており、ポリ
ゴンミラー７１は環状弾性部材７２の弾性力により直接
受け座７３に対して押圧されることによって固定されて
いる。
の取付構造の他の例を示す図である。図８に示す例にお
いては、ポリゴンミラー７１は、板バネからなる環状弾
性部材７２と受け座７３とにより挟持されており、ポリ
ゴンミラー７１は環状弾性部材７２の弾性力により直接
受け座７３に対して押圧されることによって固定されて
いる。
【０００６】また図１０に示す例においては、ポリゴン
ミラー７１は上面を押え部材７４によって保持されたゴ
ムリングからなる弾性部材７５と受け座７６とにより挟
持されており、ポリゴンミラー７１は弾性部材７５の弾
性力により受け座７６に対して押圧されることによって
固定されている。
ミラー７１は上面を押え部材７４によって保持されたゴ
ムリングからなる弾性部材７５と受け座７６とにより挟
持されており、ポリゴンミラー７１は弾性部材７５の弾
性力により受け座７６に対して押圧されることによって
固定されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図７に
示すポリゴンミラーの取付構造においては、ポリゴンミ
ラー５３にはボルト６６の貫通用の穴５３ａが形成され
ている。そのため、ミラー自体の剛性が弱く、高温下で
の高速回転による遠心力、熱応力によりミラー変形が大
きくなる。この変形はミラー鏡面を歪ませるだけでな
く、回転体のバランスをもずらすことになる。また、ボ
ルト締結による面摩擦力による固定のため、経時的にラ
ジアル方向の芯ズレが生じ、回転体のバランスがずれ
る。さらにはボルトによるリジット(rigid)な固定のた
め、遠心力、熱応力による変形がくり返し生じた場合、
弾性部材による固定のように復元しないので、経時的な
回転体バランスのずれ、ポリゴンミラー鏡面の歪による
ジッター等の光学性能の悪化が考えられる。
示すポリゴンミラーの取付構造においては、ポリゴンミ
ラー５３にはボルト６６の貫通用の穴５３ａが形成され
ている。そのため、ミラー自体の剛性が弱く、高温下で
の高速回転による遠心力、熱応力によりミラー変形が大
きくなる。この変形はミラー鏡面を歪ませるだけでな
く、回転体のバランスをもずらすことになる。また、ボ
ルト締結による面摩擦力による固定のため、経時的にラ
ジアル方向の芯ズレが生じ、回転体のバランスがずれ
る。さらにはボルトによるリジット(rigid)な固定のた
め、遠心力、熱応力による変形がくり返し生じた場合、
弾性部材による固定のように復元しないので、経時的な
回転体バランスのずれ、ポリゴンミラー鏡面の歪による
ジッター等の光学性能の悪化が考えられる。
【０００８】また図９に示す例においては、ポリゴンミ
ラー７１は上下方向に対し押圧されているが、ラジアル
方向つまり芯に対するズレ防止としては、板バネからな
る環状弾性部材７２の押圧による面摩擦に頼っている。
従って高温下で高速回転するモータの遠心力、熱応力に
より経時的に回転体のバランスがずれることがある。ま
た、板バネの外周端がポリゴンミラーの鏡面に近く、全
周にわたり押圧しており、さらには外向き力として働い
ているのでミラーの鏡面を歪ませ、この歪によりジッタ
ー等の光学性能が悪化するという欠点がある。
ラー７１は上下方向に対し押圧されているが、ラジアル
方向つまり芯に対するズレ防止としては、板バネからな
る環状弾性部材７２の押圧による面摩擦に頼っている。
従って高温下で高速回転するモータの遠心力、熱応力に
より経時的に回転体のバランスがずれることがある。ま
た、板バネの外周端がポリゴンミラーの鏡面に近く、全
周にわたり押圧しており、さらには外向き力として働い
ているのでミラーの鏡面を歪ませ、この歪によりジッタ
ー等の光学性能が悪化するという欠点がある。
【０００９】図１０に示す例においても、同様にポリゴ
ンミラー７１は、ゴムリングからなる弾性部材７５のつ
ぶし代による弾性的な面摩擦力によって固定されてお
り、経時的に回転体のバランスがずれることが考えられ
る。また、ゴムリングが全周にわたり押圧しているの
で、ミラー鏡面の歪が増大し、この歪によりジッター等
の光学性能が悪化するという欠点がある。
ンミラー７１は、ゴムリングからなる弾性部材７５のつ
ぶし代による弾性的な面摩擦力によって固定されてお
り、経時的に回転体のバランスがずれることが考えられ
る。また、ゴムリングが全周にわたり押圧しているの
で、ミラー鏡面の歪が増大し、この歪によりジッター等
の光学性能が悪化するという欠点がある。
【００１０】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、ジッター特性に悪影響を及ぼすことなく、経時的に
バランスが悪化することなく、且つ加工が容易で安定性
の優れたポリゴンミラーの取付構造を提供することを目
的とする。
で、ジッター特性に悪影響を及ぼすことなく、経時的に
バランスが悪化することなく、且つ加工が容易で安定性
の優れたポリゴンミラーの取付構造を提供することを目
的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ポリゴンミラーを回転体に固定するポリ
ゴンミラーの取付構造において、前記回転体の外周に形
成されたミラー受座面に、上面に回転中心から所定半径
の位置に矩形断面の環状溝を有したポリゴンミラーを載
置し、下方に円錐又は半球形状をなす突起を具備した爪
を外周部に複数有する平面リング状の係止部材を設け、
前記ポリゴンミラーの環状溝に前記係止部材の突起を係
合させ、該突起にて溝内周上端を点接触で押圧しさらに
外周上端にも点接触することによって、ポリゴンミラー
の位置固定を行うことを特徴とする。
め、本発明は、ポリゴンミラーを回転体に固定するポリ
ゴンミラーの取付構造において、前記回転体の外周に形
成されたミラー受座面に、上面に回転中心から所定半径
の位置に矩形断面の環状溝を有したポリゴンミラーを載
置し、下方に円錐又は半球形状をなす突起を具備した爪
を外周部に複数有する平面リング状の係止部材を設け、
前記ポリゴンミラーの環状溝に前記係止部材の突起を係
合させ、該突起にて溝内周上端を点接触で押圧しさらに
外周上端にも点接触することによって、ポリゴンミラー
の位置固定を行うことを特徴とする。
【００１２】
【作用】本発明によれば、図３に示すようにポリゴンミ
ラー３の環状溝４に係止部材５の突起５ｂを係合させる
ことにより、ポリゴンミラー３は、係止部材５の突起５
ｂにより環状溝４の内周上端４ａが点接触にて押圧され
る。このとき、ポリゴンミラー３には斜め下方に力Ｆが
加わり、この力Ｆの分力ＦａとＦｂにより、ポリゴンミ
ラー３はラジアル方向と下方向に同時に押圧されること
になる。この場合、押圧点が点接触であり、かつ内径方
向なのでポリゴンミラーの鏡面には全く力が加わらず、
従って歪も発生しない。また突起５ｂは環状溝４の外周
上端４ｂにも軽く点接触する。
ラー３の環状溝４に係止部材５の突起５ｂを係合させる
ことにより、ポリゴンミラー３は、係止部材５の突起５
ｂにより環状溝４の内周上端４ａが点接触にて押圧され
る。このとき、ポリゴンミラー３には斜め下方に力Ｆが
加わり、この力Ｆの分力ＦａとＦｂにより、ポリゴンミ
ラー３はラジアル方向と下方向に同時に押圧されること
になる。この場合、押圧点が点接触であり、かつ内径方
向なのでポリゴンミラーの鏡面には全く力が加わらず、
従って歪も発生しない。また突起５ｂは環状溝４の外周
上端４ｂにも軽く点接触する。
【００１３】
【実施例】以下、本発明に係るポリゴンミラーの取付構
造の実施例を図面を参照して説明する。図１は本発明の
ポリゴンミラーの取付構造の一実施例を示す断面図であ
る。図１において、符号１は内周面がラジアル動圧軸受
の摺動面となり両端面がスラスト動圧軸受の摺動面とな
る円筒状のセラミックス材からなるセラミックスリング
である。セラミックスリング１の外周にはスリーブ２が
焼バメされている。スリーブ２はその高さ寸法がセラミ
ックスリング１の高さ寸法と略同一で、セラミックスリ
ング１の全外周面に渡って焼バメされるようになってい
る。これにより焼バメによる残留応力は均一となる。
造の実施例を図面を参照して説明する。図１は本発明の
ポリゴンミラーの取付構造の一実施例を示す断面図であ
る。図１において、符号１は内周面がラジアル動圧軸受
の摺動面となり両端面がスラスト動圧軸受の摺動面とな
る円筒状のセラミックス材からなるセラミックスリング
である。セラミックスリング１の外周にはスリーブ２が
焼バメされている。スリーブ２はその高さ寸法がセラミ
ックスリング１の高さ寸法と略同一で、セラミックスリ
ング１の全外周面に渡って焼バメされるようになってい
る。これにより焼バメによる残留応力は均一となる。
【００１４】また、スリーブ２は外周に小径部２ａと大
径部２ｂを有する断面Ｌ字状の円筒状のスリーブであ
り、小径部２ａと大径部２ｂの間に設けた段差部にポリ
ゴンミラー３の下面を受けるリング状のミラー受座面２
ｃが形成されている。ポリゴンミラー３は周囲にミラー
面３ａが多角数だけ形成され、中央部にスリーブ２の小
径部２ａが貫通する貫通孔３ｂが形成されている。ま
た、ポリゴンミラー３の上面には、回転中心から所定半
径の位置に矩形断面の環状溝４が形成されている。
径部２ｂを有する断面Ｌ字状の円筒状のスリーブであ
り、小径部２ａと大径部２ｂの間に設けた段差部にポリ
ゴンミラー３の下面を受けるリング状のミラー受座面２
ｃが形成されている。ポリゴンミラー３は周囲にミラー
面３ａが多角数だけ形成され、中央部にスリーブ２の小
径部２ａが貫通する貫通孔３ｂが形成されている。ま
た、ポリゴンミラー３の上面には、回転中心から所定半
径の位置に矩形断面の環状溝４が形成されている。
【００１５】また、ポリゴンミラー３の上方にはネジ６
によってスリーブ２に固定された係止部材５が設けられ
ている。スリーブ２の下面にはモータのロータマグネッ
ト７が固定されている。図２は係止部材の構造を示す図
であり、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図であ
る。図２に示すように、係止部材５は、中央にセラミッ
クリング１が貫通する貫通孔５ｃが形成された弾性を有
する金属板（ＳＫ５を焼入れ）からなる平面リング状
で、その外周部に複数の爪５ａが突設されている。そし
て、爪５ａには、下面に円錐状の突起５ｂが一体に形成
されている。なお、符号５ｄはネジ６を挿通する挿通孔
である。
によってスリーブ２に固定された係止部材５が設けられ
ている。スリーブ２の下面にはモータのロータマグネッ
ト７が固定されている。図２は係止部材の構造を示す図
であり、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図であ
る。図２に示すように、係止部材５は、中央にセラミッ
クリング１が貫通する貫通孔５ｃが形成された弾性を有
する金属板（ＳＫ５を焼入れ）からなる平面リング状
で、その外周部に複数の爪５ａが突設されている。そし
て、爪５ａには、下面に円錐状の突起５ｂが一体に形成
されている。なお、符号５ｄはネジ６を挿通する挿通孔
である。
【００１６】次に、ポリゴンミラー３の取付方法を簡単
に説明する。ポリゴンミラー３の貫通孔３ｂにセラミッ
クスリング１の外周に焼バメしたスリーブ２の小径２ａ
を貫通させ、ミラー受座面２ｃ上にポリゴンミラー３を
載置し、更にポリゴンミラー３上に係止部材５を載置
し、該係止部材５をスリーブ２の上端面に設けた複数の
ネジ穴２ｄに螺合するネジ６で締め付ける。これによ
り、係止部材５の外周に設けられた複数の爪５ａの下面
に設けられた突起５ｂをポリゴンミラー３の環状溝４に
係合させる。ポリゴンミラー３の環状溝４に係止部材５
の突起５ｂを係合させることにより、ポリゴンミラー３
は、図１のＡ部拡大図である図３に示すように、係止部
材５の突起５ｂにより環状溝４の内周上端４ａが点接触
にて押圧される。このとき、ポリゴンミラー３には斜め
下方に力Ｆが加わり、この力Ｆの分力ＦａとＦｂによ
り、ポリゴンミラー３はラジアル方向と下方向に同時に
押圧されることになる。この場合、押圧点が点接触であ
り、かつ内径方向なのでポリゴンミラーのミラー面３ａ
には全く力が加わらず、従って歪も発生しない。また突
起５ｂは環状溝４の外周上端４ｂにも軽く点接触する。
ここでセラミックスリング１とスリーブ２とはポリゴン
ミラー３を固定する回転体を構成する。
に説明する。ポリゴンミラー３の貫通孔３ｂにセラミッ
クスリング１の外周に焼バメしたスリーブ２の小径２ａ
を貫通させ、ミラー受座面２ｃ上にポリゴンミラー３を
載置し、更にポリゴンミラー３上に係止部材５を載置
し、該係止部材５をスリーブ２の上端面に設けた複数の
ネジ穴２ｄに螺合するネジ６で締め付ける。これによ
り、係止部材５の外周に設けられた複数の爪５ａの下面
に設けられた突起５ｂをポリゴンミラー３の環状溝４に
係合させる。ポリゴンミラー３の環状溝４に係止部材５
の突起５ｂを係合させることにより、ポリゴンミラー３
は、図１のＡ部拡大図である図３に示すように、係止部
材５の突起５ｂにより環状溝４の内周上端４ａが点接触
にて押圧される。このとき、ポリゴンミラー３には斜め
下方に力Ｆが加わり、この力Ｆの分力ＦａとＦｂによ
り、ポリゴンミラー３はラジアル方向と下方向に同時に
押圧されることになる。この場合、押圧点が点接触であ
り、かつ内径方向なのでポリゴンミラーのミラー面３ａ
には全く力が加わらず、従って歪も発生しない。また突
起５ｂは環状溝４の外周上端４ｂにも軽く点接触する。
ここでセラミックスリング１とスリーブ２とはポリゴン
ミラー３を固定する回転体を構成する。
【００１７】図１および図２において、ポリゴンミラー
３の環状溝４の内・外周の加工精度は１／１００mmレベ
ルが可能である。そして、係止部材５の爪５ａに形成さ
れた突起５ｂは、図３に示すように環状溝４の内外周上
端４ａ，４ｂに点接触すればよいので、突起５ｂは内周
上端４ａを押圧し、外周上端４ｂに軽く接するというよ
うな固定が可能となる。また、図１および図３に示すよ
うに、円錐状の突起５ｂの先端の高さより、ポリゴンミ
ラー３の環状溝４の底面の方が深いため、係止部材５の
突起５ｂは環状溝４の内外周上端４ａ，４ｂに接するこ
とができる。なお、係止部材５は、遠心力、熱応力に対
する復元性を持たせ、環状溝４の形状にならって接触す
ること等を考慮した場合、板バネ等の弾性部材からなる
ことが望ましい。
３の環状溝４の内・外周の加工精度は１／１００mmレベ
ルが可能である。そして、係止部材５の爪５ａに形成さ
れた突起５ｂは、図３に示すように環状溝４の内外周上
端４ａ，４ｂに点接触すればよいので、突起５ｂは内周
上端４ａを押圧し、外周上端４ｂに軽く接するというよ
うな固定が可能となる。また、図１および図３に示すよ
うに、円錐状の突起５ｂの先端の高さより、ポリゴンミ
ラー３の環状溝４の底面の方が深いため、係止部材５の
突起５ｂは環状溝４の内外周上端４ａ，４ｂに接するこ
とができる。なお、係止部材５は、遠心力、熱応力に対
する復元性を持たせ、環状溝４の形状にならって接触す
ること等を考慮した場合、板バネ等の弾性部材からなる
ことが望ましい。
【００１８】本発明においては、係止部材５の爪５ａの
位置以外の箇所を利用して、ポリゴンミラー３の環状溝
４内にバランス修正用接着剤を塗布することによって、
回転体のバランス修正を行うことができる。
位置以外の箇所を利用して、ポリゴンミラー３の環状溝
４内にバランス修正用接着剤を塗布することによって、
回転体のバランス修正を行うことができる。
【００１９】図４は本発明の係止部材５の変形例を示す
実施例である。本実施例においては、係止部材５の爪５
ａの下面に形成された突起５ｂは半球形状をしている。
その他の構成は図１および図２に示す係止部材と同様で
ある。また本実施例の係止部材５の作用は図３に示す作
用と同様である。
実施例である。本実施例においては、係止部材５の爪５
ａの下面に形成された突起５ｂは半球形状をしている。
その他の構成は図１および図２に示す係止部材と同様で
