JP4493996B2 - 車載用法面緑化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、法面緑化装置に関し、詳細には、木質系破砕物などのリサイクル廃材を用いた車載用法面緑化装置に関する。
従来、造成地の盛土や切土、道路の盛土、河川堤防等に見られる傾斜地においては、土木工事などの人為にともなって生まれた斜面である法面の侵食、剥離、落石等を未然に防止するために、緑化によって法面を保護・強化することを目的とした法面緑化が行われている。この法面緑化を行うための施工方法としては、植物の種子、肥料、水、チップ材、粘着剤等を攪拌混合した緑化用の吹付材料を、エアーによって法面に吹き付ける施工方法が一般的である。この方法によれば、緑化用の吹付材料を法面への吹付けた後、一定期間後に発芽した植物の根が法面内部に拡がって、法面を安定させることができる。また、法面の表面が覆う植物によって法面が保護されるとともに、美観の良化を図ることができるものである。
図14及び図15は、緑化用の吹付材料を法面へ吹き付けるための、従来の法面緑化装置の一例を示す図である。図14は、従来の法面緑化装置100の縦断面図である。図15は、従来の法面緑化装置100の横断面図である。
図14及び図15に示すように、法面緑化装置100は、主材料である木材チップを蓄積するホッパー2と、副材料である種子を供給する種子供給装置80と、副材料である肥料を供給する肥料供給装置90とを備える。また、種子供給装置80は配管6上に搭載されて、配管6の内部に肥料を供給するものである。肥料供給装置90は、材料を攪拌して吹付材料を生成するエアーロック3の真上方向に設けられて、エアーロック3の内部に種子を供給するものである。種子供給装置80及び肥料供給装置90には、底面に副材料を落下させるための隙間が設けてあり、この隙間から副材料が落下するようになっている。この隙間は開閉を調整できるようになっており、隙間の広さによって副材料の供給量を調整できる。
ホッパー2においては、ミキサー51が回転して木材チップをベルトコンベア54上に誘導するとともに、ベルトコンベア54は木材チップをエアーロック3に搬送する。一方、配管6においては、ブロア5から送風されるエアーとともに、種子供給装置80から供給された種子がエアーロック3に送られる。また、肥料供給装置90から落下する肥料は、エアーロック3の内部に供給される。
ベルトコンベア54によってエアーロック3に搬送された木材チップは、攪拌器56によって攪拌されるとともに、肥料供給装置90から落下する肥料が混合される。そして、ブロア5から配管6を介して送られてきたエアーによって、肥料が混合された木材チップは、エアーに含まれる種子とともに、噴出口8から吹付け用ホース(図示しない)を介して法面緑化装置100の外部に噴出される。このようにして、エアーロック3で生成された吹付材料を噴出して、施工対象の法面への吹付材料の吹付けを行うものが知られている。
また、従来の法面緑化装置に関するものとして、下部に設けられたベルトコンベア上に使用量の多い吹付材料を供給するメインホッパーの他に、当該ベルトコンベアに種子を供給するサブホッパーを設けて、当該サブホッパーの排出口の直下に、振動する種子受け用樋を設けた混合装置が知られている。この装置によれば、使用量の多い吹付材料がベルトコンベア上に供給されるとともに、種子受け用樋の振動数を制御することによって、適量の種子がベルトコンベア上に供給される。これにより、複数の吹付材料を自動的に適量づつ、かつ複数の吹付材料を略均一にベルトコンベア上に落下して作業の効率化と省力化を図るものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−222865号公報
しかし、このような従来の法面緑化装置100では、副材料である種子や肥料は、装置の底面に設けられた隙間からの自由落下によって供給されているだけであって、また、その供給量は人の手によって調整されていたため、主材料に対して正確な量の副材料を供給することが困難であった。また、種子や肥料は、様々な大きさ、形状、重さ、硬さ等のものが存在するため、装置の底面に設けられた隙間を開閉するだけでは、供給量を正確に調整することができないという問題があった。
また、上記特許文献1に記載の発明は、複数の吹付材料を適量ずつ均一にベルトコンベア上に落下させる混合装置であるが、吹付材料を供給するホッパーとして、メインホッパーとサブホッパーとしか有しないため、主材料に対して同時に2つの副材料を供給することができなかった。また、種子の供給量の調整を種子受け用樋の振動数によって制御しているが、種子は植物の種類によって大きさが異なることに加え、同一種の植物の種子であっても個々に大きさが異なるため、種子受け用樋の振動では種子の供給量を正確に調整することができなかった。また、複数の吹付材料を略均一にベルトコンベア上に供給しただけでは、これら複数の吹付材料の混合が不十分であるために、法面に吹き付けられる吹付材料としては各成分の分布に偏りがあるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、主材料に対し複数の副材料を供給するとともに、当該複数の副材料の供給量を自由にかつ正確に調整でき、かつ、これら複数の材料が均等に混合された吹付材料を法面へ吹き付けることを可能とする車載用法面緑化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る車載用法面緑化装置では、車両の荷台部に搭載され、開口された上面から投入された木質系破砕物を内部に蓄積するホッパーと、前記ホッパーと搬送口を介して内部が連通するように該ホッパーの外面に設けられ、開口された上面を有する箱型のエアーロックと、前記ホッパーの内部に設けられ、該ホッパーの内部に蓄積された前記木質系破砕物を、前記搬送口を介して前記エアーロックの内部に搬送する搬送手段と、前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方に設けられ、該エアーロックの開口された上面から該エアーロックの内部に、種子を供給する種子供給手段と、前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方に設けられ、該エアーロックの開口された上面から該エアーロックの内部に、肥料を供給する肥料供給手段と、前記エアーロックの内部に設けられ、前記搬送手段により搬送された前記木質系破砕物、前記種子供給手段により供給された前記種子及び前記肥料供給手段により供給された前記肥料を、該エアーロックの内部にて攪拌する攪拌手段と、前記攪拌手段により前記木質系破砕物、前記種子及び前記肥料が混合された吹付材料を、前記エアーロックの内部から噴出させる噴出手段とを備え、前記種子供給手段は、前記種子が投入され、該種子が格納される第1タンクと、前記第1タンクの内部において、該第1タンクに格納された前記種子を攪拌するとともに、該種子を該第1タンクの底部に形成された種子落下口に案内する種子攪拌手段と、前記第1タンクの下方において前記種子落下口と連通して設けられ、外側面に羽根が凸出された円筒又は円柱が回転駆動される第1ロータリー機構と、前記第1ロータリー機構を動作させる動力を供給する第1モータ機構とを備え、前記第1ロータリー機構は、前記種子落下口の直下に位置する前記凸出された羽根に所定量の前記種子が充填されるとともに、該凸出された羽根に充填された前記種子を1回転毎に前記エアーロックの開口された上面に落下させ、前記肥料供給手段は、前記肥料が投入され、該肥料が格納される第2タンクと、前記第2タンクの内部において、該第2タンクに格納された前記肥料を攪拌するとともに、該肥料を該第2タンクの底部に形成された肥料落下口に案内する肥料攪拌手段と、前記第2タンクの下方において前記肥料落下口と連通して設けられ、外側面に羽根が凸出された円筒又は円柱が回転駆動される第2ロータリー機構と、前記第2ロータリー機構を動作させる動力を供給する第2モータ機構とを備え、前記第2ロータリー機構は、前記肥料落下口の直下に位置する前記凸出された羽根に所定量の前記肥料が充填されるとともに、該凸出された羽根に充填された前記肥料を1回転毎に前記エアーロックの開口された上面に落下させ、前記種子供給手段及び前記肥料供給手段は、前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方において一体に設けられたことを特徴とする。
また、請求項2に係る車載用法面緑化装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記種子供給手段から前記エアーロックに供給される前記種子の供給量を指示するための種子供給量指示手段と、前記種子供給量指示手段から指示された前記種子の供給量に基づいて前記第1モータ機構を制御することで、前記第1ロータリー機構の回転速度又は回転数を制御する種子供給量制御手段と、前記肥料供給手段から前記エアーロックに供給される前記肥料の供給量を指示するための肥料供給量指示手段と、前記肥料供給量指示手段から指示された前記肥料の供給量に基づいて前記第2モータ機構を制御することで、前記第2ロータリー機構の回転速度又は回転数を制御する肥料供給量制御手段と、を備えたコントローラが、前記種子供給手段及び前記肥料供給手段と一体に設けられたことを特徴とする。
また、請求項3に係る車載用法面緑化装置では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記種子攪拌手段は、水平方向を中心として回転駆動される第1軸と、前記第1軸における異なる位置において、該第1軸に対して略垂直をなすとともに各々異なる角度に突出する複数の第1羽根とを備え、前記肥料攪拌手段は、水平方向を中心として回転駆動される第2軸と、前記第2軸における異なる位置において、該第2軸に対して略垂直をなすとともに各々異なる角度に突出する複数の第2羽根とを備え、前記複数の第1羽根及び前記複数の第2羽根は、各々の先端部に弓形に湾曲した板状の弾性部材が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る発明の車載用法面緑化装置では、主材料である木質系破砕物に対して副材料である種子及び肥料をそれぞれ供給する2つの副材料供給手段を設けて、主材料及び副材料の複数の材料を攪拌したものを吹付材料として噴出させるようにしたので、主材料に対し複数の副材料を供給するとともに、これら複数の材料が均等に混合された法面緑化に最適な吹付材料を法面へ吹き付けることができる。また、2つの副材料供給手段は各々が有するロータリー機構によって副材料を供給するので、正確な量の副材料を供給できるとともに、該ロータリー機構の回転速度又は回転数によって供給量が制御されるため、副材料の供給量を自由にかつ正確に調整できる。また、ロータリー機構に設けられた凸出された羽根は、所定量の副材料により充填され、ロータリー機構の1回転ごとに所定量の副材料を供給するので、正確な量の副材料を供給できるとともに、該ロータリー機構の回転速度又は回転数によって供給量が制御されるため、副材料の供給量を自由にかつ正確に調整できる。また、タンク内の副材料を攪拌する手段を設けたので、タンク内の副材料の偏りをなくすとともに、タンク内において材料が詰まったり凝固したりすることを防止して、正確な量の副材料を供給することができる。
また、請求項2に係る発明の車載用法面緑化装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、2つの副材料供給手段をそれぞれ制御するためのコントローラを設けて、当該コントローラから副材料の供給量を調整するようにしたので、主材料に対し複数の副材料を供給するとともに、当該副材料の供給量を自由にかつ正確に調整できる。
また、請求項3に係る発明の車載用法面緑化装置では、請求項1又は2に係る発明の効果に加え、タンク内の副材料を攪拌する手段に設けられた羽根が、より効率的に副材料の攪拌を実行するとともに、攪拌した副材料をロータリー機構に連通する落下口へと導くことができる。
以下、本発明に係る法面緑化装置1について、図面を参照して説明する。なお、先述の従来の法面緑化装置100に関する図13及び図14を用いた説明において、従来の法面緑化装置100と共通の構成には、同一の符号を付与してある。
まず、「第1の実施の形態」における、法面緑化装置についての機械的構成について、図面を参照して説明する。図1は、法面緑化装置1を備える車両1000の側面図である。図2は、法面緑化装置1を備える車両1000の背面図である。図3は、法面緑化装置1を備える車両1000の平面図である。
図1及び図2に示すように、車両1000は法面緑化装置1を荷台部に搭載し、法面緑化を施工するために、吹付材料の吹付け位置へ任意に移動可能となっている。法面緑化装置1は、主材料である木材チップが投入されて、その木材チップを蓄積するホッパー2と、副材料である種子及び肥料を投入されて、その種子及び肥料を供給する副材料供給装置7とを備える。主材料である木材チップは、木質系破砕物のようなリサイクル廃材のものを使用しており、好適には一辺が4インチまでの木材チップを使用する。種子及び肥料は、法面緑化の具体的な施工内容や、施工対象である法面の特徴や施工時期などに応じて、各種の種子及び肥料が利用可能であり、また各種の種子及び肥料の組合せが可能である。
そして、ホッパー2から搬送される木材チップと、副材料供給装置7から供給される種子及び肥料を攪拌して吹付材料を生成するエアーロック3と、エアーロック3へ動力を供給する油圧モータ4と、エアーを供給するブロア5と、ブロア5によるエアーをエアーロック3へ供給するための配管6とを備える。エアーロック3に供給されたエアーによって、エアーロック3で生成された吹付材料は噴出口8から吹付け用ホース(図示しない)を介して法面緑化装置1の外部に噴出されて、施工対象の法面への吹付材料が吹付けられる。
ホッパー2の上面は開口されており、下方に向かって開口幅が狭くなっているように構成され、この上面から木材チップが投入される。ホッパー2の内部は、投入された木材チップがホッパー内の下方へと滑り落ちていくように、ホッパー2内部の壁面に傾斜がつけられている。さらに、車両1000の背面部には、主材料及び副材料を攪拌・混合して吹付材料を生成するための箱型のエアーロック3が、ホッパー2と接合されて設けられている。エアーロック3の上面も開口されており、エアーロック3の真上方向に設けられた副材料供給装置7から供給された種子及び肥料は、落下によりエアーロック3の開口された上面からエアーロック3の内部へと供給される。
また、図3に示すように、ホッパー2の下部には、車両1000の前方方向を上流、後方方向を下流として、ホッパー2内に格納された木材チップを下流のエアーロック3の内部へと搬送するベルトコンベア54が存在する。そして、ホッパー2内に格納された木材チップのベルトコンベア54への詰まりを防止するとともに、木材チップをベルトコンベア54上に導いて木材チップの流れを円滑にするために、所定の回転動作を行うミキサー51が設けられている。ミキサー51は、ホッパー2内の壁面のうち、車両1000の前方方向にあたる壁面の中央に設けられた基部52と、後方方向にあたる壁面の中央に設けられた基部53とに支持されて、ホッパー2の内部の略中央位置に車両1000の前後方向に沿って設けられている。ミキサー51は、この基部52と基部53とに支持された軸と、この軸に対して略等間隔に設けられた複数の羽根とで構成されて、この支持された軸線方向を中心に回転する。また、ベルトコンベア54は、複数の短冊状の鉄板が履帯状(クローラー状)に組み合わされて構成されており、このベルトコンベア54によってホッパー2内の木材チップは、車両1000の背面に設けられたエアーロック3の内部へと搬送される。
つぎに、「第1の実施の形態」における、法面緑化装置における主材料及び副材料の供給過程を、図面を参照して説明する。図4は、法面緑化装置1の縦断面図である。図5は、法面緑化装置1の横断面図である。
図4及び図5に示すように、ホッパー2ではミキサー51が回転するとともに、ベルトコンベア54が車両1000における前方から後方(図4では左から右の方向)へと回転して、ホッパー2内の木材チップが下流のエアーロック3の方向へと搬送される。ホッパー2とエアーロック3との接合部分は長方形状に開口された搬送口55が形成されており、ベルトコンベア54により搬送される木材チップは、この搬送口55を経由してエアーロック3の内部へ搬送される。一方、エアーロック3の真上方向に設けられた副材料供給装置7から種子及び肥料が落下して、エアーロック3の内部に供給される。よって、エアーロック3の内部には、木材チップ、種子及び肥料が混在した状態で格納される。
また、エアーロック3には、搬送口55の出口付近に攪拌器56が設けられている。攪拌器56は、車両1000の側面方向を中心軸として回転動作するものであって、かつ、エアーロック3の内部において上下方向に動作可能に構成されている。攪拌器56は、エアーロック3の内部において側面方向にあたる両壁面に設けられた基部によって軸が支持され、この軸に対して略等間隔に複数の羽根が設けられた構成となっている。この攪拌器56の動作は油圧によって制御され、攪拌器56に動力を供給するのが油圧モータ4である。これにより、攪拌器56は、搬送口55から搬送される木材チップを、エアーロック3の内部へ誘導することに加え、主材料、種子及び肥料を攪拌して混合することで、吹付材料を生成するものである。すなわち、ベルトコンベア54により搬送されてホッパー2から押し出される木材チップを、回転動作及び上下動作によってエアーロック3の内部へ引き入れることで、木材チップの流れを円滑にする。また、真上方向からの落下により、副材料供給装置7から供給される種子及び肥料を、搬送された木材チップと回転動作及び上下動作によって攪拌することで、均等な割合に混合された吹付材料を生成する。
また、エアーロック3の内部において側面方向にあたる両壁面に設けられた基部によって支持された円柱状の回転体であって、当該円柱状の回転体に対して所定間隔で溝が形成された送り機構57が設けられている。この送り機構57は、エアーロック3内部の底面及び側面に密接して設けられ、当該送り機構57の溝とエアーロック3の壁面とで複数の密閉された空間を形成するように構成されている。送り機構57も、油圧モータ4から動力が供給されて、油圧によって車両1000の側面方向を中心軸として回転動作する。送り機構57は、木材チップ、種子及び肥料が混合された吹付材料をさらに攪拌するとともに、当該吹付材料は送り機構57に形成された複数の溝に順次格納される。そして、送り機構57の回転によって、複数の溝に格納された吹付材料は、順次配管6を介して送られてくるエアーの流路に投入される。そして、エアーロック3においてエアーの流路に投入された吹付材料は、後方から見た当該エアーロック3の右側面に設けられた噴出口8から噴出される。噴出口8から噴出された吹付材料は、噴出口8の先端に装着された吹付け用ホース(図示しない)を介して法面緑化装置1の外部に噴出される。
次に、「第1の実施の形態」における、副材料供給装置7の構成について、図面を参照して説明する。図6は、副材料供給装置7の正面図である。図7は、副材料供給装置7の正面方向から見た左側面図である。図8は、副材料供給装置7の正面方向から見た右側面図である。図9は、コントローラ30の表面部材が開かれた状態を示す図である。図10は、副材料供給装置7の平面図である。図11は、副材料供給装置7の電気的構成を示すである。図12は、副材料供給装置7を構成する肥料供給装置20の斜視図である。
図6に示すように、副材料供給装置7は、副材料である種子を供給する種子供給装置10と、副材料である肥料を供給する肥料供給装置20と、種子供給装置10と肥料供給装置20とを制御するための制御手段であるコントローラ30とから構成されている。種子供給装置10と肥料供給装置20とは、副材料供給装置7において並列的に密着して設置されて、コントローラ30は種子供給装置10と一体となって構成されている。種子供給装置10,肥料供給装置20,コントローラ30はいずれも箱型の形状をしているが、肥料供給装置20が最も筐体が大きく、コントローラ30が最も筐体が小さい。また、これらが一体となった副材料供給装置7は、図1又は図2に示すように、車両1000の背面に設けられ、エアーロック3の真上方向であってホッパー2の外面に設置されている。
まず、種子供給装置10は、副材料である種子の投入口である略長方形に開口された密閉式種子投入口11と、密閉式種子投入口11から投入された種子を格納する種子タンク12と、種子タンク12に格納された種子を攪拌するための羽根を複数備えた種子攪拌器13と、種子攪拌器13を回転動作させる動力を供給する種子攪拌モータ14とを備える。種子タンク12は箱型の形状をしており、その内部の底面は副材料が下方に滑り落ちやすくするために半円形状となっている。種子攪拌器13は、正面から見て水平方向に設けられた軸が、奥から手前に正転又は手前から奥に反転して動作する。種子攪拌モータ14は、正面方向からみて種子タンク12の右側面に設けられている。また、種子供給装置10の外部から、種子タンク12の内部の様子を視認可能なガラス張りの覗き窓101が、種子供給装置10の正面部に設けられている。
また、種子攪拌器13は、軸線方向に対して垂直に設けられた2つの羽根13a,13bを備え、羽根13a,13bは軸上の異なる位置に設けられているとともに、羽根13a,13bが軸を中心に180度をなすように設けられている。また、図6に示すように、種子攪拌器13に設けられた羽根の先端部は、略長方形であって先端部を弓形とした板状の部材が設けられており、当該板状の部材はゴム製の部材によって覆われている。このような構成によって当該羽根が、より効率的に種子の攪拌を実行するとともに、攪拌した種子を種子落下口15へと導くことができる。なお、当該板状の羽根の先端部は、固定されていてもよいし、動作するようにしてもよいが、本実施の形態では、当該板状の羽根の先端部が固定されているものとして、説明を続ける。
また、種子攪拌器13によって攪拌された種子は種子落下口15より落下して、種子タンク12の下方に設けられて、手前から奥方向に伸びた円筒状の種子ロータリー室16に供給される。種子ロータリー室16の内部には、複数の羽根が一定間隔で外側面に凸出された円柱状の種子ロータリー機構17が設けられており、種子ロータリー機構17は手前から奥方向に設けられた円柱の軸線を中心に、右回転に正転又は左回転に反転して動作する。種子ロータリー機構17を回転動作させる動力を供給するのが、種子フィードモータ18であり、正面方向からみて種子ロータリー室16の右側面に設けられている。種子ロータリー機構17の回転により、種子ロータリー室16に供給された種子は、種子ロータリー室16の下方に設けられた種子供給口19から落下して、主材料に対し当該種子が供給される。
また、種子ロータリー機構17は、円柱軸の軸線方向に対して平行に、かつ、円柱の外側面に凸出されて設けられた8つの羽根を備え、8つの羽根は円柱軸上に略均等の間隔で設けられている。また、円柱軸の軸線からみると、隣り合う羽根どうしは、ぞれぞれ当該円柱軸の軸線を中心に45度をなしている。各羽根は、円柱の先端から後端までの奥行きと、当該円柱と種子ロータリー室16との間隔と略同一の高さを有している。すなわち、円柱と種子ロータリー室16とに挟まれた空間は、両隣り合う羽根によって均等な空間に仕切られている。そのため、種子落下口15から供給される種子は、両隣り合う羽根によって形成される8つの溝のうち、種子落下口15の直下に位置する溝に蓄積されて、当該溝は所定量の種子によって充填される。そして、当該溝に充填された種子は、種子ロータリー機構17の回転によって、当該溝が種子供給口19に位置すると、当該溝に充填された種子は当該種子供給口19から落下することになる。すなわち、種子ロータリー機構17の1回転によって、8つの溝を充填するだけの所定量の種子が、種子供給口19から主材料に対して供給されることになる。
次に、肥料供給装置20は、副材料である肥料の投入口である略長方形に開口された密閉式肥料投入口21と、密閉式肥料投入口21から投入された肥料を格納する肥料タンク22と、肥料タンク22に格納された肥料を攪拌するための羽根を複数備えた肥料攪拌器23と、肥料攪拌器23を回転動作させる動力を供給する肥料攪拌モータ24とを備える。肥料タンク22は箱型の形状をしており、その内部の底面は副材料が下方に滑り落ちやすくするために半円形状となっている。肥料攪拌器23は、正面から見て水平方向に設けられた軸が、奥から手前に正転又は手前から奥に反転して動作する。肥料攪拌モータ24は、正面方向からみて肥料供給装置20の左側面に設けられている。また、肥料供給装置20の外部から、肥料タンク22の内部の様子を視認可能なガラス張りの覗き窓201が、肥料供給装置20の正面部に設けられている。
また、肥料攪拌器23は、軸線方向に対して垂直に設けられた4つの羽根23a,23b,23c,23dを備え、羽根23a,23b,23c,23dは軸上の異なる位置に設けられているとともに、両隣り合う羽根は軸を中心に90度をなすように設けられている。また、図6に示すように、肥料攪拌器23に設けられた羽根の先端部は、略長方形であって先端部を弓形とした板状の部材が設けられており、当該板状の部材はゴム製の部材によって覆われている。このような構成によって当該羽根が、より効率的に肥料の攪拌を実行するとともに、攪拌した肥料を肥料落下口25へと導くためである。なお、当該板状の羽根の先端部は、固定されていてもよいし、動作するようにしてもよいが、本実施の形態では、当該板状の羽根の先端部が固定されているものとして、説明を続ける。
また、肥料攪拌器23によって攪拌された肥料は肥料落下口25より落下して、肥料タンク22の下方に設けられて、手前から奥方向に伸びた円筒状の肥料ロータリー室26に供給される。肥料ロータリー室26の内部には、複数の羽根が一定間隔で外側面に凸出された円柱状の肥料ロータリー機構27が設けられており、肥料ロータリー機構27は手前から奥方向に設けられた円柱の軸線を中心に、右回転に正転又は左回転に反転して動作する。肥料ロータリー機構27を回転動作させる動力を供給するのが肥料フィードモータ28であり、正面方向からみて肥料ロータリー室26の左側面に設けられている。肥料ロータリー機構27の回転により、肥料ロータリー室26に供給された肥料は、肥料ロータリー室26の下方に設けられた肥料供給口29から落下して、主材料に対し当該肥料が供給される。
このように、種子供給装置10と肥料供給装置20とは基本的には同じ構成であるが、主材料に対して供給される肥料の供給量は、種子の供給量よりも多く、それに伴い、肥料供給装置20への肥料の投入量は、種子供給装置10への種子の投入量よりも多い。これに対応して、肥料供給装置20の全体サイズは種子供給装置10の全体サイズよりも大きいものとなっており、例えば、肥料タンク22のサイズを種子タンク12のサイズよりも大きくして、肥料の最大格納量を種子の最大格納量よりも大きくしている。それに伴い、肥料タンク22での肥料の攪拌量も種子タンク12における種子の攪拌量よりも多いことから、肥料攪拌器23の羽根の数も4つとしている。
また、肥料の供給量が種子の供給量よりも多いことに対応して、1回の肥料ロータリー機構27の回転によって、より多くの肥料を供給するために、肥料ロータリー機構27の両隣り合う羽根によって形成される溝は、種子ロータリー機構17における溝よりも、より多くの肥料が充填されるように、円柱を小さく構成する一方、凸出する羽根の部分が高くなるように構成されている(図6参照)。
次に、コントローラ30は、図6に示すように、正面から見て種子供給装置10と一体となって構成されている。コントローラ30は、種子供給装置10と肥料供給装置20の動作を制御するものであり、動作制御に必要な各種機能を具備しているが、詳細は後述する。なお、コントローラ30は、種子供給装置10及び肥料供給装置20と有効に接続できれば、その存在位置は問わず、例えば、肥料供給装置20と一体となって構成されてもよいし、法面緑化装置1の他の部位に設けられてもよい。また、無線等で種子供給装置10及び肥料供給装置20と有効に遠隔接続することができれば、法面緑化装置1と分離した独立したコントローラとしてもよい。
次に、図7に示すように、副材料供給装置7の正面方向から見た左側面には、肥料攪拌モータ24が設けられている。図7においては、肥料供給装置20の左側面のみが視認可能であり、種子供給装置10は肥料供給装置20の背後に隠れているため表示されていない。
また、図8に示すように、副材料供給装置7の正面方向から見た右側面には、コントローラ30が設けられている。図8においては、種子供給装置10の右側面は視認可能であるが、肥料供給装置20は種子供給装置10の背後に隠れているため表示されていない。
コントローラ30は、副材料供給装置7への電源の入り切りをするための主電源ボタン300と、種子供給装置10を操作するための種子供給装置操作部301と、肥料供給装置20を操作するための肥料供給装置操作部302とを備える。種子供給装置操作部301は、種子供給装置10において種子攪拌器13を動作させて攪拌を実行させる「入」ボタンと種子攪拌器13を停止させる「切」ボタンとを備えた種子攪拌ボタン303と、種子ロータリー機構17を右回転に正転させる「正転」ボタンと、種子ロータリー機構17の回転を停止させる「停止」ボタンと、種子ロータリー機構17を左回転に反転させる「逆転」ボタンとを備えた種子フィーダーボタン304を備える。また、肥料供給装置操作部302は、肥料供給装置20において肥料攪拌器23を動作させて攪拌を実行させる「入」ボタンと肥料攪拌器23を停止させる「切」ボタンとを備えた肥料攪拌ボタン305と、肥料ロータリー機構27を右回転に正転させる「正転」ボタンと、肥料ロータリー機構27の回転を停止させる「停止」ボタンと、肥料ロータリー機構27を左回転に反転させる「逆転」ボタンとを備えた肥料フィーダーボタン306を備える。また、コントローラ30は表面部材が開閉可能に構成されており、当該コントローラ30の表面部材を開閉するためのハンドル部307を備えている。
図9に示すように、ハンドル部307を手前に引いて、表面部材が開かれた内部には、種子供給装置10による種子の供給量を設定するための種子供給量調整パネル310と、肥料供給装置20による肥料の供給量を設定するための肥料供給量調整パネル320とが、隣り合って設けられている。種子供給量調整パネル310は、供給量設定モードと通常動作モード等の各種操作モードの切り替えや、設定した供給量による動作の開始又は停止を指示する操作ボタン311と、種子供給量を示す数値をデジタル目盛りによる数値で設定するためのデジタル目盛り調整部312と、デジタル目盛り調整部312を用いて設定された数値を表示するための供給量表示部313とを備える。また、肥料供給量調整パネル320は、供給量設定モードと通常動作モード等の各種操作モードの切り替えや、設定した供給量による動作の開始又は停止を指示する操作ボタン321と、肥料供給量を示す数値をデジタル目盛りによる数値で設定するためのデジタル目盛り調整部322と、デジタル目盛り調整部312を用いて設定された数値を表示するための供給量表示部323とを備える。
次に、図10に示すように、種子供給装置10において副材料である種子を投入するための密閉式種子投入口11は、種子の投入後に長方形の板状蓋を4本のボルトによって密閉するように構成されている。同様に、肥料供給装置20において副材料である肥料を投入するための密閉式肥料投入口21は、肥料の投入後に長方形の板状蓋を4本のボルトによって密閉するように構成されている。また、肥料タンク22への肥料の投入量は、種子タンク12への種子の投入量よりも多いため、密閉式肥料投入口21が密閉式種子投入口11よりも広い構成となっている。
次に、副材料供給装置7の電気的構成を説明する。図11に示すように、副材料供給装置7を動作及び制御するための電気回路40は、主電源ボタン300の入り切りに対応して電気回路40を電流のオン・オフ状態とする電源制御部400を備える。また、種子供給装置操作部301におけるボタン操作に対応して電流を制御する種子供給装置操作部制御部401と、肥料供給装置操作部302におけるボタン操作に対応して電流を制御する肥料供給装置操作部制御部402と、種子供給量調整パネル310におけるボタン操作に対応して電流を制御する種子供給量調整パネル制御部403と、肥料供給量調整パネル320におけるボタン操作に対応して電流を制御する肥料供給量調整パネル制御部404とを備える。そして、種子供給量調整パネル310で設定された供給量に基づいて、周波数と電圧を制御することによって、種子フィードモータ18の回転を制御する可変速装置であるインバータ410とを備える。また、肥料供給量調整パネル320で設定された供給量に基づいて、周波数と電圧を制御することによって、肥料フィードモータ28の回転を制御する可変速装置であるインバータ420とを備える。
すなわち、種子供給量調整パネル制御部403の制御により、インバータ410において種子供給量調整パネル310でのボタン操作の内容が検知される。すると、インバータ410により種子供給量調整パネル310において設定された供給量に基づいて周波数と電圧が制御されて、種子フィードモータ18の回転が制御される。また、肥料供給量調整パネル制御部404の制御により、インバータ420において肥料供給量調整パネル320でのボタン操作の内容が検知される。すると、インバータ420により肥料供給量調整パネル320において設定された供給量に基づいて周波数と電圧が制御されて、肥料フィードモータ28の回転が制御される。
また、電気回路40にAC100V電源を供給するための入力端子である電源プラグ430を備え、種子供給装置操作部制御部401によって消費電力0.1Kwの種子攪拌モータ14へ電源が供給される出力端子431と、肥料供給装置操作部制御部402によって消費電力0.1Kwの肥料攪拌モータ24へ電源が供給される出力端子432と、インバータ410によって消費電力0.1Kwの種子フィードモータ18へ電源が供給される出力端子433と、インバータ420によって消費電力0.1Kwの肥料フィードモータ28へ電源が供給される出力端子434とを備える。
なお、本実施の形態においては、インバータ410及びインバータ420は、単相100Vの入力電圧に対し、3相200Vの電圧を出力して、種子フィードモータ18及び肥料フィードモータ28の回転をそれぞれ制御するものであり、その消費電力は0.2Kwである。また、種子フィードモータ18及び肥料フィードモータ28は、それぞれ3相の電源によって動作する3相モータであり、その消費電力は0.1Kwである。
以上、図6乃至11を参照して副材料供給装置7の構成を説明したが、副材料供給装置7の立体的に示した図12を参照して、副材料供給装置7の動作を具体的に説明する。ここでは肥料供給装置20について説明するが、種子供給装置10も基本的な構成及び動作は同じであるため、説明は省略する。
肥料供給装置20において、コントローラ30の主電源ボタン31が押下されて電源がON状態となり、副材料である肥料が密閉式肥料投入口21より肥料タンク22に投入されて、長方形の板状蓋を4本のボルトによって密閉式肥料投入口21が密閉される。そして、コントローラ30の肥料攪拌ボタン32において「入」ボタンが押下されると、肥料攪拌モータ24により動力が供給されて、肥料攪拌器23が回転する。すると、肥料タンク22の肥料が攪拌されるとともに、攪拌された肥料は肥料落下口25より落下して、肥料ロータリー室26に供給される。
さらに、コントローラ30の肥料フィーダーボタン33において「正転」ボタンが押下されると、肥料フィードモータ28(図示しない)により動力が供給されて、肥料ロータリー機構27が回転する。この回転によって肥料落下口25の直下に至った肥料ロータリー機構27の各溝は、順次、肥料落下口25より供給される肥料により充填される。一方、肥料により充填された肥料ロータリー機構27の溝は、さらなる回転によって肥料供給口29に至ると、当該溝を充填する肥料が落下して、肥料供給口29の直下の主材料に当該肥料が供給される。
以上、「第1の実施の形態」における法面緑化装置1によれば、木材チップに対し種子及び肥料を供給するとともに、種子及び肥料の供給量を自由にかつ正確に調整することができるので、これら複数の材料が均等に混合され、かつ法面緑化に最適な吹付材料を、法面へ吹き付けることができる。
また、種子ロータリー機構17及び肥料ロータリー機構27によって、種子及び肥料を供給するようにしたので、正確な量の種子及び肥料を供給でき、かつ、種子及び肥料の供給量を自由にかつ正確に調整できる。
また、種子攪拌器13及び肥料攪拌器23を設けたので、種子タンク12及び肥料タンク22において種子や肥料の偏りをなくすとともに、種子や肥料が詰まったり凝固したりすることを防止して、正確な量の副材料を供給することができる。
次に、「第2の実施の形態」について、図面を参照して説明する。図13は、「第2の実施の形態」における、法面緑化装置1を備える車両1000の他の背面図である。「第1の実施の形態」においては、副材料供給装置7を構成する種子供給装置10、肥料供給装置20及びコントローラ30は、一体となって車両1000に備えられている。これは、種子供給装置10及び肥料供給装置20を共にエアーロック3の真上方向に設置する便宜からであり、また、法面緑化装置1の使用時におけるコントローラ30の操作性を考慮したものである。一方で、種子供給装置10、肥料供給装置20及びコントローラ30は、種子供給装置10とコントローラ30とが有効に接続でき、かつ肥料供給装置20とコントローラ30とが有効に接続していれば、一体として構成しなくてもよい。
また、「第1の実施の形態」においては、真上方向からの落下によりエアーロック3の内部へ種子及び肥料を供給するために、種子供給装置10及び肥料供給装置20をエアーロック3の真上方向に設置している。しかしながら、種子及び肥料の供給先は、最終的に吹付材料を生成することができれば、必ずしもエアーロック3の内部である必要はない。
よって、図13に示すように、種子供給装置10、肥料供給装置20及びコントローラ30を分けて構成し、種子供給装置10を配管6に搭載するようにしてもよい。すなわち、種子供給装置10が配管6に搭載されて、配管6の内部へ種子を供給している。また、肥料供給装置20がエアーロック3の真上方向においてホッパー2の側面に設けられて、エアーロック3の真上方向から肥料を落下させてエアーロック3の内部へ供給している。また、種子供給装置10及び肥料供給装置20を制御するためのコントローラ30が、車両1000の背面においてエアーロック3の側面に設けられている。なお、この場合であっても、コントローラ30が、種子供給装置10及び肥料供給装置20と有効に接続されていれば、各装置の供給量を自由にかつ正確に制御可能である。
以上、「第2の実施の形態」における法面緑化装置1によれば、木材チップに対し種子及び肥料を供給するとともに、種子及び肥料の供給量を自由にかつ正確に調整することができることに加え、法面緑化装置1の構成内容や法面緑化の施工内容等に応じて、設計者又は使用者の任意の位置に、複数の副材料供給装置を配置することができる。
尚、上記「第1の実施の形態」及び「第2の実施の形態」において、ベルトコンベア54が、本発明の「搬送手段」に相当し、種子供給装置10が、「種子供給手段」に相当し、肥料供給装置20が、「肥料供給手段」に相当し、ブロア5が「噴出手段」に相当する。
また、種子タンク12が、本発明の「第1タンク」に相当する。また、肥料タンク22が、本発明の「第2タンク」に相当する。
た、種子供給量調整パネル310が、本発明の「種子供給量指示手段」に相当し、インバータ410が本発明の「種子供給量制御手段」に相当する。また、肥料供給量調整パネル320が、本発明の「肥料供給量指示手段」に相当し、インバータ420が本発明の「肥料供給量制御手段」に相当する。
また、種子ロータリー機構17が、本発明の「第1ロータリー機構」に相当し、種子フィードモータ18が、本発明の「第1モータ機構」に相当し、肥料ロータリー機構27が、本発明の「第2ロータリー機構」に相当し、肥料フィードモータ28が、本発明の「第2モータ機構」に相当する。また、種子攪拌器13が、本発明の「種子攪拌手段」に相当し、肥料攪拌器23が、本発明の「肥料攪拌手段」に相当する。また、羽根13a,13bが、本発明の「第1羽根」に相当し、羽根23a,23b,23c,23dが、本発明の「第2羽根」に相当する。
尚、本発明は、詳述した「第1の実施の形態」及び「第2の実施の形態」に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、吹付材料を生成するための材料として、主材料として木材チップ、副材料として種子及び肥料を使用しているが、使用する材料はこれに限定されず、例えば、汚泥、木炭、土壌改良材、土壌活性剤などを用いてもよい。また、いずれを主材料とし、いずれを副材料とするかも、使用者の任意によって選択可能である。
また、コントローラ30は、種子供給装置10及び肥料供給装置20の両方の操作及び制御を行っているが、コントローラ30を、種子供給装置10の操作及び制御を行うコントローラと、肥料供給装置20の操作及び制御を行うコントローラに分けて構成してもよい。
また、副材料供給装置として、種子供給装置10及び肥料供給装置20の2つを設けているが、同様の装置を3つ以上設けてもよい。
また、ブロア5によるエアーによって、吹付材料を噴出口8から噴出させているが、他の気体によって噴出させてもよく、また、水等の液体によって吹付材料を噴出口8から噴出させてもよい。
また、種子ロータリー機構17及び肥料ロータリー機構27は、内部に空洞がない円柱状の部材として実装されているが、内部に空洞がある円筒状の部材として実装されてもよい。
また、種子攪拌器13、肥料攪拌器23、種子ロータリー機構17、肥料ロータリー機構27など、複数の羽根を有する機構においては、当該羽根の大きさ、数量、形状等は、設計者又は使用者の任意で設けることができ、上記実施の形態のものに限定されないことはいうまでもない。
さらに、本発明は最適には、法面緑化を施工するために用いられる法面緑化装置として実現されるものであるが、複数の材料を攪拌したものを外部に吹付けるための装置として、例えば、モルタル類の吹付工事に用いられる吹付装置等としても利用可能である。
本発明の法面緑化装置は、法面緑化を施工するために用いられる法面緑化装置のみならず、複数の材料を攪拌したものを外部に吹付けるための装置に適用可能である。
法面緑化装置1を備える車両1000の側面図である。 法面緑化装置1を備える車両1000の背面図である。 法面緑化装置1を備える車両1000の平面図である。 法面緑化装置1の縦断面図である。 法面緑化装置1の横断面図である。 副材料供給装置7の正面図である。 副材料供給装置7の正面方向から見た左側面図である。 副材料供給装置7の正面方向から見た右側面図である。 コントローラ30の表面部材が開かれた状態を示す図である。 副材料供給装置7の平面図である。 副材料供給装置7の電気的構成を示すである。 副材料供給装置7を構成する肥料供給装置20の斜視図である。 「第2の実施の形態」における、法面緑化装置1を備える車両1000の他の背面図である。 従来の法面緑化装置100の縦断面図である。 従来の法面緑化装置100の横断面図である。
符号の説明
1 法面緑化装置
2 ホッパー
3 エアーロック
4 油圧モータ
5 ブロア
6 配管
7 副材料供給装置
8 噴出口
10 種子供給装置
11 密閉式種子投入口
12 種子タンク
13a,13b 羽根
13 種子攪拌器
14 種子攪拌モータ
15 種子落下口
16 種子ロータリー室
17 種子ロータリー機構
18 種子フィードモータ
19 種子供給口
20 肥料供給装置
21 密閉式肥料投入口
22 肥料タンク
23a,23b,23c,23d 羽根
23 肥料攪拌器
24 肥料攪拌モータ
25 肥料落下口
26 肥料ロータリー室
27 肥料ロータリー機構
28 肥料フィードモータ
29 肥料供給口
30 コントローラ
31 主電源ボタン
32 肥料攪拌ボタン
33 肥料フィーダーボタン
40 電気回路
51 ミキサー
52,53 基部
54 ベルトコンベア
55 搬送口
56 攪拌器
57 送り機構
300 主電源ボタン
301 種子供給装置操作部
302 肥料供給装置操作部
303 種子攪拌ボタン
304 種子フィーダーボタン
305 肥料攪拌ボタン
306 肥料フィーダーボタン
307 ハンドル部
310 種子供給量調整パネル
311 操作ボタン
312 調整部
313 供給量表示部
320 肥料供給量調整パネル
321 操作ボタン
322 調整部
323 供給量表示部
400 電源制御部
401 種子供給装置操作部制御部
402 肥料供給装置操作部制御部
403 種子供給量調整パネル制御部
404 種子供給量調整パネル制御部
410 インバータ
420 インバータ
430 電源プラグ
431,432,433,434 出力端子

Claims (3)

  1. 車両の荷台部に搭載され、開口された上面から投入された木質系破砕物内部に蓄積するホッパーと、
    前記ホッパーと搬送口を介して内部が連通するように該ホッパーの外面に設けられ、開口された上面を有する箱型のエアーロックと、
    前記ホッパーの内部に設けられ、該ホッパーの内部に蓄積された前記木質系破砕物を、前記搬送口を介して前記エアーロックの内部に搬送する搬送手段と、
    前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方に設けられ、該エアーロックの開口された上面から該エアーロックの内部に、種子を供給する種子供給手段と、
    前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方に設けられ、該エアーロックの開口された上面から該エアーロックの内部に、肥料を供給する肥料供給手段と、
    前記エアーロックの内部に設けられ、前記搬送手段により搬送された前記木質系破砕物前記種子供給手段により供給された前記種子及び前記肥料供給手段により供給された前記肥料を、該エアーロックの内部にて攪拌する攪拌手段と、
    前記攪拌手段により前記木質系破砕物、前記種子及び前記肥料が混合された吹付材料を、前記エアーロックの内部から噴出させる噴出手段と
    を備え
    前記種子供給手段は、
    前記種子が投入され、該種子が格納される第1タンクと、
    前記第1タンクの内部において、該第1タンクに格納された前記種子を攪拌するとともに、該種子を該第1タンクの底部に形成された種子落下口に案内する種子攪拌手段と、
    前記第1タンクの下方において前記種子落下口と連通して設けられ、外側面に羽根が凸出された円筒又は円柱が回転駆動される第1ロータリー機構と、
    前記第1ロータリー機構を動作させる動力を供給する第1モータ機構とを備え、
    前記第1ロータリー機構は、前記種子落下口の直下に位置する前記凸出された羽根に所定量の前記種子が充填されるとともに、該凸出された羽根に充填された前記種子を1回転毎に前記エアーロックの開口された上面に落下させ、
    前記肥料供給手段は、
    前記肥料が投入され、該肥料が格納される第2タンクと、
    前記第2タンクの内部において、該第2タンクに格納された前記肥料を攪拌するとともに、該肥料を該第2タンクの底部に形成された肥料落下口に案内する肥料攪拌手段と、
    前記第2タンクの下方において前記肥料落下口と連通して設けられ、外側面に羽根が凸出された円筒又は円柱が回転駆動される第2ロータリー機構と、
    前記第2ロータリー機構を動作させる動力を供給する第2モータ機構とを備え、
    前記第2ロータリー機構は、前記肥料落下口の直下に位置する前記凸出された羽根に所定量の前記肥料が充填されるとともに、該凸出された羽根に充填された前記肥料を1回転毎に前記エアーロックの開口された上面に落下させ、
    前記種子供給手段及び前記肥料供給手段は、前記ホッパーの外面における前記エアーロックの上方において一体に設けられたことを特徴とする車載用法面緑化装置。
  2. 前記種子供給手段から前記エアーロックに供給される前記種子の供給量を指示するための種子供給量指示手段と、
    前記種子供給量指示手段から指示された前記種子の供給量に基づいて前記第1モータ機構を制御することで、前記第1ロータリー機構の回転速度又は回転数を制御する種子供給量制御手段と、
    前記肥料供給手段から前記エアーロックに供給される前記肥料の供給量を指示するための肥料供給量指示手段と、
    前記肥料供給量指示手段から指示された前記肥料の供給量に基づいて前記第2モータ機構を制御することで、前記第2ロータリー機構の回転速度又は回転数を制御する肥料供給量制御手段と、
    を備えたコントローラが、前記種子供給手段及び前記肥料供給手段と一体に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車載用法面緑化装置。
  3. 前記種子攪拌手段は、
    水平方向を中心として回転駆動される第1軸と、
    前記第1軸における異なる位置において、該第1軸に対して略垂直をなすとともに各々異なる角度に突出する複数の第1羽根とを備え、
    前記肥料攪拌手段は、
    水平方向を中心として回転駆動される第2軸と、
    前記第2軸における異なる位置において、該第2軸に対して略垂直をなすとともに各々異なる角度に突出する複数の第2羽根とを備え、
    前記複数の第1羽根及び前記複数の第2羽根は、各々の先端部に弓形に湾曲した板状の弾性部材が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用法面緑化装置。
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