JPH0826115A - 踏切監視装置 - Google Patents
踏切監視装置Info
- Publication number
- JPH0826115A JPH0826115A JP16082494A JP16082494A JPH0826115A JP H0826115 A JPH0826115 A JP H0826115A JP 16082494 A JP16082494 A JP 16082494A JP 16082494 A JP16082494 A JP 16082494A JP H0826115 A JPH0826115 A JP H0826115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external force
- storage
- railroad crossing
- monitoring device
- crossing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Image Input (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮断機が作動しているにもかかわらず、踏切
へ進入する車両や人を含む映像情報を、煩雑な操作を行
わずとも確実、且つ、容易に記憶することができ、しか
も、迅速な再生に資する経済性に富んだ踏切監視装置を
提供する。 【構成】 踏切への進入体を撮影する撮像手段１と、前
記撮像手段１により撮影された映像情報を記憶する記憶
手段４と、遮断機２に付勢された外力を検出する外力検
出手段３とを備え、前記記憶手段４を、一定容量の記憶
媒体５に一定時間の記憶を連続的に更新するＦＩＦＯ型
で構成して、前記外力検出手段３による外力の検出時か
ら所定時間後に前記記憶手段４の記憶動作を停止する記
憶制御手段７を設ける。
へ進入する車両や人を含む映像情報を、煩雑な操作を行
わずとも確実、且つ、容易に記憶することができ、しか
も、迅速な再生に資する経済性に富んだ踏切監視装置を
提供する。 【構成】 踏切への進入体を撮影する撮像手段１と、前
記撮像手段１により撮影された映像情報を記憶する記憶
手段４と、遮断機２に付勢された外力を検出する外力検
出手段３とを備え、前記記憶手段４を、一定容量の記憶
媒体５に一定時間の記憶を連続的に更新するＦＩＦＯ型
で構成して、前記外力検出手段３による外力の検出時か
ら所定時間後に前記記憶手段４の記憶動作を停止する記
憶制御手段７を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遮断機が作動している
にもかかわらずに踏切へ進入する車両又は人の進入体の
有無を監視する踏切監視装置に関する。
にもかかわらずに踏切へ進入する車両又は人の進入体の
有無を監視する踏切監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】遮断機が作動しているにもかかわらず、
踏切へ進入する車両や人の数は量り知れず、これにより
多くの事故が発生している。そのため、かかる車両や人
を監視することにより事故発生の事前回避（予防）を図
り、且つ、必要な場合には証拠資料として保存すべく、
従来、踏切への進入体を撮影する撮像手段と、その撮像
手段による映像情報を記録するＶＴＲ装置を用いた記録
手段とを設け、前記記録手段の記録動作の起動又は停
止、記録媒体（ビデオテープ）の交換等を監視員の手動
操作により行い、常時、踏切の交通状態を記憶する踏切
監視装置があった。
踏切へ進入する車両や人の数は量り知れず、これにより
多くの事故が発生している。そのため、かかる車両や人
を監視することにより事故発生の事前回避（予防）を図
り、且つ、必要な場合には証拠資料として保存すべく、
従来、踏切への進入体を撮影する撮像手段と、その撮像
手段による映像情報を記録するＶＴＲ装置を用いた記録
手段とを設け、前記記録手段の記録動作の起動又は停
止、記録媒体（ビデオテープ）の交換等を監視員の手動
操作により行い、常時、踏切の交通状態を記憶する踏切
監視装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した踏切
監視装置では、記録手段における記録媒体（上述の例で
はビデオテープをいう）の記憶容量が有限であり、前記
