JPH08258574A - シール部材並びにサンルーフのシール部材及びその取り付け方法 - Google Patents

シール部材並びにサンルーフのシール部材及びその取り付け方法

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JPH08258574A
JPH08258574A JP7066486A JP6648695A JPH08258574A JP H08258574 A JPH08258574 A JP H08258574A JP 7066486 A JP7066486 A JP 7066486A JP 6648695 A JP6648695 A JP 6648695A JP H08258574 A JPH08258574 A JP H08258574A
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JP
Japan
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panel
mounting
opening
fixed
seal member
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JP7066486A
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Shigeru Ueki
茂 植木
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 乗り物の屋根開口部2を開閉するパネル3の
周縁部3Aに取り付け枠5を固定すると共に両者に周方
向に沿ったシール部材6を設ける。シール部材6にパネ
ル3の周縁部3Aと取り付け枠5の周縁部5Aに対して
それぞれ固定される2つの取り付け部6A、6Bと周縁
部から突出する方向に膨出して開口部2に圧接される膨
出部6Cとを形成する。前記取り付け部6A、6Bを2
分割してそれぞれを膨出部6Cの両端と一体的に連結
し、一方の取り付け部6Aをパネル3又は取り付け枠5
の少なくとも一方に対して固定し、他方の取り付け部6
Bをパネル3又は取り付け枠5に対して固定位置調整可
能に固定する。 【効果】 パネル3の周縁部3Aからの膨出部6Cの突
出量を変更設定でき、屋根開口部2とパネル3との間の
公差を吸収したり、パネル3コーナ部分での曲げによる
シール機能低下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の乗り物に適
用可能なシール部材並びにサンルーフのシール部材及び
その取り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の乗り物には、開口部が形成さ
れていて、その開口部に開閉用のサンルーフ、ドア、ウ
インドガラス等の開閉体が設けられている。そして、こ
の開口部と開閉体のどちらか一方の縁部に沿ってシール
部材(ウエザーストリップ)が設けられており、このシ
ール部材は縁部に対して固定される取り付け部と縁部か
ら突出する方向に膨出した膨出部とを有し、この膨出部
を圧縮することにより開口部と開閉体との間のシールを
するようになっている。
【0003】例えば、特開平1−127409号公報に
開示されているように、サンルーフのパネルに取り付け
られるシール部材は、パネルの周縁部に取り付け枠を固
定すると共に両者に周方向に沿って設けられていて、パ
ネルの周縁部に取り付けられる取り付け部と、取り付け
枠の周縁部に取り付けられる取り付け部とは一体不可分
で、それらと両端が連結された膨出部は、全周囲が閉鎖
された空間を形成していて、中空のまま押出成形されて
いる。
【0004】また、このサンルーフ用のシール部材は、
前記一体的な2つの取り付け部を、パネルの周縁部と取
り付け枠の周縁部とに嵌合及び/又は接着することによ
り固定しており、その固定位置は不変になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、シ
ール部材のパネルの周縁部に取り付けられる取り付け部
と、取り付け枠の周縁部に取り付けられる取り付け部と
が一体不可分で、膨出部が全周囲中空のまま押出成形さ
れたものであるので、パネルのコーナ部では内外周で寸
法差が生じ、膨出部の中空の断面形状が変化し、屋根開
口部2との間に隙間を生じたり、接触圧が低くなったり
して、両者間のシール機能が低下することがある。
【0006】また、シール部材の2つの取り付け部の固
定位置は、パネルの周縁部に対しても取り付け枠の周縁
部に対しても不変であるため、屋根開口部とパネルとの
位置関係に公差があってもそれを吸収することができな
く、膨出部が圧縮され過ぎたり、シール機能が低くなっ
たりすることがあり、膨出部が適正圧縮になるように設
定することは困難になっている。
【0007】本発明は、取り付け部を2分割してそれぞ
れを膨出部の両端と一体的に連結することにより、縁部
に対する一方の取り付け部の固定位置を任意に設定で
き、これによって縁部からの膨出部の突出量を変更でき
るようにしたシール部材を提供することを目的する。ま
た、本発明は、取り付け部を2分割してそれぞれを膨出
部の両端と一体的に連結することにより、一方の取り付
け部をパネル又は取り付け枠の少なくとも一方に対して
固定し、他方の取り付け部を固定位置変更可能にし、こ
れによってパネルの周縁部からの膨出部の突出量を調整
でき、屋根開口部とパネルとの間の公差を吸収すること
ができるようにしたサンルーフのシール部材及びその取
り付け方法を提供することを目的する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、乗り物の開口部とそれを
開閉する開閉体のどちらか一方の縁部に沿って設けられ
ていて、この縁部に対して固定される取り付け部と縁部
から突出する方向に膨出した膨出部とを有し、この膨出
部を圧縮することにより開口部と開閉体との間のシール
をするシール部材であって、前記取り付け部を2分離し
てそれぞれを膨出部の両端と一体的に連結し、縁部から
の膨出部の突出量を、縁部に対する少なくとも一方の取
り付け部の固定位置調整で変更可能にしていることであ
る。
【0009】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、乗り物の屋根開口部2を開閉するパネル3
の周縁部3Aに取り付け枠5を固定すると共に両者に周
方向に沿ったシール部材6を設けており、このシール部
材6にパネル3の周縁部3A及び取り付け枠5の周縁部
5Aに対して固定される取り付け部と、周縁部3A、5
Aから突出する方向に膨出して屋根開口部2に圧接され
る膨出部6Cとを形成したサンルーフのシール部材であ
って、前記取り付け部を2分割してそれぞれを膨出部6
Cの両端と一体的に連結し、一方の取り付け部6Aをパ
ネル3又は取り付け枠5の少なくとも一方に対して固定
し、他方の取り付け部6Bをパネル3の周縁部3Aから
の膨出部6Cの突出量を調整すべくパネル3又は取り付
け枠5に対して固定位置変更可能に固定していることで
ある。
【0010】本発明における課題解決のための第3の具
体的手段は、乗り物の屋根開口部2を開閉するパネル3
の周縁部3Aに取り付け枠5を固定すると共に、両者の
周縁部3A、5Aに沿って膨出部6Cと取り付け部とを
有するシール部材6を設け、このシール部材6の取り付
け部をパネル3の周縁部3A及び取り付け枠5の周縁部
5Aに固定するサンルーフのシール部材取り付け方法で
あって、前記取り付け部を2分割してそれぞれを膨出部
6Cの両端と一体的に連結しておいて、一方の取り付け
部6Aをパネル3又は取り付け枠5の少なくとも一方に
対して固定し、その後に他方の取り付け部6Aを屋根開
口部2に略対応する仮想の基準面7に膨出部6Cの突端
が位置するようにパネル3又は取り付け枠5に対して固
定することである。
【0011】
【作用】屋根開口部2を開閉するパネル3の周縁部3A
に取り付け枠5と共に設けられたシール部材6は、2つ
の取り付け部6A、6Bが分離していて膨出部6Cの両
端と一体的に連結されており、一方の取り付け部6Aを
パネル3又は取り付け枠5の少なくとも一方に対して固
定した後、他方の取り付け部6Aを屋根開口部2に略対
応する仮想の基準面7に膨出部6Cの突端が位置するよ
うにパネル3又は取り付け枠5に対して固定すると、屋
根開口部2とパネル3との間の公差を吸収するようにパ
ネル3の周縁部3Aからの膨出部6Cの突出量を調整し
て設定され、パネル3のコーナ部でも外周側の延びを考
慮して、膨出部6Cが屋根開口部2に適正圧接するよう
に固定位置が設定される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜3において、11は乗り物として例示した
乗用自動車で、その屋根12には開口部2が形成されて
おり、この開口部2をパネル(開閉体)3で開閉するサ
ンルーフ13が設けられている。14は乗降用開口部、
15は開口部14を開閉するドアをそれぞれ示してい
る。
【0013】このサンルーフ13はパネル3をチルト動
作するだけのもの、チルトアップ動作又はチルトダウン
動作した後に後方へスライドするもの、屋根12の上側
に位置してスライド動作だけをするもの等、いずれであ
ってもよい。前記サンルーフ13のパネル3は透明又は
色付のガラスで形成されており、このパネル3の周縁部
3Aには室内側の面に取り付け枠5が固定されており、
このパネル3の周縁部3Aと取り付け枠5の周縁部5A
とには、それらの全周囲に沿ってシール部材(ウエザー
ストリップ)6が設けられていて、パネル3閉鎖時に屋
根12の開口部2を形成する縁部に当接して、両者間の
シールを行うようになっている。
【0014】このシール部材6は、図1に示す第1実施
例では、パネル3の周縁部3Aと取り付け枠5の周縁部
に対してそれぞれ固定される2つの取り付け部6A、6
Bと、周縁部3A、5Aから突出する方向に膨出して開
口部2と圧接される膨出部6Cとが形成されており、2
つの取り付け部6A、6Bは互いに分離分割されてい
て、膨出部6Cの両端と一体的に連結されるように、一
体的に押出成形により形成されている。
【0015】前記シール部材6は、一般的に、取り付け
部6A、6Bがソリッドゴムで形成され、膨出部6Cが
スポンジゴムで形成されているが、そのゴム硬度は種々
選択でき、合成樹脂を使用することもできる。取り付け
部6A、6Bの一方(実施例では取り付け部6A)は、
パネル3に対して上面側で固定され、他方(実施例では
取り付け部6B)は、取り付け枠5の立ち上がり状の周
縁部5Aに固定されている。この取り付け部6A、6B
の固定は、両面接着テープを貼付しておいて行うか、接
着剤を塗布するか又は周縁部との間に接着剤を充填する
ことによって行う。8A、8Bはそれぞれ取り付け部6
A、6Bの接着部を示している。
【0016】前記取り付け部6A、6Bは分離している
が故に、それぞれ固定位置を変更することができる。一
方の取り付け部6Aをパネル3の上面に沿ってパネル内
外方向に位置調整すると、膨出部6Cはパネル3の周縁
部3Aからの突出量が変化し、他方の取り付け部6Bを
取り付け枠5の周縁部5Aに沿って上下に位置調整する
と、膨出部6Cは両端間距離が変化することにより、パ
ネル3の周縁部3Aからの突出量が変化する。
【0017】すなわち、シール部材6は取り付け部6
A、6Bの一方の固定位置を、パネル3と同一面上又は
その面と交差する方向に位置調整することにより、膨出
部6Cの内側の空間が縦長・横長に変形し、膨出部6C
の突端の位置が変化する。この突出量を多く又は少なく
変化させることにより、開口部2の縁部との圧接程度、
シール機能の強弱を調整でき、パネル3で開口部2を閉
鎖したときに最適なシールができるように各取り付け部
6A、6Bの固定位置を設定できる。
【0018】このシール部材6の固定位置調整は、パネ
ル3の左右及び前後各辺だけでなくコーナ部においても
行うことができ、シール部材6を平面視円弧状に曲げる
ことにより外周側で引っ張られて、膨出部6Cの平面円
弧形状が変形するのを、取り付け部6A又は6Bの固定
位置を開口部2側に変位させることにより修正できる。
【0019】また、パネル3に対するシール部材6の取
り付けは、パネル3の周縁部3Aに取り付け枠5を固定
すると共に、両者の周縁部3A、5Aに沿ってシール部
材6を巻き掛けるように設け、取り付け部6A、6Bの
一方、例えば、取り付け部6Bを取り付け枠5の周縁部
5Aに接着部8Bを介して接着固定しておく。この状態
でパネル3に複数の基準点16を決め、その基準点16
から所定寸法の位置に基準面7を設定する。この基準面
7は開口部2に略対応する仮想の面であり、開口部2よ
り僅かに大きく、この基準面7に膨出部6Cの突端が位
置するように、取り付け部6A、6Bの他方である取り
付け部6Aをパネル3の周縁部3Aに接着部8Aを介し
て接着固定する。前記基準面7は、開口部2より僅かに
大きい開口を形成した治具を用意しておいて、その開口
面を基準面7としてもよい。
【0020】このようにシール部材6をパネル3に対し
て固定すれば、実際の開口部2の縁部に対して、膨出部
6Cはその周方向全周に渡って均一に圧接されることに
なり、パネル3閉鎖時の膨出部6Cの圧縮は全周均一
で、漏れのない、また膨出部6Cが潰れることのないシ
ールができる。前記パネル3に対するシール部材6の取
り付けは、パネル3を構成する生産工程中に行われる
が、取り付け部6A、6Bの一方をパネル3に固定して
おいて、他方を固定する際に膨出部6Cを開口部2の縁
部に均一圧で圧接するようにすれば、現物合わせも行う
ことができる。
【0021】図4はシール部材6の第2実施例を示して
おり、このシール部材6は他方の取り付け部6Bに断面
コ字形の芯金18が埋設されており、この取り付け部6
Bが取り付け枠5の立ち上がり状周縁部5Aに上側から
嵌合して、接着剤を介して又は接着剤なしで固定してい
