JPH08261575A - 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置 - Google Patents

非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置

Info

Publication number
JPH08261575A
JPH08261575A JP7062884A JP6288495A JPH08261575A JP H08261575 A JPH08261575 A JP H08261575A JP 7062884 A JP7062884 A JP 7062884A JP 6288495 A JP6288495 A JP 6288495A JP H08261575 A JPH08261575 A JP H08261575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
boiling point
substance
refrigerating
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7062884A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Toshio Sagara
寿夫 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7062884A priority Critical patent/JPH08261575A/ja
Publication of JPH08261575A publication Critical patent/JPH08261575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒として非共沸冷媒混合物を用い、乾燥剤
や冷凍機油の劣化を抑制してキャピラリーチューブの詰
まり、圧縮機の摺動部の損傷や摩擦抵抗の上昇などを防
止して長期に亘り安定して運転できる冷凍装置を開発す
る。 【構成】 冷媒として非共沸冷媒混合物を用い、沸点の
差を利用して低沸点成分と高沸点成分とに分離し、それ
ぞれの成分を異なる膨張装置に導く冷凍回路を有する冷
凍装置において、冷媒中の水分を除去するための乾燥剤
を充填したドライヤを好ましくは乾燥剤を劣化させる度
合いの少ない冷媒成分が流れる冷凍回路に配設すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非共沸冷媒混合物を用い
た冷凍装置に関するものであり、さらに詳しくはオゾン
層を破壊する危険がないHFC系非共沸冷媒混合物を用
いて、冷媒中の水分を除去するための乾燥剤や冷凍機油
の劣化を抑制してキャピラリーチューブの詰まり、圧縮
機の摺動部の損傷や摩擦抵抗の上昇などを防止して長期
に亘り安定して運転できる冷凍装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装
置としては図2のような冷凍回路をもつ冷凍装置が提案
されている。矢印は冷媒の流れを示す。
【0003】図2において1は圧縮機、2は第1凝縮
器、3は非共沸冷媒混合物中の水分を除去するためのモ
レキュラシーブなどの粒状の乾燥剤を充填したドライ
ヤ、4はドライヤ3出口に接続された気液分離器であ
り、流入する非共沸冷媒混合物は気液分離器4内で、上
部の低沸点成分を多く含むガス成分と下部の高沸点成分
を多く含む液成分に分離される。
【0004】下部の液成分は管路bを経て第2凝縮器6
で十分に凝縮された後、キャピラリーチューブ7で減圧
されて、高沸点成分を多く含む液成分の膨張装置である
熱交換器5で膨張して寒冷を発生すると共に管路aから
の低沸点成分を多く含むガス成分と熱交換した後、管路
cを経て低沸点成分を多く含む成分と合流してアキュム
レーター5を経て圧縮機1に吸入される。
【0005】一方、気液分離器4の上部のガス成分は管
路aを経て熱交換器5で冷却されて凝縮液化し、膨張弁
8で減圧されて、低沸点成分を多く含む液成分の膨張装
置である蒸発器9にて低温を発生した後、管路dを経て
管路cからの高沸点成分を多く含む成分と合流してアキ
ュムレーター5を経て圧縮機1に吸入されるようになっ
ている。
【0006】圧縮機1を循環する非共沸冷媒混合物に比
べて蒸発器9では低沸点成分がより多く流れるため低温
を得ることが可能となるものの、非共沸冷媒混合物によ
りドライヤ3中の粒状の乾燥剤が溶解したり、変色した
り、破壊して微粉化し、キャピラリーチューブ7や膨張
弁8などを詰まらせたり、あるいは圧縮機1の摺動部を
傷つけたり、摩擦抵抗を上げたり、摩耗するなどの問題
があった。
【0007】従来、冷凍機の冷媒として用いられている
ものはジクロロジフルオロメタン(R−12)や共沸混
合冷媒のR−12と1,1−ジフルオロエタン(R−1
52a)とからなるR−500が多い。R−12やR5
00は、通常の冷凍装置に好適であり、R−12などの
CFC系冷媒と相溶性のある鉱物油やアルキルベンゼン
系油などの冷凍機油を使用した冷凍サイクルは、信頼
性、耐久性などの高い品質レベルに至っている。
【0008】しかしながら上記の各冷媒は、その高いオ
ゾン破壊の潜在性により、大気中に放出されて地球上空
のオゾン層に到達すると、このオゾン層を破壊する。こ