撮像手段により撮影された映像情報を全て記憶するには
膨大な量の記録媒体が必要となるばかりか、記録媒体の
頻繁な入替作業は手間がかかるものであり、又、シーケ
ンシャルに記録されている再生画像を目視検査して所望
の映像を得る迄には相当の手間と時間がかかることにな
る。
監視装置では、記録手段における記録媒体（上述の例で
はビデオテープをいう）の記憶容量が有限であり、前記
撮像手段により撮影された映像情報を全て記憶するには
膨大な量の記録媒体が必要となるばかりか、記録媒体の
頻繁な入替作業は手間がかかるものであり、又、シーケ
ンシャルに記録されている再生画像を目視検査して所望
の映像を得る迄には相当の手間と時間がかかることにな
る。
【０００４】そこで、必要な映像情報のみを記録するこ
とにして、記録すべき容量の低減を図ることが考えられ
るが、そのために監視員が映像情報をモニターして手動
操作するのは、そもそも監視員の負担軽減という目的に
反することになり好ましくない。本発明の目的は上述し
た従来欠点を解消する点にある。
とにして、記録すべき容量の低減を図ることが考えられ
るが、そのために監視員が映像情報をモニターして手動
操作するのは、そもそも監視員の負担軽減という目的に
反することになり好ましくない。本発明の目的は上述し
た従来欠点を解消する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明による踏切監視装置の特徴構成は、踏切への進入
体を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影され
た映像情報を記憶する記憶手段と、遮断機に付勢された
外力を検出する外力検出手段とを備え、前記記憶手段
を、一定容量の記憶媒体に一定時間の記憶を連続的に更
新するＦＩＦＯ型で構成して、前記外力検出手段による
外力の検出時から所定時間後に前記記憶手段の記憶動作
を停止する記憶制御手段を設けてある点にある。
本発明による踏切監視装置の特徴構成は、踏切への進入
体を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影され
た映像情報を記憶する記憶手段と、遮断機に付勢された
外力を検出する外力検出手段とを備え、前記記憶手段
を、一定容量の記憶媒体に一定時間の記憶を連続的に更
新するＦＩＦＯ型で構成して、前記外力検出手段による
外力の検出時から所定時間後に前記記憶手段の記憶動作
を停止する記憶制御手段を設けてある点にある。
【０００６】上述の構成において、前記外力検出手段
が、前記遮断機に取り付けた衝撃センサであることが好
ましい。
が、前記遮断機に取り付けた衝撃センサであることが好
ましい。
【０００７】さらには、前記外力検出手段が、前記撮像
手段により撮影された遮断機の動きを検出する画像処理
手段であることが好ましい。
手段により撮影された遮断機の動きを検出する画像処理
手段であることが好ましい。
【０００８】
【作用】撮像手段により撮影された踏切への進入体を含
む映像情報は、一定容量の記憶媒体に一定時間の記憶を
連続的に更新するＦＩＦＯ型で構成された記憶手段、例
えば、エンドレスの磁気テープやＦＩＦＯ式の半導体メ
モリ等に記憶されるので、現時点から一定時間前迄の映
像情報のみが常時記憶されることになる。記憶制御手段
を、外力検出手段により遮断機に付勢された外力が検出
された時から所定時間後に、前記記憶手段による記憶動
作を停止するように構成してあるので、記憶媒体には、
遮断機に外力が付勢された時刻の前後の映像情報が記憶
されることが可能となり、遮断機が作動しているにもか
かわらずに踏切へ進入する車両又は人の進入体を確実に
映像情報として記憶することができるのである。
む映像情報は、一定容量の記憶媒体に一定時間の記憶を
連続的に更新するＦＩＦＯ型で構成された記憶手段、例
えば、エンドレスの磁気テープやＦＩＦＯ式の半導体メ
モリ等に記憶されるので、現時点から一定時間前迄の映
像情報のみが常時記憶されることになる。記憶制御手段
を、外力検出手段により遮断機に付勢された外力が検出
された時から所定時間後に、前記記憶手段による記憶動
作を停止するように構成してあるので、記憶媒体には、
遮断機に外力が付勢された時刻の前後の映像情報が記憶
されることが可能となり、遮断機が作動しているにもか
