JPH08252398A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPH08252398A
JPH08252398A JP8201795A JP8201795A JPH08252398A JP H08252398 A JPH08252398 A JP H08252398A JP 8201795 A JP8201795 A JP 8201795A JP 8201795 A JP8201795 A JP 8201795A JP H08252398 A JPH08252398 A JP H08252398A
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JP
Japan
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steam
chamber
blower chamber
iron
air
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JP8201795A
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English (en)
Inventor
Takakiyo Otsuka
鷹清 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 蒸気溜室13に空気20が通る管体21を配
設して、蒸気溜室13における蒸気16により管体21
内部の空気20が加熱されるようになすとともに、蒸気
溜室13とは分離してブロワ室12を設け、該ロワ室1
2に、蒸気溜室13からの蒸気16を排出しあるいは排
出させない弁機構17を付設し、かつ、管体21の端部
を接続し、底板部11の噴出孔5から蒸気16とともに
熱風20を噴射するか、蒸気16のみを噴射させるかま
たは熱風20のみを噴射させるようにしたアイロン。 【効果】 底板部の噴出孔から蒸気とともに熱風を噴射
することができるので、アイロン掛けに際し、被服等の
アイロン掛け品の仕上り、風合い、光沢等が極めて良好
となり、アイロン掛けのスピードが格段に早くなり、大
量のアイロン掛けを必要とするような業務用のハンドア
イロンとして特に優れたものになり、スチームだけを噴
射することも出来、熱風だけを噴射することも可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイロンに関し、特
に、蒸気とともに熱風を噴射することが可能な業務用の
アイロンに関する。
【0002】
【従来の技術】アイロンには、各種の種類のものが市場
に供されている。即ち、裁縫こて、手芸アイロン、携帯
用アイロン(旅行兼用)等の小型アイロン、一般的なア
イロンである普通型アイロン、布地の種類に合わせて掛
け面温度を自由に調節できるようにした自動アイロン等
の電気アイロン、掛け面のノズルから蒸気を噴出させて
使用するスチームアイロン等がある。当該スチームアイ
ロンには、その蒸気発生機構の違いによりボイラー式
(タンク式)とドリップ式(滴下式)がある。図3に、
当該ボイラー式スチームアイロンの一例を示す。当該ス
チームアイロンは、タンク1内の水を沸騰させ、蒸気を
ノズル2から噴出させる機構を採用している。尚、図3
にて、3は、安全弁、4は、ベース、5は、噴出孔であ
る。当該スチームアイロンでは、ノズル2がつまったと
きに安全弁3が自動的に働くようになっている。また、
蒸気を切り換えスイッチによって止め、普通アイロンと
して使用することができるようになっている。 一方、
ズボンプレッサー等のアイロンもある。
【0003】即ち、従来のアイロンは、熱のみあるいは
熱と水蒸気を併用して、被服等のアイロン掛けを行なう
のが常であり、これは、家庭のアイロンを含めて業務用
においてもしかりである。その為、特に、業務用におい
て、従来のアイロン掛けのように、熱と水蒸気を併用し
て、被服等のアイロン掛けを行なった場合には、被服中
に水分が以前として含有されている為、アイロン掛けを
良好に行なうことが出来ず、被服等のアイロン掛け品が
濡れた状態のままで、パリットした仕上がり、風合いの
良さ、光沢の良さ等を出すことが出来ないことがある。
その為に、クリーニング店等では、アイロン掛けが終わ
った商品を、手に持ちパタパタと振って湿分を払うよう
にしている。一方、当該乾燥の為に、図3に示すよう
に、アイロン掛けにおいて、アイロン台6の下部にドラ
フト装置7を設置して、当該ドラフト装置7により湿分
を吸収するようなことも行なわれているが、アイロン台
6のカバーパッド8と接触した面においては、湿分が吸
収されず、従って、その改善には到っておらず、以前と
して、業者は、パリットした仕上がり等を出す為に、上
記のように、手に持ちパタパタと振って湿分を払うよう
にしたりあるいはアイロン掛け後にもかかわらず別途乾
燥工程を設けて良好な仕上がりを確保しようとしている
のが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の有する欠点を解消することができる技術を
提供することを目的としたものである。本発明の前記な
らびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述
および添付図面からあきらかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、噴出孔から蒸
気を噴射してアイロン掛けを行なうアイロンにおいて、
蒸気の蒸気溜室に空気が通る管体を配設して、当該蒸気
溜室における蒸気により当該管体内部の空気が加熱され
るようになすとともに、当該蒸気溜室とは分離してブロ
ワ室を設け、当該ブロワ室に、前記蒸気溜室からの蒸気
を排出しあるいは排出させない弁機構を付設し、かつ、
前記管体の端部を接続し、前記噴出孔から蒸気とともに
熱風を噴射するか、蒸気のみを噴射させるかまたは熱風
のみを噴射させるようにしたことを特徴とするアイロン
に係るものである。
【0006】本発明は、好ましい実施態様として、アイ
ロンが、ハンドアイロンで、複数の噴出孔を有する底板
部と、該底板部上に設置されたブロワ室と、該ブロワ室
の上部に設けられた蒸気溜室と、該蒸気溜室に蒸気供給
源から蒸気を供給する蒸気供給機構と、空気供給源から
前記ブロワ室に空気を供給する空気供給機構と、前記蒸
気溜室の内部において前記ブロワ室とは離隔して上部に
配設され且当該ブロワ室にその端部が接続された前記空
気供給機構から供給された空気が通る管体と、当該ブロ
ワ室に付設され前記蒸気供給機構からの蒸気を当該ブロ
ワ室に排出しあるいは排出させない弁機構とを備えてな
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の上記手段によれば、蒸気の蒸気溜室に
空気が通る管体を配設して、当該蒸気溜室における蒸気
により当該管体内部の空気が加熱されるようになすとと
もに、当該蒸気溜室とは分離して別室(ブロワ室)を設
け、当該ブロワ室に、前記蒸気溜室からの蒸気を排出し
あるいは排出させない弁機構を付設し、かつ、前記管体
の端部を接続してあるので、底板部の噴出孔から蒸気
(スチーム)とともに熱風を噴射することができ、スチ
ームとともに、乾燥した熱風も噴射されるので、アイロ
ン掛けに際し、被服等のアイロン掛け品の仕上り、風合
い、光沢等が極めて良好となる。しかも、アイロン掛け
のスピードが従来に比較して格段に早くなるので、大量
のアイロン掛けを必要とするような業務用のハンドアイ
ロンとして特に優れたものになる。そして、上記の場
合、上記の弁機構の操作により、従来通りスチームだけ
を噴射することも出来、それ故、従来通りスチームアイ
ロンとして使用することも可能である。更に、熱風だけ
を噴射することも可能であり、従って、同じアイロンを
用いて熱風乾燥だけを行なうこともできるので、極めて
便利なものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるアイロンについて、適宜
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施例を
示す原理図である。図2(A)は、上記原理に基づく本
発明の実施例によるアイロンを模式的を示す要部立体構
成図である。
【0009】図示のように、アイロン9は、その上部に
ハンドル10が取り付けられたハンドアイロンにより構
成されている。底板部11には、複数の噴出孔5が設け
られている。該底板部11上には、ブロワ室12が設置
されている。ブロワ室12の一例は、ハート型に構成さ
れている。その内部は空隙となっている。当該ブロワ室
12の上部には、当該ブロワ室12を囲んで蒸気溜室1
3が設けられている。当該蒸気溜室13には、蒸気供給
源14から配管15を介して蒸気16が供給される。図
示していないが、当該配管系の端部には、弁を設け、上
記を蒸気溜室13に吹き出しさせるようにするとよい。
蒸気供給源14は、例えば、ボイラーにより構成され
る。上記ブロワ室12の上部には、開閉弁17が付設さ
れている。当該開閉弁17は、蒸気16の流れを止めた
り、当該ブロワ室12内への蒸気量の調節等を行なう。
当該開閉弁17は、例えば、仕切り弁により構成され、
例えば、アイロン外部より、アーム部材18により開閉
出来るようになっている。アーム部材18により開閉弁
17を開くと、ブロワ室12内に蒸気供給源14から供
給された蒸気16が流入し、底板部11における複数の
噴出孔5から、アイロン掛け面に噴射する。上記のよう
に、アーム部材(アームコック)18により蒸気量の調
節を行なうことが可能である。アーム部材18により開
閉弁17を閉じると、ブロワ室12内への蒸気16の流
入が中止される。蒸気16は、蒸気溜室13に留まる。
【0010】図示のように、蒸気溜室13には、空気供
給源19から供給された空気20が通る管体21を配設
する。当該管体21は、当該蒸気溜室13の内部に配設
することが必要である。また、当該管体21は、ブロワ
室12の上部に、該ブロワ室12の天面とは、適宜の高
さをおいて設けることが必要である。これにより、当該
管体21内部の空気が、当該蒸気溜室13における蒸気
16により、充分加熱されるようになり、本発明で意図
している良好なアイロン掛けを行なうことができるよう
になるからである。空気供給源19は、例えば、コンプ
レッサにより構成される。当該管体21は、その内部の
空気20が、当該蒸気溜室13における蒸気16により
充分加熱されるようなものであれば、材質等は問わない
が、本発明者の鋭意検討によれば、銅(Cu)パイプが
熱伝導の点で優れており、肉厚の出来るだけ薄い銅(C
u)パイプを例えば2〜3mの長さになるようにうず巻
き状に配設すると良いことが判った。当該管体21は、
ブロワ室12の上部において、その端部を接続し、ブロ
ワ室12の内部に、上記のようにして加熱された加熱空
気20を吹き込みする。尚、図1は、原理図で、当該管
体21の端部位置をその説明の便宜上、図2とは異な
り、開閉弁17と並べて示してある。ブロワ室12の内
部には、蒸気(スチーム)16と熱風20とが混合され
たブロワが吹き込まれ、底板部11における複数の噴出
孔5から蒸気(スチーム)16と熱風20とが混合され
たブロワが噴射する。この場合、図示していないが、蒸
気開閉弁17と同様な弁操作によりあるいは空気供給源
としてのコンプレッサ19を停止させる等により、ブロ
ワ室12内への加熱空気20の吹き込みを止めあるいは
空気量を調節するようにしてもよい。これにより、蒸気
(スチーム)16と熱風20とが適切な割合に混合され
たブロワを噴射させることができる。アイロン9は、図
示のように、冷却蒸気抜きのドレンパイプ22を設けて
あい、別途設けた吸引装置により吸引して外部に排出さ
せる。
【0011】以上本発明者によってなされた発明を実施
例にもとずき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0012】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明によれば、底板部
の噴出孔から蒸気(スチーム)とともに熱風を噴射する
ことができ、スチームとともに、乾燥した熱風も噴射さ
れるので、アイロン掛けに際し、被服等のアイロン掛け
品の仕上り、風合い、光沢等が極めて良好となる。しか
も、本発明によるアイロンは、アイロン掛けのスピード
が従来に比較して格段に早くなるので、大量のアイロン
掛けを必要とするような業務用のハンドアイロンとして
特に優れたものになる。そして、上記の場合、従来通り
スチームだけを噴射することも出来、従来通りスチーム
アイロンとして使用することも可能である。更に、熱風
だけを噴射することも可能であり、従って、同じアイロ
ンを用いて熱風乾燥だけを行なうこともできるので、極
めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示す原理図である。
【図2】図2(A)は、上記原理に基づく本発明の実施
例によるアイロンを模式的を示す要部立体構成図であ
る。
【図3】図3は、従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…タンク 2…蒸気ノズル 3…安全弁 4…ベース 5…噴出孔 6…アイロン台 7…ドラフト装置 8…カバーパッド 9…アイロン 10…ハンドル 11…底板部 12…ブロワ室 13…蒸気溜室 14…蒸気供給源 15…配管 16…蒸気 17…開閉弁 18…アーム部材 19…空気供給源 20…空気 21…管体 22…ドレンパイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴出孔から蒸気を噴射してアイロン掛け
    を行なうアイロンにおいて、蒸気の蒸気溜室に空気が通
    る管体を配設して、当該蒸気溜室における蒸気により当
    該管体内部の空気が加熱されるようになすとともに、当
    該蒸気溜室とは分離してブロワ室を設け、当該ブロワ室
    に、前記蒸気溜室からの蒸気を排出しあるいは排出させ
    ない弁機構を付設し、かつ、前記管体の端部を接続し、
    前記噴出孔から蒸気とともに熱風を噴射するか、蒸気の
    みを噴射させるかまたは熱風のみを噴射させるようにし
    たことを特徴とするアイロン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアイロンが、ハンドア
    イロンで、複数の噴出孔を有する底板部と、該底板部上
    に設置されたブロワ室と、該ブロワ室の上部に設けられ
    た蒸気溜室と、該蒸気溜室に蒸気供給源から蒸気を供給
    する蒸気供給機構と、空気供給源から前記ブロワ室に空
    気を供給する空気供給機構と、前記蒸気溜室の内部にお
    いて前記ブロワ室とは離隔して上部に配設され且当該ブ
    ロワ室にその端部が接続された前記空気供給機構から供
    給された空気が通る管体と、当該ブロワ室に付設され前
    記蒸気供給機構からの蒸気を当該ブロワ室に排出しある
    いは排出させない弁機構とを備えてなることを特徴とす
    る蒸気とともに熱風を噴射することが可能な請求項1に
    記載のアイロン。
JP8201795A 1995-03-15 1995-03-15 アイロン Pending JPH08252398A (ja)

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