のオゾン層の破壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き
起こされる。そこで、この塩素基の含有量の少ない冷
媒、例えばクロロジフルオロメタン(HCFC−22、
R−22)、塩素基を含まない冷媒、例えばジフルオロ
メタン(HFC−32、R−32)、ペンタフルオロエ
タン(HFC−125、R−125)や1,1,1,2
−テトラフルオロエタン(HFC−134a、R−13
4a)、あるいはこれらの混合物がこれらの代替冷媒と
して考えられている。
【0009】本発明においては沸点と露点が相違してい
る組み合わせの冷媒混合物を非共沸冷媒混合物と称す。
HFC系冷媒混合物はHFC系冷媒の2種あるいは3種
以上の混合物であり、通常、混合物の沸点と露点が相違
している組み合わせが多い。本発明においてはこれらの
混合物をHFC系非共沸冷媒混合物と称す。HFC系非
共沸冷媒混合物は、具体的には例えば、R125/R1
43a/134a(重量比44/52/4)(R404
A、沸点−46.78℃、露点−46.08℃、商品
名:HP62、デュポン社製)、R32/R125/1
34a(重量比20/40/40)(R407A、沸点
−45.4℃、露点−38.8℃、商品名:KLEA6
0G2、ICI社製、以下KLEA60と称す)などを
挙げることができる。
【0010】HFC系冷媒に対して使用される冷凍機油
は、HFC系冷媒と相溶性の少ない鉱物油やアルキルベ
ンゼン系油等、あるいはHFC系冷媒と相溶性のあるエ
ステル系潤滑油、エーテル系潤滑油、それらの混合油な
どがある。HFC系冷媒とエステル系潤滑油などを用い
た冷凍装置の場合はエステル系潤滑油などが加水分解し
て劣化するために、キャピラリチューブに流量抵抗の変
動を発生させる程度の推積物(スラッジ)が発生し、冷
凍能力を低下させると共に、加水分解によって生じた酸
により冷凍装置が劣化するなどのために長期に亘り安定
して運転できない欠点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冷媒
として非共沸冷媒混合物を用い、乾燥剤や冷凍機油の劣
化を抑制してキャピラリーチューブの詰まり、圧縮機の
摺動部の損傷や摩擦抵抗の上昇などを防止して長期に亘
り安定して運転できるようにした冷凍装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
に鑑み鋭意研究した結果、非共沸冷媒混合物中のいずれ
か一方の冷媒成分が流れる冷凍回路にドライヤを配設す
ることにより上記課題を解決できることを見出し、本発
明をなすに至った。
【0013】本発明の請求項1の発明は、冷媒として非
共沸冷媒混合物を用い、沸点の差を利用して低沸点成分
と高沸点成分とに分離し、それぞれの成分を異なる膨張
装置に導く冷凍回路を有する冷凍装置において、冷媒中
の水分を除去するための乾燥剤を充填したドライヤをい
ずれか一方の冷媒成分が流れる冷凍回路に配設すること
を特徴とする非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置であ
る。
【0014】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の冷凍装置において、冷媒がHFC系非共沸冷媒混合物
であることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の冷凍装置において、乾燥剤を劣化さ
せる度合いの少ない冷媒成分が流れる冷凍回路にドライ
ヤを配設することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の冷凍装置において、冷凍機油がエステ
ル系潤滑油、エーテル系潤滑油あるいはこれらの混合物
であることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項5の発明は、請求項1ない
し請求項4記載の冷凍装置において、ドライヤの温度を
150℃以下に保持したことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明者等は非共沸冷媒混合物中のいずれか一
方の冷媒成分が乾燥剤を溶解したり、変色したり、破壊
して微粉化させるなどの劣化作用が大きく、そのために
エステル系潤滑油などが加水分解して劣化することを見
いだした。本発明はこの知見に基づいてなされたもので
あり、本発明においては、非共沸冷媒混合物全体を乾燥
剤に接触させず、乾燥剤に対して劣化作用の少ない冷媒
成分が流れる回路中にドライヤを配設してその冷媒成分
中の水分を除去する。通常行われている部品、部材、資
材などの水分管理や冷凍装置の組み立て時の水分管理な
どを行えば、本発明の構成により十分な水分除去が達成
できるので、エステル系潤滑油などが加水分解して劣化
するのを抑制できる。
【0019】本発明の構成により乾燥剤が劣化したり、
エステル系潤滑油などが加水分解して劣化するのを抑制
できるので、本発明の冷凍装置はキャピラリーチューブ
の詰まり、圧縮機の摺動部の損傷や摩擦抵抗の上昇など
が抑制され、また加水分解によって生じた酸による冷凍
装置の劣化などが抑制され長期に亘り安定して運転でき
る。
【0020】非共沸冷媒混合物としてHFC系非共沸冷
媒混合物により構成すればオゾン層を破壊する危険がな
い。
【0021】非共沸冷媒混合物中のいずれか一方の冷媒
成分が乾燥剤を溶解したり、変色したり、破壊して微粉
化したり、エステル系潤滑油などを加水分解して劣化さ
せる劣化作用は、乾燥剤を充填したドライヤの温度に依
存し、150℃を超える温度において、具体的には17
5℃程度で非常に大きい。ドライヤの温度を150℃以
下に保持すればこれらの劣化作用を抑制できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の内容を実施例によりさらに具
体的に説明するが、本発明はこの内容に何ら限定される
ものではない。 (冷媒、冷凍機油、乾燥剤などの劣化試験) (1)冷媒: HFC134a(三井デュポン社
製)、純度99.5% HFC32(昭和電工社製)、純度99.5% (2)冷凍機油:エステル系潤滑油(商品名:フレオー
ル α32S−c ジャパンエナジー社製) 初期全酸価 0.01mgKOH/g 水分量 17.1ppm 初期色相 L0.5 (3)乾燥剤: 粒状のモレキュラーシーブス(商品
名:モレキュラーシーブスXH−9 ユニオン昭和社
製)水分を除去したものを使用した。 (4)金属触媒:Fe、Cu、Al(いずれも直径1.
0mm、長さ30cmのものを各5個使用した。 (5)試験温度:175℃ 150℃ (6)試験期間:各試験温度において32日間
【0023】(7)試験方法:ステンレス製リアクタ
(容量120cc)に冷媒15g、冷凍機油45g、乾
燥剤(ドライヤ)10g、および金属触媒各5個を入れ
て密閉し、175℃、150℃の各温度においてそれぞ
れ32日間処理した後、冷媒の分解の有無、冷凍機油の
色相、全酸価、乾燥剤(ドライヤ)の破壊、溶解、変色
の有無および金属触媒の色相などの変化を調べた。乾燥
剤(ドライヤ)を添加しない場合についても試験した。
【0024】冷媒の分析はガスクロマトググラフ(GC
380、FID)により、カラムAl23 /KOH
(0.32mm×50m)、線速度40cm/s、入口
温度150℃、オーブン温度50℃(2℃/分)→13
0℃、検出温度150℃の条件で行った。
【0025】(8)試験結果:試験結果をまとめて表1
に示す。
【0026】
【表1】
【0027】(イ)冷媒はいずれも上記試験条件では分
解せず、変化がなかった。 (ロ)試験温度175℃においては、冷媒の種類によら
ず乾燥剤は変色し、脆くなって破壊し、一部が冷凍機油
中に溶解し、冷凍機油中にSiが検出された。冷凍機油
は冷媒の種類によらず変色が大きく、全酸価が増加し
た。冷凍機油の劣化は乾燥剤を用いた場合に特に著しか
った。冷媒がHFC32の場合に金属触媒の表面の色相
が変化した。 (ハ)試験温度150℃においては、冷媒の種類により
冷凍機油や乾燥剤の劣化程度が異なる。
【0028】冷媒がHFC134aの場合は、試験温度
150℃においては、乾燥剤と冷凍機油は劣化が見られ
なかった。それに対して、冷媒がHFC32の場合は、
乾燥剤は変色し、やや脆くなって破壊した。冷凍機油
は、乾燥剤を用いた場合に特にやや変色し、全酸価が増
加した。冷媒がHFC32の場合に金属触媒の表面の色
相が変化した。
【0029】図1に本発明の冷凍装置の冷凍回路の例を
示す。非共沸冷媒混合物として、[ジフルオロメタン
(HFC−32、R−32。沸点−51.7℃)と、
1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−13
4a、R−134a。沸点−26.5℃)を用いて両者
を混合して作った非共沸冷媒混合物]を用い、冷凍機油
としてエステル系潤滑油(商品名:フレオール α32
S−c ジャパンエナジー社製)を用い、乾燥剤として
粒状のモレキュラーシーブス(商品名:モレキュラーシ
ーブスXH−9 ユニオン昭和社製、水分を除去したも
の)を約10g充填したドライヤ3aを使用した。
【0030】図1において1は圧縮機、2は第1凝縮
器、4は第1凝縮器2出口に接続された気液分離器であ
り、流入する非共沸冷媒混合物は気液分離器4内で、上
部の低沸点成分(R−32)を多く含むガス成分と下部
の高沸点成分(R−134a)を多く含む液成分に分離
される。
【0031】下部の液成分は管路bを経て第2凝縮器6
で十分に凝縮された後、水分を除去するためのモレキュ
ラシーブなどの粒状の乾燥剤を充填したドライヤ3aで
水分を除去されてキャピラリーチューブ7で減圧され
て、高沸点成分(R−134a)を多く含む液成分の膨
張装置である熱交換器5で膨張して寒冷を発生すると共
に管路aからの低沸点成分(R−32)を多く含むガス
成分と熱交換した後、管路cを経て低沸点成分(R−3
2)を多く含む成分と合流してアキュムレーター5を経
て圧縮機1に吸入される。
【0032】一方、気液分離器4の低沸点成分(R−3
2)を多く含む上部のガス成分は管路aを経て熱交換器
5で冷却されて凝縮液化し、膨張弁8で減圧されて、低
沸点成分(R−32)を多く含む液成分の膨張装置であ
る蒸発器9にて低温を発生した後、管路dを経て管路c
からの高沸点成分(R−134a)を多く含む成分と合
流してアキュムレーター5を経て圧縮機1に吸入される
ようになっている。
【0033】圧縮機1を循環する非共沸冷媒混合物に比
べて蒸発器9では低沸点成分(R−32)がより多く流
れるため低温を得ることが可能となる上に、乾燥剤に対
して劣化作用の少ない冷媒成分(R−134a)が流れ
る回路中にドライヤ3aを配設して水分を除去するよう
になっているので、乾燥剤が破壊したり、冷媒中に溶解
したり、変色したりしなかった。
【0034】部品、部材、資材などの水分管理や冷凍装
置の組み立て時の水分管理などを十分に行ったので、本
発明の上記の構成により十分な水分除去が達成でき、エ
ステル系潤滑油などが加水分解して劣化するのを抑制で
きた。乾燥剤が劣化したり、エステル系潤滑油などが加
水分解して劣化するのを抑制できたので、本発明の冷凍
装置はキャピラリーチューブの詰まり、圧縮機の摺動部
の損傷や摩擦抵抗の上昇などが抑制され、また加水分解
によって生じた酸による冷凍装置の劣化などが抑制され
長期に亘り安定して運転できた。
【0035】
【発明の効果】本発明の構成とすることにより乾燥剤が
劣化したり、エステル系潤滑油などが加水分解して劣化
するのを抑制できるので、本発明の冷凍装置はキャピラ
リーチューブの詰まり、圧縮機の摺動部の損傷や摩擦抵
抗の上昇などが抑制され、また加水分解によって生じた
酸による冷凍装置の劣化などが抑制され長期に亘り安定
して運転できる。
【0036】非共沸冷媒混合物としてHFC系非共沸冷
媒混合物により構成すればオゾン層を破壊する危険がな
い。
【0037】ドライヤの温度を150℃以下に保持すれ
ば乾燥剤が劣化したり、エステル系潤滑油などが加水分
解して劣化するのを一層抑制できる。本発明の冷凍装置
は簡単な構成からなるので経済的である上、効果が大き
く産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷凍装置の冷凍回路の例である。
【図2】 従来の冷凍装置の冷凍回路の例である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 第1凝縮器 3、3a アキュムレータ 4 気液分離器 5 熱交換器 6 第2凝縮器 7 キャピラリーチューブ 8 膨張弁 9 蒸発器 10 アキュムレータ a、b、c、d 管路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒として非共沸冷媒混合物を用い、沸
    点の差を利用して低沸点成分と高沸点成分とに分離し、
    それぞれの成分を異なる膨張装置に導く冷凍回路を有す
    る冷凍装置において、冷媒中の水分を除去するための乾
    燥剤を充填したドライヤをいずれか一方の冷媒成分が流
    れる冷凍回路に配設することを特徴とする非共沸冷媒混
    合物を用いた冷凍装置。
  2. 【請求項2】 冷媒がHFC系非共沸冷媒混合物である
    請求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 乾燥剤を劣化させる度合いの少ない冷媒
    成分が流れる冷凍回路にドライヤを配設することを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2記載の非共沸冷媒混合
    物を用いた冷凍装置。
  4. 【請求項4】 冷凍機油がエステル系潤滑油、エーテル
    系潤滑油あるいはこれらの混合物である請求項1ないし
    請求項3記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 ドライヤの温度を150℃以下に保持し
    た請求項1ないし請求項4記載の冷凍装置。
JP7062884A 1995-03-22 1995-03-22 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置 Pending JPH08261575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7062884A JPH08261575A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7062884A JPH08261575A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08261575A true JPH08261575A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13213142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7062884A Pending JPH08261575A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08261575A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300779B1 (ko) * 1997-01-20 2001-11-22 이와사끼 슈 응축 유니트 및 냉동시스템
KR100470103B1 (ko) * 2002-11-11 2005-02-05 김홍운 냉동시스템의 응축온도 강하방법 및 장치
JP2007051862A (ja) * 2005-07-19 2007-03-01 Tokyo Electron Ltd 冷媒中の水分除去装置及び検査装置
CN100392331C (zh) * 2006-06-22 2008-06-04 上海交通大学 降温与除湿能力可调的制冷系统
