JPH08262264A - 光混合器および光ファイバ式光電センサ - Google Patents

光混合器および光ファイバ式光電センサ

Info

Publication number
JPH08262264A
JPH08262264A JP7094611A JP9461195A JPH08262264A JP H08262264 A JPH08262264 A JP H08262264A JP 7094611 A JP7094611 A JP 7094611A JP 9461195 A JP9461195 A JP 9461195A JP H08262264 A JPH08262264 A JP H08262264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
light
optical
face
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7094611A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Nakamura
新 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7094611A priority Critical patent/JPH08262264A/ja
Publication of JPH08262264A publication Critical patent/JPH08262264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた伝送効率でかつ高速度の光伝送が可能
であり、狭い設定スペースと少ない部品点数で小型化
し、製造組立作業を容易にする。 【構成】 長手方向にほぼ直交する平坦面を基端面12
Cに有する1本の光ファイバ芯線12Eからなる単芯光
ファイバ12と、複数本の光ファイバ素線8E,9Eを
ほぼ平行に配設して拘束するとともに上記各光ファイバ
素線の先端面8D,9Dを長手方向にほぼ直交する平坦
面に形成してなる複数束のバンドル光ファイバ8,9と
を備え、上記光ファイバ芯線の基端面12Cに上記各光
ファイバ素線の先端面8D,9Dを各光ファイバの長手
方向にほぼ直交する平面内で接合するとともに、上記各
バンドル光ファイバごとにから異なる波長λ1 、λ2
光を光ファイバ素線に伝送して、これら異なる各波長光
を上記光ファイバ芯線で混合するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異なる波長の光を複
数本の光ファイバにそれぞれ伝送して他の1本の光ファ
イバで光混合する光混合器並びに被検出物の色を判別す
るカラーセンサや特定の色マークを検出するカラーマー
クセンサのような光ファイバ式光電センサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光混合器として、図6で
示すように、たとえば複数本の各光ファイバF1 〜Fn
に異なる波長λ1 〜λn の光をそれぞれ伝送し、これら
各波長光を、投光用コリメートレンズL1 ,Ln および
ダイクロックミラーMを通して受光用コリメートレンズ
Lでもって光混合し、この光混合された波長光を他の1
本の光ファイバFを通して伝送するように構成したもの
が知られている。
【0003】また、図7で示すように、たとえば2本の
光ファイバF11,F12の互いに対向する各先端部両側面
にテーパ面Sを形成し、これら各テーパ側面Sを接合し
て、上記光ファイバF11,F12をほぼV字状に配設する
とともに、上記各光ファイバF11 ,F12の先端面S1,
2 を長手方向に傾斜させて形成し、この傾斜先端面S
1,S2 を単芯光ファイバF13の基端面S3 に接合させて
ほぼY字状に形成し、もって、上記各光ファイバF11
12ごとにその基端面(図示せず)側から異なる波長λ
12 の光を伝送して上記単芯光ファイバF13で混合す
るように構成したものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6で示す
光混合器Xは、複数のコリメートレンズL,L1 ,Ln
やダイクロックミラーMを所定間隔存して空間的に広が
りをもった光学系で構成され、比較的に広い設定スペー
スと多くの部品点数でもって大型化し、製造組立作業も
面倒である。
【0005】他方、図7で示す光混合器Yによれば、比
較的に狭い設定スペースと少ない部品点数でもって小型
化が達成できるけれども、上記各光ファイバF11,F12
にテーパ側面Sおよび傾斜先端面S1,S2 を精密に斜め
カットして研磨したのち、これら各傾斜先端面S1,S2
を単芯光ファイバF13の基端面S3 に接合しなければな
らず、その製造組立作業がきわめて面倒である。
【0006】また、一般に、光ファイバにおける入射光
はその角度成分をほぼそのまま保持した状態で出射され
るため、上記光混合器Yのように、2本の光ファイバF
