JPH08258122A - 中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置 - Google Patents
中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置Info
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- JPH08258122A JPH08258122A JP6367995A JP6367995A JPH08258122A JP H08258122 A JPH08258122 A JP H08258122A JP 6367995 A JP6367995 A JP 6367995A JP 6367995 A JP6367995 A JP 6367995A JP H08258122 A JPH08258122 A JP H08258122A
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- Japan
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- parison
- piston
- molding
- molding machine
- nut
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/041—Extrusion blow-moulding using an accumulator head
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アキュムレータヘッドのピストンの駆動源を
電動化することによって成形品質を向上させるようにし
た中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置を提
供する。 【構成】 モータ８の回転運動をネジ部材２０により直
線運動として、アキュムレータヘッドの円筒状のピスト
ン２８を押圧して、パリソン４０を射出する。
電動化することによって成形品質を向上させるようにし
た中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置を提
供する。 【構成】 モータ８の回転運動をネジ部材２０により直
線運動として、アキュムレータヘッドの円筒状のピスト
ン２８を押圧して、パリソン４０を射出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空成形機のパリソン
の成形方法およびその装置に関するものである。
の成形方法およびその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、パリソンの成形装置としては、例
えば図３に示す油圧駆動式のアキュムレータヘッドが採
用されている。すなわち、図３において、符号２１で示
されるものは押出機２２のノズル２３が接続されたハウ
ジング２１であり、このハウジング２１の下部にシリン
ダ２４が接続されている。このハウジング２１およびシ
リンダ２４の中心には長手方向（上下方向）に延在する
円柱状の中子２５が配設され、中子２５の下端部にはコ
ア２６が設けられている。前記シリンダ２４と中子２５
の間には円筒状の貯留室２７が画成され、この貯留室２
７内には円筒状のピストン２８が配設されている。
えば図３に示す油圧駆動式のアキュムレータヘッドが採
用されている。すなわち、図３において、符号２１で示
されるものは押出機２２のノズル２３が接続されたハウ
ジング２１であり、このハウジング２１の下部にシリン
ダ２４が接続されている。このハウジング２１およびシ
リンダ２４の中心には長手方向（上下方向）に延在する
円柱状の中子２５が配設され、中子２５の下端部にはコ
ア２６が設けられている。前記シリンダ２４と中子２５
の間には円筒状の貯留室２７が画成され、この貯留室２
７内には円筒状のピストン２８が配設されている。
【０００３】前記ハウジング２１の上方には、図示しな
いスペーサーを介して射出シリンダ３５が設けられ、そ
の出力軸３６に接続されたピストンロッド３７の上下動
によつて前記ピストン２８が貯留室２７内で摺動可能と
されている。
いスペーサーを介して射出シリンダ３５が設けられ、そ
の出力軸３６に接続されたピストンロッド３７の上下動
によつて前記ピストン２８が貯留室２７内で摺動可能と
されている。
【０００４】前記シリンダ２４の下部には、ダイホルダ
３１によってダイ３２が取り付けられ、このダイ３２の
内周と前記コア２６の外周によって前記貯留室２７に連
通する吐出口３３が形成されている。なお、シリンダ２
４などの外周にはヒータ３４が取り付けられている。
３１によってダイ３２が取り付けられ、このダイ３２の
内周と前記コア２６の外周によって前記貯留室２７に連
通する吐出口３３が形成されている。なお、シリンダ２
４などの外周にはヒータ３４が取り付けられている。
【０００５】上述の構成において、押出機２２で溶融混
練した樹脂をノズル２３を介して、アキュムレータヘッ
ドの貯留室２７に供給すると、ピストン２８が上昇し、
所定量の溶融樹脂が蓄えられる。次に、射出シリンダ３
５に図示しない油圧ユニットよりオイルを供給して、射
出シリンダ３５の出力軸３６を押して、ピストンロッド
３７を介してピストン２８を下降させると、貯留室２７
内の溶融樹脂は吐出口３３からパリソン４０として射出
される。
練した樹脂をノズル２３を介して、アキュムレータヘッ
ドの貯留室２７に供給すると、ピストン２８が上昇し、
所定量の溶融樹脂が蓄えられる。次に、射出シリンダ３
５に図示しない油圧ユニットよりオイルを供給して、射
出シリンダ３５の出力軸３６を押して、ピストンロッド
３７を介してピストン２８を下降させると、貯留室２７
内の溶融樹脂は吐出口３３からパリソン４０として射出
される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来のパリソンの成形
方法およびその装置は、以上のように構成されているた
め、次のような問題点が存在していた。 (1) 射出シリンダなどからオイル（作動油）が漏れ、そ
のオイルミストなどによ成形品が汚染されることがあ
る。 (2) 射出シリンダなどからオイルが漏れたとき、射出シ
リンダの下方に設けられたハウジングやシリンダなどの
外周に取り付けられたヒーターにオイルが触れると火災
事故が発生する危険が常にあるので、火災の心配がつき
まわっていた。 (3) 射出シリンダなどを駆動するために、油圧ユニット
を使用しているので騒音が発生する。また、油圧ユニッ
トの油圧モータは常に回転しているので電力を消費する
割合が大きい。 (4) 射出シリンダなどに使用するオイルの温度変化によ
って射出量が変化し、成形品の重量が不安定となり成形
品不良率が高くなると共に高品質成形ができにくい。 (5) 油圧に係る消耗品、例えばパッキン、ガスケット、
オイルシールなどの交換費用と時間を必要とする。
方法およびその装置は、以上のように構成されているた
め、次のような問題点が存在していた。 (1) 射出シリンダなどからオイル（作動油）が漏れ、そ
のオイルミストなどによ成形品が汚染されることがあ
る。 (2) 射出シリンダなどからオイルが漏れたとき、射出シ
リンダの下方に設けられたハウジングやシリンダなどの
外周に取り付けられたヒーターにオイルが触れると火災
事故が発生する危険が常にあるので、火災の心配がつき
まわっていた。 (3) 射出シリンダなどを駆動するために、油圧ユニット
を使用しているので騒音が発生する。また、油圧ユニッ
トの油圧モータは常に回転しているので電力を消費する
割合が大きい。 (4) 射出シリンダなどに使用するオイルの温度変化によ
って射出量が変化し、成形品の重量が不安定となり成形
品不良率が高くなると共に高品質成形ができにくい。 (5) 油圧に係る消耗品、例えばパッキン、ガスケット、
オイルシールなどの交換費用と時間を必要とする。
【０００７】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、特に、アキュムレータヘッドの
ピストンの駆動源を電動化することによって成形品質の
向上などを可能にした中空成形機のパリソンの成形方法
およびその装置を提供することにある。
ためになされたもので、特に、アキュムレータヘッドの
ピストンの駆動源を電動化することによって成形品質の
向上などを可能にした中空成形機のパリソンの成形方法
およびその装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
のパリソンの成形方法は、アキュムレータヘッドの円筒
状のピストンをピストンロッドにより押圧して、パリソ
ンを射出する中空成形機のパリソンの成形方法におい
て、モータの回転運動をネジ部材により直線運動とし
て、ピストンロッドを押圧して、パリソンを射出するこ
とを特徴とする。
のパリソンの成形方法は、アキュムレータヘッドの円筒
状のピストンをピストンロッドにより押圧して、パリソ
ンを射出する中空成形機のパリソンの成形方法におい
て、モータの回転運動をネジ部材により直線運動とし
て、ピストンロッドを押圧して、パリソンを射出するこ
とを特徴とする。
【０００９】本発明による中空成形機のパリソンの成形
装置は、 アキュムレータヘッドの円筒状のピストンを
ピストンロッドにより押圧して、パリソンを射出する中
空成形機のパリソンの成形装置において、溶融樹脂供給
用のノズルが接続されたハウジングの上部に設けられて
いるサポートと、該サポートの上部側面にブラケットを
介して設けられている一対のピストン駆動装置と、前記
サポートの下部に上下動可能に設けられ一対のピストン
ロッドを下部に有するロッド取付プレートとからなり、
前記ピストン駆動装置が、モータと、スラストベアリン
グを介して前記ブラケツトに保持され前記モータによっ
て回転されるネジ軸と、前記ネジ軸と螺合するナットが
設けられ上下動可能とされているプレートとからなり、
前記プレートが前記ロッド取付プレートを押圧して、パ
リソンを射出することを特徴とする。前記ネジ軸がボー
ルネジであり、ナットがボールナットであることが好ま
しい。
装置は、 アキュムレータヘッドの円筒状のピストンを
ピストンロッドにより押圧して、パリソンを射出する中
空成形機のパリソンの成形装置において、溶融樹脂供給
用のノズルが接続されたハウジングの上部に設けられて
いるサポートと、該サポートの上部側面にブラケットを
介して設けられている一対のピストン駆動装置と、前記
サポートの下部に上下動可能に設けられ一対のピストン
ロッドを下部に有するロッド取付プレートとからなり、
前記ピストン駆動装置が、モータと、スラストベアリン
グを介して前記ブラケツトに保持され前記モータによっ
て回転されるネジ軸と、前記ネジ軸と螺合するナットが
設けられ上下動可能とされているプレートとからなり、
前記プレートが前記ロッド取付プレートを押圧して、パ
リソンを射出することを特徴とする。前記ネジ軸がボー
ルネジであり、ナットがボールナットであることが好ま
しい。
【００１０】
【作用】モータの回転運動をネジ軸とプレートに取り付
けられたナットにより直線運動としてプレートを押し下
げる。この押し力をロッド取付プレートとピストンロッ
ドを介してピストンに伝え、下方に溶融樹脂を押し下げ
て吐出口から射出して円筒状のパリソンを成形する。射
出後、前記モータを逆回転し、ナットとナットホルダお
よびプレートを所定位置まで上昇させる。
けられたナットにより直線運動としてプレートを押し下
げる。この押し力をロッド取付プレートとピストンロッ
ドを介してピストンに伝え、下方に溶融樹脂を押し下げ
て吐出口から射出して円筒状のパリソンを成形する。射
出後、前記モータを逆回転し、ナットとナットホルダお
よびプレートを所定位置まで上昇させる。
【００１１】
【実施例】以下、図面と共に本発明による中空成形機の
パリソンの成形方法およびその装置の実施例について説
明する。なお、従来例と同一または同等部分には同一符
号を用いて説明する。図１は本発明によるパリソンの成
形装置を示す部分縦断面図であり、図２はピストン駆動
装置を示す構成図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）はそ
の側面図である。
パリソンの成形方法およびその装置の実施例について説
明する。なお、従来例と同一または同等部分には同一符
号を用いて説明する。図１は本発明によるパリソンの成
形装置を示す部分縦断面図であり、図２はピストン駆動
装置を示す構成図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）はそ
の側面図である。
【００１２】すなわち、図１において、符号２１で示さ
れるものは押出機２２のノズル２３が接続されたハウジ
ングであり、このハウジング２１の下部にシリンダ２４
が接続されている。このハウジング２１およびシリンダ
２４の中心には長手方向（上下方向）に延在する円柱状
の中子２５が配設され、中子２５の下端部にはコア２６
が設けられている。前記シリンダ２４と中子２５の間に
は円筒状の貯留室２７が画成され、この貯留室２７内に
はピストンロッド５により押圧される円筒状のピストン
２８が配設されている。
れるものは押出機２２のノズル２３が接続されたハウジ
ングであり、このハウジング２１の下部にシリンダ２４
が接続されている。このハウジング２１およびシリンダ
２４の中心には長手方向（上下方向）に延在する円柱状
の中子２５が配設され、中子２５の下端部にはコア２６
が設けられている。前記シリンダ２４と中子２５の間に
は円筒状の貯留室２７が画成され、この貯留室２７内に
はピストンロッド５により押圧される円筒状のピストン
２８が配設されている。
【００１３】前記シリンダ２４の下部には、ダイホルダ
３１によってダイ３２が取り付けられ、このダイ３２の
内周と前記コア２６の外周によって前記貯留室２７に連
通する吐出口３３が形成されている。なお、ハウジング
２１などの外周にはヒータ３４が取り付けられている。
３１によってダイ３２が取り付けられ、このダイ３２の
内周と前記コア２６の外周によって前記貯留室２７に連
通する吐出口３３が形成されている。なお、ハウジング
２１などの外周にはヒータ３４が取り付けられている。
【００１４】前記ハウジング２１の上部にはサポート１
が設けられ、その上部の図中左右両側には一対のピスト
ン駆動装置２が断面コ字状のブラケット３を介して設け
られている。また、前記サポート１の下部の両側には、
それぞれ上下方向に孔４が貫通して設けられ、この両孔
４に前記ピストン２８を押圧する一対のピストンロッド
５を下部に有するロッド取付プレート６が上下動可能に
設けられている。
が設けられ、その上部の図中左右両側には一対のピスト
ン駆動装置２が断面コ字状のブラケット３を介して設け
られている。また、前記サポート１の下部の両側には、
それぞれ上下方向に孔４が貫通して設けられ、この両孔
４に前記ピストン２８を押圧する一対のピストンロッド
５を下部に有するロッド取付プレート６が上下動可能に
設けられている。
【００１５】図２に示すピストン駆動装置２において、
断面コ字状のブラケット３の上部にはスペーサ７を介し
てモータ８が取り付けられている。また、ブラケット３
