JPH082556Y2 - 熱交換器のヘッダパイプと出入口パイプの連結装置 - Google Patents

熱交換器のヘッダパイプと出入口パイプの連結装置

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JPH082556Y2
JPH082556Y2 JP1989132678U JP13267889U JPH082556Y2 JP H082556 Y2 JPH082556 Y2 JP H082556Y2 JP 1989132678 U JP1989132678 U JP 1989132678U JP 13267889 U JP13267889 U JP 13267889U JP H082556 Y2 JPH082556 Y2 JP H082556Y2
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JP
Japan
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inlet
pipe
outlet pipe
flange
end side
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Application number
JP1989132678U
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JPH0372194U (ja
Inventor
宣昭 郷
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、熱交換器のヘッダパイプと出入口パイプ
を連結する連結装置に関する。
従来の技術 この種の従来装置としては、第4図に示すように、ア
ルミニウムブレージングシート製ヘッダパイプ31にアル
ミニウム製スリーブ32が貫通状に取付けられ、スリーブ
32の突出部にアルミニウム製出入口パイプ33の連結すべ
き端部がはめ被せられ、出入口パイプ33とヘッダパイプ
31の接触部同しが、ろう接されているものが知られてい
る。
考案が解決しようとする課題 上記従来装置において、スリーブ32の突出部に出入口
パイプ33の連結すべき端部がはめ被せられた状態で出入
口パイプ33の回転が自由であるため、出入口パイプの回
転方向の位置決めをすることが困難である。
さらに、出入口パイプ33とヘッダパイプ31の主として
ろう接される部分は、出入口パイプ33の外面とヘッダパ
イプ31の外面が交わる部分であるが、同部分は、点接触
であり、しかも、両面がほぼ直交させられているため、
ろう接部分にろう材が溜まり難く、ろう接が不十分にな
ることがある。
この考案の目的は、ヘッダパイプと出入口パイプを簡
単に位置決めすることができるとともに、確実にろう接
することができる熱交換器のヘッダパイプと出入口パイ
プの連結装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による熱交換器のヘッダパイプと出入口パイ
プの連結装置は、屈曲状アルミニウム製径小出入口パイ
プの基端をアルミニウムブレージングシート製径大ヘッ
ダパイプの長さの中程に出入口パイプの先端側を所定の
方向に向けるように連結する装置であって、出入口パイ
プの基端側の端面より所定距離をおいたところにフラン
ジが、出入口パイプの先端側を所定の方向に向けた状態
でヘッダパイプ外面にそいうるように凹弧状に設けら
れ、ヘッダパイプの連結すべきか所に、出入口パイプの
フランジより基端側の部分は通すが、フランジは通さな
い大きさの連通孔が設けられ、出入口パイプの先端側を
所定の方向に向けた状態で出入口パイプのフランジより
基端側の部分が連通孔にはめ入れられており、フランジ
の外周面が横断面輪郭半円弧状に形成され、出入口パイ
プとヘッダパイプの接触部同しが、ろう接されているも
のである。
作用 この考案による熱交換器のヘッダパイプと出入口パイ
プの連結装置では、出入口パイプの基端側の端面より所
定距離をおいたところにフランジが、出入口パイプの先
端側を所定の方向に向けた状態でヘッダパイプ外面にそ
いうるように凹弧状に設けられ、ヘッダパイプの連結す
べきか所に、出入口パイプのフランジより基端側の部分
は通すが、フランジは通さない大きさの連通孔が設けら
れ、出入口パイプの先端側を所定の方向に向けた状態で
出入口パイプのフランジより基端側の部分が連通孔には
め入れられているから、ヘッダパイプ外面とフランジの
出入口パイプ基端側の面が面接触させられて、フランジ
によって出入口パイプの回転が規制される。
さらに、フランジの外周面が横断面輪郭半円弧状に形
成され、出入口パイプとヘッダパイプの接触部同しが、
ろう接されているから、ヘッダパイプ外面とフランジの
出入口パイプ基端側の面が面接触させられていることと
相俟って、フランジの外周面がヘッダパイプ外面に近ず
くにしたがって、両面の間隔が狭くなっていくため、ろ
う接部分にろう材が引き込まれ易い。
実施例 この考案を、カーエヤコン用凝縮器に適用した場合の
実施例について図面を参照してつぎに説明する。
凝縮器は、第3図に示すように、アルミニウム押出形
材製水平並列状偏平チューブ11と、偏平チューブ11の隣
り合うもの同士の間に介在されているアルミニウム板製
コルゲートフィン12と、偏平チューブ11の両端に設けら
れているアルミニウムブレージングシート製入口側ヘッ
ダパイプ13および出口側ヘッダパイプ14と、入口側ヘッ
ダパイプ13および出口側ヘッダパイプ14にそれぞれ設け
られているアルミニウム電縫管製配管ユニオン付入口パ
イプ15およびL字状出口パイプ16とよりなる。
出口パイプ16の出口端は下に向けられているが、その
理由は、凝縮器への配管の都合のためである。
出口ヘッダパイプ14および出口パイプ16は、第1図お
よび第2図に拡大して示すように、ともに円形である。
出口ヘッダパイプ14の径は出口パイプ16の径より大であ
る。
出口パイプ16の連結すべき基端側の端面より所定距離
をおいたところに、フランジ21がビーディング加工によ
って形成されている。フランジ21は、第2図に示すよう
に、出口パイプ16の先端側より見て、出口ヘッダパイプ
16の外面のなす円の半径R1と等しい半径R2をもつ円弧状
であるとともに、その外周面を横断面輪郭半円弧状とし
ている。一方、出口ヘッダパイプ14の連結すべきか所に
は、連通孔22が形成されているが、これは、出口パイプ
16のフランジ21より先の部分は通すが、フランジ21は通
さない大きさである。そして、連通孔22に、出口パイプ
16のフランジ21より先の部分がはめ入れられて、フラン
ジ21の円弧状面が出口ヘッダパイプ14外面の連通孔22縁
部と面接触させられている。この状態で連通孔22の縁部
にフランジ21がろう接されている。
ろう接に際しては、出口ヘッダパイプ14外面と、これ
に相対するフランジ21の片面は面接触となっているた
め、ろう接は確実に行われる。さらに、出口ヘッダパイ
プ14外面にフランジ21外周面が近ずくにしたがって両面
の間隔が狭くなっているため、あたかも毛細管現象のよ
うに両面の間にろう材が引き込まれることにより、ろう
接を一層確実なものとしている。
考案の効果 この考案によれば、ヘッダパイプ外面とフランジの出
入口パイプ基端側の面が面接触させられて、出入口パイ
プの先端側がヘッダパイプの長さ方向を向いた状態で、
フランジによって出入口パイプの回転が規制されるか
ら、出入口パイプを簡単に位置決めすることができる。
さらに、ヘッダパイプ外面とフランジの出入口パイプ
基端側の面が面接触させられていることと相俟って、フ
ランジの外周面がヘッダパイプ外面に近ずくにしたがっ
て、両面の間隔が狭くなっていくため、ろう接部分にろ
う材が引き込まれ易いから、ヘッダパイプパイプと出入
口パイプを確実にろう接することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は第1図のII-II線にそう断面図、第3図
はこの考案を適用した凝縮器全体の斜視図、第4図は従
来例を示す破砕断面を含む第1図相当の側面図である。 14……出口パイプ,16……ヘッダパイプ、21……フラン
ジ、22……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲状アルミニウム製径小出入口パイプ16
    の基端をアルミニウムブレージングシート製径大ヘッダ
    パイプ14の長さの中程に出入口パイプ16の先端側を所定
    の方向に向けるように連結する装置であって、出入口パ
    イプ16の基端側の端面より所定距離をおいたところにフ
    ランジ21が、出入口パイプ16の先端側を所定の方向に向
    けた状態でヘッダパイプ14外面にそいうるように凹弧状
    に設けられ、ヘッダパイプ14の連結すべきか所に、出入
    口パイプ16のフランジ21より基端側の部分は通すが、フ
    ランジ21は通さない大きさの連通孔22が設けられ、出入
    口パイプ16の先端側を所定の方向に向けた状態で出入口
    パイプ16のフランジ21より基端側の部分が連通孔22には
    め入れられており、フランジ21の外周面が横断面輪郭半
    円弧状に形成され、出入口パイプ16とヘッダパイプ14の
    接触部同しが、ろう接されている、熱交換器のヘッダパ
    イプと出入口パイプの連結装置。
JP1989132678U 1989-11-15 1989-11-15 熱交換器のヘッダパイプと出入口パイプの連結装置 Expired - Lifetime JPH082556Y2 (ja)

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JPH0372194U JPH0372194U (ja) 1991-07-22
JPH082556Y2 true JPH082556Y2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193197U (ja) * 1987-05-30 1988-12-13
JPH0183994U (ja) * 1987-11-26 1989-06-05
JPH02309089A (ja) * 1989-05-23 1990-12-25 Matsushita Refrig Co Ltd 管の接続方法

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Publication number Publication date
JPH0372194U (ja) 1991-07-22

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