JPH08261084A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

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JPH08261084A
JPH08261084A JP7061310A JP6131095A JPH08261084A JP H08261084 A JPH08261084 A JP H08261084A JP 7061310 A JP7061310 A JP 7061310A JP 6131095 A JP6131095 A JP 6131095A JP H08261084 A JPH08261084 A JP H08261084A
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pump
filter
return
tank
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JP7061310A
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Masao Yonekawa
正夫 米川
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
    • F02M37/10Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/22Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
    • F02M37/32Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
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    • F02M37/32Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料中のダスト除去能力の向上と燃料ポンプ
の冷却性向上とを共に実現する。 【構成】 燃料配管24のうちの燃料フィルタ25の下
流側部分に分岐継手30を設け、この分岐継手30に、
燃料フィルタ25を通過した燃料の一部を燃料タンク2
1内に戻す戻し配管31を接続し、この戻し配管31の
先端部を燃料タンク21の底部まで延長する。分岐継手
30には、戻し配管31に流入する燃料流量を制限する
絞り部を形成する。燃料フィルタ25を通過した燃料の
一部を戻し配管31を通して燃料タンク21内に戻すこ
とで、燃料タンク21内の燃料を燃料フィルタ25で繰
り返し濾過して、燃料中のダスト除去能力を高めると共
に、燃料ポンプ22内を通過する燃料を増加させて、燃
料ポンプ22の冷却性を高め、ベーパ発生を防ぐ共に、
燃料ポンプ22の耐久性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプからインジ
ェクタへ供給される燃料中に含まれたダストを燃料フィ
ルタにより除去するようにした内燃機関の燃料供給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平4−287861号公報
に示すように、燃料ポンプからインジェクタへの燃料供
給経路中にプレッシャレギュレータを設けると共に、こ
のプレッシャレギュレータの下流側に燃料フィルタを設
け、プレッシャレギュレータを通過してインジェクタへ
供給される燃料中に含まれたダストを燃料フィルタによ
り除去するようにしたものがある。このものは、燃料ポ
ンプからプレッシャレギュレータに送られる燃料の余剰
分をプレッシャレギュレータから燃料ポンプ内に戻すこ
とで、インジェクタに供給する燃料の圧力(燃圧)を一
定に保つようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、インジ
ェクタへ供給する燃料の余剰分をインジェクタ近傍のデ
リバリパイプから燃料タンク内に戻すリターン配管を廃
止したリターンレス配管構成となっているため、燃料フ
ィルタを通過した燃料は、そのまま全てインジェクタか
ら噴射される。実際には、燃料フィルタに燃料を1回通
過させただけでは、燃料中のダストを100%除去する
ことは不可能であるため、燃料フィルタで除去されなか
ったダストがそのままインジェクタに送られてしまい、