かわらずに踏切へ進入する車両又は人の進入体を確実に
映像情報として記憶することができるのである。
【０００９】上述の構成において、前記外力検出手段
を、前記遮断機に取り付けた衝撃センサとすることによ
り、車両や人といった進入体が遮断機を押し退けて進入
する場合に生じる衝撃のみに感応するようになり、それ
以外の外力、例えば、風等による外力による誤動作の発
生を防止することができるのである。
を、前記遮断機に取り付けた衝撃センサとすることによ
り、車両や人といった進入体が遮断機を押し退けて進入
する場合に生じる衝撃のみに感応するようになり、それ
以外の外力、例えば、風等による外力による誤動作の発
生を防止することができるのである。
【００１０】さらには、前記外力検出手段を、例えば、
映像情報に含まれる遮断機の位置の所定範囲を逸脱する
変動を認識して外力が加わったと検出するように、前記
撮像手段により撮影された遮断機の動きを検出する画像
処理手段とすることもできるのである。
映像情報に含まれる遮断機の位置の所定範囲を逸脱する
変動を認識して外力が加わったと検出するように、前記
撮像手段により撮影された遮断機の動きを検出する画像
処理手段とすることもできるのである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、煩雑な操作を行わずと
も所望の映像情報（遮断機が作動しているにもかかわら
ず、踏切へ進入する車両や人を含む映像情報）のみを記
憶することができ、しかも、迅速な再生に資する踏切監
視装置を提供することができるようになった。
も所望の映像情報（遮断機が作動しているにもかかわら
ず、踏切へ進入する車両や人を含む映像情報）のみを記
憶することができ、しかも、迅速な再生に資する踏切監
視装置を提供することができるようになった。
【００１２】特に、外力検出手段を、前記遮断機に取り
付けた衝撃センサとすることにより、誤動作を防止して
信頼性を向上できる踏切監視装置を提供できるようにな
った。
付けた衝撃センサとすることにより、誤動作を防止して
信頼性を向上できる踏切監視装置を提供できるようにな
った。
【００１３】さらに、外力検出手段を、撮像手段により
撮影された遮断機の動きを検出する画像処理手段とすれ
ば、撮像手段による映像情報を有効に活用して、他のセ
ンサの使用を省略できるので、機構が簡単で、且つ、踏
切への取り付けが容易で経済的な踏切監視装置を提供で
きるようになった。
撮影された遮断機の動きを検出する画像処理手段とすれ
ば、撮像手段による映像情報を有効に活用して、他のセ
ンサの使用を省略できるので、機構が簡単で、且つ、踏
切への取り付けが容易で経済的な踏切監視装置を提供で
きるようになった。
【００１４】
【実施例】以下に実施例を説明する。踏切監視装置は、
図１（イ），（ロ）、及び図２に示すように、踏切への
進入体を撮影する撮像手段１と、前記撮像手段１により
撮影された映像情報を記憶する記憶手段４と、制御手段
６と、遮断機２に付勢された外力を検出する外力検出手
段３とを備え、前記記憶手段４を、一定容量の記憶媒体
５に一定時間の記憶を連続的に更新するＦＩＦＯ型で構
成して、前記外力検出手段３による外力の検出時から所
定時間後に前記記憶手段４の記憶動作を停止する記憶制
御手段７を設けて構成してある。
図１（イ），（ロ）、及び図２に示すように、踏切への
進入体を撮影する撮像手段１と、前記撮像手段１により
撮影された映像情報を記憶する記憶手段４と、制御手段
６と、遮断機２に付勢された外力を検出する外力検出手
段３とを備え、前記記憶手段４を、一定容量の記憶媒体
５に一定時間の記憶を連続的に更新するＦＩＦＯ型で構
成して、前記外力検出手段３による外力の検出時から所
定時間後に前記記憶手段４の記憶動作を停止する記憶制
御手段７を設けて構成してある。
【００１５】前記撮像手段１は、広角レンズを備えたカ
ラーＣＣＤビデオカメラで構成して、踏切の一端側から
他端側を臨む姿勢でそれぞれの遮断機２の側方に配置し
てあり、以て、遮断機が作動しているにもかかわらずに
踏切へ進入する車両又は人といった進入体を撮影する。
ラーＣＣＤビデオカメラで構成して、踏切の一端側から
他端側を臨む姿勢でそれぞれの遮断機２の側方に配置し
てあり、以て、遮断機が作動しているにもかかわらずに
踏切へ進入する車両又は人といった進入体を撮影する。
【００１６】前記記憶手段４は、ＦＩＦＯ方式（先入れ
先出し方式）の半導体メモリを記憶媒体５として使用
し、記憶制御手段７からの制御信号により前記記憶媒体
５への映像情報の書き込み動作が制御される。
先出し方式）の半導体メモリを記憶媒体５として使用
し、記憶制御手段７からの制御信号により前記記憶媒体
５への映像情報の書き込み動作が制御される。
【００１７】前記外力検出手段３は、前記遮断機２のポ
ール２ａに取り付けた加速度センサ３ａと、該センサ３
ａの出力を電気信号に変換する変換器３ｂと弁別機能を
有する増幅器３ｃとで構成してあり、前記ポール２ａに
一定値以上の衝撃が加えられた場合に前記増幅器３ｃか
ら信号が出力される。
ール２ａに取り付けた加速度センサ３ａと、該センサ３
ａの出力を電気信号に変換する変換器３ｂと弁別機能を
有する増幅器３ｃとで構成してあり、前記ポール２ａに
一定値以上の衝撃が加えられた場合に前記増幅器３ｃか
ら信号が出力される。
【００１８】前記制御手段６は、前記撮像手段１からの
映像情報をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路６ａ
と、Ａ／Ｄ変換された信号を圧縮する符号化回路６ｂ
と、前記外力検出手段３の出力及び前記遮断機２の状態
信号を入力し、それらの値に応じて前記符号化回路６ｂ
により符号化された映像情報を前記記憶手段４に書き込
むべく制御信号を出力するマイクロコンピュータでなる
記憶制御手段７と、前記記憶手段４に格納された映像情
報を再生して出力する復号化回路６ｃと、復号化された
信号をアナログの映像信号に変換するＤ／Ａ変換回路６
ｄ等で構成してある。
映像情報をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路６ａ
と、Ａ／Ｄ変換された信号を圧縮する符号化回路６ｂ
と、前記外力検出手段３の出力及び前記遮断機２の状態
信号を入力し、それらの値に応じて前記符号化回路６ｂ
により符号化された映像情報を前記記憶手段４に書き込
むべく制御信号を出力するマイクロコンピュータでなる
記憶制御手段７と、前記記憶手段４に格納された映像情
報を再生して出力する復号化回路６ｃと、復号化された
信号をアナログの映像信号に変換するＤ／Ａ変換回路６
ｄ等で構成してある。
【００１９】以下に、図３に示すフローチャートに基づ
いて、前記記憶制御手段７の動作について説明する。撮
影開始スイッチ８の入力を検出すると、前記撮像手段１
による撮影を開始する制御信号を出力するとともに、前
記符号化回路６ｂで圧縮された後の映像信号を前記記憶
手段４に転送して記憶させる制御信号を出力する。
いて、前記記憶制御手段７の動作について説明する。撮
影開始スイッチ８の入力を検出すると、前記撮像手段１
による撮影を開始する制御信号を出力するとともに、前
記符号化回路６ｂで圧縮された後の映像信号を前記記憶
手段４に転送して記憶させる制御信号を出力する。
【００２０】前記遮断機２の状態信号により遮断機２が
下りている、つまり、踏切の通行が遮断されていると判
断される場合に、前記外力検出手段３から前記遮断機２
へ衝撃が加わった旨の信号が入力されたとき、例えば、
車両が遮断機２を突っ切って踏切内に進入しようとした
ようなときには、前記記憶手段４による画像信号の停止
を要求するタイマーＴをセットする。
下りている、つまり、踏切の通行が遮断されていると判
断される場合に、前記外力検出手段３から前記遮断機２
へ衝撃が加わった旨の信号が入力されたとき、例えば、
車両が遮断機２を突っ切って踏切内に進入しようとした
ようなときには、前記記憶手段４による画像信号の停止
を要求するタイマーＴをセットする。
【００２１】タイマーＴがカウントアップすると、前記
記憶手段４への制御信号の論理を反転させて記憶動作を
停止させる。ここに、前記記憶手段４の記憶媒体の容量
は、圧縮後の映像データに換算して３０秒程度の時間の
データを格納できる程度に設定し、前記タイマーＴの値
を１５秒に設定すると、例えば、車両が遮断機２を突っ
切る前後の１５秒の映像データは格納され、保持される
ことになる。
記憶手段４への制御信号の論理を反転させて記憶動作を
停止させる。ここに、前記記憶手段４の記憶媒体の容量
は、圧縮後の映像データに換算して３０秒程度の時間の
データを格納できる程度に設定し、前記タイマーＴの値
を１５秒に設定すると、例えば、車両が遮断機２を突っ
切る前後の１５秒の映像データは格納され、保持される
ことになる。
【００２２】その後、前記記憶手段４に格納された映像
データは、復号化回路６ｃ、Ｄ／Ａ変換回路６ｄを介し
て出力することにより可視画像として再生することによ
り、いかなる車両、人が踏切内に進入したかが判明する
のである。
データは、復号化回路６ｃ、Ｄ／Ａ変換回路６ｄを介し
て出力することにより可視画像として再生することによ
り、いかなる車両、人が踏切内に進入したかが判明する
のである。
【００２３】以下に本発明の別実施例を説明する。記憶
手段の容量は、映像情報を保存すべき時間は、３０秒に
限定するものではなく任意であり、そのための記憶媒体
の容量も特に限定するものではなく適宜設定すればよ
い。その際に、映像情報の全フレーム（ＮＴＳＣ方式で
は１秒当たり３０フレーム）を記憶する必要はなく、適
当に間引きすることにより記憶容量をさらに小さく設定
することもできる。
手段の容量は、映像情報を保存すべき時間は、３０秒に
限定するものではなく任意であり、そのための記憶媒体
の容量も特に限定するものではなく適宜設定すればよ
い。その際に、映像情報の全フレーム（ＮＴＳＣ方式で
は１秒当たり３０フレーム）を記憶する必要はなく、適
当に間引きすることにより記憶容量をさらに小さく設定
することもできる。
【００２４】先の実施例では、撮像手段１として、カラ
ーＣＣＤカメラを用いたものを説明したが、カラーに限
定するものやＣＣＤカメラに限定するものではなく、任
意の撮像装置を用いることができる。又、撮像手段１に
時計機能を有する計時回路を持たせるとともに、映像情
報に時刻データを付加する時刻データ合成回路を組み込
むことにより信頼性を高めることもできる。さらに、記
憶手段４による画像信号の停止を要求するタイマーＴの
値は１５秒に限定するものではなく、適宜設定すること
ができる。
ーＣＣＤカメラを用いたものを説明したが、カラーに限
定するものやＣＣＤカメラに限定するものではなく、任
意の撮像装置を用いることができる。又、撮像手段１に
時計機能を有する計時回路を持たせるとともに、映像情
報に時刻データを付加する時刻データ合成回路を組み込
むことにより信頼性を高めることもできる。さらに、記
憶手段４による画像信号の停止を要求するタイマーＴの
値は１５秒に限定するものではなく、適宜設定すること
ができる。
【００２５】先の実施例では、撮像手段１と符号化回路
等の周辺回路の全てを遮断機２の側方に配置するものを
説明したが、遮断機２の側方には撮像手段１のみを配置
して、映像データを、最寄りの監視所等に配置した周辺
回路に信号ケーブル、又は無線送信により伝送するよう
に構成してもよい。
等の周辺回路の全てを遮断機２の側方に配置するものを
説明したが、遮断機２の側方には撮像手段１のみを配置
して、映像データを、最寄りの監視所等に配置した周辺
回路に信号ケーブル、又は無線送信により伝送するよう
に構成してもよい。
【００２６】又、撮像手段１を遮断機２の側方に配置す
るものに限定するものではなく、踏切への進入体を撮影
できる位置であればどのような位置に配置してもよく、
その配置位置は踏切内であってもよい。
るものに限定するものではなく、踏切への進入体を撮影
できる位置であればどのような位置に配置してもよく、
その配置位置は踏切内であってもよい。
【００２７】先の実施例では、一定時間の記憶を連続的
に更新するＦＩＦＯ型の記憶媒体として半導体メモリを
用いたものを説明したが、これに限定するものではな
く、他の記憶媒体であってもよい。例えば、記憶手段を
ＶＴＲで構成し、一定時間の映像信号を反復記憶するエ
ンドレステープを記憶媒体に用いてもよい。
に更新するＦＩＦＯ型の記憶媒体として半導体メモリを
用いたものを説明したが、これに限定するものではな
く、他の記憶媒体であってもよい。例えば、記憶手段を
ＶＴＲで構成し、一定時間の映像信号を反復記憶するエ
ンドレステープを記憶媒体に用いてもよい。
【００２８】先の実施例では、外力検出手段に衝撃セン
サを用い、ポールに取り付けるものを説明したが、これ
に限定するものではなく、ポールを支えるアームや支柱
に取り付けてもよい。衝撃センサとしては、加速度セン
サ以外に圧電センサ等他の衝撃検出センサを用いること
もできる。外力検出手段としては、他に衝撃音を検出す
る音声検出手段等を用いることも可能であり、さらに
は、撮像手段により撮影された遮断機の動きを検出する
画像処理手段で構成すれば、別途の衝撃検出センサ等を
設ける必要がない。例えば、映像情報中に存在する遮断
機のポールをその色（黒色と黄色の縞模様）や形状等に
基づいて識別する識別回路と、識別回路により認識され
たポールの位置の移動を判別する判別回路とで構成し、
通常の遮断状態におけるポールの位置が不自然に移動し
た場合に衝撃により移動したと判別するのである。
サを用い、ポールに取り付けるものを説明したが、これ
に限定するものではなく、ポールを支えるアームや支柱
に取り付けてもよい。衝撃センサとしては、加速度セン
サ以外に圧電センサ等他の衝撃検出センサを用いること
もできる。外力検出手段としては、他に衝撃音を検出す
る音声検出手段等を用いることも可能であり、さらに
は、撮像手段により撮影された遮断機の動きを検出する
画像処理手段で構成すれば、別途の衝撃検出センサ等を
設ける必要がない。例えば、映像情報中に存在する遮断
機のポールをその色（黒色と黄色の縞模様）や形状等に
基づいて識別する識別回路と、識別回路により認識され
たポールの位置の移動を判別する判別回路とで構成し、
通常の遮断状態におけるポールの位置が不自然に移動し
た場合に衝撃により移動したと判別するのである。
【００２９】先の実施例では、記憶制御手段による遮断
機の衝撃の有無を、遮断機の状態信号が遮断状態となる
時期に判別するものを説明したが、これに限定するもの
ではなく、遮断機の状態信号を入力せずに、常時判別す
るように構成してもよい。
機の衝撃の有無を、遮断機の状態信号が遮断状態となる
時期に判別するものを説明したが、これに限定するもの
ではなく、遮断機の状態信号を入力せずに、常時判別す
るように構成してもよい。
【００３０】符号化手段、復号化手段における符号化復
号化方式はとくに限定するものではなく、例えば、ＭＰ
ＥＧ方式を用いるもの等適宜採用すればよい。ＭＰＥＧ
方式の圧縮を行う処理回路であれば、撮像手段１から送
られた全映像データから所定間隔で特定の映像データを
抽出する選択回路（例えば、１秒間に３０フレームのデ
ータから５フレーム毎に１フレーム抽出して、１秒間に
６フレーム選択する）と、抽出された各フレームの画素
データを複数ブロックに分割してブロック毎に直交変換
（離散コサイン変換）する変換回路、変換後のデータを
量子化する量子化回路、量子化されたデータを符号化す
る符号化回路等を設けて構成できる。又、映像情報に加
えて、踏切に集音マイクを設けて音声データをも付加し
て記憶するものであってもよい。
号化方式はとくに限定するものではなく、例えば、ＭＰ
ＥＧ方式を用いるもの等適宜採用すればよい。ＭＰＥＧ
方式の圧縮を行う処理回路であれば、撮像手段１から送
られた全映像データから所定間隔で特定の映像データを
抽出する選択回路（例えば、１秒間に３０フレームのデ
ータから５フレーム毎に１フレーム抽出して、１秒間に
６フレーム選択する）と、抽出された各フレームの画素
データを複数ブロックに分割してブロック毎に直交変換
（離散コサイン変換）する変換回路、変換後のデータを
量子化する量子化回路、量子化されたデータを符号化す
る符号化回路等を設けて構成できる。又、映像情報に加
えて、踏切に集音マイクを設けて音声データをも付加し
て記憶するものであってもよい。
【００３１】本発明による踏切監視装置で進入体が検出
された場合に、鉄道の管理システムにその旨の信号を入
力して警報を発したり、非常停止信号を出力するように
構成することもできる。
された場合に、鉄道の管理システムにその旨の信号を入
力して警報を発したり、非常停止信号を出力するように
構成することもできる。
【００３２】尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】踏切監視装置の設置状況の説明図
【図２】要部の回路ブロック構成図
【図３】フローチャート
１ 撮像手段 ２ 遮断機 ３ 外力検出手段 ４ 記憶手段 ５ 記憶媒体 ７ 記憶制御手段
Claims (3)
- 【請求項１】 踏切への進入体を撮影する撮像手段
（１）と、前記撮像手段（１）により撮影された映像情
報を記憶する記憶手段（４）と、遮断機（２）に付勢さ
れた外力を検出する外力検出手段（３）とを備え、 前記記憶手段（４）を、一定容量の記憶媒体（５）に一
