JPH08260549A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH08260549A
JPH08260549A JP6429495A JP6429495A JPH08260549A JP H08260549 A JPH08260549 A JP H08260549A JP 6429495 A JP6429495 A JP 6429495A JP 6429495 A JP6429495 A JP 6429495A JP H08260549 A JPH08260549 A JP H08260549A
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JP
Japan
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nozzle
water
washing
flushing
cleaning
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JP6429495A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Hashimoto
信幸 橋本
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄水の噴出角度を調整可能にする。 【構成】ノズル11Aはノズル収納部52にスライド自
在に収納されている。ノズル11Aの先端ブロック55
内に、円柱状の噴出部58が回転自在に挿入されてい
る。噴出部58には、洗浄水を噴出する噴出孔が設けら
れている。また、噴出部58の端部には、ギヤ67が形
成されている。一方、ノズル11Aの下側には、回転ロ
ッド70がスライド自在に配置されている。回転ロッド
70は、軸受け73、74で支持された回転部71に挿
入されている。回転部71の挿入孔81と、回転ロッド
70は扁平状であり、回転部71の回転と同時に回転ロ
ッド70が回転する。回転部71の外周にはギヤ72が
設けられ、これがモータのピニオンに噛合されている。
したがって、モータを回転させることによって、噴出部
58が回転駆動され、洗浄水の噴出角度を調整すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆる洋式便器に
適用して好適な衛生洗浄装置に関する。詳しくは、ノズ
ルの洗浄水の噴出部を回転可能にすることによって、洗
浄水の噴出角度を調整しようとした衛生洗浄装置に係わ
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗浄水を使用者の局部に向けて噴
出することによって、局部を衛生的かつ快適に洗浄する
衛生洗浄装置が知られている。この衛生洗浄装置は、図
9に示すような洋式の便器30に装着される。便器30
は、ドーム状の本体31に便座32の後端部が回転自在
に取付けられている。本体31の底部には水溜部33が
設けられ、便座32の下面には本体31の周縁部34に
当接する突起35が複数個設けられており、これによっ
て、便座32が本体31上に安定よく載置される。
【0003】図10は、既存の便器30に後から追加し
て装着するタイプの、従来の衛生洗浄装置10の構成を
示す。この衛生洗浄装置10は、装置全体を上述の便器
30に装着するための枠体36の後部に軸37が取付け
られ、この軸37に便蓋38及び中央部が開口された便
座39の後端部が回転可能に取付けられている。そし
て、便座39の下側にオシリ洗浄用ノズル43Aと、ビ
デ用ノズル43Bとが取付けられている。
【0004】更に、枠体36の横には洗浄水の送水量や
圧力を制御するための制御部40が取付けられ、その表
面には操作部41が設けられている。操作部41にはオ
シリ洗浄用ノズル43Aとビデ用ノズル43Bとを選択
するため、オシリ洗浄選択スイッチ41A、ビデ選択ス
イッチ41B、ストップボタン41Cなどが設けられて
いる。
【0005】洗浄水は、外部のタンク(図示せず)など
に接続された配水パイプ42によって制御部40内に供
給され、ここから便座39の後方に配置されたオシリ洗
浄用ノズル43A又はビデ用ノズル43Bに送水されて
外部に噴出される。
【0006】便座39の下面には、図11に示すように
衛生洗浄装置10を便器30に装着したとき、便座39
