JP2000273872A - 自動計量配合装置 - Google Patents
自動計量配合装置Info
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- JP2000273872A JP2000273872A JP11077699A JP7769999A JP2000273872A JP 2000273872 A JP2000273872 A JP 2000273872A JP 11077699 A JP11077699 A JP 11077699A JP 7769999 A JP7769999 A JP 7769999A JP 2000273872 A JP2000273872 A JP 2000273872A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数種類の配合材を自動的に計量すると共に均
一に散布混合して、法面に植物を均一に成長させ、同時
に配合作業者を廃止して省力化を図る。 【解決手段】配合材収納部13A、13B、13Cの下
部に水平にパイプ状ケース14を設け、この内側にモー
ター15A、15B、15Cに接続するスクリューコン
ベアー16を設けると共に、パイプ状ケース14の長手
方向に沿ってその下部側に複数個の排出口17を間隔を
おいて開口して計量ホッパー3A、3B、3Cを形成
し、基盤材8が搬送されるベルトコンベアー1の端部側
に、ベルトコンベアー1の回転により基盤材8が供給さ
れる基盤材ホッパー2を設け、ベルトコンベアー1の中
間部上方に搬送方向に沿って複数個の前記計量ホッパー
3A、3B、3Cを、そのパイプ状ケース14がベルト
コンベアー1の長手方向と直交するように配置したこと
を特徴とするものである。
一に散布混合して、法面に植物を均一に成長させ、同時
に配合作業者を廃止して省力化を図る。 【解決手段】配合材収納部13A、13B、13Cの下
部に水平にパイプ状ケース14を設け、この内側にモー
ター15A、15B、15Cに接続するスクリューコン
ベアー16を設けると共に、パイプ状ケース14の長手
方向に沿ってその下部側に複数個の排出口17を間隔を
おいて開口して計量ホッパー3A、3B、3Cを形成
し、基盤材8が搬送されるベルトコンベアー1の端部側
に、ベルトコンベアー1の回転により基盤材8が供給さ
れる基盤材ホッパー2を設け、ベルトコンベアー1の中
間部上方に搬送方向に沿って複数個の前記計量ホッパー
3A、3B、3Cを、そのパイプ状ケース14がベルト
コンベアー1の長手方向と直交するように配置したこと
を特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路の法面などに吹
き付ける厚層基材吹付作業に用いる配合基盤材の自動計
量配合装置に関するものである。
き付ける厚層基材吹付作業に用いる配合基盤材の自動計
量配合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路の法面補強では、モルタル吹付けに
代わり、近年は法面に植物を成長させ、その根を張りわ
たせて法面を補強することにより自然環境と調和した厚
層基材吹付が多く行なわれるようになってきた。
代わり、近年は法面に植物を成長させ、その根を張りわ
たせて法面を補強することにより自然環境と調和した厚
層基材吹付が多く行なわれるようになってきた。
【0003】従来の厚層基材吹付は、土や堆肥を混合し
てフルイ分けした基盤材を、ベルトコンベアーの端部に
設けた基盤材ホッパーに投入し、ベルトコンベアーの回
転により基盤材が搬送されてくる途中で、カップで計量
した化成肥料や種子、酢酸ビニール系の粘着付与剤など
の配合材を作業者が手で基盤材の上から散布し、これを
吹付機のタンクに供給してここで混合し、エアー供給器
からの高圧エアーと共にホースで送り、ホースの先端に
取付けたノズルから法面に噴射して吹付けを行なってい
た。
てフルイ分けした基盤材を、ベルトコンベアーの端部に
設けた基盤材ホッパーに投入し、ベルトコンベアーの回
転により基盤材が搬送されてくる途中で、カップで計量
した化成肥料や種子、酢酸ビニール系の粘着付与剤など
の配合材を作業者が手で基盤材の上から散布し、これを
吹付機のタンクに供給してここで混合し、エアー供給器
からの高圧エアーと共にホースで送り、ホースの先端に
取付けたノズルから法面に噴射して吹付けを行なってい
た。
