JPH08254589A - 燃料バンドル・アセンブリ - Google Patents

燃料バンドル・アセンブリ

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JPH08254589A
JPH08254589A JP7305294A JP30529495A JPH08254589A JP H08254589 A JPH08254589 A JP H08254589A JP 7305294 A JP7305294 A JP 7305294A JP 30529495 A JP30529495 A JP 30529495A JP H08254589 A JPH08254589 A JP H08254589A
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JP
Japan
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fuel
channel
fuel bundle
bundle
support plate
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JP7305294A
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English (en)
Inventor
Charles A Dalke
チャールズ・アーサー・ダーク
Charles W Dillmann
チャールズ・ワーナー・ディルマン
Charles W Relf
チャールズ・ウィリアム・レルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/324Coats or envelopes for the bundles
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/322Means to influence the coolant flow through or around the bundles
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C5/00Moderator or core structure; Selection of materials for use as moderator
    • G21C5/02Details
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものよりも大形の沸騰水形原子炉用燃
料バンドル・アセンブリを提供する。 【解決手段】 燃料バンドル・アセンブリは、少なくと
も2つの内部仕切り部材(18,20,22,24、又
は118,120)によって4象限に分割された、開放
端を持つ筒形チャンネル(16)であって、各象限に上
部及び下部タイ・プレート(50,51)の間を伸びる
複数個の燃料棒(46)で構成された小燃料バンドル・
アセンブリ(26)を持つ筒形チャンネルと、チャンネ
ルの下端を受けると共に上端に4つの流れ開口(54)
を持つバンドル間支持板(40)であって、夫々の流れ
開口内に小燃料バンドルの下部タイ・プレート(50)
を支持するバンドル間支持板とを有する。第1の実施例
では、チャンネル内の小燃料バンドルは十字形冷却材通
路(28)によって相互に分離する。第2の実施例で
は、十字形冷却材通路は設けずに、均一型の燃料バンド
ルを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は沸騰水形原子炉用の燃料バンド
ル、更に具体的に云えば、改良され且つ拡大された燃料
バンドルのチャンネルの設計に関する。
【0002】
【背景】沸騰水形原子炉(BWR)は炉心内で蒸気を発
生する。この炉心は、横に並べて垂直方向に直立の方形
断面の燃料バンドルの配列で構成されている。こう云う
燃料バンドルが、原子炉の炉心領域を、燃料バンドルの
外側の所謂炉心バイパス領域と燃料バンドルの内側の炉
心領域とに分割している。燃料バンドルの内側の流れ領
域はバイパス領域よりも圧力が一層高い。典型的には、
ポンプ作用により、燃料バンドルの中に水が強制的に循
環させられる。燃料バンドルの外側の流れ領域は沸騰し
ない水が入っており、それを使って、沸騰水形原子炉内
の連鎖反応が継続し得る様に、高速中性子を低速中性子
に減速する為の水の存在を増やしている。
【0003】燃料バンドルの構造は、本発明を理解する
のに十分な簡単にした形で要約することが出来る。燃料
バンドルは上部タイ・プレートと下部タイ・プレートと
の間の一群の燃料棒で構成される。上部タイ・プレート
及び下部タイ・プレート並びにそれらの間を伸びる燃料
棒は多角形断面を持ち、この断面は方形であることが好
ましい。この断面が、下部タイ・プレートから上部タイ
・プレートまで水密境界を形成する水不透過性のチャン
ネルによって取り囲まれている。
【0004】BWRでは、燃料チャンネルは3つの別々
の作用をする。第1に、チャンネルは、燃料棒又は燃料
アセンブリをその中に配置するための個別の冷却材セル
を形成し、従って沸騰する冷却材を炉心領域内の減速材
冷却材から分離する作用をする。第2に、隣接するチャ
ンネルの側面が制御棒ブレードを案内する環体を形成す
る作用をする。第3に、チャンネルは燃料アセンブリを
位置ぎめすると共に横方向に支持する作用をする。
【0005】BWRの燃料アセンブリの寸法は、約30
年の間、基本的には同じまゝであった。典型的な寸法は
5.518×5.518吋平方で、長さが166.9吋
である。最初、燃料バンドルの寸法は、1本の制御棒が
炉心から突出する場合を考えて、反応度制御装置が炉心
を反応度の十分な余裕を持ってコールド運転停止状態に
保つ能力によって決定されていた。この寸法は、炉心内
で4つの燃料バンドル毎にそれらの間に1つの十字形制
御ブレードが挿入されるようにする公知のD格子、C格
子及びN格子設計を考えると適切であった。燃焼可能な
毒物質及び軸方向の濃縮度の変化を使うことに関するご
く最近の進歩により、典型的なBWRの寸法を越えて、
燃料アセンブリの寸法を増加することが可能になった。
更に、運転停止の際に2つの制御ブレードが燃料アセン
ブリの向かい合った2つの隅に隣接する様に炉心を設計
することにより、反応度制御の観点からすると、燃料バ
ンドルの寸法を更に大きく増加させることが出来る。こ
の構成はK格子炉心と呼ばれている。こう云う用途の燃
料バンドルの幅は約6.375吋、すなわち前に述べた
他の格子の場合の燃料バンドルの幅より若干大きい。
【0006】最近、将来のBWRプラントの設計の為
に、BWR燃料バンドルの寸法を更に増加することに関
心が持たれている。寸法を増加する動機は、反応度制御
の為に必要な制御棒駆動部(CRD)の総数を減少する
こと、並びに燃料交換時の運転停止中に燃料の取扱い及
び配置替えの程度を減らすことである。現存の典型的な
BWRの燃料ピッチの2倍と云う燃料バンドルの幅も考
えられている。本発明では、チャンネルの膨らみ並びに
二相流れの熱−流体圧試験データの利用可能性を含めた
燃料設計の問題を取り上げることが出来る様に、この様
な拡大した燃料バンドルをどの様に構成することが出来
るかを説明する。
【0007】
【発明の開示】本発明では、大形のチャンネルを複数の
内部チャンネルすなわちクロス・タイ(cross t
ie)により4象限に分割するように構成された大形燃
料チャンネルの設計を提供する。各象限は小燃料バンド
ル用のセルとして作用する。各々の小燃料バンドルは従
来のBWRの燃料バンドルと寸法が同様である。4つの
小燃料バンドルを1個のチャンネル内に配置し、こう云
う大形の4個のチャンネルを各々のCRDの周りに配置
することにより、必要なCRDの総数を大幅に減らすこ
とが出来ることが理解されよう。
【0008】大形燃料チャンネルの下側部分には、小燃
料バンドルを垂直方向に保持する為のバンドル間燃料支
持体が取付けられている。この為、各々のチャンネル及
びバンドル間燃料支持体は4つの小燃料バンドルに対す
る「バスケット」として作用する。本発明の2つの実施
態様を説明するが、これらの実施態様は機械的な設計が
互いに若干異なっている。1つの方式を「十字水路(w
ater cross)型燃料バンドル方式」と呼び、
もう一方を「均一燃料バンドル方式」と呼ぶ。
【0009】十字水路型燃料バンドル方式では、大形の
チャンネルが内部チャンネル部品すなわちクロス・タイ
によって4つの別々の象限に分割される。これらの内部
チャンネル部品すなわちクロス・タイはチャンネルに対
して中心に配置された(小燃料バンドルから隔離されて
いる)十字形通路を形成し、この通路は冷却材がその中
