JPH08261247A - 摩擦係合装置の動力伝達ドラム - Google Patents
摩擦係合装置の動力伝達ドラムInfo
- Publication number
- JPH08261247A JPH08261247A JP10289695A JP10289695A JPH08261247A JP H08261247 A JPH08261247 A JP H08261247A JP 10289695 A JP10289695 A JP 10289695A JP 10289695 A JP10289695 A JP 10289695A JP H08261247 A JPH08261247 A JP H08261247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power transmission
- outer ring
- transmission drum
- motive power
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数と組み付け工数の増加を防
き、コストダウンの図れる動力伝達ドラムを得る。 【構成】 ワンウェイクラッチを組み込んだ摩擦
係合装置であって、10は外輪、20は内輪、30はワ
ンウェイクラッチ、40はエンドベアリング、60は摩
擦材、70は動力伝達ドラム(図示の例ではクラッチド
ラム)、71は押圧ピストン、72はスプライン部、7
3は復帰ばね、74はドラム70の外輪との結合面であ
って、その一部はワンウェイクラッチの軸方向位置を規
制する突起70aが形成され、ワンウェイクラッチとの
幅寸法調整機能も持たせている。
き、コストダウンの図れる動力伝達ドラムを得る。 【構成】 ワンウェイクラッチを組み込んだ摩擦
係合装置であって、10は外輪、20は内輪、30はワ
ンウェイクラッチ、40はエンドベアリング、60は摩
擦材、70は動力伝達ドラム(図示の例ではクラッチド
ラム)、71は押圧ピストン、72はスプライン部、7
3は復帰ばね、74はドラム70の外輪との結合面であ
って、その一部はワンウェイクラッチの軸方向位置を規
制する突起70aが形成され、ワンウェイクラッチとの
幅寸法調整機能も持たせている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機内で動力
を伝達する動力伝達ドラムに関する。
を伝達する動力伝達ドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、ワンウェイクラッチを組み込ん
だ自動変速装置の構成の説明図であって、10は外輪、
20は内輪、30はワンウェイクラッチ、40はエンド
ベアリング、55はブシュ、60は湿式クラッチの摩擦
材、70は動力伝達ドラム(図示の例ではクラッチドラ
ムになる。)、71は摩擦材押圧用のピストン、72は
クラッチドラムのスプライン部、73はピストン復帰用
のばね、74は動力伝達ドラム70の外輪との接合面を
夫々示す。なお、クラッチ、ワンウェイクラッチ等は、
周知技術であるので、詳細な説明は省略し、クラッチの
図示も簡単にするため相手側については、省略した図と
なっている。
だ自動変速装置の構成の説明図であって、10は外輪、
20は内輪、30はワンウェイクラッチ、40はエンド
ベアリング、55はブシュ、60は湿式クラッチの摩擦
材、70は動力伝達ドラム(図示の例ではクラッチドラ
ムになる。)、71は摩擦材押圧用のピストン、72は
クラッチドラムのスプライン部、73はピストン復帰用
のばね、74は動力伝達ドラム70の外輪との接合面を
夫々示す。なお、クラッチ、ワンウェイクラッチ等は、
周知技術であるので、詳細な説明は省略し、クラッチの
図示も簡単にするため相手側については、省略した図と
なっている。
【0003】
【解決すべき問題点】最近のようにエンジンが高出力化
してきて、ワンウェイクラッチが内、外輪の間で高負荷
での噛み合いが繰り返されると、ワンウェイクラッチの
疲労寿命よりも内、外輪の疲労寿命が問題となる場合が
多く、内、外輪の剛性の上昇が必要とされる。しかし、
例えば外輪においては径方向に自由度がない場合に幅寸
法を増して剛性を上げている。そのときは、外輪の幅が
ワンウェイクラッチの最適取付幅を超過した部分に、図
2に示すようにスペーサ90を入れて調整している。し
かしながら、幅寸法調整のためにスペーサを入れる手段
は、部品点数及び組み付け工数の増加により、コスト面
で不利となることは免れないという問題点があった。
してきて、ワンウェイクラッチが内、外輪の間で高負荷
での噛み合いが繰り返されると、ワンウェイクラッチの
疲労寿命よりも内、外輪の疲労寿命が問題となる場合が
多く、内、外輪の剛性の上昇が必要とされる。しかし、
例えば外輪においては径方向に自由度がない場合に幅寸
法を増して剛性を上げている。そのときは、外輪の幅が
ワンウェイクラッチの最適取付幅を超過した部分に、図
2に示すようにスペーサ90を入れて調整している。し
かしながら、幅寸法調整のためにスペーサを入れる手段
は、部品点数及び組み付け工数の増加により、コスト面
で不利となることは免れないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の欠点
を解消するために、ワンウェイクラッチの外輪と結合さ
れているような摩擦係合装置の動力伝達ドラムにおい
て、動力伝達ドラムの外輪と結合する面の一部にワンウ
ェイクラッチの軸方向位置を規制するための突起が形成
されていることを特徴とする摩擦係合装置の動力伝達ド
ラムを得たものである。
を解消するために、ワンウェイクラッチの外輪と結合さ
れているような摩擦係合装置の動力伝達ドラムにおい
て、動力伝達ドラムの外輪と結合する面の一部にワンウ
ェイクラッチの軸方向位置を規制するための突起が形成
