JPH08258402A - 記録用透明フィルム - Google Patents

記録用透明フィルム

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JPH08258402A
JPH08258402A JP7065970A JP6597095A JPH08258402A JP H08258402 A JPH08258402 A JP H08258402A JP 7065970 A JP7065970 A JP 7065970A JP 6597095 A JP6597095 A JP 6597095A JP H08258402 A JPH08258402 A JP H08258402A
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JP
Japan
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water
weight
polymer
recording
insoluble
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JP7065970A
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English (en)
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Yukihiro Nakano
幸弘 仲野
Katsushi Miyamoto
勝史 宮本
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水に不溶の透明プラスチックフィルム基板に
密着して又は密着せずに、吸水量が自重の 1.5倍以上10
倍未満、吸水速度が 0.1ml/分・g以上、かつ重量平均
粒子径が 0.5μm 以下の水不溶性の吸水ポリマー粒子 1
00重量部と親水性ポリマーのバインダー1〜3000重量部
とを含有する層を設けることを特徴とする記録用透明フ
ィルム。 【効果】 高い透明性を有し、また高湿度下に保存して
もべた付きが小さく、さらに印刷後、高湿度下に放置し
ても印字画像がにじまないといった優れた特徴を有して
いる。またさらに、印刷後の乾燥速度が速いといった特
徴も有しているため、インクジェットプリンター用記録
フィルムやオフセット印刷、フレキソ印刷などの用途に
おいて好ましく用いることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性インクを使用する
記録用透明フィルムに関するものであり、さらに詳しく
は光透過性、印刷性、印刷後の速乾性、印字画像のにじ
み安定性、ならびに保存時の耐べた付き性に優れたイン
クジェット記録用透明フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録は騒音がなく、高速
記録が可能であり、端末プリンターなどに採用され近年
急速に普及している。また多数個のインクノズルを使用
することにより、多色記録を行うことも容易であり、各
種のインクジェット記録方式による多色インクジェット
記録が実施されている。
【0003】このインクジェット記録用のインクとして
は、安全性、記録特性の面から、主に水を主成分とする
水性インクが使用され、ノズルの目詰まり防止および吐
出特性の向上のために多価アルコール等が添加されてい
る場合が多い。
【0004】それ故、該インクジェット記録方式に使用
される記録用フィルムとしては、 インク中の染料を強く接着し、且つインク中の水分を
速やかに吸収すること OHP(オーバーヘッドプロジェクター)用として使
用する場合には、高い透明性を有していること 取扱いの面からべた付きがないこと 等の諸物性を満足させる必要がある。なお、これらの要
求を満足させるには、用いる記録フィルムの特性に負う
ところが多いのであるが、従来、これらの要求物性を全
て満足した記録フィルムは未だ見当たらないのが実状で
ある。
【0005】例えば、印刷性等を改良するためにインク
吸収層が吸水ポリマーとバインダーとの組合せからなる
記録フィルムがいくつか提案されている(特公昭63−22
996号公報、特公昭64−5552号公報、特公平5−26654
号公報、特開昭58−24492 号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら特許に
記載された記録用フィルムは、吸水ポリマーの大きさが
可視光線の波長よりもかなり大きなもの(〜100 μm)を
使用しているために、吸水ポリマー粒子に由来するフィ
ルム表面の凹凸による光の反射/散乱、並びに吸水ポリ
マーとバインダーとの屈折率の違いによるインク吸収層
内部での光の反射/散乱が発生するために、透明性の高
いフィルムが得られ難い。
【0007】また、上記全ての特許には吸水量が自重の
10倍以上の吸水ポリマーを用いることが記載されている
が、吸水量が自重の10倍以上の吸水ポリマーを用いる
と、高湿度下に保存しておいた場合、べた付きが激しく
取扱いが困難になる。また印刷後、高湿度下に数日間放
置しておくと、吸水ポリマーの高い吸湿性によるためか
画像がにじんでくるといった問題が見られた。またさら
に、吸水ポリマーと水溶性ポリマー(バインダー)との
組合せからなるインク吸収層の塗剤を作る際、その媒体
に水を使用すると、吸水量の大きな吸水ポリマーが多く
の水を吸収するために塗剤の流動性がなくなる、また流
動性を維持させるために有機溶媒を使用すると、有機溶
媒を回収するために特別な装置を必要とするといった問
題点があった。
【0008】さらに、インクの吸収速度に影響を及ぼす
と考えられる吸水ポリマーの吸水速度については、上記
全ての特許には何も記載されていないために、吸水速度
の遅い吸水ポリマーを用いると、印刷後水性インクが記
録用フィルムの表面に長時間残存し、乾燥時間が長くな
るという問題点があった。
【0009】従って、本発明の目的は、透明性、印刷
性、印刷後の速乾性、印字画像のにじみ安定性、ならび
に保存時の耐べた付き性に優れたインクジェット用記録
フィルムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、水
に不溶の透明プラスチックフィルム基板上に、吸水量が
自重の 1.5倍以上10倍未満、吸水速度が 0.1ml/分・g
以上、且つ重量平均粒子径が 0.5μm 以下の水不溶性の
吸水ポリマー粒子と親水性ポリマーのバインダーとの組
合せからなる層を設けたことを特徴とするインクジェッ
ト記録用透明フィルムによって達成された。
【0011】即ち、本発明は、水に不溶の透明プラスチ
ックフィルム基板に密着して又は密着せずに、吸水量が
自重の 1.5倍以上10倍未満、吸水速度が 0.1ml/分・g
以上、かつ重量平均粒子径が 0.5μm 以下の水不溶性の
吸水ポリマー粒子 100重量部と親水性ポリマーのバイン
ダー1〜3000重量部とを含有する層を設けることを特徴
とする記録用透明フィルムに関する。
【0012】また、本発明は、記録用透明フィルムが水
に不溶の透明プラスチックフィルム基板上にインク吸収
層のみを積層してなる記録用透明フィルムであり、該イ
ンク吸収層が吸水量が自重の 1.5倍以上10倍未満、吸水
速度が 0.1ml/分・g以上、かつ重量平均粒子径が 0.5
μm 以下の水不溶性の吸水ポリマー粒子 100重量部と親
水性ポリマーのバインダー1〜3000重量部とを含有する
層である記録用透明フィルムに関する。
【0013】更に、本発明は、記録用透明フィルムが水
に不溶の透明プラスチックフィルム基板上にインク吸収
層と染料定着層を順次積層してなる記録用透明フィルム
であり、該染料定着層が吸水量が自重の 1.5倍以上10倍
未満、吸水速度が 0.1ml/分・g以上、且つ重量平均粒
子径が 0.5μm 以下の水不溶性の吸水ポリマー粒子 100
重量部と親水性ポリマーのバインダー1〜3000重量部と
を含有する層である記録用透明フィルムに関する。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明の記録用透明フィルムの基板である水に不溶のプラ
スチックフィルムとしては、ポリエステル、ポリオレフ
ィン、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテ
ル、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、ポリ−p−フェニレンスルフィド、ポ
リエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)ア
クリル酸エステル、セロハン、セルロイド等が用いられ
る。またこれらの共重合体やブレンド物を用いることも
でき、さらに基板とインク吸収層との接着性を向上させ
るために、基板上をアンカーコート処理またはコロナ放
電処理することもできる。これらの水に不溶の透明プラ
スチックフィルムの厚さは特に制限されるものではない
が、印刷機に該フィルムを挿入する際、挿入のし易さか
ら10〜500 μm 、好ましくは30〜300 μm の厚さのフィ
ルムが用いられる。
【0015】上記基板の中でもポリエステル、特にポリ
エチレンテレフタレートが機械的特性、作業性の点から
好ましく用いられる。
【0016】本発明の記録用透明フィルムにおいては、
上記基板の上に吸水ポリマー粒子とバインダーとを含有
する層(以下、「吸水ポリマー・バインダー層」と略
す)が設けられる。本発明においては、インク吸収層と
して吸水ポリマー・バインダー層を基板の上に直接設け
てもよいし、更に、インク吸収性を高めるために、基板
の上に別のインク吸収層を設け、更にその上に染料定着
層として吸水ポリマー・バインダー層を設けてもよい。
【0017】本発明に用いられる水不溶性の吸水ポリマ
ー粒子の組成としては、澱粉−アクリロニトリルグラフ
ト重合体の加水分解物架橋体、澱粉−アクリル酸グラフ
ト重合体の中和物架橋体、酢酸ビニル−アクリル酸エス
テル共重合体のケン化物架橋体、アクリロニトリル共重
合体もしくはアクリルアミド共重合体の加水分解物の架
橋体、自己架橋型ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアク
リル酸部分中和物架橋体、ポリ(2−メタクリロイルオ
キシエチルトリメチルアンモニウムクロライド)架橋
体、ポリ(2−ヒドロキシ3−メタクリロイルオキシプ
ロピルトリメチルアンモニウムクロライド)架橋体、ポ
リ(2−ヒドロキシ3−メタクリロイルオキシプロピル
トリエチルアンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(2
−ヒドロキシ2−アクリロイルオキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(2−ヒドロ
キシ3−アクリロイルオキシプロピルトリエチルアンモ
ニウムクロライド)架橋体、ポリ(2−メタクリロイル
オキシエチルトリエチルアンモニウムクロライド)架橋
体、ポリ(2−アクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(2−アクリロイ
ルオキシエチルトリエチルアンモニウムクロライド)架
橋体、ポリ(ビニルベンジルトリメチルアンモニウムク
ロライド)架橋体、ポリ(ビニルベンジルトリエチルア
ンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(4−ビニルN−
メチルピリジニウムクロライド)架橋体、N,N−ジメ
チル置換3,5−メチルピペリジニウムクロライド架橋
体、ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロライド)
架橋体、ポリ(ジエチルジアリルアンモニウムクロライ
ド)架橋体、ポリ(ジメチルアミノエチルアクリレート
硫酸塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノエチルメタクリ
レート硫酸塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド硫酸塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノ
プロピルメタクリルアミド硫酸塩)架橋体、ポリ(ジメ
チルアミノエチルアクリレート塩酸塩)架橋体、ポリ
(ジメチルアミノエチルメタクリレート塩酸塩)架橋
体、ポリ(ジメチルアミノプロピルアクリレート塩酸
塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノプロピルアミノメタ
クリレート塩酸塩)架橋体、ポリエチレンイミンハイド
ロクロライド架橋体等が挙げられ、これらは単独でも、
2種類以上の混合系で用いてもよい。また、本発明の目
的とする吸水物性を損なわない範囲で必要に応じて、本
発明の吸水ポリマーは前記のポリマーを構成するモノマ
ーと他の親水性モノマーとの共重合体であってもよい。
【0018】特に、インクジェット記録用のインク中の
染料は殆どが直接染料または酸性染料であることから、
ポリ(2−メタクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウムクロライド)架橋体、ポリ(2−ヒドロキシ3
−メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロライド)架橋体、ポリ(2−ヒドロキシ3−メタ
クリロイルオキシプロピルトリエチルアンモニウムクロ
ライド)架橋体、ポリ(2−ヒドロキシ2−アクリロイ
ルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)
架橋体、ポリ(2−ヒドロキシ3−アクリロイルオキシ
プロピルトリエチルアンモニウムクロライド)架橋体、
ポリ(2−メタクリロイルオキシエチルトリエチルアン
モニウムクロライド)架橋体、ポリ(2−アクリロイル
オキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド)架橋
体、ポリ(2−アクリロイルオキシエチルトリエチルア
ンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(ビニルベンジル
トリメチルアンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(ビ
ニルベンジルトリエチルアンモニウムクロライド)架橋
体、ポリ(4−ビニルNメチルピリジニウムクロライ
ド)架橋体、NNジメチル置換3,5−メチルピペリジ
ニウムクロライド架橋体、ポリ(ジメチルジアリルアン
モニウムクロライド)架橋体、ポリ(ジエチルジアリル
アンモニウムクロライド)架橋体、ポリ(ジメチルアミ
ノエチルアクリレート硫酸塩)架橋体、ポリジメチルア
ミノエチルメタクリレート硫酸塩)架橋体、ポリ(ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド硫酸塩)架橋体、ポ
リ(ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド硫酸塩)
架橋体、ポリ(ジメチルアミノエチルアクリレート塩酸
塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト塩酸塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノプロピルアク
リレート塩酸塩)架橋体、ポリ(ジメチルアミノプロピ
ルアミノメタクリレート塩酸塩)架橋体、ポリエチレン
イミンハイドロクロライド架橋体等の分子構造中にカチ
オン基を有する吸水ポリマーを用いるのが好ましい。
【0019】上記の吸水ポリマーは、逆相懸濁重合、逆
相乳化重合、溶液重合、バルク重合何れの方法で合成し
てもよい。但し、重量平均粒子径(光散乱法にて測定)
が0.5 μm より大きい場合は、粉砕等を行い、重量平均
粒子径を 0.5μm 以下にする必要がある。粉砕の方法と
しては、まず粗粒子を水で膨潤させ、粉砕後乾燥、収縮
させると比較的容易に所望の重量平均粒子径になる。重
量平均粒子径は、 0.5μm 以下、好ましくは 0.3
μm 以下、更に好ましくは0.15μm 以下である。重量平
均粒子径が 0.5μm を超えると、記録フィルム表面に大
きな凹凸が発生し、フィルム表面での光の反射/散乱な
らびに層内部での吸水ポリマーとバインダーの屈折率差
からくる光の反射/散乱により記録フィルムの透明性が
低下するため好ましくない。
【0020】また上記吸水ポリマーの吸水量は、自重の
1.5倍以上10倍未満、吸水速度は0.1ml /分・g以上で
あることが必要である。
【0021】本発明で定義する吸水ポリマーの吸水量
は、ポリマー1gを大過剰のイオン交換水(約 500g)
中に分散させ、該ポリマーの吸水量が平衡状態になるま
で膨潤させた後(約6時間)、光散乱法により吸水前と
吸水後のポリマーの平均粒子径を測定し、その体積差を
求めることで吸水量を算出したものである。また吸水速
度は、被吸収液としてイオン交換水を用い、特開平5−
40182 号公報記載のDW法に準じ、 1.0gの吸水ポリマ
ーに対する1分間の吸水量として求めたものである。
【0022】吸水量は、自重の 1.5倍以上10倍未満、好
ましくは2〜8倍であることが、高湿度下での保存時に
おける耐べた付き性、並びに高湿度下での印字画像のに
じみ安定性の面で好ましい。また、吸水速度は 0.1ml/
分・g以上、好ましくは1ml/分・g以上あることがイ
ンクの吸収性(印刷後の乾燥性)から好ましい。これら
吸水量および吸水速度は、吸水ポリマーの架橋密度によ
り容易に制御できる。例えば吸水量は、架橋密度を高く
すると低下し、架橋密度を低くすると増大する。また、
吸水速度は、一般に架橋密度を低くするに従い低下し、
逆に粒子表面近傍の架橋密度を適度に高めると吸水速度
は著しく上昇することが知られている(特公平1−1741
1 号)。
【0023】本発明における親水性ポリマーのバインダ
ーとしては、水溶性または水分散性のポリマーが用いら
れる。かかるポリマーとして、吸水ポリマー粒子の分散
性が良好であり、製膜性及び得られた膜強度が高い親水
性ポリマーが好ましく用いられる。
【0024】例えば、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エス
テル化澱粉、デキストリン等の澱粉類、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、
ポリビニルアルコールおよびその誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸またはそ
のエステル、塩類およびそれらの共重合体、ポリヒドロ
キシエチルメタクリレートおよびその共重合体等のビニ
ル系重合体、またポリ(2−メタクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド)、ポリ(2−ヒ
ドロキシ3−メタクリロイルオキシプロピルトリメチル
アンモニウムクロライド、ポリ(2−ヒドロキシ3−メ
タクリロイルオキシプロピルトリエチルアンモニウムク
ロライド)、ポリ(2−ヒドロキシ2−アクリロイルオ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)、ポ
リ(2−ヒドロキシ3−アクリロイルオキシプロピルト
リエチルアンモニムクロライド)、ポリ(2−メタクリ
ロイルオキシエチルトリエチルアンモニウムクロライ
ド)、ポリ(2−アクリロイルオキシエチルトリメチル
アンモニウムクロライド)、ポリ(2−アクリロイルオ
キシエチルトリエチルアンモニウムクロライド)、ポリ
(ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ド)、ポリ(ビニルベンジルトリエチルアンモニウムク
ロライド)、ポリ(4−ビニルNメチルピリジニウムク
ロライド)、N,N−ジメチル置換3,5−メチルピペ
リジニウムクロライド、ポリ(ジメチルジアリルアンモ
ニウムクロライド)、ポリ(ジエチルジアリルアンモニ
ウムクロライド)、ポリ(ジメチルアミノエチルアクリ
レート硫酸塩)、ポリジメチルアミノエチルメタクリレ
ート硫酸塩)、ポリ(ジメチルアミノプロピルアクリル
アミド硫酸塩)、ポリ(ジメチルアミノプロピルメタク
リルアミド硫酸塩、ポリ(ジメチルアミノエチルアクリ
レート塩酸塩)、ポリ(ジメチルアミノエチルメタクリ
レート塩酸塩)、ポリ(ジメチルアミノプロピルアクリ
レート塩酸塩)、ポリ(ジメチルアミノプロピルアミノ
メタクリレート塩酸塩)、ポリエチレンイミンハイドロ
クロライド等の分子構造中にカチオン基を有するポリマ
ーなどが挙げられ、これらは単独でも、2種類以上の混
合系で用いてもよい。この中でも好ましくは、ポリビニ
ルアルコールの単独系又はポリ(2−メタクリロイルオ
キシエチルトリメチルアンモニウムクロライド)とポリ
ビニルアルコールとの併用系が使用される。特に印刷性
(耐にじみ性)から、カチオン性のポリマーを含むバイ
ンダーが好ましく用いられる。また、バインダー中には
本発明の目的とする諸物性を損なわない範囲で、無機粒
子、疎水性の有機粒子および防腐剤等を含有させてもよ
い。
【0025】本発明における吸水性ポリマーとバインダ
ーとの混合比は、吸水ポリマー100重量部に対しバイン
ダーを1〜3000重量部、好ましくは5〜2000重量部、更
に好ましくは8〜1000重量部である。吸水ポリマー 100
重量部に対しバインダーが1重量部未満であると基板又
は下層に強く固着したフィルムが得られず好ましくな
い。また3000重量部を超えると吸水ポリマーの効果が見
られなくなるために好ましくない。尚、吸水性ポリマー
とバインダーとの混合は、従来公知の撹拌混合にて行わ
れる。
【0026】本発明における吸水ポリマー・バインダー
層の塗膜厚さは、材料により異なるため特に限定されな
いが、インク吸収層として吸水ポリマー・バインダー層
を基板の上に直接設けた場合は、3〜50μm 、好ましく
は5〜30μm である。これより薄いとインク吸収性が劣
り、これより厚いと作業性が悪くなるために好ましくな
い。
【0027】また、基板の上に別のインク吸収層を設
け、更にその上に染料定着層として吸水ポリマー・バイ
ンダー層を設けた場合は、インク吸収層の厚さは2〜50
μm 、好ましくは5〜30μm であり、染料定着層の厚さ
は 0.1〜25μm 、好ましくは 0.1〜10μm である。染料
定着層が、これより薄いと染料定着性が劣るため好まし
くなく、また、これより厚いと作業性が悪くなるため好
ましくない。
【0028】本発明において、吸水ポリマー・バインダ
ー層を染料定着層として用いた場合、インク吸収層は特
に限定されないが、水溶性ポリマーや水分散性ポリマー
を好適に用いることができる。水溶性ポリマーや水分散
性ポリマーとしては例えば、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、エステル化澱粉、デキストリン等の澱粉類、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、ポリビニル
アルコールおよびその誘導体、ポリビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸またはそのエステ
ル、塩類およびそれらの共重合体等が好ましく用いられ
る。また、インク吸収層中には本発明の目的とする諸物
性を損なわない範囲で、無機粒子、疎水性の有機粒子、
防腐剤等を含有させてもよい。
【0029】本発明において、上記のそれぞれの層には
本発明の特性を損なわない範囲で公知の添加剤、例え
ば、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防止剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、染料等を含有せしめてもよい。
【0030】上記のそれぞれの層の塗布方法は特に限定
されないが、グラビアコート法、リバースコート法、キ
スコート法、ダイコート法、バーコート法など公知の方
法を適用することができる。塗剤濃度、塗膜乾燥条件は
特に限定されるものではないが、塗膜乾燥条件は基板の
諸特性に悪影響を及ぼさない範囲で行うのが望ましい。
【0031】
【発明の効果】本発明で得た記録用透明フィルムは、可
視光線程度以下の吸水ポリマー粒子を用いているために
かなり高い透明性を有し、また吸水ポリマーの吸水量が
自重の10倍以下であるために高湿度下に保存してもべた
付きが小さく、さらに印刷後、高湿度下に放置しても印
字画像がにじまないといった優れた特徴を有している。
またさらに、吸水速度の高い吸水ポリマーを使用してい
ることから印刷後の乾燥速度が速いといった特徴も有し
ている。これは、インクジェットプリンター用記録フィ
ルムやオフセット印刷、フレキソ印刷などの用途におい
て好ましく用いることが出来る。
【0032】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。まず、本発明における各種特性の測定法について説
明する。
【0033】(1)吸水ポリマーの吸水量 ポリマー1gを大過剰のイオン交換水(約 500g)中に
分散し、該ポリマーの吸水量が平衡状態になるまで膨潤
させた後(約6時間)、光散乱法により吸水前と吸水後
のポリマーの粒子径を測定し体積差を求めることで、吸
水量を算出した。また、初期重量平均粒子径が50μm 以
上の吸水ポリマーについては、吸水後光散乱法では測定
できない大きさになるため、吸水後吸引濾過し以下の式
から吸水量を求めた。
【0034】
【数1】
【0035】(2)吸水ポリマーの吸水速度 吸水速度は、被吸収液としてイオン交換水を用い、特開
平5−40182 号記載のDW法に準じ、 1.0gの吸水ポリ
マーに対する1分間の吸水量として求めた。
【0036】(3)透明性 厚さ 100μm のPET基板上に、吸水ポリマーとバイン
ダーからなるインク吸収層(厚さ:30μm )を設けたフ
ィルム、又はインク吸収層(厚さ:20μm )と吸水ポリ
マーとバインダーからなる染料定着層(厚さ:5μm )
を順次積層したフィルムを作製し、これを島津自記分光
光度計UV−265FW を用いて 700nmの波長における光透過
率を測定し、以下の基準で評価した。尚、PETフィル
ム単独の光透過率は88%であった。 ◎:光透過率が80%以上 ○:光透過率が75%以上 ×:光透過率が75%未満。
【0037】(4)耐べた付き性 PET基板上に吸水ポリマーとバインダーからなるイン
ク吸収層を設けたフィルム、又はインク吸収層と吸水ポ
リマーとバインダーからなる染料定着層を順次積層した
フィルムを温度30℃、相対湿度75%の部屋に24時間放置
後、インク吸収層又は染料定着層表面のべた付きを触手
により以下の基準で評価した。 ◎:べた付かない ○:少しべた付く ×:かなりべた付く。
【0038】(5)印刷性 EPSON(株)製マッハジェットカラープリンターMJ
−700V2Cを用い、図柄パターンを印字し、印字品質、イ
ンク吸収性(速乾性)を評価し、記録性を以下のように
判定した。尚、印字品質は拡大鏡で肉眼観察にて評価
し、インク吸収性は印字直後、図柄パターンを指で1回
こすってインクによるインク吸収層又は染料定着層の汚
れ度合いを以下の基準で評価した。 印字品質 ◎:非常に良好(ドットが均一で鮮明) ○:良好 △:やや劣る ×:ドットの流れ、はじき、にじみがある インク吸収性 ◎:非常に良好(インク吸収層が汚れない) ○:良好 △:やや劣る ×:インクが流れインク吸収層が汚れる。
【0039】(6)印刷物の保存安定性 印刷後、温度30℃、相対湿度75%の部屋に24時間放置
後、印字品質を以下の基準で評価した。 ◎:良好 ○:やや劣る ×:ドットの流れ、はじき、にじみがある。
【0040】<実施例1〜3、比較例1〜2>2リット
ルビーカーにて疎水性有機液体としてアイソパー(エク
ソン社、イソパラフィン) 560gおよび非イオン性界面
活性剤としてソルビタンモノラウレート56gを混合し、
オイル液を作製した。別に1リットルビーカーにて2−
メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライド 600g(80%水溶液)および架橋剤としてメチ
レンビスアクリルアミド12gをイオン交換水 136gに溶
解し、単量体水溶液を作製した。オイル液に対してホモ
ジナイザーを用い、8000rpm にて攪拌しながら単量体水
溶液を徐々に加えた。添加終了後、 180分間乳化分散を
継続し(平均循環数:3000パス)、モノマーエマルショ
ンを作製した。攪拌機、温度計および窒素導入管を接続
した2リットルの3つ口セパラブルフラスコに作製した
モノマーエマルションを全量仕込み、窒素ガスを 1.5リ
ットル/分の流量で 120分間バブリングし、モノマーエ
マルションを脱気した。次に、このモノマーエマルショ
ンの温度を35℃の一定温度に保持した後、表1に示した
重合開始剤を順次添加して重合を開始した。約4時間後
には重合は終了し、重量平均粒子径が0.12μm (光散乱
法にて測定)の油中水型カチオン性ポリマーエマルショ
ンを得た(以下 PMEAC架橋体と略す)。
【0041】次に、上記エマルションにイオン交換水 2
00gを加え膨潤させた後、遠心分離しオイルおよびポリ
マーに吸水されなかった水を除去した。その後エタノー
ル洗浄/遠心分離を3回繰り返し、一部取り出し後50
℃、24時間減圧乾燥した。表1に乾燥・解砕した吸水ポ
リマーの重量平均粒子径、吸水物性を示す。また、遠心
分離後の吸水ポリマーに、バインダーとしてポリビニル
アルコール(クラレ(株)製、PVA217)/ポリ(2−メ
タクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロ
ライド)(以下 PMEACと略す)=50/50(重量比)の水
溶液を用い、ポリエチレンテレフタレートフィルム(花
王(株)製 OHPフィルム、厚さ:100μm )に塗
工、乾燥(120 ℃、5分、インク吸収層の厚さ:30μm
)したインクジェット記録フィルムの記録特性ならび
に透明性を表2に示す。
【0042】<実施例4、5>疎水性有機液体、非イオ
ン性界面活性剤、単量体等の組成と重合開始剤を変更し
た以外は実施例1と同様にして重合を行うことによって
油中水型カチオン性ポリマーエマルションを得た。それ
らの組成、重合開始剤、および乾燥後得られた吸水ポリ
マーの重量平均粒子径、吸水物性を表1に示す(以下実
施例4の吸水ポリマーをPDAPAA架橋体、実施例5の吸水
ポリマーを PDAEM架橋体と略す)。またPVA217/PMEAC
=50/50(重量比)の水溶液をバインダーに用いたとき
のインクジェット印刷記録特性ならびに透明性を表2に
示す。
【0043】<実施例6、比較例3〜5>アクリル酸7
2.1gを18.0gの水で希釈し、冷却しつつ30wt%の水酸
化ナトリウム水溶液98.9gで中和した後、 2.8wt%過硫
酸カリウム10.7gを加えて均一溶液とし、単量体/開始
剤水溶液を作った。
【0044】別に、還流冷却管、滴下漏斗、攪拌棒、及
び窒素導入管を備えた500ml フラスコにシクロヘキサン
283gをとり、エチルセルロース 0.9gを加えて攪拌
(300rpm)・分散させ、フラスコを窒素置換した後、75
℃に昇温した。これに前述の単量体/開始剤水溶液を30
分間にわたり滴下し、滴下終了後、75℃で 1.5時間、さ
らに80℃で4時間攪拌・重合した。
【0045】重合終了後、生成物を分別し、減圧下に乾
燥することで重量平均粒子径が15μm の真球状粒子を得
た。得られた吸水ポリマーの吸水物性を表1に、またバ
インダーにポリビニルアルコールを用いたときのインク
ジェット記録フィルムの記録特性および透明性を表3に
示す。
【0046】また上記の平均粒子径が15μm の真球状粒
子を一部取り出し、イオン交換水で自重の 120倍に膨潤
させ、その後サンドミル粉砕機により粉砕することで、
乾燥・解砕後重量平均粒子径が0.22μm の粒子を得た。
得られた吸水ポリマーの吸水物性を表1に、またバイン
ダーとしてポリビニルアルコールを用いたときのインク
ジェット記録フィルムの記録特性ならびに透明性を表3
に示す。
【0047】さらに、粉砕した吸水ポリマーをシクロヘ
キサン中に攪拌・分散させ、この中に50wt%のエチレン
グリコールジグリシジルエーテル水溶液を吸水ポリマー
中のアクリル酸ユニットに対し4wt%および30wt%
滴下し(以下を2%架橋、を15%架橋と記す)、75
℃で3時間架橋反応(後架橋)を行った。得られた吸水
ポリマーの吸水物性を表1に、またバインダーとしてポ
リビニルアルコールを用いた時のインクジェット記録フ
ィルムの記録特性および透明性を表2及び表3に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】<実施例7〜8、比較例6>ポリエチレン
テレフタレートフィルム(花王(株)製 OHPフィル
ム、厚さ:100 μm )に以下のインク吸収層と染料定着
層を順次積層した。塗布方法は、PET上にまずインク
吸収層の塗剤を塗布し、120 ℃、5分間熱風乾燥するこ
とで20μm のインク吸収層を作製する。次いでその上に
染料定着層の塗剤を塗布し、120 ℃、5分間熱風乾燥す
ることで4μm の染料定着層を積層した。 インク吸収層;クラレ(株)製のポリビニルアルコール
(PVA217)をイオン交換水に各々溶解し、10%濃度の水
溶液を作製し、これをインク吸収層の塗剤として用い