ある。また本実施例の係止部材５の作用は図３に示す作
用と同様である。
【００２０】図５は本発明の他の実施例を示す図であ
る。図において係止部材は突起５ｂを具備した爪５ａを
複数有する平面リング５Ａと、弾性部材からなる平面リ
ング５Ｂの２つを重ねた物からなっている。板バネはそ
の板厚と押圧力Ｆは比例関係にある。適度な押圧力を得
るためには板厚が厚くなる場合がある。板厚が厚くなる
と、板バネの成形上、突起が円錐の場合はその先端が鈍
に、半球の場合その先端は大きくなってしまう。ミラー
の加工及び変形からも、ミラーに設ける溝４は極力狭く
浅い方が望ましい。従って溝に係合する突起も鋭で小さ
い方が望ましい。以上より、係止部材５を板厚のうすく
鋭突起となる平面リング５Ａと、弾性効果を得る弾性部
材５Ｂの２つを重ねて構成する場合がある。
る。図において係止部材は突起５ｂを具備した爪５ａを
複数有する平面リング５Ａと、弾性部材からなる平面リ
ング５Ｂの２つを重ねた物からなっている。板バネはそ
の板厚と押圧力Ｆは比例関係にある。適度な押圧力を得
るためには板厚が厚くなる場合がある。板厚が厚くなる
と、板バネの成形上、突起が円錐の場合はその先端が鈍
に、半球の場合その先端は大きくなってしまう。ミラー
の加工及び変形からも、ミラーに設ける溝４は極力狭く
浅い方が望ましい。従って溝に係合する突起も鋭で小さ
い方が望ましい。以上より、係止部材５を板厚のうすく
鋭突起となる平面リング５Ａと、弾性効果を得る弾性部
材５Ｂの２つを重ねて構成する場合がある。
【００２１】図６は本発明の他の実施例を示す図であ
り、図６（ａ）はその断面図、図６（ｂ）は係止部材の
平面図である。図６に示す実施例においては、係止部材
１５は、中央にセラミックリング１が貫通する貫通孔１
６ｃが形成された弾性を有する金属板からなりその外周
部に複数の爪１６ａを具備した平面リング状の平板１６
と、爪１６ａの下面に固着された円錐又は半球形状のゴ
ム又は樹脂等の弾性部材からなる突起１７とから構成さ
れている。このように突起を別部材として別途製作する
と、図２や図４に示す係止部材のように板バネをプレス
にて突起を出すよりも突起自体の寸法精度は出しやす
く、又形状も自由に作ることができる。なお、符号１６
ｄはネジ６を挿通する挿通孔である。ポリゴンミラー３
の環状溝４の構造は図１および図２に示す実施例と同様
であり、係止部材１５の作用は図３に示す作用と同様で
ある。
り、図６（ａ）はその断面図、図６（ｂ）は係止部材の
平面図である。図６に示す実施例においては、係止部材
１５は、中央にセラミックリング１が貫通する貫通孔１
６ｃが形成された弾性を有する金属板からなりその外周
部に複数の爪１６ａを具備した平面リング状の平板１６
と、爪１６ａの下面に固着された円錐又は半球形状のゴ
ム又は樹脂等の弾性部材からなる突起１７とから構成さ
れている。このように突起を別部材として別途製作する
と、図２や図４に示す係止部材のように板バネをプレス
にて突起を出すよりも突起自体の寸法精度は出しやす
く、又形状も自由に作ることができる。なお、符号１６
ｄはネジ６を挿通する挿通孔である。ポリゴンミラー３
の環状溝４の構造は図１および図２に示す実施例と同様
であり、係止部材１５の作用は図３に示す作用と同様で
ある。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下に列挙する効果が得られる。 （１）ポリゴンミラーを面摩擦ではなく、直接、係止部
材にて押圧固定し、押圧力が下方向とラジアル方向の両
方向に加わるので、経時的な回転体のバランスずれが生
じない。 （２）ポリゴンミラー自体に、ボルト取付のための数個
所の貫通孔がなくなったため、ミラー自体の剛性が高く
なり、従ってミラー鏡面の変形が少なくなったので、ジ
ッター等の光学性能がよくなる。 （３）ポリゴンミラーを係止部材によって弾性的に固定
している。従って、高温高速回転下で加わる遠心力、熱
応力のくり返しによる変形に対し、復元可能な態様で固
定を行っているので、経時的な回転体バランスずれ、ジ
ッター等の光学性能の劣化がなくなる。 （４）ポリゴンミラーを極力小領域（点接触）にて固定
し、さらにはポリゴンミラーを極力内径側でかつ内径方
向に押圧している。従ってポリゴンミラーへの押圧固定
力がミラー鏡面まで伝わらないため、鏡面に悪影響を及
ぼす歪も発生せず、ジッター等の光学性能が改善され
る。
下に列挙する効果が得られる。 （１）ポリゴンミラーを面摩擦ではなく、直接、係止部
材にて押圧固定し、押圧力が下方向とラジアル方向の両
方向に加わるので、経時的な回転体のバランスずれが生
じない。 （２）ポリゴンミラー自体に、ボルト取付のための数個
所の貫通孔がなくなったため、ミラー自体の剛性が高く
なり、従ってミラー鏡面の変形が少なくなったので、ジ
ッター等の光学性能がよくなる。 （３）ポリゴンミラーを係止部材によって弾性的に固定
している。従って、高温高速回転下で加わる遠心力、熱
応力のくり返しによる変形に対し、復元可能な態様で固
定を行っているので、経時的な回転体バランスずれ、ジ
ッター等の光学性能の劣化がなくなる。 （４）ポリゴンミラーを極力小領域（点接触）にて固定
し、さらにはポリゴンミラーを極力内径側でかつ内径方
向に押圧している。従ってポリゴンミラーへの押圧固定
力がミラー鏡面まで伝わらないため、鏡面に悪影響を及