11,F12をほぼV字状に傾斜させて単芯光ファイバF13
の基端面S3 に接合すると、上記各光ファイバF11
12の先端面S1,S2 からの波長光は、単芯光ファイバ
13に所定の角度成分を保持したままの状態で入射され
たのち、全反射を繰り返しながら出射される。このよう
な全反射の繰り返しで各波長光が光ファイバF13で伝送
されると、たとえば長距離伝送の場合、顕著な光減衰を
きたして伝送効率が低下するばかりでなく、伝送時間の
遅延をまねくといった課題がある。
【0007】また、上記光混合器Yを、たとえば光ファ
イバ式光電センサに適用して被検出物Mにおける異なる
色C,Dを検出しようとする場合、上記各光ファイバF
11,F12の先端面S1,S2 からの各波長光は、全反射を
繰り返しながら単芯光ファイバF13の基端面S4 から異
方向へ出射される。したがって、光ファイバF11を通っ
て単芯光ファイバF13の先端面S4 から出射される、た
とえば緑色に相当する波長λ1 の光ビームと、光ファイ
バF12を通って上記先端面S4 から出射される赤色に相
当する波長λ2 の光ビームとは、その出射方向が各波長
ごとに異なる。
【0008】つまり、波長λ1 の光ビームはたとえば被
検出物Mの緑色Cを、波長λ2 の光ビームは被検出物M
の赤色Dをそれぞれ照射し、これら各光ビームの反射光
を受光用単芯光ファイバF14の先端面S5 から入射させ
て、その基端面に設定された受光素子(図示せず)で受
光すると、元来、緑色Cに相当する波長λ1 の光のみを
上記受光素子で受光して緑色Cと判別すべきところを、
緑色Cに相当する波長λ1 の光と、赤色Dに相当する波
長λ2 の光をともに受光して、その混合色を検出して誤
動作の要因となる。
【0009】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、その1つの目的は優れた伝送効率でかつ高
速度の光伝送が可能であり、狭い設定スペースと少ない
部品点数でもって小型化が可能で、製造組立作業の容易
な光混合器を提供することにある。この発明の他の目的
は、高い信頼性をもって色検出が可能な光ファイバ式光
電センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による光混合器
は、長手方向にほぼ直交する平坦面を両端面に有する1
本の光ファイバ芯線からなる単芯光ファイバと、複数本
の光ファイバ素線をほぼ平行に配設して拘束するととも
に上記各光ファイバ素線の両端面を長手方向にほぼ直交
する平坦面に形成してなる複数束のバンドル光ファイバ
とを備え、上記光ファイバ芯線の基端面に上記各光ファ
イバ素線の先端面を各光ファイバの長手方向にほぼ直交
する平面内で接合するとともに、上記各バンドル光ファ
イバごとに基端面側から異なる波長の光を光ファイバ素
線に伝送して、これら異なる各波長光を上記光ファイバ
芯線で混合するように構成したことを特徴とする。
【0011】この発明による光ファイバ式光電センサ
は、可視光の異なる複数の光源と、複数本の光ファイバ
素線をほぼ平行に配設して拘束するとともに上記各光フ
ァイバ素線の両端面を長手方向にほぼ直交する平坦面に
形成してなる複数束の発光用バンドル光ファイバと、長
手方向にほぼ直交する平坦面を両端面に有する1本の光
ファイバ芯線からなる発光用単芯光ファイバと、この発
光用単芯光ファイバの先端部に隣接して先端部を配設し
てなる受光用光ファイバと、この受光用光ファイバの基
端面に対向配設された受光素子とを備え、上記各発光用
バンドル光ファイバにおける光ファイバ素線の基端面を
対応する上記各光源に対向配設するとともに、光ファイ
バの長手方向にほぼ直交する平面内で上記各光ファイバ
素線の先端面を上記光ファイバ芯線の基端面に接合し、
各バンドル光ファイバごとに基端面側から異なる波長の
可視光を上記各光ファイバ素線に伝送して、これら各可
視光を上記光ファイバ芯線で混合し、この光ファイバ芯
線の先端面から所定の可視光を被検出物に照射し、その
反射光を上記受光用光ファイバにおける光ファイバ芯線
に伝送して受光素子で受光し、被検出物の色を検出する
ように構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明の光混合器によれば、単芯光ファイバ
の端面ならびに複数束のバンドル光ファイバの各端面を
長手方向にほぼ直交する平坦面に形成して互いに接合す
る構成であるため、比較的に狭い設定スペースと少ない
部品点数でもって小型化が達成できるとともに、各端面
の加工および接合が容易で、製造組立作業を向上させる
ことができる。また、上記各光ファイバは長手方向にほ
ぼ平行に配設して互いに接合する構成であるため、光混
合器で光混合される各波長光は全反射を繰り返すことな
く伝送されて、優れた伝送効率でもって高速度の光伝送
が可能である。
【0013】この発明の光ファイバ式光電センサによれ
ば、上記光混合器を適用しているため、小型でかつ優れ
た製造組立作業が達成できるとともに、光混合された各
