JPH08252645A - ばね製造機の線ガイド - Google Patents
ばね製造機の線ガイドInfo
- Publication number
- JPH08252645A JPH08252645A JP8478395A JP8478395A JPH08252645A JP H08252645 A JPH08252645 A JP H08252645A JP 8478395 A JP8478395 A JP 8478395A JP 8478395 A JP8478395 A JP 8478395A JP H08252645 A JPH08252645 A JP H08252645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line guide
- piece
- main body
- wire
- wire guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストの低減を図る。
【構成】 線ガイド片23をくさび作用を利用して強固
に且つ簡単に固定することが出来るので、従来必要とし
た程の製作精度がなくてもよいので、コストの低減を図
ることが出来る。
に且つ簡単に固定することが出来るので、従来必要とし
た程の製作精度がなくてもよいので、コストの低減を図
ることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はばね製造機の線ガイドに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のばね製造機の線ガイドと
して以下の如きものは知られている。即ち、相互に突き
合う部分に線ガイド溝を有すると共に少なくとも2個の
ボルト挿通孔を有する左右一対の線ガイド部材からなる
ものは知られている。これら左右一対の線ガイド部材
は、ばね製造機の前壁に設けられた取付台の、前方及び
上下方に開放した凹所に嵌められた後、ボルトをボルト
挿通孔を通じて取付台のねじ孔にねじ嵌めることによっ
て、固定されるようになされていた。
して以下の如きものは知られている。即ち、相互に突き
合う部分に線ガイド溝を有すると共に少なくとも2個の
ボルト挿通孔を有する左右一対の線ガイド部材からなる
ものは知られている。これら左右一対の線ガイド部材
は、ばね製造機の前壁に設けられた取付台の、前方及び
上下方に開放した凹所に嵌められた後、ボルトをボルト
挿通孔を通じて取付台のねじ孔にねじ嵌めることによっ
て、固定されるようになされていた。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の線ガイドには以下の如き
欠点があった。即ち、左右一対の線ガイド部材は相互に
突き合う部に線材が通過する線ガイド溝を有するもので
あるから、左右一対の線ガイド部材は相互に遊びなく密
接する状態で取付台に固定する必要がある。しかし、従
来は単にボルトを取付台のねじ孔にねじ嵌めることによ
って、左右一対の線ガイド部材を固定するものであった
ため、即ち、ボルトの締め付けだけでは、相互に遊びな
く密接状態となるように線ガイド部材を固定することが
出来なかったので、取付台の凹所の左右幅や線ガイド部
材の左右幅を精度良く製造して(取付台や線ガイド部材
の加工精度を高めて)、線ガイド部材を取付台の凹所に
嵌めた状態において線ガイド部材が凹所内で少しのガタ
(遊び)もない状態となるようにしなければならず、そ
の結果、コスト高であるという欠点があった。また、線
ガイド部材の一番重要な部分である線ガイド溝の近傍に
摩滅・破損等が発生した場合、その線ガイド部材を取替
えなければならないため、即ち、線ガイド溝の近傍以外
の部分は一切問題がないにも拘らず線ガイド部材全体を
交換しなければならなかったため、この点からもコスト
高であるという欠点があった。
欠点があった。即ち、左右一対の線ガイド部材は相互に
突き合う部に線材が通過する線ガイド溝を有するもので
あるから、左右一対の線ガイド部材は相互に遊びなく密
接する状態で取付台に固定する必要がある。しかし、従
来は単にボルトを取付台のねじ孔にねじ嵌めることによ
って、左右一対の線ガイド部材を固定するものであった
ため、即ち、ボルトの締め付けだけでは、相互に遊びな
く密接状態となるように線ガイド部材を固定することが
出来なかったので、取付台の凹所の左右幅や線ガイド部
材の左右幅を精度良く製造して(取付台や線ガイド部材
の加工精度を高めて)、線ガイド部材を取付台の凹所に
嵌めた状態において線ガイド部材が凹所内で少しのガタ
(遊び)もない状態となるようにしなければならず、そ
の結果、コスト高であるという欠点があった。また、線
ガイド部材の一番重要な部分である線ガイド溝の近傍に
摩滅・破損等が発生した場合、その線ガイド部材を取替
えなければならないため、即ち、線ガイド溝の近傍以外
の部分は一切問題がないにも拘らず線ガイド部材全体を
交換しなければならなかったため、この点からもコスト
高であるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】請求項1の発明は前
記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。請
求項1の発明は、前方及び上下方に開放した凹所を有す
る本体と、この本体の凹所に嵌められる、相互に突き合
う部分に線ガイド溝を有する左右一対の線ガイド片と、
本体の凹所に嵌められる線ガイド片挟持片とを有してお
り、前記本体の、線ガイド片挟持片に当接する側面が前
方に向く傾斜受け面となされ、前記線ガイド片挟持片
の、傾斜受け面に対向する側面が傾斜受け面に当接する
傾斜当り面となされ、傾斜当り面を傾斜受け面に当接さ
せることによって、左右の線ガイド片が、線ガイド片挟
持片と本体の側部とによって挟持されるようになされて
いるものである。
記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。請
求項1の発明は、前方及び上下方に開放した凹所を有す
る本体と、この本体の凹所に嵌められる、相互に突き合
う部分に線ガイド溝を有する左右一対の線ガイド片と、
本体の凹所に嵌められる線ガイド片挟持片とを有してお
り、前記本体の、線ガイド片挟持片に当接する側面が前
方に向く傾斜受け面となされ、前記線ガイド片挟持片
の、傾斜受け面に対向する側面が傾斜受け面に当接する
傾斜当り面となされ、傾斜当り面を傾斜受け面に当接さ
せることによって、左右の線ガイド片が、線ガイド片挟
持片と本体の側部とによって挟持されるようになされて
いるものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。線ガイド片をくさび作用を利用して強固に
且つ簡単に固定することが出来るので、従来必要とした
程の製作精度がなくてもよいので、コストの低減を図る
ことが出来る。
ものである。線ガイド片をくさび作用を利用して強固に
且つ簡単に固定することが出来るので、従来必要とした
程の製作精度がなくてもよいので、コストの低減を図る
ことが出来る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ2つの実施
例に基づいて説明する。なお、これら実施例において同
一の部材は同一の符号で示す。
例に基づいて説明する。なお、これら実施例において同
一の部材は同一の符号で示す。
【0007】実施例1(図1〜図3参照) なお、この実施例1において、前とは図1紙面表側を、
後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右
側をいう。ばね製造機1は、垂直な前壁3を有する機枠
2と、この機枠2の前壁3の中央部に形成された線材加
工空間5と、この線材加工空間5に向かって送り出され
る線材を案内する、前壁3に後述する手段によって設け
られた、第1線ガイド6A、第2線ガイド6B及び第3
線ガイド6Cと、前記第1線ガイド6Aと第2線ガイド
6Bとの間に設けられた、線材を挟圧しつつ送り出す一
対の線送りローラー7と、前記線材加工空間5を挾んで
第3線ガイド6Cに対向すると共に前壁3に線材加工空
間5に向かって進退自在に設けられた曲げダイス用スラ
イド8と、前記前壁3に線材加工空間5に向かって進退
自在に設けられた所要本のツール取付スライド11とを
有している。なお、前記曲げダイス用スライド8は、前
壁3に線材加工空間5に向かって進退自在に設けられた
本体8aと、この本体8aに前壁3と平行(左右)に揺
動するように設けられた第1揺動片8bと、この第1揺
動片8bと歯車機構で噛み合い、且つ、本体8aに前壁
3と平行(左右)に揺動するように設けられた第2揺動
片8cとを有している。前記第1揺動片8bに曲げダイ
スが取り付けられる。前記第1揺動片8bは、公知の作
動装置によって第2揺動片8cを揺動することによって
所定の時期に揺動するようになされている。
後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右
側をいう。ばね製造機1は、垂直な前壁3を有する機枠
2と、この機枠2の前壁3の中央部に形成された線材加
工空間5と、この線材加工空間5に向かって送り出され
る線材を案内する、前壁3に後述する手段によって設け
られた、第1線ガイド6A、第2線ガイド6B及び第3
線ガイド6Cと、前記第1線ガイド6Aと第2線ガイド
6Bとの間に設けられた、線材を挟圧しつつ送り出す一
対の線送りローラー7と、前記線材加工空間5を挾んで
第3線ガイド6Cに対向すると共に前壁3に線材加工空
間5に向かって進退自在に設けられた曲げダイス用スラ
イド8と、前記前壁3に線材加工空間5に向かって進退
自在に設けられた所要本のツール取付スライド11とを
有している。なお、前記曲げダイス用スライド8は、前
壁3に線材加工空間5に向かって進退自在に設けられた
本体8aと、この本体8aに前壁3と平行(左右)に揺
動するように設けられた第1揺動片8bと、この第1揺
動片8bと歯車機構で噛み合い、且つ、本体8aに前壁
3と平行(左右)に揺動するように設けられた第2揺動
片8cとを有している。前記第1揺動片8bに曲げダイ
スが取り付けられる。前記第1揺動片8bは、公知の作
動装置によって第2揺動片8cを揺動することによって
所定の時期に揺動するようになされている。
【0008】前記曲げダイス用スライド8(本体8a)
及びツール取付スライド11はばね(図示略)によって
線材加工空間5から離れるように付勢されている。曲げ
ダイス用スライド8(本体8a)及びツール取付スライ
ド11はカム等を含む作動装置(図示略)によって線材
加工空間5に向かって所定の時期に突出させられるよう
になされ、その作動装置からの力が加わらなくなるとば
ね(図示略)の力等によって線材加工空間5から退入す
るようになされている。
及びツール取付スライド11はばね(図示略)によって
線材加工空間5から離れるように付勢されている。曲げ
ダイス用スライド8(本体8a)及びツール取付スライ
ド11はカム等を含む作動装置(図示略)によって線材
加工空間5に向かって所定の時期に突出させられるよう
になされ、その作動装置からの力が加わらなくなるとば
ね(図示略)の力等によって線材加工空間5から退入す
るようになされている。
【0009】前記第1線ガイド6A及び第2線ガイド6
Bは、後述の実施例2の第3線ガイド6Cと同様の手段
によって前壁3に固定されている。
Bは、後述の実施例2の第3線ガイド6Cと同様の手段
によって前壁3に固定されている。
【0010】前記第3線ガイド6Cは、前壁3に固定さ
れた、前方及び上下方に開放した凹所17を有する取付
台16の凹所17に嵌められて、取付台16に以下に詳
述する手段によって固定されている。第3線ガイド6C
は、前方及び上下方に開放した凹所21を有する本体2
0と、この本体20の凹所21に嵌められる、相互に突
き合う部分に断面半円形状の線ガイド溝24を有する左
右一対の線ガイド片23と、本体20の凹所21に嵌め
られる線ガイド片挟持片26とを有している。
れた、前方及び上下方に開放した凹所17を有する取付
台16の凹所17に嵌められて、取付台16に以下に詳
述する手段によって固定されている。第3線ガイド6C
は、前方及び上下方に開放した凹所21を有する本体2
0と、この本体20の凹所21に嵌められる、相互に突
き合う部分に断面半円形状の線ガイド溝24を有する左
右一対の線ガイド片23と、本体20の凹所21に嵌め
られる線ガイド片挟持片26とを有している。
【0011】前記本体20は、左部材20a及び右部材
20bの2つの部材によって構成されている。前記本体
20の左部材20aの、線ガイド片挟持片26に当接す
る側面が前方に向く傾斜受け面28となされ、前記線ガ
イド片挟持片26の、傾斜受け面28に向く側面が傾斜
受け面28に当接する傾斜当り面29となされている。
前記本体20の右部材20bは、それに形成されたボル
ト挿通孔を通じてボルト31を取付台16のねじ孔にね
じ嵌めることによって、取付台16に固定されている。
他方、本体20の左部材20a及び線ガイド片挟持片2
6は、それらに形成されたボルト挿通孔を通じてボルト
31を取付台16のねじ孔にねじ嵌めることによって、
取付台16に固定されている。そして、前記左右一対の
線ガイド片挟持片26は、本体20の左部材20a及び
線ガイド片挟持片26をボルト31によって取付台16
に固定することによって傾斜当り面29が傾斜受け面2
8に強く当接し、いわゆるくさび作用が働いて、そのこ
とによって線ガイド片挟持片26が右側にスライドする
力を受け、その結果として線ガイド片挟持片26と右部
材20bの側部とによって挟持固定される。
20bの2つの部材によって構成されている。前記本体
20の左部材20aの、線ガイド片挟持片26に当接す
る側面が前方に向く傾斜受け面28となされ、前記線ガ
イド片挟持片26の、傾斜受け面28に向く側面が傾斜
受け面28に当接する傾斜当り面29となされている。
前記本体20の右部材20bは、それに形成されたボル
ト挿通孔を通じてボルト31を取付台16のねじ孔にね
じ嵌めることによって、取付台16に固定されている。
他方、本体20の左部材20a及び線ガイド片挟持片2
6は、それらに形成されたボルト挿通孔を通じてボルト
31を取付台16のねじ孔にねじ嵌めることによって、
取付台16に固定されている。そして、前記左右一対の
線ガイド片挟持片26は、本体20の左部材20a及び
線ガイド片挟持片26をボルト31によって取付台16
に固定することによって傾斜当り面29が傾斜受け面2
8に強く当接し、いわゆるくさび作用が働いて、そのこ
とによって線ガイド片挟持片26が右側にスライドする
力を受け、その結果として線ガイド片挟持片26と右部
材20bの側部とによって挟持固定される。
【0012】実施例2(図4〜図6参照) なお、この実施例2において、前とは図4紙面表側を、
後とは同裏側をいい、左とは図4左側を、右とは同図右
側をいう。第3線ガイド6Cは、前壁3に取り付けられ
ると共に、前方及び左右方に開放した凹所21を有する
本体20と、この本体20の凹所21に嵌められる、相
互に突き合う部分に線ガイド溝24を有する上下一対の
線ガイド片23と、本体20の凹所21に嵌められる線
ガイド片挟持片23とを有している。前記本体20の、
線ガイド片挟持片26に当接する側面が前方に向く傾斜
受け面28となされ、前記線ガイド片挟持片26の、傾
斜受け面28に対向する側面が傾斜受け面28に当接す
る傾斜当り面29となされ、傾斜当り面29を傾斜受け
面28に当接させることによって、上下の線ガイド片2
3が、線ガイド片挟持片26と本体20の側部とによっ
て挟持されるようになされている。
後とは同裏側をいい、左とは図4左側を、右とは同図右
側をいう。第3線ガイド6Cは、前壁3に取り付けられ
ると共に、前方及び左右方に開放した凹所21を有する
本体20と、この本体20の凹所21に嵌められる、相
互に突き合う部分に線ガイド溝24を有する上下一対の
線ガイド片23と、本体20の凹所21に嵌められる線
ガイド片挟持片23とを有している。前記本体20の、
線ガイド片挟持片26に当接する側面が前方に向く傾斜
受け面28となされ、前記線ガイド片挟持片26の、傾
斜受け面28に対向する側面が傾斜受け面28に当接す
る傾斜当り面29となされ、傾斜当り面29を傾斜受け
面28に当接させることによって、上下の線ガイド片2
3が、線ガイド片挟持片26と本体20の側部とによっ
て挟持されるようになされている。
【0013】前記第3線ガイド6Cの上下の線ガイド片
23各々は、線材加工空間側部材23aと線送りローラ
ー側部材23bとの2つの部材によって構成されてい
る。また、線ガイド片挟持片26は、線材加工空間側部
材26aと線送りローラー側部材26bとの2つの部材
によって構成されている。このような構成によって、線
送りローラー側部材23bの位置変更を伴うことなく、
独立に線材加工空間側部材23aの、線材加工空間5に
対する位置調節を行なうことが出来、また、同様に線材
加工空間側部材23aの位置変更を伴うことなく、独立
に線送りローラー側部材23bの、線送りローラー7に
対する位置調節を行なうことが出来る。また、線材加工
空間側部材23aの、線材加工空間5に対向する部分
(線材の出口として重要な部分)が破損・摩耗した場
合、今まで線送りローラー7側に向いていた端部に所定
の加工を施した後、上下の線材加工空間側部材23aを
上下に180度回転させて、今まで線送りローラー7側
に向いていた端部を線材加工空間5側に向けて取り付け
ることによって破損・摩耗した線材加工空間側部材23
aを再利用することが出来る。
23各々は、線材加工空間側部材23aと線送りローラ
ー側部材23bとの2つの部材によって構成されてい
る。また、線ガイド片挟持片26は、線材加工空間側部
材26aと線送りローラー側部材26bとの2つの部材
によって構成されている。このような構成によって、線
送りローラー側部材23bの位置変更を伴うことなく、
独立に線材加工空間側部材23aの、線材加工空間5に
対する位置調節を行なうことが出来、また、同様に線材
加工空間側部材23aの位置変更を伴うことなく、独立
に線送りローラー側部材23bの、線送りローラー7に
対する位置調節を行なうことが出来る。また、線材加工
空間側部材23aの、線材加工空間5に対向する部分
(線材の出口として重要な部分)が破損・摩耗した場
合、今まで線送りローラー7側に向いていた端部に所定
の加工を施した後、上下の線材加工空間側部材23aを
上下に180度回転させて、今まで線送りローラー7側
に向いていた端部を線材加工空間5側に向けて取り付け
ることによって破損・摩耗した線材加工空間側部材23
aを再利用することが出来る。
【0014】第1線ガイド6A及び第2線ガイド6B
は、前記第3線ガイド6Cと同様の手段によって前壁3
に固定されている。なお、これら第1線ガイド6A及び
第2線ガイド6Bは、第3線ガイド6Cと相違して左右
には2分割されていない。なお、この実施例2には、一
対の線送りローラー7が2組設けられている。
は、前記第3線ガイド6Cと同様の手段によって前壁3
に固定されている。なお、これら第1線ガイド6A及び
第2線ガイド6Bは、第3線ガイド6Cと相違して左右
には2分割されていない。なお、この実施例2には、一
対の線送りローラー7が2組設けられている。
【0015】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。本
発明の線ガイドを、前壁3に相当する壁を水平としたば
ね製造機に取り付けることも可能である。
発明の線ガイドを、前壁3に相当する壁を水平としたば
ね製造機に取り付けることも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び3の発明によれば、線ガイド片をくさび
作用を利用して強固に且つ簡単に固定することが出来る
ので、従来必要とした程の製作精度がなくてもよいの
で、コストの低減を図ることが出来る。 請求項1及び3の発明によれば、相互に突き合う部分
に線ガイド溝を有する左右一対の線ガイド片に摩滅・破
損等が発生した場合、線ガイド片のみを取り替えればよ
く、即ち、本体や線ガイド片挟持片はそのまま使用する
ことが出来るので、この点からもコストの低減を図るこ
とが出来る。 請求項4の発明によれば、線ガイド片が、線材加工空
間側部材と線送りローラー側部材との2つの部材によっ
て構成されているので、線送りローラー側部材の位置変
更を伴うことなく、独立に線材加工空間側部材の、線材
加工空間に対する位置調節を行なうことが出来、また、
同様に線材加工空間側部材の位置変更を伴うことなく、
独立に線送りローラー側部材の、線送りローラーに対す
る位置調節を行なうことが出来る。
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び3の発明によれば、線ガイド片をくさび
作用を利用して強固に且つ簡単に固定することが出来る
ので、従来必要とした程の製作精度がなくてもよいの
で、コストの低減を図ることが出来る。 請求項1及び3の発明によれば、相互に突き合う部分
に線ガイド溝を有する左右一対の線ガイド片に摩滅・破
損等が発生した場合、線ガイド片のみを取り替えればよ
く、即ち、本体や線ガイド片挟持片はそのまま使用する
ことが出来るので、この点からもコストの低減を図るこ
とが出来る。 請求項4の発明によれば、線ガイド片が、線材加工空
間側部材と線送りローラー側部材との2つの部材によっ
て構成されているので、線送りローラー側部材の位置変
更を伴うことなく、独立に線材加工空間側部材の、線材
加工空間に対する位置調節を行なうことが出来、また、
同様に線材加工空間側部材の位置変更を伴うことなく、
独立に線送りローラー側部材の、線送りローラーに対す
る位置調節を行なうことが出来る。
【図1】本発明の実施例1を示す簡略正面図である。
【図2】図1のA部分の一部破砕拡大図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】本発明の実施例2を示す要部の簡略正面図であ
る。
る。
【図5】図4のB部分拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
6C 第3線ガイド 20 本体 21 凹所 23 線ガイド片 24 線ガイド溝 26 線ガイド片挟持片 28 傾斜受け面 29 傾斜当り面
Claims (4)
- 【請求項1】 前方及び上下方に開放した凹所を有する
本体と、この本体の凹所に嵌められる、相互に突き合う
部分に線ガイド溝を有する左右一対の線ガイド片と、本
体の凹所に嵌められる線ガイド片挟持片とを有してお
り、前記本体の、線ガイド片挟持片に当接する側面が前
方に向く傾斜受け面となされ、前記線ガイド片挟持片
の、傾斜受け面に対向する側面が傾斜受け面に当接する
傾斜当り面となされ、傾斜当り面を傾斜受け面に当接さ
せることによって、左右の線ガイド片が、線ガイド片挟
持片と本体の側部とによって挟持されるようになされて
いるばね製造機の線ガイド。 - 【請求項2】 前記本体が、左部材と右部材との2つの
部材によって構成されている請求項1記載のばね製造機
の線ガイド。 - 【請求項3】 前方及び左右方に開放した凹所を有する
本体と、この本体の凹所に嵌められる、相互に突き合う
部分に線ガイド溝を有する上下一対の線ガイド片と、本
体の凹所に嵌められる線ガイド片挟持片とを有してお
り、前記本体の、線ガイド片挟持片に当接する側面が前
方に向く傾斜受け面となされ、前記線ガイド片挟持片
の、傾斜受け面に対向する側面が傾斜受け面に当接する
傾斜当り面となされ、傾斜当り面を傾斜受け面に当接さ
せることによって、上下の線ガイド片が、線ガイド片挟
持片と本体の側部とによって挟持されるようになされて
いるばね製造機の線ガイド。 - 【請求項4】 前記線ガイド片が、線材加工空間側部材
と線送りローラー側部材との2つの部材によって構成さ
れている請求項3記載のばね製造機の線ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8478395A JP2686726B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ばね製造機の線ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8478395A JP2686726B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ばね製造機の線ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08252645A true JPH08252645A (ja) | 1996-10-01 |
JP2686726B2 JP2686726B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13840304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8478395A Expired - Fee Related JP2686726B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ばね製造機の線ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686726B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1577032A1 (de) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | WAFIOS Aktiengesellschaft | Drahtführung für eine Drahtbearbeitungsmaschine, insbesondere eine Federherstellungsmaschine |
DE102009039225A1 (de) | 2009-08-28 | 2011-03-17 | Wafios Ag | Werkstückführung für eine Bearbeitungsmaschine für längliche Werkstücke, insbesondere Draht |
CN104057001A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-24 | 安庆谢德尔汽车零部件有限公司 | 一种多弧形弹簧钢丝导轨 |
EP3228401A1 (de) | 2016-04-01 | 2017-10-11 | WAFIOS Aktiengesellschaft | Werkstückführung für eine bearbeitungsmaschine für längliche werkstücke, insbesondere draht |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP8478395A patent/JP2686726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1577032A1 (de) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | WAFIOS Aktiengesellschaft | Drahtführung für eine Drahtbearbeitungsmaschine, insbesondere eine Federherstellungsmaschine |
US7172153B2 (en) | 2004-03-18 | 2007-02-06 | Wafios Aktiengesellschaft | Wire guide for a wire processing machine, in particular for a spring manufacturing machine |
DE102009039225A1 (de) | 2009-08-28 | 2011-03-17 | Wafios Ag | Werkstückführung für eine Bearbeitungsmaschine für längliche Werkstücke, insbesondere Draht |
DE102009039225B4 (de) * | 2009-08-28 | 2011-06-09 | Wafios Ag | Werkstückführung für eine Bearbeitungsmaschine für längliche Werkstücke, insbesondere Draht |
CN104057001A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-24 | 安庆谢德尔汽车零部件有限公司 | 一种多弧形弹簧钢丝导轨 |
CN104057001B (zh) * | 2014-06-30 | 2016-08-17 | 安庆谢德尔汽车零部件有限公司 | 一种多弧形弹簧钢丝导轨 |
EP3228401A1 (de) | 2016-04-01 | 2017-10-11 | WAFIOS Aktiengesellschaft | Werkstückführung für eine bearbeitungsmaschine für längliche werkstücke, insbesondere draht |
DE102016106041B4 (de) | 2016-04-01 | 2018-04-26 | Wafios Aktiengesellschaft | Werkstückführung für eine Bearbeitungsmaschine für längliche Werkstücke, insbesondere Draht |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2686726B2 (ja) | 1997-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4396183A (en) | Power actuated clamp | |
US5775212A (en) | Guide gib structure for press slide of mechanical press for metal working | |
JP2686726B2 (ja) | ばね製造機の線ガイド | |
JPH04232178A (ja) | ラック・ピニオン装置 | |
CA2351959A1 (en) | Clamping mechanism for frame assembly | |
JPH05187439A (ja) | 横押し構造を有するリニアガイド装置 | |
US4137000A (en) | Cutting tool | |
JPH0741542B2 (ja) | 万力装置 | |
JP2502814B2 (ja) | プレス機械でプレス作業を行う方法及び装置 | |
JPH0748884Y2 (ja) | サブアッシー用圧締具 | |
SE9501341D0 (sv) | Anordning för fastspänning av skär | |
NL8302649A (nl) | Parallelbankschroef met een inrichting voor het reduceren van door de spankracht veroorzaakte randdrukken. | |
JPH06182447A (ja) | 上金型固定装置 | |
US5538368A (en) | Tool holder for clamping inserts, using a resilient L-shaped clamp | |
EP0620996B1 (en) | A corner display counter | |
EP3900873B1 (en) | Pallet clamp | |
JP2000126817A (ja) | 金型把持装置 | |
JP3495141B2 (ja) | 板材移動位置決め装置及び板材加工機 | |
JPH09108739A (ja) | 折曲げ機における上型装置 | |
JP2914878B2 (ja) | フォークリフトのフォーク取り付け構造 | |
KR200154638Y1 (ko) | 클램핑 장치 | |
CN215280976U (zh) | 一种立式加工中心夹具 | |
EP0865840A1 (en) | Adjustable die assembly | |
US1011716A (en) | Lathe tool-holder. | |
JP4087096B2 (ja) | クランプ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |