JPH08252102A - アウトソール - Google Patents

アウトソール

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Publication number
JPH08252102A
JPH08252102A JP7263362A JP26336295A JPH08252102A JP H08252102 A JPH08252102 A JP H08252102A JP 7263362 A JP7263362 A JP 7263362A JP 26336295 A JP26336295 A JP 26336295A JP H08252102 A JPH08252102 A JP H08252102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outsole
recess
ground
sole
protrusion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7263362A
Other languages
English (en)
Inventor
Joachim Rduch
ルドゥハ ヨアキム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adidas AG
Original Assignee
Adidas Sportschuhfabriken Adi Dassier Stiftung and Co KG
Adidas AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Adidas Sportschuhfabriken Adi Dassier Stiftung and Co KG, Adidas AG filed Critical Adidas Sportschuhfabriken Adi Dassier Stiftung and Co KG
Publication of JPH08252102A publication Critical patent/JPH08252102A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/223Profiled soles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツシューズ用のアウトソールにおい
て、そのグリップに悪影響を及ぼさずに自己清浄効果を
付与する。 【解決手段】 地面と接する側に複数の窪み(2) を備え
たソール形状を有する。少なくとも1つの突出体(3) が
窪み(2) のそれぞれの底部(8) に連結している。突出体
(3) は地面と接する側に向いて突出し、底部(8) のこの
突出体(3) を囲む部分が、底部(8) がその上部に設けら
れた自由空間(12)中に押し込まれ得るような様式で弾性
的に変形可能である。底部(8) が変形していないときに
は、突出体(3) はアウトソール(1) の地面と接する側を
越えるほど突出していない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テニスシューズの
ようなスポーツシューズ用の弾性変形可能な材料からな
る靴の本底(アウトソール:outsole )に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】比較的硬いサーフィスで使用することを
意図したテニスシューズおよび他のスポーツシューズの
ような靴には一般的に、アウトソールの地面と接する側
から下方に突出したグリッピング部(gripping element
s )を備えることはできない。というのは、このような
グリッピング部は、靴に荷重が加えられたときに、競技
コート等のプレイング表面に突きささってはいけない
か、または突きささるべきではないからである。このこ
とは、例えば、木製の床等の硬質サーフィスの室内で行
なわれるスポーツやゲーム用に作られたスポーツシュー
ズにあてはまる。このような靴のアウトソールにはしば
しば、一種の吸引盤機能を果たすカップ状の窪みがあ
る。一方で、このことはまた、例えば、屋外で使用され
ることを意図したスポーツシューズ、より詳しくは、砂
入りコート(sand court)に使用するためのテニスシュ
ーズにもあてはまる。なぜならば、そのような状況にお
いては、アウトソールの地面と接する側に突出体が形成
されたアウトソールは、コートの表面を過度に掘り起こ
し傷め得るからである。
【0003】したがって、上述したような状況下で使用
される靴に、アウトソールの滑り止め特性を高めるため
に、アウトソールの地面と接する側に多数のくぼみから
なるソールプロファイリング(sole profiling)を設け
てもよい。
【0004】突出したグリッピング部を備えたソール形
状とすることによって靴の滑り止め特性を高めているア
ウトソールには、グリッピング部に、例えば、土が詰ま
って機能を果たさなくなるために、滑り止め特性および
靴のグリップ力が減少するといった問題が生じるかもし
れない。このことは、アウトソールの地面と接する側に
窪みを備えたソール形状を有するアウトソールの場合に
は、それらの窪みが土または砂で詰まると直ちに、より
重大な問題となる。その場合、窪み内に土や他の物質が
蓄積して、アウトソールの地面と接する側の窪みとなっ
ていない部分との間で実質的に連続した平坦な表面が形
成されることとなる。上述したアウトソールのグリッピ
ング効果は、使用している競技表面との間で積極的にグ
リップ力を発揮することを意図される靴底の窪みの縁に
より得られるので、平坦な表面となったこれらの窪み
は、もはやグリッピング機能を果たすことができない。
【0005】アウトソールにより付与されるグリップを
維持するために、自己清浄が行なわれるように、言い換
えれば、ソール内にたまった土や砂等がそこから自動的
に再び除去されるようにソール形状を設計する試みが数
多くなされている。そのようなアウトソールの設計の1
つにおいて、アウトソール内のカップ状の窪みの上方で
あって、靴を履いている人の足に向いたアウトソールの
側に、それぞれ圧力体が配置されている。靴を履いてい
る人の体重がアウトソールに加えられたときに、これら
の圧力体が対応する窪みの底部を下方に変形させ、それ
により、窪み内に集積した土等がそこから排出される。
この形状は、ドイツ国実用新案DE-93 02067号に開示さ
れている。
【0006】別のアウトソールにおいては、米国特許第
1,559,450 号明細書に示されるように、アウトソールの
地面と接する側の形状は、円形リングの形態にある突出
部により形成された吸引盤の形態にある。それぞれのペ
グ(peg )がこれらの吸引盤の各々の底部から突出し、
円形リングの縁を越えて突出している。このような形状
をとった理由は、靴の使用中にペグに荷重が加えられた
ときに生じる曲げ効果および変形効果により、ペグが吸
引盤中に入り込んだ土がそこに捕捉されている力をゆる
めて、それを除去できることにある。しかしながら、所
望の自己清浄効果は極めて不完全であり、それに加え
て、このアウトソールは、野外、および比較的平坦でこ
とによると硬質の表面にも使用するスポーツシューズに
は適していないことが分かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スポ
ーツシューズ、より詳しくは、テニスシューズのような
靴用のアウトソールを提供することにある。このアウト
ソールは、そのグリップに悪影響を及ぼすことなく自己
清浄効果が改良されている。
【0008】本発明のさらなる目的は、グリッピング効
果が良好で、自己清浄機能を有するとともに、滑らかな
表面と粗い表面での使用に万能な適性を備えた、スポー
ツシューズ用のアウトソールを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、自己清浄効果がある
一方で、吸引盤状の効果によりグリップ力が良好な、ス
ポーツシューズ用の、弾性変形材料からなるアウトソー
ルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、前述し
た目的および他の目的は、テニスシューズのようなスポ
ーツシューズ用の弾性変形材料からなるアウトソールで
あって、地面と接する側に複数の窪みを備えたソール形
状を有するアウトソールにより達成される。少なくとも
1つの突出体が各々の窪みの底部に連結しており、この
突出体はアウトソールの地面と接する側に向いて突き出
ている。各々の窪み内にある突出体を囲む底部の部分は
弾性的変形性を有しており、それによって、該底部がそ
の上部に形成された自由空間中に押し込められる。窪み
の底部が変形していない状況においては、突出体はアウ
トソールの地面と接する側を越えて突き出ない。
【0011】ここで使用している「地面と接する側」と
いう用語は、使用中に地面と接することを意図したアウ
トソールの側を意味し、したがって、通常の使用位置で
下方に向いたアウトソールの側であることが理解されよ
う。
【0012】後述する本発明の実施の形態から分かるよ
うに、本発明は主に、上述した従来技術の構成におけ
る、ソールの吸引盤の底部から突出したペグの変形(ア
ウトソールに荷重が加えられたときに生じる)が、吸引
盤中にしっかりと入り込んだ土を排出するのに適してい
ないのを認識したことに基づくものである。このことは
特に、アウトソールに複数の窪みがあるソール形状の場
合に当てはまる。なぜならば、これらの窪みは必然的に
小さく、ペグがこれに対応して小さいので、窪みから土
を除去するほど変形しないからである。しかしながら、
本発明によるアウトソールの場合には、突出体が非常に
小さくても、この突出体は、使用中に加えられる可変荷
重の元で著しい上下動にさらされる。これは、各々の窪
みの底部が弾性ダイアフラム(diaphram)の形態で設計
されており、このダイアフラム部は、突出体に加えられ
る適切な荷重により、上述したダイアフラム部の上部に
ある自由空間に向かって動くことができるからである。
突出体とそのダイアフラム部への荷重が開放されると、
より詳しくは、本発明によるアウトソールを備えた靴を
履いた人が地面から足を上げると、ダイアフラム部を構
成する窪みの底部が突出部を再び初めの位置に戻し、窪
み中に入り込んだ土を窪みの外に排出する。突出体の長
さが窪みの深さを越えないので、すなわち、突出体が窪
みの縁を越えて下方に突き出ないので、突出体の部分に
は、窪みに入り込んだ土が窪みの周囲表面にしっかりと
保持される傾向がわずかしかない。アウトソールに荷重
が加えられると窪みになる突出体の端部でさえも、窪み
の底部の動きにより突出体が最初の位置に戻るときに、
土を窪みから排出する一種のピストンとして作用する。
【0013】突出体の上下動は、各々の窪みの底部の厚
さを適切に選択することにより、窪みの大きさにかかわ
りなく、常に十分に大きくできる。この上下動は、自己
清浄効果を持たせるのに必要であり、ダイアフラムのよ
うに動ける窪みの底部により達成される。各々の窪みの
底部の移動度は実質的に窪みの上部にある自由空間に依
存する。この自由空間は、窪みを有するソール層の、履
く人の足がくる側に設けられた適切な開口部により形成
することができる。あるいは、アウトソールは、窪みを
有するソール層およびその上に配置された別のソール層
からなる多層構造のものであってもよい。この開口部
は、窪みを備えたソール層にある窪みに対応して、別の
ソール層の下側に設けられていてもよい。
【0014】本発明の好ましい実施の形態においては、
窪みがカップ状の形状を有し、各々の窪みにはそれぞれ
1つの突出体しかない。しかしながら、2つ以上の突出
体をそれに応じて大きな窪み内に設けることもできる。
この場合には、窪みの、少なくとも上記突出体と直接隣
接している底部領域がダイアフラムのように弾性的に撓
んだり伸びたりする。
【0015】突出体の端部が実質的に平坦であり、アウ
トソールの地面と接する側と同一平面にある場合には、
窪みの縁に加えて、各々の突出体の端部もまた、コート
または競技表面に対して積極的に関わり合っている。こ
のために、単にカップ状の窪みがあるだけのものと比較
して、アウトソールのグリップ力が高められている。し
かしながら、突出体の端部が丸くなっているかまたは角
がおとされているときには、通常の窪みと比較して、著
しくグリップ力が増大することが分かった。したがっ
て、実質的に浅い皿かまたはレンズ状形状を有する突出
体を備えた比較的浅い窪みの場合でさえも、著しい自己
清浄効果が達成される。
【0016】本発明によるアウトソールの上述した動作
様式では、ソール材料がゴムまたはゴム状材料のような
弾性変形可能な材料であることを前提としている。しか
しながら、この点に関し、原則として、所望の動作様式
を行なわせるのに、それぞれの突出体を囲むかまたは隣
接する領域にある各々の窪みの底部が弾性変形性を有す
ることのみが重要であるので、突出体を比較的硬い、実
質的に非変形性材料から作成することもできる。この場
合には、例えば、射出成形法で直接窪みの底部に形成す
る等の、適切な方法によりそれぞれの窪みの底部に突出
体を連結することが必要である。しかしながら、好まし
くは、突出体は、それぞれの窪みの底部と一体的に、そ
してアウトソール自体と同一材料から形成する。さらに
別の実施の形態においては、突出体を担持し、窪みを有
するソール層または摩耗層の上側に固定された薄い弾性
変形ソール層により、各々の窪みのダイアフラム状の底
部を形成する。この場合には、窪みは、摩耗層全体に亘
り、例えば、スタンピングによりその中に形成できる通
過孔である。それぞれの窪みの底部を弾性変形するもの
とするには、それぞれ窪みの底部が部分的に変形し、そ
れによって上下動するように、突出体が設けられたソー
ル層が摩耗層の上側全体に亘り表面接触していることが
必要である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。
【0018】最初に図1を参照する。参照番号1により
示される、テニスシューズのようなスポーツシューズ用
のアウトソールには、地面と接する側すなわち下側に多
数のカップ状の窪み2がある。窪み2には縁があり、窪
みの中心には、断面が円形である突出体3が形成されて
いる。このように、突出体3は窪み2内に一種の短いペ
グを構成している。図示した実施の形態において、アウ
トソールの地面と接する側全体には、約120 個の窪み2
がある。しかしながら、図面にはそれら窪み2のうち
の、ソールの前側部分の母指球領域4に配置された窪み
2、踵領域5に配置された窪み2、および足弓領域6に
ある窪み2のみしか示されていない。アウトソールの上
述した領域以外の位置に配置されたさらなる窪み2は、
図解的に示されている。図示した形状は、窪み2がアウ
トソール1全体に亘ってぎっしりとぶんぷする形態も可
能であることを示唆したものであるが、図示したように
(例えば、約50個の窪み2がソールの前側部分にあるよ
うに)、窪み2が一群として配列されているのは、アウ
トソールの母指球領域4および踵領域5のみである形態
とするのが好ましい。加えられる荷重が比較的小さいた
めに、ソールにより付与されるグリップ力に関してはそ
れ程重要な部分ではない、アウトソールの地面と接する
側の残りの部分は、この場合には、実質的に平坦であっ
ても差支えない。図示した実施の形態においては、窪み
の直径は約10mmであり、深さは約1から1.5 mmまで
の範囲にある。
【0019】図1の一部を拡大した断面図である図2か
ら分かるように、各々の窪み2の壁は、環状に内側へ延
びており、アウトソールの地面と接する側に向かって突
出する突出体3を環状に囲む底部8を形成している。突
出体3の周辺面3′は、これもまた環状に、窪み2の壁
に延び、突出体3の端部10で比較的鋭い縁9に延びてい
る。この周辺面3′はアウトソールの地面と接する側に
ある。
【0020】アウトソール1が取り付けられた靴を履く
人の足に向かうアウトソールの側に、開口部12が形成さ
れている。この開口部12は、アウトソール1の地面と接
する側にあるそれぞれの窪み2に対応する位置に配置さ
れている。開口部12は、各々の窪み2の環状の底部8の
厚さが比較的小さく(ここでは例えば、1mmである)
なる程度にアウトソール1中に延びている。14で示した
それぞれの迫持台(abutment body )が、底部8の足に
向かう側から、開口部12により形成される自由空間中に
突出している。迫持台14の高さは、開口部12の深さのほ
ぼ半分である。
【0021】実施の形態に示したように、アウトソール
1はゴムまたはゴム状材料からなり、窪み2、開口部1
2、並びにそれらの中にそれぞれ設けられた突出体3お
よび迫持台14は、アウトソール1と一体的に形成されて
いる。
【0022】アウトソール1の地面と接する側の表面に
と同一平面に配置された、突出体3の端部10は、アウト
ソール1の地面と接する側の重要ではない部分を形成し
ているわけではない。このアウトソール1が取り付けら
れたスポーツシューズが、室内の運動用ホールまたはア
リーナのような硬質の平坦面で使用される場合、すなわ
ち、端部10が床表面と摩擦を生じて接する場合、この状
態により、アウトソールのグリップ力が生じる。スポー
ツシューズが、例えば、テニスコート等の砂を含む表面
のような粗いグラウンドで使用される場合は、このシュ
ーズが用いられる表面が比較的柔らかくて粗いために、
土または地面が窪み2中に入り込み、このことにより、
表面と積極的に関わり合い、窪み2の縁および突出体3
の端部10の縁9が競技表面を掘ることにより、アウトソ
ールによる所望のグリップ力が達成される。さらに、大
部分の窪み2の突出体3が、それぞれの窪みの環状の底
部8に弾性的に吊り下がるようにして内側に変形する。
それぞれ窪み2の各々を囲み、その上部にあるソール層
(図示せず)に実質的に非弾性的に支持されているアウ
トソール1の部分は、突出体3とは対照的にわずかに圧
縮変形する。突出体3が対応する窪み2中に押し込まれ
る度合いは、主に、一種のダイアフラムとして機能する
環状の窪みの底部8の弾性伸縮性により決まる。それぞ
れの窪み2の底部8の上側にある迫持台14が、その上に
配置されたソール層に対する支えとなることにより、例
えば、シューズを履いた人が小さな石を踏んだときのよ
うに、特に重い荷重が加えられたときに、底部8が過剰
に圧縮されるのが回避される。
【0023】歩いたり走ったりする際のローリング運動
の過程において足が地面から持ち上げられたときに、窪
み2中に押し込められていた突出体3への上述した荷重
が再び解放される。したがって、各々の窪み2の底部8
の弾性戻し力が、突出体3を図2に示した最初に位置に
戻す。この時、窪み2の底部8が変形する限りにおい
て、窪み2の底部8、並びに、特に周辺面3′およびお
そらく端部10の作用と共に突出体3の作用により、窪み
2中に押し込められていた砂または土が窪み2から排出
される。この作用により、アウトソール1に所望の自己
清浄効果が付与される。
【0024】ここで図3を参照する。この図には、突出
体3の端部10′がレンズ状に丸くなっている点でのみ図
1および2に示したものとは異なる別の実施の形態が示
されている。この形状においても、突出体3はアウトソ
ール1の地面と接する側の面を越えて突出しておらず、
端部10′の頂点でアウトソール1の地面と接する側と少
なくとも実質的に1つの平面をなす。窪み2の深さは両
方の実施の形態において比較的小さい(例えば、約1m
m)ので、図1および2の実施の形態の突出体3は実質
的に、鋭い縁を有する小さな板状の形状にあり、一方、
図3に示した実施の形態においては、半レンズ形状にあ
る。
【0025】細部に関して、本発明の範囲から逸脱せず
に、上述した実施の形態とは異なる実施の形態も実施可
能である。したがって、例えば、端部10および10′はそ
れぞれ、アウトソール1の地面と接する側の平面と同一
の平面内にある必要はなく、それぞれの窪み2のもっと
中の方の位置に配置されても差支えない。2つ以上の突
出体を適切な寸法の窪み内に配置してもよい。窪み2は
底部8に向かって丸い形状で延びる必要はないが、縁が
窪み2の環状の底部8により形成されるように管状であ
ってもよい。突出体それ自体は、縁もまた周囲表面と環
状の底部8との間に形成されるように、管状周囲表面を
有していてもよい。さらに窪みは、図1に示したように
互いに密接に近接して配置されている必要はない。これ
とは反対に、本発明によるアウトソールを取付けようと
するスポーツシューズの使用目的に応じて、個々の窪み
の間の間隔および窪みの数を選択しても差支えない。
【0026】したがって、本発明の精神と範囲から逸脱
することなく、上述した本発明の実施の形態において、
様々な他の変更を行なってもよいことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態によるアウトソール
を下方から見た平面図
【図2】図1に示したアウトソールの線IIによる部分断
面図
【図3】図2に示した部分断面図と類似のアウトソール
の部分断面図
【符号の説明】
1 アウトソール 2 窪み 3 突出体 4 母指球領域 5 踵領域 6 足弓領域 8 底部 9 縁 10 端部 12 開口部 14 迫持台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面と接する側に複数の窪み(2) を備え
    たソール形状を有する、テニスシューズのようなスポー
    ツシューズ用の弾性変形性材料からなるアウトソール
    (1) であって、少なくとも1つの突出体(3) が前記窪み
    (2) のそれぞれの底部(8) に連結し、該突出体(3) が前
    記地面と接する側に向いて突出しており、前記底部(8)
    の該突出体(3) を囲む部分が、該底部(8) がその上部に
    設けられた自由空間(12)中に押し込まれ得るような様式
    で弾性的に変形可能であり、前記底部(8) が変形してい
    ないときには、前記突出体(3) が前記アウトソール(1)
    の地面と接する側を越えるほど突出していないことを特
    徴とするアウトソール。
  2. 【請求項2】 前記底(8) の前記突出体(3) を囲む部分
    が環状であることを特徴とする請求項1記載のアウトソ
    ール。
  3. 【請求項3】 前記アウトソールが多層構造のものであ
    り、前記自由空間の各々が前記ソール形状を有するソー
    ル層中の足側にある開口部により形成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載のアウトソール。
  4. 【請求項4】 前記アウトソールが多層構造のものであ
    り、前記自由空間の各々が、前記ソール形状を有するソ
    ール層に連結した別のソール層内の前記地面と接する方
    の側にある開口部により形成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載のアウトソール。
  5. 【請求項5】 前記窪み(2) の底部(8) の上側、対応す
    る前記自由空間(12)中に突出する迫持台(14)が連結して
    いることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載
    のアウトソール。
  6. 【請求項6】 前記窪み(2) がカップ状であり、その中
    に配置された前記突出体(3) の断面が円形であることを
    特徴とする請求項1から5いずれか1項記載のアウトソ
    ール。
  7. 【請求項7】 前記突出体(3) の端部(10 ′) が凸面状
    に湾曲していることを特徴とする請求項1から6いずれ
    か1項記載のアウトソール。
  8. 【請求項8】 前記端部(10 ′) の湾曲部が前記窪みの
    底部(8) に延びていることを特徴とする請求項7記載の
    アウトソール。
  9. 【請求項9】 前記窪み(2) の各々の壁が、前記底部
    (8) に向かって球状または環状に延びていることを特徴
    とする請求項1から8いずれか1項記載のアウトソー
    ル。
  10. 【請求項10】 前記窪み(2) の群が少なくともソール
    の前部の母指球領域(4) に設けられていることを特徴と
    する請求項1から9いずれか1項記載のアウトソール。
JP7263362A 1994-10-11 1995-10-11 アウトソール Withdrawn JPH08252102A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9416333U DE9416333U1 (de) 1994-10-11 1994-10-11 Laufsohle für einen Sportschuh, insbesondere Tennisschuh
DE9416333.2 1994-10-11

Publications (1)

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JPH08252102A true JPH08252102A (ja) 1996-10-01

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ID=6914727

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EP (1) EP0706767B1 (ja)
JP (1) JPH08252102A (ja)
AT (1) ATE198129T1 (ja)
DE (2) DE9416333U1 (ja)

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