JPH0825277B2 - キャッピング装置 - Google Patents

キャッピング装置

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JPH0825277B2
JPH0825277B2 JP61207021A JP20702186A JPH0825277B2 JP H0825277 B2 JPH0825277 B2 JP H0825277B2 JP 61207021 A JP61207021 A JP 61207021A JP 20702186 A JP20702186 A JP 20702186A JP H0825277 B2 JPH0825277 B2 JP H0825277B2
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capping
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16505Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
    • B41J2/16508Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame

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  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジエツトヘツドの目詰まり、乾燥を防
止するためのインクジエツト記録装置のキヤツピング装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来インクジエツトプリンターに関しては多くの方式
がある。これを大きく分けるとインパルス型(オンデ
マンド型)、連続噴射型、静電吸引型の3つであ
る。
これらの性能、特性はそれぞれ大いに異なるがいずれ
もインクと微細なノズルを使用していることにより、ヘ
ツドの目詰まり、乾燥という共通の問題点を有する。
これらの方式によるインクジエツトプリンターでは一
般的に非記録時にはヘツドのオリフイス前側にキヤツプ
を装着し、ヘツド内部を外気から遮断することによって
乾燥、目詰まりを防止する手法をとっている。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕
ヘツド前面に装着するキヤツプはヘツドとの間に隙間
があってはならないため、やわらかく弾力のあるものが
好ましく一般的にはゴムが使用される。
このキヤツプに用いられるゴムはインクと接触するた
めに耐溶剤性に優れていなければならない。耐溶剤性に
優れたゴムとなると使用可能なゴムの種類は少なくシリ
コーンゴム,フツ素ゴム,ブチルゴム等に限られる。
ところがシリコーンゴムでは耐溶剤性は非常に優れて
いるが気体透過係数(窒素)が20×10-15m4/N・S以上
であり、他のゴム材に比べ極端に耐気体透過性が悪い。
このため第1図に示すように、ヘツド1前面にキヤツピ
ングゴム2を装着してもゴム材がシリコーンゴムである
とインク3が蒸気Vとして外部に逃げやすい。インクが
外部に放出されると放出されただけの気体(空気)Gが
キヤツピングゴムを通ってヘツド内部まで入る可能性が
ある。ヘツド内部に空気が入ると泡となってオンデマン
ド型インクジエツト記録用ヘツドではインク滴を吐出す
ることができなくなる。連続噴射型や静電吸引型のヘツ
ドでも内部に空気が入ることによりヘツドが乾燥し、そ
の結果目詰まりをおこす可能性もある。このため気体透
過係数が大きいシリコーンゴムはキヤツピングゴムに使
用することは不可能であった。また、フツ素ゴムは成形
性が悪い上、硬度が比較的高いため使用することができ
ない。また、ブチルゴム,塩素化ブチルゴムはゴム特有
の粘着性がひどいためヘツド前面に装着したまま長期保
存すると、そのまま付着してしまい取りはずすことがで
きなくなってしまう。その他のゴムは耐溶剤性に劣り問
題外である。
このように一般のゴム材ではキヤツピングゴムとして
の性能を完全に満たすものがないため、従来はシリコー
ンゴムを使用してヘツド内に泡がはいってしまうたびに
吸引ポンプで泡をインクとともに抜き取る回復作業を行
っていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決しようとするもので、イン
クジェット記録装置のインクジェットヘッドの先端が配
された前面を、ブチルゴムから構成されるキャップによ
り気密的に覆うキャッピング装置において、前記キャッ
プの前記ヘッドの前面と接触する表面に、前記ブチルゴ
ムの領域と、シリコーン系、ポリプロピレン系、又は、
アミノアルキド系の樹脂を含有するコーティング領域
と、を設け、このコーティング領域を前記キャップの表
面に点在させることにより、ブチルゴムがヘッド前面と
接触する面積を減少させ、付着し難くするとともに、オ
リフィスの乾燥、目詰まりを防止し、耐溶剤性、成形
性、弾力性等に優れたキャッピング装置を提供するもの
である。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、ヘツド1の前面に装着されたキヤツ
ピングゴム2′はヘツド回復系の一部としての役目も果
たすことが可能な構成となっている。
即ちヘツド回復用ポンプ4を作動させることにより回
復系チユーブ5を通ってインク3とともにヘツド内の気
泡を抜き取ることが可能であり、作動させていないとき
にはヘツド回復用ポンプ内と外気とを遮断させる構造と
することによつてキヤツピングゴム2′が閉鎖系となり
キヤツプとしての役目を果たす。
キヤツピングゴム2′の材質はブチルゴム(大協ゴム
製:No.713,B−1 コート品)である。この表面に離難
性に優れた微細な凹凸をつけるためにスプレーで約5秒
間のB−1コーテイング(エクソン化学)がほどこされ
ている。B−1コートはシリコーン系の樹脂であるため
の剥離性に優れており、さらにスプレーでコートするこ
とによりキヤツピングゴム表面6はシリコーン樹脂によ
り、微細な凹凸形状7になるため、これとヘツド前面8
とが接触しても粘着性が強いブチルゴム自体に接触する
面積は比較的小さくなるため、長期間接触し続けていて
も、そのまま付着してしまうことはない。ブチルゴムに
限らずゴム材は多かれ少なかれ粘着性を有する。また、
B−1コートの耐久性は非常に強く一般的な使用法でブ
チルゴム表面からコート部がはがれてしまうことはほと
んどない。ブチルゴム自体は耐溶剤性に優れ、成形性、
弾力性に優れ、また気体透過係数(窒素)が0.002×10
-15m4/N・Sと極めて小さいため50℃/35%RHの環境にキ
ヤツピング状態で1週間放置してもヘツド内に泡を取り
込むことなしに正常な吐出を行うことが可能である。な
お、コーテイングに関してB−1コーテイングに限ら
ず、他のシリコーン系の樹脂、又はポリプロピレン系、
アミノアルキド樹脂系等の離難性に優れた樹脂組成物で
あってもかまわない。さらに各種ゴム材について特性を
検討した結果を表1に示す。
ブチルゴム、塩素化ブチルゴムにB−1コーテイング
をほどこしたものは耐気体透過性、非粘着性、耐溶剤
性、成形性、弾力性に優れるためのキヤツピングゴムと
しての性能を完全に満たすことが可能である。
これに対し、ブチルゴム、塩素化ブチルゴムにB−1
コーテイングをほどこしていないものは粘着性が強く、
長期装着によりヘツド前面に付着してしまうことがあ
る。又シリコーンゴムでは気体透過係数が2×10-15m4/
N・Sと非常に大きいためヘツド内に泡を取り込む。NBR
では耐溶剤性、フツ素ゴムでは成形性、柔軟性に問題が
ありキヤツピングゴムとしての性能をやはり満足しな
い。
また、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム以外にもゴムの
中には粘着性をもつものが多く、これらの全てにB−1
コーティングをほどこすことによって粘着をおさえるこ
とができる。
〔発明の効果〕
上述詳述したように、本発明によれば、インクジェッ
ト記録装置のインクジェットヘッドの先端が配された前
面を、ブチルゴムから構成されるキャップにより気密的
に覆うキャッピング装置において、前記キャップの前記
ヘッドの前面と接触する表面に、前記ブチルゴムの領域
と、シリコーン系、ポリプロピレン系、又は、アミノア
ルキド系の樹脂を含有するコーティング領域と、を設
け、このコーティング領域を前記キャップの表面に点在
させることにより、オリフィスの乾燥、目詰まりを防止
し、耐溶剤性、成形性、弾力性等に優れたキャッピング
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はキヤツピング装置の概念図、第2図は本発明の
一実施例を示すキヤツピング装置の構成図、第3図はヘ
ツドとキヤツプとの接触状態を示す詳細図である。 1……ヘツド、2.2′……キヤツピングゴム、3……イ
ンク、4……ポンプ、5……回復系チユーブ、6……キ
ヤツピングゴム表面、7……B−1コートによる凹凸、
8……ヘツド表面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録装置のインクジェット
    ヘッドの先端が配された前面を、ブチルゴムから構成さ
    れるキャップにより気密的に覆うキャッピング装置にお
    いて、 前記キャップの前記ヘッドの前面と接触する表面は、前
    記ブチルゴムの領域と、シリコーン系、ポリプロピレン
    系、又は、アミノアルキド系の樹脂を含有するコーティ
    ング領域と、を有しており、 該コーティング領域は前記キャップの表面に点在してい
    ることを特徴とするキャッピング装置。
JP61207021A 1986-09-02 1986-09-02 キャッピング装置 Expired - Fee Related JPH0825277B2 (ja)

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JPS6362739A JPS6362739A (ja) 1988-03-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2730718B2 (ja) * 1987-06-15 1998-03-25 キヤノン株式会社 液体噴射記録装置
JP7434807B2 (ja) * 2019-11-01 2024-02-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置

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JPS59204566A (ja) * 1983-05-09 1984-11-19 Ricoh Co Ltd オンデマンド型インクジエツトプリンタ−におけるインクカ−トリツジのインク袋
JPS6194765A (ja) * 1984-10-15 1986-05-13 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 液体供給装置
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