JPH0826152A - 作業車両用クローラガイドの仮止め機構 - Google Patents

作業車両用クローラガイドの仮止め機構

Info

Publication number
JPH0826152A
JPH0826152A JP19006394A JP19006394A JPH0826152A JP H0826152 A JPH0826152 A JP H0826152A JP 19006394 A JP19006394 A JP 19006394A JP 19006394 A JP19006394 A JP 19006394A JP H0826152 A JPH0826152 A JP H0826152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
guide
idler
crawler guide
traveling frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19006394A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kodama
啓治 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP19006394A priority Critical patent/JPH0826152A/ja
Publication of JPH0826152A publication Critical patent/JPH0826152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業用車両のクローラ及びクローラガイドの
取り付けを容易且つ安全に行う。 【構成】 アイドラー4を走行フレーム3の端部にア
ジャスター31を介して前後移動調節自在に軸支し、上
記クローラ12の芯金36の両側より転接する下部転輪
6,7と、左右の芯金36間に挿通されるクローラガイ
ド11とを取り付け、クローラ巻掛け作業時に、前記ク
ローラガイド11の端部がアイドラー4の外周に干渉し
ないようにクローラガイド11を予め移動させて走行フ
レーム3側に仮止めする仮止め部39b,40を走行フ
レーム3とクローラガイド11間に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンバインやハーベス
タその他走行部がクローラを巻掛けて構成された作業車
両のクローラガイドの仮止め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上記のようなクローラを走行機体に
取り付ける際は、走行フレームに対し予めドライブホイ
ルとアイドラーを前後端に、両者の間に複数個の(遊)
転輪をそれぞれ軸支せしめるとともに、前後の転輪内に
前後方向のクローラ外れ防止ガイドを挿通して取り付け
た後、アイドラーを軸支するアジャスターを縮小移動さ
せ、前後端のドライブホイルとアイドラーの軸間距離を
縮小させてクローラと各内接輪側にゆとりをもたせた状
態でクローラを巻掛け、巻掛け完了後にアジャスターを
伸展させてクローラに所定のベルトテンションを与える
ようにしていた。
【0003】そして一般にアイドラー側のクローラ(外
れ防止)ガイドは、より高いクローラの外れ防止機能を
もたせるために、その後端をアイドラー外周にできるだ
け近接させて取り付ける機構となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように、
クローラガイドがクローラ内に左右2個突出する芯金の
両側に転接する双輪からなる転輪内に前後方向に挿通さ
れるものでは、クローラ巻掛け後にクローラガイドを挿
入することは、転輪の前後のスペースが小さいために不
可能であるとともに、予めクローラガイドを走行フレー
ムに取り付けた状態でアイドラーをドライブホイル側に
移動させてクローラを取り付けようとすると、アイドラ
ーとクローラガイド端部が干渉するため、アジャスター
によるアイドラーの縮小移動が不可能であるという問題
がある。
【0005】このため従来はクローラガイドを転輪内に
予め挿入しただけの状態で保持してクローラ巻掛け作業
を行っており、この方法は、機体フレーム及び走行フレ
ームを縦方向にしてクローラ巻掛けを行う場合には多大
な労力を要し、特に走行フレームを縦型にしてクローラ
装着をするときは、落下の危険を伴っていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のクローラ仮止め機構は、クローラ12を巻
掛けるアイドラー4を走行フレーム3の端部にアジャス
ター31を介して前後移動調節自在に軸支し、該走行フ
レーム3のアイドラー4側端部に、上記クローラ12内
周に突出する左右の芯金36の両側よりクローラ12に
