JP3804889B2 - 緑化用吹付材料の混合装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は緑化用吹付材料の混合装置に関するもので、複数の吹付材料を自動的に適量づつ排出口に送り、且つその排出時に複数の吹付材料をほぼ均一にしながらベルトコンベヤ上に落下させるようにして作業の効率化と省力化を図ることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
一般に法面緑化工事において、吹付材料を混合するのに容器に所定の割合で投入して1バッチ当たりの吹付材料の適量を作業員が柄杓等の容器を使って搬送中のベルトコンベヤ上に供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、容器に吹付材料を所定の割合で投入し、作業員が柄杓等の容器で供給し、且つ均す作業を行うことは人件費が掛りコスト高になる。また、混合槽に機械駆動する攪拌機構を設けることも考えられるが、設備費と攪拌を終了した吹付材料を次の工程に移すのにやはり作業員を必要とするので人件費の節約にはつながらないのが現状であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記従来の課題を解決し、発明の目的を達成するため提供するものである。
本発明の第1は緑化用吹付材料の混合装置において、機枠台上に複数のホッパ−を搭載し、そのうちメインホッパ−には使用量の多い吹付材料用とし、そのホッパ−下部に形成した樋形内底部にスクリュ−コンベヤを水平横向きに取付けると共に、そのスクリュ−コンベヤの直上位置に沿って攪拌棒を有する回転軸を水平横向きに取付け、そのスクリュ−コンベヤの一端部におけるメインホッパ−の外側に排出口を設け、これにメインホッパ−以外のサブホッパ−の排出口を連通し、且つ前記サブホッパ−の排出口直下に配置した種子受け用樋に振動機構を設けたものである。
【0005】
本発明の第2は前記第1の発明又は第2の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、スクリュ−コンベヤの排出口の直下にベルトコンベヤを配置し、且つそのコンベヤ面に均し部材を設けたものである。
【0006】
本発明の第3は前記第1の発明又は第2の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、メインホッパ−にコンニャクの飛び粉を投入し、サブホッパ−に種子を投入するようにしたものである。
【0007】
本発明の第4は前記第1の発明又は第2の発明若しくは台3の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、スクリュ−コンベヤの排出口の直下にベルトコンベヤを配置し、且つそのスクリュ−コンベヤの後位に下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材を一時貯留して排出するためのホッパ−を設置したものである。
【0008】
【作用】
機枠台上に設置してあるメインホッパ−に吹付材料のうちコンニャクの飛び粉を投入し、回転軸の攪拌棒でほぐしながらその下部のスクリュ−コンベヤでメインホッパ−外の排出口に送り出す。また、メインホッパ−以外のサブホッパ−内に投入した種子を振動機構で振動させながら適量づつ排出口からその直下のベルトコンベヤ上に供出する。
一方、前記ベルトコンベヤの基部に別に設置したホッパ−に収容してある緑化基盤材をそのコンベヤ上に供出し、これと飛び粉と種子を混合してた公知の吹付機械に投入してコンプレッサの圧力でノズル噴射時に水を加えながら法面等に吹付けを行う。
【0009】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面を以て説明する。図において、1は機枠台、2はその機枠台の上に搭載したメインホッパ−であり、これに隣接してサブホッパ−3を搭載してある。
前記メインホッパ−にはコンニャクの飛び粉を、またサブホッパ−には種子をそれぞれ投入する。
4はメインホッパ−の下部に設けた断面が凹溝の樋形の内底部、5はそのホッパ−下部の樋形内底部4に沿って横向きに設けたスクリュ−コンベヤ、6はスクリュ−コンベヤ5の直上において、当該スクリュ−コンベヤに沿って水平に設けた回転軸であり、その軸に複数の攪拌棒7を固定してある。8はその樋形底部の排出口であり、メインホッパ−2の外側に突き出して設けてある。9はメインホッパ−以外のサブホッパ−3の下部排出口、10は機枠台1に取付けたサブホッパ−3の排出口直下に配置した種子受け用樋30を振動させて種子を排出させるための振動機構、11はモ−タ−等のスクリュ−コンベヤ及びこれに伝動機構で連動する攪拌軸用の駆動モ−タ−、12はスイッチ盤であり、スクリュ−コンベヤ5と攪拌軸6の駆動モ−タ−11と、振動機構10のスイッチを具備している。また、前記のスイッチ盤12にはスクリュ−コンベヤ5の回転速度を加減して飛び粉の排出量を調節する調節機構のスイッチ及び振動機10の振動数の調節を行う調節機構のスイッチも具備している。
13はメインホッパ−の排出口8の直下に位置するように設置したベルトコンベヤ、14はベルトコンベヤ13の搬送面に配置した略棒状の均し部材であり、その基部をベルトコンベヤの機枠15に取付けてある。この均し部材は前記排出口より進行方向の前方位置に取付けるものとする。16はベルトコンベヤ13の基部側に設置した緑化基盤材を一時貯留するホッパ−であり、下部の排出口161 からベルトコンベヤ上に緑化基盤材設定量づつを落下するようにしてある。17は機枠台の側面部に設けた梯子、18は機枠台上の足場、19は公知のモルタル吹付機械、20はモルタル吹付機械で吹付材料に圧力を加えてノズル噴射させるためのコンプレッサ、21はモルタル吹付機械の駆動用発電機、22は吹付材噴射ノズル、23は揚水ポンプ、24は水タンク、25は噴霧機械である。
【0010】
【具体的な使用例】
上記の実施例に基づく具体的な使用例を説明する。すなわち、機枠台1上のメインホッパ−2に梯子17を使って足場18に上って吹付材料のうち、コンニャクの飛び粉20を投入し、且つメインホッパ−以外のサブホッパ−3には種子21を投入する。
そして、スイッチ盤12の操作でまずメインスイッチの電源オンにして駆動モ−タ11を駆動し、スクリュ−コンベヤ4、攪拌用回転軸6を回転駆動させる。同時に振動機構10もスイッチオンして駆動を開始する。
この状態において、メインホッパ−2の下部内底部4のスクリュ−コンベヤ5でメインホッパ−の外側の排出口8に送り出し、その直下のベルトコンベヤ13上に供出する。このとき、メインホッパ−2内の下部において回転する回転軸6の攪拌棒7でコンニャクの飛び粉をほぐしながら樋形内底部4からスクリュ−コンベヤ5でメインホッパ−側の排出口8側に目詰まりしないように送り出す。
【0011】
次にサブホッパ−3には種子を投入し、振動機構10によってサブホッパ−3の排出口9の直下に配置してある種子受け用樋30を小刻みに揺らしながら適量づつスクリュ−コンべヤ側の排出口8に合流して混合した状態にしながら走行しているベルトコンベヤ13上に落下させる。
なお、必要に応じてスイッチ盤12のスイッチ操作によって前記のスクリュ−コンベヤ5の回転速度を加減して飛び粉の排出量を調節し、また振動機構10の振動数を加減して種子の排出量を調節する。
【0012】
一方、別のスイッチで駆動するベルトコンベヤ13の基部側に設置した別のホッパ−16に一時貯留した下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材を一時貯留し、これを排出口161 からベルトコンベヤ13上に落下して前記の飛び粉と種子と混合しながら発電機21で駆動するモルタル吹付機械19に投入してコンプレッサ20の圧力でノズル22の噴射時に水を加えながら法面等に吹付けて植物生育基盤層を形成する。
ノズル噴射時に加える水は水源から揚水ポンプ23で水を汲み上げて水タンク24に溜め、噴霧機械25によってホ−スを通じてノズル部に供給する。
そして、ベルトコンベヤ上に落下して供給する緑化基盤材、飛び粉、種子の吹付材料を均し部材14でベルトコンベヤの搬送面の中央部位に盛り上がる吹付材料を適度に削りとるように均すことによって程度に混合しながらモルタル吹付機械19に搬送する。
【0013】
【発明の効果】
本発明は上記の構成であるから、植物用生育基盤層の形成に必要な吹付材料、すなわち、下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材とコンニャクの飛び粉と種子を人手を使わないで均一に混合しながら吹付機械に搬送して投入することができる。
また、吹付材料を投入する作業員は、従来は作業員がつきっきりで作業をしていたものがホッパ−に材料を投入しておくだけで、あとは自動的に稼動するため、人件費が大幅に節減される。
また、メインホッパ−内に攪拌棒を有する回転軸を設けることによって、例えばコンニャクの飛び粉のような湿気を吸いやすくて且つ固まりやすい吹付材料も攪拌棒でほぐされるから樋形内底部内のスクリュ−コンベヤの目詰まりも防止できる。また、種子のように粒状物を平均してに排出する必要があるものは振動機構によって確実に行うことができて効率的である。
さらに吹付材料を搬送するベルトコンベヤの搬送面に均し部材を設置したことによって、搬送中の吹付材料を適度の混合を行うことができ、水を加えてモルタル吹付機械のノズル噴射による各種緑化事業のための吹付工事がきわめて効率的に行え、この種の緑化用吹付材料の混合装置として新規有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 緑化用吹付材料の混合装置の正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 図1の要部の拡大断面図である。
【図5】 図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】 ベルトコンベヤの一部斜視図である。
【図7】 緑化基盤工事の施工例を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1……機枠台
2……メインホッパ−
3……サブホッパ−
4……凹溝樋形内底部
5……スクリュ−コンベヤ
6……回転軸
7……回転軸に設けた攪拌棒
8……メインホッパ−の排出口
9……サブホッパ−の排出口
10……振動機構
11……駆動源
12……スイッチ盤
13……ベルトコンベヤ
14……均し部材
15……機枠
16……緑化基盤材収容ホッパ−
17……梯子
18……足場
19……モルタル吹付機械
20……コンプレッサ
21……発電機
22……ノズル
23……揚水ポンプ
24……水タンク
25……噴霧機械
本発明は緑化用吹付材料の混合装置に関するもので、複数の吹付材料を自動的に適量づつ排出口に送り、且つその排出時に複数の吹付材料をほぼ均一にしながらベルトコンベヤ上に落下させるようにして作業の効率化と省力化を図ることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
一般に法面緑化工事において、吹付材料を混合するのに容器に所定の割合で投入して1バッチ当たりの吹付材料の適量を作業員が柄杓等の容器を使って搬送中のベルトコンベヤ上に供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、容器に吹付材料を所定の割合で投入し、作業員が柄杓等の容器で供給し、且つ均す作業を行うことは人件費が掛りコスト高になる。また、混合槽に機械駆動する攪拌機構を設けることも考えられるが、設備費と攪拌を終了した吹付材料を次の工程に移すのにやはり作業員を必要とするので人件費の節約にはつながらないのが現状であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記従来の課題を解決し、発明の目的を達成するため提供するものである。
本発明の第1は緑化用吹付材料の混合装置において、機枠台上に複数のホッパ−を搭載し、そのうちメインホッパ−には使用量の多い吹付材料用とし、そのホッパ−下部に形成した樋形内底部にスクリュ−コンベヤを水平横向きに取付けると共に、そのスクリュ−コンベヤの直上位置に沿って攪拌棒を有する回転軸を水平横向きに取付け、そのスクリュ−コンベヤの一端部におけるメインホッパ−の外側に排出口を設け、これにメインホッパ−以外のサブホッパ−の排出口を連通し、且つ前記サブホッパ−の排出口直下に配置した種子受け用樋に振動機構を設けたものである。
【0005】
本発明の第2は前記第1の発明又は第2の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、スクリュ−コンベヤの排出口の直下にベルトコンベヤを配置し、且つそのコンベヤ面に均し部材を設けたものである。
【0006】
本発明の第3は前記第1の発明又は第2の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、メインホッパ−にコンニャクの飛び粉を投入し、サブホッパ−に種子を投入するようにしたものである。
【0007】
本発明の第4は前記第1の発明又は第2の発明若しくは台3の発明に係る法面緑化用吹付材の混合装置において、スクリュ−コンベヤの排出口の直下にベルトコンベヤを配置し、且つそのスクリュ−コンベヤの後位に下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材を一時貯留して排出するためのホッパ−を設置したものである。
【0008】
【作用】
機枠台上に設置してあるメインホッパ−に吹付材料のうちコンニャクの飛び粉を投入し、回転軸の攪拌棒でほぐしながらその下部のスクリュ−コンベヤでメインホッパ−外の排出口に送り出す。また、メインホッパ−以外のサブホッパ−内に投入した種子を振動機構で振動させながら適量づつ排出口からその直下のベルトコンベヤ上に供出する。
一方、前記ベルトコンベヤの基部に別に設置したホッパ−に収容してある緑化基盤材をそのコンベヤ上に供出し、これと飛び粉と種子を混合してた公知の吹付機械に投入してコンプレッサの圧力でノズル噴射時に水を加えながら法面等に吹付けを行う。
【0009】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面を以て説明する。図において、1は機枠台、2はその機枠台の上に搭載したメインホッパ−であり、これに隣接してサブホッパ−3を搭載してある。
前記メインホッパ−にはコンニャクの飛び粉を、またサブホッパ−には種子をそれぞれ投入する。
4はメインホッパ−の下部に設けた断面が凹溝の樋形の内底部、5はそのホッパ−下部の樋形内底部4に沿って横向きに設けたスクリュ−コンベヤ、6はスクリュ−コンベヤ5の直上において、当該スクリュ−コンベヤに沿って水平に設けた回転軸であり、その軸に複数の攪拌棒7を固定してある。8はその樋形底部の排出口であり、メインホッパ−2の外側に突き出して設けてある。9はメインホッパ−以外のサブホッパ−3の下部排出口、10は機枠台1に取付けたサブホッパ−3の排出口直下に配置した種子受け用樋30を振動させて種子を排出させるための振動機構、11はモ−タ−等のスクリュ−コンベヤ及びこれに伝動機構で連動する攪拌軸用の駆動モ−タ−、12はスイッチ盤であり、スクリュ−コンベヤ5と攪拌軸6の駆動モ−タ−11と、振動機構10のスイッチを具備している。また、前記のスイッチ盤12にはスクリュ−コンベヤ5の回転速度を加減して飛び粉の排出量を調節する調節機構のスイッチ及び振動機10の振動数の調節を行う調節機構のスイッチも具備している。
13はメインホッパ−の排出口8の直下に位置するように設置したベルトコンベヤ、14はベルトコンベヤ13の搬送面に配置した略棒状の均し部材であり、その基部をベルトコンベヤの機枠15に取付けてある。この均し部材は前記排出口より進行方向の前方位置に取付けるものとする。16はベルトコンベヤ13の基部側に設置した緑化基盤材を一時貯留するホッパ−であり、下部の排出口161 からベルトコンベヤ上に緑化基盤材設定量づつを落下するようにしてある。17は機枠台の側面部に設けた梯子、18は機枠台上の足場、19は公知のモルタル吹付機械、20はモルタル吹付機械で吹付材料に圧力を加えてノズル噴射させるためのコンプレッサ、21はモルタル吹付機械の駆動用発電機、22は吹付材噴射ノズル、23は揚水ポンプ、24は水タンク、25は噴霧機械である。
【0010】
【具体的な使用例】
上記の実施例に基づく具体的な使用例を説明する。すなわち、機枠台1上のメインホッパ−2に梯子17を使って足場18に上って吹付材料のうち、コンニャクの飛び粉20を投入し、且つメインホッパ−以外のサブホッパ−3には種子21を投入する。
そして、スイッチ盤12の操作でまずメインスイッチの電源オンにして駆動モ−タ11を駆動し、スクリュ−コンベヤ4、攪拌用回転軸6を回転駆動させる。同時に振動機構10もスイッチオンして駆動を開始する。
この状態において、メインホッパ−2の下部内底部4のスクリュ−コンベヤ5でメインホッパ−の外側の排出口8に送り出し、その直下のベルトコンベヤ13上に供出する。このとき、メインホッパ−2内の下部において回転する回転軸6の攪拌棒7でコンニャクの飛び粉をほぐしながら樋形内底部4からスクリュ−コンベヤ5でメインホッパ−側の排出口8側に目詰まりしないように送り出す。
【0011】
次にサブホッパ−3には種子を投入し、振動機構10によってサブホッパ−3の排出口9の直下に配置してある種子受け用樋30を小刻みに揺らしながら適量づつスクリュ−コンべヤ側の排出口8に合流して混合した状態にしながら走行しているベルトコンベヤ13上に落下させる。
なお、必要に応じてスイッチ盤12のスイッチ操作によって前記のスクリュ−コンベヤ5の回転速度を加減して飛び粉の排出量を調節し、また振動機構10の振動数を加減して種子の排出量を調節する。
【0012】
一方、別のスイッチで駆動するベルトコンベヤ13の基部側に設置した別のホッパ−16に一時貯留した下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材を一時貯留し、これを排出口161 からベルトコンベヤ13上に落下して前記の飛び粉と種子と混合しながら発電機21で駆動するモルタル吹付機械19に投入してコンプレッサ20の圧力でノズル22の噴射時に水を加えながら法面等に吹付けて植物生育基盤層を形成する。
ノズル噴射時に加える水は水源から揚水ポンプ23で水を汲み上げて水タンク24に溜め、噴霧機械25によってホ−スを通じてノズル部に供給する。
そして、ベルトコンベヤ上に落下して供給する緑化基盤材、飛び粉、種子の吹付材料を均し部材14でベルトコンベヤの搬送面の中央部位に盛り上がる吹付材料を適度に削りとるように均すことによって程度に混合しながらモルタル吹付機械19に搬送する。
【0013】
【発明の効果】
本発明は上記の構成であるから、植物用生育基盤層の形成に必要な吹付材料、すなわち、下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材とコンニャクの飛び粉と種子を人手を使わないで均一に混合しながら吹付機械に搬送して投入することができる。
また、吹付材料を投入する作業員は、従来は作業員がつきっきりで作業をしていたものがホッパ−に材料を投入しておくだけで、あとは自動的に稼動するため、人件費が大幅に節減される。
また、メインホッパ−内に攪拌棒を有する回転軸を設けることによって、例えばコンニャクの飛び粉のような湿気を吸いやすくて且つ固まりやすい吹付材料も攪拌棒でほぐされるから樋形内底部内のスクリュ−コンベヤの目詰まりも防止できる。また、種子のように粒状物を平均してに排出する必要があるものは振動機構によって確実に行うことができて効率的である。
さらに吹付材料を搬送するベルトコンベヤの搬送面に均し部材を設置したことによって、搬送中の吹付材料を適度の混合を行うことができ、水を加えてモルタル吹付機械のノズル噴射による各種緑化事業のための吹付工事がきわめて効率的に行え、この種の緑化用吹付材料の混合装置として新規有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 緑化用吹付材料の混合装置の正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 図1の要部の拡大断面図である。
【図5】 図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】 ベルトコンベヤの一部斜視図である。
【図7】 緑化基盤工事の施工例を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1……機枠台
2……メインホッパ−
3……サブホッパ−
4……凹溝樋形内底部
5……スクリュ−コンベヤ
6……回転軸
7……回転軸に設けた攪拌棒
8……メインホッパ−の排出口
9……サブホッパ−の排出口
10……振動機構
11……駆動源
12……スイッチ盤
13……ベルトコンベヤ
14……均し部材
15……機枠
16……緑化基盤材収容ホッパ−
17……梯子
18……足場
19……モルタル吹付機械
20……コンプレッサ
21……発電機
22……ノズル
23……揚水ポンプ
24……水タンク
25……噴霧機械
Claims (4)
- 機枠台(1) 上に複数のホッパ− (2)・(3) を搭載し、そのうちメインホッパ−には使用量の多い吹付材料用とし、そのホッパ−下部に形成した樋形内底部(4) にスクリュ−コンベヤ(5) を水平横向きに取付けると共に、そのスクリュ−コンベヤの直上位置に沿って攪拌棒(7) を有する回転軸(6) を水平横向きに取付け、そのスクリュ−コンベヤの一端部におけるメインホッパ−の外側に排出口(8) を設けると共に、これにメインホッパ−以外のサブホッパ−(3) の排出口(9) を連通し、且つ前記サブホッパ−(3) の排出口の直下に配置した種子受け用樋(30)に振動機構(10)を設けたことを特徴とする法面緑化用吹付材料の混合装置。
- スクリュ−コンベヤ(5) 側の排出口(8) の直下にベルトコンベヤ(13)を配置し、且つそのベルトコンベヤの搬送面に均し部材(14)を設けた請求項(1) 記載の緑化用吹付材料の混合装置。
- メインホッパ−(2) にコンニャクの飛び粉を投入し、サブホッパ−(3) に種子を投入するようにした請求項(1) 又は請求項(2) 記載の緑化用吹付材料の混合装置。
- スクリュ−コンベヤ(5) の排出口(8) の直下にベルトコンベヤ(13)を配置し、且つそのスクリュ−コンベヤの後位に下水汚泥・肥料・木酢液・木炭・粉砕チップ等を混合・醗酵・熟成して成る緑化基盤材を一時貯留して排出するためのホッパ−(16)を設置した請求項(1) 又は請求項(2) 記載若しくは請求項(3) の緑化用吹付材料の混合装置。
【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04106598A JP3804889B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 緑化用吹付材料の混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04106598A JP3804889B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 緑化用吹付材料の混合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222865A JPH11222865A (ja) | 1999-08-17 |
JP3804889B2 true JP3804889B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=12598044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04106598A Expired - Fee Related JP3804889B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 緑化用吹付材料の混合装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3804889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118360957B (zh) * | 2024-06-19 | 2024-09-13 | 山西建筑工程集团有限公司 | 一种用于路堑开挖的防护装置 |
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1998
- 1998-02-06 JP JP04106598A patent/JP3804889B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11222865A (ja) | 1999-08-17 |
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