の上部中央にはスラストベアリング９が設けられ、キー
１０およびカップリング１１を介して前記モータ８によ
って回転されるネジ軸１２を保持している。また、ブラ
ケット３の図２（ｂ）中左右両側には一対の中空ガイド
部材１３が取り付けられ、下部にプレート１４を有する
一対のガイドバー１５が上下動可能に内挿されている。
断面コ字状のブラケット３の上部にはスペーサ７を介し
てモータ８が取り付けられている。また、ブラケット３
の上部中央にはスラストベアリング９が設けられ、キー
１０およびカップリング１１を介して前記モータ８によ
って回転されるネジ軸１２を保持している。また、ブラ
ケット３の図２（ｂ）中左右両側には一対の中空ガイド
部材１３が取り付けられ、下部にプレート１４を有する
一対のガイドバー１５が上下動可能に内挿されている。
【００１６】前記プレート１４の中央上部には、ナット
ホルダー１６が取り付けられ、その上部には、前記ネジ
軸１２と螺合するナット１７が取り付けられている。そ
して、ネジ部材２０としての前記ネジ軸１２にはボール
ネジ、ナット１７にはボールナットを使用することが好
ましい。また、モータ８には、ＡＣサーボモータなどか
らなるサーボモータが好ましい。
ホルダー１６が取り付けられ、その上部には、前記ネジ
軸１２と螺合するナット１７が取り付けられている。そ
して、ネジ部材２０としての前記ネジ軸１２にはボール
ネジ、ナット１７にはボールナットを使用することが好
ましい。また、モータ８には、ＡＣサーボモータなどか
らなるサーボモータが好ましい。
【００１７】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【００１８】押出機２２で溶融混練した樹脂を押出機２
２のノズル２３を介して、アキュムレータヘッドの貯留
室２７に供給する。この時、図示しない肉圧調整機構に
よりコア２６は上方に引き上げられダイ３２と接触し、
吐出口３３は閉じた状態とされているので、溶融樹脂が
下方に漏れることはない。
２のノズル２３を介して、アキュムレータヘッドの貯留
室２７に供給する。この時、図示しない肉圧調整機構に
よりコア２６は上方に引き上げられダイ３２と接触し、
吐出口３３は閉じた状態とされているので、溶融樹脂が
下方に漏れることはない。
【００１９】貯留室２７に溶融樹脂が供給されると、溶
融樹脂の圧力によりピストン２８は上昇し、それに伴
い、ピストンロッド５とロッド取付プレート６も上昇す
る。貯蔵量が必要量に達すると、図示しない肉圧調整機
構によりコア２６を下降させ、吐出口を開いた状態とす
る。 次に、ピストン駆動装置２のモータ８を回転し、
カップリング１１およびネジ軸１２を介して、ナット１
７とナットホルダ１６およびプレート１４を押し下げ
る。すなわち、モータ８の回転運動をネジ軸１２とプレ
ート１４に取り付けられたナット１７により直線運動と
してプレート１４を押し下げる。この押し力をロッド取
付プレート６とピストンロッド５を介して、ピストン２
８に伝え、下方に溶融樹脂を押し下げて吐出口３３から
射出して円筒状のパリソン４０を成形する。射出後、前
記モータ８を逆回転し、ナット１７とナットホルダ１６
およびプレート１４を所定位置まで上昇させる。
融樹脂の圧力によりピストン２８は上昇し、それに伴
い、ピストンロッド５とロッド取付プレート６も上昇す
る。貯蔵量が必要量に達すると、図示しない肉圧調整機
構によりコア２６を下降させ、吐出口を開いた状態とす
る。 次に、ピストン駆動装置２のモータ８を回転し、
カップリング１１およびネジ軸１２を介して、ナット１
７とナットホルダ１６およびプレート１４を押し下げ
る。すなわち、モータ８の回転運動をネジ軸１２とプレ
ート１４に取り付けられたナット１７により直線運動と
してプレート１４を押し下げる。この押し力をロッド取
付プレート６とピストンロッド５を介して、ピストン２
８に伝え、下方に溶融樹脂を押し下げて吐出口３３から
射出して円筒状のパリソン４０を成形する。射出後、前
記モータ８を逆回転し、ナット１７とナットホルダ１６
およびプレート１４を所定位置まで上昇させる。
【００２０】
【発明の効果】本発明によるパリソンの成形方法および
その装置では、以上のように、モータの駆動力によって
溶融樹脂を射出してパリソンを成形しているので、次の
ような効果を得ることができる。 (1) オイル（作動油）を一切使用しないので、オイル漏
れおよびオイルミストによる成形品の汚染、オイルのヒ
ータへの接触による火災事故などを、防止することがで
きる。 (2) 油圧ユニットを使用していないので、低騒音化を図
ることができる。 (3) 必要時にのみモータを駆動させればよいので、大幅
な省エネルギーを図ることができる。 (4) モータを使用しているので、フィードバック制御を
行うことにより精度が良い成形品が得られると共に、保
守が容易である。 (5) オイルに係る消耗部品（パッキン、ガスケット、オ
イルシール等）の費用と交換時間が不要となる。
その装置では、以上のように、モータの駆動力によって
溶融樹脂を射出してパリソンを成形しているので、次の
ような効果を得ることができる。 (1) オイル（作動油）を一切使用しないので、オイル漏
れおよびオイルミストによる成形品の汚染、オイルのヒ
ータへの接触による火災事故などを、防止することがで
きる。 (2) 油圧ユニットを使用していないので、低騒音化を図
ることができる。 (3) 必要時にのみモータを駆動させればよいので、大幅
な省エネルギーを図ることができる。 (4) モータを使用しているので、フィードバック制御を
行うことにより精度が良い成形品が得られると共に、保
守が容易である。 (5) オイルに係る消耗部品（パッキン、ガスケット、オ
イルシール等）の費用と交換時間が不要となる。
【図１】本発明によるパリソンの成形装置を示す部分縦
断面図である。
断面図である。
【図２】ピストン駆動装置を示す構成図であり、（ａ）
は正面図、（ｂ）はその側面図である。
は正面図、（ｂ）はその側面図である。
【図３】従来のパリソンの成形装置を示す部分縦断面図
である。
である。
１ サポート ２ ピストン駆動装置 ３ ブラケット ４ 孔 ５ ピストンロッド ６ ロッド取付プレート ７ スペーサ ８ モータ ９ スラストベアリング １０ キー １１ カップリング １２ ネジ軸 １３ 中空ガイド部材 １４ プレート １５ ガイドバー １６ ナットホルダー １７ ナット ２０ ネジ部材 ２１ ハウジング ２８ ピストン ４０ パリソン
Claims (3)
- 【請求項１】 アキュムレータヘッドの円筒状のピスト
ン（２８）をピストンロッド（５）により押圧して、パ
リソン（４０）を射出する中空成形機のパリソンの成形
方法において、 モータ（８）の回転運動をネジ部材（２０）により直線
運動として、ピストンロッド（５）を押圧して、パリソ
ン（４０）を射出することを特徴とする中空成形機のパ
リソンの成形方法。 - 【請求項２】 アキュムレータヘッドの円筒状のピスト
ン（２８）をピストンロッド（５）により押圧して、パ
リソン（４０）を射出する中空成形機のパリソン（４
０）の成形装置において、 溶融樹脂供給用のノズル（２３）が接続されたハウジン
グ（２１）の上部に設けられているサポート（１）と、
該サポート（１）の上部側面にブラケット（３）を介し
て設けられている一対のピストン駆動装置（２）と、前
記サポート（１）の下部に上下動可能に設けられ一対の
ピストンロッド（５）を下部に有するロッド取付プレー
ト（６）とからなり、 前記ピストン駆動装置（２）が、モータ（８）と、スラ
ストベアリング（９）を介して前記ブラケツト（３）に
保持され前記モータ（８）によって回転されるネジ軸
（１２）と、前記ネジ軸（１２）と螺合するナット（１
７）が設けられ上下動可能とされているプレート（１
４）とからなり、前記プレート（１４）が前記ロッド取
付プレート（６）を押圧して、パリソン（４０）を射出
することを特徴とする中空成形機のパリソンの成形装
置。 - 【請求項３】 前記ネジ軸がボールネジ（１２）であ
り、ナットがボールナット（１７）であることを特徴と
する請求項２記載の中空成形機のパリソンの成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6367995A JPH08258122A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6367995A JPH08258122A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258122A true JPH08258122A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13236302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6367995A Pending JPH08258122A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 中空成形機のパリソンの成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258122A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011235499A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Japan Steel Works Ltd:The | 中空成形機 |
| WO2016171156A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | キョーラク株式会社 | 溶融樹脂の押出装置、押出方法、並びに溶融樹脂の成形装置および成形方法 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP6367995A patent/JPH08258122A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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