JP2983145B2 - 緑化工法に用いる吹付材料の供給装置 - Google Patents

緑化工法に用いる吹付材料の供給装置

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JP2983145B2
JP2983145B2 JP6243579A JP24357994A JP2983145B2 JP 2983145 B2 JP2983145 B2 JP 2983145B2 JP 6243579 A JP6243579 A JP 6243579A JP 24357994 A JP24357994 A JP 24357994A JP 2983145 B2 JP2983145 B2 JP 2983145B2
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和夫 青木
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緑化工法に用いる吹付
材料の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生育基盤材料に所定量の種子を混合して
モルタルガン(吹付機)に供給し、吹付ノズルより法面
等に吹付けて法面等の緑化を図ることは従来より広く実
施されている。
【0003】ところで、従来工法による場合は、生育基
盤材料は40〜50リットルの袋をカッターナイフで開
封し、また種子は1バッチごとに計量してモルタルガン
に供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吹付材料の供
給に際し、生育基盤材料については1袋づつカッターナ
イフで開封し、また種子は1バッチごとに計量すること
は非常に多くの人手を必要とすることになる。
【0005】本発明は、従来工法による場合のかかる問
題点を解決すべくなされたもので、その目的とするとこ
ろは、生育基盤材料については専用供給ホッパで例えば
1立米語とに一度に投入し、種子については種子を増量
材と混合し常に1バッチ分の混合物が一定体積となるよ
うにして機械で自動供給できるようにし、省力と小袋等
の過剰包装を省くことのできる緑化工法に用いる吹付材
料の供給装置を提供するにある。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、生育基
盤材料と種子とからなる吹付材料を吹付機のノズルから
法面等に吹付ける緑化工法における吹付材料の供給装置
において、生育基盤材料が投入されその材料を上方から
下方へ落とす撹拌翼を備えた生育基盤材ホッパと、その
ホッパの下部に設けられ吹付機の1バッチ分の生育基盤
材料を自動供給するように制御される搬送手段と、その
搬送手段の途中に設けられ種子と増量材との混合物を投
下する種子供給機とからなり、その種子供給機は種子ホ
ッパの下部に種子と増量材との混合物を吹付機の1バッ
チ分自動供給する定量シリンダを有している。
【0008】そして、生育基盤材ホッパの下部に設けら
れ吹付機の1バッチ分の生育基盤材料を自動供給するよ
うに制御される前記搬送手段がベルトコンベヤであり、
タイマによって所要時間作動するものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】トラック等で生育基盤材料を搬送し、生育基盤
材ホッパに投入する。生育基盤材料は、従来の40〜5
0リットルの袋詰めのものとは異なり例えば1立米ごと
に一度に投入する。
【0012】ホッパに投入された材料は攪拌翼で攪拌さ
れて上方より下方へ落ち搬送手段、例えばベルトコンベ
ヤにより搬送されるものであるが、ベルトコンベヤを例
えばタイマーで制御し、吹付機の1バッチ分の生育基盤
材料を自動供給する。
【0013】種子については種子を増量材と混合して種
子供給機に投入し、定量供給手段、例えば定量シリンダ
により吹付機の1バッチ分の種子と増量材の混合物を自
動供給する。
【0014】吹付機の1バッチ分が自動計量された生育
基盤材料および種子と増量材の混合物は吹付機に供給さ
れ吹付ノズルより法面等に吹付けられる。
【0015】
【実施例】図1は法面の緑化工法を実施する吹付装置の
全容を示し、吹付装置は大別して、生育基盤材ホッパ
1、ホッパ1に投入された生育基盤材料を搬送するベル
トコンベヤ2、ベルトコンベヤ2の途中に設けられた種
子供給機3、供給された生育基盤材料および種子を吹付
ノズル5より法面Mに吹付ける吹付機4、生育基盤材ホ
ッパ1および吹付機4に圧力エアを供給するコンプレッ