されていることを特徴とする摩擦係合装置の動力伝達ド
ラムを得たものである。
【0005】
【実施例】図1はこの発明の動力伝達ドラムを含む摩擦
係合装置の、図2と同様な説明図であって、図2と同じ
符号は、同じ部分を表している。この発明の動力伝達ド
ラムでは、従来の例にみられたスペーサ(図2に符号9
0で示されている。)を廃し、動力伝達ドラム70の外
輪10との結合面74の一部に剛性の強化のため幅の広
くなっている外輪10との幅寸法調整に必要な分だけ突
出させた突起70aを形成して、ワンウェイクラッチの
軸方向の位置決めを行っている。このようにこの発明の
動力伝達ドラムでは、スペーサを廃して、動力伝達ドラ
ムに突起を設けることにより、幅寸法調整機能を既存構
成部品に持たせたので、従来の装置の欠点であった部品
点数や組み付け工数の増加を防ぐことができた。
係合装置の、図2と同様な説明図であって、図2と同じ
符号は、同じ部分を表している。この発明の動力伝達ド
ラムでは、従来の例にみられたスペーサ(図2に符号9
0で示されている。)を廃し、動力伝達ドラム70の外
輪10との結合面74の一部に剛性の強化のため幅の広
くなっている外輪10との幅寸法調整に必要な分だけ突
出させた突起70aを形成して、ワンウェイクラッチの
軸方向の位置決めを行っている。このようにこの発明の
動力伝達ドラムでは、スペーサを廃して、動力伝達ドラ
ムに突起を設けることにより、幅寸法調整機能を既存構
成部品に持たせたので、従来の装置の欠点であった部品
点数や組み付け工数の増加を防ぐことができた。
【0006】
【効果】この発明の摩擦係合装置の動力伝達ドラムは、
スペーサを廃して既存部品に幅寸法調整機能を持たせた
ことから、部品点数及び組み付け工数の削減により、コ
ストダウンが可能となる効果を有するものである。
スペーサを廃して既存部品に幅寸法調整機能を持たせた
ことから、部品点数及び組み付け工数の削減により、コ
ストダウンが可能となる効果を有するものである。
【図1】この発明の摩擦係合装置の説明図。
【図2】従来の摩擦係合装置の説明図。
10 外輪 20 内輪 30 ワンウェイクラッチ 40 エンドベアリング 55 ブシュ 60 摩擦材 70 動力伝達ドラム 70a 突起 71 押圧ピストン 72 スプライン部 73 復帰ばね 74 結合面 80 止め輪
Claims (1)
- 【請求項1】 遊星歯車装置、湿式クラッチ、湿式ブレ
ーキなどの変速に必要な変速機構が動力伝達ドラム内に
設けられ、かつ、動力伝達ドラムは一方に動力を伝達す
るワンウェイクラッチの外輪と結合されているような摩
擦係合装置の動力伝達ドラムにおいて、 動力伝達ドラムの外輪と結合する面の一部にワンウェイ
クラッチの軸方向位置を規制するための突起が形成され
ていることを特徴とする摩擦係合装置の動力伝達ドラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289695A JPH08261247A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 摩擦係合装置の動力伝達ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289695A JPH08261247A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 摩擦係合装置の動力伝達ドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261247A true JPH08261247A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14339630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10289695A Pending JPH08261247A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 摩擦係合装置の動力伝達ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08261247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100391630B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2003-07-12 | 현대자동차주식회사 | 클러치 리테이너구조 |
JP2006200659A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nsk Warner Kk | 多板式摩擦係合装置及び多板式摩擦係合装置用ブッシュ |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP10289695A patent/JPH08261247A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100391630B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2003-07-12 | 현대자동차주식회사 | 클러치 리테이너구조 |
JP2006200659A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nsk Warner Kk | 多板式摩擦係合装置及び多板式摩擦係合装置用ブッシュ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041203 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |