JPH08256229A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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Publication number
JPH08256229A
JPH08256229A JP5862395A JP5862395A JPH08256229A JP H08256229 A JPH08256229 A JP H08256229A JP 5862395 A JP5862395 A JP 5862395A JP 5862395 A JP5862395 A JP 5862395A JP H08256229 A JPH08256229 A JP H08256229A
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JP
Japan
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call
time zone
call charge
specific time
discount
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JP5862395A
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Takao Ninomiya
隆夫 二宮
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話料金の割引時間帯及び、この割引時間帯
での累計通話料金が内線電話機を通じて容易かつ確実に
判明するようにして、使用の利便性の向上を図る。 【構成】 通話料金管理装置3では、時刻テーブルに格
納されている通話料金割引サービスの開始時刻及び終了
時刻を計時回路が計時する。この開始時刻に制御部が、
画面表示、点灯表示及び合成音声による出力のデータを
構内交換機1を通じて内線電話機2a…2nに送出す
る。内線電話機2a…2nでは、LCDで「割引時間帯
中」を画面表示する。さらに、専用のLEDが点灯す
る。また、スピーカから合成音声による出力を行う。構
内交換機1は割引時間帯の終了時刻に、その表示動作を
停止し、かつ、制御部が停止信号を内線電話機2a…2
nに送出する。この停止信号で内線電話機2a…2nも
表示動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機に接続され
る通話料金管理装置からのデータに基づいて特定時間帯
を内線電話機で表示する電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の電話システムでは、通信事業者が
様々な通話料金割引のサービスを提供している。この通
話料金割引サービスとして、例えば、特定の時間帯で通
話料金を割引している。さらに、通信事業者との契約に
よって一ヵ月の間で割引時間帯の通話料金を一定額ま
で、大幅に割り引く通話料金の割引サービスも行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
の電話装置にあって、前者の通話料金割引サービスは、
その割引時間帯を使用者が周知していなければ、そのサ
ービスを受けることが出来ない。さらに、後者の一ヵ月
の間で割引時間帯の通話料金を一定額まで、大幅に割り
引く通話料金割引サービスでは、その累計した通話料金
が一定額に達しているか否かを知りたい場合があるが、
この累計通話料金が所望のときに判明しない。換言すれ
ば、累計通話料金は以後の通話料金明細書(請求書)で
のみしか判明できないという欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、通話料金の割引時間帯及
び、所望のときに割引時間帯での累計通話料金が内線電
話機を通じて容易かつ確実に判明でき、その使用の利便
性が向上する電話装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電話装置は、特定時間帯を表示する
複数の内線電話機と、局線及び複数の内線電話機を収容
し、かつ、発信及び着信を処理する構内交換機と、予め
特定時間帯が設定され、この特定時間帯であることを複
数の内線電話機で表示するための特定時間帯信号を構内
交換機を通じて複数の内線電話機に出力する通話料金管
理装置とを備える構成である。
【0006】請求項2記載の電話装置は、前記内線電話
機に、特定時間帯を画面表示する画面表示部、特定時間
帯を発光して示すための発光素子、特定時間帯を合成音
声で出力する合成音声出力部のいずれか又は組み合わせ
が設けられる構成としている。
【0007】請求項3記載の電話装置は、前記通話料金
管理装置に、特定時間帯を画面表示するデータ送出を行
うための画面表示データ送出部、特定時間帯を発光して
示すための発光指示信号送出部、特定時間帯を合成音声
出力するための合成音声データ送出部のいずれか又は組
み合わせが設けられる構成としている。
【0008】請求項4記載の電話装置は、前記通話料金
管理装置に、予め特定時間帯のデータが格納され、か
つ、この特定時間帯を内線電話機で画面表示、発光、合
成音声出力によっで表示するための種別のデータを格納
した時刻表示種別テーブルが設けられる構成としてい
る。
【0009】請求項5記載の電話装置は、前記通話料金
管理装置に、通話料金の締切日を予め格納した月別締切
日テーブルと、月別の特定時間帯における累積通話料金
を格納する月別通話料金テーブルと、 特定時間帯にお
ける通話料金を算出すると共に、この通話料金を月別締
切日テーブルの締切日までの、当月の月別通話料金テー
ブルにおける通話料金に加算し、かつ、この累積通話料
金のデータを出力する通話料金算出・出力部とを備える
と共に、複数の内線電話機に、月別通話料金テーブルに
格納されている累積通話料金を読みだす操作部と、通話
料金算出出力部からの累積通話料金を画面表示する表示
部とを備える構成としている。
【0010】
【作用】このような構成の請求項1,2,3,4記載の
電話装置は、予め通話料金管理装置に設定される特定時
間帯、例えば、通話料金が割り引かれる時刻開始から、
その終了時刻までの間に複数の内線電話機で、この特定
時間帯中であることを表示している。この場合、時刻表
示種別テーブルに予め設定された表示種別のデータに基
づいて、複数の内線電話機が特定時間帯を、例えば、文
字(文章)、マーク等で示す画面表示、発光、合成音声
による出力のいずれか又は組み合わせて表示している。
したがって、割引時間帯であることが使用者で容易かつ
確実に認識できるようになる。
【0011】請求項5記載の電話装置は、通話料金管理
装置が、複数の内線電話機のそれぞれの特定時間帯にお
ける通話料金を算出し、かつ、この通話料金を月別締切
日テーブルの締切日までの、当月の月別通話料金テーブ
ルにおけるそれぞれの内線電話機の通話料金に加算し、
この累積通話料金データを要求に応じて出力する。この
累積通話料金データを、内線電話機から所望の月を指定
して読みだし、この累積通話料金を画面表示している。
したがって、割引時間帯での累積通話料金を使用者が内
線電話機を通じて容易かつ確実に知ることが出来るよう
になる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の電話装置の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明の電話装置の第1
実施例の構成を示すブロックである。図1において、こ
の例は複数の局線La…Lnを収容する構内交換機1
と、この構内交換機1に接続されて内線通話又は外線通
話を行う内線電話機2a…2nとが設けられている。さ
らに、構内交換機1から送出される内線電話機2a…2
n(内線電話番号)ごとの通話料金の合計及びその請求
書などの出力と、以降で説明する割引時間帯の表示及び
その割引時間帯での累積通話料金を格納する通話料金管
理装置3と、各種の通話規制内容などを設定するための
保守ターミナル5とで概略構成されている。
【0013】また、構内交換機1には局線La…Lnに
接続されて、着信検出、回線補足のための直流ループ閉
結などを処理するトランク回路6a…6nと、内線電話
機2a…2nと間の信号を処理するライン回路7a…7
nとが設けられている。また、中央制御装置9の制御に
よってトランク回路6a…6nとライン回路7a…7n
との接続を切り替え、さらに、各種の処理に伴うシグナ
ル音信号の送出及び保留及び合成音声信号の出力などを
行う交換回路8が設けられている。
【0014】さらに、この構内交換機1での交換制御、
例えば、内線電話機2a…2nからの局線La…Lnを
通じた外線発信を規制すると共に、制御プログラムを格
納したROM、ワーキング用RAM及びCPU、時刻計
時回路を有し、かつ、通話料金管理装置3とデータ送受
信の伝送手順を処理する通話料金管理インタフェース
(I/F)回路等からなる中央制御装置9を有してい
る。さらに、構内交換機1には制御プログラム、及び、
各種の規制内容、例えば、局線発信規制などの設定デー
タを予め記憶するメモリ10と、割引時間帯での累計通
話料金を合成音声で出力するためのる合成音声データを
格納した合成音声回路17とが設けられている。
【0015】図2は、通話料金管理装置3の構成例を示
すブロック図である。図2において、この構成例はRS
−232Cなどで接続されて構内交換機1とのデータ送
受信の伝送手順を処理するI/F回路21と、制御プロ
グラムを格納したROM、ワーキング用RAM,CPU
等からなる制御部22とが設けられている。
【0016】さらに、内線電話機2a…2n(内線電話
番号)ごとの、外線接続開始時刻から終話時刻の間の通
話料金を計算するための地区別料金データ、以降の図4
に示す時刻テーブル(通話料金の割引時間帯の開始及び
終了時刻データ及び表示内容データ)、図6に示す月別
締切日テーブルなどを記憶するメモリ23と、通話料金
明細書などを出力するプリンタ24とが設けられてい
る。
【0017】さらに、各種の入力データや処理状態を画
面表示する液晶ディスプレイ(LCD)25と、内線電
話機2a…2n(内線電話番号)ごとの通話料金明細書
の出力指示及び、その出力時期などを設定するためのキ
ーボード26とが設けられている。さらに、内線電話機
2a…2n(内線電話番号)ごとの通話料金データ、図
5に示す月別通話料金テーブルなどを格納したハードデ
ィスク装置(HDD)27が設けられている。さらに、
例えば、各種の処理データを他の装置で読み取るために
HDD27と同様のデータを記憶するフロッピーディス
ク装置(FDD)28と、現在時刻を計時し、割引時間
帯の開始時刻及び終了時刻で制御部22に割り込み処理
(通知)をかけると共に、日時を計数するカレンダ機能
を備えた計時回路29とが設けられている。
【0018】なお、ここでは地区別料金データ、時刻テ
ーブル及び月別締切日テーブルをメモリ23に記憶して
いるが、HDD27に記憶するようにしても良い。ま
た、HDD27に通話料金データ及び月別通話料金テー
ブルを格納しているが、これらはメモリ23に格納する
ようにしても良い。また、保守ターミナル5は 図2に
示す通話料金管理装置3と同様の構成で良い。又は、H
DDやFDD等を設けず、その構成を簡素化しても良
い。さらに、CPU,ROM及びRAM等の制御部22
を設けずに、構内交換機1の中央制御装置9で、その制
御を行うように構成しても良い。
【0019】図3は内線電話機2a…2nの構成を示す
ブロック図である。図3において、この構成例では構内
交換機1のライン回路7a…7nとの間の信号を処理す
る入出力(I/O)回路31と、受話信号及び送話信号
の増幅、側音処理等を行う電話回路(スピーチネットワ
ーク)32と、電話回路32に接続されて通話を行うた
めのハンドセット33(マイクロホン33a、スピーカ
33b)とが設けられている。
【0020】さらに、I/O回路31及び電話回路32
に接続されて、この装置での制御を行うCPU,ROM
及びRAM等を有する制御部35と、テンキー、機能選
択キー等を有するキーボード36とが設けられている。
さらに、各種の処理状態を画面表示する液晶ディスプレ
イ(LCD)37と、着信呼び出しと共に点灯し、また
キーボード36の押下操作等で点灯する発光ダイオード
(LED)38とが設けられている。このLED38に
は、以降で詳細に説明するように、割引時間帯であるこ
とを点灯して示すLED38aを有している。
【0021】図4は通話料金管理装置3のメモリ23に
格納した時刻テーブル(割引時間帯の開始時刻及び終了
時刻データ及び表示内容データ)を示す図である。図4
において、この時刻テーブルには、時間帯番号1,2…
に対応して通話料金割引サービスの開始時刻「190
0,2300…」と、それぞれのサービス通話料金割引
終了時刻2300,2400…」と、この割引時間帯で
の内線電話機2a…2nにおける表示内容データが格納
されている。
【0022】この表示内容データは、表示の種別及び、
この種別での動作又は非動作のデータが格納されてお
り、割引時間帯であることを示すデータを、図3に示す
内線電話機2a…2nが構内交換機1を通じて受け取っ
て内線電話機2a…2n中のLCD37で画面に表示
し、例えば、「割引時間帯中」を画面表示する。また、
LED38aで点灯し、スピーカ33bから発呼開始時
にのみ「割引時間帯中」を合成音声で出力する。
【0023】図5は通話料金管理装置3のHDD27に
格納した月別通話料金テーブルを示す図である。図5に
おいて、この月別通話料金テーブルには、1月から12
月までの、割引時間帯における累積(合計)通話料金を
格納するものであり、過去の1月、2月、3月、4月の
それぞれの累積通話料金「5420,4280,830
0,6580」円が格納され、この後、5月以降の累積
通話料金が格納されることになる。なお、12月以降の
1月になると、12月までの累積通話料金がゼロ円に設
定され、その更新が行われる。
【0024】図6は通話料金管理装置3のメモリ23に
格納した月別締切日テーブルを示す図である。図6にお
いて、この月別締切日テーブルには、1月から12月ま
での、割引時間帯における累積(合計)通話料金を締め
切る、その月別締切日が格納されている。この月別締切
日テーブルでの月別締切日は、全てが「20」日となっ
ている。
【0025】次に、この第1実施例の動作について説明
する。通話料金管理装置3のHDD27に格納している
図5の累積通話料金のデータは自動的に加算されるが、
メモリ23に格納している図4に示す時刻テーブル及び
図6に示す月別締切日テーブルのそれぞれのデータは、
予め通話料金管理装置3の管理者が設定する。
【0026】図7は、この設定動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。図7において、まず、図2中のキ
ーボード26から入力設定の操作が行われ、この設定開
始指示(コマンド)を制御部22が取り込んだか否かを
判断する(ステップS10,S11)。ステップS11
で設定指示の場合(Yes)、その制御部22での制御
によって、LCD25に時刻テーブルをメモリ23から
読みだし、その画面表示がLCD25で行われる(ステ
ップS12,S13)。この時刻テーブルに対するデー
タを入力する。
【0027】このデータは時刻テーブル中の時間帯番号
1,2…に対応した通話料金割引サービスの開始時刻、
ここでは「1900,2300…」及び、終了時刻23
00,2400…」の設定と、「割引時間帯中」を画面
表示し、また、点灯する設定が表示内容の欄に対して行
われる。さらに、発呼開始時にスピーカ33bから合成
音声で行う「割引時間帯中」の出力は、開始時刻「19
00」及び終了時刻「2300」の間で出力するように
設定され、また、開始時刻「2300」及び終了時刻
「2400」の間を非出力に設定している(ステップS
14)。この後、時刻テーブルの設定終了(コマンド)
がキーボード26から指示され、この指示を制御部22
が取り込んで終了する(ステップS15,S16)。
【0028】次に、図6に示す月別締切日テーブルをメ
モリ23から読みだして、LCD25で画面表示する
(ステップS17,S18)。この月別締切日テーブル
に対する月別締切日を設定する(ステップS19)。こ
こでは1月から12月までの、割引時間帯における累積
(合計)通話料金の締切りを「20」日に設定してい
る。この後、時刻テーブル及び月別締切日テーブルの設
定が完了したか否かが判断される。(ステップS2
0)、未完了の場合(ステップS20:No)はステッ
プS12に戻って、月別締切日テーブルの未設定部分の
入力を実行する。完了の場合(ステップS20:Ye
s)は、この設定プログラムが終了となる。
【0029】この後、内線電話機2a…2nを使用して
の発信や着信処理が行われる。図1において、構内交換
機1では局線La…Lnからの着信がトランク回路6a
…6n、交換回路8及びライン回路7a…7nを通じ、
かつ、中央制御装置9の制御によって内線電話機2a…
2nに通知される。
【0030】図3に示す内線電話機2a…2nでは、ラ
イン回路7a…7nからの着信呼び出し信号をI/O回
路31を通じて受信する。このI/O回路31からの着
信呼び出し信号を、例えば、増幅し、側音処理を電話回
路32で行ってスピーカ33bに出力し、その呼び出し
音をスピーカ33bが吹鳴する。この後はキーボード3
6における着信ボタンを押下し、その着信を制御部35
の制御で受け付けて、発呼先との通話が行われ、その終
話処理を構内交換機1が行うと共に、交換局での通話路
復旧が行われる。
【0031】内線電話機2a…2nでの発信では、その
発呼を構内交換機1のライン回路7a…7n、交換回路
8及びトランク回路6a…6nを通じて局線La…Ln
から交換局に送出する。その後の内線電話機2a…2n
から送出された電話番号信号(選択信号)によって交換
局が、その相手先に接続して通話が行われる。この場
合、保守ターミナル5から中央制御装置9を通じてメモ
リ10に設定している制御内容、例えば、外線発信規制
などの制御による通話が行われる。
【0032】このような発信による通話では、内線電話
機2a…2nごとの通話料金が通話料金管理装置3に格
納される。この場合、通話料金管理装置3では、内線電
話機2a…2nごとの相手先との接続開始時刻から終話
時刻までの時間データをI/F回路21を通じて制御部
22が取り込む。制御部22はメモリ23から読みだし
た通話料金計算のデータに基づいて通話料金を算出す
る。いわゆる交換局での課金処理と同様にして算出した
通話料金をデータを、HDD27の内線電話機2a…2
n(内線番号)ごとの記憶エリアに記憶し、後日、通話
料金管理装置3の管理者がプリンタ24で打ち出して、
内線電話機2a…2nごとに、その通話料金の請求など
を行う。
【0033】この場合、内線電話機2a…2nでは図4
に示す時刻テーブルに基づいた割引時間帯中の表示が行
われる。さらに、この時刻テーブルと図6に示す月別締
切日テーブルに基づいて、図5に示す月別通話料金テー
ブルの通話料金の加算(累積)が行われる。
【0034】次に、内線電話機2a…2nでの通話料金
の割引時間帯中の表示について説明する。図8は内線電
話機2a…2nでの割引時間帯中の表示の処理手順を示
すフローチャートである。図8において、通話料金管理
装置3では、計時回路29が現在時刻を計時すると共
に、制御部22が図4に示す時刻テーブルをメモリ23
から読みだす(ステップS40,S41)。この時刻テ
ーブルに格納されている通話料金割引サービスの開始時
刻「1900,2300…」及び終了時刻「2300,
2400…」を読みだして、一時的にワーキング用RA
Mに記憶すると共に、このデータを計時回路29に送出
する(ステップS42,S43,S44)。計時回路2
9は、このそれぞれの開始時刻で制御部22に割り込み
を行う(ステップS45)。
【0035】なお、計時回路29が制御部22に割り込
みを行わず、制御部22が計時回路29からの現在時刻
データを常時取り込んで、ワーキング用RAMに記憶し
た開始時刻「1900,2300…」及び終了時刻「2
300,2400…」を識別するようにしても良い。
【0036】制御部22は割り込みを判断し(ステップ
S46)、その割り込みがかかった場合(ステップS4
6:Yes)、その開始時刻における表示内容データを
調べる(ステップS47)。この表示内容は図4に示す
ように、番号1では開始時刻「1900」及び終了時刻
「2300」の間で画面表示、点灯表示及び合成音声に
よる出力が設定(指示)されている。また、番号2では
開始時刻「2300」及び終了時刻「2400」の間で
画面表示、点灯表示が指示され、また、合成音声は非出
力に設定されている。
【0037】制御部22は、図4中の番号1又は番号2
の割引開始信号をI/F回路21を通じて構内交換機1
の中央制御装置9に送出する(ステップS48)。この
割引開始信号は、中央制御装置9で識別される(ステッ
プS49)。番号1の割引開始信号を識別した割引時間
帯中のデータを、図示しないキャラクタデータ格納部か
ら読み出し、さらに、点灯データを生成して出力する
(ステップS50,S51)。
【0038】また、合成音声回路17から「割引時間帯
中です」の合成音声データを読みだす(ステップS5
2)。なお、番号2の割引開始信号の場合は、合成音声
回路17からの合成音声データの読みだしは行わない。
これらの番号1又は番号2の割引開始信号データが交換
回路8及びライン回路7a…7nを通じて、それぞれ内
線電話機2a…2nに送出され、この内線電話機2a…
2nでそれぞれの表示が行われる(ステップS53,S
54)。
【0039】この割引時間帯が終了した場合、すなわ
ち、図4に示すように、番号1での終了時刻「230
0」又は番号2での終了時刻「2400」になると、計
時回路29は、このそれぞれの終了時刻で制御部22に
割り込みをかける(ステップS55)。制御部22はこ
の割り込み処理によって、通話料金管理装置3から構内
交換機1に割引時間帯の終了データを送出し、その終了
データを制御部35が取り込むと、I/F回路21を通
じた番号1又は番号2の割引開始信号の送出を停止する
(ステップS56,S57)。この停止によって、内線
電話機2a…2nにおけるLCD37での画面表示、L
ED38aの点灯、スピーカ33bから合成音声の出力
動作を停止する(ステップS58)。
【0040】図9は内線電話機2a…2nでの表示(報
知)動作(図8中のステップS54のサブルーチン)の
処理手順を示すフローチャートであり、図10は内線電
話機2a…2nでの割引時間帯中の表示状態を示す図で
ある。図9において、内線電話機2a…2nでは図3に
示すI/O回路31で構内交換機1からの番号1又は番
号2の割引開始信号を受け取って制御部35に送出し、
この割引開始信号を取り込む(ステップS60)。図1
0(a)に示すように画面表示のデータ「割引時間帯
中」のキャラクタデータをLCD37に送出し、ここで
「割引時間帯中」の画面表示を行う(ステップS6
1)。同時に図10(b)に示すようにLED38aの
点灯を指示する(ステップS62)。
【0041】このLCD37での「割引時間帯中」の画
面表示は、その文章が「現在通話料金の割引時間帯中で
す」である。また、LED38aの点灯表示は、図9
(a)に示すように「点灯中は通話料金の割引時間帯中
です」の文章が記載された近傍で点灯する。また、合成
音声データをRAMに記憶する(ステップS63)。こ
の合成音声の出力は内線電話機2a…2nでの発呼時に
行う。すなわち、図3中のハンドセット33を取り上げ
た場合の発呼時に、制御部35の制御で合成音声を電話
回路32を通じてスピーカ33bから出力する(ステッ
プS64,S65)。
【0042】制御部35が番号2を割引開始信号を取り
込んだ場合は、番号1の場合と同様に「割引時間帯中」
の画面表示を行うと共に、LED38aの点灯を指示す
る。なお、合成音声は非出力が指示されているため、そ
の合成音声データの出力は指示されない。この割引時間
帯が終了した場合、すなわち、図4に示すように番号1
での終了時刻「2300」又は番号2での終了時刻「2
400」になると、通話料金管理装置3から構内交換機
1を通じて割引時間帯の終了データ(コマンド)が送出
される。この終了データを制御部35が取り込むと、L
CD37での画面表示、LED38aの点灯、スピーカ
33bから合成音声を出力する表示(報知)動作を停止
する(ステップS66,S67)。
【0043】このように、この第1実施例では、通話料
金の割引時間帯が内線電話機2a…2nのLCD37で
画面表示され、かつ、専用のLED38aが点灯する。
さらに、発呼時にスピーカ33bから合成音声によって
割引時間帯であることを出力しているため、使用者が容
易かつ確実に、割引時間帯を認識できるようになる。こ
の場合、LCD37での画面表示は、その文章から割引
時間帯が明確に認識される。また、LED38aの点灯
及びスピーカ33bから合成音声による出力は、LCD
37での画面表示が目視し難い暗闇などで、その識別が
容易に出来るようになる。
【0044】次に、第2実施例である月別通話料金テー
ブルの通話料金の加算(累積)及び内線電話機2a…2
nでの累積通話料金の確認について説明する。この第2
実施例の構成は図1から図6までの構成と同様である。
次に、この第2実施例の動作では、割引時間帯の通話料
金が図5に示す月別通話料金テーブルに加算(累積)さ
れる。
【0045】この場合の動作は、前記の通常動作時の通
話料金の加算の動作及び割引時間帯の表示動作と同様で
ある。すなわち、割引時間帯を制御部22が認識して、
その割引時間帯のみの通話料金を計算する。この通話料
金をHDD27の図6に示す月別締切日テーブルを参照
し、当月の20日までの通話料金を図5に示す月別通話
料金テーブル中の、当月のこれまでの通話料金に加算
(累積)する。この後、内線電話機2a…2nから月別
の割引時間帯の通話料金が合計(累積)の表示が要求
(指示)される。
【0046】図11は月別通話料金テーブル中の累積し
た通話料金の読み出しと、その表示動作の処理手順を示
すフローチャートである。図11において、別通話料金
テーブル中に、当月のこれまでの通話料金が累積されて
おり、希望の月(1月から12月)の累積通話料金を内
線電話機2a…2nが読みだすため、図3中のキーボー
ド36から、その月の数字を使用者が入力する(ステッ
プS70,S71)。この表示要求を制御部35が取り
込んで認識すると、この要求データをI/O回路31を
通じて構内交換機1に送出する(ステップSS72,S
73,S74)。
【0047】構内交換機1は、この要求データをライン
回路7a…7n、交換回路8を通じて中央制御装置9が
取り込んで通話料金管理装置3に送出する。通話料金管
理装置3は、累積通話料金の読み出し要求と、その月の
指示データをI/F回路21を通じて制御部22が取り
込む。そして、制御部22がHDD27の図6に示す月
別締切日テーブルを調べて、要求された月の累積通話料
金のデータを同一の経路を通じて、この要求を行った内
線電話機2a…2nに返送する(ステップS75)。
【0048】要求を行った内線電話機2a…2nでは、
構内交換機1から要求した月の累積通話料金データをI
/O回路31を通じて制御部35が取り込み、要求した
データである場合に、その月と累積通話料金の金額をL
CD38で画面表示する(ステップS76,S77,S
78)。
【0049】このように、この第2実施例では、要求を
行った内線電話機2a…2nで要求した月と累積通話料
金の金額がLCD38で画面表示されるため、割引時間
帯での累計通話料金が内線電話機を通じて容易かつ確実
に判明する。
【0050】なお、この割引時間帯での累計通話料金を
スピーカ33bから合成音声で出力することも出来る。
この場合の動作は、割引時間帯をスピーカ33bから合
成音声で出力する場合と同様の処理手順で行う。
【0051】なお、この第1及び第2実施例では、通話
料金の割引時間帯を内線電話機2a…2nで表示すると
共に、その累積通話料金を表示しているが、通話料金の
割引時間帯以外の、所望の特定の時間帯での表示及び、
その累積通話料金を表示する場合も本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3,4記載の電話装置によれば、予め通話料金
管理装置に設定される特定時間帯に複数の内線電話機
で、この特定時間帯中であることを表示しているため、
割引時間帯であることが使用者で容易かつ確実に認識で
きるようになる。
【0053】請求項5記載の電話装置によれば、通話料
金管理装置が、複数の内線電話機のそれぞれの特定時間
帯における通話料金を算出し、かつ、この通話料金を締
切日までの、当月の月別通話料金に加算し、この累積通
話料金データを内線電話機からの要求に応じて出力す
る。そして、この累積通話料金を内線電話機で画面表示
しているため、割引時間帯での累積通話料金を使用者が
内線電話機を通じて容易かつ確実に知ることが出来ると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話装置の第1実施例の構成を示すブ
ロックである。
【図2】図1中の通話料金管理装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1中の内線電話機の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1中の通話料金管理装置のメモリに格納した
時刻テーブルを示す図である。
【図5】図1中の通話料金管理装置のHDDに格納した
月別通話料金テーブルを示す図である。
【図6】図1中の通話料金管理装置のメモリに格納した
月別締切日テーブルを示す図である。
【図7】第1実施例にあってテーブルの設定動作の処理
手順を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例にあって内線電話機での割引時間帯
中の表示の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】第1実施例にあって内線電話機での表示動作の
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】第1実施例にあって内線電話機での割引時間
帯中の表示状態を示す図である。(a)は割引時間帯中
を画面表示する状態を説明するための図である。(b)
は割引時間帯中を点灯表示する状態を説明するための図
である。
【図11】第2実施例にあって累積通話料金の読み出し
と、その表示動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 構内交換機 2a…2n 内線電話機 3 通話料金管理装置 6a…6n トランク回路 7a…7n ライン回路 8 交換回路 9 中央制御装置 10,23 メモリ 17 合成音声回路 22,35 制御部 25,37 LCD 26,36 キーボード 27 HDD 29 計時回路 33b スピーカ 38a LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 H04Q 3/58 101

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定時間帯を表示する複数の内線電話機
    と、 局線及び前記複数の内線電話機を収容し、かつ、発信及
    び着信を処理する構内交換機と、 予め特定時間帯が設定され、この特定時間帯であること
    を前記複数の内線電話機で表示するための特定時間帯信
    号を前記構内交換機を通じて前記複数の内線電話機に出
    力する通話料金管理装置と、 を備えることを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記内線電話機に、特定時間帯を画面表
    示する画面表示部、特定時間帯を発光して示すための発
    光素子、特定時間帯を合成音声で出力する合成音声出力
    部のいずれか又は組み合わせが設けられることを特徴と
    する請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記通話料金管理装置に、特定時間帯を
    画面表示するデータ送出を行うための画面表示データ送
    出部、特定時間帯を発光して示すための発光指示信号送
    出部、特定時間帯を合成音声出力するための合成音声デ
    ータ送出部のいずれか又は組み合わせが設けられること
    を特徴とする請求項1記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記通話料金管理装置に、予め特定時間
    帯のデータが格納され、かつ、この特定時間帯を内線電
    話機で画面表示、発光、合成音声出力によっで表示する
    ための種別のデータを格納した時刻表示種別テーブルが
    設けられることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記通話料金管理装置に、 通話料金の締切日を予め格納した月別締切日テーブル
    と、 月別の特定時間帯における累積通話料金を格納する月別
    通話料金テーブルと、 特定時間帯における通話料金を算出すると共に、この通
    話料金を前記月別締切日テーブルの締切日までの、当月
    の月別通話料金テーブルにおける通話料金に加算し、か
    つ、この累積通話料金のデータを出力する通話料金算出
    ・出力部とを備えると共に、 複数の内線電話機に、 前記月別通話料金テーブルに格納されている累積通話料
    金を読みだす操作部と、前記通話料金算出出力部からの
    累積通話料金を画面表示する表示部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
JP5862395A 1995-03-17 1995-03-17 電話装置 Withdrawn JPH08256229A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860975A2 (de) * 1997-02-21 1998-08-26 Alcatel Verfahren zur Ermittlung von Entgelten für gebührenpflichtige TK-Dienstleistungen

Cited By (3)

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