ぼす歪も発生せず、ジッター等の光学性能が改善され
る。
【図１】本発明に係るポリゴンミラーの取付構造の一実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図２】図１における係止部材の詳細構造を示す図であ
り、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図である。
り、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図である。
【図３】図１のＡ部拡大断面図であり、係止部材と環状
溝の作用を説明する図である。
溝の作用を説明する図である。
【図４】本発明に係るポリゴンミラーの取付構造におけ
る係止部材の他の実施例を示す断面図である。
る係止部材の他の実施例を示す断面図である。
【図５】本発明に係るポリゴンミラーの取付構造の他の
実施例を示す半断面図である。
実施例を示す半断面図である。
【図６】本発明に係るポリゴンミラーの取付構造の更に
他の実施例を示す図であり、図６（ａ）はその半断面
図、図６（ｂ）は係止部材の平面図である。
他の実施例を示す図であり、図６（ａ）はその半断面
図、図６（ｂ）は係止部材の平面図である。
【図７】従来のポリゴンミラーの取付構造を示す断面図
である。
である。
【図８】従来のポリゴンミラースキャナーモータの断面
図である。
図である。
【図９】従来のポリゴンミラーの取付構造を示す断面図
である。
である。
【図１０】従来のポリゴンミラーの取付構造を示す断面
図である。
図である。
【符号の説明】 １ セラミックスリング ２ スリーブ ３ ポリゴンミラー ３ａ ミラー面 ４ 環状溝 ４ａ 内周上端 ４ｂ 外周上端 ５ 係止部材 ５ａ 爪 ５ｂ 突起 ６ ネジ １５ 係止部材 １６ 平板 １７ 突起
Claims (7)
- 【請求項１】 ポリゴンミラーを回転体に固定するポリ
ゴンミラーの取付構造において、前記回転体の外周に形
成されたミラー受座面に、上面に回転中心から所定半径
の位置に矩形断面の環状溝を有したポリゴンミラーを載
置し、下方に円錐又は半球形状をなす突起を具備した爪
を外周部に複数有する平面リング状の係止部材を設け、
前記ポリゴンミラーの環状溝に前記係止部材の突起を係
合させ、該突起にて溝内周上端を点接触で押圧すること
によって、ポリゴンミラーの位置固定を行うことを特徴
とするポリゴンミラーの取付構造。 - 【請求項２】 前記突起は前記環状溝の外周上端に点接
触することを特徴とする請求項１記載のポリゴンミラー
の取付構造。 - 【請求項３】 前記環状溝内にバランス修正用接着剤を
塗布することによって、回転体のバランス修正を行うこ
とを特徴とする請求項１又は２記載のポリゴンミラーの
取付構造。 - 【請求項４】 前記係止部材は弾性部材からなることを
特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のポリ
ゴンミラーの取付構造。 - 【請求項５】 前記係止部材は、突起を具備した爪を外
周部に複数有する平面リングと弾性部材からなる平面リ
ングを重ねたものであることを特徴とする請求項１乃至
３のいずれか１項に記載のポリゴンミラーの取付構造。 - 【請求項６】 前記突起は前記爪に一体に形成されてい
ることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記
載のポリゴンミラーの取付構造。 - 【請求項７】 前記突起は弾性部材からなり、該突起は
前記爪に固着されていることを特徴とする請求項１乃至
４のいずれか１項に記載のポリゴンミラーの取付構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086541A JPH08262361A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ポリゴンミラーの取付構造 |
| US08/575,488 US5716036A (en) | 1995-03-17 | 1995-12-20 | Mounting structure for mounting a polygon mirror |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086541A JPH08262361A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ポリゴンミラーの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08262361A true JPH08262361A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13889870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7086541A Pending JPH08262361A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ポリゴンミラーの取付構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5716036A (ja) |
