JPH08257906A - 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法 - Google Patents

衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法

Info

Publication number
JPH08257906A
JPH08257906A JP9161795A JP9161795A JPH08257906A JP H08257906 A JPH08257906 A JP H08257906A JP 9161795 A JP9161795 A JP 9161795A JP 9161795 A JP9161795 A JP 9161795A JP H08257906 A JPH08257906 A JP H08257906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
posture
amount
work
original shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9161795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Tajima
清和 田島
Masao Tasaka
正雄 田坂
Yoji Hanamiya
洋司 花宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP9161795A priority Critical patent/JPH08257906A/ja
Publication of JPH08257906A publication Critical patent/JPH08257906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストール小便器などの衛生陶器の形状を規格
範囲内に入れるために行う研磨作業において、短時間で
正確に衛生陶器の研磨装置へのセット位置や研磨量など
の研磨条件を設定できるようにする。 【構成】 研磨前の衛生陶器Wをそのまま据え付けた時
の天面5の傾斜量B0及び背面13の隙間量A0を測定す
る。次に、傾斜量B0及び隙間量A0に基づいて衛生陶器
Wの形状を所定の複数パターンいずれかに分類し、この
分類したパターンに対応した特有の方法で、天面傾斜量
Cが規格範囲に入る条件下で衛生陶器Wの姿勢を回転さ
せる範囲を決める。次に、この回転範囲内で衛生陶器W
の姿勢を回転させるシミュレーションを行い、その回転
範囲の各位置における背面隙間量AXを計算する。この
計算結果から、背面隙間量AXが最小となる衛生陶器W
の姿勢を探し出し、この隙間量最小の姿勢にある衛生陶
器Wに対して実際の研磨を実行するよう研磨条件を決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ストール小便
器等の衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ストール小便器などの衛生陶器は、規定
の形状に全く正確に製造することが難しいため、形状を
許容範囲に合せ込むための研磨作業を必要とする。
【0003】従来、図1に示すストール小便器(以下、
ワークという)Wの研磨作業は、以下のような過程を経
て行われていた。即ち、焼成後のワークWを、取付箇所
に据え付けたと同様の状態で、作業者がワークWの背面
100と取付箇所の壁面102との隙間量を示すAの値
と、ワークWの天面104の傾斜度合を示すBの値とを
夫々測定する。そして、測定結果が所定の許容範囲から
外れていれば、ワークWを、図6に示すように、研磨装
置のワーク支持架台21にセットして余計な部分を研磨
して除去する。その場合、研磨量が最小で済むように、
作業者が、架台21上でのワークWの姿勢を決めるため
の支持スペーサ23、25の長さを、微調整して研磨作
業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記方法で
研磨作業を行う場合、ワークWの背面100から天面1
04の給水口(図示しない)までの距離や、背面100
から底面106の排水口(図示しない)までの距離や、
排水口のフランジセット部(図示しない)の高さ寸法等
が許容の規格範囲内に収り、且つ、背面100や底面1
06の研磨量を最小限度に抑えることができるように、
支持スペーサ23、25の長さや研磨量等の条件を設定
する必要がある。しかし、その設定は複雑で容易ではな
いため、かなりの時間を要し、かつ、間違いも生じやす
く、研磨作業の効率化が図れない。しかも、この設定作
業は、熟練した作業者でなければ的確に行うことができ
ない。
【0005】従って本発明の目的は、短時間で正確に衛
生陶器の研磨装置へのセット姿勢や研磨量等の条件を設
定することができる衛生陶器の研磨条件設定装置及び方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
衛生陶器の基準面の据付け時の姿勢が一定の許容範囲内
に入るよう衛生陶器の研磨面を研磨するときの、研磨条
件の設定装置において、衛生陶器の研磨前の元形状を表
す元形状データを入力する元形状データ入力手段と、入
力した元形状データに基づき、基準面の据付け時の姿勢
の可変範囲を上記許容範囲内から選択する姿勢可変範囲
選択手段と、上記元形状データに基づき、基準面の姿勢
を上記可変範囲で変化させたときに伴って変遷する研磨
面の姿勢を計算する研磨面姿勢計算手段と、計算した研
磨面の姿勢の中から研磨量が最小となる姿勢を抽出し、
この抽出した研磨面の姿勢から研磨条件を決定する研磨
条件決定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の第2の側面は、上記装置に
よって実行される研磨条件の設定方法を提供する。
【0008】
【作用】本発明の研磨条件設定装置は、衛生陶器の研磨
前の元形状を示す元形状データを入力されて、これに基
づいて研磨量が最小となるような研磨条件を自動計算す
る。ここで、研磨面とは研磨の対象となる面である。好
適な実施例では、研磨の対象となる面が複数あるため、
最も面積の大きい研磨面の研磨量をできるだけ少なくす
ることにより、全体の研磨量を最小にするようにしてい
るが、研磨対象面の中から別の条件で研磨面を選択して
も構わない。また、研磨条件とは、研磨を実際に行う時
に決めておくべき位置や距離などの条件である。好適な
実施例では、研磨条件は、衛生陶器を研磨装置にセット
するときの姿勢を決めるスペーサの突出量や衛生陶器の
背面や底面に対する研磨量であるが、これに限られるわ
けではなく、研磨装置や衛生陶器の種類によって異な
る。例えば、研磨量だけでもよい場合もあるであろう
し、全く別の種類の値である場合もあるであろう。
【0009】この装置は、先ず、入力された元形状デー
タに基づいて、衛生陶器の基準面の姿勢の可変範囲を、
予め許容されている範囲内から選択する。ここで、基準
面とは、衛生陶器の据付け時の姿勢を決める基準となる
面である。好適な実施例では、ストール小便器の天面を
基準面としているが、これに限られるわけではなく、衛
生陶器の種類や規格に応じて、姿勢決めに最も支配的又
は便利な面を選べばよいであろう。また、基準面の姿勢
の可変範囲は、衛生陶器の元形状によって、許容範囲の
全部であることもあり得るし、一部であることもあり得
る。好適な実施例では、許容範囲内のある部分範囲に基
準面の姿勢をおくと、他の範囲においたときより明らか
に研磨量が多くなってしまうような場合、その部分範囲
は選択しない。これにより、無駄な処理を減らすことが
できる。
【0010】次に、本発明の装置は、選択した可変範囲
で基準面の姿勢を変化させた時、この変化の伴って研磨
面の姿勢がどのように変遷していくかを計算によりシミ
ュレートする。そして、そのシミュレートした研磨面の
姿勢の中から、研磨量が最小になるものを選び出す。こ
の最小研磨量を与える研磨面の姿勢が、研磨装置に対し
てセットされるべき研磨面の姿勢となるから、この姿勢
に基づいて研磨条件が計算されれる。
【0011】こうして、基準面の姿勢が許容範囲に入る
条件下で、研磨量が最小となるように研磨条件が自動決
定される。
【0012】好適な実施例では、基準面の可変範囲を決
める際、元形状データに基づいて衛生陶器の形状を幾つ
かのパターンに分類し、パターン毎に特有の方法で可変
範囲を決めている。これにより、無駄の少ない適切な可
変範囲を決める処理が簡単化され、処理の効率化が図ら
れる。
【0013】好適な実施例では更に、上記のようにして
決定した最小研磨量を与える姿勢に対して、その姿勢で
衛生陶器のその他の形態要素がそれぞれの許容条件を満
たすか否かも判断している。これにより、形態上の全て
の点で許容条件を満たしたできるだけ少ない研磨量が自
動的に決定されることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。
【0015】図2〜図5は、本発明に係る装置及び方法
により研磨量を設定する対象となるストール小便器1を
示す。
【0016】ストール小便器1は、天面5、底面9及び
背面13等を備える。天面5は、取付箇所の壁面11内
の給水配管(図示省略)に接続される給水口3(図4参
照)を有する。底面9は、取付箇所の床面7内の排水管
(図示省略)に接続される排水口(図示省略)を有す
る。背面13は、壁面11と接触する。
【0017】図6は、供給された研磨量データに基づ
き、ストール小便器1(以下、ワークWという)を研磨
する研磨装置を示す。
【0018】研磨装置20は、ワーク支持架台21を備
える。ワーク支持架台21の上面は、上下方向に出没自
在な複数個のワーク支持スペーサ23、25を有する。
研磨装置20上部及び側部には、回転砥石機構27及び
29が設けられる。上部の回転砥石機構27はワーク支
持スペーサ23、25上のワークWに接近/離間して、
ワークWの背面13を研磨する。側部の回転砥石機構2
9は、ワークWに接近/離間して、ワークWの底面9を
研磨する。ワーク支持スペーサ23、25及び回転砥石
機構27、29のストローク量は、微調整可能に構成さ
れ、共に図示しない研磨装置20のコントローラによっ
て制御される。
【0019】図7は、本発明に係る衛生陶器の研磨条件
設定装置として用いられるパーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」という)システムの一実施例を示す。
【0020】本システムは、パソコン本体31、パソコ
ン本体31から出力される各種情報を画像として表示す
るCRT33、パソコン本体31から出力される各種情
報を記録すると共に、入力した情報読出し要求に応じて
記録情報をパソコン本体31に出力するフロッピーディ
スク装置35、パソコン本体31から出力される各種情
報をプリントアウトするプリンタ装置37を備える。
【0021】上記構成において、パソコン本体31に、
図1に示したAの値(ワークWの背面13と取付箇所の
壁面11との隙間量の最長部分を示す値)と、Bの値
(ワークWの天面5の傾斜度合を示す値)が入力される
と、パソコン本体31内において隙間量Aの最小値Ami
nと、Aminのときの傾斜量Bの値が演算される。この演
算は、図8に示すようなワークWの回転をパソコン本体
31内でシミュレートし、そのときの隙間量Aと傾斜量
Bの変化を算出することにより行う。次に、演算したA
min及びそのときの傾斜量Bの値に基づき、背面13の
研磨量GA、底面9の研磨量GB、ワーク支持スペーサ2
3、25のワーク支持架台21からの突出量ST等が算
出される。そして、この算出結果は、CRT33に画像
情報として表示されたり、フロッピーディスク装置35
に書込まれたり、或いはプリンタ37からハードコピー
としてプリントアウトされる。なお、パソコン本体31
による上記各値の算出のための演算処理のプロセスにつ
いては、後(図16〜図18)に詳述する。
【0022】図8は、上述したパソコン本体31内での
シミュレーションにおいて、ワークWを図6の研磨装置
20にセットし、点Xを中心にして反時計方向に回転さ
せたと想定したときの、パソコン本体31が取り扱う各
種のパラメータを示す。
【0023】図8において、実線の四角形は、据付け箇
所にそのまま置いた状態の研磨前のワークWを示し、符
号A0は、このワークWの背面13と垂直基準面V(即
ち、設置箇所の壁面11に対応する)との隙間量Aの値
であり、符号B0は、このワークWの天面5の水平基準
面H(即ち、設置箇所の床面7に対応する)に対する傾
斜量である。この2つの値A0、B0は、実際のワークW
から測定され、パソコン本体31に入力されるものであ
る。
【0024】破線の四角形は、シミュレーションする回
転範囲の任意の位置に置かれた状態のワークWを示し、
符号AXは、この状態での背面13の隙間量Aの値であ
り、符号Cは、この状態での天面5の傾斜量Bの値であ
る。一点鎖線で示す四角形は、シミュレーションする回
転範囲の最終位置に置かれた状態のワークWを示し、符
号Dは、この状態での天面5の傾斜量Bの値(最終値)
である。
【0025】パソコン本体31は、シミュレーションに
おいて、天面5の傾斜量Cを所定の初期値から最終値D
まで変化させるようにワークWを回転させていき、その
過程中の種々の回転位置で隙間量AXを求め、求めた種
々の回転位置での隙間量AXの中から、最小値を見つけ
出すことにより、研磨するときのワークWの最適姿勢を
決定し、この最適姿勢にワークWをセットするためのス
ペーサの突出量と、その最適姿勢のワークWの底面と背
面に対する研磨量とを計算する。
【0026】符号WBは、上記最適姿勢におけるワーク
Wの底面9の研磨長さを示す。また、符号WCは、天面
5附近の奥行の長さデータであり、符号LTは、ワーク
Wの全高寸法データであり、更に、符号WSは、スペー
サ支持スパンの長さデータである。
【0027】図9〜図14は、焼成後のワークWの側面
形状がとる可能性のある6種類のパターンを示す。
【0028】図9は、据付け箇所にそのままワークWを
置いたとき背面13が鉛直状態で、天面5の傾斜量Bが
予めワークWの品番毎に設定されている規格許容最大値
データBmaxpを超えていないワークWを示す。このワー
クWは、A0=0であり、且つ、B0<Bmaxpであるか
ら、研磨は不要である。
【0029】図10は、そのままワークWを置いたとき
背面13が鉛直状態でB0>BmaxpであるワークWを示
す。このワークWは、B=Bmaxpになる位置を回転初期
位置とし、Bの値が品番毎に定められた規格許容最小値
データBminpに等しくなる位置を回転最終位置として、
回転させられる。そして、その回転範囲中の隙間量AX
の最小値Aminを背面13の研磨量とし、Aminのときの
回転位置でのBの値BXを用いて底面9の研磨量を計算
して求める。尚、この場合、B=Bmaxpの回転位置が、
隙間量AXが最小値をとる位置である。
【0030】図11は、そのままワークWを置いたとき
に背面13が前倒れ状態でB0>BmaxpであるワークW
を示す。このワークWは、B=Bmaxpになる位置を回転
初期位置とし、B=Bminpになる位置を回転最終位置と
して回転させられる。そして、この回転範囲中の隙間量
AXの最小値Aminを背面13の研磨量とし、Aminのと
きの回転位置でのBの値BXを用いて底面9の研磨量を
計算して求める。尚、この場合、B=Bmaxpの回転位置
が、隙間量AXが最小値をとる位置である。
【0031】図12は、そのままワークWを置いたとき
に背面13が後倒れ状態でB0≦BmaxpであるワークW
を示す。このワークWは、B=B0を回転初期位置と
し、B=Bminpになる位置を回転最終位置として、回転
させられる。そして、この回転範囲中の隙間量AXの最
小値Aminを背面13の研磨量とし、Aminのときの回転
位置でのBの値BXを用いて底面9の研磨量を計算して
求める。これにより、Bminp≦B≦Bmaxpの範囲内にお
いて、最小の研磨量で背面13の後倒れが修正されるこ
ととなる。
【0032】図13は、そのままワークWを置いたとき
に背面13が前倒れ状態でB≦BmaxpであるワークWを
示す。このワークWは、B=B0の位置を回転初期位置
とし、B=Bmaxpになる位置を回転最終位置として回転
させられる。そして、この回転範囲の隙間量AXの最小
値Aminを背面13の研磨量とし、Aminのときの回転位
置でのBの値BXを用いて底面9の研磨量を計算して求
める。
【0033】図14は、そのままワークWを置いたとき
に背面13が後倒れ状態でB0>BmaxpであるワークW
を示す。このワークWは、B=Bmaxpになる位置を回転
初期位置とし、B=Bminpになる位置を回転最終位置と
して回転させられる。そして、この回転範囲中の隙間量
AXの最小値Aminを背面13の研磨量とし、Aminのと
きの回転位置でのBの値BXを用いて底面9の研磨量を
計算して求める。
【0034】図15は、図7に示したパソコンシステム
より成る研磨条件設定装置の機能構成を示すブロック図
である。
【0035】この設定装置は、パソコン本体により実現
される制御部40と、キーボード41又は測定センサ4
3からの入力を制御部40に送出するための入力部45
と、CRT33、フロッピーディスク装置35、プリン
タ装置37に送出するための出力部69とを備える。
【0036】以下に、制御部40がもつ各種機能要素を
説明する。
【0037】第1判別部51は、入力された隙間測定値
A0に基づきワークWの背面13が鉛直状態か否かを判
別するもので、A0=0であると認識したときには、背
面13が鉛直状態であることを示すために、属性変数P
を、P=3に設定する。
【0038】第2判別部53は、第1判別部51が背面
13が鉛直状態でないと判定したときに測定値、A0に
基づき背面13が後倒れ状態に属するか否かを判別する
もので、A0>0であると認識したときには、背面13
が後倒れ状態であることを示すために、属性変数Pを、
P=2に設定する。
【0039】第3判別部55は、上記両判定部51、5
3により背面13ワークWが鉛直状態でも後倒れ状態で
もないと判定されたとき、即ち、A0<0であるとき
に、背面13が前倒れ状態にあることを示すために、属
性変数Pを、P=1に設定する。
【0040】背面研磨量演算部57は、入力された測定
値A0に基づき、ワークWが前記X点を中心として回転
させたと想定したときの、所定回転ピッチ毎の各位置の
隙間Aの値AXを演算し、これを、逐次、背面隙間量デ
ータ記憶部67に記憶させる。そして、背面研磨量演算
部57は、背面隙間量データ記憶部67に記憶されてい
る値AXの最小値であるAminを読出して、これをワーク
Wの背面13の研磨量GAとする。
【0041】底面研磨量演算部59は、入力されたワー
クWの天面5の傾斜量B0と前記隙間AXが最小値Amin
をとったときの傾斜量Bの値BX等に基づきワークWの
底面の研磨量GBを演算する。
【0042】スペーサ突出量演算部61は、上記B0、
BX、A0および補正係数F等に基づき、スペーサ23、
25の突出量STを演算する。
【0043】上記演算結果は、出力部69を通してCR
T33、フロッピーディスク装置35に送出され、必要
に応じてプリンタ装置37にも送出される。
【0044】回転方向データ・回転範囲データ記憶部6
3は、図9〜図14で夫々示した各パターンに対応して
ワークWの回転方向を示すための回転方向設定フラグE
を設定し(図中反時計方向のときは、E=1に、また、
時計方向のときは、E=−1に設定する)、許容回転範
囲等のデータを記憶する。
【0045】規格データ・補正係数データ記憶部65
は、前記Bmaxp、Bminp、LT、WC、WSや、スペーサ
突出量計算時に用いられる補正係数F、天面5の傾斜量
の変化量Cを求めるときに用いられる係数α等を予め記
憶している。なお、補正係数Fや係数αを除く他のデー
タについては、いずれもワークWの品番毎に予め設定さ
れているものである。
【0046】背面隙間量データ記憶部67は、ワークW
が前記X点を中心として回転させたと想定したときの、
背面研磨量演算部57により計算される所定回転ピッチ
毎の各位置の隙間AXを順に記憶する。背面隙間量デー
タ記憶部67は、背面研磨量演算部57からのデータ読
出し要求に応じて上記変化値AXを出力する。
【0047】図16〜図18は、上記構成の研磨条件設
定装置がワークWの研磨量及び研磨条件を設定するため
の演算処理動作を示したフローチャートである。
【0048】図16において、まず、ワークWを垂直基
準線Vと水平基準線Hを有する検査台(図示しない)上
に据付姿勢にセットし、マニュアル又は自動測定器等に
よりA0(垂直基準線VとワークWの背面13との隙間
量の最長部分の値)及びB0(水平基準線Hに対する天
面5の傾斜量の最大値)を測定して、このA0、B0を制
御部40に入力する(ステップ301)。次に、ステッ
プ301で入力されたA0の値に基づき、ワークWの背
面13が鉛直状態、前倒れ状態、後倒れ状態の3種類の
パターン中のいずれのパターンに属するかを判定する処
理動作に移行する(ステップ302〜307)。
【0049】即ち、A0=0であれば(ステップ30
2)、背面13は鉛直状態のパターンに属すると判定
し、属性変数PをP=3に設定して(ステップ30
5)、ステップ308に移行する。
【0050】次に、A0>0であれば(ステップ30
3)、背面13は後倒れ状態のパターンに属すると判定
し、属性変数PをP=2に設定して(ステップ30
6)、ステップ308に移行する。
【0051】更に、A0<0であれば(ステップ30
4)、背面13は前倒れ状態のパターンに属すると判定
し、属性変数PをP=1に設定して(ステップ30
7)、ステップ308に移行する。
【0052】次に、上記判定結果と、B0とBmaxp(規
格許容最大値)との比較結果とに基づき、ワークWが図
9〜図14で示した6種類のパターン中のいずれのパタ
ーンに属するかを判定する処理動作に移行する(ステッ
プ308〜318)。
【0053】即ち、B0≦Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=3であれば、ワークWは、図9に示し
たパターンに属しており、隙間量A0及び傾斜量B0が共
に規格の許容範囲内に収っていることを示しているから
研磨不要である(ステップ313)。
【0054】次に、B0≦Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=2であれば(ステップ309)、ワー
クWは、図12に示したパターンに属することとなる。
この場合には、天面5の傾斜量(回転に応じて変化する
値である)Cを初期値B0に、回転最終値DをBminp
(規格許容最小値)に、回転方向を示す回転方向設定フ
ラグEを、E=−1(回転方向が時計方向であることを
示す)に設定し(ステップ314)、図17に示すステ
ップ319に移行する。
【0055】また、B0≦Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=1であれば(ステップ310)、ワー
クWは、図13に示したパターンに属することとなる。
この場合には、傾斜量Cを初期値B0に、回転最終値D
をBmaxpに、回転方向設定フラグEを、E=+1(回転
方向が反時計方向であることを示す)に設定し(ステッ
プ315)、ステップ319に移行する。
【0056】一方、B0>Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=1であれば(ステップ311)、ワー
クWは、図11に示したパターンに属することとなる。
この場合には、傾斜量Cを初期値Bmaxpに、回転最終値
DをBminpに、回転方向設定フラグEを、E=−1に設
定し(ステップ316)、ステップ319に移行する。
【0057】次に、B0>Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=2であれば(ステップ312)、ワー
クWは、図14に示したパターンに属することとなる。
この場合にも、ステップ316におけると同様に、傾斜
量Cを初期値Bmaxpに、回転最終値DをBminpに、回転
方向設定フラグEを、E=−1に設定し(ステップ31
7)、ステップ319に移行する。
【0058】また、B0>Bmaxpで(ステップ30
8)、且つ、P=3であれば、ワークWは、図10に示
したパターンに属することとなる。この場合にも、ステ
ップ316、317におけると同様に、傾斜量Cを初期
値Bmaxpに、回転最終値DをBminpに、回転方向設定フ
ラグEを、E=−1に設定し(ステップ318)、ステ
ップ319に移行する。
【0059】次に、図17に示すように、ワークWの現
在の位置における垂直基準線VとワークWの背面13と
の隙間量AXを、下記の(1)式により算出する(ステ
ップ319)。
【0060】 AX=|A0−(B0−C)×(LT/WC)|……(1) そして、(1)式により算出したAXの値を、背面隙間
量データ記憶部67に記憶させる(ステップ320)。
【0061】次に、ワークWを現在位置からX点を中心
に所定回転ピッチだけ回転させたときの天面5の傾斜量
Cを、下記の(2)式により求める(ステップ32
1)。
【0062】 C=C+E×α………………………………………(2) ここで、αは、所定の回転ピッチである。
【0063】次に、E=1(反時計方向)か否かをチェ
ックすることにより、前記X点を中心とするワークWの
回転方向を判定する(ステップ322)。
【0064】この判定の結果、E=1であれば、ワーク
Wを反時計方向に回転することとなり、この場合は、C
>Dになるまで所定回転ピッチαづつ傾斜量Cを増加さ
せ、各傾斜量Cに対して隙間量AXを計算し背面隙間量
データ記憶部67に記憶させる(ステップ319〜32
2)。そして、ステップ324で、C>Dになったこと
を認識すると、ステップ325に移行する。
【0065】一方、ステップ322でE=−1であると
判定したときには、ワークWを時計方向に回転させるこ
ととなり、この場合は、C<Dになるまで所定回転ピッ
チαづつ傾斜量Cを減少させ、各傾斜量Cに対して隙間
量AXを計算して背面隙間量データ記憶部67に記憶さ
せる(ステップ319〜322)。そして、ステップ3
23で、C<Dになったことを認識すると、ステップ3
25に移行する。
【0066】ステップ325では、以上のようにして背
面隙間量データ記憶部67に記憶させた所定回転ピッチ
おきのAXの配列から、補間計算などを用いて最小値Am
inを決定する(ステップ325)。そして、AX=Amin
のときの傾斜量BXを下記の(3)式により算出すると
共に、下記の(4)式で示すように上記Aminを背面1
3の研磨量GAとする(ステップ326)。
【0067】 BX=B0−(A0−Amin)×(WC/LT)………(3) GA=Amin……………………………………………(4) 次に、ワークWの底面9の研磨量GBの値を、下記の
(5)式により算出する(ステップ327)。
【0068】 GB=(B0−BX)×(WB/WC)…………………(5) 次に、スペーサ23、25のワーク載置台21からの突
出量STを、下記の(6)式により算出する(ステップ
328)。
【0069】 ST=(B0−BX)×(WS/WC)−A0×F………(6) ここで、Fは、A0の補正係数である。
【0070】次に、背面13を、ステップ326で決定
した研磨量GA(=Amin)により研磨したときに、壁面
11から天面5の給水口3までの距離、壁面11から底
面9の排水口までの距離が予め設定された所定距離範囲
内に収っているか否かをチェックする(ステップ32
9)。このチェックの結果、収っていないと判定したと
きには、ワークWの研磨が行えないことを示す研磨不可
データを作成し(ステップ331)、研磨不可である旨
を、CRT33に表示する(ステップ332)。
【0071】一方、ステップ329におけるチェックの
結果、上記各距離値が上記所定距離範囲内に収っている
と判定したときには、底面9をステップ327で決定し
た研磨量GB(=(B0−BX)×(WB/WC))により
研磨したときに、底面9における排水口部のフランジ部
の高さが予め設定された所定高さ範囲内に収っているか
否かをチェックする(ステップ330)。このチェック
の結果、収っていないと判定したときには、ワークWの
研磨が行えないことを示す研磨不可データを作成し(ス
テップ331)、研磨不可である旨を、CRT33に表
示する(ステップ332)。
【0072】ステップ329及びステップ330におけ
るチェックの結果、いずれも所定範囲内に収っている旨
判定したときには、ステップ326で決定した研磨量G
A、ステップ327で求めた研磨量GB及びステップ32
8で求めた突出量STを、研磨条件としてCRT33に
表示する(ステップ332)。
【0073】次に、上記研磨条件及びワークWの形状デ
ータを、フロッピーディスク装置35に書込んだ後(ス
テップ333)、これらデータをプリントアウトする命
令が入力されているか否かをチェックする(ステップ3
34)。そして、入力されている場合には、上記各デー
タをプリンタ装置37に出力してプリントアウトさせ
(ステップ335)た後一連の演算処理動作を終了し、
他方、入力されていない場合には、直ちに一連の演算処
理動作を終了する。
【0074】上述したような過程を経て求められた研磨
量GA、GB並びに突出量STの各値を、研磨装置20の
コントローラ(図示しない)に入力し、突出量STを自
動調整した後、研磨作業を行う。または、上記過程で求
められた値から作業員が手動で、突出量STを調整した
後、研磨作業を行う。
【0075】以上説明した内容は、あくまで本発明の一
実施例に関するものであって、本発明が上記内容にのみ
限定されることを意味するものではない。
【0076】本実施例では、作業者がA0値、B0値を測
定して研磨条件設定装置に入力することとしたが、測定
センサを設けて測定センサから測定データを研磨条件設
定装置に、自動的に入力するようにしてもよい。
【0077】更に、研磨装置20に、測定センサ、スペ
ーサの自動調整機構等を組込んで、作業者がワークWを
研磨装置20にセットした後、ワーク形状データの測定
・研磨量決定→スペーサ23、25の調整→研磨作業、
の一連の処理動作を自動的に行うことが可能な研磨装置
を構成することも可能である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
短時間で正確にワークの研磨装置へのセット条件及び研
磨量を設定することができる衛生陶器の研磨条件設定装
置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストール小便器と取付箇所との位置的関係を示
す側面図。
【図2】ストール小便器の一例の正面外観を示す斜視
図。
【図3】同ストール小便器の側面図。
【図4】同ストール小便器の平面図。
【図5】同ストール小便器の正面図。
【図6】ストール小便器用の研磨装置を示すブロック
図。
【図7】本発明の一実施例にかかる研磨条件設定装置を
構成するパーソナルコンピュータシステムを示すブロッ
ク図。
【図8】同実施例が行うワークの回転シミュレーション
における各種パラメータを示した説明図。
【図9】背面が鉛直状態のワークの形状パターンを示す
図。
【図10】背面が鉛直状態のワークの別の形状パターン
を示す図。
【図11】背面が前倒れ状態のワークの形状パターンを
示す図。
【図12】背面が後倒れ状態のワークの形状パターンを
示す図。
【図13】背面が前倒れ状態のワークの別の形状パター
ンを示す図。
【図14】背面が後倒れ状態のワークの別の形状パター
ンを示す図。
【図15】研磨条件設定装置の機能構成を示すブロック
図。
【図16】研磨条件設定装置がワークWの研磨量及び研
磨条件を設定するための演算処理動作を示したフローチ
ャート。
【図17】研磨条件設定装置がワークWの研磨量及び研
磨条件を設定するための演算処理動作を示したフローチ
ャート。
【図18】研磨条件設定装置がワークWの研磨量及び研
磨条件を設定するための演算処理動作を示したフローチ
ャート。
【符号の説明】
40 制御部 51 第1判別部 53 第2判別部 55 第3判別部 57 背面研磨量演算部 59 底面研磨量演算部 61 スペーサ突出量演算部 63 回転方向及び回転範囲データ記憶部 65 規格データ及び補正係数データ記憶部 67 背面隙間量データ記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生陶器の基準面の据付け時の姿勢が一
    定の許容範囲内に入るよう衛生陶器の研磨面を研磨する
    ときの、研磨条件の設定装置において、 衛生陶器の研磨前の元形状を表す元形状データを入力す
    る元形状データ入力手段と、 前記元形状データに基づき、前記基準面の据付け時の姿
    勢の可変範囲を、前記許容範囲内から選択する姿勢可変
    範囲選択手段と、 前記元形状データに基づき、前記基準面の姿勢を前記可
    変範囲で変化させたときに伴って変遷する前記研磨面の
    姿勢を計算する研磨面姿勢計算手段と、 前記変遷する研磨面の姿勢の中から前記研磨量が最小と
    なる姿勢を抽出し、この抽出した研磨面の姿勢から前記
    研磨条件を決定する研磨条件決定手段とを備えたことを
    特徴とする衛生陶器の研磨条件設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記姿勢可変範囲選択手段が、 前記元形状データに基づいて、前記元形状データを所定
    の複数の形状パターンのいずれかに分類する形状分類手
    段と、 前記元形状データが分類された形状パターンに対して予
    め定めた方法で、前記可変範囲を決定するパターン別可
    変範囲決定手段とを有することを特徴とする衛生陶器の
    研磨条件設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記抽出した研磨面の姿勢において、前記衛生陶器の前
    記基準面の姿勢以外の形態要素が、この形態要素に対す
    る許容条件を満たしているか否かを判断する他条件判断
    手段を更に備えたことを特徴とする衛生陶器の研磨条件
    設定装置。
  4. 【請求項4】 衛生陶器の基準面の据付け時の姿勢が一
    定の許容範囲内に入るよう衛生陶器の研磨面を研磨する
    ときの、研磨条件の設定方法において、 衛生陶器の研磨前の元形状を表す元形状データを入力す
    る元形状データ入力過程と、 前記元形状データに基づき、前記基準面の据付け時の姿
    勢の可変範囲を、前記許容範囲内から選択する姿勢可変
    範囲選択過程と、 前記元形状データに基づき、前記基準面の姿勢を前記可
    変範囲で変化させたときに伴って変遷する前記研磨面の
    姿勢を計算する研磨面姿勢計算過程と、 前記変遷する研磨面の姿勢の中から前記研磨量が最小と
    なる姿勢を抽出し、この抽出した研磨面の姿勢から前記
    研磨条件を決定する研磨条件決定過程とを備えたことを
    特徴とする衛生陶器の研磨条件設定方法。
JP9161795A 1995-03-24 1995-03-24 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法 Pending JPH08257906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161795A JPH08257906A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161795A JPH08257906A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08257906A true JPH08257906A (ja) 1996-10-08

Family

ID=14031542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9161795A Pending JPH08257906A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08257906A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11193266B2 (en) 2015-08-31 2021-12-07 Lixil Corporation Flush toilet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11193266B2 (en) 2015-08-31 2021-12-07 Lixil Corporation Flush toilet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5148372A (en) Interactive graphic system for the mathematical representation of physical models
US5243665A (en) Component surface distortion evaluation apparatus and method
US6099383A (en) Lens grinding apparatus
JPH1027242A (ja) 画像処理装置および方法ならびに表面テクスチャの計測装置および方法
EP1418022B1 (en) Vertically adjustable chemical mechanical polishing head having a pivot mechanism and method for use thereof
CA2301429C (en) Method and system for forming custom shoe insoles
JPH03144863A (ja) 画像の傾き検出方法および補正方法ならびに画像情報処理装置
CN107718540A (zh) 选择性激光熔化的位置矫正方法、扫描控制方法、介质及设备
CN105588549A (zh) 双曲饰面板安装定位与验收方法
CN113050540A (zh) 模拟装置、数值控制装置和模拟方法
KR20170089079A (ko) 3차원 스캐닝 장치 및 3차원 스캐닝 방법
JP2001523586A (ja) 化学機械的研磨工程をモデル化する方法および装置
JPH08257906A (ja) 衛生陶器の研磨条件設定装置及び方法
US5999252A (en) Method for marking workpieces
US7079909B2 (en) Information processing method and apparatus for deposition
KR20130100403A (ko) 이형 연마 시 기구 오차 보정 방법 및 장치
JP2005345415A (ja) 墨出し装置及び墨出し装置における整準方法
JP4025895B2 (ja) 床材の敷き込み形状決定方法及びそのシステム
US11654616B2 (en) Controller and 3D printing apparatus for varying density support structures through interpolation of support polygon boundaries with scalar density fields
CN113624212A (zh) 一种水平度检测装置及作业设备的工作参数确定方法
JP2000061778A (ja) 溶接部位仕上げ方法及び装置
US7299107B2 (en) Method for analyzing effective polishing frequency and effective polishing times for chemical mechanical planarization polishing wafers with different polishing pad profiles
JP3563927B2 (ja) 仮置き位置決定装置および仮置き位置決定プログラムを記録した記録媒体
TWI438640B (zh) 切邊零件自動生成系統及方法
JPH0619992A (ja) Cadシステム