JP2000199830A - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

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JP2000199830A
JP2000199830A JP11000340A JP34099A JP2000199830A JP 2000199830 A JP2000199830 A JP 2000199830A JP 11000340 A JP11000340 A JP 11000340A JP 34099 A JP34099 A JP 34099A JP 2000199830 A JP2000199830 A JP 2000199830A
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JP
Japan
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light
demultiplexing
filter
plastic fiber
optical communication
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Withdrawn
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JP11000340A
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English (en)
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Yoshihiro Someno
義博 染野
Kimihiro Kikuchi
公博 菊地
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4249Packages, e.g. shape, construction, internal or external details comprising arrays of active devices and fibres

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種のバス通信方式に左右されずに使用で
き、また伝送される光信号にノイズの乗らないようにす
る。 【解決手段】 異なる波長にピーク値を有する複数の発
光素子12,14,16,18と、これら発光素子1
2,14、16,18から出射された光を伝送するプラ
スチックファイバ4と、分岐点または合波点に配置し
て、所定の波長帯域の光のみを反射または透過する複数
の分波フィルタ22b、24b、26bと、該分波フィ
ルタ22b、24b、26bで反射または透過された分
波光λb1、λg1、λr1、λir1を受光する受光素子
32,34,36,38からなり、受光素子32,3
4,36,38にて分波光が互いに干渉しないように、
分波光の半値幅が重ならないように区分けしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1本の光ファイバ
で複数の異なるバス信号伝送や双方向通信を可能とする
ファイバ伝送装置に関し、特にプラスチックファイバに
好適な光通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気信号を伝送する電気通信シス
テムに代わって、電磁ノイズの防止、転送容量の拡大、
システムの軽量化、工事の簡略化等を図るために光ファ
イバーを用いた光通信システム(光LAN)が実用化さ
れている。
【0003】図9は、このようなシステムに用いられる
従来の光通信装置を示す構成図であり、発光部1を電気
的にオン/オフさせることにより、このオン/オフ情報
を光ファイバを介して受光素子3に送信する光通信シス
テムである。発光部1は光源として電気信号を光信号
(バス信号)に変換するためのLED等からなる発光素
子1aと、発光素子1aを情報「1」,「0」に応じて
オン/オフするためのスイッチ1bと、発光素子1aの
出射光を光ファイバの1つであるプラスチックファイバ
2の端面に集光するためのレンズ1cとを有し、スイッ
チ1bとしては電気スイッチが用いられている。
【0004】このように構成された光通信装置では、光
信号を時分割して1つの発光部1から複数の受光素子3
に対して光信号を伝送する場合、スイッチ1bは高速で
スイッチングされる。また、複数の発光部1から複数の
受光素子3に対して1対1で光信号(バス信号)を伝送
する場合、波長多重化することにより波長λ1,……λ
nに対して選択性を有する複数の発光部1及び発光素子
3が1対1で対応してプラスチックファイバ2上に配置
