JPH0825630B2 - 搬送車用移載ステーション - Google Patents

搬送車用移載ステーション

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JPH0825630B2
JPH0825630B2 JP29785290A JP29785290A JPH0825630B2 JP H0825630 B2 JPH0825630 B2 JP H0825630B2 JP 29785290 A JP29785290 A JP 29785290A JP 29785290 A JP29785290 A JP 29785290A JP H0825630 B2 JPH0825630 B2 JP H0825630B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、物品を積み付けたパレットを搬送車に移
載するための,搬送車用移載ステーションに関するもの
である。
(従来の技術) 例えば、印刷物等の物品を無人搬送車等に搭載する場
合、予め物品をパレット上に積み付け、物品の積み付け
られたパレットを搬送車に搭載することが行なわれてい
る。
また、物品の積み付けられたパレットを搬送車に移載
する,移載ステーションへの空パレットの回送は、その
搬送車を利用して行なわれており、移載ステーションに
おいては搬送車は回送してきた空パレットを降ろした
後、物品の積み付けられたパレットの搭載が行なわれ
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、かかる移載ステーションは物品の製造ライ
ンの下流端部に設置され、製造ラインから供給される物
品が滞貨となることも多いので、大きな設置スペースが
必要である。
また、パレットへの物品の積み付け作業は人手により
行なわれることも多く、長い作業時間を要するものであ
るため、製造ラインから搬送車による搬送までの物品の
全体的な流れの中ではこの作業がネックとなり、その処
理能力の増大が望まれている。
この発明は、このような事情に基づいてなされたもの
で、かかる移載ステーションにおいて、設置スペースが
小さく、同時にその処理能力の増大を図ることを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、この発明は、平面視矩形
状に形成された二段式リフタからなり、その一辺側に搬
送車用停止位置を設けたメインステーショと、 このメインステーションの前記搬送車用停止位置と直
交する辺側には第1の積み付け作業テーブルを隣接して
設置し、前記メインステーションとこの第1の積み付け
作業テーブルとの間でパレットの受渡しを行なう第1の
移送手段を設け、 さらに、前記メインステーションの搬送車用停止位置
の設けられた前記一辺に対向する辺側には第2の積み付
け作業テーブルを隣接して設置し、前記メインステーシ
ョンとこの第2の積み付け作業テーブルとの間でパレッ
トの受渡しを行なう第2の移送手段を設け、前記第1の
積み付け作業テーブルには第2の移送手段の移送方向に
平行な第3の移送手段を設けたものである。
(作用) この発明によれば、二段リフタからなるメインステー
ションに第1および第2の2つの積み付け作業テーブル
を隣接して設置し、これらの積み付け作業テーブルとメ
インステーションとの間にそれぞれパレットの移送手段
を設けてあるから、第1あるいは第2の積み付け作業テ
ーブルのいずれに対するパレットの移載に際しても、そ
の単一のメインステーションを利用してパレットを移動
することができ、移載作業を円滑に行なうことができ
る。
したがって、2つの積み付け作業テーブルの移載作業
が単一のメインステーションにより円滑に行なうことが
できるので、設置スペースはそれほど増大せず、設置ス
ペースが小さく、作業時間を要する積み付け作業は2つ
の積み付け作業テーブルで並行して行えるので、処理能
力を向上することができる。
(実施例) 以下、図面に示す一実施例によりこの発明を説明す
る。
第1図において、1は搬送車用移載ステーション、2
は無人搬送車である。
搬送車用移載ステーション(以下、移載ステーション
という)1は、メインステーション3と、第1および第
2の積み付け作業テーブル(以下、作業テーブルとい
う)4,5とを有する。
メインステーション3は、第1図に示すように平面視
矩形状に形成され、また第2図に示すように二段式に構
成された2枚の棚板6,7を有する,チェーンリフタから
なるもので、これらの棚板6,7は一定の間隔を保ったま
ま昇降可能に構成されている。
このメインステーション3の一辺側には、無人搬送車
(以下、AGVという)2の通路Rを配置するとともに、
このAGV2の通路R側となるメインステーション3の一辺
の下方には、AGV2の到着検知や停止および前進・後退の
運転指示信号を発信する,投受光フォトセンサなどの検
知指示センサSOを備え、AGV2のセンサASとの間で指令信
号を交信できるようになって、AGV2の停止位置R1とされ
ている。
このメインステーション3に上下に設置された棚板6,
7の上面には前記AGV2の通路R側から直角方向への物品
の移送を可能としたローラコンベヤ6a,7aがそれぞれ設
置されており、これらのローラコンベヤ6a,7aはそれぞ
れ設置されたサイクロモータ等の駆動装置で正転・逆転
駆動できるようになっている。
そして、前記AGV2の通路R側に臨み,メインステーシ
ョン3に隣接した位置には、第1の作業テーブル4が配
置され、この第1の作業テーブル4のAGV2の通路R側の
一辺の下方には、AGV2の到着検知や停止および前進・後
退の運転指示信号を発信する投受光フォトセンサなどの
検知指示センサS1を備え、AGV2の第2の停止位置R2が設
定されている。
なお、図中STは移載ステーション1の上流側に設けら
れた待機用センサであって、前記検知指示センサSOと同
様のものである。
また、メインステーション3の前記AGV2の停止位置R1
とは対向する辺側に隣接して第2の作業テーブル5が配
置され、この結果、移載ステーション1の平面視での全
体形状は略L字状に形成されている。
これらの第1および第2の作業テーブル4,5は、とも
にフロアFに形成されたピット8の底部に設置されたテ
ーブルリフタからなり(第2の作業テーブル5について
のみ図示するが、第1の作業テーブル4についても同様
である)、これらの作業テーブル4,5の上面にもローラ
コンベア4a,5aがそれぞれ設置されている。
そして、これらのローラコンベヤ4a,5aも前記AGV2の
通路Rに対して直角方向への物品の移送が可能となる向
きに設置され、サイクロモータ等の駆動装置により正転
・逆転駆動が行なわれるようになっている。
前記メインステーション3の,前記第1の作業テーブ
ル4と対向する側の辺に沿って、サイクロモータ等の駆
動装置で進退駆動可能に構成されたプッシャ9が設置さ
れており、また第1の作業テーブル4側の縁部には通路
Rと直交する方向に軸支した乗り移りローラ3aがAGV2の
上面の高さで設置されている。
このように構成された実施例の移載ステーション1に
おいて、プッシャ9はメインステーション3と第1の作
業テーブル4との間での物品の移送手段であり、また、
前記ローラコンベヤ6a,7aおよびローラコンベヤ5aはメ
インステーション3と第2の作業テーブル5との間での
物品の移送手段である。また、ローラコンベヤ4aは第3
の移送手段である。
AGV2は、コンピュータに制御されて無人で所定の通路
Rを走行して所定の巡回路を巡回するものであって、第
7図に示すように、その巡回路中に設置された搬送コン
ベヤラインWにおいて所要の物品を積み付けた状態の積
荷パレットP1を降ろし(第7図(a)参照)、パレット
ストッカQから搬送コンベヤラインW上に供給された空
パレットP2を搭載(第7図(b)参照)してパレットP
の運搬を行なうものである。
このAGV2の上面にも前記各作業テーブル4,5と同様に
ローラコンベヤ2aが設置されており、このローラコンベ
ヤ2aも駆動装置で正転逆転駆動されることにより車両の
側方への物品の受渡しが可能となるようになっている。
このように構成された移載ステーション1は、第1図
に示すように、この実施例では印刷物の製造ライン11の
下流端部の近傍に設置されており、この製造ライン11か
ら供給される物品としての印刷物はスカラー型ロボット
12により、第1あるいは第2の作業テーブル4,5直近の
作業空間S1,S2内に分配して配送するようになってい
る。
これらの作業テーブル4,5においては、このように供
給される印刷物を作業者が、各作業テーブル4,5上に載
置されたパレット上に所定の状態に積み上げる,積み付
け作業が行なわれるものである。
そして、この移載ステーション1は、所要の作業以外
については、第8図に示す制御システムにより、所定の
コンピュータのプログラムに基づいて自動的に動作する
ようになっている。
以下、第4図から第6図に示すフローチャートに基づ
き、第1図,第2図および第3図各図を参照しつつ、こ
の実施例における作業と移載ステーション1での動作と
を順に説明する。
この移載ステーション1を起動させると、第4図に示
すように、まずステップ1によりAGV2の呼び出しの有無
が判断される。
YESの場合には、ステップ2に進み、NOの場合にはス
テップ3に進む。
ステップ2においては、AGV2の呼び出しが第1の作業
テーブル4からの呼び出しであるか否かが判断される。
YESの場合には、Aに進み、第5図に示した第1の作
業テーブル4に関する制御が行なわれる。NOの場合に
は、ステップ4に進み、AGV2の呼び出しが第2の作業テ
ーブル5からの呼び出しであるか否かが判断される。
ステップ4において、YESの場合には、第6図に示
す,第2の作業テーブル5に関する制御が行なわれ、NO
の場合には第1の作業テーブル4の上昇ボタンまたは第
2の作業テーブル5の上昇ボタンを作業者が操作するの
を待つ。
作業者が第1の作業テーブル4の上昇ボタンを操作す
るとAに進み、第2の作業テーブル5の操作ボタンを操
作するとBに進む。
他方、ステップ1でAGV2の呼び出しが無く、NOと判断
された場合、ステップ3で第1の作業テーブル4の下降
動作が開始し、ステップ5に進む。
ステップ5は、第1の作業テーブル4の下降動作の終
了を監視するもので、第1の作業テーブル4の上面がフ
ロア面と一致した状態となるまで第1の作業テーブル4
の下降動作は継続され、この状態となるとその下降動作
が終了して停止する。
第1の作業テーブル4がこの状態となると、ステップ
6に進み、作業者が第1の作業テーブル4で物品の積み
付け作業を行い、エンドとなる。
ステップ2においてYESと判断された場合、あるいは
ステップ4でNOと判断され、作業者が第1の作業テーブ
ルの上昇ボタンを操作した場合、Aにより、第5図に示
すフローチャートに基づく制御が行なわれる。
すなわち、この場合Aによりステップ7に進み、AGV2
にメインステーション3の停止位置R1までの移動命令を
発し、ステップ8でメインステーション3に下降動作の
開始を命令する。
さらにステップ9で、第1の作業テーブル4に上昇動
作の開始を命令した後、ステップ10に進む。
ステップ10においては、ステップ7で発した命令によ
りAGV2がメインステーション3の停止位置R1に位置して
いるか否かを監視し、AGV2がメインステーション3の所
要の停止位置R1への移動が終了している場合には、ステ
ップ11に進む。
ステップ11においては、ステップ8で発したメインス
テーション3の下降動作が終了したか否かを監視する。
このステップ11でのメインステーション3の下降動作
は、メインステーション3の上側の棚板6が第3図
(d)と同様に、AGV2の上面と一致する高さとなるまで
行なわれ、この状態となると下降動作が終了して停止さ
れ、次のステップ12に進む。
ステップ12は、ステップ9において第1の作業テーブ
ル4に発せられた命令の終了を監視するもので、第1の
作業テーブル4の上面が前記メインステーション3の上
側の棚板6の上面と同一の高さ,すなわちAGV2の上面と
同一の高さになるまで上昇動作を行い、この高さとなる
と上昇動作が終了して停止する。
この後、ステップ13に進み、AGV2が上面に搭載してき
た空のパレットのメインステーション3への移載動作が
行なわれる。
すなわち、このパレットの移載動作は、AGV2の上面の
ローラコンベヤ2aとメインステーション3の棚板6のロ
ーラコンベア6aとを、それぞれの駆動装置をともにメイ
ンステーション3側に駆動させて行なう。
ステップ14は、このAGV2からメインステーション3へ
の空のパレットの移載作業の終了を監視するもので、こ
の移載作業の終了によってステップ15に進む。
ステップ15においては、前記AGV2を停止位置R1から,
第1の作業テーブル4の側方の第2の停止位置R2に向け
ての移動を命令し、ステップ16においてこのAGV2の移動
動作の終了を監視する。
この後、ステップ17において、第1の作業テーブル4
上のパレットをAGV2に移載する命令が発せられる。
この第1の作業テーブル4からのAGV2へのパレットの
移載動作は、前記ステップ13のAGV2から棚板6へのパレ
ットの移載作業と同様に、第1の作業テーブル4の上面
とAGV2の上面とのそれぞれに設置されているローラコン
ベヤ4a,2aをそれぞれの駆動装置を共動して通路R側に
駆動することにより行なわれる。
このパレットの移載動作は、第1の作業テーブル4に
おいて作業者により印刷物の積み付けられたパレットを
AGV2により搬出するための準備動作である。
そして、この移載動作はステップ18において監視さ
れ、移載が終了するとステップ19に進む。
また、これと同時にCにより第6図のステップ20に進
み、印刷物を積み付けたパレットを搭載したAGV2に対す
る発信命令が発せられ、印刷物の搬出が行なわれエンド
となる。
ステップ19においてはメインステーション3の上側の
棚板6上に搭載した、空のパレットを第1の作業テーブ
ル4への移載命令が発せられる。
このステップ19でのパレットの棚板6からの第1の作
業テーブル4への移載は、AGV2の上面と同一高さに位置
する棚板6の上面直近に配置されたプッシャ9を進出駆
動することにより、パレットをローラコンベヤ4aの回転
軸方向に押圧して摺動させ、乗り移りローラ3a上を経て
行なわれる。
このステップ19によるパレットの移載命令の後、この
パレットの移載の終了はステップ21で監視され、移載が
終了すると、Dにより第4図のステップ3に進み、第1
の作業テーブル4が下降し、この第1の作業テーブル4
上の空のパレットへの印刷物の積み付け作業が作業者に
より行なわれ、エンドとなる。
一方、ステップ4でYESと判断された場合、あるいは
ステップ4でNOと判断され、作業者が第2の作業テーブ
ル5の上昇ボタンを操作した場合、Bにより第6図のフ
ローチャートによる制御が行なわれる。
すなわち、この場合ステップ22に進み、AGV2にメイン
ステーション3に停止位置R1まで移動させる命令を発
し、この後ステップ23でメインステーション3に下降動
作の開始を命令する。
さらにステップ24に進み、第2の作業テーブル5に上
昇動作の開始を命令した後、ステップ25に進む。
ステップ25においては、ステップ23で発したメインス
テーション3の下降動作が終了したか否かを監視する。
このステップ25でのメインステーション3の下降動作
は、前記ステップ11の場合と同様である。
この後、ステップ26に進み、このステップ26は、ステ
ップ24において第2の作業テーブル5に発せられた命令
の終了を監視するもので、第2の作業テーブル5の上面
は前記ステップ12の場合と同様にAGV2の上面と同一の高
さになるまで上昇動作を行い、この高さとなると上昇動
作が終了して停止し、ステップ27に進む。
ステップ27は、第2の作業テーブル5上のパレットP1
をメインステーション3の上側の棚板6上への移載命令
であって、第2の作業テーブル5のローラコンベヤ5aと
棚板6のローラコンベヤ6aとをそれぞれの駆動装置を共
動して通路R側に駆動させることにより行なわれる(第
3図(a)参照)。
なお、このように第2の作業テーブル5から移載され
るパレットP1上には、作業者により積み付け作業の行な
われた印刷物が載置されている。
このパレットP1の棚板6上への移載作業は、ステップ
28において監視され、移載作業が終了するとステップ29
に進む。
ステップ29においては、メインステーション3に上昇
動作の命令を発し、この動作はステップ30で監視され
る。
このステップ29の上昇動作は、第3図(b)に示すよ
うに、下側の棚板7の上面がAGV2の上面と一致するまで
行なわれ、この状態で上昇動作が停止される。
ステップ30でメインステーション3の上昇動作が終了
したと判断されると、ステップ31に進む。
ステップ31は、ステップ22で発した命令の実行を確認
するもので、メインステーション3の所定の停止位置R1
にAGV2が位置していることにより、ステップ32に進む。
ステップ32においては、メインステーション3の下側
の棚板7上に載置していたパレットP2を第2の作業テー
ブル5に移載する命令を発する。
なお、この棚板7上のパレットP2は、後述のステップ
34において予め供給されていたものである。
このステップ32におけるパレットP2の棚板7から第2
の作業テーブル5への移載作業は、前記ステップ27の場
合と同様に、棚板7のローラコンベヤ7aと第2の作業テ
ーブル5aとを駆動することにより行なわれる。
ステップ33で、このパレットP2の移載作業の終了が確
認されると、ステップ34に進む。
また、これと同時にステップ35に進み、第2の作業テ
ーブル5を下降させて、ステップ36で第2の作業テーブ
ル5をフロアF面と一致した高さで停止させ、第2の作
業テーブル5上に供給された空のパレットP2への作業者
による印刷物の積み付け作業がステップ37で行なわれエ
ンドとなる。
他方、ステップ34においては、AGV2が搭載してきた新
たな空のパレットP2をメインステーション3の下側の棚
板7上に移載する命令を発し、その移載作業の終了をス
テップ38で監視する(第3図(c)参照)。
なお、このパレットP2の移載作業は前記ステップ13と
同様であり、この棚板7上に移載されたパレットP2は次
回のステップ32で使用するものである。
この後、ステップ39において、メインステーション3
に下降動作の命令が発せられ、この下降動作はステップ
40で監視される。
なお、このメインステーション3の下降動作はおよび
その監視は、前記ステップ23およびステップ25と同様で
ある。
ステップ40でYESと判断されると、ステップ41に進
み、メインステーション3の上側の棚板6上に載置され
ていたパレットP1をAGV2に移載する命令を発し、この移
載作業はステップ42で監視される(第3図(d)参
照)。
このパレットP1の棚板6からAGV2への移載動作は、棚
板6とAGV2のローラコンベヤ6a,2aをともにAGV2側に向
けて駆動することにより行なわれる。
この移載されるパレットP1上には、前記のように印刷
物が積み付けられているので、これをAGV2上に移載する
ことで、印刷物がAGV2によりこの移載ステーション1か
ら搬出されることになる。
ステップ42でパレットP1のAGV2への移載の終了が確認
されると、ステップ20に進み、印刷物の積み付けられた
パレットP1を搭載したAGV2に発信命令が発せられ、印刷
物の搬出が行なわれエンドとなる。
このようにして、積荷パレットP1を搭載して発進した
AGV2は、通路Rを走行し、前述の搬送コンベヤラインW
にパレットP1を降ろし、空パレットP2を搭載して再び移
載ステーション1に向けて巡回路を走行することとな
る。
以上説明したように、この移載ステーション1は、第
1の作業テーブル4と第2の作業テーブル5とを有し、
単一のメインステーション3との間でパレットPの受渡
しを行なうので、前記のようにメインステーション3を
共用するものであり、設置スペースが比較的小さいもの
である。
そして、この移載ステーション1の使用に際して、前
記第1の作業テーブル4での積み付け作業の完了するタ
イミングと、前記第2の作業テーブル5での積み付け作
業の完了するタイミングとを異ならせることにより、こ
れらの第1および第2の作業テーブル4,5での積み付け
作業を並行して進めることができるので、移載作業の効
率が向上する。
なお、以上説明した実施例において、メインステーシ
ョン3と各作業テーブル4,5との間でのパレットPの受
渡しを、ローラコンベヤ4a,5a,6aやプッシャ9を用いて
いるが、本願はこれに限らず、公知の移送装置を用いて
も実施することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、二段リフタ
からなるメインステーションに第1および第2の2つの
積み付け作業テーブルを隣接して設置し、これらの積み
付け作業テーブルとメインステーションとの間にそれぞ
れパレットの移送手段を設けてあるから、第1あるいは
第2の積み付け作業テーブルのいずれに対するパレット
の移載に際しても、その単一のメインステーションを利
用してパレットを移動することができ、移載作業を円滑
に行なうことができる。
したがって、2つの積み付け作業テーブルの移載作業
が単一のメインステーションにより円滑に行なうことが
できるので、設置スペースはそれほど増大せず、設置ス
ペースが小さく、作業時間を要する積み付け作業は2つ
の積み付け作業テーブルで並行して行えるので、処理能
力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関するもので、第1図は移載
ステーションの全体的平面図、第2図は第1図のII-II
線に沿う側面図、第3図(a)〜(d)は第2図に示す
側面において第2図の状態に継続して行なわれる動作お
よび作業の説明図、第4図は移載ステーションに関する
スタート部分のフローチャート、第5図は第4図のAに
連なるフローチャート、第6図は第4図のBに連なるフ
ローチャート、第7図(a)はAGVにより搬送された後
の積荷パレットP1の搬送コンベヤラインWへの移載動作
を説明する平面図、第7図(b)は搬送コンベヤライン
W上の空パレットP2のAGVへの供給動作を説明する平面
図、第8図は移載ステーションを動作させる制御システ
ムのブロック図である。 P;パレット、P1;積荷パレット、P2;空パレット、Q;パレ
ットストッカ、R;通路、R1;停止位置、R2;第2の停止位
置、W;搬送コンベヤライン、1;搬送車用移載ステーショ
ン、2;搬送車(無人搬送車)、3;メインステーション、
4;第1の積み付け作業テーブル、4a;第3の移送手段
(ローラコンベヤ)、5a,6a,7a;第2の移送手段(ロー
ラコンベヤ)、5;第2の積み付け作業テーブル、9;第1
の移送手段(プッシャ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視矩形状に形成された二段式リフタか
    らなり、その一辺側に搬送車用停止位置を設けたメイン
    ステーションと、 このメインステーションの前記搬送車用停止位置と直交
    する辺側には第1の積み付け作業テーブルを隣接して設
    置し、前記メインステーションとこの第1の積み付け作
    業テーブルとの間でパレットの受渡しを行なう第1の移
    送手段を設け、 さらに、前記メインステーションの搬送車用停止位置の
    設けられた前記一辺に対向する辺側には第2の積み付け
    作業テーブルを隣接して設置し、前記メインステーショ
    ンとこの第2の積み付け作業テーブルとの間でパレット
    の受渡しを行なう第2の移送手段を設け、前記第1の積
    み付け作業テーブルには第2の移送手段の移送方向に平
    行な第3の移送手段を設けたことを特徴とする搬送車用
    移載ステーション。
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