JPH08261626A - レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置 - Google Patents

レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置

Info

Publication number
JPH08261626A
JPH08261626A JP8733695A JP8733695A JPH08261626A JP H08261626 A JPH08261626 A JP H08261626A JP 8733695 A JP8733695 A JP 8733695A JP 8733695 A JP8733695 A JP 8733695A JP H08261626 A JPH08261626 A JP H08261626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
mirror circuit
cooler
temperature
reheater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8733695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2880424B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Kobayashi
信幸 小林
Hirokazu Fujisawa
宏和 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orion Machinery Co Ltd filed Critical Orion Machinery Co Ltd
Priority to JP8733695A priority Critical patent/JP2880424B2/ja
Publication of JPH08261626A publication Critical patent/JPH08261626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2880424B2 publication Critical patent/JP2880424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の装置より少ない設備でもって温度の制
御が可能であると共に室温に同調させて加温が可能な装
置を提供する。 【構成】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びアキュ
ムレータと循環接続された冷凍サイクルにおいて、前記
圧縮機・凝縮器間に熱交換器からなるミラー回路再熱器
を配置し、前記蒸発器を水槽内又は水槽の給水口付近の
冷却器内に配置したものからなり、前記水槽の排出口側
に圧送ポンプを設け、該ポンプと管路を介して被冷却側
機械と接続し、前記圧送ポンプの下流側に分岐路を設
け、該分岐路とミラー回路再加熱器とを定流量弁を介し
て接続することにより高温冷媒ガスと水とを熱交換させ
た後にミラー回路に向けて送水し、前記ミラー回路及び
被冷却側機械の冷却に使用した水を冷却器を介して再冷
するように構成したレーザー加工機用クーラーのミラー
回路温調装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー加工機におけ
る冷却水を簡単な構造で室温以上に加温可能な冷却装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来よりレーザー加工機における冷却装置
としては、図4に示すように圧縮機1、凝縮器2、電磁
弁3、膨張弁4(キャピラリーチューブ)、第一蒸発器
5、冷媒ストレーナー6、アキュムレーター7と循環接
続された冷凍サイクルにおいて凝縮器2の冷媒出口側か
ら分岐し第二膨張弁8を介して第二蒸発器9と接続する
と共に前記第二蒸発器9の冷媒を再び冷凍サイクルの冷
媒ストレーナー6側の冷媒管と接続した構成からなる装
置の第一蒸発器5をメインタンク10内に設置すると共
に第二蒸発器9を冷却器12に設置した装置が知られて
いる(特開平05−106957号)。かかる装置で
は、前記メインタンク10に隣接して導通するミラータ
ンク14を配置し、ミラー圧送ポンプを用いてミラータ
ンク14から冷却水をフロースイッチ16及び熱交換器
18を介してミラー回路に送水するように構成されてお
り、前記熱交換器18において冷却器12で冷却された
冷却空気と熱交換するようになっている。かかる装置で
は、空冷式のファンクーラーに専用ポンプを介して水を
通し、室温と同程度に温調するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザー加工機
の冷却装置としては、室温と同程度に温調することを目
的としていることから、水温を室温以上に加熱したりす
るには不向きであった。また、水温を一定温度に維持す
るためにわざわざメインタンクとは別にミラータンクを
設けると共にメイン圧送ポンプとは別個にミラー圧送ポ
ンプを設置する必要があった。そこで、本発明はかかる
従来技術の不都合に鑑みなされたもので、少ない設備で
もって温度の制御が可能であると共に室温に同調させて
加温が可能な装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、圧縮
機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びアキュムレータと循環
接続された冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機・凝縮器
間に熱交換器からなるミラー回路再熱器を配置し、前記
蒸発器を水槽内又は水槽の給水口付近の冷却器内に配置
したものからなり、前記水槽の排出口側に圧送ポンプを
設け、該ポンプと管路を介して被冷却側機械と接続し、
前記圧送ポンプの下流側に分岐路を設け、該分岐路とミ
ラー回路再加熱器とを定流量弁を介して接続することに
より高温冷媒ガスと水とを熱交換させた後にミラー回路
に向けて送水し、前記ミラー回路及び被冷却側機械の冷
却に使用した水を冷却器を介して再冷するように構成し
たレーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置。
【0005】
【作用】本発明にかかる装置では、冷却器により所定温
度(15〜25℃)に冷却された水槽内の水は、水槽の
排出口付近に設けた圧送ポンプにより被冷却側機械に向
けて圧送される。その際分岐路に設けた定流量弁によっ
