JPH08254898A - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents

電子写真装置の現像装置

Info

Publication number
JPH08254898A
JPH08254898A JP5783195A JP5783195A JPH08254898A JP H08254898 A JPH08254898 A JP H08254898A JP 5783195 A JP5783195 A JP 5783195A JP 5783195 A JP5783195 A JP 5783195A JP H08254898 A JPH08254898 A JP H08254898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
developing
toner
sides
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5783195A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Sugimura
精二 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP5783195A priority Critical patent/JPH08254898A/ja
Publication of JPH08254898A publication Critical patent/JPH08254898A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーケースの両側と現像ブレードの両側の
背面との間からのトナーの洩れを防止する。 【構成】 ブレードシール20の両面を接着層21,2
3によりトナーケース1の両側と現像ブレード10の両
側の背面とに接着し、現像ブレード10の背面とブレー
ドシール20との間を全面的に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置の現像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置においては、感光体の外周
に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー画像として
現像し、そのトナー画像を用紙に転写することにより印
刷物を得ている。このような電子写真装置に利用される
従来の現像装置を、図4ないし図9に基づいて説明す
る。図4は全体構造を示す縦断側面図、図5はトナーケ
ースの全体を示す斜視図、図6はトナーケースの一部を
示す斜視図、図7は図4におけるB−B線部の断面図、
図8はブレードシールの支持構造を示す一部の縦断側面
図、図9は図8におけるA−A線部の断面図である。
【0003】これらの図において、1はトナーケースで
ある。このトナーケース1は、その上面にシール材2に
よりシールされて装着されたトナーカートリッジ3から
トナー4が補給される。このトナーケース1には、トナ
ー4を撹拌するアジテータ5と、スポンジ等の弾性材に
より形成された補給ローラ6と、この補給ローラ6によ
りトナー4が押しつけられる現像ローラ7とが回転自在
に保持されている。また、トナーケース1の前面には、
現像ローラ7の外周の一部を露出させる開口部8が形成
され、この開口部8の上縁9には現像ブレード10が取
り付けられている。この現像ブレード10は、ゴム等の
弾性を有する材料により形成されたトナー規制部材11
を板状の板ばね12の先端に固着することにより形成さ
れ、板ばね12の上縁は押え板13により開口部8の上
縁9に規定されている。さらに、トナーケース1の底部
にはトナーエンプティセンサ14が設けられている。
【0004】前記トナーケース1の開口部8の両端部に
は、開口部8の底面15から現像ローラ7の外周に沿う
弧状の壁面16が形成され、これらの壁面16には、現
像ローラ7の両端からのトナー4の洩れを防止するロー
ラシール17が接着されている。また、開口部8の底面
15には現像領域に対応する長さのリカバリーシート1
8の一縁が接着されている。
【0005】さらに、両側の壁面16の上部には、現像
ブレード10の板ばね12の弾性的な撓み運動を許容す
るように奥側に凹むブレードシール貼付面19が形成さ
れ、これらのブレードシール貼付面19には、板ばね1
2の背面を押圧してトナー規制部材11を現像ローラ7
の外周面に圧接するスポンジ製のブレードシール20が
両面接着テープ21により接着されている。
【0006】このような現像装置では、現像ブレード1
0は、板ばね12自身の弾性及びブレードシール20の
弾性により発生する圧力によりトナー規制部材11が現
像ローラ7に圧接される。そして、トナーケース1内の
トナー4はアジテータ5により撹拌され、現像ローラ7
の回転に対して抵抗する方向に回転する補給ローラ6に
よりトナー4が現像ローラ7の外周に押しつけられる。
この場合、現像ローラ7上のトナー4はトナー規制部材
11により膜厚が定められ、感光体22上の静電潜像に
吸引される。このとき、現像ローラ7上の余分のトナー
4は、リカバリーシート18と現像ローラ7との間を潜
り抜け、トナーケース1内に回収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現像ブレード10の背
面に付着するトナー4の開口部8の両側への移動を阻止
する目的で、現像ブレード10の両側の背面にブレード
シール20を圧接させているが、ブレードシール20は
表面に凹凸があり、また、現像ブレード10の背面に圧
接されるため、図8及び図9に示すように、ブレードシ
ール20の表面に波を打つように皺がより、現像ブレー
ド10の背面とブレードシール20の前面との間に隙間
が生じ易い。これにより、図9に示す矢印に沿ってトナ
ー4が開口部8の両側に回り込み、外部に洩れることが
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
感光体に対向する開口部を有し非磁性のトナーが収納さ
れるトナーケースと、このトナーケースの前記開口部に
回転自在に保持された現像ローラと、前記トナーケース
の内部において一部が前記現像ローラに接触された現像
ブレードと、弾性的に屈撓する材料により形成され前記
トナーケースの両側に接着される接着層と前記現像ブレ
ードの両側の背面に接着される接着層とを両面に有する
一対のブレードシールとを備えた電子写真装置の現像装
置である。
【0009】請求項2記載の発明は、感光体に対向する
開口部を有し非磁性のトナーが収納されるトナーケース
と、このトナーケースの前記開口部に回転自在に保持さ
れた現像ローラと、前記トナーケースの内部において一
部が前記現像ローラに接触された現像ブレードと、弾性
的に屈撓する材料により形成され前記トナーケースの両
側に接着される接着層を裏面に有し前面が前記現像ブレ
ードの両側の背面に圧接された一対のブレードシール
と、弾性的に屈撓する材料により形成され前記現像ロー
ラの軸心に対して交差する方向における前記ブレードシ
ールの内側面と前記トナーケースの両側とに接着される
接着層を有して前面が前記ブレードの背面に圧接された
一対の補助シールとを備えた電子写真装置の現像装置で
ある。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、トナーケースの
両側に接着されたブレードシールの前面と現像ブレード
の背面との間が接着層により強固に接着され、また、ブ
レードシールの現像ブレード側の面の凹凸が接着層の接
着剤により埋められて平滑になるため、現像ブレードと
ブレードシールとの間へのトナーの侵入が確実に阻止さ
れる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、それぞれト
ナーケースの両側に接着層をもって接着されて前面が現
像ブレードの背面に圧接されたブレードシールと補助シ
ールとが設けられ、このブレードシールの内側面と補助
シールとの間を接着する接着層の端縁が、現像ブレード
の背面に隙間の無い状態で密着されるため、現像ブレー
ドとブレードシールとの間へのトナーの侵入が確実に阻
止される。
【0012】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。図4ないし図9において説明し
た部分と同一部分については同一符号を用い説明も省略
する(以下同様)。図1はブレードシールの支持構造を
示す一部の断面図、図2はブレードシールの支持構造を
示す一部の縦断側面図である。なお、図2は従来例にお
ける図8と対応する図であり、図1は図2のC−C線部
で断面にした図である。
【0013】本発明の特長は、弾性的に屈撓するスポン
ジ等の材料により形成されトナーケース1の両側に接着
される接着層21と現像ブレード10の両側の背面に接
着される接着層23とを両面に有するブレードシール2
0を備えた点である。より具体的には、接着層21はト
ナーケース1の両側のブレードシール貼付面19に接着
され、接着層23は板ばね12の両側の背面に接着され
ている。
【0014】このような構成において、従来例と同様
に、現像ブレード10は、板ばね12自身の弾性及びブ
レードシール20の弾性により発生する圧力によりトナ
ー規制部材11が現像ローラ7に圧接され、この状態で
現像がなされる。
【0015】この現像に際し、接着層21によりトナー
ケース1のブレードシール貼付面19に接着されたブレ
ードシール20の前面と現像ブレード10の背面との間
が接着層23により強固に接着され、また、ブレードシ
ール20の現像ブレード10側の面の凹凸が接着層23
の接着剤により埋められて平滑になるため、現像ブレー
ド10の背面とブレードシール20との間へのトナー4
の侵入が確実に阻止される。これにより、現像ブレード
10の両側とトナーケース1の両側との間からのトナー
1洩れを確実に防止することができる。
【0016】次いで、請求項2記載の発明の一実施例を
図3に基づいて説明する。本発明の特長は、トナーケー
ス1の両側(ブレードシール貼付面19)に接着層21
をもって接着されたブレードシール20の前面を現像ブ
レード10の両側の背面に圧接させ、現像ローラ7の軸
心に対して交差する方向におけるブレードシール20の
内側面20aとトナーケース1の両側(ブレードシール
貼付面19の内側面19a)とに接着層24をもって接
着された補助シール25の前面を現像ブレード10の両
側の背面に圧接させた点である。この補助シール25
は、ブレードシール20と同様に弾性的に屈撓するスポ
ンジ等の材料により形成されている。
【0017】このような構成において、ブレードシール
20は裏面が接着層21によりブレードシート貼付面1
9に接着されて前面で現像ブレード10の背面を現像ロ
ーラ7側に押圧する。ブレードシール貼付面19の内側
面19aに接着層24により接着された補助シール25
も、その前面で現像ブレード10の背面を現像ローラ7
側に押圧する。これにより、現像ブレード10のトナー
規制部材11が現像ローラ7の外周面に圧接される。
【0018】現像に際し、ブレードシール20とその内
側に配設された補助シール25との間の接着層24の端
縁が、現像ブレード10の背面に隙間の無い状態で密着
されるため、現像ブレード10とブレードシール20と
の間へのトナー4の侵入が確実に阻止される。
【0019】前記実施例において、接着層21,24は
両面接着テープを用いたが、両面接着テープに代えて接
着剤を塗布してもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ブレードシール
の両面を接着層によりトナーケースの両側と現像ブレー
ドの両側の背面とに接着したので、トナーケースの両側
に接着されたブレードシールの前面と現像ブレードの背
面との間を強固に接着し、また、ブレードシールの現像
ブレード側の面の凹凸を接着層の接着剤により埋めて平
滑にすることができ、これにより、現像ブレードとブレ
ードシールとの間へのトナーの侵入を確実に阻止するこ
とができ、したがって、現像ブレードの両側とトナーケ
ースの両側との間からのトナー洩れを確実に防止するこ
とができる。
【0021】請求項2記載の発明は、背面が接着層によ
りトナーケースの両側に接着されて前面で現像ブレード
の背面を圧接するブレードシールを設け、このブレード
シールの内側面とトナーケースの両側とに接着層により
接着されて前面で現像ブレードの背面を圧接する補助シ
ールを設けたので、ブレードシールと補助シールとの接
合面を接着する接着層の端縁を現像ブレードの背面に隙
間の無い状態で密着させることができ、これにより、現
像ブレードとブレードシールとの間へのトナーの侵入を