CN105402979A (zh) * 2015-12-12 2016-03-16 西安交通大学 一种非共沸混合工质分凝循环的新型冰箱制冷系统
CN107894039A (zh) * 2017-11-07 2018-04-10 珠海格力电器股份有限公司 除湿机
CN108375235A (zh) * 2018-01-25 2018-08-07 珠海格力电器股份有限公司 空气源热泵系统及控制方法
CN114893923A (zh) * 2022-04-16 2022-08-12 郑州大学 一种基于工质组分浓度主动调控的自复叠系统及控制方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300779B1 (ko) * 1997-01-20 2001-11-22 이와사끼 슈 응축 유니트 및 냉동시스템
KR100470103B1 (ko) * 2002-11-11 2005-02-05 김홍운 냉동시스템의 응축온도 강하방법 및 장치
JP2007051862A (ja) * 2005-07-19 2007-03-01 Tokyo Electron Ltd 冷媒中の水分除去装置及び検査装置
CN100392331C (zh) * 2006-06-22 2008-06-04 上海交通大学 降温与除湿能力可调的制冷系统
CN105402979A (zh) * 2015-12-12 2016-03-16 西安交通大学 一种非共沸混合工质分凝循环的新型冰箱制冷系统
CN107894039A (zh) * 2017-11-07 2018-04-10 珠海格力电器股份有限公司 除湿机
CN108375235A (zh) * 2018-01-25 2018-08-07 珠海格力电器股份有限公司 空气源热泵系统及控制方法
CN108375235B (zh) * 2018-01-25 2023-08-15 珠海格力电器股份有限公司 空气源热泵系统及控制方法
CN114893923A (zh) * 2022-04-16 2022-08-12 郑州大学 一种基于工质组分浓度主动调控的自复叠系统及控制方法
CN114893923B (zh) * 2022-04-16 2023-05-26 郑州大学 一种基于工质组分浓度主动调控的自复叠系统及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10358592B2 (en) Heat transfer method
US10035938B2 (en) Heat transfer fluid replacing R-134a
JP5084986B2 (ja) ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物
EP2977425B1 (fr) Utilisation de compositions ternaires
EP2475733B1 (fr) Compositions ternaires pour refrigeration basse capacite
US20150152306A1 (en) Heat transfer fluid replacing r-410a
WO2011030031A1 (fr) Compositions ternaires pour refrigeration haute capacite
WO2014139146A1 (en) Compositions and method for refrigeration
WO2020184635A1 (ja) 1,1,2-トリフルオロエタンを含む組成物
JPH08261575A (ja) 非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置
JPH0753419A (ja) ジフルオロメタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロエタン を含む非共沸混合物、並びに空調における冷媒液として のそれらの適用
CA2844478C (fr) Fluides de transfert de chaleur supercritiques a base de tetrafluoropropene
KR20000059744A (ko) 탄화수소계 비가연성 냉매 조성물 및 그 제조방법
JPH0875319A (ja) 冷凍装置
JPH0861811A (ja) 冷凍装置
JPH0875320A (ja) 冷凍装置
JPH10205936A (ja) ドライヤおよびそれを備えた冷凍装置
JPH09221664A (ja) 作動流体
JP3407992B2 (ja) 冷凍回路中にドライヤを用いない冷凍冷蔵装置
JPH08165465A (ja) 冷媒組成物及び冷凍装置
JPH07305054A (ja) 冷凍サイクル用組成物および冷凍装置
JPH0882462A (ja) Hfc系非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置
JPH08197338A (ja) 冷凍装置用アキュムレータの製造方法およびそれを備えた冷凍装置
JPH0875276A (ja) Hfc系非共沸冷媒混合物を用いた冷凍装置
JPH0875093A (ja) Hfc系非共沸冷媒混合物用チャージボンベ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term