JPH08255879A - 半導体メモリ及びその作製方法 - Google Patents

半導体メモリ及びその作製方法

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JPH08255879A
JPH08255879A JP7083242A JP8324295A JPH08255879A JP H08255879 A JPH08255879 A JP H08255879A JP 7083242 A JP7083242 A JP 7083242A JP 8324295 A JP8324295 A JP 8324295A JP H08255879 A JPH08255879 A JP H08255879A
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forming
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Abstract

(57)【要約】 【目的】互いに直交するストライプ状に配列された帯状
の電極の間に強誘電体薄膜が挟まれているが、簡素な構
造を有する半導体メモリを提供する。 【構成】半導体メモリは、(イ)ストライプ状に配列さ
れた帯状の第1の電極20と、(ロ)該第1の電極と略
直交する、ストライプ状に配列された帯状の第2の電極
40と、(ハ)第1の電極と第2の電極が交差する部分
に少なくとも設けられた強誘電体薄膜30、から構成さ
れた複数の半導体メモリセルから成り、そして、これら
の半導体メモリセルは、第2の基板54に張り合わされ
た第1の半導体基板10の内部に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体薄膜を用いた
半導体メモリ及びその作製方法、更に詳しくは、強誘電
体薄膜を用いた不揮発性メモリ(所謂FERAM)若し
くはDRAMから成る半導体メモリ及びその作製方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、成膜技術の進歩に伴い強誘電体薄
膜を用いた不揮発性メモリセルの応用研究が盛んに進め
られている。この不揮発性メモリセルは、強誘電体薄膜
の高速分極反転とその残留分極を利用する、高速書き換
えが可能な不揮発性メモリセルである。現在研究されて
いる強誘電体薄膜を備えた不揮発性メモリセルは、強誘
電体キャパシタの蓄積電荷量の変化を検出する方式と、
強誘電体の自発分極による半導体の抵抗変化を検出する
方式の2つに分類することができる。本発明における半
導体メモリセルは前者に属する。
【0003】強誘電体キャパシタの蓄積電荷量の変化を
検出する方式の不揮発性半導体メモリは、基本的には、
強誘電体キャパシタから成る不揮発性メモリセルに選択
トランジスタを付加した構造を有する。強誘電体キャパ
シタは、例えば、下部電極と上部電極、及びそれらの間
に挟まれた強誘電体薄膜から構成されている。このタイ
プの不揮発性メモリセルにおけるデータの書き込みや読
み出しは、図21に示す強誘電体のP−Eヒステリシス
ループを応用して行われる。強誘電体薄膜に外部電界を
加えた後、外部電界を除いたとき、強誘電体薄膜は自発
分極を示す。そして、強誘電体薄膜の残留分極は、プラ
ス方向の外部電界が印加されたとき+Pr、マイナス方
向の外部電界が印加されたとき−Prとなる。ここで、
残留分極が+Prの状態(図21の「D」参照)の場合
を”0”とし、残留分極が−Prの状態(図21の
「A」参照)の場合を”1”とする。
【0004】”1”あるいは”0”の状態を判別するた
めに、強誘電体薄膜に例えばプラス方向の外部電界を印
加する。これによって、強誘電体薄膜の分極は図21の
「C」の状態となる。このとき、データが”0”であれ
ば、強誘電体薄膜の分極状態は、「D」から「C」の状
態に変化する。一方、データが”1”であれば、強誘電
体薄膜の分極状態は、「A」から「B」を経由して
「C」の状態に変化する。データが”0”の場合には、
強誘電体薄膜の分極反転は生じない。一方、データが”
1”の場合には、強誘電体薄膜に分極反転が生じる。そ
の結果、強誘電体キャパシタの蓄積電荷量に差が生じ
る。選択されたメモリセルの選択トランジスタをオンに
することで、この蓄積電荷を信号電流として検出する。
データの読み出し後、外部電界を0にすると、データ
が”0”のときでも”1”のときでも、強誘電体薄膜の
分極状態は図21の「D」の状態となってしまう。それ
故、データが”1”の場合、マイナス方向の外部電界を
印加して、「D」、[E」という経路で「A」の状態と
し、データ”1”を書き込む。
【0005】このような不揮発性メモリセルの一種が、
特開平2−154389号公報に開示されている。この
特許公開公報に開示された不揮発性メモリセルは、基本
的には、互いに直交する複数のストライプ電極と、それ
らの交差部分に形成された強誘電体薄膜から成る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の不揮
発性メモリセルは、セル面積が小さくなり、メモリ容量
が同一面積のDRAMと比較して約8倍になるという優
れた特徴を有するが、メモリセル間のリーク電界を低減
し、クロストークを防止し、データを選択したメモリセ
ルに確実に書き込み、読み出すために、1本のストライ
プ電極に対して2つずつスイッチを設ける必要がある。
然るに、このようなスイッチを設けた場合、メモリチッ
プ容積が大きくなる。そこで、特開平2−154389
号公報の第21図〜第25図に示されるように、ストラ
イプ電極の上下にドライブセル層を設けている。尚、係
るメモリセルの模式的な一部断面図を図22の(A)
に、また、セル構造の概念図を図22の(B)に掲げ
る。しかしながら、このような構造は複雑であり、メモ
リセルの製造プロセスが非常に複雑になり、量産に適し
ているとは云い難い。
【0007】従って、本発明の目的は、互いに直交する
ストライプ状に配列された帯状の電極の間に強誘電体薄
膜が挟まれているが、簡素な構造を有する半導体メモリ
及びその作製方法を提供することにある。更に、本発明
の目的は、互いに直交するストライプ状に配列された帯
状の電極の間に強誘電体薄膜が挟まれており、各電極に
スイッチとして機能するトランジスタ素子を供え、しか
も簡素な構造を有する半導体メモリ及びその作製方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体メモリは、(イ)ストライプ状に配
列された帯状の第1の電極と、(ロ)該第1の電極と略
直交する、ストライプ状に配列された帯状の第2の電極
と、(ハ)第1の電極と第2の電極が交差する部分に少
なくとも設けられた強誘電体薄膜、から構成された複数
の半導体メモリセルから成り、そして、これらの半導体
メモリセルは、第2の基板に張り合わされた第1の半導
体基板の内部に形成されていることを特徴とする。
【0009】本発明の半導体メモリにおいては、第1の
半導体基板の表面側に、第1の電極のそれぞれに電気的
に接続された第1のトランジスタ素子、及び、第2の電
極のそれぞれに電気的に接続された第2のトランジスタ
素子が形成されていることが好ましい。トランジスタ素
子でデコーダを構成することもできる。この場合、第1
のトランジスタ素子は、一方が第1のコンタクトプラグ
を介して第1の電極に電気的に接続され、そして、他方
が第1の半導体基板の上方に形成された第1のデータ線
に電気的に接続されたソース・ドレイン領域と、第1の
半導体基板の上方に形成されたゲート電極から構成され
ており、第2のトランジスタ素子は、一方が第2のコン
タクトプラグを介して第2の電極に電気的に接続され、
そして、他方が第1の半導体基板の上方に形成された第
2のデータ線に電気的に接続されたソース・ドレイン領
域と、第1の半導体基板の上方に形成されたゲート電極
から構成されていることが望ましい。
【0010】本発明の半導体メモリにおいては、強誘電
体薄膜は、PZT系化合物、又は層状構造を有するBi
系化合物から構成することができる。PZT系化合物と
して、ペロブスカイト型構造を有するPbZrO3とP
bTiO3の固溶体であるチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)、PZTにLaを添加した金属酸化物であるPLZ
T、あるいはPZTにNbを添加した金属酸化物である
PNZTを挙げることができる。また、層状構造を有す
るBi系化合物として、ペロブスカイト型構造を有す
る、SrBi2Ta29、SrBi2Nb29、BaBi
2Ta29、SrBi4Ti415、Bi4Ti312、S
rBi2TaXNb2-X9、PbBi2Ta29等を例示
することができる。
【0011】第1の電極及び/又は第2の電極は、例え
ば、Pt、Pd、RuO2、IrO2、Pt/Tiの積層
構造、Pt/Taの積層構造、Pt/Ti/Taの積層
構造、La0.5Sr0.5CoO3(LSCO)、Pt/L
SCOの積層構造、YBa2Cu37から構成すること
が好ましいが、これらに限定されるものではない。尚、
第1の半導体基板と第2の基板の張り合わせ温度に耐え
得る材料から第1の電極及び第2の電極を構成すること
が好ましい。
【0012】第1若しくは第2のコンタクトプラグは、
例えば、タングステン、Ti、Pt、Pd、Cu等の高
融点金属から成る金属配線材料や、不純物をドーピング
したポリシリコンから構成することができる。
【0013】本発明の半導体メモリの形態として、不揮
発性メモリ(所謂FERAM)若しくはDRAMを挙げ
ることができる。
【0014】上記の目的を達成するための本発明の第1
の態様に係る半導体メモリの作製方法は、(イ)第1の
半導体基板の表面に凹凸部を形成した後、全面に第1の
絶縁層を形成する工程と、(ロ)第1の半導体基板の表
面に形成された凸部の上方の第1の絶縁層上に、ストラ
イプ状に配列された帯状の第1の電極を形成する工程
と、(ハ)次の工程で形成する第2の電極と少なくとも
交差する該第1の電極の部分に、強誘電体薄膜を形成す
る工程と、(ニ)該強誘電体薄膜を介して、該第1の電
極と略直交する、ストライプ状に配列された帯状の第2
の電極を形成する工程と、(ホ)全面に第2の絶縁層を
形成する工程と、(ヘ)該第2の絶縁層を介して、第1
の半導体基板と第2の基板を張り合わせる工程、から成
ることを特徴とする。
【0015】上記の目的を達成するための本発明の第2
の態様に係る半導体メモリの作製方法は、(イ)第1の
半導体基板の表面に凹凸部を形成した後、全面に第1の
絶縁層を形成する工程と、(ロ)第1の半導体基板の表
面に形成された凸部の上方の第1の絶縁層上に、ストラ
イプ状に配列された帯状の第1の電極を形成し、併せ
て、第1の電極のそれぞれから第1の半導体基板の表面
に達する第1のコンタクトプラグを形成する工程と、
(ハ)次の工程で形成する第2の電極と少なくとも交差
する該第1の電極の部分に、強誘電体薄膜を形成する工
程と、(ニ)該強誘電体薄膜を介して、該第1の電極と
略直交する、ストライプ状に配列された帯状の第2の電
極を形成し、併せて、第2の電極のそれぞれから第1の
半導体基板の表面に達する第2のコンタクトプラグを形
成する工程と、(ホ)全面に第2の絶縁層を形成する工
程と、(ヘ)該第2の絶縁層を介して、第1の半導体基
板と第2の基板を張り合わせる工程と、(ト)第1の半
導体基板の裏面から第1の半導体基板を研磨し、前記凹
部の底部を露出させる工程と、(チ)露出した第1の半
導体基板に、第1のコンタクトプラグと電気的に接続さ
れた第1のトランジスタ素子を形成し、併せて、第2の
コンタクトプラグと電気的に接続された第2のトランジ
スタ素子を形成する工程、から成ることを特徴とする。
【0016】本発明の第1若しくは第2の態様に係る半
導体メモリの作製方法においては、PZT系化合物、又
は層状構造を有するBi系化合物から成る強誘電体薄膜
を、MOCVD法、パルスレーザ堆積法又はスパッタ法
にて形成することができる。
【0017】
【作用】所謂SOI技術を適用した本発明の半導体メモ
リにおける半導体メモリセルは、第2の基板に張り合わ
された第1の半導体基板の内部に形成されているので、
半導体メモリの断面構造を簡素化することができる。第
1の半導体基板の表面側に、スイッチ回路若しくはデコ
ーダを構成する第1のトランジスタ素子及び第2のトラ
ンジスタ素子を形成することで、半導体メモリの断面構
造を一層簡素化することができるだけでなく、積層化に
よるメモリチップの小型化を図ることができる。本発明
の半導体メモリの作製方法は、所謂SOI技術を用いて
おり、第2の基板に張り合わされた第1の半導体基板の
内部に半導体メモリを形成することは、比較的容易であ
るし、半導体メモリの断面構造を簡素化することができ
る。また、第1の半導体基板の表面側に、スイッチ回路
若しくはデコーダを構成する第1のトランジスタ素子及
び第2のトランジスタ素子を、通常の半導体素子作製プ
ロセスを用いて容易に作製することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
【0019】図1〜図4に、本発明の半導体メモリの一
実施例の模式的な一部断面図を示す。また、図4に半導
体メモリの一実施例のレイアウトの概要を模式的な平面
図で示す。更には、図5に、本発明の半導体メモリの一
実施例におけるトランジスタ素子の配線レイアウトの概
要を模式的な平面図で示す。
【0020】図4に示すように、半導体メモリの一実施
例における半導体メモリセルは、ストライプ状に配列さ
れた帯状の第1の電極(横方向の直線で示す)と、これ
らの第1の電極と略直交する、ストライプ状に配列され
た帯状の第2の電極(横方向の直線で示す)から成る。
ここで、略直交するとは、厳密に直交していなくともよ
いことを意味する。尚、半導体メモリセルの1つを、図
4に丸印を付して示した。本発明の半導体メモリには、
スイッチ機能を有する第1のトランジスタ素子及び第2
のトランジスタ素子が備えられていることが好ましい。
図4において、矩形で囲まれた部分は素子領域である。
また、黒丸は、第1の電極と第1のトランジスタ素子と
を電気的に接続する第1のコンタクトプラグ、及び第2
の電極と第2のトランジスタ素子とを電気的に接続する
第2のコンタクトプラグを示す。図20に、第1又は第
2のトランジスタ素子の等価回路を示す。
【0021】図4のA−Aにて示す部分の半導体メモリ
セルの模式的な断面図を、図1の(A)に示す。また、
図4のB−Bにて示す部分の半導体メモリセルの模式的
な断面図を、図1の(B)に示す。半導体メモリにおけ
るこの部分の半導体メモリセルは、第1の電極20と、
第2の電極40と、第1の電極20と第2の電極40が
交差する部分に少なくとも設けられた強誘電体薄膜30
から成り、第2の基板54に張り合わされた第1の半導
体基板10の内部に形成されている。実施例において
は、強誘電体薄膜30は、第2の電極40の上側を第2
の電極40に沿って延びている。第1の半導体基板10
と第1の電極20の間には、第1の絶縁層12が形成さ
れている。図1及び図2に示す半導体メモリの部分にお
いては、第1の電極20の間は、絶縁層22で充填され
ている。第1の電極20、第2の電極40及び絶縁層2
2の下には、第2の絶縁層50が形成されている。第2
の絶縁層50の下にはポリシリコン層52が形成され、
第2の絶縁層50、ポリシリコン層52を介して、第1
の半導体基板10と第2の基板54とが張り合わされて
いる。第1の半導体基板10の上には、層間絶縁層70
が形成されている。
【0022】図4のC−Cにて示す部分(第1のトラン
ジスタ素子の部分)の半導体メモリの模式的な断面図を
図2の(A)に示す。また、図4のC’−C’にて示す
部分の半導体メモリの模式的な断面図を図2の(B)に
示す。半導体メモリのこの部分においては、第1の半導
体基板10の表面側に、第1の電極20のそれぞれに電
気的に接続された第1のトランジスタ素子が形成されて
いる。第1のトランジスタ素子は、ソース・ドレイン領
域64Aと、第1の半導体基板10の上方に形成された
ゲート電極62Aから構成されている。ソース・ドレイ
ン領域64Aの一方は、第1のコンタクトプラグ16を
介して第1の電極20に電気的に接続されている。ま
た、ソース・ドレイン領域64Aの他方は、第1の半導
体基板10の上方の層間絶縁層70上に形成された第1
のデータ線74Aにコンタクトプラグ72Aを介して電
気的に接続されている。第1の半導体基板10と第1の
電極20の間には、第1の絶縁層12が形成されてい
る。第1の電極20及び絶縁層22の下には、第2の絶
縁層50が形成されている。第2の絶縁層50の下には
ポリシリコン層52が形成され、第2の絶縁層50、ポ
リシリコン層52を介して、第1の半導体基板10と第
2の基板54とが張り合わされている。
【0023】図4のD−Dにて示す部分(第2のトラン
ジスタ素子の部分)の半導体メモリの模式的な断面図を
図3の(A)に示す。また、図4のD’−D’にて示す
部分の半導体メモリの模式的な断面図を図3の(B)に
示す。半導体メモリのこの部分においては、第1の半導
体基板10の表面側に、第2の電極40のそれぞれに電
気的に接続された第2のトランジスタ素子が形成されて
いる。第2のトランジスタ素子は、ソース・ドレイン領
域64Bと、第1の半導体基板10の上方に形成された
ゲート電極62Bから構成されている。ソース・ドレイ
ン領域64Bの一方は、第2のコンタクトプラグ16
A,16Bを介して第2の電極40に電気的に接続され
ている。また、ソース・ドレイン領域64Aの他方は、
第1の半導体基板10の上方の層間絶縁層70上に形成
された第2のデータ線74Bにコンタクトプラグ72B
を介して電気的に接続されている。第1の半導体基板1
0と第2の電極40の間には、第1の絶縁層12、絶縁
層22が形成されている。第2の電極40と絶縁層22
の間には、強誘電体薄膜30が、第2の電極40に沿っ
て延びている。第2の電極40及び絶縁層22の下に
は、第2の絶縁層50が形成されている。第2の絶縁層
50の下にはポリシリコン層52が形成され、第2の絶
縁層50、ポリシリコン層52を介して、第1の半導体
基板10と第2の基板54とが張り合わされている。図
4に示した例では、第2のトランジスタ素子は、第1の
電極20と第2の電極40とこれらの電極に挟まれた強
誘電体薄膜30の部分から成る強誘電体キャパシタから
成る半導体メモリセルの近傍の上方に形成されている。
従って、積層化によるメモリチップの小型化を図ること
ができる。
【0024】図5に、第1若しくは第2のトランジスタ
素子の配線レイアウトの概要を模式的な平面図で示す。
尚、図を簡素化するために、各種絶縁層や強誘電体薄膜
の図示は省略した。図5において、矩形で囲まれた領域
は素子領域である。各トランジスタ素子に共通の第1又
は第2のデータ線74A,74Bは、所定の電圧+VD
若しくは−VD(例えば、+5V若しくは−5V)の電
源(図示せず)に、周辺回路を介して接続されている。
また、選択線(ゲート電極)62A,62Bは、所定の
電圧VGの電源(図示せず)に、周辺回路を介して接続
されている。これによって、任意の第1若しくは第2の
電極を選択することができる。
【0025】或る第1のトランジスタ素子の第1のデー
タ線74Aに電圧+VDを印加し、或る第2のトランジ
スタ素子の第2のデータ線74Bに電圧−VD又はVSS
を印加し、かかる第1及び第2のトランジスタ素子をオ
ン状態にすることで、かかる第1のトランジスタ素子に
電気的に接続された第1の配線20と、かかる第2のト
ランジスタ素子に電気的に接続された第2の配線40と
が交差する部分の強誘電体薄膜30に上から下に向かう
電界を印加することができる。これによって、かかる第
1の電極20と、第2の電極40と、これらの電極に挟
まれた強誘電体薄膜30の部分から成る強誘電体キャパ
シタから成る半導体メモリセルにデータ”0”を書き込
むことができる。一方、或る第1のトランジスタ素子の
第1のデータ線74Aに電圧−VD又はVSSを印加し、
或る第2のトランジスタ素子の第2のデータ線74Bに
電圧+VDを印加し、かかる第1及び第2のトランジス
タ素子をオン状態にすることで、かかる第1のトランジ
スタ素子に電気的に接続された第1の配線20と、かか
る第2のトランジスタ素子に電気的に接続された第2の
配線40とが交差する部分の強誘電体薄膜30に下から
上に向かう電界を印加することができる。これによっ
て、かかる第1の電極20と、第2の電極40と、これ
らの電極に挟まれた強誘電体薄膜30の部分から成る強
誘電体キャパシタから成る半導体メモリセルにデータ”
1”を書き込むことができる。
【0026】”1”あるいは”0”の状態を判別するた
めに、第1のデータ線74Aに+VDを印加し、第2の
データ線74Bに−VD又はVSSを印加する。これによ
って、強誘電体薄膜の分極は図21の「C」の状態とな
る。このとき、データが”0”であれば、強誘電体薄膜
の分極状態は、「D」から「C」の状態に変化する。一
方、データが”1”であれば、強誘電体薄膜の分極状態
は、「A」から「B」を経由して「C」の状態に変化す
る。データが”0”の場合には、強誘電体薄膜の分極反
転は生じない。一方、データが”1”の場合には、強誘
電体薄膜に分極反転が生じる。その結果、強誘電体薄膜
から構成されるキャパシタの蓄積電荷量に差が生じる。
この蓄積電荷を信号電流として検出すれば、データが”
0”であるか”1”であるかを判別することができる。
【0027】本発明の第1の態様に係る半導体メモリの
作製方法と第2の態様に係る半導体メモリの作製方法の
工程は、重複しているので、以下、纏めて、図6〜図1
9を参照して、本発明の第1及び第2の態様に係る半導
体メモリの作製方法を説明する。尚、図6〜図8は、図
4のA−Aで示す部分の模式的な断面図に相当し、図9
〜図11は、図4のB−Bで示す部分の模式的な断面図
に相当し、図12〜図15は、図4のC−Cで示す部分
の模式的な断面図に相当し、図16〜図19は、図4の
D−Dで示す部分の模式的な断面図に相当する。
【0028】[工程−100]先ず、シリコン半導体基
板から成る第1の半導体基板10の表面に凹凸部を形成
する。凹凸部の高さは、例えば0.1μm程度であれば
よい。凹凸部の形成は、例えばRIE法にて行えばよ
い。その後、全面に第1の絶縁層12を形成する。第1
の絶縁層12は、例えば、SiO2、SiN,SiO
N、SiOF等から成り、例えばCVD法にて形成する
ことができる(図6の(A)、図9の(A)参照)。
【0029】[工程−110]次に、図4のA−A及び
B−Bで示した領域に相当する、第1の半導体基板10
の表面に形成された凸部の上方の第1の絶縁層12上
に、ストライプ状に配列された帯状の第1の電極20を
形成する。一方、図4のC−Cで示した領域に相当す
る、第1の半導体基板10の表面に形成された凸部の上
方の第1の絶縁層12上に、ストライプ状に配列された
帯状の第1の電極20を形成し、併せて、第1の電極2
0のそれぞれから第1の半導体基板10の表面に達する
第1のコンタクトプラグ16を形成する。具体的には、
第1の絶縁層12の所定の部分に開口部14を例えばR
IE法にて形成した後、不純物をドーピングしたポリシ
リコンを開口部14に埋め込み、第1のコンタクトプラ
グ16を形成することができる(図12の(A)参
照)。尚、後に形成する第2のトランジスタ素子と第2
の電極を電気的に接続するための第2のコンタクトプラ
グの一部16Aを、第1の絶縁層12に形成された開口
部14A内に、同様の方法で形成しておくことが好まし
い(図16の(A)参照)。
【0030】その後、第1の電極20を形成するため
に、例えばPt(白金)をマグネトロンスパッタ法にて
第1の絶縁層12上に成膜する。Ptから成る第1の電
極20の厚さを0.2μmとした。RFマグネトロンス
パッタ条件を以下に例示する。 アノード電圧:2.6kV 入力電力 :1.1〜1.6W/cm2 プロセスガス:Ar/O2=90/10 圧力 :0.7Pa 成膜温度 :600〜750゜C 堆積速度 :5〜10mm/分
【0031】次いで、成膜されたPtを、例えばイオン
ミリング技術でパターニングして、ストライプ状に配列
された帯状の第1の電極20を形成する(図6の
(B)、図9の(B)、図12の(B)、図16の
(B)参照)。尚、図16の(B)に示すように、図4
のD−Dで示す領域においては、第1の電極20を除去
する。図12の(B)に示すように、第1の電極20の
それぞれは、第1の半導体基板10の表面に達する第1
のコンタクトプラグ16と電気的に接続されている。
【0032】その後、例えばSiO2から成る絶縁層2
2を全面にCVD法等で形成し、絶縁層22を例えばエ
ッチバックし、第1の電極20の間を絶縁層22で充填
することが好ましい(図6の(C)、図9の(C)、図
12の(C)、図16の(C)参照)。
【0033】[工程−120]その後、次の工程で形成
される第2の電極と少なくとも交差する第1の電極20
の部分に、強誘電体薄膜30を形成する(図6の
(D)、図9の(D)、図12の(D)、図16の
(D)参照)。実施例においては、強誘電体薄膜30は
PZTから成り、マグネトロンスパッタ法にて全面に成
膜する。成膜条件を以下に例示する。尚、Ptから成る
第1の電極20の上に形成されたPZTは多結晶となる
が、その特性は実用上問題ない。尚、ターゲットをPL
ZTに交換すれば、PLZTから成る強誘電体薄膜30
を形成することができる。 ターゲット :PZT プロセスガス :Ar/O2=90体積%/10体
積% 圧力 :4Pa パワー :50W 成膜温度 :500゜C 強誘電体薄膜の厚さ:0.3μm
【0034】その後、後に形成する第2のトランジスタ
素子と第2の電極を電気的に接続するための第2のコン
タクトプラグ16Bを形成するために、第2のコンタク
トプラグの一部16Aの上方の絶縁層22及び強誘電体
薄膜30に開口部14Bを形成する(図16の(D)参
照)。
【0035】[工程−130]次に、第2の電極40を
形成するために、例えば[工程−110]と同様に、P
t(白金)をRFマグネトロンスパッタ法にて強誘電体
薄膜30上に成膜する(図7の(A)、図10の
(A)、図13の(A)、図17の(A)参照)。Pt
から成る第2の電極40の厚さを0.2μmとした。P
tの成膜によって、開口部14BはPtで埋め込まれ、
第2の電極のそれぞれから第1の半導体基板10の表面
に達する第2のコンタクトプラグ16A,16Bが形成
される(図17の(A)参照)。次いで、例えばイオン
ミリング技術でPtをパターニングして、強誘電体薄膜
30を介して第1の電極20と略直交する、ストライプ
状に配列された帯状の第2の電極40を形成する。更
に、RIE法で強誘電体薄膜30をパターニングする。
あるいは又、第2の電極40と強誘電体薄膜30を同時
にスパッタエッチング法にてパターニングする。これに
よって、図7の(B)、図10の(B)、図13の
(B)及び図17の(B)に示す構造を得ることができ
る。強誘電体薄膜30は、第2の電極40の下側を第2
の電極40に沿って延びている。尚、図13の(B)に
示すように、図4のC−Cで示す領域においては、第2
の電極40及び強誘電体薄膜30を除去する。第2の電
極40のそれぞれは、第1の半導体基板10の表面に達
する第2のコンタクトプラグ16A,16Bと電気的に
接続されている。
【0036】[工程−140]その後、全面に第2の絶
縁層50を形成する。即ち、例えばSiO2から成る第
2の絶縁層50を全面にCVD法にて形成する。その
後、例えば、化学的機械的研磨法(CMP法)にて第2
の絶縁層50の頂面を化学的及び機械的に研磨し、第2
の絶縁層50を平坦化することが望ましい。あるいは
又、エッチバック法にて、第2の絶縁層50の平坦化処
理を行ってもよい。その後、第2の絶縁層50の上にポ
リシリコン層52を、例えばCVD法で堆積させる(図
7の(C)、図10の(C)、図13の(C)、図17
の(C)参照)。尚、ポリシリコン層52は、次の工程
で基板を張り合わせるときの接着層としての機能を有す
る。
【0037】[工程−150]次に、第2の絶縁層50
を介して第1の半導体基板10と第2の基板54を張り
合わせる。即ち、例えばシリコン基板から成る第2の基
板54と、ポリシリコン層52とを圧着して、例えば8
50〜900゜Cに加熱する。この加熱処理によって、
第1の半導体基板10と第2の基板54は強固に張り合
わされる(図8の(A)、図11の(A)、図14の
(A)、図18の(A)参照)。
【0038】こうして、図4のA−A及びB−Bに示し
た半導体メモリの領域に半導体メモリセルを実質的に作
製することができる。
【0039】[工程−160]次に、第1の半導体基板
10の裏面から第1の半導体基板10を研磨し、凹部の
底部を露出させる。凹部内に形成されている第1の絶縁
層12が研磨ストッパとなり、凹部の底部が露出した時
点で、第1の半導体基板10の残りの部分(凸部に相当
する)の研磨はそれ以上進行しない。この状態で、第1
の半導体基板10の研磨を中止する。こうして、図8の
(B)、図11の(B)、図14の(B)及び図18の
(B)に示す構造を得ることができる。研磨後に残さ
れ、素子分離された第1の半導体基板10は、第1のコ
ンタクトプラグ16を介して第1の電極20に接続され
ており、この第1の半導体基板10の領域に第1のトラ
ンジスタ素子が形成される。あるいは又、素子分離され
た第1の半導体基板10は、第2のコンタクトプラグ1
6A,16Bを介して第2の電極40に接続されてお
り、この第1の半導体基板10の領域に第2のトランジ
スタ素子が形成される。尚、凹部内に残存した第1の絶
縁層12から素子分離領域が構成される。
【0040】その後、露出した第1の半導体基板10
に、第1のコンタクトプラグと電気的に接続された第1
のトランジスタ素子を形成し、併せて、第2のコンタク
トプラグと電気的に接続された第2のトランジスタ素子
を形成する。具体的には、第1の半導体基板10の表面
を酸化してゲート酸化膜60を形成する。そして、ポリ
シリコン層を例えばCVD法にて全面に堆積させた後、
フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術によってポ
リシリコン層をパターニングし(図5も参照)、ポリシ
リコンから成るゲート電極(選択線を兼ねている)62
A,62Bを形成する。尚、このゲート電極62A,6
2Bは、ポリサイド構造から構成してもよいし、金属シ
リサイドから構成してもよい。次に、露出した第1の半
導体基板10に、一方がコンタクトプラグ16,16
A,16Bと電気的に接続されたソース・ドレイン領域
64A,64Bを形成する。即ち、露出した第1の半導
体基板10に対して不純物イオンのイオン注入を行った
後、注入された不純物の活性化処理を行い、第1及び第
2のトランジスタ素子のソース・ドレイン領域64A,
64B及びチャネル領域を形成する。このソース・ドレ
イン領域64A,64Bの形成は周知の方法で行うこと
ができる。こうして、図15及び図19に示す構造を得
ることができる。
【0041】その後、露出した第1の半導体基板10の
上方に、他方のソース・ドレイン領域64A,64Bに
電気的に接続された第1及び第2のデータ線74A,7
4Bを形成する。そのために、先ず、CVD法にて全面
に例えばSiO2から成る層間絶縁層70を堆積させ、
次いで、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を
用いて、他方のソース・ドレイン領域64Aの上方の層
間絶縁層70に開口部を形成する。その後、例えばアル
ミニウム系合金から成る金属配線材料層を、例えば高温
アルミニウムスパッタ法にて、層間絶縁層70上に堆積
させる。併せて、アルミニウム系合金で開口部内を埋め
込み、コンタクトプラグ72A,72Bを形成する。次
いで、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用
いて、アルミニウム系合金から成る金属配線材料層をパ
ターニングして、第1及び第2のデータ線74A,74
Bを形成する(図5も参照)。こうして、図2の
(A),(B)及び図3の(A),(B)に示した構造
を有する半導体メモリを作製することができる。
【0042】高温アルミニウムスパッタ法においては、
各開口部内を含む層間絶縁層70上に、Ti層及びTi
N層を例えばスパッタ法にて成膜した後、TiN層上に
アルミニウム系合金(例えばAl−1%Si)から成る
金属配線材料層をスパッタ法にて形成する。Ti層、T
iN層及びアルミニウム系合金から成る金属配線材料層
の成膜条件を以下に例示する。尚、Ti層及びTiN層
を形成する理由は、オーミックな低コンタクト抵抗を得
ること、アルミニウム系合金から成る金属配線材料層に
よる第1の半導体基板10の損傷発生の防止、アルミニ
ウム系合金の濡れ性改善のためである。 Ti層(厚さ:20nm) プロセスガス:Ar=35sccm 圧力 :0.52Pa RFパワー :2kW 基板の加熱 :無し TiN層(厚さ:100nm) プロセスガス:N2/Ar=100/35sccm 圧力 :1.0Pa RFパワー :6kW 基板の加熱 :無し アルミニウム系合金層から成る配線層 プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.26Pa RFパワー :15kW 基板温度 :475゜C
【0043】尚、アルミニウム系合金から成る金属配線
材料層の成膜は所謂高温アルミニウムスパッタ法にて行
ったが、このような成膜方法に限定されるものではな
く、所謂高温リフロー法や高圧リフロー法にて行うこと
もできる。高温リフロー法においては、以下に例示する
条件でアルミニウム系合金から成る金属配線材料層を層
間絶縁層70上に堆積させる。 プロセスガス : Ar=100sccm DCパワー : 20kW スパッタ圧力 : 0.4Pa 基板加熱温度 : 150゜C
【0044】その後、第2の基板54を約500゜Cに
加熱する。これによって、層間絶縁層70上に堆積した
アルミニウム系合金から成る金属配線材料層は流動状態
となり、開口部の内に流入し、開口部はアルミニウム系
合金で確実に埋め込まれ、コンタクトプラグ72A,7
2Bが形成される。一方、層間絶縁層70の上にはアル
ミニウム系合金から成る金属配線材料層が形成される。
加熱条件を、例えば以下のとおりとすることができる。 加熱方式 : 基板裏面ガス加熱 加熱温度 : 500゜C 加熱時間 : 2分 プロセスガス : Ar=100sccm プロセスガス圧力: 1.1×103Pa
【0045】ここで、基板裏面ガス加熱方式とは、第2
の基板54の裏面に配置したヒーターブロックを所定の
温度(加熱温度)に加熱し、ヒーターブロックと第2の
基板54の裏面の間にプロセスガスを導入することによ
って第2の基板54を含む全体を加熱する方式である。
加熱方式としては、この方式以外にもランプ加熱方式等
を用いることができる。
【0046】尚、TiN層及びTi層の図示は省略し
た。そして、層間絶縁層70の上の金属配線材料層、T
iN層、Ti層を選択的に除去してパターニングし、デ
ータ線74A,74Bを形成する。尚、データ線74
A,74Bを構成する材料は、アルミニウム系合金に限
定されず、適宜周知の配線材料(例えば、ポリシリコン
や銅、あるいはタングステン等の高融点金属材料とアル
ミニウム系合金の積層構造等)を用いることができる。
【0047】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0048】実施例においては、[工程−110]にお
いて、先ず、コンタクトプラグ16を形成し、その後、
第1の配線20を形成したが、その代わりに、予め、第
1の絶縁層12に開口部14を形成しておき、第1の配
線20を成膜する際、かかる開口部14を第1の配線を
構成する材料で埋め込むことにより、コンタクトプラグ
16(あるいは又、コンタクトプラグ16A)を形成す
ることもできる。更には、[工程−110]において
は、コンタクトプラグ16Aを形成せず、[工程−13
0]において、第1の半導体基板10の表面に達する第
2のコンタクトプラグを形成することもできる。
【0049】実施例においては、強誘電体薄膜30及び
第2の配線40を形成するために、第2の配線40及び
強誘電体薄膜30を順次パターニングしたが、その代わ
りに、第1の電極20のパターニングを、強誘電体薄膜
30を形成した後、強誘電体薄膜30のパターニングに
続いて行ってもよい。この場合には、半導体メモリにお
いて、強誘電体薄膜30は、第1の電極20の下側に第
1の電極20に沿って延びる。尚、第1の電極20と第
2の電極40が交差する部分にのみ、強誘電体薄膜30
を設けてもよい。
【0050】実施例においては、マグネトロンスパッタ
法にてPZTから成る強誘電体薄膜を形成したが、その
代わりに、PZTやPLZTをパルスレーザアブレーシ
ョン法(パルスレーザ堆積法)にて形成することもでき
る。この場合の成膜条件を以下に例示する。 ターゲット:PZT又はPLZT 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0051】あるいは又、SrBi2Ta29から成る
強誘電体薄膜をパルスレーザアブレーション法にて形成
することもできる。この場合の成膜条件を以下に例示す
る。 ターゲット:SrBi2Ta29 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz) 成膜温度 :500゜C 酸素濃度 :3Pa 尚、SrBi2Ta29の成膜後、800゜C×1時
間、酸素雰囲気中でポストベーキングを行う。
【0052】あるいは又、MOCVD法によって、Bi
系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料から成る強
誘電体薄膜を成膜することもできる。例えばSrBi2
Ta29の成膜条件を以下に例示する。 ソース材料:Sr(C111922 Bi(C653 Ta(OC255 成膜温度 :650〜750゜C 成膜圧力 :27〜400Pa 酸素濃度 :50%
【0053】Ptから成る第1の電極及び/又は第2の
電極をパルスレーザ堆積法によって成膜することも可能
である。パルスレーザ堆積法によるPtの成膜条件を、
以下に例示する。 パルスレーザ堆積法による成膜条件 ターゲット:Pt 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz、1.1J/cm2) 成膜温度 :500〜600゜C
【0054】実施例1においては第1の電極20及び第
2の電極40をPtから構成したが、その代わりに、例
えばLSCOから構成することもできる。この場合のパ
ルスレーザアブレーション法による成膜条件を以下に例
示する。 ターゲット:LSCO 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0055】各種の絶縁層として、SiO2等の代わり
に、LTO(Low Temperature Oxide、低温CVD−S
iO2)、BPSG、PSG、BSG、AsSG、Pb
SG、SbSG、NSG、SOG、SiON、SiOF
あるいはSi34等の公知の絶縁材料、あるいはこれら
の絶縁材料を積層したものを用いることができる。
【0056】アルミニウム系合金として、例えば、純ア
ルミニウム、Al−Si、Al−Cu、Al−Si−C
u、Al−Ge、Al−Si−Ge等の種々のアルミニ
ウム合金を挙げることができる。あるいは又、アルミニ
ウム系合金の代わりに、ポリシリコン、チタン、チタン
合金、銅、銅合金、タングステン、タングステン合金を
用いてデータ線74A,74Bを形成することもでき
る。また、コンタクトプラグ16,16A,16Bを、
CVD法等により形成される、W、TiW、TiNW、
WSi2、MoSi2等から構成することもできる。更に
は、第1及び第2のトランジスタ素子と第1及び第2の
データ線74A,74Bを電気的に接続するために、コ
ンタクトプラグ72A,72Bを、CVD法等により形
成される、W、TiW、TiNW、WSi2、MoSi2
等から構成することもできる。
【0057】本発明の半導体メモリセルから、強誘電体
薄膜を用いた不揮発性メモリセル(は所謂FERAM)
のみならず、DRAMを構成することもできる。この場
合には、強誘電体薄膜の分極のみを利用する。即ち、外
部電極による最大(飽和)分極Pmaxと外部電極が0の
場合の残留分極Prとの差(Pmax−Pr)が、電源電圧
に対して一定の比例関係を有する特性を利用する。強誘
電体薄膜の分極状態は、常に飽和分極(Pmax)と残留
分極(Pr)の間にあり、反転しない。データはリフレ
ッシュによって保持される。
【0058】
【発明の効果】本発明の半導体メモリにおいては、所謂
基板張り合わせSOI構造を有するので、従来のストラ
イプ電極構造を有するメモリセルと比較して、半導体メ
モリの断面構造を簡素化することができる。また、半導
体メモリセルが厚くなることを抑制することもできる。
第1の半導体基板の表面側に、スイッチ回路若しくはデ
コーダを構成する第1のトランジスタ素子及び第2のト
ランジスタ素子を形成することで、半導体メモリの断面
構造を一層簡素化することができるだけでなく、積層化
によるメモリチップの小型化を図ることができる。本発
明の半導体メモリの作製方法は、所謂SOI技術を用い
ており、本発明の半導体メモリの作製は比較的容易であ
るし、半導体メモリの断面構造を簡素化することができ
る。また、第1の半導体基板の表面側に、スイッチ回路
若しくはデコーダを構成する第1のトランジスタ素子及
び第2のトランジスタ素子を、通常の半導体素子作製プ
ロセスを用いて容易に作製することができる。更には、
SOI構造を有するので、拡散容量が小さくなり、半導
体メモリセルの動作速度が早くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の半導体メモリにおける半導体メモリセ
ルの模式的な一部断面図である。
【図2】実施例の半導体メモリにおける第1のトランジ
スタ素子の模式的な一部断面図である。
【図3】実施例の半導体メモリにおける第2のトランジ
スタ素子の模式的な一部断面図である。
【図4】実施例の半導体メモリのレイアウトの概要を示
す模式的な平面図である。
【図5】実施例の半導体メモリの一例におけるトランジ
スタ素子の配線レイアウトの概要を示す模式的な平面図
である。
【図6】本発明の半導体メモリの作製方法において、図
4のA−Aに沿った半導体メモリの部分を作製するため
の各工程における第1の半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図7】図6に引き続き、本発明の半導体メモリの作製
方法において、図4のA−Aに沿った半導体メモリの部
分を作製するための各工程における第1の半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図8】図7に引き続き、本発明の半導体メモリの作製
方法において、図4のA−Aに沿った半導体メモリの部
分を作製するための各工程における第1の半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図9】本発明の半導体メモリの作製方法において、図
4のB−Bに沿った半導体メモリの部分を作製するため
の各工程における第1の半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図10】図9に引き続き、本発明の半導体メモリの作
製方法において、図4のB−Bに沿った半導体メモリの
部分を作製するための各工程における第1の半導体基板
等の模式的な一部断面図である。
【図11】図10に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のB−Bに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図12】本発明の半導体メモリの作製方法において、
図4のC−Cに沿った半導体メモリの部分を作製するた
めの各工程における第1の半導体基板等の模式的な一部
断面図である。
【図13】図12に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のC−Cに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図14】図13に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のC−Cに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図15】図14に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のC−Cに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図16】本発明の半導体メモリの作製方法において、
図4のD−Dに沿った半導体メモリの部分を作製するた
めの各工程における第1の半導体基板等の模式的な一部
断面図である。
【図17】図16に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のD−Dに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図18】図17に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のD−Dに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図19】図18に引き続き、本発明の半導体メモリの
作製方法において、図4のD−Dに沿った半導体メモリ
の部分を作製するための各工程における第1の半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図20】第1又は第2のトランジスタ素子の等価回路
を示す図である。
【図21】強誘電体のP−Eヒステリシスループ図であ
る。
【図22】従来の技術におけるFERAMの模式的な一
部断面図、及びセル構造の概念図である。
【符号の説明】
10 第1の半導体基板 12 第1の絶縁層 14,14A,14B 開口部 16 第1のコンタクトプラグ 16A,16B 第2のコンタクトプラグ 20 第1の電極 22 絶縁層 30 強誘電体薄膜 40 第2の電極 50 第2の絶縁層 52 ポリシリコン層 54 第2の基板 60 ゲート酸化膜 62A,62B ゲート電極 64A,64B ソース・ドレイン領域 70 層間絶縁層 72A,72B コンタクトプラグ 74A,74B データ線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ストライプ状に配列された帯状の第
    1の電極と、 (ロ)該第1の電極と略直交する、ストライプ状に配列
    された帯状の第2の電極と、 (ハ)第1の電極と第2の電極が交差する部分に少なく
    とも設けられた強誘電体薄膜、から構成された複数の半
    導体メモリセルから成り、 該半導体メモリセルは、第2の基板に張り合わされた第
    1の半導体基板の内部に形成されていることを特徴とす
    る半導体メモリ。
  2. 【請求項2】第1の半導体基板の表面側には、第1の電
    極のそれぞれに電気的に接続された第1のトランジスタ
    素子、及び、第2の電極のそれぞれに電気的に接続され
    た第2のトランジスタ素子が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】第1のトランジスタ素子は、一方が第1の
    コンタクトプラグを介して第1の電極に電気的に接続さ
    れ、そして、他方が第1の半導体基板の上方に形成され
    た第1のデータ線に電気的に接続されたソース・ドレイ
    ン領域と、第1の半導体基板の上方に形成されたゲート
    電極から構成されており、 第2のトランジスタ素子は、一方が第2のコンタクトプ
    ラグを介して第2の電極に電気的に接続され、そして、
    他方が第1の半導体基板の上方に形成された第2のデー
    タ線に電気的に接続されたソース・ドレイン領域と、第
    1の半導体基板の上方に形成されたゲート電極から構成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体メ
    モリ。
  4. 【請求項4】強誘電体薄膜は、PZT系化合物、又は層
    状構造を有するBi系化合物から成ることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体メ
    モリ。
  5. 【請求項5】(イ)第1の半導体基板の表面に凹凸部を
    形成した後、全面に第1の絶縁層を形成する工程と、 (ロ)第1の半導体基板の表面に形成された凸部の上方
    の第1の絶縁層上に、ストライプ状に配列された帯状の
    第1の電極を形成する工程と、 (ハ)次の工程で形成する第2の電極と少なくとも交差
    する該第1の電極の部分に、強誘電体薄膜を形成する工
    程と、 (ニ)該強誘電体薄膜を介して、該第1の電極と略直交
    する、ストライプ状に配列された帯状の第2の電極を形
    成する工程と、 (ホ)全面に第2の絶縁層を形成する工程と、 (ヘ)該第2の絶縁層を介して、第1の半導体基板と第
    2の基板を張り合わせる工程、から成ることを特徴とす
    る半導体メモリの作製方法。
  6. 【請求項6】PZT系化合物、又は層状構造を有するB
    i系化合物から成る強誘電体薄膜を、MOCVD法、パ
    ルスレーザ堆積法又はスパッタ法にて形成することを特
    徴とする請求項5に記載の半導体メモリの作製方法。
  7. 【請求項7】(イ)第1の半導体基板の表面に凹凸部を
    形成した後、全面に第1の絶縁層を形成する工程と、 (ロ)第1の半導体基板の表面に形成された凸部の上方
    の第1の絶縁層上に、ストライプ状に配列された帯状の
    第1の電極を形成し、併せて、第1の電極のそれぞれか
    ら第1の半導体基板の表面に達する第1のコンタクトプ
    ラグを形成する工程と、 (ハ)次の工程で形成する第2の電極と少なくとも交差
    する該第1の電極の部分に、強誘電体薄膜を形成する工
    程と、 (ニ)該強誘電体薄膜を介して、該第1の電極と略直交
    する、ストライプ状に配列された帯状の第2の電極を形
    成し、併せて、第2の電極のそれぞれから第1の半導体
    基板の表面に達する第2のコンタクトプラグを形成する
    工程と、 (ホ)全面に第2の絶縁層を形成する工程と、 (ヘ)該第2の絶縁層を介して、第1の半導体基板と第
    2の基板を張り合わせる工程と、 (ト)第1の半導体基板の裏面から第1の半導体基板を
    研磨し、前記凹部の底部を露出させる工程と、 (チ)露出した第1の半導体基板に、第1のコンタクト
    プラグと電気的に接続された第1のトランジスタ素子を
    形成し、併せて、第2のコンタクトプラグと電気的に接
    続された第2のトランジスタ素子を形成する工程、から
    成ることを特徴とする半導体メモリの作製方法。
  8. 【請求項8】PZT系化合物、又は層状構造を有するB
    i系化合物から成る強誘電体薄膜を、MOCVD法、パ
    ルスレーザ堆積法又はスパッタ法にて形成することを特
    徴とする請求項7に記載の半導体メモリの作製方法。
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