確実に阻止することができ、したがって、現像ブレード
の両側とトナーケースの両側との間からのトナー洩れを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例におけるブレー
ドシールの支持構造を示す一部の断面図である。
【図2】ブレードシールの支持構造を示す一部の縦断側
面図である。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例におけるブレー
ドシールの支持構造を示す一部の断面図である。
【図4】従来例における全体構造を示す縦断側面図であ
る。
【図5】トナーケースの全体を示す斜視図である。
【図6】図6はトナーケースの一部を示す斜視図であ
る。
【図7】図4におけるB−B線部の断面図である。
【図8】ブレードシールの支持構造を示す一部の縦断側
面図である。
【図9】図8におけるA−A線部の断面図である。
【符号の説明】
1 トナーケース 4 トナー 7 現像ローラ 8 開口部 10 現像ブレード 11 トナー規制部材 20 ブレードシール 20a ブレードシールの内側面 21 接着層 23,24 接着層 25 補助シール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に対向する開口部を有し非磁性の
    トナーが収納されるトナーケースと、このトナーケース
    の前記開口部に回転自在に保持された現像ローラと、前
    記トナーケースの内部において一部が前記現像ローラに
    接触された現像ブレードと、弾性的に屈撓する材料によ
    り形成され前記トナーケースの両側に接着される接着層
    と前記現像ブレードの両側の背面に接着される接着層と
    を両面に有する一対のブレードシールとを備えたことを
    特徴とする電子写真装置の現像装置。
  2. 【請求項2】 感光体に対向する開口部を有し非磁性の
    トナーが収納されるトナーケースと、このトナーケース
    の前記開口部に回転自在に保持された現像ローラと、前
    記トナーケースの内部において一部が前記現像ローラに
    接触された現像ブレードと、弾性的に屈撓する材料によ
    り形成され前記トナーケースの両側に接着される接着層
    を裏面に有し前面が前記現像ブレードの両側の背面に圧
    接された一対のブレードシールと、弾性的に屈撓する材
    料により形成され前記現像ローラの軸心に対して交差す
    る方向における前記ブレードシールの内側面と前記トナ
    ーケースの両側とに接着される接着層を有して前面が前
    記ブレードの背面に圧接された一対の補助シールとを備
    えたことを特徴とする電子写真装置の現像装置。
JP5783195A 1995-03-17 1995-03-17 電子写真装置の現像装置 Pending JPH08254898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5783195A JPH08254898A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 電子写真装置の現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5783195A JPH08254898A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 電子写真装置の現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08254898A true JPH08254898A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13066893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5783195A Pending JPH08254898A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 電子写真装置の現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08254898A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3126532B2 (ja) クリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2597024Y2 (ja) 現像装置
JPS62192770A (ja) 一成分現像装置
JP5218141B2 (ja) 現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JPH0485571A (ja) トナーシール材
JP2007188109A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JPH08254898A (ja) 電子写真装置の現像装置
JP3994587B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP3501018B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP3256080B2 (ja) 粉体収容装置
JPH08220858A (ja) 電子写真装置の現像装置
JP3682495B2 (ja) 現像装置
JP3760978B2 (ja) 現像装置
JPH04134374A (ja) 現像装置
JP2010139972A (ja) 現像カートリッジにおけるシール部材及び現像カートリッジ
JP2004020778A (ja) 1成分現像装置
JP2002341644A (ja) 現像装置
JP4668633B2 (ja) シール部材及び液体画像形成装置
JPH0226228B2 (ja)
JPH07121028A (ja) 現像装置
JP2023183622A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP4565535B2 (ja) 画像形成装置
JP3089900B2 (ja) 現像剤漏出防止装置
JP2003208019A (ja) 現像装置
JPS62143073A (ja) 一成分現像装置