される。
【0005】このような光通信システムとしては、自動
販売機やプラント等における複数の開閉器、あるいは、
自動車のドアスイッチ操作を監視するシステム、さらに
病院等の建物内のホームオートメーションによる集中管
理システムが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この光通信
装置に使用されるプラスチックファイバ2は、石英また
はガラスファイバに比べて、安価で、先端部の加工がし
易く、取り扱いが容易であり、可視光の光を通すことを
特徴とする。しかしながら、1本のプラスチックファイ
バ2に複数のLEDから出射した光を入射するにあたっ
て、プラスチックファイバ2の伝送損失が問題となる。
【0007】上述した光通信装置に用いられるプラスチ
ックファイバ2では、図10に示すように、赤LEDに
対応して、一般に使用される赤の波長(波長約650n
m)の光の他に、短波長側の波長帯域(約400nm〜
600nm)も伝送損失が小さく、これに対応したLE
D、例えば青LED、緑LED等の短波長側の光を伝送
する波長帯域が注目されている。このような短波長側の
波長帯域において、青LED、緑LED、黄LED、赤
LED等を光源として、これらに対応した光信号(バス
信号)を上記スイッチ1bでスイッチングすることで、
バス信号をプラスチックファイバ2に通して遠く離れた
外部に伝送することが考えられる。
【0008】しかしながら、上記光通信装置にそのまま
複数の異なるLEDを取付け、各LEDで発した光が1
本のプラスチックファイバ2を通して受光素子3に到達
する際に、隣り合う波長帯域の光が互いに他の波長帯域
の光を拾って、受光素子3で所定の光信号(バス信号)
に対するノイズとなって、光伝送された正規の情報を正
確に再生できないという問題がある。
【0009】また、光通信システムとして、自動販売機
やプラント等における複数の開閉器、あるいは、自動車
のドアスイッチ操作を監視するシステムには、FDDI
やIEEE1394等の異なる独自のバス通信方式が使
用されている。そのため、新たに電子機器をこの光通信
システムに追加して、その電子機器から出力された情報
をプラスチックファイバ2を通して、遠隔地にてこの情
報を検知したり、この情報に基づいて操作するために、
この電子機器を各種のバス通信方式に合わせたものにし
たり、また整合性をとった電子機器に一部改造を加える
必要があり、大変手間がかかるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、以上の問題点に対して成
されたものであり、各種のバス通信方式に左右されずに
使用でき、また伝送される光信号にノイズの乗らない光
伝送を可能にした光通信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、異なる発光
波長を有する複数の光源と、分岐点または合波点に配置
して、光源からの光を反射または透過する複数の分波フ
ィルタと、該各分波フィルタ間を連結して光を伝送する
プラスチックファイバと、分波フィルタで反射または透
過された分波光を受光する受光素子からなり、この分波
光は、分波フィルタによりその半値幅が重ならない波長
帯域に区分けさせたものである。
【0012】さらに、第2の解決手段として、送信部は
異なる波長の光を発光する複数の発光素子と、分岐点ま
たは合波点に配置して、発光素子からの光を反射または
透過する第1分波フィルタとを有し、受光部は分岐点ま
たは合波点に配置して、光を反射または透過する第2分
波フィルタと、該第2分波フィルタからの光を受光して
電気信号に変換する複数の受光素子とを有し、送信部の
第1分波フィルタと受信部の第2分波フィルタとはプラ
スチックファイバで連結され、第1・第2分波フィルタ
で分波された分波光の半値幅が重ならない波長帯域に区
分けされたものである。
【0013】さらに、第3の解決手段として、第1・第
2分波フィルタがそれぞれ複数個の分波フィルタからな
り、該各分波フィルタ間をプラスチックファイバで連結
したものである。
【0014】さらに、第4の解決手段として、分波光は
可視光及び近赤外光の範囲内である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る光通信装置
の基本構造を示すものである。光通信装置1は、複数の
送信部Tx1,Tx2,…Txn及び受信部Rx1,Rx2,…R
xnと、これらを繋ぐプラスチックファイバ4とからな
る。送信部Txnは、波長λ1、λ2、…λnの異なる波
長の光を発する複数の発光部10と、発光部10からの
出射光を反射または透過によって光を分岐し、または合
波する複数の光分波器20Aとからなり、光分波器20
Aの一つから一本のプラスチックファイバ4の一端4a
が繋がっていて、この一端4aに発光部10に対応した
光が出射し、プラスチックファイバ4に沿って遠方に伝
送される。プラスチックファイバ4の他端4bには、受
信部Rx1,Rx2,…Rxnが設けられていて、受信部Rxn
は、波長λ1,λ2,…λnの光に対してそれぞれ選択
性を有して受光する複数の受光部31と、これら複数の
受光部31に各波長の光から所定の波長帯域の光を分波
する光分波器20Bとからなる。このようにして、プラ
スチックファイバ4の両端面には、波長λ1,λ2,…
λnに対してそれぞれ選択性を有する複数の送信部Tx
1,Tx2,…Txnと、複数の受信部Rx1,Rx2,…Rxn
とが1対1で対応するように配置されている。
【0016】図1では説明を簡略化するために、1組の
送信部Tx1と受信部Rx1のみが図示されているが、実際
はそれ以上の複数の送信部Txnと受信部Rxnがプラスチ
ックファイバ4に沿って1対1で配置されている。ここ
では、4つの異なる波長の光を用いた光多重通信装置1
を実施の一形態として、以下に説明する。
【0017】図1に示すように、一方の送信部Tx1は、
4つの異なる発光波長を有する光をそれぞれ発光する発
光部10と、発光部10から出射された光のうち、所定
の波長帯域の光のみを反射または透過する光分波器20
Aと、光を伝送するプラスチックファイバ30a,30
bとからなる。上記発光部10は、光源として、青(λ
b:約470nm)の光を発光する発光素子(青LE
D)12と、緑(λg:約525nm)の光を発光する
発光素子(緑LED)14と、赤(λr:約650n
m)の光を発光する発光素子(赤LED)16と、近赤
外(λir:約850nm)の光を発光する発光素子
(赤外LED)18とからなる。上記発光素子12、1
4,16,18は、応答特性の良い発光ダイオードから
なり、図2に示すように、発光スペクトルがそれぞれ
青、緑、赤、近赤外の波長にピーク値をもつほぼ正規分
布をした光を出力し、光軸方向に集中して光パワーを出
すようになっている。そして、発光素子12,14,1
6,18は電源のオン・オフの状態やディジタルのHと
Lの状態等を示す電気信号を光信号として表示すること
ができ、図示しない駆動制御装置によって光信号とし
て、外部に出力されている。
【0018】上記光分波器(第1分波フィルタ)20A
は、青の波長帯域の光を入射した際にその光を反射し
て、他方、緑の波長帯域の光等、その他の波長帯域の光
を入射した際にその光を透過する、480nm付近の波
長帯域の光を反射する分波フィルタ22aと、赤の波長
帯域の光を入射した際にその光を透過して、他方、近赤
外光等、その他の波長帯域の光を入射した際にその光を
反射する、750から900nmまでの波長帯域の光を
反射する分波フィルタ24aと、青の波長帯域、及び緑
の波長帯域の光を入射した際にその光を反射して、他
方、赤及び近赤外の波長帯域の光を入射した際にその光
を透過する、450から560nmまでの波長帯域の光
を反射し、その他の波長帯域の光を透過する分波フィル
タ26aとからなる。
【0019】分波フィルタ22aは、筐体に3つの取付
孔を形成していて、その2つの取付孔に発光素子12,
14がそれぞれ光軸が直角となるように取り付け固定さ
れていて、もう1つの取付孔にプラスチックファイバ3
0aの一端が着脱可能に取り付けられている。そして、
分波フィルタ22aは、発光素子(青LED)12から
出た青の光を反射して、発光素子(緑LED)14から
出た緑の光を透過して、プラスチックファイバ30aの
一端に伝送するようになっている。分波フィルタ24a
は、同様に、筐体に3つの取付孔を形成していて、その
2つの取付孔に発光素子16,18がそれぞれ取り付け
固定されていて、もう1つの取付孔にプラスチックファ
イバ30bの一端が着脱可能に取付けられている。そし
て、分波フィルタ24aは、発光素子(赤LED)16
から出た赤の光を透過し、発光素子(赤外LED)18
から出た近赤外の光を反射して、プラスチックファイバ
30bの一端に伝送するようになっている。分波フィル
タ26aは、筐体に3つの取付孔を形成していて、それ
ぞれの取付孔にプラスチックファイバ30a及び30b
の他端、及びプラスチックファイバ4の一端を着脱可能
に取り付けている。そして、分波フィルタ26aは、プ
ラスチックファイバ30aを介して入射した、発光素子
12,14から出た青及び緑の光を反射し、プラスチッ
クファイバ30bを介して入射した、発光素子16,1
8から出た赤及び近赤外の光を透過するようになってい
る。このようにして、上記分波フィルタ22a,24
a,26aは、光を分波する分岐点または合波する合波
点に配置されている。
【0020】上記プラスチックファイバ4,30a,3
0bは、プラスチック製であり、太さの直径が0.75
から1mm程の細長い線材であり、中心部にポリメチル
メタアクリレート(PMMA)からなる形成されたコア