| JP (1) | JPH08262361A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002048997A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Konica Corp | 光偏向装置、光偏向装置の製造方法及び画像形成装置 |
| KR100891602B1 (ko) * | 2006-11-24 | 2009-04-08 | 닛뽕빅터 가부시키가이샤 | 모터 |
| JP2011052983A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nsk Ltd | センサ固定具 |
| US20150346485A1 (en) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light deflector and image forming apparatus |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004354696A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 光偏光装置、画像形成装置、及び光偏光装置の製造方法 |
| US9551575B2 (en) | 2009-03-25 | 2017-01-24 | Faro Technologies, Inc. | Laser scanner having a multi-color light source and real-time color receiver |
| DE102009015920B4 (de) | 2009-03-25 | 2014-11-20 | Faro Technologies, Inc. | Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung |
| US9113023B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-08-18 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with spectroscopic energy detector |
| US9529083B2 (en) | 2009-11-20 | 2016-12-27 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with enhanced spectroscopic energy detector |
| DE102009057101A1 (de) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Faro Technologies, Inc., Lake Mary | Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung |
| US9210288B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-12-08 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with dichroic beam splitters to capture a variety of signals |
| US9163922B2 (en) | 2010-01-20 | 2015-10-20 | Faro Technologies, Inc. | Coordinate measurement machine with distance meter and camera to determine dimensions within camera images |
| JP5192614B1 (ja) | 2010-01-20 | 2013-05-08 | ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド | 座標測定デバイス |
| US9607239B2 (en) | 2010-01-20 | 2017-03-28 | Faro Technologies, Inc. | Articulated arm coordinate measurement machine having a 2D camera and method of obtaining 3D representations |
| US9879976B2 (en) | 2010-01-20 | 2018-01-30 | Faro Technologies, Inc. | Articulated arm coordinate measurement machine that uses a 2D camera to determine 3D coordinates of smoothly continuous edge features |
| US9628775B2 (en) | 2010-01-20 | 2017-04-18 | Faro Technologies, Inc. | Articulated arm coordinate measurement machine having a 2D camera and method of obtaining 3D representations |
| DE102010020925B4 (de) | 2010-05-10 | 2014-02-27 | Faro Technologies, Inc. | Verfahren zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung |
| US9168654B2 (en) | 2010-11-16 | 2015-10-27 | Faro Technologies, Inc. | Coordinate measuring machines with dual layer arm |
| DE102012100609A1 (de) | 2012-01-25 | 2013-07-25 | Faro Technologies, Inc. | Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung |
| US8997362B2 (en) | 2012-07-17 | 2015-04-07 | Faro Technologies, Inc. | Portable articulated arm coordinate measuring machine with optical communications bus |
| US9513107B2 (en) | 2012-10-05 | 2016-12-06 | Faro Technologies, Inc. | Registration calculation between three-dimensional (3D) scans based on two-dimensional (2D) scan data from a 3D scanner |
| DE102012109481A1 (de) | 2012-10-05 | 2014-04-10 | Faro Technologies, Inc. | Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung |
| US10067231B2 (en) | 2012-10-05 | 2018-09-04 | Faro Technologies, Inc. | Registration calculation of three-dimensional scanner data performed between scans based on measurements by two-dimensional scanner |
| US9618742B1 (en) | 2013-03-08 | 2017-04-11 | Google Inc. | Rotatable mirror assemblies |
| DE102015122844A1 (de) | 2015-12-27 | 2017-06-29 | Faro Technologies, Inc. | 3D-Messvorrichtung mit Batteriepack |
| US11536845B2 (en) | 2018-10-31 | 2022-12-27 | Waymo Llc | LIDAR systems with multi-faceted mirrors |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850329A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | デイスクブレ−キ |
| JPS6194811A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-13 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用ヒ−トポンプ式冷暖房装置 |
| JPH0713958B2 (ja) * | 1986-09-29 | 1995-02-15 | 日本電気株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| JPS63167327A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-11 | Ricoh Co Ltd | ポリゴンミラ−の係止方法 |
| JPS6412126A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-17 | Sankyo Seiki Seisakusho Kk | Rotary device |
| JPH02103778A (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-16 | Hitachi Ltd | データ記録再生方式 |
| JP2573056B2 (ja) * | 1989-05-31 | 1997-01-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| US4984881A (en) * | 1989-12-19 | 1991-01-15 | Ebara Corporation | Rotation supporting device of a polygon mirror |
| JPH0516575A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | Nok Corp | 磁気カード |
| JPH05241090A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-21 | Ebara Corp | ポリゴンミラー |
| US5555124A (en) * | 1992-12-15 | 1996-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotating polygon mirror driving apparatus |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7086541A patent/JPH08262361A/ja active Pending
- 1995-12-20 US US08/575,488 patent/US5716036A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002048997A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Konica Corp | 光偏向装置、光偏向装置の製造方法及び画像形成装置 |
| KR100891602B1 (ko) * | 2006-11-24 | 2009-04-08 | 닛뽕빅터 가부시키가이샤 | 모터 |
| JP2011052983A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nsk Ltd | センサ固定具 |
| US20150346485A1 (en) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light deflector and image forming apparatus |
| US9851558B2 (en) * | 2014-05-28 | 2017-12-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light deflector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5716036A (en) | 1998-02-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08262361A (ja) | ポリゴンミラーの取付構造 | |
| US5933267A (en) | Rotary polygon mirror type light deflector | |
| EP1018604A2 (en) | Dynamic pressure bearing motor | |
| US6554476B2 (en) | Dynamic pressure bearing device and method of manufacturing the same | |
| US20080260312A1 (en) | Motor having improved mechanism | |
| JP2006187970A (ja) | ポリゴンスキャナモータ | |
| JP2977515B2 (ja) | ポリゴンミラーが結合された走査装置モータ | |
| US6087749A (en) | Rotary polygonal mirror driving apparatus | |
| US6151151A (en) | Scanner using a polygonal mirror | |
| US5598291A (en) | Polygon mirror mounting structure | |
| JP2001317545A (ja) | 動圧軸受装置およびその製造方法 | |
| JPH0640177B2 (ja) | 光走査用多面鏡回転装置 | |
| JPH09320160A (ja) | ディスク体のクランプ構造 | |
| JP3061319B2 (ja) | ディスク駆動装置 | |
| JPH0723976U (ja) | ブラシレスモータ | |
| JP2740423B2 (ja) | モータ | |
| JPS6280616A (ja) | レ−ザ−光偏向装置 | |
| JP2002156597A (ja) | ポリゴンミラー固定装置 | |
| JP2964236B2 (ja) | 回転多面鏡モータ及び該モータを備えた光偏向装置 | |
| JPH0637378Y2 (ja) | 光偏向器 | |
| JPH0651226A (ja) | ポリゴンミラーの取付構造 | |
| JPH06230302A (ja) | ポリゴンミラー取付構造 | |
| JPH0676918U (ja) | 光スキャナ用モータ | |
| JPH08122681A (ja) | 動圧軸受けを有する光偏向装置 | |
| JPH08171775A (ja) | モータ |