JPH0866547A - 遊技機島 - Google Patents

遊技機島

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JPH0866547A
JPH0866547A JP20263694A JP20263694A JPH0866547A JP H0866547 A JPH0866547 A JP H0866547A JP 20263694 A JP20263694 A JP 20263694A JP 20263694 A JP20263694 A JP 20263694A JP H0866547 A JPH0866547 A JP H0866547A
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JP
Japan
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island
game
gaming machine
gaming
machine
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JP20263694A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段をより薄
型化することによって、島の占有スペースを削減でき、
所定のフロア面積当たりより多く設置することが可能で
あり、しかも、島内に介装する遊技関連器機のスペース
確保が容易であり、組み付けも簡易に行なうことができ
る遊技機島を提供すること。 【構成】背中合わせに複数の遊技機11を、それらの背
面間に他の遊技関連設備を介在させず互いに対接させた
状態で横方向に延びるよう列設し、かつ前側の遊技機列
11Aをなす各遊技機11が、後側の遊技機列11Bを
なす各遊技機11に対し、それぞれ中央が互いに横方向
にずれるように配備し、前後の遊技機列11A,11B
のずれ分に応じて島端に生じた隅スペース10aに、前
記遊技媒体や紙幣を扱う遊技関連器機100,110を
介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横方向に並設される複
数の遊技機と、各遊技機で使う遊技媒体や該遊技媒体の
貸出しと引き換えに取り込まれる紙幣を処理する遊技関
連設備とから構成される遊技機島に関する。ここで遊技
機とは、主としてパチンコ台を指すものであり、遊技媒
体はパチンコ球であり、また、遊技関連設備とは、島内
において遊技媒体やお金を循環させたり収納したりする
各種装置である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の遊技機島1は、図5〜図
7に示すように、パチンコ台2を背中合せにした状態で
横方向に複数並設して構成されており、島前面側で一列
に並ぶパチンコ台列2Aと島後面側で一列に並ぶパチン
コ台列2Bとの各背面間は離隔するよう配置されてい
る。そして、前後2列の各パチンコ台列2A,2Bの背
面間スペースには、パチンコ台列2A,2Bの随所に介
装さたれ球貸し機3から送り出された紙幣を、横方向に
搬送する紙幣搬送装置4が配設されていた。
【0003】このように従来の遊技機島1では、前後の
各パチンコ台列2A,2B間に紙幣搬送装置4を配設す
るスペースをある程度広く確保する必要があり、結局、
島全体の奥行幅Lは、少なくともパチンコ台2の2台分
に相当する奥行幅に紙幣搬送装置4を加味した大きさに
設定する必要があった。
【0004】特に、最近のパチンコ台2は、ゲーム性を
高めたり面白みを増すために役物の一部にCRTを使う
ものが多く、このようなCRTやその周辺器機等の特定
部品2aはパチンコ台の背面側より出っ張るため、パチ
ンコ台2自体の奥行幅も嵩ばる傾向にあった。また、図
5及び図6に示すように、各パチンコ台列2A,2Bの
途中箇所には、必要に応じてパチンコ台2を配備しない
スペースが空けられており、かかるスペースには、例え
ばパチンコ球計数機5等の遊技関連器機が単独で装備さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機島1では、その奥行幅Lが、パチンコ
台2の2台分に紙幣搬送装置4を加味した大きさとほぼ
規格化されてしまっており、営業上パチンコ台2を増や
したくても狭い店内では島1の奥行幅Lとの関係によ
り、フロア上に設置できる島数が限定されてしまうとい
う不具合を呈していた。このような事情に鑑み、島の奥
行方向の占有スペースを減らして、その分、フロア上に
設置できる島数を増やせるような省スペース型遊技機島
の開発が切望されていた。
【0006】また、図5及び図6に示すように、パチン
コ台列2A,2Bの途中箇所に、球計数機5等を単独で
装備する場合、各パチンコ台列2A,2Bの途中に設置
スペースを確保することが難しく、しかもパチンコ台列
2A,2Bが途中で分断されてしまうことになり、組み
付けが面倒であるという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の有する問
題点に着目してなされたもので、島全体の奥行幅をほぼ
決定する島中段をより薄型化することによって、島の占
有スペースを削減でき、所定のフロア面積当たりより多
く設置することが可能であり、しかも、島内に介装する
遊技関連器機のスペース確保が容易であり、組み付けも
簡易に行なうことができる遊技機島を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 横方向に並設される複数の遊技機(11)と、各遊
技機(11)で使う遊技媒体や該遊技媒体の貸出しと引
き換えに取り込まれる紙幣を処理する遊技関連設備とか
ら構成される遊技機島(10)において、背中合わせに
複数の遊技機(11)を、それらの背面間に他の遊技関
連設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に延
びるよう列設し、前側の遊技機列(11A)をなす各遊
技機(11)が、後側の遊技機列(11B)をなす各遊
技機(11)に対し、それぞれ中央が互いに横方向にず
れるように配備し、前後の遊技機列(11A,11B)
のずれ分に応じて島端に生じた隅スペース(10a)
に、前記遊技媒体や紙幣を扱う遊技関連器機(100,
110)を介装したことを特徴とする遊技機島(10)
に存する。
【0009】また、別の観点からの本発明の要旨とする
ところは、 2 前後の遊技機列(11A,11B)をなす各遊技機
(11)の背面側には、それぞれ中央寄りで基準面より
出っ張る特定部品(15)が設けられており、前後2列
の各遊技機(11)の特定部品(15)が、前後に重な
らないように互いに横方向にずれ、横方向と平行に延び
る略直線上に並ぶように配したことを特徴とする1項記
載の遊技機島(10)に存する。
【0010】更に、別の観点からの本発明の要旨とする
ところは、 3 前記遊技関連器機は、遊技媒体計数機(100)ま
たは紙幣両替機(110)である1項または2項記載の
遊技機島(10)に存する。
【0011】
【作用】背中合わせに複数の遊技機(11)を、それら
の背面間に他の遊技関連設備を介在させず互いに対接さ
せた状態で横方向に延びるよう列設する。すなわち、遊
技機(11)を設置する島中段を、背中合せに対接させ
た遊技機(11)の2台分に相当する奥行幅に構成す
る。
【0012】このように島全体の奥行幅をほぼ決定する
島中段を薄型化することにより、島の占有スペースを大
幅に削減することができる。従って、所定のフロア面積
当たり、より多くの島を設置することができ、例えば、
狭い店内でも奥行方向にはより多くの遊技機(11)を
装備できる等、営業上極めて有利となる。
【0013】また、前側の遊技機列(11A)をなす各
遊技機(11)を、後側の遊技機列(11B)をなす各
遊技機(11)に対し、それぞれ中央が互いに横方向に
ずれるように配備する。例えば、各遊技機(11)の背
面側中央寄りに出っ張った特定部品(15)がある場
合、それらの特定部品(15)が互いに横方向にずれ、
丁度前後に重ならないように配することができ、かかる
特定部品(15)の奥行分だけ島全体の奥行幅が余計に
嵩ばるのを防ぐことができる。
【0014】しかも、前後の遊技機列(11A,11
B)の互いのずれ分に応じて、島端には必然的に隅スペ
ース(10a)が生じる。詳しく言えば、島端において
は前後の遊技機列(11A,11B)の最端にある遊技
機(11)同士の側端面が揃うことなく、何れか一方の
遊技機列(11A/11B)の最端にある遊技機(1
1)の方が島中心側に引っ込むため、その引っ込んだ箇
所がそのまま半端な隅スペース(10a)となる。
【0015】従って、島内に例えば遊技媒体計数機(1
00)や紙幣両替機(110)等の遊技関連器機を設置
する場合、特別に設置スペースを確保したり、島を途中
で分断することなく、前記隅スペース(10a)に遊技
関連機器をそのまま介装すればよい。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。図
1及び図3に示すように遊技機島10は、横方向に並設
される複数の遊技機11と、各遊技機11で使う遊技媒
体や該遊技媒体の貸出しと引き換えに取り込まれる紙幣
を処理する遊技関連設備(遊技媒体貸機17,研磨装置
40,紙幣搬送装置80等)、それに遊技関連器機(遊
技媒体計数機100,紙幣両替機110)とから構成さ
れている。
【0017】図1に示すように島中段10Bは、背中合
わせに複数の遊技機11を、それらの背面間に他の遊技
関連設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に
延びるよう列設してなる。従って、島中段10Bは、図
4に示すように背中合せに対接させた遊技機11の2台
分にほぼ相当する奥行幅L1 に構成されている。遊技機
11は、本実施例ではパチンコ台である。すなわち、遊
技機11は、遊技媒体であるパチンコ球をハンドル12
の操作によって盤面上に打ち出し、パチンコ球の入賞を
競うものであり、正面側にはパチンコ球を機内に導入す
る前皿13や、パチンコ球貯留用の予備皿14が設けら
れている。
【0018】また、遊技機11の背面側中央寄りには、
役物に使われるCRT等の嵩ばる特定部品15が基準面
より出っ張っているが、背中合わせの2台の遊技機11
は、これらの特定部品15が、前後に重ならないように
互いに横方向にずれ、特定部品15の端面が遊技機11
の背面側基準面に丁度対接している。すなわち、各特定
部品15は、島の横方向と平行に延びる略直線上に並ぶ
ように配されている。このように、前側の遊技機列11
Aをなす各遊技機11は、後側の遊技機列11Bをなす
各遊技機11に対して、それぞれ中央が互いに横方向に
ずれるように配備されている。
【0019】遊技機島10の島端には、前後の遊技機列
11A,11Bのずれ分に応じて隅スペース10aが生
じており、該隅スペース10aには、遊技関連器機であ
る遊技媒体計数機100,紙幣両替機110が介装され
ている。ここで遊技媒体計数機100は、図1及び図2
に示すように、パチンコ球の受入口101から投入され
たパチンコ球を内部の計数機やコンピューターで計数
し、その結果を表示部102に示するものである。ま
た、球数を印刷したレシート、或は球数を繰り返し表示
可能なリサイクルカードを払い出す取出口103が設け
られている。
【0020】紙幣両替機110は、図1及び図3に示す
ように、正面部に紙幣投入口111及び紙幣返却口11
2が設けられており、紙幣投入口111に投入した一万
円や五千円紙幣を千円札に両替して、所定枚数の千円札
を紙幣返却口112から払出すものである。なお、前記
紙幣両替機110、紙幣両替機110ともに、その構成
は一般的であるので説明は省略する。
【0021】また、各遊技機11の左側には、正面が各
遊技機11の正面と平行となる遊技媒体貸機17が介装
されている。ここで遊技媒体貸機17は、紙幣判断手段
96からの信号を受けた際に、相当数の球を計数しつつ
払い出すものである。紙幣判断手段96(図4参照)
は、遊技客が紙幣投入口94に投入した紙幣を磁気・光
方式で特定し、紙幣金額に対応する信号を遊技媒体貸機
17に出力するものである。
【0022】なお、前後の遊技機列11A,11Bの背
面側は互いにぴったりと当ててもよく、また、多少隙間
を開けてるように対接させてもかまわない。何れにせ
よ、前後2列の遊技機11の背面間には、他の遊技関連
設備を介装する余地はなく、従来この背面間に介装され
ていた紙幣搬送装置80は、後述する島上段10A側に
配設されている。また、遊技機11や遊技媒体貸機17
を、例えば枠体等に組み込んで、島中段10Bを一つの
ユニットとして構成してもよい。
【0023】島中段10Bの下側に構築される島下段1
0Cは、腰板30、底板31、及び天板32に囲まれた
箱状枠形に形成され、島下段10Cそのものが、各遊技
機11から排出される遊技媒体をそのまま貯留する貯留
タンクのように構成されている。図3及び図4に示すよ
うに、箱状枠内の上側には、各遊技機11から排出され
たパチンコ球を受け、一方向に流下させる球受樋38が
配設されている。
【0024】箱状枠内の中程には、球受樋38から流れ
出たパチンコ球を研磨する研磨装置40が配設されてい
る。研磨装置40は、球受樋38とは逆向きに緩やかに
傾斜するよう横方向に延設されており、球受樋38から
流れ出た球を上下の搬送ベルト41,42で弾撥的に挾
持して、研磨しながら同一方向へ搬送する装置である。
上下の搬送ベルト43,44は、共に研磨可能な布状の
研磨材により形成されている。かかる研磨材は、6ナイ
ロンを主成分とし、他に静電気除去材、研磨増強材を混
入したり、他の合成樹脂、繊維物質等により合成されて
いる。また、底板31には、傾斜方向にパチンコ球を移
送する回転可能な螺旋状体50が配設されている。螺旋
状体50の一端部50aは駆動モータ51の出力軸に連
結されている。
【0025】螺旋状体50の他端部側50bには、島下
段10Cから島上段10Aにパチンコ球を揚送する揚送
機構60が配設されている。かかる揚送機構60は、島
10内の適所に立設された管状体61と、該管状体61
内の上側に配され、図示省略したモータにより回転駆動
する駆動スプロケット62と、管状体61内の上側に配
された従動スプロケット63と、両スプロケット62,
63に巻き掛けられたチェーン部材64とを具備してな
る。チェーン部材64の数多の連結部には、パチンコ球
用のバケット65,65…が固設されている。
【0026】島中段10Bの上側に構築される島上段1
0Aは、各遊技機11に遊技媒体を供給する補給樋70
と、パチンコ球と引き換えに取り込んだ紙幣を横方向に
搬送する紙幣搬送装置80とをそれぞれ横方向に延びる
ように配設してなる。補給樋70は、島中段10Bをな
す各遊技機11のすぐ上に沿って、前記揚送機構60の
上端部のパチンコ球排出口67に接続された上流端70
aから島端まで延びた下流端70bにかけて緩やかに下
方に傾斜するよう配設されている。
【0027】補給樋70の途中数箇所には、各遊技機1
1に対応した供給部材71が取付けられており、各供給
部材71と遊技機11とはパチンコ球が流下するジャバ
ラ状の連通部材72で接続されている。また、紙幣搬送
装置80は、横方向(長手方向)に延びるハウジング8
1と、該ハウジング81の両端に離間して配された駆動
プーリー82と従動プーリー83、それに両プーリー8
2,83間に掛け渡された丸ベルト84とからなる。
【0028】ハウジング81の側壁の要所には、丸ベル
ト84を両側から挾持する小プーリー85の対が支持さ
れている。小プーリー85は丸ベルト84に弾撥的に当
接するようバネ等により付勢されている。また、側壁の
要所には、島上段10Aを全体的に覆うカバー部材90
に形成された紙幣投入口94に連なり、紙幣を丸ベルト
84に当接するように導くガイド通路部86が設けられ
ている。ガイド通路部86の途中には紙幣判断手段96
が設けられており、かかる紙幣判断手段96は紙幣額に
相当する所定信号を前記遊技媒体貸機17に出力し、そ
れにより、パチンコ球がノズル18から払い出されるよ
うに設定されている。
【0029】前記補給樋70や紙幣搬送装置80は、ド
ーム状のカバー部材90により覆われている。カバー部
材90は、各遊技機11の正面よりも多少せり出させて
傾斜した正面部91と、前後の正面部91の上端を覆う
円弧形断面の天井部92とを有する。このようなカバー
部材90には、従来技術における開閉可能な幕板はな
く、その代り、下部93の内側に位置する連通部材72
の球詰まりを解消すべく、該連通部材72を突ける棒状
部材95が操作可能に設けられている。正面部91の適
所には紙幣投入口94が開設されている。なお、遊技機
島10の両端部には、端部を覆う島飾り19が配置され
ている。
【0030】次に作用を説明する。図1に示すように、
遊技機島10の島中段10Bは、背中合わせに複数の遊
技機11を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在
させず互いに対接させた状態で、2列が横方向に延びる
ように列設して構築する。前後2列の遊技機11の背面
間には、他の遊技関連設備を介装する余地はなく、島中
段10Bは、背中合せに対接させた遊技機11の2台分
に相当する奥行幅L1 (図4参照)となる。特に、前側
の遊技機列11Aをなす各遊技機11を、後側の遊技機
列11Bをなす各遊技機11に対し、それぞれ中央が互
いに横方向にずれるように配備したから、各遊技機11
の背面側中央寄りに出っ張った特定部品15が互いに横
方向にずれる。すなわち、嵩ばる特定部品15同士が向
かい合わせとなることなく、前後に重ならずに島の横方
向と平行に延びる略直線上に並ぶように配することがで
きため、かかる特定部品15の奥行分だけ島全体の奥行
幅L1 (図4参照)が余計に嵩ばるのを防ぐことができ
る。
【0031】このように、島全体の奥行幅をほぼ決定す
る島中段10Bを極力薄型化することにより、これに対
応させて島下段10Cや島上段10Aも薄型化すること
が可能となる。それにより、島10の占有スペースを大
幅に削減することができ、所定のフロア面積当たり、よ
り多くの島10を設置することができ、延ては省スペー
ス化の要請に応じることができるため、例えば、狭い店
内でも奥行方向にはより多くの遊技機11を装備できる
等、営業上極めて有利となる。
【0032】しかも、図1に示すように、前後の遊技機
列11A,11Bの互いのずれ分に応じて、島端には必
然的に隅スペース10aが生じる。更に詳しく言えば、
島端においては前後の遊技機列11A,11Bの最端に
ある遊技機11同士の側端面が揃うことなく、何れか一
方の遊技機列11A/11Bの最端にある遊技機11の
方が島中心側に引っ込むため、その引っ込んだ箇所がそ
のまま半端な隅スペース10aとなる。
【0033】従って、島内に例えば遊技媒体計数機10
0や紙幣両替機110等の遊技関連器機を設置する場
合、特別に設置スペースを確保したり、島を途中で分断
することなく、前記隅スペース10aに遊技関連機器を
そのまま介装すればよいため、島内に介装する遊技関連
器機のスペース確保が容易であり、組み付けも簡易に行
なうことができる。
【0034】以下、遊技機島10における紙幣や遊技媒
体の流れについても簡単に説明する。遊技客が島上段1
0Aにある紙幣投入口94に紙幣を入れると、紙幣は紙
幣判断手段96に送り込まれ紙幣の真偽や種類が判断さ
れ、真正な札の場合には、そのまま紙幣搬送装置80に
送られる。この時、紙幣判断手段96は紙幣額に相当す
る所定信号を遊技媒体貸機17に出力し、それにより、
該遊技媒体貸機17が作動してパチンコ球がノズル18
から払い出される。
【0035】紙幣搬送装置80に送られた紙幣は、丸ベ
ルト84と小プーリー85との間に挾持され、丸ベルト
84の回転駆動に伴って、島端側に順送りされ、最終的
には図示省略した料金収納箱に収納される。一方、遊技
客は遊技機11の前皿13のパチンコ球をハンドル12
操作によって盤面上に打ち出して入賞を競う。入賞を逸
したパチンコ球等、遊技機11から排出されたパチンコ
球は、球受樋38を流下した後、研磨装置40の上下の
搬送ベルト41,42間に挟まれて、搬送されつつ研磨
される。
【0036】このように研磨されたパチンコ球は、島下
段10Cの箱状枠内にそのまま貯留され、螺旋状体50
の回転により揚送機構60の下端部に移送される。そし
て、パチンコ球は、揚送機構60の回転駆動するチェー
ン部材64に多数固設されたバケット65,65…によ
りすくい上げられて島上段10Aに揚送され、補給樋7
0を流下つつ各遊技機11に還元される。なお、複数の
遊技機11,11…や、遊技関連設備である研磨装置4
0,螺旋状体50,揚送機構60,紙幣搬送装置80等
は、図示省略した制御手段により集中管理されている。
【0037】なお、本発明に係る遊技機島は図示した実
施例に限定されるものではない。前記遊技機11はパチ
ンコ台に限定されるものではなく、例えば、遊技媒体と
してメダルを用いるスロットマシン等でもかまわない。
また、前記遊技関連器機は、遊技媒体計数機100や紙
幣両替機110に限定されるものではない。また、図示
省略したが各遊技機の上方には故障発生等を報知するた
めの表示ランプが配備される。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島によれば、背中合
わせに複数の遊技機を、それらの背面間に他の遊技関連
設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に延び
るよう列設し、島全体の奥行幅をほぼ決定する島中段を
薄型化したから、島の占有スペースを大幅に削減するこ
とが可能であり、省スペース化の要請に応じることがで
き、所定のフロア面積当たりより多くの島を設置するこ
とができ、営業上極めて有利となる。
【0039】しかも、前側の遊技機列をなす各遊技機
を、後側の遊技機列をなす各遊技機に対し、それぞれ中
央が互いに横方向にずれるように配備したから、各遊技
機の背面側中央寄りに出っ張った特定部品があっても、
それらの特定部品が互いに横方向にずれ、丁度前後に重
ならないように配することができ、かかる特定部品の奥
行分だけ島全体の奥行幅が余計に嵩ばるのを防ぐことが
できる。
【0040】更に、前後の遊技機列の互いのずれ分に応
じて、島端には必然的に隅スペースが生じるため、島内
に遊技関連器機を設置する場合、特別に設置スペースを
確保したり、島を途中で分断することなく、前記隅スペ
ースに遊技関連機器をそのまま介装でき、島内における
遊技関連器機のスペース確保が容易であり、組み付けも
簡易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遊技機島の島中段を示
す平面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る遊技機島を示す正面図
である。
【図3】本発明の一実施例に係る遊技機島の島上段及び
島中段の内部構造を概略的に示す背面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る遊技機島を概略的に示
す横断面図である。
【図5】従来の遊技機島の島中段を示す平面図である。
【図6】従来の遊技機島を示す側面図である。
【図7】従来の遊技機島を示す斜視図である。
【符号の説明】 10…遊技機島 10A…島上段 10B…島中段 10C…島下段 11…遊技機(パチンコ台) 11A,11B…遊技機列

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に並設される複数の遊技機と、各遊
    技機で使う遊技媒体や該遊技媒体の貸出しと引き換えに
    取り込まれる紙幣を処理する遊技関連設備とから構成さ
    れる遊技機島において、 背中合わせに複数の遊技機を、それらの背面間に他の遊
    技関連設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向
    に延びるよう列設し、 前側の遊技機列をなす各遊技機が、後側の遊技機列をな
    す各遊技機に対し、それぞれ中央が互いに横方向にずれ
    るように配備し、 前後の遊技機列のずれ分に応じて島端に生じた隅スペー
    スに、前記遊技媒体や紙幣を扱う遊技関連器機を介装し
    たことを特徴とする遊技機島。
  2. 【請求項2】前後の遊技機列をなす各遊技機の背面側に
    は、それぞれ中央寄りで基準面より出っ張る特定部品が
    設けられており、 前後2列の各遊技機の特定部品が、前後に重ならないよ
    うに互いに横方向にずれ、横方向と平行に延びる略直線
    上に並ぶように配したことを特徴とする請求項1記載の
    遊技機島。
  3. 【請求項3】前記遊技関連器機は、遊技媒体計数機また
    は紙幣両替機である請求項1または2記載の遊技機島。
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