JPH08251899A - 永久磁石式ステッピングモータ及びその駆動方法 - Google Patents

永久磁石式ステッピングモータ及びその駆動方法

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JPH08251899A
JPH08251899A JP7072458A JP7245895A JPH08251899A JP H08251899 A JPH08251899 A JP H08251899A JP 7072458 A JP7072458 A JP 7072458A JP 7245895 A JP7245895 A JP 7245895A JP H08251899 A JPH08251899 A JP H08251899A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速、高トルクで、駆動回路も安価にできる
永久磁石式ステッピングモータ及びその駆動方法を提供
する。 【構成】 A1〜F2に示すように固定子主磁極を12個
とし、これらの固定子主磁極は、例えば奇数番目のもの
及び偶数番目のものは60度等分配置であるが、前者に
対し後者の配置を非等間隔α度(α=30/Nr、但し
Nrは回転子磁極の極歯の数又は円筒状マグネットの極
対数)とするように構成した。このステッピングモータ
の駆動方法としては、固定子鉄心1の12個の主磁極A
1〜F2の内、任意の主磁極から数えて偶数番目同士の相
及び奇数番目同士の相の巻終りを短絡したスター結線と
するか、巻終りと巻始めを順次環状のデルタ結線とし
て、上記偶数番目の主磁極と奇数番目の主磁極との間で
位相の異なった電流を通電して駆動することができる。
なお、この構成及び駆動方法において、明細書記載のよ
うに各種の変形が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は永久磁石式ステッピング
モータ及びその駆動方法の改良に関するもので、特に、
半導体製造装置の位置決め駆動用モータ等を主目的とし
た高速で、高トルクの6相巻線式の永久磁石式ステッピ
ングモータ及びその駆動方法として適用して有用な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の永久磁石式3相ハイブリッド型
(以下HB型と略すことが多い)ステッピングモータの
構成を図6に示す。同図は、ステップ角が0.6度の場
合の永久磁石式3相HB型ステッピングモータの固定子
10を示すもので、この固定子10には12個の磁極1
1a1〜11a12が設けられ、各磁極の先端には複数個
(この場合は各7個)の小歯の極歯11b1〜11b12
が設けられている。これらの極歯11b1〜11b12
所定の空隙を隔てて、円周上に均等に100個の極歯を
設けた回転子(図示せず)が回転自在に設けられてい
る。なお、固定子10の各磁極に固定子コイルが装着さ
れるが、簡単のため図示は省略している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のもの
は、その構成上、次のような問題点があった。 (1)例えば0.6度のステップ角を作るためには、前
述のように100個の回転子の極歯が必要であり、この
モータを1回転させるためには1相分のコイル電流で1
00サイクル必要となる。 (2)従って、ステッピングモータを高速回転させよう
とするとリアクタンス成分が増加し、電流の減少が激し
く、高速ではトルクが減少してしまう。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした永久磁石式ステッピングモータ及びその駆動方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の永久磁石式ステ
ッピングモータは、上記課題を解決するために、固定子
鉄心が点対称となる12個の固定子主磁極(以下主磁極
という)をその内径方向に放射状に有し、上記12個の
主磁極の外周は環状等に連結し、各相分の固定子コイル
は各々点対称となる各2個の主磁極を同極性とするよう
に巻かれた固定子と、偶数の数の極歯を有する磁性体よ
り成る2個の回転子磁極により永久磁石を挟持し各回転
子磁極の極歯を1/2ピッチずらして設けた回転子(ハ
イブリット型回転子という)とを備えた永久磁石式ステ
ッピングモータにおいて、上記12個の主磁極の任意の
主磁極と隣接する両側の主磁極間の同位置のなす角度
を、夫々(30−α)度及び(30+α)度となるよう
に配置するように構成した。但し、αは偏角である。こ
の場合、固定子側は上記と同一構成として、回転子の方
を上記のハイブリッド型回転子に代えて、円筒状マグネ
ットの外周にN極及びS極に各々交互に磁化して成る回
転子で構成するようにしても良い。上記各場合におい
て、上記偏角αは、α=30/Nr、又はα=75/N
r、又はα=90/Nrとするのが望ましい。但し、N
rは回転子磁極の極歯の数、また円筒状マグネットの極
対数(以下回転子歯数と略す)である。また、上記固定
子鉄心の12個の主磁極の各先端部には、極齒を形成す
るようにするのが望ましい。また、上記各場合のステッ
ピングモータの駆動方法としては、上記固定子鉄心の1
2個の主磁極の内、任意の主磁極から数えて偶数番目同
士の相及び奇数番目同士の相の巻終りを短絡したスター
結線とするか、巻終りと巻始めを順次環状のデルタ結線
として、上記偶数番目の主磁極と奇数番目の主磁極との
間で位相の異なった電流を通電して上記ステッピングモ
ータを駆動することができる。また、上記ステッピング
モータを隣接する2つの相の固定子コイルに夫々同相電
流を通電して3相のステッピングモータとして駆動する
こともできる。
【0005】
【作用】本発明の永久磁石式ステッピングモータは、上
記のような構成であるから、6相巻線式のステッピング
モータに適用して好適のものであり、前述したリアクタ
ンス成分を従来の3相機で同一ステップ角のものと比較
して約半減するため、高速域でも電流が流れ、従って高
速で、高トルクのステッピングモータが実現できる。ま
た、ステップ角は相数をP、回転子歯数をNrとする
と、(180/PNr)度となるため、同一ステップ角
の回転子歯数Nrは、従来の3相機に比べ1/2とな
る。また、高速回転時の電流を左右するリアクタンス分
はNrω0L(ω0:機械角速度、L:コイルインダクタ
ンス)なので、同一速度(ω0が同じ)ではNrが1/
2の本発明の6相機の方が従来の3相機の約1/2のリ
アクタンスとなり、高速でも電流が流れ、高トルクとす
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図示する実施例によって本発明を具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例である6相HB
型ステッピングモータの最も単純化した軸方向から見た
固定子と回転子の側面図、また図2は同モータの縦断正
面図である。まず、図2によって本発明の6相HB型ス
テッピングモータの全体構成の概要を説明する。同図に
おいて、Sは固定子で、この固定子Sは固定子鉄心1、
固定子コイル2より成る。Rは回転子で、これは同図に
示すように、回転子磁極3A,3B、これら磁極3A,
3Bに挟着された永久磁石4及び回転子軸5より成る。
次に、図1を用いて、図2に表わされていない固定子及
び回転子の構成について説明する。図1に示すように、
固定子Sは、12個の固定子主磁極(以下単に主磁極と
いう)A1、D1、B1、E1、C1、F1、A2、D2
2、E2、C2、F2よりなり、ステップ角度を小さく設
計するためには、図6の従来例の場合に示したように、
前記主磁極の各先端に、複数の極歯を形成するのが望ま
しい。しかし、図1では簡単のため、これらの極歯は図
示してない。回転子Rは図2で説明したように、永久磁
石4を挟持した回転子磁極3A,3Bよりなり、これら
の回転子磁極3A,3Bの外周には極歯が形成されてお
り、、回転子軸5の軸方向に磁化するので、図1で前側
をS極、後側をN極として括弧を用いて示している。1
2個の固定子主磁極の内、相互に対向する主磁極、即
ち、主磁極A1とA2、D1とD2、・・・・・F1とF2
点対称となっており、これらの点対称の2個の各主磁極
に対して、相巻線を同極となるように巻く。また、各主
磁極A1、B1、C1、A2、B2、C2は夫々、合い隣る主
磁極間を60度で等分の6極となるように配置されてい
る。これは、残りの主磁極D1、E1、F1、D2、E2
2についても同様である。しかし、前者の6個の主磁
極群に対し後者の6個の主磁極群はα度(機械角)だけ
前者にその中間位置より偏角させて配置してある。Nr
=50の場合は、α=(30/Nr)=0.6度とな
り、一方、ステップ角は、{180/(6×50)}=
0.6度のステッピングモータとなる。また、Nr=1
00の場合は、α=(75/Nr)=0.75度とする
ことでステップ角は、180/(6×100)=0.3
度のステッピングモータとなる。固定子コイル2を各主
磁極に巻回して装着する時、12個の各主磁極に形成さ
れるスロット幅は大きい方が良く、トルクを大きくする
には12個の各主磁極の先端に形成される極歯の数を多
くするほど良い。本発明のように、偶数相の位置を奇数
相の主磁極位置に対しα度、偏在させる場合、αは小さ
いほどスロット幅の大小が少なく、コイル巻きには良
い。例えば、固定子内径を35mmとした場合、Nr=
50のステップ角0.6度の設計では、偏角αが0.6
度となるが、この偏角のときは円周上の長さとしては約
0.18mm程度の長さであるので、12個の先端の極
歯を4個としても、十分に、固定子コイルを巻き込める
寸法である。なお、本発明のものでは、α=90/N
r、即ちα=1.8度(Nr=50の時)で、ステップ
角は0.6度となるが、コイル巻き可能なスロット幅と
するには12個の先端の極歯は3個となり、トルクの点
で好ましくないが、実用上は支障は生じない。
【0007】上記のように、本発明のものでは各相コイ
ルは12個の主磁極の内、点対称の関係にある対向する
2個の各主磁極に巻かれ、かつ同極性になるように巻か
れているので、これらの2個の主磁極で回転子の極歯に
与えるラジアル方向力は相互に相殺され、従って低振動
とすることができる。また、固定子コイルは電流の方向
を正、逆交互に反転する交流電流を通電して励磁するバ
イポーラ式のため、ユニポーラ式のものに比べると、固
定子コイルのスペースファクターが大きくなり高効率と
なる。また、各相の固定子コイルの巻終りを短絡したス
ター結線式とする場合には、バイポーラ6相式でも駆動
回路に使用するスイッチングトランジスタは12個で良
く、従来の6相機のスイッチングトランジスタより半減
される。なお、各相独立の6相バイポーラ式の場合に
は、駆動回路に使用するスイッチングトランジスタの数
は24個必要である。
【0008】次に、図1の固定子の12個の主磁極A1
〜F2に装着する固定子コイル2の具体的な結線方式例
を図3によって説明する。同図において、2a1,2
1,2c1,2a2,2b2,2c2及び2d1,2e1
2f1、2e2,2f2は夫々主磁極A1、B1、C1
2、B2、C2及びD1、E1、F1、D2、E2、F2に対
して装着される固定子コイルで、これらの各コイルは、
同図に示すように、夫々巻終り同士を短絡した2重スタ
ー結線となっている。なお、コイル2a1、2a2の巻終
りとコイル2b1、2b2の巻始めを結び、コイル2
1、2b2の巻終りと2c1、2c2の巻始めを結び、コ
イル2c1、2c2の巻終りと2a1、2a2の巻始めを結
ぶようにした、いわゆるデルタ結線方式とした場合で
も、駆動回路に使用するスイッチングトランジスタは1
2個でドライブできる。図3の回路の入力端子a、b、
c、d、e、fには、駆動回路が接続され同回路に使用
される2個のスイッチングトランジスタの内、一方のス
イッチングトランジスタを電源の(+)側に、他方のス
イッチングトランジスタを電源の(−)側に接続する。
この2個のスイッチングトランジスタの内、どちらか一
方のスイッチングトランジスタを導通させることで各相
に交番電流を流すことができる、いわゆるバイポーラ式
となり高トルク化に有利となる。普通バイポーラ式で各
相独立の6相式とすると、24個のスイッチングトラン
ジスタが必要となるが、本発明の駆動方式では12個の
スイッチングトランジスタで済む点に利点がある。
【0009】図4は本発明のステッピングモータの固定
子コイルに印加する励磁電圧を示すもので、同図におい
て、Va〜Vfは夫々図3の入力端子a〜fに印加する
励磁電圧の波形である。同図に示すようにa、b、cの
各端子及びd、e、fの各端子の各々に印加される励磁
電圧は60度の位相差の電圧となっており、この結果、
入力端子a、b、cの群と入力端子d、e、fの群間で
は30度の位相差の電圧が印加されるようになるため、
位相差は30度に近い値が望ましい。
【0010】図5は図1、図3に示す本発明のステッピ
ングモータの入力端子に、図4の励磁電圧を印加して駆
動する場合の回転原理を、固定子主磁極と回転子の極歯
の関係で示したものである。なお、図5では図面を簡単
化するため、図1に示す12個の主磁極の1/2に当た
る6個の主磁極、即ち主磁極A1、D1、B1、E1、C1
及びF1のみについての図を代表的に示した。図5に示
すように、ステップ1〜ステップ12の合計のステップ
では、回転子は360度/Nr、即ち回転子の歯ピッチ
角分歩進し、1ステップ角は{(360/N)×(1/
12)}度であることがわかる。
【0011】本発明は以上述べた実施例の態様に限定さ
れるものではない。即ち、上記の図1及び図3に示す実
施例のものは、6相巻線式の永久磁石式ステッピングモ
ータであるが、例えば固定子主磁極A1、B1、C1
2、B2、C2の各コイルみを励磁して3相機として駆
動することもでき、このように3相機として駆動する場
合には、前述したように6相機として駆動する場合の2
倍のステップ角で動作させることができる。このこと
は、固定子主磁極D1、E1、F1、D2、E2、F2の各コ
イルを励磁する場合でも同様である。また、図3に示し
た結線方式に代え、A、B、C群の各固定子主磁極と
D、E、F群の各固定子主磁極の各々のコイルを直列又
は並列接続するようにしても良い。
【0012】さらに、上記実施例のものは、図1、図2
及び図3に示した構造の固定子と、回転子の方は図1及
び図2に示したハイブリッド型の回転子であった。しか
し、本発明はこのようなハイブリッド型の回転子に限定
されるものではなく、このようなハイブリッド型の回転
子に代えて、円筒状永久磁石(図示せず)を用い、その
外周にN極とS極を交互に各Nr個磁化するようにして
も、上述した動作を行うものである。なお、この場合、
Nrは奇数で点対称の2主極は同相異極性に巻かれても
点対称の2主極と回転子間に働くラジアル方向の吸引力
を打ち消すことができる。また、このように円筒状永久
磁石とした場合は、N極、S極に磁化すると磁化が正弦
波状に表面磁束密度分布するので、ハイブリッド型より
低振動化に有利となる。
【0013】
【発明の効果】本発明の永久磁石式ステッピングモータ
は、上記のように構成され、また駆動されるから、次の
ような優れた効果を有する。 (1)本発明を実施例に示すように6相機に適用した場
合、従来の3相機のものに比べ、1/2の回転子歯数で
同一ステップ角が得られるから、高速で、高トルクのス
テッピングモータとなる。 (2)バイポーラ式とした場合には、高トルクに有利で
あり、スイッチングトランジスタの数も12個で済み、
従来のものの半分で良いから、ドライバー(駆動回路)
も安価となる。 (3)3相機として駆動する場合には、6相機として駆
動する場合の2倍角ドライブが可能となるから、自由度
が向上する。 (4)回転子を円筒状永久磁石とすれば、低振動化が、
さらに促進される。 (5)さらに、固定子鉄心の主磁極の先端部に極歯を形
成するようにすれば、ステッピングモータのステップ角
は、極歯を形成しないものに比べて、小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の6相ハイブリッド型ステッピングモー
タの固定子と回転子の一実施例を示す概略側面図であ
る。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】図1に示す12主磁極の固定子コイルに対する
結線方式の一例を示す接続図である。
【図4】本発明の固定子コイルの入力端子に印加される
励磁電圧の波形図である。
【図5】固定子コイルに図4の励磁電圧を印加して、本
発明のステッピングモータを駆動するときの回転原理
を、固定子主極と回転子歯の関係で示した展開説明図で
ある。
【図6】従来例の固定子の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1:固定子鉄心 A1〜F2:固定子主磁極 2、2a1〜2f2:固定子コイル 3A、3B:回転子磁極 4:永久磁石 S:固定子 R:回転子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心が点対称となる12個の固定
    子主磁極(以下主磁極という)をその内径方向に放射状
    に有し、上記12個の主磁極の外周は環状等に連結し、
    各相分の固定子コイルは各々点対称となる各2個の主磁
    極を同極性とするように巻かれた固定子と、偶数の数の
    極歯を有する磁性体より成る2個の回転子磁極により永
    久磁石を挟持し各回転子磁極の極歯を1/2ピッチずら
    して設けた回転子とを備えた永久磁石式ステッピングモ
    ータにおいて、 上記12個の主磁極の任意の主磁極と隣接する両側の主
    磁極間の同位置のなす角度を、夫々(30−α)度及び
    (30+α)度となるように配置したことを特徴とする
    永久磁石式ステッピングモータ。但し、αは偏角であ
    る。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心が点対称となる12個の主磁
    極をその内径方向に放射状に有し、上記12個の主磁極
    の外周は環状等に連結し、各相分の固定子コイルは各々
    点対称となる対向する各2個の主磁極に対して同相とな
    るように巻かれた固定子と、円筒状マグネットの外周に
    N極及びS極に各々交互に磁化して成る回転子とを備え
    た永久磁石式ステッピングモータにおいて、 上記12個の主磁極の任意の主磁極と隣接する両側の主
    磁極間の同位置のなす角度を(30−α)度及び(30
    +α)度となるように配置したことを特徴とする永久磁
    石式ステッピングモータ。但し、αは偏角である。
  3. 【請求項3】 上記固定子鉄心の12個の主磁極の各先
    端部に極齒を形成するようにした請求項1又は2記載の
    永久磁石式ステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の永久
    磁石式ステッピングモータにおいて、 上記偏角αを、α=30/Nr、又はα=75/Nr、
    或はα=90/Nrとした永久磁石式ステッピングモー
    タ。但し、Nrは、請求項1又は3記載の永久磁石式ス
    テッピングモータの場合は回転子磁極の極歯の数、また
    請求項2又は3記載の永久磁石式ステッピングモータの
    場合は円筒状マグネットの極対数である。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の永久
    磁石式ステッピングモータにおいて、 上記固定子鉄心の12個の主磁極の内、任意の主磁極か
    ら数えて偶数番目同士の相及び奇数番目同士の相の巻終
    りを短絡したスター結線とするか、巻終りと巻始めを順
    次環状のデルタ結線として、上記偶数番目の主磁極と奇
    数番目の主磁極との間で位相の異なった電流を通電して
    駆動するようにした永久磁石式ステッピングモータの駆
    動方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の永久
    磁石式ステッピングモータにおいて、 上記ステッピングモータの固定子コイルの内、隣接する
    2つの相の固定子コイルに夫々同相電流を通電して3相
    のステッピングモータとして駆動するようにした永久磁
    石式ステッピングモータの駆動方法。
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