る。一方の取り付け部6Aは前記第1実施例と略同一で
ある。
【0022】従って、前記取り付け部6Bは周縁部5A
に対して位置が変更できない固定となっており、膨出部
6Cの突出量調整は取り付け部6Aの固定位置調整のみ
で行われる。なお、取り付け部6Aは他方の取り付け部
6Bの上面にも接合するようにしてもよい。図5はシー
ル部材6の第3実施例を示しており、このシール部材6
は他方の取り付け部6Bに芯金が埋設されていなく、そ
の他の構成及び機能は前記第2実施例のものと略同一で
ある。
【0023】図6はシール部材6の第4実施例を示して
おり、このシール部材6は一方の取り付け部6Aをパネ
ル3の周縁部3Aに側方から嵌合して、接着剤を介して
又は接着剤なしで固定し、取り付け枠5の周縁部5Aで
その離脱を阻止するようになっており、他方の取り付け
部6Bは取り付け枠5の周縁部5Aの下面に接着部8B
を介して内外方向位置調整可能に固定されており、この
他方の取り付け部6Bで膨出部6Cの突出量調整を行な
う。
【0024】図7はシール部材6の第5実施例を示して
おり、このシール部材6は第4実施例と同様に、一方の
取り付け部6Aをパネル3の周縁部3Aに側方から嵌合
し、取り付け枠5の周縁部5Aでその離脱を阻止するよ
うになっており、他方の取り付け部6Bは取り付け枠5
の立ち上がり状周縁部5Aの外側面に接着テープ等によ
る接着部8Bを介して上下方向位置調整可能に固定され
ている。
【0025】図8はシール部材6の第6実施例を示して
おり、このシール部材6は一方の取り付け部6Aが2又
状に形成されていて、パネル3の周縁部3Aの上面に接
合される部分と、芯金18が埋設されていて取り付け枠
5の立ち上がり状周縁部5Aに上方から嵌合する部分と
を有し、パネル3と取り付け枠5とに同時に固定されて
いる。他方の取り付け部6Bは、取り付け部6Aの芯金
埋設部分の外側面に接着テープ等を介して上下方向位置
調整可能に接合され、これにより、取り付け枠5の周縁
部5Aに対して固定されている。
【0026】図9はドア用のシール部材6の実施例を示
しており、このドア用シール部材6は開閉体としてのド
ア15の縁部に沿って設けられている。シール部材6は
分離した2つの取り付け部6A、6Bとそれらに両端が
連結された膨出部6Cとを有し、一方の取り付け部6A
がドア15の縁部に嵌合固定され、他方の取り付け部6
Bが取り付け部6Aの側面に接合されることによりドア
15の縁部に固定されている。なお、他方の取り付け部
6Bは、前記第6実施例のように、取り付け部6Aの外
周面に接合してもよい。
【0027】前記ドア用のシール部材6においても、他
方の取り付け部6Bの取り付け位置をドア15の内外方
向に位置調整することにより、乗降用開口14の縁部に
当接する膨出部6Cの突出量を変更できる。なお、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形す
ることができる。例えば、開閉体としては、サンルーフ
13のパネル3、ドア15の他に開閉窓でもよく、ガラ
スに限らず金属又はプラスチック等でもよく、シール部
材6を取り付けるのは、開口部2を形成している側でも
よく、シール部材6の取り付けは現物合わせでも行うこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、シール部
材は、取り付け部を2分離してそれぞれを膨出部の両端
と一体的に連結し、縁部に対する少なくとも一方の取り
付け部の固定位置調整で変更可能にしているので、縁部
からの膨出部の突出量を変更でき、シール機能を向上す
ることができる。
【0029】また、サンルーフのシール部材6は、取り
付け部を2分割してそれぞれを膨出部6Cの両端と一体
的に連結し、一方の取り付け部6Aをパネル3又は取り
付け枠5の少なくとも一方に対して固定し、他方の取り
付け部6Bをパネル3又は取り付け枠5に対して固定位
置調整可能に固定しているので、パネル3の周縁部3A
からの膨出部6Cの突出量を変更設定でき、屋根開口部
2とパネル3との間の公差を吸収したり、パネル3コー
ナ部分での曲げによるシール機能低下を防止することが
できる。
【0030】更に、サンルーフのシール部材取り付け方
法は、取り付け部を2分割してそれぞれを膨出部6Cの
両端と一体的に連結しておいて、一方の取り付け部6A
をパネル3又は取り付け枠5の少なくとも一方に対して
固定し、その後に他方の取り付け部6Aを屋根開口部2
に略対応する仮想の基準面7に膨出部6Cの突端が位置
するようにパネル3又は取り付け枠5に対して固定する
ので、パネル3の周縁部3Aからの膨出部6Cの突出量
を変更設定でき、屋根開口部2とパネル3との間の公差
を吸収したり、パネル3コーナ部分で理想の曲げ状態に
したりでき、しかもこれらを生産工程中で行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の断面斜視図であ
る。
【図2】シール部材の取り付け方法を示す平面図であ
る。
【図3】本発明のシール部材が適用可能な自動車の斜視
図である。
【図4】シール部材の第2実施例を示す断面図である。
【図5】シール部材の第3実施例を示す断面図である。
【図6】シール部材の第4実施例を示す断面図である。
【図7】シール部材の第5実施例を示す断面図である。
【図8】シール部材の第6実施例を示す断面図である。
【図9】ドア用のシール部材の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 開口部 3 パネル(開閉体) 3A 周縁部 5 取り付け枠 5A 周縁部 6 シール部材 6A 取り付け部 6B 取り付け部 6C 膨出部 7 基準面 12 屋根 13 サンルーフ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り物の開口部とそれを開閉する開閉体
    のどちらか一方の縁部に沿って設けられていて、この縁
    部に対して固定される取り付け部と縁部から突出する方
    向に膨出した膨出部とを有し、この膨出部を圧縮するこ
    とにより開口部と開閉体との間のシールをするシール部
    材であって、 前記取り付け部を2分離してそれぞれを膨出部の両端と
    一体的に連結し、縁部からの膨出部の突出量を、縁部に
    対する少なくとも一方の取り付け部の固定位置調整で変
    更可能にしていることを特徴とするシール部材。
  2. 【請求項2】 乗り物の屋根開口部(2)を開閉するパ
    ネル(3)の周縁部(3A)に取り付け枠(5)を固定
    すると共に両者に周方向に沿ったシール部材(6)を設
    けており、このシール部材(6)にパネル(3)の周縁
    部(3A)及び取り付け枠(5)の周縁部(5A)に対
    して固定される取り付け部と、周縁部(3A、5A)か
    ら突出する方向に膨出して屋根開口部(2)に圧接され
    る膨出部(6C)とを形成したサンルーフのシール部材
    であって、 前記取り付け部を2分割してそれぞれを膨出部(6C)
    の両端と一体的に連結し、一方の取り付け部(6A)を
    パネル(3)又は取り付け枠(5)の少なくとも一方に
    対して固定し、他方の取り付け部(6B)をパネル
    (3)の周縁部(3A)からの膨出部(6C)の突出量
    を調整すべくパネル(3)又は取り付け枠(5)に対し
    て固定位置変更可能に固定していることを特徴とするサ
    ンルーフのシール部材。
  3. 【請求項3】 乗り物の屋根開口部(2)を開閉するパ
    ネル(3)の周縁部(3A)に取り付け枠(5)を固定
    すると共に、両者の周縁部(3A、5A)に沿って膨出
    部(6C)と取り付け部とを有するシール部材(6)を
    設け、このシール部材(6)の取り付け部をパネル
    (3)の周縁部(3A)及び取り付け枠(5)の周縁部
    (5A)に固定するサンルーフのシール部材取り付け方
    法であって、 前記取り付け部を2分割してそれぞれを膨出部(6C)
    の両端と一体的に連結しておいて、一方の取り付け部
    (6A)をパネル(3)又は取り付け枠(5)の少なく
    とも一方に対して固定し、その後に他方の取り付け部
    (6A)を屋根開口部(2)に略対応する仮想の基準面
    (7)に膨出部(6C)の突端が位置するようにパネル
    (3)又は取り付け枠(5)に対して固定することを特
    徴とするサンルーフのシール部材取り付け方法。
JP7066486A 1995-03-24 1995-03-24 シール部材並びにサンルーフのシール部材及びその取り付け方法 Pending JPH08258574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106791A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジン逆スラスト装置用のバッフルシール
JP2018043630A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 アイシン精機株式会社 サンルーフのパネル構造

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