サ6、生育基盤材ホッパ1に設けた後述の攪拌翼12を
駆動するモータ13(図2)およびベルトコンベヤ2を
駆動するモータ(図示せず)等に電力を供給する発電機
7、ベルトコンベヤ2を後述する態様で制御する制御盤
8、水タンク9、水タンク9の水を吹付機4に供給する
水中ポンプ(図示せず)等からなっている。
【0016】図2ないし図6に生育基盤材ホッパ1の詳
細を示し、ホッパ1の下部にはモータ13によりベルト
駆動される攪拌翼12が設けられており、投入された生
育基盤材料を上方から下方へ落とし、またホッパの壁面
に材料が付着しないようにする。これにより粘性があり
通常のホッパを使用できないバーク堆肥等の生育基盤材
料の供給ホッパとして好適に使用できる。
【0017】図7ないし図12に種子供給機3の詳細を
示し、種子供給機3のホッパ14の下部にエアーシリン
ダ15により開閉するシャッタ16およびエアーシリン
ダ17により作動する定量シリンダ18が設けられてお
り、この定量シリンダ18により種子と増量材を混合し
た混合物を一定体積となるようにして自動供給する。
【0018】次に前述の装置を用いて吹付材料を吹付機
に供給する方法を説明する。トラック10で生育基盤材
料Sを搬送し、トラック10に設けたクレーン11によ
り生育基盤材料Sを生育基盤材ホッパ1に投入する。生
育基盤材料Sは、従来の40〜50リットルの袋詰めの
ものとは異なり例えば1立米ごとに一度に投入する。
【0019】ホッパ1に投入された材料Sは攪拌翼12
で攪拌されて上方より下方へ落ちベルトコンベヤ2によ
り搬送されるものであるが、ベルトコンベヤ2を制御盤
8の例えばタイマーでその作動時間を制御し、吹付機4
の1バッチ分の生育基盤材料Sを自動計量して供給す
る。
【0020】種子については種子を増量材と混合して種
子供給機3に投入し吹付機4の1バッチ分の混合物が一
定体積となるようにして自動供給する。
【0021】図8ないし図12にしたがい種子の自動供
給の態様について説明すると、種子を増量材と混合した
混合物Kが種子ホッパ14から定量シリンダ18に供給
されている(図8)。エアシリンダ15を作動してシャ
ッタ16により種子ホッパ14の下部開口を閉じる(図
9)。エアシリンダ17を作動して定量シリンダ18を
押し出し生育基盤材料Sが搬送されてくるベルトコンベ
ヤ2上に混合物Kを投下する(図10)。エアシリンダ
17を作動して定量シリンダ18を種子ホッパ14の下
部開口下に戻す(図11)。エアシリンダ15を作動し
てシャッタ16を開き種子ホッパ14から混合物Kを定
量シリンダ18に供給する。これにより種子供給機3か
ら吹付機4の1バッチ分の混合物Kが一定体積となるよ
うにして自動供給される。
【0022】前述の態様により生育基盤材料Sと混合物
(種子)K、すなわち吹付材料が吹付機4に自動的に定
量供給され、吹付機4を作動してノズル5より吹付材料
を法面Mに吹付ける。
【0023】図13に他の実施例を示し、この実施例の
ものは生育基盤材ホッパ1が先の実施例のものと異なっ
ている。図14ないし図18にその詳細を示し、ホッパ
1の下部にはスクリューフィーダ19が設けられてお
り、このスクリューフィーダ19は、先に述べた実施例
のベルトコンベヤの場合と同様に制御盤8で制御され、
生育基盤材料Sを吹付機4の1バッチ分自動計量して供
給する。また、この実施例のものでは攪拌翼12は3つ
設けられている。
【0024】
【発明の効果】本発明は、生育基盤材料を専用供給ホッ
パに例えば1立米ごとに一度に投入し、該ホッパに設け
た搬送手段、例えばベルトコンベヤを制御して吹付機の
1バッチ分の生育基盤材料を自動供給し、また種子供給
機に設けた定量供給手段、例えば定量シリンダにより吹
付機の1バッチ分の種子と増量材の混合物を自動供給す
るものであるので、吹付材料の供給の省力化を計ること
ができ、かつ小袋等の過剰包装を省くことができる。ま
た、生育基盤材料の専用供給ホッパは攪拌翼を備えたも
のであるので、粘性があるバーク堆肥等の生育基盤材料
であっても容易に自動計量して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパを
備えた緑化装置の全容を示す図。
【図2】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパの
斜視図。
【図3】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパの
平面図。
【図4】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパの
側面図。
【図5】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパの
正面図。
【図6】本発明の第1実施例に係る生育基盤材ホッパの
攪拌翼とベルトコンベヤとの関係を示す側面図。
【図7】種子供給機の正面図。
【図8】種子供給機の定量シリンダに種子の混合物を充
填する図。
【図9】種子供給機の定量シリンダに種子の混合物の充
填を終えた図。
【図10】定量シリンダを前進させ種子の混合物を排出
する図。
【図11】種子の混合物の排出を終え定量シリンダを種
子ホッパの出口に戻した図。
【図12】種子ホッパから種子の混合物を定量シリンダ
に充填する図。
【図13】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
を備えた緑化装置の全容を示す図。
【図14】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
の斜視図。
【図15】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
の平面図。
【図16】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
の側面図。
【図17】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
の正面図。
【図18】本発明の第2実施例に係る生育基盤材ホッパ
の攪拌翼とスクリューフィーダおよびベルトコンベヤと
の関係を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・生育基盤材ホッパ 2・・・ベルトコンベヤ 3・・・種子供給機 4・・・吹付機 5・・・吹付ノズル 6・・・コンプレッサ 7・・・発電機 8・・・制御盤 9・・・水タンク 10・・・トラック 11・・・クレーン 12・・・攪拌翼 13・・・モータ 14・・・種子ホッパ 15・・・エアシリンダ 16・・・シャッタ 17・・・エアシリンダ 18・・・定量シリンダ 19・・・スクリューフィーダ S・・・生育基盤材料 M・・・法面 K・・・種子混合物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−125734(JP,A) 特開 平4−104768(JP,A) 特開 平4−289324(JP,A) 特開 昭54−94368(JP,A) 実開 平4−3553(JP,U) 実開 昭49−34505(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 17/20 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生育基盤材料(S)と種子とからなる吹
    付材料を吹付機(4)のノズル(5)から法面等(M)
    に吹付ける緑化工法における吹付材料の供給装置におい
    て、生育基盤材料が投入されその材料を上方から下方へ
    落とす撹拌翼(12)を備えた生育基盤材ホッパ(1)
    と、そのホッパ(1)の下部に設けられ吹付機(4)の
    1バッチ分の生育基盤材料(S)を自動供給するように
    制御される搬送手段と、その搬送手段の途中に設けられ
    種子と増量材との混合物(K)を投下する種子供給機
    (3)とからなり、その種子供給機(3)は種子ホッパ
    (14)の下部に種子と増量材との混合物(K)を吹付
    機(4)の1バッチ分自動供給する定量シリンダ(1
    8)を有していることを特徴とする緑化工法に用いる吹
    付材料の供給装置。
  2. 【請求項2】 生育基盤材ホッパ(1)の下部に設けら
    れ吹付機(4)の1バッチ分の生育基盤材料(S)を自
    動供給するように制御される前記搬送手段がベルトコン
    ベヤ(2)であり、タイマによって所要時間作動するも
    のである請求項1に記載の緑化工法に用いる吹付材料の
    供給装置。
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KR101008580B1 (ko) * 2010-01-13 2011-01-17 주식회사 세승 수화학광물을 이용하는 환경 복원 및 사면 보강 시스템

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