JPH08253272A - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH08253272A
JPH08253272A JP7059219A JP5921995A JPH08253272A JP H08253272 A JPH08253272 A JP H08253272A JP 7059219 A JP7059219 A JP 7059219A JP 5921995 A JP5921995 A JP 5921995A JP H08253272 A JPH08253272 A JP H08253272A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子レンジによる加熱によって確実に低内圧
で自動開封が可能な包装体を提供することである。 【構成】 開口予定熱封緘部2にテープ状層間易剥離材
料4が介在しており、この材料4は最外層が包装体本体
1の熱封緘層52とそれぞれ熱融着可能な熱封緘層4
1、42を有し、かつ内層に易剥離層43を有し、前記
易剥離材料4が包装体本体の熱封緘部2よりも内側に突
出している密封包装体において、テープ状層間易剥離材
料4にその直角方向に1個所以上の切り込みを包装体本
体の内側に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、密封性が高く、かつ
電子レンジで自動開封容易な食品包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱封緘により密封した袋詰めの食
品を電子レンジで加熱するには、ハサミで袋を一旦開封
する等、袋の密封性を破壊して電子レンジで加熱してい
た。さもないと加熱により気化した水蒸気で袋が破裂し
て内容物が飛散するからである。
【0003】このような問題点を解決するために、この
発明者等によって開封予定熱封緘部位にテープ状層間易
剥離材料を介在させることが提案されている。この方法
では、電子レンジで確実に自動開封出来るが、開封時の
内圧が1kg/cm2 程度と比較的高く、包装体本体の熱融
着層をこれに耐える構成にする必要がある。
【0004】そこで、この発明の課題は、低内圧で確実
に自動開封を可能にすることにより、より安価な包装体
を提供することにある。
【0005】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明は、少なくとも開封予定熱封緘部位にテープ状層間易
剥離材料が介在しており、このテープ状層間易剥離材料
は最外層が包装体本体の熱封緘層とそれぞれ熱融着可能
な熱融着層を有し、かつ内層に易剥離層を有し、包装体
本体の熱封緘部よりも包装体本体の内側に突出して設け
られている密封包装体において、テープ状層間易剥離材
料にテープ状層間易剥離材料と直角方向に1カ所以上の
切り込みを包装体本体の内側に設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】テープ状層間易剥離材料にテープ状層間易剥離
材料と直角方向に1カ所以上の切り込みを包装体本体の
内側に設けてあるので、内圧がかかると、この切り込み
部分を起点として容易に自動開封が出来るのである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0008】図1は袋本体1の正面図であり、熱封緘部
2により、内容物3が密封収納されている。そして部分
Aにおいては直角方向に切り込みを入れた、テープ状層
間易剥離材料4の熱封緘層(後述)と袋本体の熱封緘層
とによって、熱封緘部2が形成されている。
【0009】図2は図1の熱封緘部の縦断面図である。
図示のように、テープ状層間易剥離材料4が、袋本体の
積層体5の間に熱融着により挿入されている。
【0010】図3は開口部における熱封緘部Aの拡大正
面図である。図示のように、テープ状層間易剥離材料4
に切り込み45が入れてあり、その長さは熱封緘部の中
まで到達している。切り込み45の数は1カ所以上であ
れば特に制限はないが、数が多い程低圧力で安定して開
封するので開封口の寸法及び内容物によって適宜選択す
ればよい。切り込み45は直線である必要は無く、曲線
でも斜線でもよく、要は熱封緘部の少くとも下端縁まで
到達していればどんな形状であってもよい。
【0011】図4はテープ状層間易剥離材料4の代表的
な構成を示したものであり、袋本体の積層体5と熱接着
するための層41、42が易剥離接着層43により積層
されている。層41、42の基材411、421には、
ポリエステル、ナイロン(商品名)、ポリプロピレン、
ポリエチレン等が好適であり、それらの単体、複合体の
いずれであってもよい。また、熱接着層412、422
としては袋本体の熱接着層と熱接着し得る樹脂、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリアミ
ド等が用いられる。なお、基材411、421が、袋本
体の積層体5との熱接着性を有すれば、熱接着層41
2、422を省略することができる。また、基材41
1、421と接着層412、422との間に印刷層、着
色層などを設けておくことができる。
【0012】前記易剥離接着層43は、樹脂層431と
接着剤層432よりなり、樹脂層431は比較的接着強
度の弱い、例えばビニル樹脂やウレタン樹脂、アクリル
樹脂やポリアミド樹脂、シリコーン樹脂などの単体或は
混合物からなり、この樹脂のパートコートによって形成
されるものであって、そのパターンの一例は図5の(イ)
、(ロ) 、(ハ) に示すように、コートしていない部分が
例えば点状、線状、格子状などの模様を形成している。
【0013】前記接着剤層432は、通常は公知の二液
硬化型ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いるが
粘着剤であってもよい。なお、粘着剤の場合は樹脂層4
31を省略してもよい。
【0014】図6は、図2中の袋本体の積層体5の構成
を示したものであり、基材51と熱封緘層52との積層
体より成り、積層体中にアルミニウム箔等の導電体を含
んではならない。基材51は、表面保護層511、ガス
バリヤー層512、補強層513を積層したものであ
り、印刷層や着色層を適宜設けることができる。
【0015】また、用途によってはこれに限られる訳で
はなく、例えば、ガスバリヤー層512のないもの、或
は補強層513がない構成などもありうる。さらに、層
512と513の位置がかわっていてもよい。熱封緘層
52としては、ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂などが用いられるが、これに限られる訳では
なく、熱封緘層52が互に熱融着し、かつテープ状層間
易剥離材料4の熱接着層412、422と熱融着可能で
あればよい。
【0016】次に、テープ状層間易剥離材料4に切り込
み45を入れることにより、電子レンジでの自動開封性
が改善される原理について説明する。
【0017】図7は図2の熱封緘部2に内圧がかかった
ときの状態を示す。図7において、テープ状層間易剥離
材料4が袋本体の内側に突出して設けられているので、
袋本体に圧力をかけると開封しようとする力はa点に作
用するので、テープ状層間易剥離材料4を剥そうとする
力が袋本体の厚さ(t)にかかるテープ状層間易剥離材
料4の引張接着強さ(Pa)を越えると開封される。
【0018】また、図8はテープ状層間易剥離材料4が
袋本体の内側に突き出していない袋の断面図を示す。図
9は図8に内圧がかかったときの状態を示す。図8に示
すように、テープ状層間易剥離材料4の袋本体の内側へ
の突出が無い場合は、袋本体に内圧をかけると開封しよ
うとする力は、易剥離層43の端部bに作用するため、
テープ状層間易剥離材料4の剥離強さ(Pb)を越える
と開封される。テープ状層間易剥離材料4の剛性にも影
響されるが軟包装材料の領域では、Pa>>Pbである
ことは明らかであり、図8のような袋をつくれば低圧力
で自動開封することができる。しかし、実生産において
はテープ挿入位置が少しでもずれると袋本体の積層体5
がテープ状層間易剥離材料4を被ってしまうため、この
ような袋を安定して製造することは不可能である。
【0019】一方、図3に示すように、テープ状層間易
剥離材料4に切り込み45を入れると、局部的に図8の
状態を作りだすことになり、低圧力で開封することがで
きる。
【0020】図10は、内容物を封入し図1の袋本体に
内圧をかけた状態での開口予定部の平面図を示す。実際
に内圧がかかると、必ず熱封緘部2が変形して図示のよ
うに波打った部分が発生する。この変形部c、d、eに
切り込み45が対応した場合(切り込み45を入れるた
め逆に変形しやすい)にはうまく開封しない。これは、
変形部c、d、eに切り込み45が対応した場合は、図
7とは違い、図11のごとく、テープ状層間易剥離材料
4の角度が変化し、開封圧力が変わってくるからであ
る。
【0021】ここで、 内圧により袋を開封しようとして働く力をP テープ状層間易剥離材料を剥離しようとする力をPw Pの働く方向とテープ状層間易剥離材料の角度をθ とするとPwはPの分力となるので、次の式が成立す
る。
【0022】 P=Pw/cosθ ∴ θ=45度とすると P=1.4Pw θ=70度とすると P=2.94Pw 即ち、図11の場合は図7の場合と比べて、角度45度
で約1.4倍、75度で約3倍の力(内圧)が必要とな
る。
【0023】特に平袋では均一に膨らむことは少なく、
必ずといってよい位、熱封緘部が変形して図10のよう
になった所が発生する。この変形部又は、その近くに切
り込み45が対応した場合(切り込み45を入れるため
逆に変形しやすい)は開封し難いので、2カ所以上、好
ましくは3から6カ所切り込みを入れて、図7の状態の
個所に切り込み45が対応するようにすれば、安定して
低圧力で開封することができる。
【0024】また、開封口が小さい場合は、切り込み4
5の数が自ずから制限されるので袋の形状、大きさによ
りその数を選択すればよい。
【0025】一方、自立袋等、膨張しても袋の形状が安
定しているものについてはこのような変形がないので、
切り込みは1カ所で十分である。
【0026】テープ状層間易剥離材料4の包装体本体内
部への突き出し幅については切り込み45を入れること
により局部的に実質0mmの部位を作り、ここで開封させ
るのであるから、開封圧力には関係がない。従って突き
出し幅は、コスト及び製造上のばらつきを考慮して決定
すればよい。
【0027】特に内容物によってはかなり高圧力で自動
開封したいものや低圧力で自動開封したいものと種々あ
るが、テープ状層間易剥離材料4の易剥離層43の接着
強度を調整することにより、電子レンジでの安定した自
動開封圧力を設定することができる。
【0028】以上の実施例は、包装袋、自立袋を中心に
述べてきたが、袋以外にも、ブロー成形法を用いて得ら
れるフレキシブルなボトル等にもこの発明を適用するこ
とができる。この場合にも、その開口予定部位に前記切
り込みを入れたテープ状層間易剥離材料を介在させて熱
封緘すればよい。
【0029】図12及び図13は、テープ状層間易剥離
材料4の他の実施例を示したものである。図12は易剥
離材料を合成樹脂の共押出しにより形成したものであ
り、層41と層43の層間接着力、層42と43の層間
接着力、或は層43の凝集力のうち、少なくとも一つが
弱くなるように樹脂を選択する。
【0030】図13は層41、42、43の単体を熱接
着法により積層し、テープ状層間易剥離材料4を形成し
たのである。図12の場合と同じく、層41と層43の
層間接着力、層42と43の層間接着力、或は層43の
凝集力のうち、少なくとも一つが弱くなるように樹脂を
選択する。
【0031】また、層41と43、或は層42と43と
を接着剤による接着法或は共押出し法などで積層してお
き、その後、熱接着法により層42、或は層41と積層
しても差し支えない。さらに、易剥離材料4をあらかじ
め製作せずに、材料41、42、43を別々に準備し、
製袋時に挿入、熱接着することも可能である。
【0032】なお、図1ではテープ状層間易剥離材料4
が袋本体1の上部全長にわたって挿入されているが、部
分的に挿入しても差し支えない。
【0033】次に、この発明の電子レンジで自動開封容
易な包装体の実験例について説明する。
【0034】〔実験例1〕図1に示すような平袋を制作
した。テープ状層間易剥離材料4の構成は(図4参
照)、層411、421が25μの厚みのポリエステル
フイルム、層412、422が60μの厚みの無延伸ポ
リプロピレンフイルム、層431はアクリル系樹脂を用
い図5(イ) のパターンでパートコートを施した。
【0035】層432は市販の二液硬化型ウレタン系ド
ライラミネート接着剤を使用した。袋本体の積層体5の
構成は(図6参照)、層51が12μの厚みのポリエス
テルフイルム、層52が60μの厚みの無延伸ポリプロ
ピレンフイルムであり、市販の二液硬化型ウレタン系ド
ライラミネート接着剤で貼り合わせをおこなった。
【0036】テープ状層間易剥離材料4への切り込み数
を0、1、2、4、6カ所入れて袋本体内部へのテープ
の突き出し幅を3mmとし、各々6袋づつ作成し、内3袋
づつに、白飯を150gづつ充填・密封した。各々を市
販の出力800Wの家庭用電子レンジで加熱して開封状
況を観察した。結果は図14の通りで、全ての袋が開封
予定部位で自動開封したが、切れ目数0では白飯の袋外
への飛散があったが、切れ目数1、2、4、6では白飯
の飛散が僅かか全くなかった。
【0037】また、残り3袋づつは何も充填せずに密封
し、破裂強度試験をおこなった。結果は図15の通り
で、切り込み数が多くなるにしたがって、安定して低圧
力で開封予定部位より破裂した。
【0038】〔実験例2〕図1に示すような平袋を制作
した。テープ状層間易剥離材料4の構成は(図4参
照)、層411、421が12μの厚みのポリエステル
フイルム、層412、422が40μの厚みの直鎖状低
密度ポリエチレンフイルム(LLDPE)、層431は
アクリル系樹脂を用い図5(イ) のパターンでパートコー
トを施した。
【0039】層432は市販の二液硬化型ウレタン系ド
ライラミネート接着剤を使用した。袋本体の積層体5の
構成は(図6参照)、層51が12μの厚みのポリエス
テルフイルム、層52が60μの厚みの直鎖状低密度ポ
リエチレンフイルム(LLDPE)であり、市販の二液
硬化型ウレタン系ドライラミネート接着剤で貼り合わせ
をおこなった。
【0040】テープ状層間易剥離材料4への切り込み数
を0、1、2、4、6カ所入れて袋本体内部へのテープ
突き出し幅を2mmとし、各々6袋づつ作成し、内3袋づ
つに、白飯を150gづつ充填・密封した。各々を市販
の出力800Wの家庭用電子レンジで加熱して開封状況
を観察した。結果は図14の通りで、全ての袋が開封予
定部位で自動開封した。しかし切れ目数0では白飯の袋
外への飛散があったが、切れ目数1、2、4、6では白
飯の飛散が僅かか全くなかった。
【0041】また、残り3袋づつは何も充填せずに密封
し、破裂強度試験をおこなった。結果は図15の通り
で、切り込み数が多くなるにしたがって、安定して低圧
力で開封予定部位より破裂した。
【0042】〔実験例3〕図1に示すような平袋を制作
した。テープ状層間易剥離材料4の構成は実験例2を同
じものを使用した。
【0043】袋本体の積層体5の構成は(図6参照)、
層51が12μの厚みのポリエステルフイルム、層52
が40μの厚みの直鎖状低密度ポリエチレンフイルム
(LLDPE)であり、市販の二液硬化型ウレタン系ド
ライラミネート接着剤で貼り合わせをおこなった。
【0044】テープ状層間易剥離材料4への切り込み数
を0、1、2、4、6カ所入れて袋本体内部へのテープ
の突き出し幅を2mmとし、各々3袋づつ作成し、白飯を
150gづつ充填・密封した。各々を市販の出力800
Wの家庭用電子レンジで加熱して開封状況を観察した。
結果は図14の通りで、切り込み数0のものは3袋中2
袋が開封予定部位より開封せず袋本体同士の熱封緘部
(サイドシール部)で開封した。残りは全て開封予定部
位で自動開封したが、切れ目数1、2では白飯の袋外へ
僅かな飛散があったが4、6では白飯の飛散もなく良好
であった。
【0045】上記〔実験例2〕及び〔実験例3〕から、
切り込みを入れない場合は袋本体の直鎖状低密度ポリエ
チレンフイルム(LLDPE)の厚さを60μ以上にし
ないと電子レンジで自動開封しないが、切り込みを入れ
ると40μでも問題なく電子レンジで自動開封し、より
安価な包装材料が選択出来ることが分かる。
【0046】
【発明の効果】この発明の電子レンジで自動開封容易な
包装体は、切り込みをいれたテープ状層間易剥離材料を
熱融着により包装体本体の熱封緘部に挿入してあり、そ
の切り込み部を起点として開封するため、非常に安定し
た低圧力で、かつ失敗のない電子レンジでの自動開封が
可能である。
【0047】更に、定圧力で開封させることが出来るの
で包装体本体の材料として、より安価なものが選択で
き、コスト的にも優位性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す袋の正面図
【図2】図1の袋の熱封緘部の一部拡大縦断面図
【図3】熱封緘部の一部拡大部分切欠き正面図
【図4】テープ状層間易剥離材料の拡大断面図
【図5】同上の易剥離接着層の塗布パターンを示す平面
【図6】袋本体の積層体の拡大断面図
【図7】図2の袋本体に内圧がかかったときの一部拡大
断面図
【図8】テープ状層間易剥離材料が袋本体の内側に突き
出していない袋の一部拡大断面図
【図9】同上の袋本体に内圧がかかったときの一部拡大
断面図
【図10】図1の袋本体に内圧をかけた状態で開口予定
部の平面図
【図11】図10の袋本体の変形部(d、e)での応力
とその分力の関係図
【図12】テープ状層間易剥離材料の他の実施例を示す
拡大断面図
【図13】同上のさらに他の実施例を示す拡大断面図
【図14】実験例1、2、3の電子レンジでの自動開封
結果を示した表
【図15】実験例1、2の破裂強度試験結果を示した表
【符号の説明】
1 包装袋 2 熱封緘部 3 内容物 4 テープ状層間易剥離材料 41、42 熱封緘層 43 易剥離層 45 テープ状層間易剥離材料への切り込み 5 袋本体の積層体 51 基材 52 熱封緘層 a テープ状層間易剥離材料への圧力の作用点 b 易剥離接着層への圧力の作用点 c、d、e 内圧をかけたときのシールの変形部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも開封予定熱封緘部位にテープ
    状層間易剥離材料が介在しており、このテープ状層間易
    剥離材料は最外層が包装体本体の熱封緘層とそれぞれ熱
    融着可能な熱融着層を有し、かつ内層に易剥離層を有
    し、前記易剥離材料が包装体本体の熱封緘部よりも包装
    体本体の内側に突出して設けられている密封包装体にお
    いて、テープ状層間易剥離材料にテープ状層間易剥離材
    料と直角方向に1カ所以上の切り込みを包装体本体の内
    側に設けたことを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 前記易剥離層が、接着剤層及びそれより
    も接着強度の弱いパートコートされた樹脂層からなる請
    求項1記載の包装体。
  3. 【請求項3】 前記テープ状層間易剥離材料を合成樹脂
    の共押出しにより形成した請求項1記載の包装体。
  4. 【請求項4】 前記テープ状層間易剥離材料を熱接着に
    より形成した請求項1記載の包装体。
  5. 【請求項5】 前記易剥離層が、粘着剤層からなる請求
    項1記載の包装体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010678A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Dainippon Printing Co Ltd 包装体
JP2006347565A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Toppan Printing Co Ltd 積層包装材料及び口栓付き袋状容器
JP2021095204A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 昭和電工パッケージング株式会社 包装体、環状シール材、環状シール材付き容器

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