JPH08253957A - 全旋回式建設車両の進行方向報知装置 - Google Patents

全旋回式建設車両の進行方向報知装置

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JPH08253957A
JPH08253957A JP5772595A JP5772595A JPH08253957A JP H08253957 A JPH08253957 A JP H08253957A JP 5772595 A JP5772595 A JP 5772595A JP 5772595 A JP5772595 A JP 5772595A JP H08253957 A JPH08253957 A JP H08253957A
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JP
Japan
Prior art keywords
operator
upper revolving
construction vehicle
vehicle
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP5772595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
浩之 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP5772595A priority Critical patent/JPH08253957A/ja
Publication of JPH08253957A publication Critical patent/JPH08253957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全旋回式建設車両の進行方向をオペレータが
容易に確認できるようにして、オペレータの負担を軽減
するとともに誤操作を防止して安全性を向上させる。 【構成】 オペレータが油圧ショベル11を進行させる
べく操作レバー20,21を把持した時、該操作レバー
20,21に設けられたタッチセンサ25,26がONに
なる。この時、旋回位置検出手段23によって下部走行
体12に対する上部旋回体18の旋回位置が検出され、
制御部24に送信される。そして、上部旋回体18が前
向き領域にある場合は、前記制御部24の指令により
音声発生装置27から「モータは後にあります。」との
音声が発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全旋回式建設車両に
関するものであり、特に、車両の進行方向に係わる情報
を音声にて報知するようにした全旋回式建設車両の進行
方向報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種全旋回式建設車両は、下部走
行体と上部旋回体とから成り、下部走行体後部には左右
に走行モータが内設されて夫々左右のクローラに連接し
ており、また、上部旋回体は下部走行体に対して水平全
方向へ旋回自在に形成されている。そして、上部旋回体
のキャビン内に設けられている操作レバーをオペレータ
が操作すると、前記走行モータを介して前記クローラが
回動制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全旋回式建設車両は下
部走行体に対して上部旋回体が水平全方向に旋回自在に
なっているので、キャビン内のオペレータを基準とする
前後左右方向と下部走行体の前後左右方向とが相違して
いる場合がある。従って、オペレータは車両を走行させ
るに先立って走行モータの位置を確認したり、操作レバ
ーを微量操作して僅かながら実際に動く方向を確かめる
必要がある。かかる作業はオペレータを疲労させるだけ
でなく、確認を誤って思わぬ事故を招くおそれもある。
【0004】そこで、全旋回式建設車両の進行方向をオ
ペレータが容易に確認できるようにして、オペレータの
負担を軽減するとともに安全性を向上させるために解決
されるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は
該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、左右のクローラを備
えた下部走行体に上部旋回体が水平全方向へ旋回自在に
載設されるとともに、該上部旋回体のキャビン内に設け
た操作レバーによって前記クローラが回動制御される全
旋回式建設車両に於いて、下部走行体に対する上部旋回
体の旋回位置を検出する旋回位置検出手段を設けるとと
もに、操作レバーにタッチセンサを搭載し、該タッチセ
ンサがONになったとき、前記旋回位置検出手段の検出結
果に基づき、キャビン内に配設された音声発生手段によ
って車両の進行方向に係わる情報を音声にて報知するよ
うに形成された全旋回式建設車両の進行方向報知装置を
提供するものである。
【0006】
【作用】オペレータが車両を進行させるために操作レバ
ーを握ろうとすると、該操作レバーに搭載されているタ
ッチセンサがONになる。そして、旋回位置検出手段によ
り下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置が検出さ
れ、その検出結果に基づいて音声発生手段が車両の進行
方向に係わる情報をオペレータに報知する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は全旋回式建設車両の一例として油圧ショベ
ル11を示したものであり、下部走行体12の後部左右
には走行モータ13,14が内設されて夫々のクローラ
15,16に連接している。また、前記下部走行体12
の上方(紙面前方)にはボールレース17を介して上部
旋回体18が水平全方向へ旋回自在に載設されている。
該上部旋回体18のキャビン19内には左右一対の操作
レバー20,21が設けられており、該操作レバー2
0,21により油圧回路(図示せず)を介して前記左右
の走行モータ13,14が夫々独立して駆動され、クロ
ーラ15,16が回動することによって下部走行体12
が任意方向へ走行する。また、前記ボールレース17の
中心部にはロータリージョイント22が設けられ、該ロ
ータリージョイント22を介して下部走行体12の油圧
回路と上部旋回体18の油圧回路とが接続されている。
【0008】更に、前記ロータリージョイント22にポ
テンショメータやマイクロスイッチ等の旋回位置検出装
置23が設けられており、該旋回位置検出装置23にて
下部走行体12と上部旋回体18との相対位置が検出さ
れる。そして、下部走行体12の前進方向Fに対して
の範囲を前向き領域、の範囲を後向き領域、の範囲
を左向き領域、の範囲を右向き領域と設定され、前記
旋回位置検出装置23の検出値に基づいて、上部旋回体
18のブーム中心線Cがどの領域に位置しているかが制
御部24にて判定される。
【0009】而して、前記操作レバー20,21のノブ
には夫々タッチセンサ25,26が搭載されており、更
に、前記キャビン19内には音声発生装置27が設けら
れている。図2に図示する如く、前記タッチセンサ2
5,26の出力は前記制御部24に接続され、該制御部
24からの出力が前記音声発生装置27に延設されてい
る。また、前記旋回位置検出装置23もその出力が前記
制御部24に接続されている。そして、オペレータが油
圧ショベル11を任意方向に走行させるべく、前記操作
レバー20または21のノブを把持した時、前記タッチ
センサ25または26からON信号が制御部24に送信さ
れる。同時に該制御部24は前述した如く、旋回位置検
出装置23の検出値よりブーム中心線Cの位置している
領域を判定して、各領域毎に所定の指令信号を音声発生
装置27に出力する。
【0010】而して、図3(a)または(b)に示す如
く、上部旋回体18が前向き領域にある場合は、前記
制御部24の指令により音声発生装置27から「モータ
は後ろにあります。」との音声が発せられることにな
る。これによってオペレータは操作レバー20,21の
操作方向と油圧ショベル11の進行方向が一致している
ことを認識できる。
【0011】これに対して、図4(a)または(b)に
示す如く、上部旋回体18が後向き領域にある場合に
は、前記制御部24の指令により音声発生装置27から
「モータは前にあります。」との音声が発せられる。こ
れによってオペレータは操作レバー20,21の操作方
向と油圧ショベル11の進行方向が正反対であることを
認識できる。
【0012】一方、図5に示す如く、上部旋回体18が
左向き領域にある場合は、前記制御部24の指令によ
り音声発生装置27から「モータは左にあります。」と
の音声が発せられる。これによってオペレータは下部走
行体12の前部が右側に位置していることが分かり、操
作レバー20,21を前方へ傾倒させれば油圧ショベル
11が右方向へ進行することを認識できる。
【0013】そして、図6に示す如く、上部旋回体18
が右向き領域にある場合は、前記制御部24の指令に
より音声発生装置27から「モータは右にあります。」
との音声が発せられる。これによってオペレータは下部
走行体12の前部が左側に位置していることが分り、操
作レバーを前方へ傾倒させれば油圧ショベル11が左方
向へ進行することを認識できる。
【0014】尚、音声の内容は上述の如く走行モータの
位置を報知するものに限定されるものではなく、オペレ
ータが操作レバーの操作方向に対する車両の進行方向を
認識できる内容であれば良い。また、本発明は、本発明
の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、
そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然で
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述した如く、
オペレータが車両を進行させるために操作レバーを握ろ
うとすると、その時点の下部走行体に対する上部旋回体
の相対位置に対応した車両の進行方向に係わる情報が音
声発生手段より発せられるように形成されている。
【0016】従って、オペレータはその音声を聞くだけ
で確実且つ、簡易迅速に車両の進行方向を認識すること
ができ、誤操作を防止して安全性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、油圧ショベルの平面
図。
【図2】制御系の構成図。
【図3】(a)(b)は上部旋回体が前向き領域に位置
している状態の平面図。
【図4】(a)(b)は上部旋回体が後向き領域に位置
している状態の平面図。
【図5】上部旋回体が左向き領域に位置している状態の
平面図。
【図6】上部旋回体が右向き領域に位置している状態の
平面図。
【符号の説明】
11 油圧ショベル 12 下部走行体 13,14 走行モータ 15,16 クローラ 17 ボールレース 18 上部旋回体 19 キャビン 20,21 操作レバー 22 ロータリージョイント 23 旋回位置検出装置 24 制御部 25,26 タッチセンサ 27 音声発生装置 前向き領域 後向き領域 左向き領域 右向き領域 C ブーム中心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のクローラを備えた下部走行体に上
    部旋回体が水平全方向へ旋回自在に載設されるととも
    に、該上部旋回体のキャビン内に設けた操作レバーによ
    って前記クローラが回動制御される全旋回式建設車両に
    於いて、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を検
    出する旋回位置検出手段を設けるとともに、操作レバー
    にタッチセンサを搭載し、該タッチセンサがONになった
    とき、前記旋回位置検出手段の検出結果に基づき、キャ
    ビン内に配設された音声発生手段によって車両の進行方
    向に係わる情報を音声にて報知するように形成されたこ
    とを特徴とする全旋回式建設車両の進行方向報知装置。
JP5772595A 1995-03-16 1995-03-16 全旋回式建設車両の進行方向報知装置 Pending JPH08253957A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5772595A JPH08253957A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 全旋回式建設車両の進行方向報知装置

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JP5772595A Pending JPH08253957A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 全旋回式建設車両の進行方向報知装置

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JP (1) JPH08253957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323931A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Komatsu Ltd 油圧ショベル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323931A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Komatsu Ltd 油圧ショベル

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