て、所定量の水がミラー回路再熱器としての熱交換器に
送水される。そこで圧縮機の高温(80〜120℃)の
ホットガスと熱交換されることにより再加熱される。一
般に凝縮器の凝縮温度は、周囲温度によってほぼ決定さ
れる性質を有し、その結果冷媒圧縮機のホットガスの温
度は、周囲温度に応じて変化する性質を有する。水槽内
の水の温度は、冷却器によりほぼ一定に制御されている
関係から冷媒のホットガスと熱交換されたミラー回路向
けの冷却水温度は、ホットガスに応じた温度となり、結
果的に室温に同調されることとなる。室温に同調された
ミラー回路向け冷却水は、ミラー回路を冷却することに
より加熱された状態となる、また工作機械を冷却するた
めに水槽から圧送された冷却水も加熱されることとな
る。加熱されたこれら冷却水は、管路を経て再び水槽に
戻されることとなるが、水槽内又は水槽の給水口付近に
設けられた冷却器により所定温度まで冷却される。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1において冷凍サイクルを構成する圧
縮機1、凝縮器2、電磁弁3、膨張弁4(キャピラリー
チューブ)、蒸発器5(図示せず)、冷媒ストレーナー
6、アキュムレーター7と循環接続されている点は前述
した従来技術と共通する。しかしながら冷凍サイクルの
圧縮機1の冷媒出口付近には熱交換器としてのミラー回
路再熱器20が設置されており、冷凍サイクルの蒸発器
5は水槽10の給水口付近に設けた冷却器22内に配置
されており、ミラー回路等から戻ってきた水を所定温度
まで冷却するように構成している。水槽10の排出口付
近には圧送ポンプ24が接続され、水槽内の冷却水を被
冷却側工作機械に向けて送水している。この圧送ポンプ
24の下流側の管路25は途中で分岐されており、分岐
された管路25aは定流量弁26を介して前記ミラー回
路再熱器20と接続され、ここで所定の温度(室温)に
加熱される。加熱された冷却水はミラー回路へ送水され
る。ミラー回路及び工作機械の冷却に使用した水は、管
路を経て水槽10側に戻り最終的に合流した状態で冷却
器22に接続される。尚、28は冷媒ストレーナー、3
0は冷凍サイクルのバイパス管の開閉を行う加熱電磁弁
である。27は水槽10に対して水を供給するための給
水管であり、29はその開閉を行うボールタップであ
る。31は、温度センサーであり、該温度センサー31
の検知結果が制御回路33に送信され、該検知温度に基
づき制御回路33が電磁弁3及び電磁弁30の開閉を行
うことにより冷却器22に流入する水の調整を行う。
【0007】次に図2は、ミラー回路再熱器20の実施
例を示すものであり、圧縮機1の吐出口付近の冷媒管3
2の外周を所定間隔をもって銅パイプ34で覆い、中心
部を高温冷媒、その外周を冷却水が流動するように構成
されている。この熱交換器には冷却水の入口及び出口付
近に複数の分岐口を設け、銅パイプを流れる冷却水の長
さを調節できるように構成している。図3に示すものは
図2の熱交換器にフレキシブルホース37を介して定流
量弁26及びミラー回路と接続する状態を示すものであ
る。
【0008】以上述べた構成において、本発明にかかる
装置では冷凍サイクルの作動により蒸発器5が冷却作用
を行い、冷却器22に流入する水を所定温度に冷却し、
その後水槽10内に送水される。送水され貯溜された水
槽10内の水の温度は設定温度の15〜25℃の範囲に
あり、この水槽10の排出口から被冷却物である工作機
械に向けて圧送ポンプ24により圧送される。圧送ポン
プ24の下流側の管路25が分岐されていること該分岐
点に定流量弁26(例えば5リットル/分)が装着されてい
る関係からミラー回路再熱器20に対して冷却水が送水
され、該加熱器において高温(80〜120℃)の冷媒
ガスと熱交換されることにより室温に同調されることと
なる。室温に同調された冷却水は、管路を経てミラー回
路に送水される。そこで、ミラー回路を冷却した水は管
路を介して戻る。他方被冷却装置である工作機械を冷却
した水も管路を介して戻り、途中ミラー回路の冷却水と
合流した後に冷却器22に流入して、所定温度まで冷却
されることとなる。水槽10内の水は途中蒸発等により
減少することがあり、この場合はボールタップが上昇す
るために水槽の給水口が開放され、新しい水が水槽に供
給されることなる。このボールタップは水槽内の水が所
定量以上となった時に、給水口を閉鎖する。
【0009】
【効果】以上述べたように本発明にかかるレーザー加工
機用クーラーのミラー回路温調装置は、従来の装置のよ
うにミラータンクを設ける必要もなく、かつミラー回路
圧送ポンプを別途設ける必要もなく、簡易な構成にて加
温調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる装置の概略を示す回路図であ
る。
【図2】 本発明にかかる熱交換器の縦断面図である。
【図3】 本発明にかかる熱交換器の縦断面図である。
【図4】 従来技術に装置の概略を示す回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 電磁弁 4 膨張弁 5 第一蒸発器 6 第二蒸発器 7 アキュムレータ 8 膨張弁 10 水槽 12 冷却器 14 ミラータンク 15 ミラー圧送ポンプ 16 フロースイッチ 18 熱交換器 20 ミラー回路再熱器 22 圧送ポンプ 24 管路 26 定流量弁 28 冷媒ストレーナー 30 電磁弁 31 温度センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びア
    キュムレータと循環接続された冷凍サイクルにおいて、
    前記圧縮機・凝縮器間に熱交換器からなるミラー回路再
    熱器を配置し、前記蒸発器を水槽内又は水槽の給水口付
    近の冷却器内に配置したものからなり、前記水槽の排出
    口側に圧送ポンプを設け、該ポンプと管路を介して被冷
    却側機械と接続し、前記圧送ポンプの下流側に分岐路を
    設け、該分岐路とミラー回路再加熱器とを定流量弁を介
    して接続することにより高温冷媒ガスと水とを熱交換さ
    せた後にミラー回路に向けて送水し、前記ミラー回路及
    び被冷却側機械の冷却に使用した水を冷却器を介して再
    冷するように構成したことを特徴とするレーザー加工機
    用クーラーのミラー回路温調装置。
  2. 【請求項2】 ミラー回路再熱器を構成する熱交換器
    が、二重配管方式のもので構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のレーザー加工機用クーラーのミラー
    回路温調装置。
  3. 【請求項3】 ミラー回路再熱器の熱交換器内を流れる