と、コアを囲むように周辺部に形成されたポリエチレン
等の透明樹脂からなるクラッドからなる。そして、コア
の屈折率がクラッドの屈折率より少し大きく設計され、
この屈折率の差により、光はコアに閉じ込められて長距
離伝搬するようになっている。本発明のプラスチックフ
ァイバ4,30a,30bには、価格が安く、コア径が
太く取り扱いが容易なステップインデックス(SI)形
ファイバが使用される。ここで、SI形ファイバとは、
コアの屈折率が半径方向にステップ状に変化するファイ
バで、速度の異なる光を多く含むマルチモードタイプで
ある。
【0021】次に、受信部Rx1は、4つの異なる光を受
光する受光部31と、光を反射または透過して、所定の
波長帯域の光に分波された分波光を生成する光分波器2
0Bと、光を伝送するプラスチックファイバ30c、3
0dとからなる。上記受光部31は、受光素子32,3
4,36,38からなり、各受光素子32,34,3
6,38は、PINフォト・ダイオードからなり、指向
特性が良く、発光素子12,14,16,18から出射
した光に対応した比較的広い分光感度特性を備えてい
る。
【0022】光分波器(第2分波フィルタ)20Bは、
分波フィルタ22b、24b、26bからなる。分波フ
ィルタ22bは、3つの取付孔を形成した筐体を設けて
いて、2つの取付孔に受光素子32,34がそれぞれ取
り付け固定されていて、もう1つの取付孔にプラスチッ
クファイバ30cの一端が着脱可能に取り付けられてい
る。そして、分波フィルタ22bは、プラスチックファ
イバ30cの一端に伝送された光を受光素子32,34
に分波するようになっている。そして、分波フィルタ2
2bは、分波フィルタ22aと同じく、約480nmの
波長の光のみを反射して、その他の波長の光を透過する
バンド・パス・フィルタ(BPF)である。
【0023】上記分波フィルタ24bは、3つの取付孔
を形成した筐体を設けていて、2つの取付孔に受光素子
36,38がそれぞれ取り付け固定されていて、もう1
つの取付孔にはプラスチックファイバ30dの一端が着
脱可能に取り付けられている。そして、分波フィルタ2
4bは、プラスチックファイバ30dの一端に伝送され
た光を受光素子36,38に分波するようになってい
る。そして、分波フィルタ24bは、分波フィルタ24
aと同じく、約750から900nmの波長帯域の光の
みを透過して、その他の波長帯域の光を反射する特性を
有している。
【0024】上記分波フィルタ26bは、筐体に3つの
取付孔を形成していて、それぞれの取付孔にプラスチッ
クファイバ30c、30d及び4の他端が着脱可能に取
り付けられている。そして、分波フィルタ26bは、プ
ラスチックファイバ4を介して入射した、発光素子1
2,14から出た青、緑の光を反射し、発光素子16,
18から出た赤及び近赤外の光を透過するようになって
いる。そして、分波フィルタ26bは、分波フィルタ2
6aと同じく、約450から560nmの波長帯域の光
のみを反射して、その他の波長帯域の光を透過する特性
を有している。なお、プラスチックファイバ30c、3
0は、上述したプラスチックファイバ4,30a,30
bと同じである。
【0025】このように構成された光通信装置1は、以
下に示すように光通信される。すなわち、発光素子(青
LED)12から出射された青の光(λb:約475n
m)は、480nm付近の波長帯域の光を反射する分波
フィルタ22a内で反射して、プラスチックファイバ3
0aの一端に入射する。図3に示すように、分波フィル
タ22aによって、青の波長帯域の光(λb)から図示
したXの斜め線で囲まれた箇所のように、所定の波長帯
域の光が分波光λb1として分波される。
【0026】さらに、分波光λb1は、このプラスチック
ファイバ30a内を通って、この他端に結合した分波フ
ィルタ26aに入射する。分波フィルタ26aでは、4
50から560nmの波長帯域の光を反射するので、分
波フィルタ26aに入射した青の分波光λb1は、分波フ
ィルタ26aで反射して、プラスチックファイバ30a
の光軸方向と直角に位置するプラスチックファイバ4の
一端に入射する。
【0027】さらに、プラスチックファイバ4内を透過
する青の分波光λb1は、プラスチックファイバ4の他端
から分波フィルタ26bに入射する。この分波フィルタ
26bは、分波フィルタ26aと同じ構造なので、青の
分波光λb1は、この分波フィルタ26b内で反射して、
プラスチックファイバ4の光軸方向と直角に位置するプ
ラスチックファイバ30cの一端に入射する。プラスチ
ックファイバ30c内を透過する青の分波光λb1は、プ
ラスチックファイバ30cの他端から分波フィルタ22
bに入射する。分波フィルタ22bは、分波フィルタ2
2aと同じ構造なので、分波フィルタ22bで反射して
受光素子32に入射し、青の波長帯域の分波光λb1が電
気信号に変換される。
【0028】次に、発光素子(緑LED)14から出射
された緑の光(λg:約525nm)は、480nm付
近の波長帯域の光のみしか反射しないので、分波フィル
タ22aを透過し、プラスチックファイバ30aの一端
に入射する。図3に示すように、緑の光の発光波長帯域
内であって、分波フィルタ22aで図示したY1の曲線
から下方側の短波長帯域がカットされ、その残り部分で
ある緑の残り光λg(Y1)が透過される。この緑の残り光
λg(Y1)は、プラスチックファイバ30a内を通って、
プラスチックファイバ30aの他端に結合した分波フィ
ルタ26aに入射する。分波フィルタ26aは、光の波
長が450から560nmの波長帯域の光を反射するの
で、緑の残り光λg(Y1)のうち、図3に示したY2の曲
線から上方側の長波長帯域を透過する。したがって、そ
の残り部分が緑の分波光λg1として、分波フィルタ26
aで反射して、プラスチックファイバ4の一端に入射す
る。プラスチックファイバ4内を透過する緑の分波光λ
g1は、プラスチックファイバ4の他端から分波フィルタ
26bに入射し、この分波フィルタ26b内で反射し
て、光ファイバ4の光軸方向と直角に位置するプラスチ
ックファイバ30cの一端に入射する。プラスチックフ
ァイバ30c内を透過する緑の分波光λg1は、プラスチ
ックファイバ30cの他端から分波フィルタ22bにて
反射して受光素子32に入射し、電気信号に変換され
る。
【0029】同様に、図1に示すように、発光素子(赤
LED)16から出射された赤(λr:約644nm)
及び近赤外(λir:約850nm)も分波フィルタ24
aでそれぞれ反射と透過がなされ、プラスチックファイ
バ30b内を通じて、分波フィルタ26aに入射する。
赤及び近赤外の光は、どちらも分波フィルタ26aを通
過して、プラスチックファイバ4及び分波フィルタ26
bを透過して、プラスチックファイバ30dを介して分
波フィルタ24bに入射する。分波フィルタ24bは、
分波フィルタ24aと同じく、波長帯域750から90
0nmの光を反射するので、赤の光は、図3に示すよう
に、ほぼ発光素子(赤LED)16から出射された波長
帯域のまま、赤の分波光λr1として受光素子36に入
射し、電気信号に変換される。一方、近赤外の光は、分
波フィルタ24bで反射して、ほぼ発光素子(赤外LE
D)18から出射された波長帯域のまま、近赤外の分波
光λir1として受光素子38に入射し、電気信号に変換
される。
【0030】このようにして、発光素子12,14,1
6,18からそれぞれ出射した青、緑、赤、近赤外の発
光波長を有する光は、受光素子32,34,36,38
で波長帯域が重ならないように分波光として受光され、
それぞれの光に光信号として載せられて伝送された情報
を正確に遠隔地で取り出すことができる。また、分波フ
ィルタ24a,24b及び分波フィルタ26a,26b
は、プラスチックファイバ4、30b、30dの波長に
よる透過光の伝送損失の変動を考慮して、損失が大きく
なる長波長側でより分波光強度が大きく取れるように、
分波光の半値幅をより広くしている。また、使用する受
光素子32,34,36,38の分光感度特性とプラス
チックファイバ4,30a,30b,30c,30dの
透過光特性を考慮して分波光強度が最適となるように分
波フィルタの分波光強度特性が設定されている。なお、
プラスチックファイバ30a,30b,30c,30d
の代わりに、導光路であってもよい。
【0031】
【表1】
【0032】次に、表1に基づいて、発光部10の4つ
の発光素子から異なる発光波長の光を出射して、受光部
31でクロストークなしまたは無視できる波長帯域で区
切られた範囲のみの分波光を受光するための最適条件を
説明する。表1において、光の波長帯域400から90
0nmまで、即ち可視光及び近赤外の波長λに対する、
ファイバロスρ1と、4つの異なる発光素子12,1
4,16,18の光出力と、受光素子32,34,3
6,38の分光感度特性η1と、発光素子12,14,
16,18側のファイバ端面出力と、各分波フィルタの
透過率/反射率T1と、最終出力(ファイバを通り、受
光素子での受光出力)と、漏れ光(光の分散による損失
分)とが示されている。上記最適条件を求めるには、分
波フィルタの透過率/反射率T1が最適な膜厚になるよ
うにする。一般に、中継器を使わずに、一本の光(プラ
スチック)ファイバで信号可能な距離は、伝送損失で2
0dB(透過率で1%)以下といわれている。実際に
は、10dB以下が望ましい。この最低条件を充たし
て、伝送損失の一番少ない条件を以下の式から導きだ
す。
【0033】先ず、発光素子から出射された光がプラス
チックファイバを通って、そのファイバの一端からの出
力Poutは、図4に示す受光素子の分光感度特性を考慮
して、各波長λnに対して、 Pout(n)=ρn・Pn・ηn ・・・・(1) となる。ここで、 ρn:プラスチックファイバの伝送損失 Pn:発光素子の光出力 ηn:受光素子の感度 である。そして、最終出力P(n)は、プラスチックファ
イバを通り、所定の分波フィルタで透過または反射し
て、次のような式になる。 P(n)=Pout(n)・Tn・1000・Ln ・・・(2) ここで、Lnは分岐ロスを示し、この表1では省略して
いるが、すべての波長に対して定数(Ln=0.15)
を用いている。また、Tnは、分波フィルタの透過また
は反射率である。そこで、400nmから900nmま
での波長λnに対する最終出力P(n)のトータル値P(to
tal)は、以下の通りとなる。 P(total)=−10・log10・ΣP(nleak)/P(n)・・・(3) ここで、ΣP(nleak)は、すべての波長に対する漏れ光
のトータルである。
【0034】このようにして、表1には、受光部での光
の伝送損失の少ない最終出力P(n)のトータル値P(tota
l)にするために、分波フィルタT1の最適設計を行い、
最適化したものが示されている。
【0035】図6は、その一例として、青LED(λ
b:470nm)、緑LED(λg:525nm)、黄L
ED(λy:570nm)、赤LED(λr:644n
m)を用いて、それぞれの波長の光に情報を載せて光伝
送するため、それぞれの光の波長帯域が重ならないよう
に、分波フィルタで所定の波長帯域に区分けしたもので
ある。上述した4波長を備えた光通信装置は、図1に示
した基本構造と同じであり、発光素子(赤外LED)1
8の代わりに黄の光を発光する発光素子(黄LED)1
8aを用いて構成されている。この発光素子18aに対
応した受光素子38aが受光部31に設けられている。
図6に示すように、それぞれの光のピーク波長がそれぞ
れ465nm、520nm、565nm、645nmと
なる狭波長帯域の正規分布の形状となり、それぞれの主
波長の半値幅は、30nm以下となっている。そして、
それぞれの光にはn次高調波(n=1,2,3・・・)
が生じるが、ほとんど無視できる大きさである。このよ
うに、分波光の主波長の半値幅を30nm以下にしたこ
とにより、発光素子の電源などの変化による波長帯域の
ドリフト(波長のピークずれ)が生じても、また、受光
感度が外部の影響を受けても、クロストークのおそれの
ない光通信を可能とする。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態である8波
長を備えた光通信装置を図5及び図7に基づいて説明す
る。図5に示すように、8波長を備えた光通信装置は、
8つの異なる発光波長の光を出射する発光素子を備えた
送信部40と、送信部40から出射された光を伝送でき
るように、一端がこの送信部40の一部と繋がったプラ
スチックファイバ4と、プラスチックファイバ4の他端
と繋がって光信号を電気信号に変換する受光素子を備え
た受信部41とから構成されている。送信部40は、第
1の送信部Tx1と、第2の送信部Tx2と、送信部Tx1及
び送信部Tx2に繋がった分波フィルタ58aとから構成
されている。受信部41は、第1の受信部Rx1と、第2
の受信部Rx2と、受信部Rx1及び受信部Rx2に繋がった
分波フィルタ58bとから構成されている。第1の送信
部Tx1は、上述した4波長の光通信装置の送信部Tx1と
同じであり、また、第1の受信部Rx1も同様に、上述し
た4波長の光通信装置の受信部Rx1と同じである。ま
た、送信部Tx2は、送信部Tx1と基本的な構造は同じで
あり、受信部Rx2も受信部Rx1と基本的な構造は同じで
あり、それぞれに使用する発光素子及び受光素子の波長
帯域、分波フィルタの分光感度特性が異なるのみであ
る。
【0037】送信部Tx2は、紫の光(λv:445n
m)を発光する発光素子(紫LED)43と、青緑の光
(λbg:500nm)を発光する発光素子(青緑LE
D)45と、黄緑の光(λyg:550nm)を発光する
発光素子(黄緑LED)47と、橙の光(λor:600
nm)を発光する発光素子(橙LED)49と、これら
発光素子43,45を取り付けた分波フィルタ52a
と、これら発光素子47,49を取り付けた分波フィル
タ54aと、分波フィルタ52aと分波フィルタ54a
とをプラスチックファイバ60a,60bそれぞれを介
して繋がった分波フィルタ56aとから構成されてい
る。
【0038】分波フィルタ52aは、筐体内に紫の波長
帯域の光(λv:445nm)のみを透過し、他の波長
帯域の光を反射するフィルタを有している。分波フィル
タ54aは、筐体内に黄緑の波長帯域の光(λyg:55
0nm)のみを透過し、他の波長帯域の光を反射するフ
ィルタを有している。分波フィルタ56aは、筐体内に
420から520nmの波長帯域の光を反射し、その他
の波長帯域の光を透過するフィルタを有している。そし
て、分波フィルタ58aは、紫の光(λv:445n
m)と、青緑の光(λbg:500nm)と、黄緑の光
(λyg:550nm)と、橙の光(λor:600nm)
を反射し、青の光(λb:470nm)と、緑の光(λ
g:525nm)と、黄の光(λy:570nm)と、赤
の光(λr:650nm)を透過する。
【0039】そして、受信部Rx2は、PINフォト・
ダイオードからなる受光素子53,55,57,59
と、これら受光素子53,55を取り付けた分波フィル
タ52bと、これら受光素子57,59を取り付けた分
波フィルタ54bと、分波フィルタ52bと54bとを
プラスチックファイバ60c、60dを介して繋がった
分波フィルタ56bとから構成されている。ここで、分
波フィルタ52b、54b、56bは、上述した分波フ
ィルタ52a,54a,56aと同じ構造である。
【0040】図7には、この8波長を用いた光通信装置
の各受光素子での波長分布特性が示されている。図7に
示されているように、ピーク値がそれぞれ紫(λv:4
45nm)、青(λb:470nm)、青緑(λbg:
500nm)、緑(λg:525nm)、黄緑(λy
g:550nm)、黄(λy:570nm)、橙(λo
r:600nm)、赤(λr:650nm)の8つとな
り、その半値幅はそれぞれ30nm以下となっていて、
それぞれのピーク値を備えた光出力が重ならないような
波長分布曲線となっている。したがって、これらの波長
の光に光信号として情報を載せて、クロストークのな
い、または少ない光伝送を行うことができる。
【0041】以上のように、4つの異なる波長の光の場
合と、8つの異なる波長の光の場合とを説明してきた
が、必ずしも4つまたは8つの異なるピーク値を持った
波長の光でなくてもよく、例えば、発光素子を2つ、ま
たは3つ用いてもよい。また、12個の異なるピーク値
をもった波長の光を用いた光通信装置に増設するには、
図5に示した送信部Tx1、Tx2の他に、送信側では送信
部Tx3と分波フィルタ1個を追加し、受信側では、受信
部Rx1、Rx2の他に、受信部Rx3と分波フィルタ1個を
追加すれば簡単に構成することができる。
【0042】図8には、12波長を用いた光通信装置の
波長分布特性が示されている。すなわち、図7に示した
波長分布特性と比べて、各ピーク値に対して、それらの
隙間を埋めるように、4個のピーク値が形成されてい
て、それぞれの波長の光がクロストークを起こさない3
0nm以下にそれらの半値幅が形成されている。短波長
側から、紫1、紫2、青、青緑、緑、黄緑、黄、橙、赤
1、赤2、赤3、近赤外の順に長波長側にそれぞれ分波
フィルタで分波された12個の分波光が受光されるよう
になっている。よって、4つから8つ、さらに12と所
定の波長の光を使用する際に、分波フィルタ及びプラス
チックファイバを介して簡単に増設でき、接続すること
が容易に行うことができる。また、発光素子の数に対応
したバス信号を4,8,12個に増やすにつれて、分波
光の波長のピーク値間に新たな分波光の波長のピーク値
を位置させ、分波光の主波長のピーク値間の隙間を埋め
るようにしたことにより、光の識別がし易くするととも
に、接続の際に作業効率を大幅に向上させることができ
る。また、光の波長帯域が400nmから900nm
と、可視光と近赤外光の範囲で行うことができるので、
可視光(400nmから700nm)では、光をプラス
チックファイバ4の端面から目で見て、光が送信されて
いるかがわかり、各構成部品を接続する際に簡単に行う
ことができる。また、近赤外光(700nmから900
nm)まで使用する波長帯域を広げることにより、種々
の電子機器をより一層増設することが可能である。
【0043】なお、送信部Tx1,Tx2・・・をそれぞれ
4つの発光素子から構成して説明したが、必ずしも4つ
である必要がない。したがって、例えば、図1中におい
て、発光素子16,18と分波フィルタ24a,24
b,プラスチックファイバ30bからなる送信部と、プ
ラスチックファイバ4を介して、受光素子36,38、
分波フィルタ24b、24bとプラスチックファイバ3
0dとからなる受信部であってもよい。このとき、2波
長の光通信装置となり、これを複数組み合わせてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上のように説明した光通信装置は、異
なる発光波長を有する複数の光源と、分岐点または合波
点に配置して、光源からの光を反射または透過する複数
の分波フィルタと、該各分波フィルタ間を連結して光を
伝送するプラスチックファイバと、該分波フィルタで反
射または透過された分波光を受光する受光素子とからな
り、分波光は、分波フィルタによりその半値幅が重なら
ない波長帯域に区分けされたことにより、プラスチック
ファイバを伝送損失を抑えた状態で伝送されるととも
に、互いに光の干渉をしないで、クロストークをない光
を用いて信号の送受信を行うことができる。
【0045】さらに、送信部は異なる波長の光を発光す
る複数の発光素子と、分岐点または合波点に配置して、
発光素子からの光を反射または透過する第1分波フィル
タとを有し、受信部は分岐点または合波点に配置して、
光を反射または透過する第2分波フィルタからの光を受
光して、電気信号に変換する複数の受光素子とを有し、
送信部の第1分波フィルタと受信部の第2分波フィルタ
とはプラスチックファイバで連結され、第1・第2分波
フィルタで分波された分波光の半値幅が重ならない波長
帯域に区分けされたことにより、プラスチックファイバ
を伝送損失を抑えた状態で伝送されるとともに、互いに
光の干渉をしないで、クロストークをない光を用いて信
号の送受信を行うことができる。
【0046】さらに、第1・第2分波フィルタがそれぞ
れ複数個の分波フィルタからなり、該各分波フィルタ間
をプラスチックファイバで連結したことにより、光伝送
する情報を増やしたい場合、発光素子およびその発光素
子に対応した各分波フィルタの数を必要に応じて増やし
て連結すればよく、接続の際に簡単に増設でき、作業効
率を大幅に向上させることができる。
【0047】さらに、分波光は可視光及び近赤外の範囲
内であることにより、光をプラスチックファイバの端面
から目で見て、光が送信されているかがわかり各構成部
品を接続する際に簡単に行うことができるとともに、可
視光および近赤外の広い波長帯域内で異なる種々の電気
信号に対応した光信号として光伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4波長光通信装置の基本構造図であ
る。
【図2】本発明の4波長光通信装置を構成する発光素子
の発光スペクトル(発光波長特性)である。
【図3】本発明の4波長光通信装置における、発光素子
の発光スペクトルと、各分波フィルタの透過率または反
射率特性を示す説明図である。
【図4】本発明の光通信装置における受光素子の分光感
度特性図である。
【図5】本発明の8波長光通信装置の基本構造図であ
る。
【図6】本発明の4波長光通信装置における受光素子で
の光出力を示す図である。
【図7】本発明の8波長光通信装置における受光素子で
の光出力を示す図である。
【図8】本発明の12波長光通信装置における受光素子
での光出力を示す図である。
【図9】従来の光通信装置を示す構成図である。
【図10】プラスチックファイバの光伝送損失を示す図
である。
【符号の説明】
12,14,16,18 発光素子(光源) 4,30a,30b,30c,30d プラスチックフ
ァイバ 22a,22b,24a,24b,26a,26b 分
波フィルタ 32,34,36,38 受光素子 λb1、λg1、λr1、λir1 分波光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる発光波長を有する複数の光源と、
    分岐点または合波点に配置して、前記光源からの光を反
    射または透過する複数の分波フィルタと、該各分波フィ
    ルタ間を連結して光を伝送するプラスチックファイバ
    と、前記分波フィルタで反射または透過された分波光を
    受光する受光素子とからなり、前記分波光は、前記分波
    フィルタによりその半値幅が重ならない波長帯域に区分
    けされたことを特徴とする光通信装置。
  2. 【請求項2】 送信部は異なる波長の光を発光する複数
    の発光素子と、分岐点または合波点に配置して、前記発
    光素子からの光を反射または透過する第1分波フィルタ
    とを有し、受光部は分岐点または合波点に配置して、光
    を反射または透過する第2分波フィルタと、該第2分波
    フィルタからの光を受光して電気信号に変換する複数の
    受光素子とを有し、前記送信部の第1分波フィルタと受
    信部の第2分波フィルタとはプラスチックファイバで連
    結され、前記第1・第2分波フィルタで分波された分波
    光の半値幅が重ならない波長帯域に区分けされたことを
    特徴とする光通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1・第2分波フィルタがそれぞれ
    複数個の分波フィルタからなり、該各分波フィルタ間を
    プラスチックファイバで連結したことを特徴とする請求
    項2記載の光通信装置。
  4. 【請求項4】 前記分波光は、可視光及び近赤外光の範
    囲内であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の光通信装置。
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