インジェクタの噴射口が詰まったり、噴射口を開閉する
ニードルバルブにダストが噛み込まれて噴射口から燃料
が漏れ出したりするおそれがある。
【0004】また、上記構成では、燃料ポンプからプレ
ッシャレギュレータに送られる燃料の余剰分をプレッシ
ャレギュレータから燃料ポンプ内に戻すことで、燃料ポ
ンプを通過する燃料流量をインジェクタへ供給する燃料
流量(消費燃料)よりも多くすることができるため、燃
料ポンプの温度上昇を通過燃料により抑えることができ
る。しかし、この場合、燃料フィルタの上流側にプレッ
シャレギュレータが必要となり、プレッシャレギュレー
タが設けられていないシステム(例えば特開平6−17
3805号公報のように燃圧を燃圧センサで検出して燃
料ポンプの回転速度を制御して燃圧を制御するシステ
ム)では、燃料ポンプ通過流量がインジェクタへ供給す
る燃料流量(消費燃料)と同じになり、燃料ポンプ通過
流量が少なくなるため、燃料ポンプの温度が高くなって
ベーパ(燃料蒸発ガスの気泡)が発生しやすくなった
り、燃料ポンプの耐久性も低下するおそれがある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、燃料中のダスト除去
能力の向上と燃料ポンプの冷却性向上とを共に実現する
ことができる内燃機関の燃料供給装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の燃料供給装置は、燃
料タンク内の燃料を燃料ポンプによりインジェクタに供
給すると共に、前記燃料ポンプの回転速度を制御してイ
ンジェクタに供給する燃料の圧力を制御するようにした
ものにおいて、前記燃料ポンプからインジェクタへの燃
料供給経路中に燃料フィルタを設けると共に、前記燃料
供給経路のうちの前記燃料フィルタの下流側に、該燃料
フィルタを通過した燃料の一部を前記燃料タンク内に戻
す戻し流路を設けた構成としたものである。
【0007】この場合、請求項2のように、前記戻し流
路の先端部を前記燃料タンクの底部まで延長することが
好ましい。或は、請求項3のように、前記戻し流路に、
流量を制限する絞り部を設けても良い。
【0008】
【作用】上述した請求項1の構成によれば、燃料ポンプ
から吐出された燃料は、燃料フィルタを通過してインジ
ェクタへ供給される。この際、燃料フィルタを通過した
燃料の一部が戻し流路を通して燃料タンク内に戻され
る。これにより、燃料タンク内の燃料が燃料フィルタを
繰り返し通過するようになり、燃料フィルタを通過する
回数が増えるに従って、燃料中のダストの除去率が高く
なる。しかも、燃料フィルタを通過した燃料の余剰分を
戻し流路を通して燃料タンク内に戻すことにより、燃料
ポンプを通過する燃料流量がインジェクタへ供給する燃
料流量(消費燃料)よりも多くなり、通過燃料による燃
料ポンプの冷却効果が高められて、燃料ポンプの温度上
昇が抑えられる。
【0009】ところで、戻し流路の先端部の位置が燃料
ポンプ内の燃料貯留レベルよりも高い位置にあると、燃
料タンク内の空気が戻し流路を通してインジェクタ側に
吸い込まれるおそれがある。しかも、戻し流路から落下
する燃料が燃料タンク内の貯留燃料に衝突して貯留燃料
を泡立たせ、ベーパを発生させてしまう。
【0010】そこで、請求項2では、戻し流路の先端部
を燃料タンクの底部まで延長することで、常に戻し流路
の先端部を燃料タンク内の貯留燃料中に浸した状態に保
つ。これにより、戻し流路の先端部が常に貯留燃料で閉
塞され、燃料タンク内の空気が戻し流路を通してインジ
ェクタ側に吸い込まれることが防がれると共に、戻し流
路から燃料タンク内に燃料が落下せずに戻されるように
なり、燃料タンク内の貯留燃料の泡立ち(ベーパの発
生)が抑えられる。
【0011】また、請求項3では、戻し流路に絞り部を
設けて、この絞り部により戻し流量を制限する。戻し流
量の制限は、戻し流路を細くしても可能であるが、戻し
流路を細くすると、戻し流路の製造が面倒になったり、
戻し流路が目詰りしやすくなる。この点、絞り部により
る流量制限は、戻し流量の調整が容易であると共に、戻
し流路を細くする必要がないので、製造が簡単であると
共に、戻し流路が目詰りすることもない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。内燃機関であるエンジン11には吸
気弁12,排気弁13,点火プラグ14が設けられ、吸
気管15と排気管16が接続されている。吸気管15の
上流側にはエアクリーナ17が設けられ、このエアクリ
ーナ17を通過した空気の流量がエアフロメータ18に
よって検出される。また、吸気管15におけるエアフロ
メータ18の下流側にはスロットルバルブ19とインジ
ェクタ20が設けられている。また、排気管16には、
排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ28が設け
られ、この酸素センサ28の下流側には三元触媒(図示
せず)が設けられている。
【0013】一方、燃料を貯留する燃料タンク21内に
は、燃料をインジェクタ20に圧送する燃料ポンプ22
が設けられ、この燃料ポンプ22の吸込み口側にフィル
タ23が設けられている。この燃料ポンプ22の吐出口
とインジェクタ20との間は燃料配管24(燃料供給経
路)によって接続され、この燃料配管24の燃料ポンプ
22側に燃料フィルタ25が設けられている。上記燃料
配管24は、燃料タンク21に始まり、インジェクタ2
0に燃料を分配するデリバリパイプ(図示せず)で終わ
るリターンレス構成となっている。
【0014】また、燃料ポンプ22は、駆動源として可
変速型の直流ポンプモータ26を内蔵し、このポンプモ
ータ26への印加電圧をPWM回路27により制御する
ことにより、燃料ポンプ22の回転速度を制御して吐出
圧を制御できるようになっている。上記PWM回路27
は、制御回路34からのPWM信号に応じてON/OF
Fデューティ比を変化させて平均出力電圧を変化させる
PWM方式の電圧調整を行う。
【0015】前述した燃料配管24のインジェクタ20
の近くに、燃料配管24内の燃圧を検出する燃圧センサ
29が取り付けられている。また、燃料配管24のうち
の燃料フィルタ25の下流側部分に分岐継手30が設け
られ、この分岐継手30に、燃料フィルタ25を通過し
た燃料の一部を燃料タンク21内に戻す戻し配管31
(戻し流路)が接続され、この戻し配管31の先端部が
燃料タンク21の底部まで延長されている。図2に示す
ように、分岐継手30には、戻し配管31の入口の流路
を縮小する絞り部32が形成されている。この絞り部3
2の孔径は、燃圧が目標燃圧付近に維持されているとき
に、絞り部32の通過燃料流量が数(リットル/時間)
〜10(リットル/時間)程度になるように設定されて
いる。
【0016】一方、制御回路34は、マイクロコンピュ
ータを主体として構成され、CPU35,ROM36,
RAM37,入出力インターフェース38,39を備
え、燃圧センサ29,エンジン冷却水の水温を検出する
水温センサ40,エンジン11の各気筒のクランク角を
検出する回転センサ41,吸気温を検出する吸気温セン
サ42等の各種センサから出力される情報を読み込み、
燃料噴射量や点火時期等を演算し、その演算結果に応じ
た燃料噴射信号と点火信号をインジェクタ20とイグナ
イタ(図示せず)に出力し、エンジン11を制御する。
【0017】また、制御回路34は、図4の燃圧制御ル
ーチンに従って燃料配管24内の燃圧を目標燃圧Po に
合わせるように燃料ポンプ22の回転速度(吐出圧)を
制御する。この燃圧制御ルーチンは、短周期で繰り返し
処理され、処理が開始されると、まずステップ101
で、車両の運転状態により決まる目標燃圧Po を設定
し、続くステップ102で燃圧センサ29から出力され
る燃圧(実燃圧)Pf を読み込む。この後、ステップ1
03で、実燃圧Pf を目標燃圧Po と比較し、実燃圧P
f =目標燃圧Po の場合には、ステップ104に進ん
で、現在の燃料ポンプ印加電圧(燃料ポンプ22のポン
プモータ26への印加電圧)を維持して本ルーチンを終
了する。
【0018】また、補正燃圧Pf <目標燃圧Po の場合
には、ステップ105に進んで、燃料ポンプ印加電圧を
PWM制御により上昇させて燃料ポンプ22の吐出圧
(回転速度)を上昇させることで、Pf =Po となるよ
うに制御して本ルーチンを終了する。一方、補正燃圧P
f >目標燃圧Po の場合には、ステップ106に進ん
で、燃料ポンプ印加電圧をPWM制御により低下させて
燃料ポンプ22の吐出圧(回転速度)を低下させること
で、Pf =Po となるように制御して本ルーチンを終了
する。
【0019】以上説明した実施例によれば、燃料フィル
タ25を通過した燃料の一部が戻し配管31を通して燃
料タンク21内に戻されるようになっているので、燃料
タンク21内の燃料が燃料フィルタ25を繰り返し通過
するようになり、燃料フィルタ25を通過する回数が増
えるに従って、燃料中のダストの除去率が高くなる。こ
れにより、燃料フィルタ25で除去されずにインジェク
タ20に吸い込まれるダストが従来に比し著しく少なく
なり、インジェクタ20の噴射口の詰まりやダスト噛み
込みによる燃料の漏れ出しが防止される。
【0020】しかも、燃料フィルタ25を通過した燃料
の余剰分を戻し配管31を通して燃料タンク21内に戻
すことで、燃料ポンプ22を通過する燃料流量がインジ
ェクタ20へ供給する燃料流量(消費燃料)よりも多く
することができる。これにより、図3に示すように、戻
し配管31が無い場合と比較して燃料ポンプ22の冷却
効果を著しく高めることができて、燃料ポンプ22の温
度上昇を抑えることができ、燃料ポンプ22の温度上昇
によるベーパ発生を防ぐことができると共に、燃料ポン
プ22の耐久性も向上することができる。
【0021】ところで、上記実施例とは異なり、戻し配
管の先端部の位置が燃料ポンプ22内の燃料貯留レベル
よりも高い位置にあると、燃料タンク21内の空気が戻
し配管を通してインジェクタ20側に吸い込まれるおそ
れがある。しかも、戻し配管から落下する燃料が燃料タ
ンク21内の貯留燃料に衝突して貯留燃料を泡立たせ、
ベーパを発生させてしまう。
【0022】この点、上記実施例では、戻し配管31の
先端部を燃料タンク21の底部まで延長しているので、
常に戻し配管31の先端部を燃料タンク21内の貯留燃
料中に浸した状態に保つことができる。これにより、戻
し配管31の先端部が常に貯留燃料で閉塞され、燃料タ
ンク21内の空気が戻し配管31を通してインジェクタ
20側に吸い込まれることを防止できると共に、戻し配
管31から燃料タンク21内に燃料が落下せずに戻され
るようになり、燃料タンク21内の貯留燃料の泡立ち
(ベーパの発生)が抑えられる。
【0023】更に、上記実施例では、戻し配管31の入
口に絞り部32を設けて、この絞り部32により戻し流
量を制限するようにしたので、戻し配管31を細くして
戻し流量を制限する場合と比較して、戻し流量の調整が
容易であると共に、製造が簡単であり、しかも、戻し配
管31が目詰りすることもなく、信頼性も向上すること
ができる。但し、本発明は、戻し配管31を細くして戻
し流量を制限するようにしても良く、この場合でも、本
発明の所期の目的は十分に達成できる。
【0024】以上説明した第1実施例では、燃料フィル
タ25を燃料タンク21から離して配置したが、図5に
示す本発明の第2実施例のように、燃料フィルタ45を
燃料タンク21に固定した構成としても良い。この第2
実施例では、燃料フィルタ45の下流側に絞り部46を
形成すると共に、この絞り部46に戻し配管47を接続
し、この戻し配管47の先端部を燃料タンク21の底部
にまで延長している。
【0025】この第2実施例においても、燃料フィルタ
45を通過した燃料の一部が絞り部46から戻し配管4
7を通して燃料タンク21内に戻されるため、前記第1
実施例と同じ作用効果を得ることができる。更に、この
第2実施例では、燃料フィルタ45を燃料タンク21と
一体化し、燃料フィルタ45自体に絞り部46を形成し
たので、構造を簡略化できる利点もある。
【0026】また、燃料フィルタ25,45を燃料タン
ク21の内部に配置するようにしても良い。この場合、
図6に示す本発明の第3実施例のように、燃料フィルタ
48を燃料ポンプ22に一体化した構成としても良い。
この第3実施例においても、燃料フィルタ48の下流側
に絞り部49を形成している。但し、この第3実施例で
は、燃料フィルタ48の下流部を燃料タンク21の底部
に近付けて配置することで、絞り部49に接続する戻し
配管を廃止し、燃料フィルタ48を通過した燃料の一部
が絞り部49から直接燃料タンク21内に戻されるよう
になっている。従って、この第3実施例では、絞り部4
9のみで戻し流路が構成され、構造が一層簡素化されて
いる。
【0027】尚、上記各実施例では、ポンプモータ26
への印加電圧をPWM制御するようにしたが、DC−D
Vコンバータを用いてポンプモータ26への印加電圧を
可変するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、燃料フィルタを通過した燃
料の一部が戻し流路を通して燃料タンク内に戻されるよ
うになっているので、燃料タンク内の燃料を燃料フィル
タで繰り返し濾過することができて、燃料中のダスト除
去能力を大幅に向上することができる。しかも、燃料ポ
ンプ内を通過する燃料を多くすることができるので、燃
料ポンプの冷却性を向上することができて、燃料ポンプ
の温度上昇によるベーパ発生を防ぐことができると共
に、燃料ポンプの耐久性も向上することができる。
【0029】更に、請求項2では、戻し流路の先端部を
燃料タンクの底部まで延長しているので、常に戻し配管
の先端部を燃料タンク内の貯留燃料中に浸した状態に保
つことができて、戻し流路からインジェクタ側に空気が
吸い込まれることを防止できると共に、戻し流路から流
出する燃料によって燃料タンク内の貯留燃料が泡立つこ
とを防ぐことができる。
【0030】また、請求項3では、戻し流路に、戻し流
量を制限する絞り部を設けるようにしたので、戻し流路
を全体的に細くして戻し流量を制限する場合と比較し
て、戻し流量の調整が容易であると共に、戻し流路が目
詰りすることもなく、信頼性も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すシステム全体の概略
構成図
【図2】燃料配管と戻し配管との連結部分の縦断面図
【図3】戻し配管の有無による冷却効果の相違を説明す
る図
【図4】燃圧制御ルーチンの処理の流れを示すフローチ
ャート
【図5】本発明の第2実施例を示す燃料タンク部分の縦
断面図
【図6】本発明の第3実施例を示す燃料タンク部分の縦
断面図
【符号の説明】
11…エンジン(内燃機関)、20…インジェクタ、2
1…燃料タンク、22…燃料ポンプ、24…燃料配管、
25…燃料フィルタ、26…可変速型のポンプモータ、
27…PWM回路、29…燃圧センサ、30…分岐継
手、31…戻し配管(戻し流路)、32…絞り部、34
…制御回路、45…燃料フィルタ、46…絞り部、47
…戻し配管(戻し流路)、48…燃料フィルタ、49…
絞り部(戻し流路)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにより
    インジェクタに供給すると共に、前記燃料ポンプの回転
    速度を制御してインジェクタに供給する燃料の圧力を制
    御するようにした内燃機関の燃料供給装置において、 前記燃料ポンプからインジェクタへの燃料供給経路中に
    設けられた燃料フィルタと、 前記燃料供給経路のうちの前記燃料フィルタの下流側に
    設けられ、該燃料フィルタを通過した燃料の一部を前記
    燃料タンク内に戻す戻し流路とを備えたことを特徴とす
    る内燃機関の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記戻し流路の先端部は、前記燃料タン
    クの底部まで延長されていることをことを特徴とする請
    求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記戻し流路に、流量を制限する絞り部
    が設けられていることをことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の内燃機関の燃料供給装置。
JP7061310A 1995-03-20 1995-03-20 内燃機関の燃料供給装置 Pending JPH08261084A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7061310A JPH08261084A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 内燃機関の燃料供給装置
US08/607,206 US5762048A (en) 1995-03-20 1996-02-26 Fuel supply system with fuel dust removing structure
DE19610831A DE19610831A1 (de) 1995-03-20 1996-03-19 Kraftstoffzufuhrsystem mit einer Kraftstoffverschmutzungs-Entfernungsstruktur

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JP (1) JPH08261084A (ja)
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