転接する下部転輪6,7と、芯金36間に前後方向に挿
通されるクローラ外れ防止用のクローラガイド11とを
取り付けたものにおいて、上記アジャスター31を縮小
移動させて行うクローラ巻掛け作業に際し、前記クロー
ラガイド11の端部がアイドラー4の外周に干渉しない
ようにクローラガイド11を予め移動させて走行フレー
ム3側に仮止めする仮止め部39b,40を走行フレー
ム3とクローラガイド11間に設けたことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】走行部にクローラ12を巻掛ける際には、アイ
ドラー4や多数の転輪6,7を走行フレーム3に取り付
けるとともに、クローラガイド11を転輪6,7内の芯
金36の突起36a,36a間に挿通し、クローラガイ
ド11の端部とアイドラー4の外周が干渉しない位置ま
でクローラガイド11を移動させて、39b,40にお
いてクローラガイド11を走行フレーム3側に付止め保
持せしめ、アジャスター31によってアイドラー4を転
輪6,7側に移動させた状態でクローラ12を巻掛け
る。該巻掛け完了後において、アジャスター31を伸展
させてアイドラー4によるクローラテンションの保持を
行った後、クローラガイド11を本来の位置に組み付け
る。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の機構を応用したコンバイン
を示し、機体1の前方に前処理装置2が設けられ、機体
フレーム23の下部の左右両側には走行フレーム3が前
後方向に設けられるとともに該走行フレーム3の前後端
には、ドライブホイール29とアイドラー4が、またそ
の間には図2に示すように多数の下部転輪6(2個のホ
イル6a,6aからなっている)及びこれと同形の最終
転輪7、上転輪24、可動転輪26がそれぞれ軸支され
ておりそのまわりにクローラ12が巻装されている。
【0009】前記走行フレーム3の後端には、アイドラ
ー軸30を支持するアジャスター31が取付けられ、該
アジャスター31はアイドラー軸30取付け用の軸ホル
ダ31aと、該軸ホルダ31aに前方向きに互いに平行
に突出する下部のスライド杆31b及び上部のスライド
ロッド31cとで構成されている。そしてスライド杆3
1bは走行フレーム3の後端にスライド自在に挿入さ
れ、スライドロッド31cは走行フレーム3の後部上方
に取り付けられたブラケット43に支持される軸受44
に前後スライド可能に挿入されている。上記軸受44の
前端にはナット41が固定され、前方よりネジ通しされ
るアジャスターボルト42によりスライドロッド31c
を後方に押しだして、クローラ12のテンション調節が
できる機構となっている。
【0010】上記アジャスター31用の軸受44(図
6)は、上下に2分割し上部を取り外し可能に構成し、
取付ボルト46と取付ナット47を緩めて上部軸受を取
り外し又は緩めることにより軸受44内に土や砂等が混
入してロッド31cが膠着状態となった場合の対応を容
易にすることができる。
【0011】前記クローラ12には、ドライブホイル2
9と係合してクローラ12の駆動を行わしめる左右2列
の突起36a,36aを有する芯金36が定間隔で多数
埋設され、図3に示すように下部転輪6が芯金36を左
右からガイドするように軸支されている。これは最終転
輪7も同様な構造になっている。又上記芯金36の間に
は、前後端が上向きに湾曲しているパイプ又は棒材等か
らなる所定長さのクローラガイド11が、クローラ外れ
防止用に前後方向に位置するように取り付けられてい
る。上記クローラガイド11は、図4に示すように走行
フレーム3の外側方に前後2カ所突出した取付ボス39
a,39bに対し、クローラガイド11の前後位置に上
向きに突設されて取付アーム27a,27bを介して座
金37とボルト38で取り付けられている。
【0012】また上記クローラガイド11の後端部は、
最終転輪7よりアイドラー4側に大きく突出しており、
アジャスター31を最深部まで挿入してアイドラー4が
前方位置にある状態(クローラ12の巻掛作業を行う状
態)では、側面視においてアイドラ4の外周と干渉しあ
う状態となる。前記クローラガイド11の後端側取付ア
ーム27bの取付穴25と、取付ボス39bのボルト穴
とは上下2カ所に設けられていて、取付アーム27b
は、上下2本のボルトで締付固定されるが、アジャスタ
ー31を最深部まで挿入縮小された状態では、アイドラ
4とクローラガイド11の後端とが干渉し合ってクロー
ラガイド11の取付が不可能である。
【0013】一方、クローラ12を走行フレーム3に着
装するには、ドライブホイル29、アイドラー4、転輪
6,7,24及びクローラガイド28,11を走行フレ
ーム3に取り付けた後、機体フレーム23及び走行フレ
ーム3を縦方向に吊り下げ又は縦置きした状態で、クロ
ーラ12の内周をドライブホイル29側より順次下方の
転輪に装着するが、この時アジャスター31を最深部ま
で縮小スライドさせてアイドラ4の軸位置を前方(組み
付時は、上方)に寄せる必要がある。
【0014】クローラ装着時における上記のようなアイ
ドラー4とクローラガイド11の干渉を防止するため、
本実施例では、クローラガイド11の後端側取付アーム
27aの後方に、さらに仮止めアーム40を突設し、該
仮止めアーム40を前述した取付ボス39bに予め仮止
め固定して、上記アイドラ4とクローラガイド11が当
接しない構成としている。この時クローラガイド11が
走向フレーム3に取付けられていれば、足りるので、前
方の取付アーム27aは仮止めされずフリーの状態でも
良い。そしてクローラガイド11が仮止めされれば足り
るので仮止めアーム40のボルト穴は、取付ボス39b
の下段のボルト穴に対応する1個のみで足りる。
【0015】上記のようにして走行フレーム3のまわり
にクローラ12を巻装した後、アジャスター31のアジ
ャスターボルト42をねじ込んでアイドラ4を後方にス
ライド移動させ、クローラのテンションを調節し、しか
る後にクローラガイド11を図5
【ロ】に示す正規位置に取付ける。この取付アーム27
bを取付ボス39bに対し上下2本のすべてのボルトに
より締着固定し、且つ前方の取付アーム27aも前方取
付ボス39aにボルトにより締付固定し、クローラガイ
ド11の取付を完了する。
【0016】機体フレーム23上の脱穀部5の右側方下
部には、図1,図7,図8に示すように、補助ステップ
16がピン17を介して外側に向って起伏回動自在に取
付けられており、補助ステップ16の後部には機体積荷
時のロープ18掛けを行う緊定用フック14が補助ステ
ップ16の裏面に沿って内側端側に突設されており、図
7に示すように補助ステップ16を使用状態に倒伏させ
たときのストッパをかねている。
【0017】また、機体フレーム23前方右側には、ナ
ローガイド22の後端を保持するホルダーを兼ねたフッ
ク19が付設され、機体をトラック等に積荷した際のロ
ープ掛け又は緊定用フック13の係合部となっている。
上記緊定用フック14は、図7で示すように補助ステッ
プ16を作業時倒した時には補助ステップ16のストッ
パとして動作し、補助ストッパ16を格納したときには
緊定フック14が下向きになりロープ18を引っ掛け得
る構造となっている。上記のホルダーを兼ねたフック1
9は、ナローガイド22を通して保持することと同時
に、緊定用フック13をホルダーを兼ねたフック19に
引っ掛け得る構造になっている。
【0018】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、アジャスターを縮小移動させてクローラの巻掛け作
業を行う際に、クローラガイドをアイドラーと干渉しな
い位置に移動させた状態で走行フレーム側に仮付けして
保持させられるので、クローラガイドがクローラの巻掛
け作業の妨げにならないだけでなく、頻雑さを伴うクロ
ーラ取付作業に集中でき、作業が組み付け治具を用いる
ことなく、安全且つ迅速に行える利点がある。
【0019】またクローラガイドの仮止めは最小限1本
のボルトで簡単に行うことが可能であるほか、クローラ
装着後はアジャスターを所定位置にセットした後に仮止
めを外してクローラガイドを水平移動させるだけで、本
付け組み立てが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】コンバイン走行部の側面図である。
【図3】図2のA−A拡大断面図である。
【図4】走行部後端の拡大部分平面図である。
【図5】走行部後端の拡大部分側面図である。
【図6】(A),(B)は、アジャスターのガイド部を
示す側面斜視図及び背面図である。
【図7】補助ステップ部分の背面図である。
【図8】補助ステップ部分の平面図である。
【図9】ナローガイドホルダー部の部分側面図である。
【図10】ナローガイドホルダー部の部分平面図であ
る。
【符号の説明】
3 走行フレーム 4 アイドラー 6,7 転輪 11 クローラガイド 12 クローラ 31 アジャスター 36 芯金 39b 取付ボス(仮止部) 40 取付アーム(仮止部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ(12)を巻掛けるアイドラー
    (4)を走行フレーム(3)の端部にアジャスター(3
    1)を介して前後移動調節自在に軸支し、該走行フレー
    ム(3)のアイドラー(4)側端部に、上記クローラ
    (12)内周に突出する芯金(36)の両側よりクロー
    ラ(12)に転接する下部転輪(6),(7)と、左右
    の芯金(36)間に前後方向に挿通されるクローラ外れ
    防止用のクローラガイド(11)とを取り付けたものに