波長光は全反射を繰り返すことなく伝送されて、単芯光
ファイバの先端面から出射される互いに異なる波長の光
ビームの出射方向をほぼ同方向にして、被検出物におけ
る所定の色を高い信頼性をもって検出することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図1はこの発明による光混合器を光ファイバ
式光電センサに適用した一例で示す概略的な断面図であ
る。同図において、光電センサAを構成する機器本体2
にプリント配線基板3,4が収納して固定されるととも
に、たとえば緑色の発光ダイオ−ドからなる光源5と、
赤色の発光ダイオ−ドからなる光源6と、受光素子7と
が上記プリント配線基板4にそれぞれ電気接続されてい
る。
【0015】上記各光源5,6には発光用バンドル光フ
ァイバ8,9における各基端部8A,9Aの基端面8
C,9Cが、受光素子7には受光用光ファイバ10にお
ける基端部10Aの基端面10Cがそれぞれ接合され、
上記バンドル光ファイバ8,9は各先端部8B,9Bが
光混合器Bでもって発光用単芯光ファイバ12の基端部
12Aに結合されるとともに、この単芯光ファイバ12
における先端部12Bの端面12Dを上記受光用光ファ
イバ10における先端部10Bの端面10Dの近傍に配
設して、被検出物Mに対向させるように構成されてい
る。
【0016】図2は要部の概略的な断面図である。同図
で示すように、上記単芯光ファイバ12は、長手方向に
ほぼ直交する平坦面を両端面12C,12Dに有する1
本の光ファイバ芯線12Eを外被12Fで被覆するとと
もに、基端部12Aにインナスリーブ13を外嵌して構
成されている。また、上記バンドル光ファイバ8,9
は、複数本の光ファイバ素線8E,9Eをほぼ平行に配
設して外被8F,9Fで拘束されるとともに、各先端部
8B,9Bにインナスリーブ14が外嵌され、上記各光
ファイバ素線8E,9Eの両端面8C,8Dおよび9
C,9Dを長手方向にほぼ直交する平坦面に形成して構
成されている。
【0017】上記各光ファイバ素線8E,9Eは、基端
面8C,9Cが対応する上記各光源5,6に対向配設さ
れるとともに、各先端面8D,9Dが上記光ファイバ芯
線12Eの基端面12Cに接合されて、上記各インナス
リーブ13,14に外嵌されたアウタスリーブ15でも
って保持されている。なお、図1において、16はプリ
ント配線基板3に接続された電線ケーブルである。
【0018】つぎに、上記構成の動作を説明する。各光
源5,6からの緑色および赤色に相当する波長λ1 、λ
2 の光は、上記バンドル光ファイバ8,9における複数
本の光ファイバ素線8E,9Eを通って光混合器Bで光
混合されたのち、単芯光ファイバ12における光ファイ
バ芯線12Eを通って、その先端面12Dから被検出物
Mに光照射される。この光照射にもとづく被検出物Mか
らの所定の色に相当する波長λx の反射光は、受光用光
ファイバ10の先端面10Dから入射して伝送され、受
光素子7に受光されて光電変換され、プリント配線基板
3に組み込まれた電子回路(図示せず)で判別されて、
その電気信号が上記ケーブル16から外部に伝送され
る。これによって、上記被検出物Mにおける光照射領域
の色を判別したり、特定の色マークを検出することがで
きる。
【0019】上記光混合器Bによれば、光ファイバ芯線
12Eと光ファイバ素線8E,9Eとを直接に接合して
連結するものであるから、空間的な広がりなく、狭い設
定スペースと少ない部品点数でもって小型化を達成する
ことができる。また、上記光ファイバ素線8E,9Eの
各先端面8D,9Dと、上記光ファイバ芯線12Eの基
端面12Cは、長手方向にほぼ直交する平坦面に形成さ
れているため、各先端面8D,9Dおよび基端面12C
の精密なカットや研磨が容易であり、製造組立作業を向
上させることができる。
【0020】しかも、上記光混合器Bは、複数本の光フ
ァイバ素線8E,9Eをほぼ平行に配設して、その各先
端面8D,9Dを上記光ファイバ芯線12Eの基端面1
2Cに対し長手方向にほぼ直交する平坦面で接合する構
成であるため、光混合される各波長光を全反射の繰り返
しなく伝送することができる。したがって、複数本の光
ファイバ素線8E,9Eを通って光ファイバ芯線12E
の先端面12Dから被検出物Mに光照射される波長λ1,
λ2 の光ビームをほぼ同じ出射方向へ指し向けることが
できる。つまり、波長λ1,λ2 の各光ビームは、たとえ
ば被検出物Mにおける緑色Cの部分にのみ照射され、こ
れら各光ビームにもとづく受光用単芯光ファイバ10の
先端面10Dから入射される波長λx の反射光は緑色C
に相当する波長λ1 の光のみとなり、上記被検出物Mの
色判別や色マークの検出精度を高めることができる。
【0021】なお、上記実施例において、単芯光ファイ
バ12を各バンドル光ファイバ8,9に着脱自在に結合
し、上記単芯光ファイバ12をたとえば押圧操作可能な
保持部材17でもって保持し、上記単芯光ファイバ12
が破損した場合、これを容易に交換する構成とすること
が推奨される。
