JP2880424B2 - レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置 - Google Patents

レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置

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JP2880424B2 JP8733695A JP8733695A JP2880424B2 JP 2880424 B2 JP2880424 B2 JP 2880424B2 JP 8733695 A JP8733695 A JP 8733695A JP 8733695 A JP8733695 A JP 8733695A JP 2880424 B2 JP2880424 B2 JP 2880424B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー加工機におけ
る冷却水を簡単な構造で室温以上に加温可能な冷却装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来よりレーザー加工機における冷却装置
としては、図4に示すように圧縮機1、凝縮器2、電磁
弁3、膨張弁4(キャピラリーチューブ)、第一蒸発器
5、冷媒ストレーナー6、アキュムレーター7と循環接
続された冷凍サイクルにおいて凝縮器2の冷媒出口側か
ら分岐し第二膨張弁8を介して第二蒸発器9と接続する
と共に前記第二蒸発器9の冷媒を再び冷凍サイクルの冷
媒ストレーナー6側の冷媒管と接続した構成からなる装
置の第一蒸発器5をメインタンク10内に設置すると共
に第二蒸発器9を冷却器12に設置した装置が知られて
いる(特開平05−106957号)。かかる装置で
は、前記メインタンク10に隣接して導通するミラータ
ンク14を配置し、ミラー圧送ポンプを用いてミラータ
ンク14から冷却水をフロースイッチ16及び熱交換器
18を介してミラー冷却回路に送水するように構成され
ており、前記熱交換器18において冷却器12で冷却さ
れた冷却空気と熱交換するようになっている。かかる装
置では、空冷式のファンクーラーに専用ポンプを介して
水を通し、室温と同程度に温調するように構成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザー加工機
のミラーの冷却装置としては、室温と同程度に温調する
ことを目的としていることから、水温を室温以上に加熱
したりするには不向きであった。また、水温を一定温度
に維持するためにわざわざメインタンクとは別にミラー
タンクを設けると共にメイン圧送ポンプとは別個にミラ
ー圧送ポンプを設置する必要があった。そこで、本発明
はかかる従来技術の不都合に鑑みなされたもので、少な
い設備でもって温度の制御が可能であると共に室温に同
調させて加温が可能な装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、圧縮
機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びアキュムレータと循環
接続された冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機・凝縮器
間に熱交換器からなるミラー用冷却水再熱器を配置し、
前記蒸発器を水槽内又は水槽の給水口付近の冷却器内に
配置したものからなり、前記水槽の排出口側に圧送ポン
プを設け、該ポンプと管路を介して被冷却側機械と接続
し、前記圧送ポンプの下流側に分岐路を設け、該分岐路
とミラー回路再加熱器とを定流量弁を介して接続するこ
とにより高温冷媒ガスと水とを熱交換させた後にミラー
回路に向けて送水し、前記ミラー回路及び被冷却側機械
の冷却に使用した水を冷却器を介して再冷するように構
成したレーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装
置。
【0005】
【作用】本発明にかかる装置では、冷却器により所定温
度(15〜25℃)に冷却された水槽内の水は、水槽の
排出口付近に設けた圧送ポンプにより被冷却側機械に向
けて圧送される。その際分岐路に設けた定流量弁によっ
て、所定量の水がミラー用冷却水再熱器としての熱交換
器に送水される。そこで圧縮機の高温(80〜120
℃)のホットガスと熱交換されることにより再加熱され
る。一般に凝縮器の凝縮温度は、周囲温度によってほぼ
決定される性質を有し、その結果冷媒圧縮機のホットガ
スの温度は、周囲温度に応じて変化する性質を有する。
水槽内の水の温度は、冷却器によりほぼ一定に制御され
ている関係から冷媒のホットガスと熱交換されたミラー
回路向けの冷却水温度は、ホットガスに応じた温度とな
り、結果的に室温に同調されることとなる。室温に同調
されたミラー回路向け冷却水は、ミラー回路を冷却する
ことにより加熱された状態となる、また工作機械を冷却
するために水槽から圧送された冷却水も加熱されること
となる。加熱されたこれら冷却水は、管路を経て再び水
槽に戻されることとなるが、水槽内又は水槽の給水口付
近に設けられた冷却器により所定温度まで冷却される。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1において冷凍サイクルを構成する圧
縮機1、凝縮器2、電磁弁3、膨張弁4(キャピラリー
チューブ)、蒸発器5(図示せず)、冷媒ストレーナー
6、アキュムレーター7と循環接続されている点は前述
した従来技術と共通する。しかしながら冷凍サイクルの
圧縮機1の冷媒出口付近には熱交換器としてのミラー用
冷却水再熱器20が設置されており、冷凍サイクルの蒸
発器5は水槽10の給水口付近に設けた冷却器22内に
配置されており、ミラー冷却回路等から戻ってきた水を
所定温度まで冷却するように構成している。水槽10の
排出口付近には圧送ポンプ24が接続され、水槽内の冷
却水を被冷却側工作機械に向けて送水している。この圧
送ポンプ24の下流側の管路25は途中で分岐されてお
り、分岐された管路25aは定流量弁26を介して前記
ミラー用冷却水再熱器20と接続され、ここで所定の温
度(室温)に加熱される。加熱された冷却水はミラー冷
却回路へ向けて送水される。ミラー冷却回路及び工作機
械の冷却に使用した水は、管路を経て水槽10側に戻り
最終的に合流した状態で冷却器22に接続される。尚、
28は冷媒ストレーナー、30は冷凍サイクルのバイパ
ス管の開閉を行う加熱電磁弁である。27は水槽10に
対して水を供給するための給水管であり、29はその開
閉を行うボールタップである。31は、温度センサーで
あり、該温度センサー31の検知結果が制御回路33に
送信され、該検知温度に基づき制御回路33が電磁弁3
及び電磁弁30の開閉を行うことにより冷却器22に流
入する水の調整を行う。
【0007】次に図2は、ミラー用冷却水再熱器20の
実施例を示すものであり、圧縮機1の吐出口付近の冷媒
管32の外周を所定間隔をもって銅パイプ34で覆い、
中心部を高温冷媒、その外周を冷却水が流動するように
構成されている。この熱交換器には冷却水の入口及び出
口付近に複数の分岐口を設け、銅パイプを流れる冷却水
の長さを調節できるように構成している。図3に示すも
のは図2の熱交換器にフレキシブルホース37を介して
定流量弁26及びミラー冷却回路と接続する状態を示す
ものである。
【0008】以上述べた構成において、本発明にかかる
装置では冷凍サイクルの作動により蒸発器5が冷却作用
を行い、冷却器22に流入する水を所定温度に冷却し、
その後水槽10内に送水される。送水され貯溜された水
槽10内の水の温度は設定温度の15〜25℃の範囲に
あり、この水槽10の排出口から被冷却物である工作機
械に向けて圧送ポンプ24により圧送される。圧送ポン
プ24の下流側の管路25が分岐されていること該分岐
点に定流量弁26(例えば5リットル/分)が装着されてい
る関係からミラー用冷却水再熱器20に対して冷却水が
送水され、該加熱器において高温(80〜120℃)の
冷媒ガスと熱交換されることにより室温に同調されるこ
ととなる。室温に同調された冷却水は、管路を経てミラ
ー冷却回路に送水される。そこで、ミラー冷却回路を冷
却した水は管路を介して戻る。他方被冷却装置である工
作機械を冷却した水も管路を介して戻り、途中ミラー冷
却回路の冷却水と合流した後に冷却器22に流入して、
所定温度まで冷却されることとなる。水槽10内の水は
途中蒸発等により減少することがあり、この場合はボー
ルタップが上昇するために水槽の給水口が開放され、新
しい水が水槽に供給されることなる。このボールタップ
は水槽内の水が所定量以上となった時に、給水口を閉鎖
する。
【0009】
【効果】以上述べたように本発明にかかるレーザー加工
機用クーラーのミラー回路温調装置は、従来の装置のよ
うにミラータンクを設ける必要もなく、かつミラー冷却
回路圧送ポンプを別途設ける必要もなく、簡易な構成に
て加温調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる装置の概略を示す回路図であ
る。
【図2】 本発明にかかる熱交換器の縦断面図である。
【図3】 本発明にかかる熱交換器の縦断面図である。
【図4】 従来技術に装置の概略を示す回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 電磁弁 4 膨張弁 5 第一蒸発器 6 第二蒸発器 7 アキュムレータ 8 膨張弁 10 水槽 12 冷却器 14 ミラータンク 15 ミラー圧送ポンプ 16 フロースイッチ 18 熱交換器 20 ミラー用冷却水再熱器 24 圧送ポンプ 25 管路 26 定流量弁 28 冷媒ストレーナー 30 電磁弁 31 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 17/02 H01S 3/131