    おいて、上記アジャスター(31)を縮小移動させて行
    うクローラ巻掛け作業に際し、前記クローラガイド(1
    1)の端部がアイドラー(4)の外周に干渉しないよう
    にクローラガイド(11)を予め移動させて走行フレー
    ム(3)側に仮止めする仮止め部(39b),(40)
    を走行フレーム(3)とクローラガイド(11)間に設
    けてなる作業車両用クローラガイドの仮止め機構。
JP19006394A 1994-07-19 1994-07-19 作業車両用クローラガイドの仮止め機構 Pending JPH0826152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19006394A JPH0826152A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 作業車両用クローラガイドの仮止め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19006394A JPH0826152A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 作業車両用クローラガイドの仮止め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0826152A true JPH0826152A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16251734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19006394A Pending JPH0826152A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 作業車両用クローラガイドの仮止め機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0826152A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6406065B1 (en) 1999-07-10 2002-06-18 Gat Gesellschaft Fur Antriebstechnik Mbh Rotary joint for alternating media

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6406065B1 (en) 1999-07-10 2002-06-18 Gat Gesellschaft Fur Antriebstechnik Mbh Rotary joint for alternating media

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3826390A (en) Rack for attachment to the top of a vehicle
JP2007116835A (ja) 架空地線張替工法および架空地線張替工法で使用される吊滑車装置
JPH0826152A (ja) 作業車両用クローラガイドの仮止め機構
EP0784559B1 (en) Vehicle wheel handling device
JP2000141306A (ja) チェーンソーのチェーン張り装置付きガイドバー
JP7178958B2 (ja) トラックフレーム着脱用治具
JP6475595B2 (ja) 自転車固定装置を備えた車両
JPH0958539A (ja) 無限軌道帯式走行装置
JPH0120228Y2 (ja)
JP2592850B2 (ja) 後二輪を有する車両のハブ取付け装置
JPH04133879A (ja) 装軌車両のゴム履帯
JP3509959B2 (ja) クローラ用アイドラーの仮止め装置
JP4271506B2 (ja) スペアタイヤの保持装置
JPH11217090A (ja) 移動農機のクローラ走行装置
JP4050388B2 (ja) クロ−ラ式走行部のクロ−ラ取り外し装置
JP2002211456A (ja) クローラ走行装置
JPS6240226B2 (ja)
JP2926379B2 (ja) ローラーコンベア
JP2009006859A (ja) クローラ式走行装置
JPH0726291U (ja) 移動農機の走行クロ−ラ脱着装置
JPS6040535Y2 (ja) 自動車の車軸利用線輪巻取装置
JPH065603Y2 (ja) シャシダイナモメータ用車両固定装置
JPH03235769A (ja) 建設機械のゴムクローラシュー装着治具及び離脱治具並にこれら治具の使用方法
JP3625119B2 (ja) クローラ走行装置
JPS6312068Y2 (ja)