た。 染料定着層;PMEAC架橋体にバインダーとしてPVA217/PM
EAC=20/80(重量比)の水溶液を固形分比で吸水ポリ
マー100 重量部に対しバインダーを 0.5重量部(比較例
6)、20重量部(実施例7)、 500重量部(実施例8)
で配合したものを染料定着層の塗剤として用いた。表4
にこれらの組成からなる記録用フィルムの記録特性を示
す。
【0052】<実施例9〜10>染料定着層として以下の
吸水ポリマー・バインダー層を用いた以外は、実施例7
と同様にして本発明のフィルムを得た。 染料定着層;PDAPAA架橋体又は PDAEM架橋体にバインダ
ーとしてPVA217/PMEAC=20/80(重量比)の水溶液を固形
分比で吸水ポリマー 100重量部に対し20重量部配合した
ものを染料定着層の塗剤として用いた記録フィルムの記
録特性を表4に示す。
【0053】<比較例7>染料定着層を塗工せず、イン
ク吸収層のみを塗工した以外は実施例7と同様にして記
録フィルムを得た。該記録フィルムの記録特性を表4に
示す。
【0054】
【表4】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に不溶の透明プラスチックフィルム基
    板に密着して又は密着せずに、吸水量が自重の 1.5倍以
    上10倍未満、吸水速度が 0.1ml/分・g以上、かつ重量
    平均粒子径が 0.5μm 以下の水不溶性の吸水ポリマー粒
    子 100重量部と親水性ポリマーのバインダー1〜3000重
    量部とを含有する層を設けることを特徴とする記録用透
    明フィルム。
  2. 【請求項2】 記録用透明フィルムが水に不溶の透明プ
    ラスチックフィルム基板上にインク吸収層のみを積層し
    てなる記録用透明フィルムであり、該インク吸収層が吸
    水量が自重の 1.5倍以上10倍未満、吸水速度が 0.1ml/
    分・g以上、かつ重量平均粒子径が 0.5μm 以下の水不
    溶性の吸水ポリマー粒子 100重量部と親水性ポリマーの
    バインダー1〜3000重量部とを含有する層である請求項
    1記載の記録用透明フィルム。
  3. 【請求項3】 記録用透明フィルムが水に不溶の透明プ
    ラスチックフィルム基板上にインク吸収層と染料定着層
    を順次積層してなる記録用透明フィルムであり、該染料
    定着層が吸水量が自重の 1.5倍以上10倍未満、吸水速度
    が 0.1ml/分・g以上、且つ重量平均粒子径が 0.5μm
    以下の水不溶性の吸水ポリマー粒子 100重量部と親水性
    ポリマーのバインダー1〜3000重量部とを含有する層で
    ある請求項1記載の記録用透明フィルム。
  4. 【請求項4】 インク吸収層がポリビニルアルコールも
    しくはその誘導体、またはポリビニルピロリドンもしく
    はその誘導体からなる請求項3記載の記録用透明フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 水不溶性の吸水ポリマー粒子が、分子構
    造中にカチオン基を有する吸水ポリマーである請求項1
    〜4の何れか1項に記載の記録用透明フィルム。
  6. 【請求項6】 水不溶性の吸水ポリマー粒子の吸水量が
    自重の2〜8倍、吸水速度が1ml/分・g以上である請
    求項1〜5の何れか1項に記載の記録用透明フィルム。
  7. 【請求項7】 親水性ポリマーのバインダーがカチオン
    基を有するポリマーを含有するものである請求項1〜6
    の何れか1項に記載の記録用透明フィルム。
  8. 【請求項8】 親水性ポリマーのバインダーが親水性の
    ノニオン性ポリマーを更に含有するものである請求項7
    記載の記録用透明フィルム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083232A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Mitsui Chemicals, Inc. Feuille support d'impression et procede de production correspondant

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WO2001083232A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Mitsui Chemicals, Inc. Feuille support d'impression et procede de production correspondant

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