JPH08255233A - バーコード符号化システム - Google Patents

バーコード符号化システム

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JPH08255233A
JPH08255233A JP7057629A JP5762995A JPH08255233A JP H08255233 A JPH08255233 A JP H08255233A JP 7057629 A JP7057629 A JP 7057629A JP 5762995 A JP5762995 A JP 5762995A JP H08255233 A JPH08255233 A JP H08255233A
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JP7057629A
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Naoki Endo
直樹 遠藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字された符号を読み取る際に発生する誤りが
訂正不可能となる確率を極力少なくすることを可能とす
るバーコード符号化システムを提供する。 【構成】入力された文字をオール0を含まないmビット
からなる情報シンボルで表現する文字/シンボル変換部
21と、上記情報シンボルをk個集めて情報シンボル列
とし、この情報シンボル列に対して誤り訂正符号化を行
いn−k個のチェックシンボルからなるチェックシンボ
ル列を計算するリードソロモン符号化部22と、上記n
個のシンボルそれぞれを所定のバーコードパターンに変
換するシンボル/バーコード変換部24と、上記チェッ
クシンボルに対応するバーコードパターンが3つ以上連
続して配置されないように上記n個のシンボルを配置変
換するシャッフリング部23とを具備してなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば郵便物を区分け
して配達する業務の効率化に用いられる郵便機械コード
の符号化システム等に適用して好適なバーコード符号化
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来用いられていた郵便番号制度
の改善が検討されている。即ち、中央局において、新郵
便番号(宛先地名情報等)、住所表示番号(宛先地番情
報)等をはがきや封書等の宛名表示面に専用のバーコー
ド体系を用いて印字し、地方局や配達局では、これらの
情報を読みとって、郵便物の宛先別の仕分け等を自動化
することにより業務の効率化を図ることが検討されてい
る。
【0003】このとき、印字された情報が、差出人によ
り書かれていた宛先等の文字との重なりが原因で失わ
れ、読みとりができなかったり、誤って読みとる、とい
った不具合が発生する。この結果、それぞれオペレータ
による再読みとり作業や誤った配達による郵便物到着の
遅れなどが発生し、郵便システムの高コスト化や利用者
の不便の原因となってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、郵便
物に、符号化されバーコードで表現された郵便番号や住
所表示番号等を印字する場合、その印字された符号が、
差出人により書かれていた宛先等の文字との重なりによ
り読み取れなくなることがある。
【0005】本発明はこのような不具合の影響を軽減す
るために、新郵便番号、住所表示番号等を誤り訂正符号
化するバーコード符号化システムを提供するものであ
る。即ち、本発明は、印字されたバーコードを読み取る
ときに、上記原因により発生した誤りがあっても、訂正
できなくなる確率や誤った読み方をする確率をできるだ
け小さくするような誤り訂正符号の符号化を行うバーコ
ード符号化システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された文
字をオール0を含まないmビットからなる情報シンボル
で表現する手段と、上記情報シンボルをk個集めて情報
シンボル列とし、この情報シンボル列に対して誤り訂正
符号化を行いn−k個のチェックシンボルからなるチェ
ックシンボル列を計算する手段と、上記n個のシンボル
それぞれを所定のバーコードパターンに変換する手段
と、上記チェックシンボルに対応するバーコードパター
ンが3つ以上連続して配置されないように上記n個のシ
ンボルを配置変換する手段とを具備してなることを特徴
とする。
【0007】また、本発明は、上記配置変換手段が、上
記チェックシンボルに対応するバーコードパターンを2
つ連続して配置するときに、それらの前方及び後方のい
ずれか又は両方に所定のバーコードパターンを介在させ
る手段を含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、各ビットの情報(0または
1)は、1本のバー(1本全体、上半分、下半分等)の
印字の有無で表現される。従って、用いられるmビット
の情報シンボルの中にオール0が含まれていないことか
ら、各文字を表すバーコードは少なくとも1本はバーを
持つことが保証される。
【0009】また、本発明では、例えばそれぞれ4(=
m)ビットからなる7(=k)個の情報シンボルに6
(=n−k)個のチェックシンボルを付加する。この符
号化方法としては、例えば公知のGF(16)上のリー
ドソロモン符号が利用可能である。リードソロモン符号
は、付加されたチェックシンボルの個数に対して、誤り
訂正可能な誤りシンボルの個数を最大にできる符号であ
り、郵便物上に印字されたバーコードを読み取れる確率
を向上させるのに都合がよい。
【0010】ただし、計算されたチェックシンボルにつ
いては、オール0でないという保証を行うことは困難で
ある。オール0の場合、そのシンボルを表すバーコード
はバーが1本も含まれないことになる。そのようなバー
コードが連続して印字されてしまうと、印字や読み取り
の機械的精度によっては、バーコードパターンの認識に
おける信頼性を低下させてしまう。
【0011】そこで、本発明では、チェックシンボルに
対応するバーコードパターンは印字面上で3つ以上連続
しないようにする。また、チェックシンボルに対応する
バーコードパターンを印字面上で2つ連続して配置する
場合、その前方及び後方のいずれか又は両方に、印字部
分の存在する1本のバーがそれぞれ印字されるようにす
る。これにより、バーの存在しない部分の長さは所定の
値以下となることが保証されるので、バーコード認識の
信頼性を保ったまま、リードソロモン符号の強力な誤り
訂正能力を活用することができる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図11を参照して本発明の一
実施例について説明する。図1は、同実施例に係る郵便
物を区分けして配達する業務の全体の流れを説明するた
めの概念図である。
【0013】各地から収集されたはがきや封書等の郵便
物は、OCR1(光学的文字読取機)により新郵便番号
(以下PCと略記)や住所表示番号(以下ANと略記)
等が読み取られる。このPC及びANは、バーコード符
号化システム2に入力され、所定の規則に従ったバーコ
ード符号化が行われる。このバーコード符号化システム
2でのバーコード符号化が、本発明の特徴とするところ
であり、その詳細については後述する。
【0014】そして、このバーコード符号化システム2
により符号化されたバーコードは、プリンタ3により、
その郵便物に印字される。一方、このバーコードが印字
された郵便物を受けとった局では、バーコード読み取り
機4によりその読み取りが行われる。なお、この読み取
りには当然に誤りが含まれる可能性がある。
【0015】そこで、復号化システム5により誤り訂正
を含む復号化が行われ、この結果得られたPC及びAN
を高速郵便物区分機6に引き渡す。そして、高速郵便物
区分機6は、このPC及びANに基づいて郵便物を区分
けする。
【0016】即ち、郵便物の宛先別の仕分け等の自動化
により同業務の効率化が図られることになる。図2は、
同実施例に係るバーコード符号化システムの機能ブロッ
ク図である。
【0017】図2に示すように、バーコード符号化シス
テム2は、文字/シンボル変換部21、リードソロモン
符号化部22、シャッフリング部23、シンボル/バー
コード変換部24及びスタートストップコード付加部2
5を具備してなる。
【0018】文字/シンボル変換部21は、入力された
文字を所定の規則に従って所定数の情報シンボルの組み
合わせにより表現するものである。例えば、同実施例で
は、文字(情報シンボル)の種類を15種類とする。具
体的には、0から9までの数字を表す10種類、ハイフ
ン1種類、英文字を表すために使用されるコントロール
コード3種類、ヌルコード1種類である。
【0019】コントロールコード3種類(CC1〜CC
3)は次のように利用される。即ち、CC1と数字10
種類の組み合わせにより、英文字10種類を表すことが
できる。また、CC2と数字10種類の組み合わせによ
り、英文字10種類を表すことができる。最後に、CC
3と数字6種類の組み合わせにより残りの英文字6種類
を表すことができる。結果として、英数字とハイフンと
ブランクが表現でき、PCやANが滞りなく表現でき
る。
【0020】そして、これら15種類の情報シンボルに
それぞれ特定のビットパターンを対応させる。そのため
には、4ビットのパターン16種類のうちオール0以外
の15種類を対応させればよい。即ち、0001から1
111までの15種類である。
【0021】図3に、入力された文字(情報シンボル)
とビットパターン、バーコードの対応図を示す。同実施
例では、1本のバーコードは4種類の状態をとるものと
する(ロングバー、ハーフバー2種類〜上半分または下
半分、バー無し)。即ち、1本で2ビットを表現でき
る。各シンボルは4ビットで表現されるので、結果とし
て、各シンボルはバー2本で表現される。
【0022】また、リードソロモン符号化部22は、こ
れら情報シンボルに対する誤り訂正符号化としてリード
ソロモン符号化を行うものである。即ち、これら15種
類のビットパターンは、加減乗除について閉じた有限集