【0022】また、上記光混合器Bは、図3(A)で示
すように、発光用バンドル光ファイバ素線8E,9Eを
それぞれ分離した状態で単芯光ファイバ12Eに結合し
て構成されてもよく、図3(B)で示すように、バンド
ル光ファイバ素線8E,9Eを互いに混合状態で光ファ
イバ芯線12Eに結合して構成されてもよい。
【0023】図4は光ファイバ式光電センサの他の例を
示す概略的な断面図である。同図において、光電センサ
Aは、たとえば緑色の発光ダイオ−ドからなる光源5
と、赤色の発光ダイオ−ドからなる光源6と、青色の発
光ダイオ−ドからなる光源18とを具備し、光混合器B
は3本のバンドル光ファイバ8,9,19を単芯光ファ
イバ12に結合し、上記単芯光ファイバ12を2分割し
て、先端側単芯光ファイバ12Gを後端側単芯光ファイ
バ12Hに着脱自在に結合し、押圧操作可能な保持部材
17でもって先端側単芯光ファイバ12Hの基端部が保
持されるように構成されている。
【0024】上記各光ファイバ素線8E,9E,19E
は、基端面が対応する上記各光源5,6,18に対向配
設されるとともに、各先端面8D,9D,19Dが上記
後端側単芯光ファイバ12Hにおける光ファイバ芯線1
2Eの基端面12Cに接合されて、上記各インナスリー
ブ13,14に外嵌されたアウタスリーブ15でもって
保持されている。
【0025】また、各バンドル光ファイバ8,9,19
において、たとえば緑色の光源5に対応するバンドル光
ファイバ8は、赤色の光源6に対応するバンドル光ファ
イバ9よりも多い設定本数にされている。なお、図4お
よび図5において、図1および図2と同一もしくは相当
部分には同一の符号を付して、その詳しい説明を省略す
る。
【0026】上記構成によれば、赤色,緑色,青色の発
光素子からなる各光源5,6,18をたとえば時分割方
式で点灯し、各バンドル光ファイバ8,9,19におけ
る光ファイバ素線の設定本数比率を各光源の発光出力、
受光素子の波長感度特性、人間の比視感度曲線などに応
じ適宜選定して配分することにより、人間の感覚に近い
検出能力を有することができる。つまり、緑色の光源5
に対応するバンドル光ファイバ8は、赤色の光源6に対
応するバンドル光ファイバ9よりも多い設定本数にされ
ているから、光源5が緑色LEDで、光源6が赤色LE
Dの場合、緑色LEDが赤色LEDの発光出力の1/2
0程度であっても、上記バンドル光ファイバ8における
光ファイバ素線の設定本数を、バンドル光ファイバ9に
おける光ファイバ素線の設定本数の約20倍にすること
で、光混合器Bの光出力は緑,赤ともにほぼ同等とする
ことができ、安定な色判別を行なうことができる。
【0027】また、上記構成によれば、単芯光ファイバ
12を2分割し、先端側単芯光ファイバ12Gを後端側
単芯光ファイバ12Hに着脱自在に結合しているから、
上記単芯光ファイバ12Hが破損した場合、これを容易
に交換することができる。
【0028】この発明の実施例として、光混合器Bは光
ファイバ式光電センサAに適用した例で説明したけれど
も、複数の波長光を光混合する他の光ファイバ伝送方式
に適用されてもよいことはいうまでもない。つまり、
この発明の光混合器によれば、単芯光ファイバの端面な
らびに複数束のバンドル光ファイバの各端面を長手方向
にほぼ直交する平坦面に形成して互いに接合する構成で
あるため、比較的に狭い設定スペースと少ない部品点数
でもって小型化が達成できるとともに、各端面の加工お
よび接合が容易で、製造組立作業を向上させることがで
きる。また、上記各光ファイバは長手方向にほぼ平行に
配設して互いに接合する構成であるため、光混合器で光
混合される各波長光は全反射を繰り返すことなく伝送さ
れて、優れた伝送効率でもって高速度の光伝送が可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、比
較的に狭い設定スペースと少ない部品点数でもって小型
化が達成でき、かつ、製造組立作業が容易で、光混合さ
れる波長光を全反射の繰り返しなく伝送して優れた伝送
効率でもって高速度の光伝送が可能な光混合器を提供す
ることができる。
【0030】また、この発明によれば、小型でかつ容易
な製造組立作業が達成でき、かつ、光混合された波長光
を全反射の繰り返しなく伝送して、被検出物における所
定の色を高い信頼性をもって検出することができる光フ
ァイバ式光電センサを提供し得るる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光混合器を光ファイバ式光電セ
ンサに適用した一例で示す概略的な断面図である。
【図2】要部の同概略的な縦断面図である。
【図3】この発明による光混合器の要部の他の例を示す
概略的な横断面図である。
【図4】この発明による光混合器を光ファイバ式光電セ
ンサに適用した他の例で示す概略的な断面図である。
【図5】要部の同概略的な縦断面図である。
【図6】従来の光混合器の一例を示す概略的な断面図で
ある。
【図7】従来の光混合器の他の例を示す概略的な断面図
である。
【符号の説明】
5,6,18 光源 7 受光素子 8,9,19 バンドル光ファイバ 8E,9E,19E 光ファイバ素線 8D,9D,19D 先端面 8C,9C,10C 基端面 10 受光用単芯光ファイバ 12 発光用単芯光ファイバ 12C 基端面 12D 先端面 12E 光ファイバ芯線 12G 先端側光ファイバ芯線 12H 後端側光ファイバ芯線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向にほぼ直交する平坦面を両端面
    に有する1本の光ファイバ芯線からなる単芯光ファイバ
    と、複数本の光ファイバ素線をほぼ平行に配設して拘束
    するとともに上記各光ファイバ素線の両端面を長手方向
    にほぼ直交する平坦面に形成してなる複数束のバンドル
    光ファイバとを備え、上記光ファイバ芯線の基端面に上
    記各光ファイバ素線の先端面を各光ファイバの長手方向
    にほぼ直交する平面内で接合するとともに、上記各バン
    ドル光ファイバごとに基端面側から異なる波長の光を光
    ファイバ素線に伝送して、これら異なる各波長光を上記
    光ファイバ芯線で混合するように構成したことを特徴と
    する光混合器。
  2. 【請求項2】 各バンドル光ファイバを構成する光ファ
    イバ素線の本数を伝送される光の波長に応じて異ならせ
    たことを特徴とする請求項1に記載の光混合器。
  3. 【請求項3】 各バンドル光ファイバの先端部を固定す
    るとともに、その各光ファイバ素線の先端面に上記光フ
    ァイバ芯線の基端面を着脱自在に接合するように構成し
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の光混合
    器。
  4. 【請求項4】 単芯光ファイバを分割し、この分割され
    た先端側光ファイバ芯線の基端面を後端側光ファイバ芯
    線の先端面に着脱自在に接合するとともに、上記後端側
    単芯光ファイバの両端部および各バンドル光ファイバの
    先端部をそれぞれ固定したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の光混合器。
  5. 【請求項5】 可視光の異なる複数の光源と、複数本の
    光ファイバ素線をほぼ平行に配設して拘束するとともに
    上記各光ファイバ素線の両端面を長手方向にほぼ直交す
    る平坦面に形成してなる複数束の発光用バンドル光ファ
    イバと、長手方向にほぼ直交する平坦面を両端面に有す
    る1本の光ファイバ芯線からなる発光用単芯光ファイバ
    と、この発光用単芯光ファイバの先端部に隣接して先端
    部を配設してなる受光用光ファイバと、この受光用光フ
    ァイバの基端面に対向配設された受光素子とを備え、上
    記各発光用バンドル光ファイバにおける光ファイバ素線
    の基端面を対応する上記各光源に対向配設するととも
    に、光ファイバの長手方向6ほぼ直交する平面内で上記
    各光ファイバ素線の先端面を上記光ファイバ芯線の基端
    面に接合し、各バンドル光ファイバごとに基端面側から
    異なる波長の可視光を上記各光ファイバ素線に伝送し
    て、これら各可視光を上記光ファイバ芯線で混合し、こ
    の光ファイバ芯線の先端面から所定の可視光を被検出物
    に照射し、その反射光を上記受光用光ファイバにおける
    光ファイバ芯線に伝送して受光素子で受光し、被検出物
    の色を検出するように構成したことを特徴とする光ファ
    イバ式光電センサ。
JP7094611A 1995-03-27 1995-03-27 光混合器および光ファイバ式光電センサ Pending JPH08262264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094611A JPH08262264A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 光混合器および光ファイバ式光電センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094611A JPH08262264A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 光混合器および光ファイバ式光電センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08262264A true JPH08262264A (ja) 1996-10-11

Family

ID=14115052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7094611A Pending JPH08262264A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 光混合器および光ファイバ式光電センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08262264A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005099568A1 (en) * 2004-04-07 2005-10-27 Nellcor Puritan Bennett Incorporated Photoplethysmography with a spatially homogenous multi-color source
JP2009175432A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Anritsu Corp 光送受信モジュールおよび光パルス試験器
JP2009282103A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Yokogawa Electric Corp 共焦点スキャナ顕微鏡
JP2017522074A (ja) * 2014-06-04 2017-08-10 ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド 内視鏡内でファイババンドル設計およびアセンブリ技法を利用する照明バランシングおよび固体狭帯域イメージング

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005099568A1 (en) * 2004-04-07 2005-10-27 Nellcor Puritan Bennett Incorporated Photoplethysmography with a spatially homogenous multi-color source
JP2009175432A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Anritsu Corp 光送受信モジュールおよび光パルス試験器
JP2009282103A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Yokogawa Electric Corp 共焦点スキャナ顕微鏡
JP2017522074A (ja) * 2014-06-04 2017-08-10 ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド 内視鏡内でファイババンドル設計およびアセンブリ技法を利用する照明バランシングおよび固体狭帯域イメージング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0810429B1 (en) Optical measuring apparatus for light scattering
CN106471332A (zh) 多波长光电测量装置、共焦测量装置、干涉测量装置和颜色测量装置
JP2005099482A (ja) 光モジュール、光送受信器及び光ジョイントスリーブ
EP0959325B1 (en) Colour discrimination sensor
US20040208452A1 (en) Arrangement for multiplexing and/or demultiplexing optical signals having a plurality of wavelengths
JP2000249875A (ja) 光通信モジュール
JPH08262264A (ja) 光混合器および光ファイバ式光電センサ
US20020085807A1 (en) Optical circuit module and method for assembling the same
WO2016208495A1 (ja) 走査型内視鏡システム
JP2003317518A (ja) 照明装置
JP2002148117A (ja) 光学センサ
JP2004087925A (ja) 半導体レーザ光源装置
CN101473200B (zh) 用于led发光体中的精确色彩控制、耦合输出和背景抑制的角选择光传感器结构
JPH02300704A (ja) 光信号混合器
JP2978217B2 (ja) 光クロスコネクト装置
JPH10312732A (ja) 光電スイッチ
JP2005331602A (ja) 光学部品、双方向光モジュール並びにその作製方法
JP2000199830A (ja) 光通信装置
JP2003294961A (ja) 光通信器検査装置
JP2007025423A (ja) 波長偏光分離フィルタ及び光通信モジュール
JPH01156690A (ja) 反射情報計測装置
JPS6121633A (ja) 光フアイバによる伝送方式
JPS5811915A (ja) 光伝送装置
JP2003029096A (ja) 双方向通信システム
JPS58111007A (ja) 光学繊維の送信モジユ−ル