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びア
    キュムレータと循環接続された冷凍サイクルにおいて、
    前記圧縮機・凝縮器間に熱交換器からなるミラー用冷却
    水再熱器20を配置し、前記蒸発器を水槽内又は水槽1
    0の給水口付近の冷却器22内に配置したものからな
    り、前記水槽10の排出口側に圧送ポンプ24を設け、
    該ポンプ24と管路25を介して被冷却側機械と接続
    し、前記圧送ポンプ24の下流側に分岐路を設け、該分
    岐路とミラー用冷却水再加熱器20とを定流量弁26を
    介して接続することにより高温冷媒ガスと水とを熱交換
    させた後にミラー冷却回路に向けて送水し、前記ミラー
    冷却回路及び被冷却側機械の冷却に使用した水を冷却器
    22を介して再冷するように構成したことを特徴とする
    レーザー加工機用クーラーのミラー回路温調装置。
  2. 【請求項2】 ミラー用冷却水再熱器20を構成する熱
    交換器20が、二重配管方式のもので構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザー加工機用クーラ
    ーのミラー回路温調装置。
  3. 【請求項3】 ミラー用冷却水再熱器20の熱交換器内
    を流れる高温冷媒と水とが対向流となるように構成され
    ていることを特徴とする請求項2記載のレーザー加工機
    用クーラーのミラー回路温調装置。
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JP6317959B2 (ja) * 2014-03-10 2018-04-25 株式会社アマダホールディングス 冷却装置
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