を流れる様になっている。十字水路型燃料バンドルの1
つの特徴は、炉心内で、現存のBWR格子形式と同様
に、各々の小燃料バンドルの4辺全部に水隙が保たれて
いることである。具体的に云うと、十字水路がチャンネ
ルの全長に沿って軸方向に小燃料バンドルを互いに隔て
ている。また同時に、炉心内の隣接する大形燃料バンド
ル相互の間の間隔は、各々の大形燃料バンドル内の小燃
料バンドル相互の間の間隔すなわち十字水路によって定
められた間隔と同じである。この構成により、各々の小
燃料バンドルの4辺全部に沿って略同じ冷却用の流れが
作られる。更に、各々の大形燃料バンドルの向かい合っ
た隅が1対のCRDブレード又はウイングによって囲ま
れるように、種々の大形燃料バンドルの間にCRDが配
置される。
【0010】バンドル間支持板には(各々の小燃料バン
ドルに対して1つずつ)4つの入口ノズルが設けられ、
冷却材が共通の入口開口を介して取込まれる。この第1
の実施態様では、良好な熱的−流体的−核的安定性を保
証する為に、各々の小燃料バンドルに別々にオリフィス
を設けることが出来る。第2の実施態様による均一燃料
バンドルは、その格子構造内に水隙も十字水路もなく、
その代わりに燃料棒及びウォータ・ロッド(water
rod)の「均一な」格子である。しかし、大形燃料
チャンネルの構造的な支持の為、比較的薄い孔あき仕切
り板を使って、チャンネルに強度を持たせると共に、燃
料バンドルを4象限すなわち小燃料バンドル用のセルに
分割する。仕切り板に設けられた流体連通孔が、小燃料
バンドル間で圧力を均等化させて、良好な安定性特性を
保証する。仕切り板は、熱解析基本データが利用出来る
ことに基づいて、大形燃料バンドルに対して良好な臨界
出力比余裕を保証する。
【0011】以上のことから、本発明を広義に見ると、
少なくとも2つの内部仕切り部材によって4象限に分割
された、開放端を持つ筒形チャンネルであって、各象限
に上部及び下部タイ・プレートの間を伸びる複数個の燃
料棒で構成された小燃料バンドル・アセンブリを持つ筒
形チャンネルと、チャンネルの下端を受けると共に上端
に4つの流れ開口を持つバンドル間支持板であって、夫
々の流れ開口内に小燃料バンドルの下部タイ・プレート
を支持するバンドル間支持板とを有する、沸騰水形原子
炉用の燃料バンドル・アセンブリが提供される。
【0012】こゝで説明したチャンネルの設計では、現
在のBWRの燃料チャンネルの設計に較べて、大まかに
云って、1回のリフト当たり4倍も多くの燃料を移動さ
せることが出来るので、燃料の取扱いに必要な時間が短
縮される。燃料の取扱いを改善する他に、大形チャンネ
ルの設計は、地震が起こった場合に荷重に耐える能力が
増加し、チャンネルの曲げ及び膨らみによる変形に対す
る抵抗力が構造的に一層大きい。本発明の大形チャンネ
ルの設計は、前に述べた普通のチャンネルの3つの別々
の作用を保持することも理解されよう。
【0013】上に述べた以外の本発明の利点は、以下の
詳しい説明から明らかになろう。
【0014】
【発明の好適な実施態様】図1には、沸騰水形原子炉
(BWR)の炉心10の一部分が示されており、十字形
制御棒駆動部(CRD)12が炉心プレートPを通って
上向きに突出している。CRD12は、4つの燃料バン
ドル・アセンブリに対してその中心に配置され、図1に
はその1つの燃料バンドル・アセンブリ14だけが示し
てあるが、図2をも参照されたい。
【0015】燃料バンドル・アセンブリ14は、開放端
を持つ大形の筒形のチャンネル16を有し、チャンネル
16は内部チャンネルすなわちクロス・タイ18、2
0、22、24を備えていて、これらのクロス・タイが
チャンネル16を4つの対応する象限A、B、C、Dに
分割している。大形チャンネル16は断面が略四角であ
るが、角を丸くしてある。各象限は、以下述べる点を除
いて従来通りのBWR燃料バンドルの構造を持つ小燃料
バンドル26に対するセルとして作用する。すなわち、
従来では各々の燃料バンドル(26)がそれ自身の燃料
チャンネルを有しているのと異なり、本発明では、1個
の大形チャンネル16を利用して4個の小燃料バンドル
26を取り囲む。従って、略四角のチャンネル16は側
面の寸法が従来のチャンネルの大体2倍であることが理
解されよう。
【0016】この第1の実施例は、十字水路型燃料バン
ドルとも呼ばれるが、この実施例では、内部のクロス・
タイ18、20、22、24は小燃料バンドル26相互
の間に、詳しく言うとクロス・タイ18、20、22、
24の間に減速材の十字形通路(すなわち十字水路)2
8を作る様に配置されており、後で説明するバンドル間
燃料支持体に設けられたポート30を通って減速材が十
字形通路28に導入される。各々の十字形通路28は、
その通路の各部分に複数個の補強部29を備えており、
これらはチャンネルの長さに沿って垂直方向に間隔をお
いて配置されている。補強部29及びクロス・タイ1
8、20、22、24はチャンネル16を補強し、従っ
て望ましくないチャンネルの曲げ又は膨らみを防止する
ように作用する。
【0017】図2に示す配列では、4つの大形チャンネ
ル16及び関連した4つの小燃料バンドル・アセンブリ
26からなる群が、CRD12の周りの所定位置に示さ
れている。CRDは、互いに垂直な対を構成する4つの
ウイング又はブレードを持っている。各々の大形チャン
ネル16の向かい合った2つの角に隣接して2つの制御
棒ブレードが配置される様子を示す為に、CRD12の
他にCRD32、34、36、38が図示されている。
同時に、各々の小燃料バンドルが、2辺ではチャンネル
内部の流れにより、そして残りの2辺ではチャンネル外
部の流れによって冷却されることが理解されよう。内部
のクロス・タイ18、20、22、24の間隔と略等し
い間隔を隣合ったチャンネル16相互の間に保つことに
より、各々の小燃料バンドルの4辺全部の流れ間隙又は
空間は略同じであり、現存のBWR格子形式と同様であ
る。
【0018】図3を見れば、大形チャンネル16がバン
ドル間燃料支持板40によって支持されることが判る
が、この支持板がカップ42(図4)上に支持されてい
る。カップは炉心プレートPに固定されている。図4を
見れば明らかなように、各々の小燃料バンドル26が複
数個の燃料棒46で構成され、これらの燃料棒がその下
端で下部タイ・プレート50の燃料棒支持格子48によ
って支持されている。燃料棒46の上端が上部タイ・プ
レート51(図1及び2参照)に固定される。各々の下
部タイ・プレート50の下側入口ノズル部分52は円形
であって、バンドル間支持板40に設けられている対応
する開口54内に坐着している。図6をも参照すると、
各々のバンドル間支持板40は、その上に支持される4
つの小燃料バンドルの下部タイ・プレートを収容するた
めの4つの開口54を備えていることが判る。バンドル
間支持板40は、他の点では、全体的に四角であって、
大形チャンネル16と同様な断面寸法である。
【0019】バンドル間支持板40の4つの開口54
は、何れも面56に沿って下向き且つ内向きにテーパが
ついていて、開口54の垂直中心線が共通の入口開口6
2に対してずれて、冷却材の流れがバンドル間支持板4
0を通り抜けて個別の小燃料バンドル26の中へ上向き
に流れるときに方向を変える様になっている。共通の入
口開口62は、開口54より上流側で、バンドル間支持
板40の取付けスリーブ部分65によって構成されてお
り、4つの開口54に液体冷却材を供給する。このスリ
ーブ部分64の外側には、テーパつきの環状坐着面66
が形成されていると共に、水平方向の向きの坐着フラン
ジ68が形成されており、これらが支持カップ42の相
補形の面70、72に夫々係合し、支持カップ42は同
じ様にプレートP内に坐着して炉心プレートPに固定さ
れている。
【0020】バンドル間支持板40の開口54は、テー
パーつきの坐着面74及び水平の上面76によって取り
囲まれており、下部タイ・プレート50の相手の面7
8、80がこれらの面の上に坐着する。大形チャンネル
16は、図4に一番よく示されている様に、バンドル間
支持板40の周面側壁84の上縁82にはめ合わさって
いる。
【0021】図4乃至6を参照して説明すると、バンド
ル間支持板の頂部には十字形の溝又は溝孔86が形成さ
れており、この溝孔は内部チャンネルすなわちクロス・
タイ18、20、22、24を受入れ、またこの溝孔を
介して冷却材がポート30(図2)から供給される。図
1に示す様に、大形チャンネル16の上端に固定された
把手90を利用して、チャンネル16及び4つの小燃料
バンドル・アセンブリ26を含む燃料バンドル・アセン
ブリ14全体を、燃料交換又は修理手順の際に(図5に
示すように)支持カップ44から持ち上げることが出来
る。
【0022】図7乃至10には、均一燃料バンドル方式
を用いた本発明の第2の実施例が示されている。この実
施例では、上述した第1の実施例のものと対応する部品
を表すのに、同じ参照数字の前に“1”を付け加え、対
応する英字に対してはダッシ(′)を使っている。均一
型の燃料バンドル114では、大形チャンネル116内
の個別の小燃料バンドル126の間に十字水路すなわち
十字形通路28は設けられていない。その代わりに、小
燃料バンドル126の間に1対の互いに垂直に配置され
た孔あき仕切り板118、120(これらはチャンネル
116内に挿入する前に十字形になる様に溶接すること
が出来る)を用いて、チャンネルの構造的な支持をして
いる。この為、孔あき仕切り板118、120により燃
料バンドルが4象限A′、B′、C′、D′に分割され
ているが、十字水路は何ら設けられていない。しかし、
仕切り板118、120の各々には流体連通孔、好まし
くは、穿孔シートの様に各々の仕切り板118、120
の全長に沿って規則的な配列又はパターンの孔92(図
9)が形成されていて、小燃料バンドル126の間で圧
力を均等化し、こうして良好な安定性特性を保証してい
る。こう云うクロス・タイ又は仕切り板118、120
もまた、熱解析基本データが利用出来ることに基づい
て、大形燃料バンドルに対して良好な臨界出力比余裕を
保証する。
【0023】図9及び10を見れば、孔あき仕切り板1
18、120に対し、バンドル間支持板140に十字形
の溝又は溝孔186が設けられていることが判る。他の
点では、バンドル間支持板140及び支持カップ142
の構造は、第1の実施例について前に述べた所と同様で
ある。本発明を現在最も実用的で好ましいと考えられる
実施例について説明したが、本発明がこゝに開示した実
施例に制限されず、むしろ、特許請求の範囲内に含まれ
る種々の変更及び均等物を含むものであることを承知さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による十字水路型燃料バ
ンドルの大形チャンネルを制御棒駆動部と関連して示す
沸騰水形原子炉の一部の斜視図である。
【図2】図1に示した形式の4つの大形チャンネル及び
関連する小燃料バンドルを隣接する制御棒駆動部と共に
示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例による燃料バンドルの大
形チャンネルの下端のバンドル間燃料支持体を示す部分
的な斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施例による大形燃料バンドル
に対するバンドル間燃料支持体を示す部分的な側断面図
である。
【図5】図4と同様であるが、バンドル間燃料支持体か
ら大形燃料バンドルを取外すことの出来る様子を示す部
分的な側断面図である。
【図6】図4に示したバンドル間燃料支持体の平面図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施例による均一燃料バンドル
を包囲する大形チャンネルを示す沸騰水形原子炉の一部
の斜視図である。
【図8】図7に示した形式の4つの大形チャンネル及び
関連する小燃料バンドルを隣接する制御棒駆動部と共に
示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施例による大形燃料バンドル
に対するバンドル間燃料支持体を示す部分的な側断面図
である。
【図10】図9と同様であるが、バンドル間支持体から
大形燃料バンドルを取外すことが出来る様子を示す部分
的な側断面図である。
【符号の説明】
14 燃料バンドル・アセンブリ 16 筒形のチャンネル 18、20、22、24 クロス・タイ 26 小燃料バンドル 28 十字形通路 40 バンドル間燃料支持板 46 燃料棒 50 下部タイ・プレート 51 上部タイ・プレート 54 開口 118、120 仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・ワーナー・ディルマン アメリカ合衆国、カリフォルニア州、モー ガン・ヒル、フレイミング・オーク・レー ン、16375番 (72)発明者 チャールズ・ウィリアム・レルフ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、フレ モント、ティール・コモン、34691番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの内部仕切り部材によっ
    て4象限に分割された、開放端を持つ筒形チャンネルで
    あって、各象限に上部及び下部タイ・プレートの間を伸
    びる複数個の燃料棒で構成された小燃料バンドル・アセ
    ンブリを持つ筒形チャンネルと、 前記チャンネルの下端を受けると共に上端に4つの流れ
    開口を持つバンドル間支持板であって、夫々の流れ開口
    内に前記小燃料バンドルの下部タイ・プレートを支持す
    るバンドル間支持板とを有することを特徴とする沸騰水
    形原子炉用の燃料バンドル・アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2つの内部仕切り部材
    が、互いに垂直な方向で水平に伸びると共に前記チャン
    ネルの長さに沿って軸方向に伸びる十字形通路を構成す
    る様に配置された4つの実質的に頑丈な仕切り部材を有
    する請求項1記載の燃料バンドル・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記バンドル間支持板が前記十字形通路
    と整合した十字形の溝を持ち、該溝には少なくとも1つ
    の冷却材供給ポートから冷却材が供給される請求項2記
    載の燃料バンドル・アセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記バンドル間支持板には、前記4つの
    流れ開口の上流側で前記4つの流れ開口に共通な入口開
    口が形成されている請求項1記載の燃料バンドル・アセ
    ンブリ。
  5. 【請求項5】 前記バンドル間支持板には、炉心プレー
    トに固定された支持カップに係合する様に水平の坐着面
    が形成されている請求項1記載の燃料バンドル・アセン
    ブリ。
  6. 【請求項6】 複数個の燃料バンドル・アセンブリを有
    する沸騰水形原子炉の炉心において、 各々の燃料バンドル・アセンブリが、少なくとも2つの
    内部仕切り部材によって4象限に分割された、開放端を
    持つ筒形チャンネルであって、各象限に上部及び下部タ
    イ・プレートの間を伸びる複数個の燃料棒で構成された
    小燃料バンドル・アセンブリを持つ筒形チャンネルを有
    し、 4つの前記燃料バンドル・アセンブリからなる任意の群
    が四角の配列に配置されて、これらの4つの燃料バンド
    ル・アセンブリを互いに分離する十字形空間を形成して
    おり、該十字形空間内には十字形制御棒が配置されてい
    ることを特徴とする沸騰水形原子炉の炉心。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも2つの内部仕切り部材
    が、前記チャンネルの軸方向に伸びると共に互いに垂直
    な方向に伸びる十字形冷却材通路を構成する様に配置さ
    れた4つの長い実質的に頑丈な仕切り部材を有している
    請求項6記載の炉心。
  8. 【請求項8】 前記チャンネル及び前記小燃料バンドル
    ・アセンブリが支持板の上に支持されており、該支持板
    は前記十字形冷却材通路と整合した十字形の溝を持ち、
    該溝には少なくとも1つの冷却材供給ポートが設けられ
    ている請求項7記載の炉心。
  9. 【請求項9】 前記小燃料バンドル・アセンブリが支持
    板の上に支持されており、該支持板は前記少なくとも2
    つの内部仕切り部材が坐着する十字形の溝を持ち、前記
    内部仕切り板には冷却材を通すことの出来る多数の開口
    が設けられている請求項6記載の炉心。
  10. 【請求項10】 前記チャンネル及び前記小燃料バンド
    ル・アセンブリが支持板の上に支持されており、該支持
    板は前記小燃料バンドル・アセンブリの下部タイ・プレ
    ートを夫々受ける個別の開口を有している請求項6記載
    の炉心。
JP7305294A 1994-11-28 1995-11-24 燃料バンドル・アセンブリ Pending JPH08254589A (ja)

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