【0004】このように配合作業は、種子が粘着付与剤
に接触する時間が長いと皮膜が形成されて発芽が損なわ
れるので、吹付け直前に種子と粘着付与剤を混合する必
要があり、吹付機に供給する手前で手作業により基盤材
に配合していた。
に接触する時間が長いと皮膜が形成されて発芽が損なわ
れるので、吹付け直前に種子と粘着付与剤を混合する必
要があり、吹付機に供給する手前で手作業により基盤材
に配合していた。
【0005】従来の厚層基材吹付作業では、基盤材ホッ
パーに基盤材を投入する作業を2名の作業者が担当し、
ベルトコンベアー上を搬送されてくる基盤材に配合材を
散布配合する作業を1名の作業者が担当し、吹付機の操
作に作業者(ガンマン)が1名と、法面への吹付けに作
業者(ノズルマン)が1名の計5名の作業者が1組とな
って作業している。
パーに基盤材を投入する作業を2名の作業者が担当し、
ベルトコンベアー上を搬送されてくる基盤材に配合材を
散布配合する作業を1名の作業者が担当し、吹付機の操
作に作業者(ガンマン)が1名と、法面への吹付けに作
業者(ノズルマン)が1名の計5名の作業者が1組とな
って作業している。
【0006】しかしながら、化成肥料や種子、粘着付与
剤の3種類の配合材をそれぞれカップで計量して、ベル
トコンベアー上を搬送されてくる基盤材に散布配合する
作業は人手で行なわれているため、計量違いや散布忘れ
などの問題があり、法面に均一に植物が成長しない問題
があった。
剤の3種類の配合材をそれぞれカップで計量して、ベル
トコンベアー上を搬送されてくる基盤材に散布配合する
作業は人手で行なわれているため、計量違いや散布忘れ
などの問題があり、法面に均一に植物が成長しない問題
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
を解決するため、複数種類の配合材を自動的に計量する
と共に均一に散布混合して、法面に植物を均一に成長さ
せ、配合作業者を廃止して省力化を図ることができる自
動計量配合装置を提供するものである。
を解決するため、複数種類の配合材を自動的に計量する
と共に均一に散布混合して、法面に植物を均一に成長さ
せ、配合作業者を廃止して省力化を図ることができる自
動計量配合装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動計量配合装置は、配合材収納部の下部に水平にパイ
プ状ケースを設け、この内側にモーターに接続するスク
リューコンベアーを設けると共に、パイプ状ケースの長
手方向に沿ってその下部側に複数個の排出口を開口して
計量ホッパーを形成し、基盤材が搬送されるベルトコン
ベアーの端部側に、ベルトコンベアーの回転により基盤
材が供給される基盤材ホッパーを設け、ベルトコンベア
ーの中間部上方に搬送方向に沿って複数個の前記計量ホ
ッパーを、そのパイプ状ケースがベルトコンベアーの長
手方向と直交するように配置したことを特徴とするもの
である。
自動計量配合装置は、配合材収納部の下部に水平にパイ
プ状ケースを設け、この内側にモーターに接続するスク
リューコンベアーを設けると共に、パイプ状ケースの長
手方向に沿ってその下部側に複数個の排出口を開口して
計量ホッパーを形成し、基盤材が搬送されるベルトコン
ベアーの端部側に、ベルトコンベアーの回転により基盤
材が供給される基盤材ホッパーを設け、ベルトコンベア
ーの中間部上方に搬送方向に沿って複数個の前記計量ホ
ッパーを、そのパイプ状ケースがベルトコンベアーの長
手方向と直交するように配置したことを特徴とするもの
である。
【0009】更に本発明の請求項2記載の自動計量配合
装置は、ベルトコンベアーのスタートスイッチにオンタ
イマーとオフタイマーを接続し、前記オフタイマーをベ
ルトコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続すると
共に、前記オンタイマーを各配合材の配合量に応じてモ
ーター駆動時間を設定するオフタイマーにそれぞれ接続
し、このオフタイマーを計量ホッパーに取付けたスクリ
ューコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続したこ
とを特徴とするものである。
装置は、ベルトコンベアーのスタートスイッチにオンタ
イマーとオフタイマーを接続し、前記オフタイマーをベ
ルトコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続すると
共に、前記オンタイマーを各配合材の配合量に応じてモ
ーター駆動時間を設定するオフタイマーにそれぞれ接続
し、このオフタイマーを計量ホッパーに取付けたスクリ
ューコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続したこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は
ベルトコンベアーで、この一端側に基盤材ホッパー2が
設けられ、ベルトコンベアー1の中間部上方に搬送方向
に沿って3個の計量ホッパー3A、3B、3Cが設けら
れている。ベルトコンベアー1の先端側には、吹付機4
が設けられ、この吹付機4にエアー供給器5が接続され
ていると共に、吹付機4にホース6が接続され、先端の
ノズル7から基盤材8を法面9に吹付けるようになって
いる。
ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は
ベルトコンベアーで、この一端側に基盤材ホッパー2が
設けられ、ベルトコンベアー1の中間部上方に搬送方向
に沿って3個の計量ホッパー3A、3B、3Cが設けら
れている。ベルトコンベアー1の先端側には、吹付機4
が設けられ、この吹付機4にエアー供給器5が接続され
ていると共に、吹付機4にホース6が接続され、先端の
ノズル7から基盤材8を法面9に吹付けるようになって
いる。
【0011】前記ベルトコンベアー1はモーター11に
接続されて、矢印方向に回転するようになっている。ま
たこの端部に設けた基盤材ホッパー2は上部が開口し、
内部に土や堆肥を混合してフルイ分けした基盤材8が投
入され、ベルトコンベアー1が回転すると底部側から順
次引き出されるようになっている。
接続されて、矢印方向に回転するようになっている。ま
たこの端部に設けた基盤材ホッパー2は上部が開口し、
内部に土や堆肥を混合してフルイ分けした基盤材8が投
入され、ベルトコンベアー1が回転すると底部側から順
次引き出されるようになっている。
【0012】またベルトコンベアー1の中間に設けた計
量ホッパー3A、3B、3Cは、図2に示すように3個
一体に接続されて、図3に示すようにスタンド12に支
持されている。各計量ホッパー3A、3B、3Cの内部
構造は、図4に示すように、上部が開口し、下部側が狭
く形成されたホッパー状の配合材収納部13の下部に、
これと連通してパイプ状ケース14が水平に突設されて
いる。
量ホッパー3A、3B、3Cは、図2に示すように3個
一体に接続されて、図3に示すようにスタンド12に支
持されている。各計量ホッパー3A、3B、3Cの内部
構造は、図4に示すように、上部が開口し、下部側が狭
く形成されたホッパー状の配合材収納部13の下部に、
これと連通してパイプ状ケース14が水平に突設されて
いる。
【0013】このパイプ状ケース14の内側にはモータ
ー15A、15B、15Cに接続されたスクリューコン
ベアー16が回転自在に支持されていると共に、パイプ
状ケース14の長手方向に沿ってその下部側に複数個の
排出口17…が間隔をおいて開口されている。この計量
ホッパー3A、3B、3Cのパイプ状ケース14…は、
図3に示すようにベルトコンベアー1の長手方向と直交
するように配置されている。
ー15A、15B、15Cに接続されたスクリューコン
ベアー16が回転自在に支持されていると共に、パイプ
状ケース14の長手方向に沿ってその下部側に複数個の
排出口17…が間隔をおいて開口されている。この計量
ホッパー3A、3B、3Cのパイプ状ケース14…は、
図3に示すようにベルトコンベアー1の長手方向と直交
するように配置されている。
【0014】また自動計量配合装置には図5に示すよう
にスタートスイッチ19が設けられ、ここにオンタイマ
ー20とオフタイマー21が接続され、更にこのオフタ
イマー21はベルトコンベアー1に取付けたモーター1
1のスイッチに接続されている。また計量ホッパー3
A、3B、3Cのモーター15A、15B、15C…の
スイッチにはそれぞれオフタイマー22A、22B、2
2Cが接続され、オンタイマー20が作動して所定時間
経過すると計量ホッパー3A、3B、3Cのモーター1
5A、15B、15Cに同時に通電されて回転を開始
し、設定した時間が経過するとオフタイマー22A、2
2B、22Cが作動して電源を遮断するようになってい
る。なお前記オフタイマー21はベルトコンベアー1の
作動時間を設定するものである。
にスタートスイッチ19が設けられ、ここにオンタイマ
ー20とオフタイマー21が接続され、更にこのオフタ
イマー21はベルトコンベアー1に取付けたモーター1
1のスイッチに接続されている。また計量ホッパー3
A、3B、3Cのモーター15A、15B、15C…の
スイッチにはそれぞれオフタイマー22A、22B、2
2Cが接続され、オンタイマー20が作動して所定時間
経過すると計量ホッパー3A、3B、3Cのモーター1
5A、15B、15Cに同時に通電されて回転を開始
し、設定した時間が経過するとオフタイマー22A、2
2B、22Cが作動して電源を遮断するようになってい
る。なお前記オフタイマー21はベルトコンベアー1の
作動時間を設定するものである。
【0015】上記構成の自動計量配合装置は図1に示す
ように、基盤材ホッパー2にフルイ分けした土や堆肥な
どの基盤材8を投入しておく。また計量ホッパー3Aの
配合材収納部13Aには酢酸ビニール系の粘着付与剤2
3を投入し、計量ホッパー3Bの配合材収納部13Bに
は種子24を投入し、更に計量ホッパー3Cの配合材収
納部13Cには化成肥料25を投入しておく。
ように、基盤材ホッパー2にフルイ分けした土や堆肥な
どの基盤材8を投入しておく。また計量ホッパー3Aの
配合材収納部13Aには酢酸ビニール系の粘着付与剤2
3を投入し、計量ホッパー3Bの配合材収納部13Bに
は種子24を投入し、更に計量ホッパー3Cの配合材収
納部13Cには化成肥料25を投入しておく。
【0016】またオンタイマー20は、ベルトコンベア
ー1の搬送速度から例えば5秒に設定しておく。またオ
フタイマー21はベルトコンベアー1による基盤材8の
搬送量から例えば30秒に設定しておく。更に計量ホッ
パー3Aに取付けたモーター15Aのスイッチに接続す
るオフタイマー22Aを例えば0.5秒に設定し、計量
ホッパー3Bに取付けたモーター15Bのスイッチに接
続するオフタイマー22Bを1秒に設定し、更に計量ホ
ッパー3Cに取付けたモーター15Cのスイッチに接続
するオフタイマー22Cを2秒に設定しておく。
ー1の搬送速度から例えば5秒に設定しておく。またオ
フタイマー21はベルトコンベアー1による基盤材8の
搬送量から例えば30秒に設定しておく。更に計量ホッ
パー3Aに取付けたモーター15Aのスイッチに接続す
るオフタイマー22Aを例えば0.5秒に設定し、計量
ホッパー3Bに取付けたモーター15Bのスイッチに接
続するオフタイマー22Bを1秒に設定し、更に計量ホ
ッパー3Cに取付けたモーター15Cのスイッチに接続
するオフタイマー22Cを2秒に設定しておく。
【0017】このように設定してからスタートスイッチ
19を入れると、オンタイマー20とオフタイマー21
が作動してモーター11が回転し始める。図1に示すよ
うに基盤材ホッパー2の底部がベルトコンベアー1で塞
がれた状態になっているのでモーター11が回転すると
ベルトコンベアー1が移動し、一定の厚さで基盤材8が
引き出されてくる。約5秒で基盤材8が計量ホッパー3
A、3B、3Cの下方まで搬送されてくると、オンタイ
マー20に接続したオフタイマー22A、22B、22
Cが一斉にオンしてモーター15A、15B、15Cが
回転を始める。
19を入れると、オンタイマー20とオフタイマー21
が作動してモーター11が回転し始める。図1に示すよ
うに基盤材ホッパー2の底部がベルトコンベアー1で塞
がれた状態になっているのでモーター11が回転すると
ベルトコンベアー1が移動し、一定の厚さで基盤材8が
引き出されてくる。約5秒で基盤材8が計量ホッパー3
A、3B、3Cの下方まで搬送されてくると、オンタイ
マー20に接続したオフタイマー22A、22B、22
Cが一斉にオンしてモーター15A、15B、15Cが
回転を始める。
【0018】この状態を更に説明すると、図4に示すよ
うに配合材収納部13に投入した粘着付与剤23は自重
により下降すると共に、モーター15Aによりスクリュ
ーコンベアー16が回転して、パイプ状ケース14との
間に挟まれた酢酸ビニール系の粘着付与剤23が前方に
送られる。スクリューコンベアー16により前方に送ら
れた粘着付与剤23は、パイプ状ケース14の底部に開
口した複数個の排出口17…から押し出されてベルトコ
ンベアー1の上を帯状に搬送されてきた基盤材8上に散
布される。
うに配合材収納部13に投入した粘着付与剤23は自重
により下降すると共に、モーター15Aによりスクリュ
ーコンベアー16が回転して、パイプ状ケース14との
間に挟まれた酢酸ビニール系の粘着付与剤23が前方に
送られる。スクリューコンベアー16により前方に送ら
れた粘着付与剤23は、パイプ状ケース14の底部に開
口した複数個の排出口17…から押し出されてベルトコ
ンベアー1の上を帯状に搬送されてきた基盤材8上に散
布される。
【0019】この場合、複数個の排出口17…が間隔を
おいて開口されたパイプ状ケース14…がベルトコンベ
アー1の長手方向と直交するように配置されているの
で、図3に示すように帯状に搬送されてきた基盤材8上
に均一に散布される。このようにしてモーター15Aが
回転を始めてから0.5秒後にオフタイマー22Aが作
動して電源が遮断されてスクリューコンベアー16の回
転が停止すると、予め設定した量の粘着付与剤23を散
布することができる。
おいて開口されたパイプ状ケース14…がベルトコンベ
アー1の長手方向と直交するように配置されているの
で、図3に示すように帯状に搬送されてきた基盤材8上
に均一に散布される。このようにしてモーター15Aが
回転を始めてから0.5秒後にオフタイマー22Aが作
動して電源が遮断されてスクリューコンベアー16の回
転が停止すると、予め設定した量の粘着付与剤23を散
布することができる。
【0020】同様に隣接する計量ホッパー3Bでは、モ
ーター15Bのスイッチが入ると、スクリューコンベア
ー16が回転して、配合材収納部13B内の種子24が
前方に送られて、パイプ状ケース14の底部に開口した
複数個の排出口17…から押し出されてベルトコンベア
ー1の上を帯状に搬送されてきた基盤材8上に散布され
る。
ーター15Bのスイッチが入ると、スクリューコンベア
ー16が回転して、配合材収納部13B内の種子24が
前方に送られて、パイプ状ケース14の底部に開口した
複数個の排出口17…から押し出されてベルトコンベア
ー1の上を帯状に搬送されてきた基盤材8上に散布され
る。
【0021】モーター15Bが回転を始めてから1秒後
にオフタイマー22Bが作動して電源が遮断されるとス
クリューコンベアー16の回転が停止して、予め設定し
た量の種子24を均一に散布することができる。また計
量ホッパー3Cは、モーター15Cのスイッチが入る
と、スクリューコンベアー16が回転して、配合材収納
部13C内の化成肥料25が2秒間散布されて、オフタ
イマー22Cが作動すると散布が停止される。
にオフタイマー22Bが作動して電源が遮断されるとス
クリューコンベアー16の回転が停止して、予め設定し
た量の種子24を均一に散布することができる。また計
量ホッパー3Cは、モーター15Cのスイッチが入る
と、スクリューコンベアー16が回転して、配合材収納
部13C内の化成肥料25が2秒間散布されて、オフタ
イマー22Cが作動すると散布が停止される。
【0022】このようにして図1に示すように、スクリ
ューコンベアー16上を搬送されてきた基盤材8上に粘
着付与剤23と種子24、化成肥料25を所定量を自動
的に計量して均一に散布してから、更に隣接するベルト
コンベアー1により吹付機4まで搬送され、上部に設け
た攪拌タンク10に投入される。この場合、ベルトコン
ベアー1はオフタイマー21が30秒後に作動してモー
ター11が停止し、所定量の基盤材8を吹付機4に供給
するようになっている。
ューコンベアー16上を搬送されてきた基盤材8上に粘
着付与剤23と種子24、化成肥料25を所定量を自動
的に計量して均一に散布してから、更に隣接するベルト
コンベアー1により吹付機4まで搬送され、上部に設け
た攪拌タンク10に投入される。この場合、ベルトコン
ベアー1はオフタイマー21が30秒後に作動してモー
ター11が停止し、所定量の基盤材8を吹付機4に供給
するようになっている。
【0023】吹付機4の攪拌タンク10内に投入された
基盤材8は、ここで攪拌されて粘着付与剤23と種子2
4および化成肥料25が均一に混合されてから、エアー
供給器5からの高圧エアーにより混合された基盤材8が
ホース6で送られ、ノズル7の先端から法面9に吹き付
けて厚さ5cm程度に形成する。
基盤材8は、ここで攪拌されて粘着付与剤23と種子2
4および化成肥料25が均一に混合されてから、エアー
供給器5からの高圧エアーにより混合された基盤材8が
ホース6で送られ、ノズル7の先端から法面9に吹き付
けて厚さ5cm程度に形成する。
【0024】従って、計量ホッパー3A、3B、3Cは
配合材をスクリューコンベアー16で前方に圧送するの
で、粘性のある粘着付与剤23も確実に搬送して散布で
きる。しかもスクリューコンベアー16を駆動するモー
ター15A、15B、15Cの回転数を、回転する時間
により制御することにより排出量、即ち散布量を任意に
調整することができる。また配合材をスクリューコンベ
アー16でパイプ状ケース14内を長手方向に送って、
底面に複数開口した排出口17…から基盤材8の上に散
布するので均一に散布することができる。
配合材をスクリューコンベアー16で前方に圧送するの
で、粘性のある粘着付与剤23も確実に搬送して散布で
きる。しかもスクリューコンベアー16を駆動するモー
ター15A、15B、15Cの回転数を、回転する時間
により制御することにより排出量、即ち散布量を任意に
調整することができる。また配合材をスクリューコンベ
アー16でパイプ状ケース14内を長手方向に送って、
底面に複数開口した排出口17…から基盤材8の上に散
布するので均一に散布することができる。
【0025】なお上記説明では3個の計量ホッパー3
A、3B、3Cを設けた場合について示したが2個また
は4個以上でも良い。また各計量ホッパー3A、3B、
3Cに投入する配合材は任意に選定することができる。
A、3B、3Cを設けた場合について示したが2個また
は4個以上でも良い。また各計量ホッパー3A、3B、
3Cに投入する配合材は任意に選定することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の請求項1記載
の自動計量配合装置によれば、各計量ホッパーのスクリ
ューコンベアーを駆動するモーターの回転数を、回転す
る時間によりそれぞれ設定することにより配合材の排出
量を任意に調整して、自動的に定量配合することができ
るので、配合作業者が必要なくなり省力化を図ることが
できる。また自動的に定量配合するので、計量違いや混
合忘れなどの問題がなく、法面に均一に植物を成長させ
ることができる。
の自動計量配合装置によれば、各計量ホッパーのスクリ
ューコンベアーを駆動するモーターの回転数を、回転す
る時間によりそれぞれ設定することにより配合材の排出
量を任意に調整して、自動的に定量配合することができ
るので、配合作業者が必要なくなり省力化を図ることが
できる。また自動的に定量配合するので、計量違いや混
合忘れなどの問題がなく、法面に均一に植物を成長させ
ることができる。
【0027】また請求項2記載の自動計量配合装置によ
れば、スタートスイッチを押すだけで、ベルトコンベア
ーの上を搬送されてきた基盤材に、配合材をタイマー動
作により所定量正確に且つ均一に配合できるので、吹付
け作業の進行状態を見ながら間欠的にベルトコンベアー
を運転する場合に効果的である。
れば、スタートスイッチを押すだけで、ベルトコンベア
ーの上を搬送されてきた基盤材に、配合材をタイマー動
作により所定量正確に且つ均一に配合できるので、吹付
け作業の進行状態を見ながら間欠的にベルトコンベアー
を運転する場合に効果的である。
【図1】本発明の実施の一形態による自動計量配合装置
の説明図である。
の説明図である。
【図2】図1に示す計量ホッパーの正面図である。
【図3】図2に示す計量ホッパーの側面図である。
【図4】図3に示す計量ホッパーの拡大断面図である。
【図5】図1に示す自動計量配合装置のタイマーの接続
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
1 ベルトコンベアー 2 基盤材ホッパー 3A 計量ホッパー 4 吹付機 5 エアー供給器 6 ホース 7 ノズル 8 基盤材 9 法面 11 モーター 13A 配合材収納部 14 パイプ状ケース 15A モーター 16 スクリューコンベアー 17 排出口 19 スタートスイッチ 20 オンタイマー 21 オフタイマー 22A オフタイマー 23 粘着付与剤 24 種子 25 化成肥料
Claims (2)
- 【請求項1】 配合材収納部の下部に水平にパイプ状ケ
ースを設け、この内側にモーターに接続するスクリュー
コンベアーを設けると共に、パイプ状ケースの長手方向
に沿ってその下部側に複数個の排出口を開口して計量ホ
ッパーを形成し、基盤材が搬送されるベルトコンベアー
の端部側に、ベルトコンベアーの回転により基盤材が供
給される基盤材ホッパーを設け、ベルトコンベアーの中
間部上方に搬送方向に沿って複数個の前記計量ホッパー
を、そのパイプ状ケースがベルトコンベアーの長手方向
と直交するように配置したことを特徴とする自動計量配
合装置。 - 【請求項2】 ベルトコンベアーのスタートスイッチに
オンタイマーとオフタイマーを接続し、前記オフタイマ
ーをベルトコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続
すると共に、前記オンタイマーを各配合材の配合量に応
じてモーター駆動時間を設定するオフタイマーにそれぞ
れ接続し、このオフタイマーを計量ホッパーに取付けた
スクリューコンベアー駆動用モーターのスイッチに接続
したことを特徴とする請求項1記載の自動計量配合装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077699A JP2000273872A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 自動計量配合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077699A JP2000273872A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 自動計量配合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000273872A true JP2000273872A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13641156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11077699A Pending JP2000273872A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 自動計量配合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000273872A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163497A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Okazaki Green:Kk | 法面緑化装置及び法面緑化の施工方法 |
KR100699169B1 (ko) | 2006-07-03 | 2007-03-23 | 주식회사 다원녹화건설 | 사면녹화용 습식 조성물의 분사장치 |
KR101941949B1 (ko) * | 2018-05-16 | 2019-01-25 | 노경준 | 코코넛 화이버가 혼합된 식생토 공급장치 |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11077699A patent/JP2000273872A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163497A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Okazaki Green:Kk | 法面緑化装置及び法面緑化の施工方法 |
JP4493996B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2010-06-30 | 株式会社岡崎グリーン | 車載用法面緑化装置 |
KR100699169B1 (ko) | 2006-07-03 | 2007-03-23 | 주식회사 다원녹화건설 | 사면녹화용 습식 조성물의 분사장치 |
KR101941949B1 (ko) * | 2018-05-16 | 2019-01-25 | 노경준 | 코코넛 화이버가 혼합된 식생토 공급장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060313 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080201 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080715 |