合であるガロア体GF(16)の元と見ることができ
る。GF(16)は上記15種類の4ビットパターンと
0000とから成り立っている。
【0023】このように、情報シンボルとガロア体の元
との対応付けがなされると、情報シンボルに対する誤り
訂正符号化として、リードソロモン符号化を行うことが
できる。
【0024】リードソロモン符号化自体は公知の技術で
あり、例えば、F.J.MACWILLIAMS とN.J.A.SLOANEとによ
る「The Theory of Error-Correcting Codes」294頁
〜316頁に詳細に記述されている。
【0025】同実施例においては、PCは7桁の情報シ
ンボルで表現されるものとする。また、ANは最大13
桁の情報シンボルを割り当てるようになされるが、住所
によってはより桁数が少ない場合が存在するものとす
る。
【0026】図4はPCのリードソロモン符号の基本構
造を示している。PCについては、情報シンボル7桁
(IS1〜IS7)に対して、6桁のチェックシンボル
(CS1〜CS6)が生成される。これは、符号長1
3、情報シンボル数7、チェックシンボル数6、最小ハ
ミング距離7のリードソロモン符号で、1符号語内の1
3シンボルのうち3シンボルまでの誤りを訂正すること
ができる。
【0027】次に、ANについては、情報シンボルの最
大桁数として設定されている13桁までに対して符号化
を行う必要がある。ANの情報シンボルは2つの符号語
に分散させる。この理由は、GF(16)上のリードソ
ロモン符号の符号長が最大15であり1つの符号語で符
号化する場合には、十分な数のチェックシンボルをつけ
られない、そして結果的には、十分な訂正能力が得られ
ないからである。また、用いる2つの符号語は同一のチ
ェックシンボル数を持つようになされる。基本的には各
符号語の情報シンボル数は7桁で、6桁のチェックシン
ボルが生成される。これは、符号長13、情報シンボル
数7、チェックシンボル数6、最小ハミング距離7のリ
ードソロモン符号で、1符号語内の13シンボルのうち
3シンボルまでの誤りを訂正することができる。
【0028】一方、住所を表す数値の文字数はさまざま
である。番地しかないこともあるし、丁目、番地、号が
すべて必要な場合もある。従って、郵便物全体に対し
て、トータルとしての読み取り率を向上させる手段とし
て、住所表示番号の文字数が少ない場合は、その分チェ
ックシンボルを増加させ、誤り訂正能力を高めた符号化
を行う、という原理を採用できる。しかし、この場合、
印字に際してどのような符号化が行われたかによって復
号方法が異なるので、符号化形式を示す情報が符号内に
含まれなければならない。
【0029】図5はANのリードソロモン符号の基本構
造を示しており、上記の各種前提条件をすべて満たすも
のである。まず、符号構成は、入力され符号化すべき情
報シンボル数が9以上の場合(a)と、8以下の場合
(b)とで異なる。(a)では、符号長13、情報シン
ボル数7、チェックシンボル数6、最小ハミング距離7
のリードソロモン符号であり、1符号語内の13シンボ
ルのうち3シンボルまでの誤りを訂正することができ
る。一方(b)では、符号長は同一で13であるが、情
報シンボル数5、チェックシンボル数8、最小ハミング
距離9のリードソロモン符号であり、1符号語内の13
シンボルのうち4シンボルまでの誤りを訂正することが
できる。いずれの符号においてもISn、CSnはそれ
ぞれ情報シンボルとチェックシンボルとを表す。また、
L1、L21、L22、L31、L32はそれぞれあら
かじめ定められた付加的シンボルのビットパターンを表
している。
【0030】次に、符号化形式を示す情報は、(a)お
よび(b)の両方について、符号語AN2の最も左にあ
るシンボルに含まれている。即ち、(a)ではL1=0
101であり、(b)ではL31+L32=1010で
ある。復号に際して、符号語AN2のこの位置のシンボ
ルを観察することで、符号化形式に関する情報が得られ
る。
【0031】なお、(a)で符号化すべき情報シンボル
数が13に満たない場合には、該当する部分をヌルコー
ドで埋めておく。(b)についても同様である。また、
シャッフリング部23は、図4や5のようにして符号化
されたPCやANをバーコードとして印字する際に行わ
れる、本発明に特徴的なシャッフリング処理を行うもの
である。また、シンボル/バーコード変換部24は、こ
のシャッフリングされたPCやANをバーコードに変換
するものであり、スタートストップコード付加部25
は、これらの前方及び後方に所定のバーコードを付加す
るものである。
【0032】図6は、図4のように符号化されたPCに
対してシャッフリングが行われた結果を示している。即
ち、図6では、各CSが2つのISにはさまれた形式と
されている。この処理は次のような意義をもつ。即ち、
各ISは2本のバーからなっており、図3によれば少な
くともどちらかに印字がある。しかし、CSについては
その保証はない(0000かもしれない)。よって、C
Sを2つのISではさむことにより、印字の無いバーが
連続して発生する部分の長さを限定できる。同実施例で
はその値は4である。もし、CS同士が連続している
と、非常に長い範囲にわたって、印字の無いバーが連続
することが有り得る。このとき、郵便物を搬送する速度
にムラが生ずると、バーの無い区間の長さが長いほど、
その区間がバー何本分に相当するかを数えまちがえる確
率が高くなり、結果として、符号語の途中から同期はず
れに陥る。これは、郵便物の読み取り率を低下させる。
【0033】図7の(a)は、図5の(a)のように符
号化されたAN1及びAN2に対してシャッフリングさ
れた結果を示している。ここで、図5(a)から図7
(a)へのシャッフリングの規則は、PCのケースと同
一である。
【0034】一方、図5(b)から図7(b)へのシャ
ッフリングの規則は、上記2例と同一ではない。その理
由は、このケースでは、情報シンボル数がチェックシン
ボル数と較べて少なく単純なシャッフリングではうまく
いかないからである。
【0035】また、印字においては、AN1のCS11
に先行して、ロングバー1本からなるスタートコードが
印字され、CS18の後にはAN2のCS21が連続
し、さらに、CS28のあとに、ロングバー1本からな
るストップコードまたはストップコンティニューコード
が印字される、という前提条件が必要である。
【0036】このとき、PCと同様に、印字の無いバー
の連続数は最大4に限定できる。図8及び図9は、以上
述べたPCおよびANの、文字入力から印字までの処理
を示すフローチャートである。
【0037】ANにおいては、入力された文字数によ
り、付加的シンボルの付け方、符号化形式およびシャッ
フリング規則が異なっている様子が明確に示されてい
る。これらの処理の中で印字はインクジェットプリンタ
などでなされるが、そのほかの処理はソフトウェアで実
現しても良いし、ハードウェアで実現しても良い。
【0038】図8はPC用符号の印字処理を示したフロ
ーチャートである。ステップS61において、入力され
る文字はすでに、公知のアスキーコードによって表現さ
れているとする。
【0039】ステップS62においては、アスキーコー
ドによって表現されている文字が4ビットで表されるシ
ンボルに変換される。ただし、文字が英字である場合に
は、いったんその英字をコントロールコード+数字とい
う表現に変換し、その後でコントロールコードおよび数
字をそれぞれ該当するシンボルに変換する。文字からシ
ンボルへの変換規則は、図3における文字とビットパタ
ーンとの関係で記述されている。即ち、文字0に対応す
るアスキーコードが入力されたならば、ステップS62
は、0001というビットパターンをもったシンボルを
出力する。
【0040】ステップS63は、ステップS62から出
力されるシンボル列(図4のIS1〜IS7)に対し
て、リードソロモン符号化を施しチェックシンボル列
(図4のCS1〜CS6)を計算する。
【0041】ステップS64は、図4から図6への配列
変換として規定されるシャッフリングを施すステップで
ある。ステップS65は、ステップS64の出力を、印
字されるべきバーコードパターン情報に変換する。この
変換は、図3のビットパターンからバーコードへの変換
に対応する。即ち、ビットパターン0001を持つシン
ボルは、1本目が印字無しで2本目が下半分のみ印字の
あるバーコードとして印字される。ステップS65から
出力されるバーコードパターン情報は、この印字が実現
されるようにステップS67においてバーコード印字用
プリンタを制御するのに用いられる。なお、実際の印字
に際しては、図6のPC用符号の前後に、それぞれ1本
のスタートコードとストップコードとが印字される。そ
のためのプリンタ制御は、ステップS66において出力
される情報によりなされる。
【0042】図9はAN用符号の印字処理を示したフロ
ーチャートである。ここで、図8で説明したのと同様の
内容を持つステップは同一の番号が付加されている。ス
テップS61において、入力される文字はすでに、公知
のアスキーコードによって表現されているとする。
【0043】ステップS62においては、アスキーコー
ドによって表現されている文字が4ビットで表されるシ
ンボルに変換される。ただし、文字が英字である場合に
は、いったんその英字をコントロールコード+数字とい
う表現に変換し、その後でコントロールコードおよび数
字をそれぞれ該当するシンボルに変換する。文字からシ
ンボルへの変換規則は、図3における文字とビットパタ
ーンとの関係で記述されている。即ち、文字0に対応す
るアスキーコードが入力されたならば、ステップS62
は、0001というビットパターンをもったシンボルを
出力する。
【0044】すでに説明したようにAN用符号において
は、符号化すべき住所表示番号のシンボル数に応じて、
符号化とシャッフリングの方法が異なっている。ステッ
プS71はこのため、住所表示番号として符号化すべき
シンボル数を数えるステップである。即ち、数字とハイ
フンに対しては、それぞれ1文字が1シンボルとなり、
英字に対しては1文字が2シンボルとなる。ステップS
71は、一通の郵便物に対して住所表示番号が何シンボ
ルで表されるかを数える。そして、ステップS72によ
って、それが9シンボル以上か、8シンボル以下かが判
断される。
【0045】ここで、前者の場合には、ステップS73
aでL1が付加され、後者の場合には、ステップS73
bでL21、L22、L31、L32が付加される。こ
れにより、図5のAN用符号におけるチェックシンボル
以外の部分がそれぞれ完成される。
【0046】なお、シンボル数が9以上であって13シ
ンボルに満たない場合、また、シンボル数が8以下であ
って8シンボルに満たない場合、それぞれにおける余白
部分は図3におけるヌルコードで埋められる。そして、
住所表示番号のシンボル数9以上の場合はIS1〜IS
13が、シンボル数8以下の場合はIS1〜IS8がそ
れぞれ定められる。
【0047】次に、ステップS74での処理を説明す
る。住所表示番号のシンボル数が9以上の場合は、図5
の(a)に示したようなリードソロモン符号化が行わ
れ、符号長13、チェックシンボル数6である符号AN
1およびAN2が生成される。一方、住所表示番号のシ
ンボル数が8以下の場合には、図5の(b)に示したよ
うなリードソロモン符号化が行われ、符号長13、チェ
ックシンボル数8である符号AN1およびAN2が生成
される。
【0048】次に、ステップS75での処理を説明す
る。住所表示番号のシンボル数が9以上の場合は、図5
の(a)に示したようなシンボル配列から、図7の
(a)に示したようなシンボル配列への配列変換、即ち
シャッフリングが行われる。ここで、AN1とAN2と
におけるシャッフリングの規則は同一である。一方、住
所表示番号のシンボル数が8以下の場合は、図5の
(b)に示したようなシンボル配列から、図7の(b)
に示したようなシンボル配列への配列変換、即ちシャッ
フリングが行われる。ここで、AN1とAN2とにおけ
るシャッフリングの規則は同一でない。
【0049】ステップS65は、ステップS75の出力
を、印字されるべきバーコードパターン情報に変換す
る。この変換は、図3のビットパターンからバーコード
への変換に対応する。即ち、ビットパターン0001を
持つシンボルは、1本目が印字無しで2本目が下半分の
み印字のあるバーコードとして印字される。ステップS
65から出力されるバーコードパターン情報は、この印
字が実現されるようにステップS67においてバーコー
ド印字用プリンタを制御するのに用いられる。なお、実
際の印字に際しては、図7の(a)のケースおよび
(b)のケースの両者に対して、AN1とAN2とは直
接に接続され、その前後に、それぞれ1本のスタートコ
ードとストップコードとが印字される。そのためのプリ
ンタ制御は、ステップS67において出力される情報に
よりなされる。
【0050】図10は、図8に示したフローチャートに
より印字されたPC用符号の読み取り処理を示したフロ
ーチャートである。PC用バーコードを郵便物上から光
学的に読み取るところから始まり、PCを表す文字情報
を復元するまでが示されている。
【0051】ステップS81は、郵便物上のバーコード
を、位置に応じて強度変調された光信号としてとらえ
る。さらに、その光信号を位置の関数としての強度に基
づいて2値化する。この結果得られる2値化された図形
パターンに対するパターン認識処理によって、印字され
ていたであろうバーコードのパターンが取り出される。
【0052】即ち、ステップS81の出力情報は、検出
された各バーコードに対してその状態(ロングバー、上
半分のハーフバー、下半分のハーフバー、バーなし、の
4種類のどれか)を記述したものである。
【0053】ステップS82は、検出されたバーコード
系列のうち、どこからどこまでがPC用符号であるかを
識別する処理である。スタートコードとストップコード
は、所定の間隔をおいて、ある限定された領域に、ある
特定のバー形状(例えば両方ともロングバーである、
等)をもって印字されているものである。これらの情報
を確認しながら、検出されたバーの中のスタート・スト
ップコードを見極めこれらを処理対象から取り除くこと
ができる。
【0054】ステップS83は、図8のステップS65
(シンボル/バーコード変換)の逆の処理に当たる。す
なわち、ステップS82の出力である検出されたバーコ
ードパターンにおいて、1文字を表すバーコード本数毎
(バーの無いところは、バー無し1本、というように解
釈する)にそれを区切る。そして、その区切りの中のバ
ーコードパターンがどのシンボルに相当するかを図3に
より調べる。そして、検出されたバーコード列をシンボ
ル列に変換する。
【0055】ステップS84は、図8のステップS64
(シャッフリング)の逆の変換に当たる。即ち、ステッ
プS83の出力であるシンボル列に対して、図6から図
4へのシンボル順序変換を行う。この結果、リードソロ
モン符号の復号化ステップS85へ進むことができる。
【0056】ステップS85のリードソロモン復号化で
は、PC用符号に対して、3重誤りまでを訂正できるよ
うな公知の復号処理を施す。復号化のプロセスS85
は、出力として、エラー訂正処理の施された符号(エラ
ー訂正可能と判断できた場合)、または入力された符号
そのまま(エラーがない、または、訂正不可能と判断さ
れた場合)を出力する。したがって、実際には、符号系
列を出力するポートまたは変数と、そのステータスを示
すフラグ情報を出力するポートまたは変数とが、用意さ
れている。ここで、訂正不可能との判断は、一般に、復
号中におきる矛盾の発見により行われる。例えば、文字
情報であるはずなのにオール0のシンボルとして復号さ
れた場合や誤りの位置が符号の長さを越える位置にある
という結論がでた場合などである。また、例えば、PC
では英字を使用していないのに英字に対応するシンボル
(コントロールコード用シンボル)が復号されるといっ
た使用文字種のルール違反、おかしな順番でヌルコード
が入っている、ヌルコード以外のコントロールコードが
連続しているなどの矛盾も見逃さずに使われる。
【0057】ステップS87は、復号化された各シンボ
ルを、図3の取り決めに従い、それぞれに対応する文字
に戻す処理である。これは、図8のステップS62の逆
処理に相当する。
【0058】ステップS86は、ステップS85から受
け取ったフラグ情報を解釈し、ステップS85で復号さ
れステップS87で文字として得られた復号情報の価値
を定める。すなわち、フラグ情報が訂正不可能を表して
いるとき、復号情報は信頼できず、その郵便物はリジェ
クト郵便物として蓄積される。リジェクト郵便物は後に
作業員が住所を読み取って区分しなければならない。フ
ラグ情報がそれ以外の状態(エラーがない、または、訂
正可能)を表しているとき、復号情報は有効である。こ
のとき、自動宛先区分機等で、その郵便物は復号情報の
表す住所に相当する位置におかれた収納箱までベルト等
で運ばれ、蓄積される。
【0059】図11は、図9に示したフローチャートに
より印字されたAN用符号の読み取り処理を示したフロ
ーチャートである。AN用バーコードを郵便物上から光
学的に読み取るところから始まり、ANを表す文字情報
を復元するまでが示されている。
【0060】ステップS81は、郵便物上のバーコード
を、位置に応じて強度変調された光信号としてとらえ
る。さらに、その光信号を位置の関数としての強度に基
づいて2値化する。この結果得られる2値化された図形
パターンに対するパターン認識処理によって、印字され
ていたであろうバーコードのパターンが取り出される。
すなわち、ステップS81の出力情報は、検出された各
バーコードにたいしてその状態(ロングバー、上半分の
ハーフバー、下半分のハーフバー、バーなし、の4種類
のどれか)を記述したものである。
【0061】ステップS82は、検出されたバーコード
系列のうち、どこからどこまでがAN用符号であるかを
識別する処理である。スタートコードとストップコード
は、所定の間隔をおいて、ある限定された領域に、ある
特定のバー形状(例えば両方ともロングバーである、
等)をもって印字されているものである。これらの情報
を確認しながら、検出されたバーの中のスタート・スト
ップコードを見極めこれらを処理対象から取り除くこと
ができる。
【0062】ステップS83は、図9のステップS65
(シンボル/バーコード変換)の逆の処理に当たる。す
なわち、ステップS82の出力である検出されたバーコ
ードパターンにおいて、1文字を表すバーコード本数毎
(バーの無いところは、バー無し1本、というように解
釈する)にそれを区切る。そして、その区切りの中のバ
ーコードパターンがどのシンボルに相当するかを図3に
より調べる。そして、検出されたバーコード列をシンボ
ル列に変換する。
【0063】次にステップS91からステップS96ま
での間における処理について説明する。その準備とし
て、図9に示されたAN用符号の印字処理を思い出す必
要がある。ポイントは、AN用符号の符号化が、住所表
示番号の有効文字数に依存して行われるという点にあ
る。その処理を再度以下に記す。
【0064】図9において、ステップS71は住所表示
番号として符号化すべきシンボル数を数えるステップで
ある。即ち、数字とハイフンに対しては、それぞれ1文
字が1シンボルとなり、英字に対しては1文字が2シン
ボルとなる。ステップS71は、一通の郵便物に対して
住所表示番号が何シンボルで表されるかを数え、それが
ステップS72により、9シンボル以上か、8シンボル
以下かによってステップS73a又はステップS73b
のいずれかに振り分けられる。また、このシンボル数に
よって、ステップS74及びステップS75における処
理内容が制御される。
【0065】ステップS73a及びステップS73bで
の処理を説明する。まず、シンボル数が9以上であって
13シンボルに満たない場合、また、シンボル数が8以
下であって8シンボルに満たない場合、それぞれにおけ
る余白部分は図3におけるヌルコードで埋められる。そ
して、住所表示番号のシンボル数9以上の場合はIS1
〜IS13が、シンボル数8以下の場合はIS1〜IS
8がそれぞれ定められる。次に、前者の場合L1が、後
者の場合L21、L22、L31、L32が、それぞれ
付加されて、図5のAN用符号におけるチェックシンボ
ル以外の部分が完成される。
【0066】次に、ステップS74での処理を説明す
る。住所表示番号のシンボル数が9以上の場合は、図5
の(a)に示したようなリードソロモン符号化が行わ
れ、符号長13、チェックシンボル数6である符号AN
1およびAN2が生成される。一方、住所表示番号のシ
ンボル数が8以下の場合には、図5の(b)に示したよ
うなリードソロモン符号化が行われ、符号長13、チェ
ックシンボル数8である符号AN1およびAN2が生成
される。
【0067】ステップS75での処理を説明する。住所
表示番号のシンボル数が9以上の場合は、図5の(a)
に示したようなシンボル配列から、図7の(a)に示し
たようなシンボル配列への配列変換、即ちシャッフリン
グが行われる。ここで、AN1とAN2とにおけるシャ
ッフリングの規則は同一である。一方、住所表示番号の
シンボル数が8以下の場合は、図3の(2)に示したよ
うなシンボル配列から、図7の(b)に示したようなシ
ンボル配列への配列変換、すなわちシャッフリングが行
われる。ここで、AN1とAN2とにおけるシャッフリ
ングの規則は同一でない。
【0068】以上のごとく、AN用符号の符号化は住所
表示番号の有効文字数に依存して2通りの方法でなされ
ている。ステップS91からステップS96はそれを復
号化するプロセスを構成している。復号化に当たって用
いられている基本方針は、(1)受け取った符号を、2
通りの符号化に対応した2通りの復号化方法により復号
する、(2)どちらの復号結果が確からしいかを判定
し、確からしい方を復号結果として採用する、ことであ
る。
【0069】ステップS91、ステップS92は、情報
シンボル数9以上の場合に対応した復号化プロセスであ
る。ステップS91は、ステップS83の出力であるシ
ンボル列に対して、図7(a)から図5の(a)へのシ
ンボル順序変換を行う。この結果、リードソロモン符号
の復号化ステップS92へ進むことができる。
【0070】ステップS92のリードソロモン復号化で
は、AN用符号に対して、3重誤りまでを訂正できるよ
うな公知の復号処理を施す。復号化のプロセスS92
は、出力として、エラー訂正処理の施された符号(エラ
ー訂正可能と判断できた場合)、または入力された符号
そのまま(エラーがない、または、訂正不可能と判断さ
れた場合)を出力する。従って、実際には、符号系列を
出力するポートまたは変数と、そのステータスを示すフ
ラグ情報を出力するポートまたは変数とが、用意されて
いる。ここで、訂正不可能との判断は、一般に、復号中
におきる矛盾の発見により行われる。例えば、文字情報
であるはずなのにオール0のシンボルとして復号された
場合や誤りの位置が符号の長さを越える位置にあるとい
う結論がでた場合などである。また、PCと同様に、住
所表示番号における使用文字種があらかじめ制限されて
いる場合には復号結果における使用文字種のルール違反
により矛盾が検出できるし、おかしな順番でヌルコード
が入っている、ヌルコード以外のコントロールコードが
連続しているなどの矛盾も見逃さずに使われる。さら
に、AN用符号の場合には、図5に明記されているよう
に、L1などの固定パターンをもった付加コードが含ま
れている。従って、これらが正確に復号されているか確
認することによっても矛盾が発見できる。
【0071】ステップS93、ステップS94は、情報
シンボル数8以下の場合に対応した復号化プロセスであ
る。ステップS93は、ステップS83の出力であるシ
ンボル列に対して、図7(b)から図5(b)へのシン
ボル順序変換を行う。この結果、リードソロモン符号の
復号化ステップS94へ進むことができる。
【0072】ステップS94のリードソロモン復号化で
は、AN用符号に対して、4重誤りまでを訂正できるよ
うな公知の復号処理を施す。復号化のプロセスS94
は、出力として、エラー訂正処理の施された符号(エラ
ー訂正可能と判断できた場合)、または入力された符号
そのまま(エラーがない、または、訂正不可能と判断さ
れた場合)を出力する。したがって、実際には、符号系
列を出力するポートまたは変数と、そのステータスを示
すフラグ情報を出力するポートまたは変数とが、用意さ
れている。ここで、訂正不可能との判断は、一般に、復
号中におきる矛盾の発見により行われる。例えば、文字
情報であるはずなのにオール0のシンボルとして復号さ
れた場合や誤りの位置が符号の長さを越える位置にある
という結論がでた場合などである。また、PCと同様
に、住所表示番号における使用文字種があらかじめ制限
されている場合には復号結果における使用文字種のルー
ル違反により矛盾が検出できるし、おかしな順番でヌル
コードが入っている、ヌルコード以外のコントロールコ
ードが連続しているなどの矛盾も見逃さずに使われる。
さらに、AN用符号の場合には、図5に明記されている
ように、L1などの固定パターンをもった付加コードが
含まれている。したがって、これらが正確に復号されて
いるか確認することによっても矛盾が発見できる。
【0073】プロセスS95は、プロセスS92及びプ
ロセスS94から受け取った2通りの復号ステータス情
報を比較して、どちらが確からしいか、即ち、AN用符
号の情報シンボル数は9以上だったのか、8以下だった
のかを決定する。この決定によって制御されるステップ
S96は、ステップS92の出力とステップS94の出
力とのうちどちらか確からしい方を後続ステップへ送
る。
【0074】プロセスS95で確からしさの判定に使わ
れる情報は、ステップS92又はステップS94の説明
で詳述したように、 (1)検出された誤りの個数 (2)検出された誤りの位置 (3)文字情報部分がオール0でないか (4)使用文字種の制限を満たすか (5)ヌルコードの位置は異常でないか (6)コントロールコードの入り方に異常はないか (7)固定パターン付加コードは正しく復号されている
か、 等である。
【0075】ステップS87は、復号化された各シンボ
ルを、図3の取り決めに従い、それぞれに対応する文字
に戻す処理である。これは、図9のステップS62の逆
処理に相当する。
【0076】ステップS86は、ステップS96から受
け取ったフラグ情報を解釈し、ステップS92又はステ
ップS94で復号されステップS87で文字として得ら
れた復号情報の価値を定める。すなわち、フラグ情報が
訂正不可能を表しているとき、復号情報は信頼できず、
その郵便物はリジェクト郵便物として蓄積される。リジ
ェクト郵便物は後に作業員が住所を読み取って区分しな
ければならない。フラグ情報がそれ以外の状態(エラー
がない、または、訂正可能)を表しているとき、復号情
報は有効である。このとき、高速郵便物区分機等で、そ
の郵便物は復号情報の表す住所に相当する位置におかれ
た収納箱までベルト等で運ばれ、蓄積される。
【0077】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、チ
ェックシンボルに対応するバーコードパターンを印字面
上で3つ以上連続しないようにし、かつ、チェックシン
ボルに対応するバーコードパターンを印字面上で2つ連
続して配置する場合、その前方及び後方のいずれか又は
両方に、印字部分の存在する1本のバーがそれぞれ印字
されるようにする。
【0078】これにより、バーの存在しない部分の長さ
は所定の値以下となることが保証されるので、バーコー
ド認識の信頼性を保ったまま、リードソロモン符号の強
力な誤り訂正能力を活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る郵便物を区分けして配達
する業務の全体の流れを説明するための概念図。
【図2】同実施例に係るバーコード符号化システムの機
能ブロック図。
【図3】同実施例の入力された文字とビットパターン、
バーコードの対応図。
【図4】同実施例のPC用符号のシャッフリング前の構
成を示す図。
【図5】同実施例のAN用符号のシャッフリング前の構
成を示す図。
【図6】同実施例のPC用符号のシャッフリング後の構
成を示す図。
【図7】同実施例のAN用符号のシャッフリング後の構
成を示す図。
【図8】同実施例のPC用符号の印字処理を示すフロー
チャート。
【図9】同実施例のAN用符号の印字処理を示すフロー
チャート。
【図10】同実施例のPC用符号の読み取り処理を示す
フローチャート。
【図11】同実施例のAN用符号の読み取り処理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…OCR、2…バーコード符号化システム、3…プリ
ンタ、4…バーコード読み取り機、5…復号化システ
ム、6…高速郵便物区分機、21…文字/シンボル変換
部、22…リードソロモン符号化部、23…シャッフリ
ング部、24…シンボル/バーコード変換部、25…ス
タート/ストップコード付加部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字をオール0を含まないm
    ビットからなる情報シンボルで表現する手段と、上記情
    報シンボルをk個集めて情報シンボル列とし、この情報
    シンボル列に対して誤り訂正符号化を行いn−k個のチ
    ェックシンボルからなるチェックシンボル列を計算する
    手段と、上記n個のシンボルそれぞれを所定のバーコー
    ドパターンに変換する手段と、上記チェックシンボルに
    対応するバーコードパターンが3つ以上連続して配置さ
    れないように上記n個のシンボルを配置変換する手段と
    を具備してなることを特徴とするバーコード符号化シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記配置変換手段は、上記チェックシン
    ボルに対応するバーコードパターンを2つ連続して配置
    するときに、それらの前方及び後方のいずれか又は両方
    に所定のバーコードパターンを介在させる手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のバーコード符号化システ
    ム。
JP7057629A 1995-03-16 1995-03-16 バーコード符号化システム Pending JPH08255233A (ja)

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