JPH0825211A - 砥石切込み装置およびホーニング盤 - Google Patents

砥石切込み装置およびホーニング盤

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JPH0825211A
JPH0825211A JP18068094A JP18068094A JPH0825211A JP H0825211 A JPH0825211 A JP H0825211A JP 18068094 A JP18068094 A JP 18068094A JP 18068094 A JP18068094 A JP 18068094A JP H0825211 A JPH0825211 A JP H0825211A
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cutting
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shaft
gear mechanism
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Shuji Yamane
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Nisshin Seisakusho KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーニングツールの砥石を強制的に切り込む
強制切込み方式において、ホーニング加工時の砥石切込
み動作を精度良く行う。 【構成】 砥石切込み装置5の切込み駆動部31は、回
転主軸2に駆動連結された第1の遊星歯車機構40と、
この遊星歯車機構40に駆動連結された第2の遊星歯車
機構41と、この遊星歯車機構41および切込軸30を
駆動連結するねじ機構42と、第2の遊星歯車機構41
を駆動する駆動制御部43を備えてなる。これにより、
ねじ機構42は切込軸30と同軸状に配置されているた
め、砥石拡張時、ワークWからの反力が砥石10に作用
しても、ねじ機構42と切込軸30の連結部に撓みや偏
磨耗によるガタが生じず、高い砥石拡張精度が確保され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は砥石切込み装置および
ホーニング盤に関し、さらに詳細には、ホーニングツー
ルの砥石を強制的に切り込む強制切込み方式の砥石切込
み技術に関する。。
【0002】
【従来の技術】工作物(以下ワークと称する)の径面、
例えばワークの内径面を精密に仕上げる加工法の一つと
してホーニング加工がある。ホーニング加工において
は、ホーニングツールの砥石とワークを相対的に浮動の
状態におくとともに、砥石に回転と往復運動を与えて、
この砥石の拡張切込みによりワーク内径面に精密仕上げ
を行う。
【0003】ところで、上記砥石の切込み装置は、砥石
に一定の荷重を与えて行う圧力切込み方式と、切込用モ
ータにより駆動されるコーンによって砥石を所定速度で
拡張させて行う定速切込みまたは強制切込み方式とに大
別され、現在は後者が主流となっている(例えば、特開
昭51−93496号公報参照)。
【0004】この強制切込み方式の砥石切込み装置は、
図6に示すように、ホーニング盤の回転主軸a内に切込
軸bが設けられ、この切込軸bは、ピンcおよび挿通孔
dを介して回転主軸aに連結されて、これと一体的に回
転するとともに、上下方向へ相対的に移動可能とされて
いる。この切込軸bは、その先端側がホーニングツール
eのコーンロッドfに連結されるとともに、ねじ機構g
を介して装置本体hに設けられた切込用モータ(図示省
略)に連係されている。
【0005】上記ねじ機構gは、スライド本体iに回転
可能に軸支されたねじ軸jと、このねじ軸jに螺進退可
能に支持された駆動部材kとを備える。この駆動部材k
は、上記回転主軸aに上下方向へ移動可能に設けられた
従動部材lを介して、上記切込軸bのピンcに連結され
ている。また、上記ねじ軸jは、上記装置本体hに回転
可能に軸支された切込み駆動軸mにキー嵌合されて、こ
れと一体的に回転するとともに、上下方向へ相対的に移
動可能とされ、上記切込み駆動軸mが上記切込用モータ
の駆動軸(図示省略)に連結されている。
【0006】そして、この切込用モータの回転駆動によ
り、上記ねじ機構gを介して、上記切込軸bが回転主軸
aに対し相対的に上下動し、これに連結されたコーンロ
ッドfがホーニングツールeの砥石n,n,…を拡張動
作(切込み動作)させる構造とされている。oは上記従
動部材lを介して切込軸bを常時上方へ弾発付勢する砥
石復帰ばねである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では以下のような問題点があった。
【0008】すなわち、砥石拡張時、砥石n,n,…に
は、図7に示すように、ワークからの反力により砥石
n,n,…を収縮させる方向の力が作用するが、これに
より、コーンロッドfを介して、切込み軸b、ピンcお
よび従動部材lには、軸方向上向きに力F1 が作用す
る。一方、駆動部材kには、ねじ軸jとの螺合により、
軸方向下向きに力F2 が作用している。
【0009】これがため、駆動部材kの連結部pには、
図示のような撓みが発生することとなり、この撓みによ
り、ねじ軸jの回転による駆動部材kの下降量が切込み
軸bに正確に伝わらず、拡張精度が低下してしまう。
【0010】また、上記力F1 ,F2 の作用により、駆
動部材kには、その上部ではA方向の、下部ではB方向
の分力が発生することとなり、ねじ軸jと駆動部材kは
均一に接触しない。これにより、ねじ軸jと駆動部材k
の接触部が偏磨耗して、ガタが生じ、この部分の伝達効
率が悪く、上記撓みとの相乗的作用もあって、やはり拡
張精度の低下を招いていた。
【0011】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、ホーニ
ングツールの砥石を強制的に切り込む強制切込み方式に
おいて、ホーニング加工時のみ砥石切込み動作を精度良
く行うことができる構成を備えた砥石切込み装置および
この砥石切込み装置を備えるホーニング盤の提供にあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の砥石切込み装置は、回転主軸内においてそ
の軸線方向へ移動可能に設けられた切込軸と、この切込
軸を軸線方向へ移動させる切込み駆動手段と、ホーニン
グツール内に設けられ、上記切込軸の軸線方向への移動
により上記砥石を拡張させる砥石拡張部材とを備え、上
記切込み駆動手段は、上記回転主軸に駆動連結された第
1の遊星歯車機構と、この第1の遊星歯車機構に駆動連
結された第2の遊星歯車機構と、この第2の遊星歯車機
構および上記切込軸を駆動連結するねじ機構と、第2の
遊星歯車機構を駆動する駆動制御手段とを備えてなり、
この駆動制御手段の駆動停止時において上記ねじ機構が
切込み動作停止状態にあり、上記駆動制御手段の回転駆
動により上記ねじ機構が切込み動作するように構成され
ていることを特徴とする。
【0013】本発明のホーニング盤は、工作物の被加工
面の軸線方向へ往復移動可能とされるとともに、軸線ま
わりに回転可能に軸支されてなる回転主軸と、回転主軸
を軸線回りに回転駆動する主軸回転手段と、回転主軸を
上記被加工面の軸線方向へ往復動作させる主軸往復手段
と、回転主軸先端に装着され、上記被加工面に沿った砥
石面を有する砥石を拡縮可能に備えるホーニングツール
と、このホーニングツールの砥石を切込み動作させる上
記砥石切込み装置とを備えてなることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のホーニング盤による工作物の被加工面
の加工において、ホーニングツールに、回転主軸を介し
て回転と往復運動が与えられるとともに、このホーニン
グツールの砥石に、砥石切込み装置により一定の切込み
が与えられて、被加工面に精密仕上げが施される。
【0015】この場合、砥石切込み装置の切込み駆動手
段は、上記回転主軸に駆動連結された第1の遊星歯車機
構と、この第1の遊星歯車機構に駆動連結された第2の
遊星歯車機構と、この第2の遊星歯車機構および上記切
込軸を駆動連結するねじ機構と、第2の遊星歯車機構を
駆動する駆動制御部とを備えてなる。
【0016】これにより、上記ねじ機構は上記切込軸と
同軸状に配置されることとなり、砥石拡張時において、
ワークからの反力が砥石に作用しても、ねじ機構と切込
軸との連結部に撓みや偏磨耗によるガタが生じることが
ない。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0018】本発明に係るホーニング盤を図1に示し、
このホーニング盤は立形のもので、先端にホーニングツ
ール1を備える回転主軸2、主軸回転駆動部(主軸回転
手段)3、主軸往復駆動部(主軸往復手段)4、砥石駆
動部(砥石切込み装置)5および制御部(制御手段)6
などを主要部として備えてなる。ワークWは、その被加
工面Waの軸線が上下方向へ向いた状態で、図示しない
加工テーブル上に水平方向へ浮動状態で着脱可能に支持
される。
【0019】ホーニングツール(いわゆるホーニングマ
ンドレルないしホーニングヘッド)1は、回転主軸2の
先端つまり下端に交換可能に装着されるもので、その内
部には、径方向へ拡縮可能に配された複数の砥石10,
10,…と、これを拡張動作(切込み動作)させるコー
ンロッド(砥石拡張部材)11を備える。
【0020】各砥石10は、図3に示すように、ワーク
Wの被加工面Waに沿った砥石面10aを有する。コー
ンロッド11は、上記ホーニングツール1内において上
下方向へ移動可能に設けられており、その先端部11a
が各砥石10の取付台10bを押圧するテーパ状コーン
とされるとともに、その上部である基部ロッド11b
が、後述する切込軸30に連結されている。また、図示
しないが、砥石10,10,…は復帰ばねにより常時縮
閉方向へ弾発的に付勢されている。
【0021】そして、ホーニングツール1の砥石10,
10,…は、コーンロッド11の下動に伴って拡張動作
(切込み動作)される一方、コーンロッド11の上動
(突出)に伴って上記復帰ばねにより縮閉動作(復帰動
作)されることとなる。
【0022】なお、上記コーン11aが図示の実施例と
天地逆のテーパ形状とされて、上記と全く逆の動作によ
り、ホーニングツール1の砥石10,10,…が拡縮動
作する構成とされてもよい。
【0023】回転主軸2は、上記ホーニングツール1に
回転運動と往復運動を付与するもので、スライド本体1
5に軸受16aにより回転可能に軸支されるとともに、
機体25に軸受16bを介して鉛直方向へ移動可能にか
つ回転可能に軸支されている。この回転主軸2は、その
下端取付部2aにホーニングツール1を備えるととも
に、主軸駆動モータ17等を含む主軸回転駆動部3と、
上下動シリンダ18等を含む主軸往復駆動部4とにそれ
ぞれ連係されている。
【0024】回転主軸2の下部には、従動プーリ20が
取り付けられており、この従動プーリ20は、伝動ベル
ト21を介して、主軸駆動モータ17のモータ軸17a
に取り付けられた駆動プーリ22に駆動連結されてい
る。主軸駆動モータ17は、図示しない取付けブラケッ
トを介して上記スライド本体15上に配置されている。
【0025】そして、この主軸駆動モータ17の回転駆
動により、回転主軸2つまりはホーニングツール1が回
転駆動されることとなる。
【0026】スライド本体15は、機体25に上下方向
へ平行に配設された一対の上下用案内ロッド26,26
上に昇降可能に設けられている。
【0027】また、スライド本体15の上端部15aに
は、機体25に取り付けられた上下動シリンダ18のピ
ストンロッド18aの下端が連結されている。この上下
動シリンダ18としては、例えば油圧シリンダ、エアシ
リンダ等が用いられ、図示の実施例においては油圧シリ
ンダが使用されている。
【0028】そして、この油圧シリンダ18のピストン
ロッド18aが昇降動作(突出退入動作)することによ
り、スライド本体15を介して、回転主軸2つまりはホ
ーニングツール1が昇降動作されることとなる。これに
関連して、機体25の支持板27には、スライド本体1
5の昇降動作を許容する昇降穴27aが形成されてい
る。
【0029】砥石切込み装置5は、ホーニングツール1
の砥石10,10,…を切込み動作させるもので、砥石
拡張部材としての前記コーンロッド11、切込軸30お
よび切込み駆動部(切込み駆動手段)31を主要部とし
て構成されている。
【0030】切込軸30は、回転主軸2の軸穴35内に
おいて、上下方向(軸線方向)へ移動可能に設けられて
いる。この切込軸30の下端部30aは、上記コーンロ
ッド11の基部ロッド11bに連結されるとともに、そ
の上端部30bは、切込み駆動部31に連結されてい
る。
【0031】この切込み駆動部31は、切込軸30を上
下方向(軸線方向)へ移動させるもので、第1の遊星歯
車機構40、第2の遊星歯車機構41、ねじ機構42お
よび駆動制御部(駆動制御手段)43を主要部として構
成されている。
【0032】第1の遊星歯車機構40は、水平状にかつ
相互に噛合して配された太陽歯車40a、遊星歯車40
bおよび内歯車40cと、遊星歯車40bを支持するキ
ャリア47とを備えてなる。
【0033】太陽歯車40aは、回転止めキー45を介
して、上記回転主軸2に同軸状にかつ一体的に取り付け
られている。
【0034】遊星歯車40bは、上記太陽歯車40aの
外周に沿って公転するもので、図示の実施例において
は、図4に示すように、太陽歯車40aの周囲に周方向
へ等間隔をもって複数個(図示の実施例においては3
つ)配設されている。具体的には、各遊星歯車40b
は、支軸46を介してキャリア47上に回転可能に軸支
されるとともに、上記太陽歯車40aに噛合されてい
る。
【0035】キャリア47は、後述するように、軸受5
0,51を介して、上記回転主軸2に同軸状にかつ回転
可能に取り付けられている。
【0036】内歯車40cは、上記遊星歯車40bの公
転を案内するもので、装置本体であるスライド本体15
に、上記太陽歯車40aと同軸状に固設されるととも
に、その内周に3つの遊星歯車40b,40b,40b
が噛合している。
【0037】そして、回転主軸2の回転に伴って太陽歯
車40aが回転すると、遊星歯車40b,40b,40
bが内歯車40cに案内されて回転しながら公転して、
この公転力によりキャリア47が回転主軸2まわりに回
転されることとなる。
【0038】第2の遊星歯車機構41は、水平状にかつ
相互に噛合されて配された太陽歯車41a、遊星歯車4
1bおよび内歯車41cと、第1の遊星歯車機構40と
共用の上記キャリア47とを備えてなる。各太陽歯車4
1a、遊星歯車41b、内歯車41cは、それぞれ第1
の遊星歯車機構40の太陽歯車40a、遊星歯車40
b、内歯車40cの下側に積層状に配置されている。
【0039】太陽歯車41aは、軸受50を介して、上
記回転主軸2に同軸状にかつ回転可能に支持されてい
る。この太陽歯車41aは、後述するように、ねじ機構
42の駆動雌ねじ部材42aと一体的に構成されてい
る。
【0040】遊星歯車41bは、第1の遊星歯車機構4
0の遊星歯車40bと同一配置とされ、図5に示すよう
に、各遊星歯車41bが、上記遊星歯車40bと共用の
支軸46を介してキャリア47上に同軸状にかつ回転可
能に軸支されるとともに、太陽歯車41aに噛合されて
いる。
【0041】キャリア47は、前述したように、軸受5
0により回転可能に支持される太陽歯車41aの円筒部
外周部分に、軸受51を介して、同軸状にかつ回転可能
に支持されている。
【0042】内歯車41cは、遊星歯車41bを回転さ
せ、または遊星歯車41bを介して太陽歯車41aを回
転させるもので、キャリア47の外周部に軸受52を介
して、上記太陽歯車41aと同軸状にかつ回転可能に支
持されるとともに、その内周に3つの遊星歯車41b,
41b,41bが噛合している。
【0043】この内歯車41cの外周には、従動側歯車
55が設けられ、この従動側歯車55に後述する駆動制
御部43の駆動側歯車80が噛合されている。
【0044】そして、回転主軸2の回転に伴って第1の
遊星歯車機構40の遊星歯車40b,40b,40bが
公転すると、これらと同軸状に配された遊星歯車41
b,41b,41bも、内歯車41cに案内されて公転
しながら回転して、この回転力により太陽歯車41aが
回転主軸2まわりに回転されることとなる。
【0045】また、駆動制御部43の駆動側歯車80の
回転に伴って内歯車41cが回転しても、上記遊星歯車
41b,41b,41bが公転しながら回転して、上記
と同様に太陽歯車41aが回転主軸2まわりに回転され
ることとなる。
【0046】なお、図示の実施例においては、第1およ
び第2の遊星歯車機構40,41の太陽歯車40a,4
1a、遊星歯車40b,41bおよび内歯車40c,4
1cは、それぞれ同一モジュールおよび同一歯数を有し
ており、これにより、駆動制御部43が駆動停止時にお
いて、第1の遊星歯車機構40の太陽歯車40aの回転
速度と第2の遊星歯車機構41の太陽歯車41aの回転
速度が同一となるように構成されている(後述)。
【0047】ねじ機構42は、第2の遊星歯車機構41
と切込軸30を駆動連結するもので、第2の遊星歯車機
構41の太陽歯車41aの内周部と回転主軸2の外周部
間に設けられ、駆動雌ねじ部材42aと従動雄ねじ部材
42bからなる。
【0048】駆動雌ねじ部材42aは、前述したよう
に、第2の遊星歯車機構41の太陽歯車41aの下部円
筒部60の内周部分に一体的に設けられている。
【0049】また、これに螺進退可能に螺合する従動雄
ねじ部材42bは円筒状に形成されて、回転主軸2の外
周部に上下方向(軸線方向)へ摺動可能に設けられると
ともに、この回転主軸2内に配された上記切込軸30に
一体的に連結されている。
【0050】つまり、切込軸30の上端部30bには、
連結ピン70が水平状に取り付けられており、この連結
ピン70の両端部が、回転主軸2に開口された軸線方向
の長穴71,71を介して回転主軸2の外部へ突出され
るとともに、上記従動雄ねじ部材42bに固定されてい
る。
【0051】そして、駆動雌ねじ部材42aが回転主軸
2に対して相対的に回転することにより、これと螺合す
る従動雄ねじ部材42bが螺進退動作して、回転主軸2
上を上下方向へ摺動し、これにより切込軸30が切込み
動作することとなる。
【0052】駆動制御部43は、第2の遊星歯車機構4
1を駆動するもので、第2の遊星歯車機構41の内歯車
41c外周の従動側歯車55に噛合する前記駆動側歯車
80と、この駆動側歯車80を回転駆動する切込用モー
タ81とを備えてなる。
【0053】駆動側歯車80は回転伝達軸82と一体形
成され、この回転伝達軸82が、スライド本体15に軸
受83,83を介して鉛直状にかつ回転可能に設けられ
ている。回転伝達軸82は中空円筒状とされ、その軸穴
82aに切込み駆動軸85が挿通されている。
【0054】この切込み駆動軸85は、軸受86,86
を介して、機体25に回転伝達軸82と同軸状にかつ回
転可能に支持されるとともに、その上部が回転伝達軸8
2の軸穴82aにキー嵌合またはスプライン嵌合(図示
の実施例ではキー嵌合)87されている。これにより、
回転伝達軸82は、上記切込み駆動軸85に対して、上
下方向(軸線方向)へ相対的に移動可能でかつ一体回転
可能に連結されている。
【0055】上記切込み駆動軸85の上端85aは、カ
ップリング88を介して、切込用モータ81のモータ軸
81aに同軸状に連結され、この切込用モータ81は、
機体25に図示しない取付ブラケットを介して下向きに
取り付けられている。切込用モータ81としては、サー
ボモータまたはステッピングモータが好適に用いられ、
図示の実施例においてはステッピングモータが使用され
ている。
【0056】そして、この切込用モータ81の回転駆動
により、切込み駆動軸85、回転伝達軸82および駆動
側歯車80を介して、第2の遊星歯車機構41が回転駆
動されると、前述のごとくねじ機構42も回転駆動し
て、切込軸30が回転主軸2に対し相対的に下動または
上動されることとなる。換言すれば、回転主軸2の回転
中の如何を問わず、上記切込用モータ81が駆動停止し
ているときは、上記ねじ機構42が切込み動作停止状態
にあり、一方、上記切込用モータ81が回転駆動するこ
とで、ねじ機構42が砥石切込み動作または砥石復帰動
作することとなる。
【0057】具体的には、ねじ機構42の駆動雌ねじ部
材42aに螺進退可能に螺合された従動雄ねじ部材42
bが、前述のごとく、回転主軸2に対して相対的に下動
または上動されることとなる。つまり、従動雄ねじ部材
42bの下動時は、これと一体の切込軸30がコーンロ
ッド11を下方へ押動して、砥石10,10,…が拡張
動作(砥石切込み動作)される。一方、従動雄ねじ部材
42bの上動時は、切込軸30の上動に伴って、ホーニ
ングツール1内の復帰ばね(図示省略)により砥石10
が縮閉動作(砥石復帰動作)される。
【0058】この点について、特に第1および第2の遊
星歯車機構40,41の作用に着目して詳細に説明する
と、以下のとおりである。
【0059】すなわち、前述したように、第1および第
2の遊星歯車機構40,41の太陽歯車40a,41
a、遊星歯車40b,41bおよび内歯車40c,41
cはそれぞれ、同一モジュールおよび同一歯数を有して
いることから、理論上は次の二つの動作に分けて考える
ことができる。
【0060】A.切込用モータ81が駆動停止で、回転
主軸2が回転駆動する場合:この場合の砥石切込み装置
5の各構成部の動きは表1のようになる。
【0061】
【表1】
【0062】つまり、回転主軸2が回転すると、太陽歯
車40aが回転して、遊星歯車40b,40b,40b
が回転するとともに、内歯車40cが固定されているた
め、上記遊星歯車40b,40b,40bはその回転に
応じた回転主軸2まわりの公転を行う。
【0063】このとき、各遊星歯車40bと同じ支軸4
6に配置されている各遊星歯車41bは、内歯車41c
が停止しているため、その公転に応じた回転、つまり遊
星歯車40bと同じ回転をし、この回転に伴って、太陽
歯車41aが太陽歯車40aと同じ回転をする。
【0064】したがって、第1および第2の遊星歯車機
構40,41の歯車同士は、互いに一体のような動作を
行うことになり、回転主軸2つまりは従動雄ねじ部材4
2bと、太陽歯車41aつまりは駆動雌ねじ部材42a
との相対的な回転は行われず、ねじ機構42による砥石
切込み動作または復帰動作は行われない。
【0065】B.切込用モータ81が回転駆動して、回
転主軸2が駆動停止の場合:この場合の砥石切込み装置
5の各構成部の動きは表2のようになる。
【0066】
【表2】
【0067】つまり、第1の遊星歯車機構40が駆動停
止して、キャリア47(遊星歯車の支軸46)も停止固
定されており、切込用モータ81による駆動側歯車80
の回転は、内歯車41c、遊星歯車41b,41b,4
1bおよび太陽歯車41aと伝達されて、回転主軸2つ
まりは従動雄ねじ部材42bと、太陽歯車41aつまり
は駆動雌ねじ部材42aとは相対的に回転されて、ねじ
機構42による砥石切込み動作または復帰動作が切込用
モータ81の回転に応じて行われる。
【0068】換言すれば、上記二つの理論上の動作に基
づいた実際の動作において、回転主軸2は、ホーニング
加工中常時回転しており、一方、切込み用モータ81
は、予め設定されたタイミングと速度、量だけ回転す
る。そして、切込み用モータ81が駆動停止している時
は、上記駆動雌ねじ部材42aは従動雄ねじ部材42b
と一体に回転しており、砥石切込み動作または復帰動作
は行われない。
【0069】また、切込み用モータ81の回転駆動によ
り駆動側歯車80が回転すると、内歯車41cが回転
し、その回転分だけ各遊星歯車41bには、各遊星歯車
40bとの回転差が生じる。そして、これら両遊星歯車
40b,41bの回転差分だけ太陽歯車41aが太陽歯
車40aより多く(または少なく)回転して、ねじ機構
42が回転駆動し、上記砥石切込み動作または復帰動作
が行われる。
【0070】結局、ねじ機構42の駆動雌ねじ部材42
aが従動雄ねじ部材42bに対して相対的に回転するの
は、回転主軸2の回転に関わりなく、切込み用モータ8
1が回転したときだけである。
【0071】制御部6は、ホーニング盤の各駆動部の動
作を相互に連動して自動制御するもので、具体的には、
CPU,ROM,RAMおよびI/Oポートなどからな
るマイクロコンピュータで構成されている。
【0072】この制御部6には、主軸回転駆動部3の主
軸駆動モータ17、主軸往復駆動部4の油圧シリンダ1
8、砥石切込み装置5の切込用モータ81およびその他
の駆動部等が電気的に接続されている。
【0073】また、上記制御部6には、各駆動部3,
4,5の駆動に必要な種々の情報、例えば、ホーニング
ツール1の回転速度、昇降速度および動作タイミング、
あるいは、砥石10,10,…の基準位置や切込み速度
および切込みタイミングなどが、NC(数値制御)デー
タとして予めまたは適宜選択的に設定される。
【0074】しかして、以上のように構成されたホーニ
ング盤において、上記各駆動部3,4,5は、制御部6
により、以下に述べるように相互に関連して自動制御さ
れる。
【0075】 まず、主軸往復駆動部4により、ホー
ニングツール1の砥石10,10,…がワークWの被加
工面Waに対する加工最下位置(図3の2点鎖線位置)
まで下降され、次に、主軸回転駆動部3により、ホーニ
ングツール1に回転運動が与えられる。
【0076】 続いて、主軸回転駆動部3と主軸往復
駆動部4により、上記ホーニングツール1に回転運動と
往復運動(昇降ストロークS)が与えられながら、砥石
切込み装置5の砥石切込み動作により、砥石10,1
0,…に一定の切込み(拡張)が与えられて、上記被加
工面Waの加工域全体をホーニング仕上げする。
【0077】 設定された切込み量でのホーニング加
工が終了すると、砥石10,10,…が砥石切込み装置
5の砥石復帰動作により縮閉された後、ホーニングツー
ル1は再び上昇して、初期位置へ復帰される。
【0078】この場合、上記ねじ機構42は上記切込軸
30と同軸状に配置されているため、砥石拡張時におい
て、ワークWからの反力が砥石10,10,…に作用し
ても、ねじ機構42と切込軸30との連結部に撓みや偏
磨耗によるガタが生じることがなく、この部分の伝達効
率が良く、高い砥石拡張精度が確保されている。
【0079】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な具体例を示すためのものであって、本発明はこ
れに限定されることなく、その範囲内において種々設計
変更可能であり、例えば、ホーニング盤の各構成部3,
4,5,6等は、同一機能を有する限り他の構成として
もよい。
【0080】また、砥石切込み装置5の具体的構成も、
図示の実施例と同様な機能・作用を有する限り、図示以
外の他の構成が採用可能である。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の砥石切込
み装置によれば、切込み駆動手段が、上記回転主軸に駆
動連結された第1の遊星歯車機構と、この第1の遊星歯
車機構に駆動連結された第2の遊星歯車機構と、この第
2の遊星歯車機構および上記切込軸を駆動連結するねじ
機構と、第2の遊星歯車機構を駆動する駆動制御手段と
を備えてなり、この駆動制御手段の駆動停止時におい
て、上記ねじ機構が切込み動作停止状態にあり、上記駆
動制御手段の回転駆動により、上記ねじ機構が切込み動
作するように構成されているから、ホーニング加工時の
み砥石切込み動作を精度良く行うことができる。
【0082】すなわち、上記ねじ機構は上記切込軸と同
軸状に配置されているため、砥石拡張時において、ワー
クからの反力が砥石に作用しても、ねじ機構と切込軸と
の連結部に撓みや偏磨耗によるガタが生じることがな
く、この部分の伝達精度および伝達効率が良く、高い砥
石拡張精度が確保される。
【0083】さらに、この砥石切込み装置を備えるホー
ニング盤においては、上記の特有の効果に加えて、他の
主要構成装置と同期した自動制御が可能で、多量生産品
に対する自動ホーニング加工を高効率で実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るホーニング盤の主要部
構成を示す正面断面図である。
【図2】同ホーニング盤における砥石切込み装置を拡大
して示す正面断面図である。
【図3】同ホーニング盤のホーニングツールをワークの
被加工面との関係で示す断面図である。
【図4】同ホーニング盤の第1の遊星歯車機構40を示
す図2のIV-IV 線に沿った断面図である。
【図5】同ホーニング盤の第2の遊星歯車機構41を示
す図2のV−V線に沿った断面図である。
【図6】従来のホーニング盤における砥石切込み装置を
一部断面で示す正面図である。
【図7】従来の砥石切込み装置の一部を拡大して示す正
面図である。
【符号の説明】
W ワーク(工作物) Wa ワークの被加工面 1 ホーニングツール 2 回転主軸 3 主軸回転駆動部(主軸回転手段) 4 主軸往復駆動部(主軸往復手段) 5 砥石駆動部(砥石切込み装置) 6 制御部(制御手段) 10 砥石 11 コーンロッド(砥石拡張部材) 11a テーパ状コーン 15 スライド本体(装置本体) 17 主軸駆動モータ 18 油圧シリンダ(上下動シリンダ) 25 機体 26 案内ロッド 30 切込軸 31 切込み駆動部(切込み駆動手段) 40 第1の遊星歯車機構 40a 太陽歯車 40b 遊星歯車 40c 内歯車 41 第2の遊星歯車機構 41a 太陽歯車 41b 遊星歯車 41c 内歯車 42 ねじ機構 42a 駆動雌ねじ部材 42b 従動雄ねじ部材 43 駆動制御部(駆動制御手段) 46 支軸 47 キャリア 55 従動側歯車 80 駆動側歯車 81 切込用モータ 82 回転伝達軸 85 切込み駆動軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転主軸内においてその軸線方向へ移動
    可能に設けられた切込軸と、この切込軸を軸線方向へ移
    動させる切込み駆動手段と、ホーニングツール内に設け
    られ、上記切込軸の軸線方向への移動により上記砥石を
    拡張させる砥石拡張部材とを備え、 上記切込み駆動手段は、上記回転主軸に駆動連結された
    第1の遊星歯車機構と、この第1の遊星歯車機構に駆動
    連結された第2の遊星歯車機構と、この第2の遊星歯車
    機構および上記切込軸を駆動連結するねじ機構と、第2
    の遊星歯車機構を駆動する駆動制御手段とを備えてな
    り、 この駆動制御手段の駆動停止時において上記ねじ機構が
    切込み動作停止状態にあり、上記駆動制御手段の回転駆
    動により上記ねじ機構が切込み動作するように構成され
    ていることを特徴とする砥石切込み装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の遊星歯車機構は、回転主軸に
    同軸状にかつ一体的に取り付けられた太陽歯車と、キャ
    リアに支軸を介して回転可能に支持されて、上記太陽歯
    車に噛合する遊星歯車と、装置本体に固定されて、上記
    遊星歯車に噛合する内歯車とを備えてなる請求項1に記
    載の砥石切込み装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の遊星歯車機構は、回転可能に
    支持された内歯車と、キャリアに支軸を介して回転可能
    に支持されて、上記内歯車に噛合する遊星歯車と、回転
    主軸に同軸状にかつ回転可能に支持されて、上記遊星歯
    車に噛合する太陽歯車とを備えてなる請求項1に記載の
    砥石切込み装置。
  4. 【請求項4】 上記キャリアの支軸に、第1の遊星歯車
    機構の遊星歯車と第2の遊星歯車機構の遊星歯車が同軸
    状にかつ回転可能に支持されている請求項2または3に
    記載の砥石切込み装置。
  5. 【請求項5】 第2の遊星歯車機構の内歯車の外周に従
    動側歯車が設けられ、この従動側歯車に上記駆動制御手
    段の駆動側歯車が噛合され、 第2の遊星歯車機構の太陽歯車の内周部と上記回転主軸
    の外周部間に、上記ねじ機構が設けられている請求項3
    に記載の砥石切込み装置。
  6. 【請求項6】 上記ねじ機構は、上記回転主軸の外周部
    にその軸方向へ移動可能に設けられて、上記切込軸に一
    体的に連結された従動雄ねじ部材と、第2の遊星歯車機
    構の太陽歯車の内周部に一体的に設けられて、上記従動
    雄ねじ部材に螺進退可能に螺合する駆動雌ねじ部材とか
    らなる請求項1または5に記載の砥石切込み装置。
  7. 【請求項7】 上記駆動制御手段は、第2の遊星歯車機
    構の内歯車の外周に設けられた従動側歯車に噛合する駆
    動側歯車と、この駆動側歯車を回転駆動する切込用モー
    タとを備えてなる請求項3または5のいずれか一つに記
    載の砥石切込み装置。
  8. 【請求項8】 第1および第2の遊星歯車機構の太陽歯
    車、遊星歯車および内歯車は、同一モジュールおよび同
    一歯数を有し、これにより、第1の遊星歯車機構の太陽
    歯車の回転速度と第2の遊星歯車機構の太陽歯車の回転
    速度が同一となるように構成されている請求項3または
    4に記載の砥石切込み装置。
  9. 【請求項9】 上記砥石拡張部材は、先端部にテーパ状
    コーンを備えるコーンロッドの形態とされ、このコーン
    ロッドの突出または退入により上記砥石が拡張動作され
    る請求項1に記載の砥石切込み装置。
  10. 【請求項10】 工作物の被加工面の軸線方向へ往復移
    動可能とされるとともに、軸線まわりに回転可能に軸支
    されてなる回転主軸と、 回転主軸を軸線回りに回転駆動する主軸回転手段と、 回転主軸を上記被加工面の軸線方向へ往復動作させる主
    軸往復手段と、 回転主軸先端に装着され、上記被加工面に沿った砥石面
    を有する砥石を拡縮可能に備えるホーニングツールと、 このホーニングツールの砥石を切込み動作させる請求項
    1から9のいずれか一つに記載の砥石切込み装置とを備
    えてなることを特徴とするホーニング盤。
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