JPH08257227A - 遊技機島 - Google Patents
遊技機島Info
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- JPH08257227A JPH08257227A JP6797095A JP6797095A JPH08257227A JP H08257227 A JPH08257227 A JP H08257227A JP 6797095 A JP6797095 A JP 6797095A JP 6797095 A JP6797095 A JP 6797095A JP H08257227 A JPH08257227 A JP H08257227A
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- gaming
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Abstract
(57)【要約】
【目的】島下段内に設置される研磨装置等の遊技関連設
備の性能を損なう虞れのある塵埃を除去することがで
き、また、島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段を薄型
化することで、島の占有スペースを削減でき、遊技店内
における省スペース化の要請に応じることができる遊技
機島を提供すること。 【構成】各遊技機11の土台を成す島下段10A側に、
該島下段10A内における前記遊技関連設備の設置空間
S中の塵埃を吸引する清浄装置40を設け、また、島中
段10Bを、背中合わせに複数のパチンコ台11をそれ
らの背面間に他の遊技関連設備を介在させず、互いに対
接させた状態で横方向に延びるよう列設して構築する。
備の性能を損なう虞れのある塵埃を除去することがで
き、また、島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段を薄型
化することで、島の占有スペースを削減でき、遊技店内
における省スペース化の要請に応じることができる遊技
機島を提供すること。 【構成】各遊技機11の土台を成す島下段10A側に、
該島下段10A内における前記遊技関連設備の設置空間
S中の塵埃を吸引する清浄装置40を設け、また、島中
段10Bを、背中合わせに複数のパチンコ台11をそれ
らの背面間に他の遊技関連設備を介在させず、互いに対
接させた状態で横方向に延びるよう列設して構築する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横方向に並設される複
数の遊技機と、各遊技機で使う遊技媒体を処理する遊技
関連設備とから構成される遊技機島に関する。ここで遊
技機とは、主としてパチンコ台を指すものであり、遊技
媒体はパチンコ球である。
数の遊技機と、各遊技機で使う遊技媒体を処理する遊技
関連設備とから構成される遊技機島に関する。ここで遊
技機とは、主としてパチンコ台を指すものであり、遊技
媒体はパチンコ球である。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技店に設置されている
遊技機島としては、例えば、図5及び図6に示すような
ものが一般に知られている。かかる遊技機島1の土台を
成す島下段1Aの内部には、島下段1Aの上に列設され
た複数のパチンコ機2,2…から排出された球を貯留す
る貯留タンク3が配設されている。
遊技機島としては、例えば、図5及び図6に示すような
ものが一般に知られている。かかる遊技機島1の土台を
成す島下段1Aの内部には、島下段1Aの上に列設され
た複数のパチンコ機2,2…から排出された球を貯留す
る貯留タンク3が配設されている。
【0003】貯留タンク3に溜ったパチンコ球は、該タ
ンク3の端に立設された揚送式研磨装置4により、研磨
剤と共に攪拌されながら島上段1B側へ揚送されてい
た。このような揚送式研磨装置4では、通常、螺旋体の
回転によってパチンコ球や研磨剤を強制的に揚送するよ
うに構成されており、島下段1A内の塵埃により揚送性
能や研磨性能が大きく影響を受けることは少ない。
ンク3の端に立設された揚送式研磨装置4により、研磨
剤と共に攪拌されながら島上段1B側へ揚送されてい
た。このような揚送式研磨装置4では、通常、螺旋体の
回転によってパチンコ球や研磨剤を強制的に揚送するよ
うに構成されており、島下段1A内の塵埃により揚送性
能や研磨性能が大きく影響を受けることは少ない。
【0004】また、島下段1Aの上には、複数のパチン
コ台2,2…や球貸機5,5…が島長手方向に延びるよ
うに列設され、島中段1Bが構築されている。かかる島
中段1Bは、図6に示すように、島前面側と島後面側と
でそれぞれ一列に並ぶパチンコ台列2A,2Bの各背面
間は離隔するよう配置されていた。各パチンコ台列2
A,2Bの背面間スペースには、各パチンコ台2,2間
に介装した球貸機5から島内に取り込まれた紙幣を搬送
する紙幣搬送装置6が配設されていた。
コ台2,2…や球貸機5,5…が島長手方向に延びるよ
うに列設され、島中段1Bが構築されている。かかる島
中段1Bは、図6に示すように、島前面側と島後面側と
でそれぞれ一列に並ぶパチンコ台列2A,2Bの各背面
間は離隔するよう配置されていた。各パチンコ台列2
A,2Bの背面間スペースには、各パチンコ台2,2間
に介装した球貸機5から島内に取り込まれた紙幣を搬送
する紙幣搬送装置6が配設されていた。
【0005】このように従来の遊技機島1では、前後の
各パチンコ台列2A,2B間に紙幣搬送装置6を配設す
るスペースをある程度広く確保する必要があるため、結
局、島全体の奥行幅Lは、少なくともパチンコ台2の2
台分に相当する奥行幅に紙幣搬送装置6を加味した大き
さに設定する必要があった。
各パチンコ台列2A,2B間に紙幣搬送装置6を配設す
るスペースをある程度広く確保する必要があるため、結
局、島全体の奥行幅Lは、少なくともパチンコ台2の2
台分に相当する奥行幅に紙幣搬送装置6を加味した大き
さに設定する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の遊技機島1では、その揚送式研磨装置4
の揚送構造より島下段1A内の塵埃を特に気にする必要
がなかったため、島下段1A内に発生する塵埃を除去す
るような設備は何ら設けられていなかった。
たような従来の遊技機島1では、その揚送式研磨装置4
の揚送構造より島下段1A内の塵埃を特に気にする必要
がなかったため、島下段1A内に発生する塵埃を除去す
るような設備は何ら設けられていなかった。
【0007】ところで、前記揚送式研磨装置4は塵埃に
よる影響を受けにくい反面、球と研磨剤とを分離するた
めの特別な機構が必要であり、かかる機構は部品点数が
多く構成も複雑であったため、出願人は特願平6−20
2628号等により、構成が簡単でありコストの低減化
が可能な新しいタイプの研磨装置を提案した。
よる影響を受けにくい反面、球と研磨剤とを分離するた
めの特別な機構が必要であり、かかる機構は部品点数が
多く構成も複雑であったため、出願人は特願平6−20
2628号等により、構成が簡単でありコストの低減化
が可能な新しいタイプの研磨装置を提案した。
【0008】かかる新タイプの研磨装置は、パチンコ球
を一対の搬送ベルトで挾持しつつ研磨するよう構成され
ており、構造的には非常に簡単なものであるが、搬送ベ
ルトに塵埃が吸着されると研磨性能が損なわれる虞れが
あるから、設置される島内空間の塵埃を十分除去する必
要があった。
を一対の搬送ベルトで挾持しつつ研磨するよう構成され
ており、構造的には非常に簡単なものであるが、搬送ベ
ルトに塵埃が吸着されると研磨性能が損なわれる虞れが
あるから、設置される島内空間の塵埃を十分除去する必
要があった。
【0009】また、遊技機島1の奥行幅Lは、パチンコ
台2の2台分に紙幣搬送装置6の横幅を加味した大きさ
にほぼ規格化されてしまっており、遊技店のフロア面積
を拡張せずに営業上パチンコ台2の数を増やしたくて
も、島の奥行幅Lとの関係上、フロア上に設置できる島
数が限定されてしまうという不具合を呈していた。
台2の2台分に紙幣搬送装置6の横幅を加味した大きさ
にほぼ規格化されてしまっており、遊技店のフロア面積
を拡張せずに営業上パチンコ台2の数を増やしたくて
も、島の奥行幅Lとの関係上、フロア上に設置できる島
数が限定されてしまうという不具合を呈していた。
【0010】このような事情に鑑み、島内のパチンコ台
数を減らすことなく遊技機島1の奥行方向における占有
スペースを減らして、その分、フロア上に設置できる島
数を増やせるような、従来にない全く新しいタイプの省
スペース型遊技機島の開発が切望されていた。
数を減らすことなく遊技機島1の奥行方向における占有
スペースを減らして、その分、フロア上に設置できる島
数を増やせるような、従来にない全く新しいタイプの省
スペース型遊技機島の開発が切望されていた。
【0011】本発明は、以上のような従来技術の有する
問題点に着目してなされたもので、その目的とするとこ
ろは、島下段内に設置される研磨装置等の遊技関連設備
の性能を損なう虞れのある塵埃を除去することができる
遊技機島を提供することであり、他の目的は、島全体の
奥行幅をほぼ決定する島中段をより薄型化することによ
り、島の占有スペースを削減できて、遊技店内における
省スペース化の要請に応じることができる遊技機島を提
供することである。
問題点に着目してなされたもので、その目的とするとこ
ろは、島下段内に設置される研磨装置等の遊技関連設備
の性能を損なう虞れのある塵埃を除去することができる
遊技機島を提供することであり、他の目的は、島全体の
奥行幅をほぼ決定する島中段をより薄型化することによ
り、島の占有スペースを削減できて、遊技店内における
省スペース化の要請に応じることができる遊技機島を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
【0013】[1] 横方向に並設される複数の遊技機
(11)と、各遊技機(11)で使う遊技媒体を処理す
る遊技関連設備とから構成される遊技機島(10)にお
いて、前記各遊技機(11)の土台を成す島下段(10
A)側に、該島下段(10A)内における前記遊技関連
設備の設置空間(S)中の塵埃を吸引する清浄装置(4
0)を設けたことを特徴とする遊技機島(10)。
(11)と、各遊技機(11)で使う遊技媒体を処理す
る遊技関連設備とから構成される遊技機島(10)にお
いて、前記各遊技機(11)の土台を成す島下段(10
A)側に、該島下段(10A)内における前記遊技関連
設備の設置空間(S)中の塵埃を吸引する清浄装置(4
0)を設けたことを特徴とする遊技機島(10)。
【0014】[2] 前記島下段(10A)内の設置空
間(S)に、遊技媒体を一対の搬送ベルト(51,5
2)で挾持しつつ研磨する研磨装置(50)を配設し、
前記清浄装置(40)の吸引口(43)を、前記搬送ベ
ルト(51,52)を臨む位置に配したことを特徴とす
る1項記載の遊技機島(10)。
間(S)に、遊技媒体を一対の搬送ベルト(51,5
2)で挾持しつつ研磨する研磨装置(50)を配設し、
前記清浄装置(40)の吸引口(43)を、前記搬送ベ
ルト(51,52)を臨む位置に配したことを特徴とす
る1項記載の遊技機島(10)。
【0015】[3] 前記島下段(10A)上に、背中
合わせに複数の遊技機(11)を、それらの背面間に他
の遊技関連設備を介在させず互いに対接させた状態で島
長手方向に延びるよう列設し、島中段(10B)を背中
合せに対接させた遊技機(11)の2台分に相当する奥
行幅に構成したことを特徴とする1項又は2項記載の遊
技機島(10)。
合わせに複数の遊技機(11)を、それらの背面間に他
の遊技関連設備を介在させず互いに対接させた状態で島
長手方向に延びるよう列設し、島中段(10B)を背中
合せに対接させた遊技機(11)の2台分に相当する奥
行幅に構成したことを特徴とする1項又は2項記載の遊
技機島(10)。
【0016】
【作用】本発明に係る遊技機島(10)では、各遊技機
(11)の土台を成す島下段(10A)側に、該島下段
(10A)内における遊技関連設備の設置空間(S)中
の塵埃を吸引する清浄装置(40)を設ける。それによ
り、島下段(10A)内の塵埃を適宜除去することがで
き、設置空間(S)中に配された各種遊技関連設備をク
リーンな状態に保つことが可能となる。
(11)の土台を成す島下段(10A)側に、該島下段
(10A)内における遊技関連設備の設置空間(S)中
の塵埃を吸引する清浄装置(40)を設ける。それによ
り、島下段(10A)内の塵埃を適宜除去することがで
き、設置空間(S)中に配された各種遊技関連設備をク
リーンな状態に保つことが可能となる。
【0017】従って、島下段(10A)内の設置空間
(S)に、例えば遊技媒体を一対の搬送ベルト(51,
52)で挾持しつつ研磨する研磨装置(50)を配設し
ても、その搬送ベルト(51,52)に塵埃が過度に吸
着されるような事態は起こり得ず、塵埃による研磨性能
の低下を防止することができる。この場合には、清浄装
置(40)の吸引口(43)を、前記搬送ベルト(5
1,52)を臨む位置に配せばよい。
(S)に、例えば遊技媒体を一対の搬送ベルト(51,
52)で挾持しつつ研磨する研磨装置(50)を配設し
ても、その搬送ベルト(51,52)に塵埃が過度に吸
着されるような事態は起こり得ず、塵埃による研磨性能
の低下を防止することができる。この場合には、清浄装
置(40)の吸引口(43)を、前記搬送ベルト(5
1,52)を臨む位置に配せばよい。
【0018】また、前記島下段(10A)の上に構築す
る島中段(10B)は、背中合わせに複数の遊技機(1
1)を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在させ
ず、互いに対接させた状態で横方向に延びるように列設
するとよい。すなわち、島中段(10B)を、背中合せ
に対接させた遊技機(11)の2台分に相当する奥行幅
に構成する。このように島全体の奥行幅をほぼ決定する
島中段(10B)を薄型化することにより、かかる島中
段(10B)に対応させて島下段(10A)をも薄型化
することが可能となる。
る島中段(10B)は、背中合わせに複数の遊技機(1
1)を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在させ
ず、互いに対接させた状態で横方向に延びるように列設
するとよい。すなわち、島中段(10B)を、背中合せ
に対接させた遊技機(11)の2台分に相当する奥行幅
に構成する。このように島全体の奥行幅をほぼ決定する
島中段(10B)を薄型化することにより、かかる島中
段(10B)に対応させて島下段(10A)をも薄型化
することが可能となる。
【0019】それにより、遊技機島(10)の占有スペ
ースを大幅に削減することができる。従って、所定のフ
ロア面積当たり、より多くの遊技機島(10)を設置す
ることができ、延ては省スペース化の要請に応じること
ができるため、例えば、狭い店内でも奥行方向により多
くの遊技機(11)を装備できる等、営業上極めて有利
となる。
ースを大幅に削減することができる。従って、所定のフ
ロア面積当たり、より多くの遊技機島(10)を設置す
ることができ、延ては省スペース化の要請に応じること
ができるため、例えば、狭い店内でも奥行方向により多
くの遊技機(11)を装備できる等、営業上極めて有利
となる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。本
実施例に係る遊技機島10は、横方向に並設される複数
の遊技機11と、各遊技機11で使う遊技媒体であるパ
チンコ球を貸し出す球貸機20、それに研磨装置50,
揚送装置60,紙幣搬送装置80等の遊技関連設備から
構成されている。かかる遊技機島10は、島の土台をな
す島下段10Aと、遊技機11や球貸機20を含む島中
段10Bと、その上に構築される島上段10Cとからな
り、以下にこの順で説明する。
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。本
実施例に係る遊技機島10は、横方向に並設される複数
の遊技機11と、各遊技機11で使う遊技媒体であるパ
チンコ球を貸し出す球貸機20、それに研磨装置50,
揚送装置60,紙幣搬送装置80等の遊技関連設備から
構成されている。かかる遊技機島10は、島の土台をな
す島下段10Aと、遊技機11や球貸機20を含む島中
段10Bと、その上に構築される島上段10Cとからな
り、以下にこの順で説明する。
【0021】図1及び図2に示すように、島下段10A
は箱状枠形に形成されており、その外壁16に囲まれた
枠組の下半部には、外壁16の内面に沿うよう大容量の
貯留タンク30が配設されている。貯留タンク30はパ
チンコ球をそのまま貯留するものである。貯留タンク3
0の一端側(図1中で左端側)は幾つかに分断され、ス
ライド可能に重なり合う伸縮部31として構成されてお
り、傾斜した底面が滑らかに連続する状態で長さを調整
できるようになっている。
は箱状枠形に形成されており、その外壁16に囲まれた
枠組の下半部には、外壁16の内面に沿うよう大容量の
貯留タンク30が配設されている。貯留タンク30はパ
チンコ球をそのまま貯留するものである。貯留タンク3
0の一端側(図1中で左端側)は幾つかに分断され、ス
ライド可能に重なり合う伸縮部31として構成されてお
り、傾斜した底面が滑らかに連続する状態で長さを調整
できるようになっている。
【0022】図2に示すように、貯留タンク30内に
は、その底部の長手方向に延びる中心線に向って傾斜す
る内壁32が設けられている。かかる内壁32は、貯留
されたパチンコ球の一部がタンク底部の隅等に残留して
しまい錆付くような事態を防止するためのものである。
なお、内壁32の下側一部は、パチンコ球は通過不能だ
が球径より小さい混合物が通過し得る分離部材32aで
形成されている。
は、その底部の長手方向に延びる中心線に向って傾斜す
る内壁32が設けられている。かかる内壁32は、貯留
されたパチンコ球の一部がタンク底部の隅等に残留して
しまい錆付くような事態を防止するためのものである。
なお、内壁32の下側一部は、パチンコ球は通過不能だ
が球径より小さい混合物が通過し得る分離部材32aで
形成されている。
【0023】図1に示すように、貯留タンク30の内部
スペースと、かかるタンク30の上端縁から天板17ま
での間の空きスペースが、島下段10A内における遊技
関連設備の設置空間Sとなっている。そして、貯留タン
ク30の伸縮部31の下側には、設置空間S中の塵埃を
吸引する清浄装置40が配設されている。
スペースと、かかるタンク30の上端縁から天板17ま
での間の空きスペースが、島下段10A内における遊技
関連設備の設置空間Sとなっている。そして、貯留タン
ク30の伸縮部31の下側には、設置空間S中の塵埃を
吸引する清浄装置40が配設されている。
【0024】清浄装置40は、例えば吸引用遠心ポンプ
等を利用して構成されており、そのケーシング本体41
に接続された吸込管42は天板17の下側付近まで延ば
されている。吸込管42の先端にある吸引口43は、後
述する研磨装置50の搬送ベルト51,52の終端を臨
む位置に配されている。なお、清浄装置40は、例えば
所定時間毎に作動するよう制御すればよいものである。
等を利用して構成されており、そのケーシング本体41
に接続された吸込管42は天板17の下側付近まで延ば
されている。吸込管42の先端にある吸引口43は、後
述する研磨装置50の搬送ベルト51,52の終端を臨
む位置に配されている。なお、清浄装置40は、例えば
所定時間毎に作動するよう制御すればよいものである。
【0025】天板17の下側には、各遊技機11から排
出されたパチンコ球を受け、一方向に流下させる球受樋
57が配設されている。球受樋57の下側には、該球受
樋57から流れ出たパチンコ球を島端方向に搬送しつつ
研磨する研磨装置50が配設されている。研磨装置50
は、互いに長手方向に連なるように配設された複数の研
磨ユニット50A,50B,50Cを具備して成る。各
研磨ユニット50A〜50Cは、それぞれ一対の対接し
合った搬送ベルト51,52を有している。
出されたパチンコ球を受け、一方向に流下させる球受樋
57が配設されている。球受樋57の下側には、該球受
樋57から流れ出たパチンコ球を島端方向に搬送しつつ
研磨する研磨装置50が配設されている。研磨装置50
は、互いに長手方向に連なるように配設された複数の研
磨ユニット50A,50B,50Cを具備して成る。各
研磨ユニット50A〜50Cは、それぞれ一対の対接し
合った搬送ベルト51,52を有している。
【0026】何れの搬送ベルト51,52も、モータ
(図示せず)により回転駆動する駆動プーリーと、従動
プーリーとに巻き掛けられている。搬送ベルト51,5
2は、例えば、6ナイロンまたは66ナイロンから成形
された研磨材を主成分とし、他に静電気除去材、研磨増
強材を混入したり、他の合成樹脂、繊維物質等より合成
されている。各研磨ユニット50A〜50Cにより順に
研磨・搬送されたパチンコ球は、結局、最下流側の研磨
ユニット50Cの終端から前記貯留タンク30に排出さ
れようになっている。
(図示せず)により回転駆動する駆動プーリーと、従動
プーリーとに巻き掛けられている。搬送ベルト51,5
2は、例えば、6ナイロンまたは66ナイロンから成形
された研磨材を主成分とし、他に静電気除去材、研磨増
強材を混入したり、他の合成樹脂、繊維物質等より合成
されている。各研磨ユニット50A〜50Cにより順に
研磨・搬送されたパチンコ球は、結局、最下流側の研磨
ユニット50Cの終端から前記貯留タンク30に排出さ
れようになっている。
【0027】また、貯留タンク30の底面上には、一方
向にパチンコ球を移送する回転可能なスクリュー部材5
5が配設されている。スクリュー部材55の一端部55
aは駆動モータ56の出力軸に連結されている。一方、
スクリュー部材55の他端部55b側には、島下段10
Aから島上段10Cにパチンコ球を揚送する揚送機構6
0が立設されている。
向にパチンコ球を移送する回転可能なスクリュー部材5
5が配設されている。スクリュー部材55の一端部55
aは駆動モータ56の出力軸に連結されている。一方、
スクリュー部材55の他端部55b側には、島下段10
Aから島上段10Cにパチンコ球を揚送する揚送機構6
0が立設されている。
【0028】揚送装置60は、スクリュー部材55の回
転により送られてきたパチンコ球を島下段10Aから島
上段10Cに単に揚送するための装置である。更に詳し
く言えば、揚送装置60は、一対の管状本体61,61
と、各管状本体61の全長に亘って内装されパチンコ球
を揚送すべく回転可能な螺旋状体62とを具備して成
る。各管状本体61の上端部には、各螺旋状体62をそ
れぞれ別々に回転駆動するための2つのモータ63が設
けられている。
転により送られてきたパチンコ球を島下段10Aから島
上段10Cに単に揚送するための装置である。更に詳し
く言えば、揚送装置60は、一対の管状本体61,61
と、各管状本体61の全長に亘って内装されパチンコ球
を揚送すべく回転可能な螺旋状体62とを具備して成
る。各管状本体61の上端部には、各螺旋状体62をそ
れぞれ別々に回転駆動するための2つのモータ63が設
けられている。
【0029】前述した島下段10Aの上に構築される島
中段10Bは、図3及び図4に示すように、背中合わせ
に複数の遊技機11を、それらの背面間に他の遊技関連
設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に延び
るよう列設してなる。従って、島中段10Bは、背中合
せに対接させた遊技機11の2台分に相当する奥行幅L
1 に構成されている。また、横方向に並ぶ各遊技機11
の間には、球貸機20が介装されている。なお、遊技機
11や球貸機20は、枠体に予め組み込んでおき、島構
築用の一つのユニットとして構成しておくとよい。
中段10Bは、図3及び図4に示すように、背中合わせ
に複数の遊技機11を、それらの背面間に他の遊技関連
設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に延び
るよう列設してなる。従って、島中段10Bは、背中合
せに対接させた遊技機11の2台分に相当する奥行幅L
1 に構成されている。また、横方向に並ぶ各遊技機11
の間には、球貸機20が介装されている。なお、遊技機
11や球貸機20は、枠体に予め組み込んでおき、島構
築用の一つのユニットとして構成しておくとよい。
【0030】遊技機11は、本実施例ではパチンコ台で
ある。すなわち、遊技機11は、遊技媒体であるパチン
コ球をハンドル12の操作によって盤面上に打ち出し、
パチンコ球の入賞を競うものであり、正面側にはパチン
コ球を機内に導入する前皿13や、パチンコ球貯留用の
予備皿14が設けられている。なお、遊技機11はパチ
ンコ台に限定されるものではなく、例えば、遊技媒体と
してメダルを用いるスロットマシン等でもかまわない。
ある。すなわち、遊技機11は、遊技媒体であるパチン
コ球をハンドル12の操作によって盤面上に打ち出し、
パチンコ球の入賞を競うものであり、正面側にはパチン
コ球を機内に導入する前皿13や、パチンコ球貯留用の
予備皿14が設けられている。なお、遊技機11はパチ
ンコ台に限定されるものではなく、例えば、遊技媒体と
してメダルを用いるスロットマシン等でもかまわない。
【0031】図3に示すように、遊技機11の背面側に
は、役物に使われるCRT等の嵩ばる特定部品15が出
っ張っているが、背中合わせの2台の遊技機11は、こ
れらの特定部品15が互いに回避する状態でうまく対接
すべく配されている。2台の遊技機11の背面側は互い
にぴったりと当ててもよく、また多少隙間を開けてるよ
うに対接させてもかまわない。何れにせよ、前後2列の
遊技機11の背面間には、他の遊技関連設備を介装する
余地はなく、従来この背面間に介装されていた紙片搬送
装置80は、後述する島上段10C側に配設されてい
る。
は、役物に使われるCRT等の嵩ばる特定部品15が出
っ張っているが、背中合わせの2台の遊技機11は、こ
れらの特定部品15が互いに回避する状態でうまく対接
すべく配されている。2台の遊技機11の背面側は互い
にぴったりと当ててもよく、また多少隙間を開けてるよ
うに対接させてもかまわない。何れにせよ、前後2列の
遊技機11の背面間には、他の遊技関連設備を介装する
余地はなく、従来この背面間に介装されていた紙片搬送
装置80は、後述する島上段10C側に配設されてい
る。
【0032】また、各遊技機11間に介装された球貸機
20は、制御手段96(図2参照)からの信号を受けた
際に、相当数の球を計数しつつ貸出用シューター21か
ら払い出すものである。ここで紙幣判断手段96は、遊
技客が紙片投入口23に投入した紙幣を磁気・光方式で
特定し、紙幣金額に対応する信号を球貸機20に出力す
るものである。
20は、制御手段96(図2参照)からの信号を受けた
際に、相当数の球を計数しつつ貸出用シューター21か
ら払い出すものである。ここで紙幣判断手段96は、遊
技客が紙片投入口23に投入した紙幣を磁気・光方式で
特定し、紙幣金額に対応する信号を球貸機20に出力す
るものである。
【0033】図1及び図4に示すように、前記島中段1
0Bの上側に配される島上段10Cは、ドーム状のカバ
ー部材90内に、前記紙片投入口23に投入された紙幣
(紙片)を横方向に搬送する紙片搬送装置80と、各遊
技機11にパチンコ球を供給する補給樋70とを配設し
てなる。このような島上段10Cは予め工場等で島構築
用のユニットとして構成してもよい。
0Bの上側に配される島上段10Cは、ドーム状のカバ
ー部材90内に、前記紙片投入口23に投入された紙幣
(紙片)を横方向に搬送する紙片搬送装置80と、各遊
技機11にパチンコ球を供給する補給樋70とを配設し
てなる。このような島上段10Cは予め工場等で島構築
用のユニットとして構成してもよい。
【0034】カバー部材90には従来技術における開閉
可能な幕板はなく、その代り、下部93の内側に位置す
る連通部材72の球詰まりを解消すべく、連通部材72
を突ける棒状部材95が操作可能に設けられている。補
給樋70は、各遊技機11のすぐ上に沿うように配設さ
れている。補給樋70の途中数箇所には、各遊技機11
及び各球貸機20に対応した供給部材71が取付けられ
ており、各供給部材71と遊技機11又は球貸機20と
はパチンコ球が流下するジャバラ状の連通部材72で接
続されている。
可能な幕板はなく、その代り、下部93の内側に位置す
る連通部材72の球詰まりを解消すべく、連通部材72
を突ける棒状部材95が操作可能に設けられている。補
給樋70は、各遊技機11のすぐ上に沿うように配設さ
れている。補給樋70の途中数箇所には、各遊技機11
及び各球貸機20に対応した供給部材71が取付けられ
ており、各供給部材71と遊技機11又は球貸機20と
はパチンコ球が流下するジャバラ状の連通部材72で接
続されている。
【0035】紙片搬送装置80は、長手方向に延びるハ
ウジング81と、該ハウジング81の両端に離間して配
された駆動プーリー82と従動プーリー83、それに両
プーリー82,83間に掛け渡された丸ベルト84とか
らなる。ハウジング81の側壁の要所には、丸ベルト8
4を両側から挾持する小プーリー85の対が支持されて
いる。小プーリー85は丸ベルト84に弾撥的に当接す
るようバネ等により付勢されている。
ウジング81と、該ハウジング81の両端に離間して配
された駆動プーリー82と従動プーリー83、それに両
プーリー82,83間に掛け渡された丸ベルト84とか
らなる。ハウジング81の側壁の要所には、丸ベルト8
4を両側から挾持する小プーリー85の対が支持されて
いる。小プーリー85は丸ベルト84に弾撥的に当接す
るようバネ等により付勢されている。
【0036】また、ハウジング81の側壁の要所には、
紙片投入口23に連なり、紙幣を丸ベルト84に当接す
るように導くガイド通路86が接続されている。ガイド
通路86の途中には制御手段96が設けられている。こ
の制御手段96は、紙片投入口23に投入された紙幣額
に応じたパチンコ球の払い出しを球貸機20に指令する
ものである。制御手段96は、インターフェース,CP
U,RAM,ROM等から構成されたマイクロコンピュ
ータを具備して成り、遊技客が紙片投入口23に投入し
た紙幣を磁気・光方式で特定する識別部等を備えてい
る。
紙片投入口23に連なり、紙幣を丸ベルト84に当接す
るように導くガイド通路86が接続されている。ガイド
通路86の途中には制御手段96が設けられている。こ
の制御手段96は、紙片投入口23に投入された紙幣額
に応じたパチンコ球の払い出しを球貸機20に指令する
ものである。制御手段96は、インターフェース,CP
U,RAM,ROM等から構成されたマイクロコンピュ
ータを具備して成り、遊技客が紙片投入口23に投入し
た紙幣を磁気・光方式で特定する識別部等を備えてい
る。
【0037】次に作用を説明する。図1に示すように、
島下段10Aの下半部に配された貯留タンク30の内部
スペースと、かかるタンク30の上端縁から天板17ま
での間の空きスペースが、島下段10A内における遊技
関連設備の設置空間Sとなる。貯留タンク30の端の伸
縮部31の下側は、該伸縮部31の底部が傾斜している
ためデッドスペースとなっており、かかるスペースに設
置空間S中の塵埃を吸引する清浄装置40のケーシング
本体41を配設する。
島下段10Aの下半部に配された貯留タンク30の内部
スペースと、かかるタンク30の上端縁から天板17ま
での間の空きスペースが、島下段10A内における遊技
関連設備の設置空間Sとなる。貯留タンク30の端の伸
縮部31の下側は、該伸縮部31の底部が傾斜している
ためデッドスペースとなっており、かかるスペースに設
置空間S中の塵埃を吸引する清浄装置40のケーシング
本体41を配設する。
【0038】ケーシング本体41に接続された吸込管4
2は、天板17の下側付近まで延ばし、該吸込管42の
先端にある吸引口43を、研磨装置50の搬送ベルト5
1,52の終端側に臨ませる。そして、例えば所定時間
毎に清浄装置40が作動するよう制御すれば、その都
度、設置空間S中の塵埃を除去することができ、設置空
間S中に配された各種遊技関連設備をクリーンな状態に
保つことができる。
2は、天板17の下側付近まで延ばし、該吸込管42の
先端にある吸引口43を、研磨装置50の搬送ベルト5
1,52の終端側に臨ませる。そして、例えば所定時間
毎に清浄装置40が作動するよう制御すれば、その都
度、設置空間S中の塵埃を除去することができ、設置空
間S中に配された各種遊技関連設備をクリーンな状態に
保つことができる。
【0039】各種遊技関連設備のうち特に研磨装置50
は、その搬送ベルト51,52に塵埃が過度に吸着され
ると、研磨・搬送性能が著しく損なわれる虞れがある
が、前述した如く清浄装置40の働きにより、搬送ベル
ト51,52等に塵埃が過度に吸着されるような事態は
起こり得ず、塵埃による性能低下を十分に防止すること
ができる。
は、その搬送ベルト51,52に塵埃が過度に吸着され
ると、研磨・搬送性能が著しく損なわれる虞れがある
が、前述した如く清浄装置40の働きにより、搬送ベル
ト51,52等に塵埃が過度に吸着されるような事態は
起こり得ず、塵埃による性能低下を十分に防止すること
ができる。
【0040】また、図3に示すように島中段10Bは、
背中合わせに複数の遊技機11を、それらの背面間に他
の遊技関連設備を介在させず、互いに対接させた状態で
横方向に延びるよう列設して構成する。前後2列の遊技
機11列の背面間には、他の遊技関連設備を介装する余
地はなく、島中段10Bは、背中合せに対接させた遊技
機11の2台分に相当する奥行幅L1 となる。このよう
に、島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段10Bを薄型
化することにより、図4に示すよう、島中段10Bに対
応させて島下段10Aや島上段10Cをも薄型化するこ
とができる。
背中合わせに複数の遊技機11を、それらの背面間に他
の遊技関連設備を介在させず、互いに対接させた状態で
横方向に延びるよう列設して構成する。前後2列の遊技
機11列の背面間には、他の遊技関連設備を介装する余
地はなく、島中段10Bは、背中合せに対接させた遊技
機11の2台分に相当する奥行幅L1 となる。このよう
に、島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段10Bを薄型
化することにより、図4に示すよう、島中段10Bに対
応させて島下段10Aや島上段10Cをも薄型化するこ
とができる。
【0041】従って、遊技機島10の占有スペースを大
幅に削減することができ、所定のフロア面積当たり、よ
り多くの遊技機島10を設置することができ、延ては省
スペース化の要請に応じることができるため、例えば、
狭い店内でも奥行方向にはより多くの遊技機11を装備
できる等、営業上極めて有利となる。従来、背中合わせ
の遊技機11間に配設されていた紙片搬送装置80は、
各遊技機11に遊技媒体を供給する補給樋70と共に、
前後2列の遊技機11上に構築する島上段10C側に配
設する。
幅に削減することができ、所定のフロア面積当たり、よ
り多くの遊技機島10を設置することができ、延ては省
スペース化の要請に応じることができるため、例えば、
狭い店内でも奥行方向にはより多くの遊技機11を装備
できる等、営業上極めて有利となる。従来、背中合わせ
の遊技機11間に配設されていた紙片搬送装置80は、
各遊技機11に遊技媒体を供給する補給樋70と共に、
前後2列の遊技機11上に構築する島上段10C側に配
設する。
【0042】次に、遊技機島10における紙幣やパチン
コ球の流れについても簡単に説明する。先ず遊技客によ
り紙片投入口23に投入された紙幣は、図1及び図2に
示す紙片搬送装置80に送られ、丸ベルト84と小プー
リー85との間に挾持され、丸ベルト84の回転駆動に
伴って、島端側に順送りされ、最終的には図示省略した
料金収納箱に収納される。遊技客は、球貸機20から遊
技機11の前皿13に払い出されたパチンコ球を、ハン
ドル12の操作によって盤面上に打ち出して入賞を競
う。入賞を逸したパチンコ球等、遊技機11から排出さ
れたパチンコ球は、球受樋57を流下した後、研磨装置
50によって搬送されつつ研磨される。
コ球の流れについても簡単に説明する。先ず遊技客によ
り紙片投入口23に投入された紙幣は、図1及び図2に
示す紙片搬送装置80に送られ、丸ベルト84と小プー
リー85との間に挾持され、丸ベルト84の回転駆動に
伴って、島端側に順送りされ、最終的には図示省略した
料金収納箱に収納される。遊技客は、球貸機20から遊
技機11の前皿13に払い出されたパチンコ球を、ハン
ドル12の操作によって盤面上に打ち出して入賞を競
う。入賞を逸したパチンコ球等、遊技機11から排出さ
れたパチンコ球は、球受樋57を流下した後、研磨装置
50によって搬送されつつ研磨される。
【0043】研磨されたパチンコ球は、島下段10Aの
貯留タンク30に貯留され、スクリュー部材55の回転
により強制的に揚送機構60の下端部に移送される。そ
してパチンコ球は、揚送機構60によって島上段10C
に揚送され、補給樋70を流下しつつ、その途中の連通
部材72を通って対応する遊技機11や球貸機20に還
元される。なお、連通部材72にパチンコ球が詰まった
場合には、遊技機島10の外側から棒状部材95を操作
して、連通部材72を突っつき振動させて球詰まりを解
消することができる。
貯留タンク30に貯留され、スクリュー部材55の回転
により強制的に揚送機構60の下端部に移送される。そ
してパチンコ球は、揚送機構60によって島上段10C
に揚送され、補給樋70を流下しつつ、その途中の連通
部材72を通って対応する遊技機11や球貸機20に還
元される。なお、連通部材72にパチンコ球が詰まった
場合には、遊技機島10の外側から棒状部材95を操作
して、連通部材72を突っつき振動させて球詰まりを解
消することができる。
【0044】なお、本発明に係る遊技機島は図示した実
施例に限定されるものではない。例えば、清浄装置は他
の真空ポンプ、大型掃除機等を利用して構成しても良
い。
施例に限定されるものではない。例えば、清浄装置は他
の真空ポンプ、大型掃除機等を利用して構成しても良
い。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島によれば、各遊技
機の土台を成す島下段側に、該島下段内における遊技関
連設備の設置空間中の塵埃を吸引する清浄装置を設けた
から、前記設置空間に配された各種遊技関連設備をクリ
ーンな状態に保つことが可能となる。特に前記設置空間
に、遊技媒体を一対の搬送ベルトで挾持しつつ研磨する
研磨装置を配設した場合、その搬送ベルトに塵埃が過度
に吸着されるような事態は起こり得ず、塵埃による研磨
装置の性能の低下を有効に防止することができる。
機の土台を成す島下段側に、該島下段内における遊技関
連設備の設置空間中の塵埃を吸引する清浄装置を設けた
から、前記設置空間に配された各種遊技関連設備をクリ
ーンな状態に保つことが可能となる。特に前記設置空間
に、遊技媒体を一対の搬送ベルトで挾持しつつ研磨する
研磨装置を配設した場合、その搬送ベルトに塵埃が過度
に吸着されるような事態は起こり得ず、塵埃による研磨
装置の性能の低下を有効に防止することができる。
【0046】また、前記島中段は、背中合わせに複数の
遊技機を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在さ
せず互いに対接させた状態で横方向に延びるよう列設し
て成るから、島全体の奥行幅を薄型化でき、島の占有ス
ペースを大幅に削減することが可能であり、省スペース
化の要請に応じることができ、所定のフロア面積当たり
より多くの島を設置することができ、営業上極めて有利
となる。
遊技機を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在さ
せず互いに対接させた状態で横方向に延びるよう列設し
て成るから、島全体の奥行幅を薄型化でき、島の占有ス
ペースを大幅に削減することが可能であり、省スペース
化の要請に応じることができ、所定のフロア面積当たり
より多くの島を設置することができ、営業上極めて有利
となる。
【図1】本発明に一実施例に係る遊技機島の島上段及び
島下段の内部構成を概略的に示す正面図である。
島下段の内部構成を概略的に示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る遊技機島を概略的に示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図3】本発明に一実施例に係る遊技機島の島中段を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る遊技機島を示す斜視図
である。
である。
【図5】従来の遊技機島を示す斜視図である。
【図6】従来の遊技機島を示す端面図である。
10…遊技機島 10A…島下段 10B…島中段 10C…島上段 11…パチンコ台(遊技機) 30…貯留タンク 40…清浄装置 43…吸引口 50…研磨装置 51,52…搬送ベルト
Claims (3)
- 【請求項1】横方向に並設される複数の遊技機と、各遊
技機で使う遊技媒体を処理する遊技関連設備とから構成
される遊技機島において、 前記各遊技機の土台を成す島下段側に、該島下段内にお
ける前記遊技関連設備の設置空間中の塵埃を吸引する清
浄装置を設けたことを特徴とする遊技機島。 - 【請求項2】前記島下段内の設置空間に、遊技媒体を一
対の搬送ベルトで挾持しつつ研磨する研磨装置を配設
し、 前記清浄装置の吸引口を、前記搬送ベルトを臨む位置に
配したことを特徴とする請求項1記載の遊技機島。 - 【請求項3】前記島下段上に、背中合わせに複数の遊技
機を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在させず
互いに対接させた状態で島長手方向に延びるよう列設
し、島中段を背中合せに対接させた遊技機2台分に相当
する奥行幅に構成したことを特徴とする請求項1又は2
記載の遊技機島。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6797095A JPH08257227A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 遊技機島 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6797095A JPH08257227A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 遊技機島 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08257227A true JPH08257227A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13360358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6797095A Pending JPH08257227A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 遊技機島 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08257227A (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6797095A patent/JPH08257227A/ja active Pending
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