定時間の記憶を連続的に更新するＦＩＦＯ型で構成し
て、前記外力検出手段（３）による外力の検出時から所
定時間後に前記記憶手段（４）の記憶動作を停止する記
憶制御手段（７）を設けてある踏切監視装置。 - 【請求項２】 前記外力検出手段（３）が、前記遮断機
（２）に取り付けた衝撃センサ（３ａ）である請求項１
記載の踏切監視装置。 - 【請求項３】 前記外力検出手段（３）が、前記撮像手
段（１）により撮影された遮断機（２）の動きを検出す
る画像処理手段（８）である請求項１記載の踏切監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16082494A JPH0826115A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 踏切監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16082494A JPH0826115A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 踏切監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826115A true JPH0826115A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15723209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16082494A Pending JPH0826115A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 踏切監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826115A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0976640A2 (fr) * | 1998-07-30 | 2000-02-02 | Alstom France SA | Système anti-collision pour passage à niveau |
| JP2001346160A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | 移動体の撮影方法および撮影装置と撮影監視システム |
| CN101949977A (zh) * | 2010-06-02 | 2011-01-19 | 华南理工大学 | 基于盲源分离的铁路移频信号抗干扰装置及方法 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP16082494A patent/JPH0826115A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0976640A2 (fr) * | 1998-07-30 | 2000-02-02 | Alstom France SA | Système anti-collision pour passage à niveau |
| FR2781744A1 (fr) * | 1998-07-30 | 2000-02-04 | Alstom Technology | Systeme anti-collision pour passage a niveau |
| EP0976640A3 (fr) * | 1998-07-30 | 2000-02-23 | Alstom France SA | Système anti-collision pour passage à niveau |
| JP2001346160A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | 移動体の撮影方法および撮影装置と撮影監視システム |
| CN101949977A (zh) * | 2010-06-02 | 2011-01-19 | 华南理工大学 | 基于盲源分离的铁路移频信号抗干扰装置及方法 |
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