    高温冷媒と水とが対向流となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載のレーザー加工機用クーラ
    ーのミラー回路温調装置。
JP8733695A 1995-03-20 1995-03-20 レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置 Expired - Fee Related JP2880424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8733695A JP2880424B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8733695A JP2880424B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08261626A true JPH08261626A (ja) 1996-10-11
JP2880424B2 JP2880424B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=13912035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8733695A Expired - Fee Related JP2880424B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2880424B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247233A (ja) * 2009-03-25 2010-11-04 Universal Seikan Kk レーザー加工装置
WO2015137000A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 株式会社アマダホールディングス 冷却装置
CN108306171A (zh) * 2018-03-04 2018-07-20 南京理工大学 光纤激光器监测保护装置及保护方法
CN109659801A (zh) * 2019-01-24 2019-04-19 武汉博富通试验设备有限公司 一种激光器的冷却装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100930A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Orion Machinery Co Ltd 温度調整装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247233A (ja) * 2009-03-25 2010-11-04 Universal Seikan Kk レーザー加工装置
WO2015137000A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 株式会社アマダホールディングス 冷却装置
JP2015169404A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社アマダホールディングス 冷却装置
EP3128261A4 (en) * 2014-03-10 2017-11-29 Amada Holdings Co., Ltd. Chilling machine
US10197318B2 (en) 2014-03-10 2019-02-05 Amada Holdings Co., Ltd. Chilling machine
CN108306171A (zh) * 2018-03-04 2018-07-20 南京理工大学 光纤激光器监测保护装置及保护方法
CN109659801A (zh) * 2019-01-24 2019-04-19 武汉博富通试验设备有限公司 一种激光器的冷却装置
CN109659801B (zh) * 2019-01-24 2024-05-10 江西山水光电科技股份有限公司 一种激光器的冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2880424B2 (ja) 1999-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108700349B (zh) 包括多个储存室的制冷装置
US4791790A (en) Air-cooled absorption-type water cooling and heating apparatus
US4434625A (en) Computer cooling system
JP2007303806A (ja) 冷凍サイクル装置とその運転方法
US5363668A (en) Absorption air conditioning system and cooling/heating changing-over method
US3358470A (en) Heating and cooling apparatus
JPH08261626A (ja) レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置
JPH04254156A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
US4792091A (en) Method and apparatus for heating a large building
JP2002349979A (ja) 二酸化炭素ガス圧縮システム
CN100436970C (zh) 空调机及其配管压力平衡控制方法
JP2003130428A (ja) 連結型冷温水装置
JP2004205116A (ja) 冷温水発生装置およびその制御方法
JP3856279B2 (ja) 連結型冷温水機
US4420941A (en) Cooling system
JPH1194395A (ja) 多室形空気調和装置
JPH02197780A (ja) 冷却装置
JPH10332219A (ja) 熱供給設備
JP2859718B2 (ja) 冷房装置および冷暖房装置
JP3307532B2 (ja) 冷水・温水供給装置
JPH02140567A (ja) エンジン駆動熱ポンプ装置
JP2004198001A (ja) 冷凍装置
TW202032079A (zh) 可溫控的熱交換裝置
JPH0476335A (ja) 冷房装置および冷暖房装置
JPH06257887A (ja) エンジン駆動式熱ポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees