JPH08252086A - 多孔質物質に有用微生物群を増殖する方法 - Google Patents
多孔質物質に有用微生物群を増殖する方法Info
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- JPH08252086A JPH08252086A JP9411395A JP9411395A JPH08252086A JP H08252086 A JPH08252086 A JP H08252086A JP 9411395 A JP9411395 A JP 9411395A JP 9411395 A JP9411395 A JP 9411395A JP H08252086 A JPH08252086 A JP H08252086A
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- bacteria
- moisture
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
Landscapes
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は多孔質物質の水分や有害雑菌を排除
した後に、有用微生物のエサとなる植物乾留抽出物を浸
着させることにより、有用微生物を住み易くし、活性化
及び増殖を促進して、各用途に対する速効性、持続性の
性能を向上させ、その用途を拡大することを目的とす
る。 【構成】 多孔質物質を加熱乾燥後、植物乾留抽出液に
浸積し、次にＥＭ液に浸積したものを自然乾燥して余分
の水分を除去すること、並びにＥＭ液と植物乾留抽出液
を混合させ、有用微生物群を増殖させたものに多孔質物
質を浸積したものを用途に応じて型に成型することを特
徴とする。
した後に、有用微生物のエサとなる植物乾留抽出物を浸
着させることにより、有用微生物を住み易くし、活性化
及び増殖を促進して、各用途に対する速効性、持続性の
性能を向上させ、その用途を拡大することを目的とす
る。 【構成】 多孔質物質を加熱乾燥後、植物乾留抽出液に
浸積し、次にＥＭ液に浸積したものを自然乾燥して余分
の水分を除去すること、並びにＥＭ液と植物乾留抽出液
を混合させ、有用微生物群を増殖させたものに多孔質物
質を浸積したものを用途に応じて型に成型することを特
徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は有用微生物群を活性、
増殖した多孔質物質を廃水処理、土壌改良、環境浄化、
腐敗防止、ごみ処理、植物活性等に対して速効的、持続
的に性能を向上して利用するための有用微生物群の増殖
方法である。
増殖した多孔質物質を廃水処理、土壌改良、環境浄化、
腐敗防止、ごみ処理、植物活性等に対して速効的、持続
的に性能を向上して利用するための有用微生物群の増殖
方法である。
【０００２】
【従来の技術】従来においては、各物体を単体で利用す
るか、多孔質物質に植物乾留抽出液又はＥＭ液かの、ど
ちらか一種類のみを浸着させている。
るか、多孔質物質に植物乾留抽出液又はＥＭ液かの、ど
ちらか一種類のみを浸着させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】各物体を単体か、一種
類のみの浸着によって利用しているので、その用途が限
定され、速効性や持続性に欠けていた。又植物乾留抽出
液のみを浸着させたものは有害な雑菌が侵入して増殖す
ることがあり、ＥＭ液のみを浸着させたものは多孔質物
質の内部にエサがないので、有用微生物の活性、増殖能
力が低い欠点があった。本発明は以上の欠点を解決し、
効果の速効性能、持続性能の向上及び用途の拡大を可能
にすることを目的としている。
類のみの浸着によって利用しているので、その用途が限
定され、速効性や持続性に欠けていた。又植物乾留抽出
液のみを浸着させたものは有害な雑菌が侵入して増殖す
ることがあり、ＥＭ液のみを浸着させたものは多孔質物
質の内部にエサがないので、有用微生物の活性、増殖能
力が低い欠点があった。本発明は以上の欠点を解決し、
効果の速効性能、持続性能の向上及び用途の拡大を可能
にすることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】多孔質物質を内部に存在
する雑菌を死滅させるためと、水分を除去するために加
熱乾燥させる。有害微生物が死滅し、水分がなくなった
ら植物乾留抽出液の中に浸積する。植物乾留抽出液が多
孔質物質に吸収されたら、水切後ＥＭ液に浸積する。Ｅ
Ｍ液の中に生息しているＥＭ菌は有害雑菌が存在しない
多孔質物質の内部を住家とし、植物乾留抽出液をエサと
して活性化し増殖する。並びにＥＭ液と植物乾留抽出液
を混合させ、有用微生物を増殖させたものに多孔質物質
を浸積したものを用途に応じて型に成型することを特徴
とする。
する雑菌を死滅させるためと、水分を除去するために加
熱乾燥させる。有害微生物が死滅し、水分がなくなった
ら植物乾留抽出液の中に浸積する。植物乾留抽出液が多
孔質物質に吸収されたら、水切後ＥＭ液に浸積する。Ｅ
Ｍ液の中に生息しているＥＭ菌は有害雑菌が存在しない
多孔質物質の内部を住家とし、植物乾留抽出液をエサと
して活性化し増殖する。並びにＥＭ液と植物乾留抽出液
を混合させ、有用微生物を増殖させたものに多孔質物質
を浸積したものを用途に応じて型に成型することを特徴
とする。
【０００５】
【作用】水分を排除した多孔質物質を植物乾留抽出液の
中に浸積するので浸着量が増加して有用微生物群のエサ
が多くなる。又ＥＭ液に浸積する前に有害雑菌は死滅し
ているのでＥＭ菌のみが活性化して増殖する。
中に浸積するので浸着量が増加して有用微生物群のエサ
が多くなる。又ＥＭ液に浸積する前に有害雑菌は死滅し
ているのでＥＭ菌のみが活性化して増殖する。
【０００６】
【実施例１】 第１工程 ゼオライト、木炭、高炉スラグ、石炭灰等よりなる多孔
質物質を雑菌等が死滅する１００℃以上の温度に加熱す
る。 第２工程 多孔質物質からの水蒸気の発生がなくなったら木酢液、
樹液等よりなる植物乾留抽出液に浸積する。 第３工程 多孔質物質の水分吸収可能容量である、多孔質物質の容
積の５０％以上の植物乾留抽出液を吸収したら取出し、
水切をした後ＥＭ液の中に浸積する。 第４工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の温度の範囲に保持して放置する。 第５工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
質物質を雑菌等が死滅する１００℃以上の温度に加熱す
る。 第２工程 多孔質物質からの水蒸気の発生がなくなったら木酢液、
樹液等よりなる植物乾留抽出液に浸積する。 第３工程 多孔質物質の水分吸収可能容量である、多孔質物質の容
積の５０％以上の植物乾留抽出液を吸収したら取出し、
水切をした後ＥＭ液の中に浸積する。 第４工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の温度の範囲に保持して放置する。 第５工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
【実施例２】第１工程 高吸水性樹脂等よりなる多孔質物質を木酢液、樹液等よ
りなる植物乾留抽出液の中に浸積する。 第２工程 多孔質物質の吸水能力である重量の８００倍以上の植物
乾留抽出液を吸収したら取出して、ＥＭ液の中に浸積す
る。 第３工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の範囲の温度に保持して放置する。 第４工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
りなる植物乾留抽出液の中に浸積する。 第２工程 多孔質物質の吸水能力である重量の８００倍以上の植物
乾留抽出液を吸収したら取出して、ＥＭ液の中に浸積す
る。 第３工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の範囲の温度に保持して放置する。 第４工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
【実施例３】第１工程 石膏製品、粘度製品等よりなる多孔質物質を雑菌等が死
滅する１００℃以上の温度に加熱する。 第２工程 多孔質物質からの水蒸気の発生がなくなったら木酢液、
樹液等よりなる植物乾留抽出液の中に浸積する。 第３工程 多孔質物質の水分吸収可能容量である、多孔質物質の３
０％以上の植物乾留抽出液を吸収したら取出してＥＭ液
の中に浸積する。 第４工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の温度の範囲に保持して放置する。 第５工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
滅する１００℃以上の温度に加熱する。 第２工程 多孔質物質からの水蒸気の発生がなくなったら木酢液、
樹液等よりなる植物乾留抽出液の中に浸積する。 第３工程 多孔質物質の水分吸収可能容量である、多孔質物質の３
０％以上の植物乾留抽出液を吸収したら取出してＥＭ液
の中に浸積する。 第４工程 ＥＭ液の温度をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の温度の範囲に保持して放置する。 第５工程 ＥＭ菌を充分に増殖させるために４８時間以上放置した
後に取出して余分な水分を切って最終製品を得る。
【実施例４】第１工程 ＥＭ液と木酢液、樹液等よりなる植物乾留抽出液を適量
ずつ混合する。 第２工程 混合液をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２６、２
７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３４、３５
℃の温度の範囲に保持して、ＥＭ菌を充分に増殖させる
ために４８時間以上放置する。 第３工程 高吸水性樹脂等よりなる多孔質物質を混合液に浸積す
る。 第４工程 多孔質物質の吸水能力である重量の８００倍以上の混合
液を吸収したら取出して最終製品を得る。
ずつ混合する。 第２工程 混合液をＥＭ菌の活性、増殖に適する２５、２６、２
７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３４、３５
℃の温度の範囲に保持して、ＥＭ菌を充分に増殖させる
ために４８時間以上放置する。 第３工程 高吸水性樹脂等よりなる多孔質物質を混合液に浸積す
る。 第４工程 多孔質物質の吸水能力である重量の８００倍以上の混合
液を吸収したら取出して最終製品を得る。
【実施例５】第１工程 ＥＭ液と木酢液、樹液等よりなる植物乾留抽出液を適量
ずつ混合する。 第２工程 混合液の温度をＥＭ液の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の範囲に保持して、ＥＭ菌を充分に増殖させ
るために４８時間以上放置する。 第３工程 石膏原料等よりなる多孔質物質を混合液の中に、少しず
つ散布する様にして入れながら攪拌する。混合液分がな
くなり粘りがでる様になったら多孔質物質を入れるのを
止めて、さらに３分間位ゆっくり攪拌する。 第４工程 粘りが増加したら、用途に応じた型の内部に離型剤を塗
ったものの中に空気が入らない様に少しずつ流し込む。 第５工程 型の温度が最高発熱となって硬化が終了したら脱型した
後、自然乾燥させて最終製品を得る。
ずつ混合する。 第２工程 混合液の温度をＥＭ液の活性、増殖に適する２５、２
６、２７、２８、２９、３０、３１、３２、３３、３
４、３５℃の範囲に保持して、ＥＭ菌を充分に増殖させ
るために４８時間以上放置する。 第３工程 石膏原料等よりなる多孔質物質を混合液の中に、少しず
つ散布する様にして入れながら攪拌する。混合液分がな
くなり粘りがでる様になったら多孔質物質を入れるのを
止めて、さらに３分間位ゆっくり攪拌する。 第４工程 粘りが増加したら、用途に応じた型の内部に離型剤を塗
ったものの中に空気が入らない様に少しずつ流し込む。 第５工程 型の温度が最高発熱となって硬化が終了したら脱型した
後、自然乾燥させて最終製品を得る。
【０００７】
【発明の効果】多孔質物質は微生物のよい住家となる
が、有害な雑菌も住むことになるので、この有害雑菌を
排除して有用微生物のエサとなる植物乾留抽出液を多量
に浸着させることによって、ＥＭ液中に生息している有
用微生物群を多孔質物質の内部で活性化させ、増殖化さ
せることが出来る。このことにより、各用途に対して速
効性、持続性の性能が向上し、その用途も拡大する。
が、有害な雑菌も住むことになるので、この有害雑菌を
排除して有用微生物のエサとなる植物乾留抽出液を多量
に浸着させることによって、ＥＭ液中に生息している有
用微生物群を多孔質物質の内部で活性化させ、増殖化さ
せることが出来る。このことにより、各用途に対して速
効性、持続性の性能が向上し、その用途も拡大する。
Claims (2)
- 【請求項１】 多孔質物質を加熱乾燥させて、内部の水
分や雑菌を除去後、植物乾留抽出液に浸積させ、次にＥ
Ｍ液に浸積させ、その後自然乾燥させて、余分の水分を
除去することを特徴とする有用微生物群の増殖方法。 - 【請求項２】 植物乾留抽出液とＥＭ液を適量ずつ混合
させ、微生物が活性する適温に一定期間以上放置して、
有用微生物群を増殖する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9411395A JPH08252086A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多孔質物質に有用微生物群を増殖する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9411395A JPH08252086A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多孔質物質に有用微生物群を増殖する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252086A true JPH08252086A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=14101390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9411395A Pending JPH08252086A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多孔質物質に有用微生物群を増殖する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252086A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999057243A1 (fr) * | 1998-05-06 | 1999-11-11 | Keijiro Nakamura | Liqueurs de culture microbienne contenant des micro-organismes de caracteristiques differentes vivant en symbiose et des metabolites de ceux-ci, vecteurs et adsorbants contenant les composants actifs de ces liqueurs de culture et leur utilisation |
| WO2001005927A1 (fr) * | 1999-07-19 | 2001-01-25 | Keijiro Nakamura | Tensioactifs et detergents, et procede de lavage a base de milieu de culture complexe de microorganismes/enzymes |
| WO2005080539A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Em Research Organization, Inc. | 発酵技術を応用した洗浄剤及びその製造方法 |
| GB2431926A (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-09 | Univ Surrey | Charred biological material carrying microbes |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP9411395A patent/JPH08252086A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999057243A1 (fr) * | 1998-05-06 | 1999-11-11 | Keijiro Nakamura | Liqueurs de culture microbienne contenant des micro-organismes de caracteristiques differentes vivant en symbiose et des metabolites de ceux-ci, vecteurs et adsorbants contenant les composants actifs de ces liqueurs de culture et leur utilisation |
| US6649397B1 (en) | 1998-05-06 | 2003-11-18 | Orient Green Co., Ltd. | Microbial culture liquors containing microorganisms differing in characteristics and living in symbiosis and metabolites thereof, carriers and adsorbents containing the active components of the culture liquors and utilization of the same |
| WO2001005927A1 (fr) * | 1999-07-19 | 2001-01-25 | Keijiro Nakamura | Tensioactifs et detergents, et procede de lavage a base de milieu de culture complexe de microorganismes/enzymes |
| WO2005080539A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Em Research Organization, Inc. | 発酵技術を応用した洗浄剤及びその製造方法 |
| US7745202B2 (en) | 2004-02-20 | 2010-06-29 | Em Research Organization, Inc. | Detergent made use of fermentation technology and production method thereof |
| GB2431926A (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-09 | Univ Surrey | Charred biological material carrying microbes |
| GB2431926B (en) * | 2005-11-08 | 2010-07-28 | Univ Surrey | Bioremediation materials |
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