JPH0825627B2 - 土砂の散布装置 - Google Patents

土砂の散布装置

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JPH0825627B2
JPH0825627B2 JP4079837A JP7983792A JPH0825627B2 JP H0825627 B2 JPH0825627 B2 JP H0825627B2 JP 4079837 A JP4079837 A JP 4079837A JP 7983792 A JP7983792 A JP 7983792A JP H0825627 B2 JPH0825627 B2 JP H0825627B2
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container
pipe
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soil
cooling
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JP4079837A
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恵秀 渡辺
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恵秀 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガスに
より肥料土壌などの土砂を散布する土砂の散布装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の散布装置は、例えば、特
開昭58−174259号公報に記載されているよう
に、混合手段を有し人工土壌、肥料、種などの土壌、あ
るいは、水や農薬などの水溶液などの流動性を有する被
搬送物を収納する容器と、この容器に水などを供給する
水槽と、前記容器内で混合された被搬送物である土壌混
合物を散布させる圧縮空気を発生させるコンプレッサ
と、コンプレッサを駆動する例えばエンジンなどの駆動
手段からなり、駆動手段であるエンジンの駆動によって
コンプレッサから発生した圧縮空気を混合手段によって
混合された土壌混合物などの被搬送物を収納する容器に
供給し、この圧縮空気によって被搬送物を散布する構成
が採られている。
【0003】しかしながら、上記特開昭58−1742
59号公報に記載の従来の散布装置は、被搬送物である
土壌などの混合物を散布させるための圧縮空気が必要で
あり、また、圧縮空気を発生させるためのコンプレッサ
は重量が重く、嵩張る問題があり、土壌散布作業に支障
を来す問題を有している。
【0004】一方、コンプレッサを用いないものとして
は、例えば実公昭46−5846号公報に記載のよう
に、トラックの内燃機関であるエンジンの排気ガスを、
傾斜してトラックの荷台に配設した容器に三方コックを
切り換えて排気ガス導入管を介して導入させ、容器内の
粉粒体を容器の底部の吐出部にエアースライドさせると
ともに、排気ガス導入管から分岐する分岐導入管の締切
コックを開き、さらに、吐出部より下流側の吐出管の締
切コックを開いて、吐出部にエアースライドした粉粒体
を分岐導入管の吐出ノズルから吹き出す排気ガスにより
吐出管から目的地に搬送する構成が採られている。
【0005】しかしながら、この実公昭46−5846
号公報に記載のものは、排気ガス導入管から排気ガスを
導入して粉粒体を容器の吐出部にエアースライドさせる
ため、突出部近傍で粉粒体が閉塞するおそれがあり、土
壌などの水分を含むものは特に閉塞するおそれが高まる
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特開
昭58−174259号公報に記載の従来のものは、被
搬送物である土壌などの混合物を散布させる圧縮空気
発生させるコンプレッサが必要となり、また、実公昭4
6−5846号公報に記載のものは、容器内をエアース
ライドする粉粒体が閉塞するおそれがある問題がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、コンプレッサを使用せず駆動手段の内燃機関の
気ガスを利用して小型で効率よく経済的に土砂を閉塞す
ることなく散布できる土砂散布装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の土砂散布装置
は、土砂を収納する容器と、内燃機関と、この内燃機関
より排出される排気ガスを冷却させる冷却手段と、前記
容器内に収容された前記土砂をこの容器外に強制的に搬
出する流量調整器と、一端が前記冷却手段に連通され中
に前記流量調整器を介して前記容器が連結され他端か
ら搬出される前記土砂を前記排気ガスとともに散布する
搬送管と、一端が前記容器に連通され他端が前記搬送管
前記流量調整器および前記冷却手段の間に位置して
通され、前記冷却手段にて冷却された前記排気ガスの一
部を前記搬送管から前記容器に供給して前記容器内の圧
力および前記搬送管内の圧力を略同一圧力とするバイパ
ス管とを具備したものである。
【0009】
【作用】本発明の土砂散布装置は、土砂を収納する容
器に、冷却手段で冷却される内燃機関から発生する排気
ガスの一部をバイパス管を介して供給して容器内と搬送
管との内圧をほぼ同一として、容器から搬出される土砂
の逆流を防止するとともに、流量調整器にて容器から
砂を搬送管に強制的に搬出して冷却された排気ガスによ
って散布させるために、土砂の閉塞防止されコンプ
レッサが不要で装置小型化し、経済的で散布作業が容
易となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の土砂散布装置の一実施例を
図1を参照して説明する。
【0011】1は容器でこの容器1は、土壌や肥料
砂利、砂などの土砂としての被搬送物A収納する。そ
して、この容器1は、一側壁の下部に開口部2を有
この開口部2の外周部に外方に突出する搬出管3が接続
されている。さらに、この搬出管3、例えばスパイ
ラル状のスクリュウを有するスクリュウコンベアなど
器1内の被搬送物Aを所定量強制的に流出させる流量調
整器4が設けられている。
【0012】また、5は内燃機関で、この内燃機関5の
排気ガスが排出される図示しない排気口に排気管6が
設けられている。
【0013】一方、11は水槽で、この水槽11は、水ある
いは農薬や肥料などの薬物などが添加された水溶液が収
納される。そして、水槽11は、収納された水溶液を容
器1内に供給するポンプ12を有した供給管13が接続され
ている。さらに、水槽11内には、スパイラル状に屈曲さ
れた冷却手段としての冷却管14が設けられており、この
冷却管14の一端に排気管6が気密に接続されている。
【0014】さらに、冷却管14の他端には搬送管15が気
密に接続されており、この搬送管15の他端にはノズル16
が設けられている。そして、搬送管15には冷却管14とノ
ズル16との間に位置して容器1の搬出管3が接続され、
容器1と搬送管15とが連通されている。さらに、搬送管
15には、一端が容器1に連通して接続され、他端が搬
管3が容器1に接続されている箇所と冷却管14との間に
搬送管15に連通してバイパス管17が接続されている。
【0015】また、18は内燃機関5によって駆動され
量調整器4やポンプ12などを駆動する駆動手段として
作業用駆動機である。
【0016】次に、上記実施例の作用を説明する。
【0017】例えば図示しないトラックなどの荷台に搭
載された散布装置の容器1に、例えば土壌や肥料などの
被搬送物Aを投入するとともに、水槽11に予備水として
水を流入する。
【0018】そして、例えばトラックのエンジンや発電
機などの内燃機関5の始動によって内燃機関5より排出
された排気ガスは、排気管6を介して水槽11内の冷却管
14に導入されて冷却される。そして、冷却された排気ガ
スは、搬送管15に流入し、一部バイパス管17を介して容
器1に導入される。
【0019】さらに、流量調整器4を調節して被搬送物
Aを容器1から流出、すなわち、流量調整器4としてス
クリュウコンベアの場合、駆動手段としての作業用駆動
機18によりスクリュウの回転速度を調整して、容器1内
被搬送物A搬出管3を介して搬送管15に強制的に
出さる。
【0020】ところで、排気ガスは、バイパス管17を介
して容器1内にも流入するため、搬送管15内の圧力と容
器1内の圧力とが略同一圧力となっている。そして、バ
イパス管17は、搬出管3が容器1に接続されている箇所
と冷却管14との間に容器1と搬送管15とを連結して設け
られているため、排気ガスが搬出管3を介して搬送管15
から容器1内に逆流することがない。一方、搬送管15内
の圧力と容器1内の圧力とがほぼ同一圧力であるため、
流量調整器4を調整して強制的に搬送管15に送り出すよ
うに搬出させる必要がある。
【0021】そして、搬送管15に搬出された被搬送物A
冷却された排気ガスによって直ちにノズル16を介し
て散布される。
【0022】上記構成によれば、被搬送物Aが収納され
る容器1に、内燃機関5から発生し冷却管14で冷却され
る排気ガスの一部がバイパス管17を介して供給されると
ともに、容器1から強制的に搬出される被搬送物Aが冷
却された排気ガスによって散布されるために、被搬送物
Aが逆流することを防止できるとともに、搬出管3およ
び搬送管15中で閉塞することもなく、散布作業が効率よ
く行え、また、排気ガスを利用することによって経済的
に散布作業を行うことができる。さらに、別途コンプレ
ッサなどの装置を必要とせず、軽量で小型にすることが
でき、装置の運搬や散布作業が容易に行え、作業効率を
向上することができる。
【0023】なお、上記実施例において、土壌や肥料な
どの被搬送物Aを散布する装置について記述したが、土
壌改良材、人工土壌、肥料、土、種、砂などの粉体およ
び粒体を搬送する各種土砂散布装置に適用できる。
【0024】また、容器1内に被搬送物混合用の攪拌手
段を設けることもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明の土砂散布装置によれば、土砂
を収納する容器に冷却手段で冷却される内燃機関から発
生する排気ガスの一部を供給させて容器と搬送管との内
圧をほぼ同一にするとともに、容器から土砂を流量調整
器にて強制的に搬出させ排気ガスにより搬送管にて搬送
させて散布させるため、土砂の逆流および閉塞を防止で
き、経済的に散布できるとともに、コンプレッサが不要
装置を小型でき、散布作業などの効率を向上で
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土砂散布装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 容器 流量調整器 5 内燃機関 14 冷却手段としての冷却管 15 搬送管 17 バイパス管 A 土砂としての被搬送物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂を収納する容器と、 内燃機関と、この 内燃機関より排出される排気ガスを冷却させる冷却
    手段と、前記容器内に収容された前記土砂をこの容器外に強制的
    に搬出する流量調整器と、 一端が 前記冷却手段に連通され中に前記流量調整器を
    介して前記容器が連結され他端から搬出される前記土砂
    を前記排気ガスとともに散布する搬送管と、一端が 前記容器に連通され他端が前記搬送管に前記流量
    調整器および前記冷却手段の間に位置して連通され、
    記冷却手段にて冷却された前記排気ガスの一部を前記搬
    送管から前記容器に供給して前記容器内の圧力および前
    記搬送管内の圧力を略同一圧力とするバイパス管とを具
    したことを特徴とする土砂散布装置。
JP4079837A 1992-04-01 1992-04-01 土砂の散布装置 Expired - Lifetime JPH0825627B2 (ja)

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JP4079837A JPH0825627B2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 土砂の散布装置

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JPH05276819A JPH05276819A (ja) 1993-10-26
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JP4079837A Expired - Lifetime JPH0825627B2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 土砂の散布装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2608697B2 (ja) * 1995-05-26 1997-05-07 恵秀 渡辺 土壌散布装置
JP5327818B2 (ja) * 2008-06-17 2013-10-30 エヌ/シー クエスト インク. 農業用排気調整システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939624A (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 Kayaba Ind Co Ltd 可燃性粉粒体の輸送装置

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JPH05276819A (ja) 1993-10-26

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