を便器30の本体31上に安定よく保持するための突起
44が複数個設けられている。各ノズル43A,43B
は、図示しない電磁部によって進退可能になっている。
また、各ノズル43A,43Bの前面には、各ノズル4
3A,43Bや周囲の部品を外部から隠蔽するためのノ
ズルカバー45が配置されている。
【0007】この衛生洗浄装置10を既存の便器30に
装着する場合は、便器30の便座32を取り外した後
に、枠体36を便器30の本体31に取付ける。このと
き、配水パイプ42は、例えば便器30の後方に配置さ
れている洗浄水の貯水タンク2の配水パイプ(図示せ
ず)等に接続する。そして、便器30を使用する場合
は、衛生洗浄装置10の便座39を本体31上に倒して
その上に着座する。衛生洗浄装置10を使用するとき
は、操作部41でオシリ洗浄用ノズル43A又はビデ用
ノズル43Bを選択する。次に、洗浄水の送水量及び圧
力を調整して各ノズル43A,43Bから洗浄水を噴出
させる。この噴出水によって、局部が衛生的かつ快適に
洗浄される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の衛生
洗浄装置10は、各ノズル43A,43Bから噴出され
る洗浄水の噴出角度が固定されているのが普通である。
一方、衛生洗浄装置10の使用者は体の大きさも千差万
別であり、各ノズル43A,43Bから噴出される洗浄
水の噴出角度が、万人に合うようにはなっていないのが
実情であった。そのため、衛生洗浄装置10の使用者
は、体の向きを調整して各ノズル43A,43Bに合わ
せているが、体の向きを自由に変えることができない使
用者にとっては、非常に使い難い面があった。
【0009】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、洗浄水の噴出角度を使用者が任
意に調整することが可能な衛生洗浄装置を提案するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の衛生洗浄装置においては、洗浄水を噴出す
るための洗浄用ノズルと、洗浄用ノズルを所定の位置に
保持するための保持手段とを有し、洗浄用ノズルの洗浄
水噴出角度を調整可能にした衛生洗浄装置であって、保
持手段に回転可能に取付けられると共に、断面偏平状に
形成された中空部分を有し、洗浄用ノズルの回転角度に
応じて回転する回転部と、一端に噴出部回転駆動部と噛
合されるギヤを有すると共に、断面偏平状に形成されて
回転部の中空部分に挿入された回転伝達手段とが設けら
れ、ギヤは洗浄用ノズルの進退に伴って進退し、回転部
の回転により噴出部回転駆動部が回転駆動されるように
したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の衛生洗浄装置においては、使用者が噴
出部回転手段を操作することによって、洗浄用ノズルの
噴出部を所定の角度だけ回転させ、噴出される洗浄水の
噴出角度を調整することができる。これによって、使用
者が身体の向きを変えることなく、使用者の意図すると
ころに洗浄水を噴射して洗浄することが可能になる。
【0012】
【実施例】続いて、本発明に係わる衛生洗浄装置の一実
施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、
上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳細な説明を
省略した。
【0013】図1は、本発明による衛生洗浄装置1を既
存の洋式便器30に装着した状態で、便座32を上げた
状態を示す。この衛生洗浄装置1においては、洗浄水の
噴出角度を調整可能なオシリ洗浄用ノズル11A及びビ
デ用ノズル11Bが、本体31の奥側に載置されたノズ
ル取付け部12に取付けられている。図1は、各ノズル
11A,11Bが収納されている状態、すなわち非使用
状態を示している。
【0014】ノズル取付け部12は、便器30の周縁部
34の後端部に吸着盤(図示せず)で確実に取付けられ
ている。ノズル取付け部12の上板部12Aは、各ノズ
ル11A,11Bに洗浄水を供給するために本体31の
横に配置された制御部13の結合片13Bに連結されて
いる。また、各ノズル11A,11Bを隠蔽するノズル
カバー12Bには、両側の上部にノズルカバー12Bの
表面を清掃する清掃用ノズル16,16が取付けられて
いる。清掃用ノズル16,16は、ノズルカバー12B
の左右両側の上部に各1個ずつ配置されており、ノズル
カバー12Bの表面に向けて清掃用水を噴出するように
なっている。
【0015】オシリ洗浄用ノズル11A及びビデ用ノズ
ル11Bには、制御部13内のヒータ付きタンク13A
から、パイプ17A,17B及びノズル取付け部12の
上板部12A内に配置されたパイプ14A,14Bを介
して温水が供給される。清掃用ノズル16,16には、
例えば既設の貯水タンク2(図11)など外部から供給
された清掃用水が供給される。この清掃用水は、ヒータ
付きタンク13Aを通さずに、パイプ17C及びパイプ
14Cを介して、清掃用ノズル16に直接供給される。
【0016】さて、図2はオシリ洗浄用ノズル11Aと
その周辺部の構成を示す。同図に示すように、ノズル取
付部12の上板部12Aの前後にはノズルカバー12B
と、後板部12Cとが所定の間隔で配置されている。ノ
ズルカバー12Bと後板部12Cの間には、上板部12
Aから適宜な距離だけ離れた位置に横設板51が架け渡
されている。横設板51の上には、オシリ洗浄用ノズル
11Aを所定の位置に保持するための保持手段であるノ
ズル収納部52が固定されている。
【0017】ノズル収納部52は中空の4角柱状に形成
され、内部に円筒状の収納空間53が設けられている。
収納空間53には、オシリ洗浄用ノズル11Aが出入り
自在に収納されている。オシリ洗浄用ノズル11Aは、
収納空間53内の引っ張りバネ66によって、常時収納
側に付勢されている。また、スライド部54の後端部に
は、抜け止め用のリング54Aが取付けられている。図
2は、オシリ洗浄用ノズル11Aが、ノズル収納部52
から押し出されている状態を示している。
【0018】オシリ洗浄用ノズル11Aは、収納空間5
3内に収納される円筒状のスライド部54が設けられ、
その先端に立方体状の先端ブロック55が設けられてい
る。先端ブロック55には円筒状の横穴56が設けら
れ、横孔56にパッキン57を介して円柱状の噴出部5
8が挿入されている。噴出部58には貫通孔59が設け
られ、この貫通孔59がパッキン57の抜き孔60を介
してスライド部54の洗浄水通路61に通じている。噴
出部58の上部側には、洗浄水を外部に噴出するため貫
通孔59に通じる噴出孔62が設けられている。パッキ
ン57と先端ブロック55の上部側には、噴出孔62の
位置が変わっても洗浄水を噴出できるように比較的大径
の開口63、64が設けられている。
【0019】ノズル収納部52の上面側には、収納空間
53内に洗浄水を供給するための継手65が設けられ、
継手65に上述のパイプ14Aが接続されている。パイ
プ14Aから収納空間53内に所定の圧力以上の洗浄水
が供給されると、引っ張りバネ66の付勢力に対抗し
て、オシリ洗浄用ノズル11Aが収納空間53から外側
に押し出され、噴出孔62が所定の位置に配置される。
なお、洗浄水が通過する途中の各部品間の隙間は、適宜
なパッキンによって密封されており、洗浄水が漏れない
ようになっている。
【0020】オシリ洗浄用ノズル11Aの噴出部58
は、次に説明するように回動可能であり、噴出孔62か
ら噴出される洗浄水の噴出角度を使用者が調整できるよ
うになっている。すなわち、図3に示すように噴出部5
8は先端ブロック55を貫通するように挿入されてお
り、噴出部58の図中の左端側には先端ブロック55の
外側に位置するギヤ67が形成されている。ギヤ67に
は中間ギヤ68が噛合されている。中間ギヤ68は、先
端ブロック55の側面に設けられた回転軸69に回転自
在に取付けられている。なお、ギヤ67と先端ブロック
55の間にはカラー84が介装され、噴出部58の右端
側には、抜け止め用のリング85が取付けられている。
先端ブロック55のパッキン挿入穴86には、止め板8
7が取付けられている。
【0021】一方、図4に示すように横設板51の下側
には、回転伝達手段である回転ロッド70が配置されて
いる。回転ロッド70の左端側には、円筒状の回転部7
1の挿入孔81がスライド自在に嵌入されている。回転
部71の外周側には、ギヤ72が一体的に形成されてい
る。回転部71の両側は、横設板51に固定された軸受
け部73,74で回転可能に支持されている。両側の軸
受け部73,74には、回転ロッド70が通過する丸孔
75,76が設けられており、回転ロッド70がスライ
ド可能になっている。
【0022】回転ロッド70の左端には、抜け止め用の
頭部77が設けられている。回転ロッド70の右端には
ウォーム78が形成されており、このウォーム78が上
述の中間ギヤ68に噛合されている。回転ロッド70
は、先端ブロック55の左端面に取付けられた支持板7
9の受け孔80に回転自在に挿入されており、回転ロッ
ド70が垂れ下って、中間ギヤ68からウォーム78が
外れないようになっている。このように、回転ロッド7
0のウォーム78が、オシリ洗浄用ノズル11Aの中間
ギヤ68に噛合されているので、オシリ洗浄用ノズル1
1Aが伸縮するのに伴って、回転ロッド70も前後にス
ライドするようになる。
【0023】回転ロッド70と回転部71の挿入孔81
は、図5に示すように扁平状に形成されており、回転部
71が回転すると回転ロッド70も同時に回転するよう
になっている。回転部71の側方にはモータ82が取付
けられ、モータ82の中心軸にピニオン83が取付けら
れている。ピニオン83は、回転部71のギヤ72に噛
合されている。したがって、モータ82によって回転部
71が回転駆動され、同時に回転ロッド70が回転駆動
される。
【0024】回転ロッド70の回転によって、図4に示
すようにウォーム78、中間ギヤ68及びギヤ67を介
して、オシリ洗浄用ノズル11Aの噴出部58(図3)
が回転し、噴出孔62が同一円周上を移動する。これに
よって、図6に示すように洗浄水の噴出角度が変わる。
すなわち、ここでは、モータ82、回転部71、回転ロ
ッド70、ウォーム78、中間ギヤ68及びギヤ67
が、噴出部58を回転駆動するための噴出部回転手段を
構成しており、特に中間ギヤ68及びギヤ67が噴出部
回転駆動部を構成している。
【0025】本例では、洗浄水の噴出角度を中央位置か
ら時計方向及び反時計方向に、それぞれ角度θずつ調整
できるようになっており、使用者が身体を動かすことな
く局部を確実に洗浄することが可能になる。なお、ここ
では詳細な説明を省略するが、ビデ用ノズル11Bおよ
びその周辺部も上述したオシリ洗浄用ノズル11A及び
その周辺部と同一構成であり、洗浄水の噴出角度を調整
することができるようになっている。
【0026】さて、次に衛生洗浄装置1の制御方法につ
いて説明する。図1に示すように制御部13の上部側に
は操作部15が設けられ、ここには図7にも示すように
複数のモードを選択するために比較的大型の回転ノブ
(回転つまみ)15Aが設けられている。本例では、回
転ノブ15Aの操作によって、「止」モード、「オシリ
洗浄」モード、「ビデ」モード及び「カバー清掃」モー
ドを選択することができる。また、操作部15には洗浄
水の圧力及び流量を調整する水勢調整つまみ15Bと、
洗浄水の温度を調節する水温調節つまみ15Cと、洗浄
水の噴出角度を調整するための噴出角度調整つまみ15
Dが配置されている。水勢調整つまみ15Bと水温調整
つまみ15Cは、時計方向に回転させるほど水勢が強く
又は水温が上昇するようになっている。
【0027】噴出角度調整つまみ15Dを中央位置から
右側に回すと、モータ82が回転して噴出部58(図
6)が時計方向に回転し、洗浄水の噴出方向が前方に移
動する。これに対して、噴出角度調整つまみ15Dを中
央位置から左側に回すと、モータ82が上述に対し逆回
転し、洗浄水の噴出方向が後方に移動する。そして、噴
出角度調整つまみ15Dの回転角度に応じて、洗浄水の
噴出方向が決まるようになっている。噴出角度調整つま
み15Dは、回転ノブ15が「止」モードに設定される
と、中央位置に復帰するようになっている。これによっ
て、噴出部58が初期位置に戻り、洗浄水が中央位置か
ら噴出される。
【0028】回転ノブ15Aはドーム状に形成されてお
り、これを回転させてその表面に設けられた指示線15
Eを操作部15のパネル面に設けられた「止」モードの
位置に向けると、回転ノブ15Aの回転が一旦停止して
洗浄水及び清掃水の送水が停止される。指示線15Eを
「オシリ洗浄」モード又は「ビデ」モードの位置に向け
ると、ここで回転が停止してオシリ洗浄用ノズル11A
又はビデ用ノズル11Bから洗浄水が噴出される。
【0029】更に、指示線15Eを「止」モードの位置
に向けたまま回転ノブ15Aを上方に引き上げて、次に
指示線15Dを「カバー清掃」モードの位置に向ける
と、ここで回転が停止して清掃用ノズル16,16から
清掃水が噴出される。本例では「オシリ洗浄」モードと
「ビデ」モードの位置が互いに180度離れた位置に設
けられ、「止」モードの位置はその中間に設けられてい
る。また、「カバー清掃」モードの位置は「止」モード
の反対側に設けられている。
【0030】この衛生洗浄装置1を使用する場合は、図
8に示すように便座32を本体31上に載置する。これ
で、衛生洗浄装置1のパイプ14A〜14C,17A〜
17C及び便器30の本体31内に配置される部分は外
部から殆ど見えなくなり、制御部13だけが外部に配置
される。そして、便座32上に着座して、操作部15の
回転ノブ15Aを時計方向又は反時計方向に回転させて
「オシリ洗浄」モードか「ビデ」モードのどちらかを選
択する。これによって、洗浄用温水がオシリ洗浄用ノズ
ル11A又はビデ用ノズル11B側に送水される。
【0031】そして、ノズル収納部52(図2)に収納
されていたオシリ洗浄用ノズル11A又は洗浄用ノズル
11Bが押し出されて、噴出孔62が所定の位置に配置
される。次に、噴出孔62から洗浄用温水が斜め上方に
噴出されて局部が衛生的かつ快適に洗浄される。このと
き、洗浄水の噴出方向が使用者に合わない場合は、操作
部15の噴出角度調整つまみ15Dを操作することによ
り、洗浄水の噴出方向を調整することができる。使用後
は回転ノブ15Aを90度回転させて「止」モードを設
定する。これで洗浄用温水の送水が停止され、オシリ洗
浄用ノズル11A又はビデ用ノズル11Bが元の位置に
収納される。したがって、便座32を持ち上げて男性用
として使用する場合でも、各ノズル11A,11Bが邪
魔になることがない。
【0032】なお、上述の実施例では、洗浄水の噴出角
度をモータ82によって自動的に調整できるようにした
場合について説明したが、回転ロッド70を手動で回転
させる手動回転手段を設け、洗浄水の噴出方向を手動で
調整することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の衛生洗浄
装置は、洗浄水の噴出角度を調整可能にしたものであ
る。したがって、この発明によれば、身体を自由に動か
すことが困難な使用者でも、洗浄水を任意の方向に噴出
させて希望するとろこを確実に洗浄することが可能にな
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる衛生洗浄装置1を適用した便器
30の構成図である。
【図2】オシリ洗浄用ノズル11Aと周辺部の構成を示
す断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】洗浄水の噴出角度を示す断面図である。
【図7】操作部15の構成を示す平面図である。
【図8】実施例の使用状態を示す図である。
【図9】一般的な洋式便器30の斜視図である。
【図10】従来の衛生洗浄装置10の構成図である。
【図11】従来の衛生洗浄装置10を適用した洋式便器
30の斜視図である。
【符号の説明】
1,10 衛生洗浄装置 11A オシリ洗浄用ノズル 11B ビデ用ノズル 12 ノズル取付け部 12A 上板部 13 制御部 30 便器 31 便器本体 52 ノズル収納部 54 スライド部 58 噴出部 62 噴出孔 82 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を噴出するための洗浄用ノズル
    と、 上記洗浄用ノズルを所定の位置に保持するための保持手
    段とを有し、上記洗浄用ノズルの洗浄水噴出角度を調整
    可能にした衛生洗浄装置であって、 上記保持手段に回転可能に取付けられると共に、断面偏
    平状に形成された中空部分を有し、上記洗浄用ノズルの
    回転角度に応じて回転する回転部と、 一端に噴出部回転駆動部と噛合されるギヤを有すると共
    に、断面偏平状に形成されて上記回転部の中空部分に挿
    入された回転伝達手段とが設けられ、 上記ギヤは上記洗浄用ノズルの進退に伴って進退し、 上記回転部の回転により上記噴出部回転駆動部が回転駆
    動されるようにしたことを特徴とする衛生洗浄装置。
JP6429495A 1995-03-23 1995-03-23 衛生洗浄装置 Pending JPH08260549A (ja)

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