JPH08251427A - 画像再現装置 - Google Patents

画像再現装置

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JPH08251427A
JPH08251427A JP7047310A JP4731095A JPH08251427A JP H08251427 A JPH08251427 A JP H08251427A JP 7047310 A JP7047310 A JP 7047310A JP 4731095 A JP4731095 A JP 4731095A JP H08251427 A JPH08251427 A JP H08251427A
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好彦 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一色再現を正確に意図どおり行える画像再
現装置を提供する。 【構成】 フルカラー画像再現と単一色画像再現を行う
ことができる画像再現装置において、単一色画像再現を
するための再現色、および、3原色カラーデータR,G,
Bの混合比をそれぞれ指定できる。単一色再現の際に
は、入力される3原色カラーデータR,G,Bの混合比を
それぞれ可変して設定し、3原色カラーデータR,G,B
から単一色画像再現用の階調データを作成し、指定され
た再現色の画像を再現する。ここで、混合比は、たとえ
ば、用意された複数の混合比の組み合わせの中でいずれ
かを選択してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー画像の他に
単一色画像も再現できる画像再現装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にフルカラー複写機においては、原
稿情報のフルカラーコピーを行うモードとは別に、単一
色・モノカラーコピーを行うモードを備えている。この
後者のコピーモードでは、R、G、Bの3原色カラーデ
ータから明度成分などを抽出して、単一色再現用の階調
データを作成して、その階調データに対して、色分解デ
ータ(C、M、Y、Bk)ごとに、再現したい色成分に応
じて画像を再現し、最終的に単一色画像を再現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような単
一色・モノカラーモードにおいては、以下のような問題
があった。作成される階調データは、人間の比視感度は
3原色R、G、Bの混合比では約3:6:1であるため、
寄与度の小さい黄色が白く飛び、印鑑の赤色なども薄く
再現されるため、違和感がある。それだけでなく、単一
色コピー情報としても、情報の伝達と言う意味からも不
十分であった。そこで、R、G、Bの混合比をほぼ1:
1:1にした分光分布に対して、どの波長域でもフラッ
トな階調データにすることが考えられる。しかし、この
場合、原稿内に様々な色情報が存在するとき、色の違い
がコピー上の階調の違いとして再現されなくなってしま
ったり、裏写りがひどく、下地が薄いクリーム色の原稿
では下地が被さったりする。また、再現色指定は、色の
名前で操作者に選択させるのが一般的である。しかし、
表示された色名と操作者がイメージしている色とが異な
る場合がよくある。さらに、環境変化などによって複写
機の再現する色がいつも一定とは限らなくなる。
【0004】本発明の目的は、単一色再現を正確に意図
どおり行える画像再現装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像再現装
置は、フルカラー画像再現と単一色画像再現を行うこと
ができる画像再現装置であり、単一色画像再現をするた
めの再現色、および、3原色カラーデータR,G,Bの混
合比を指定する指定手段と、入力される3原色カラーデ
ータR,G,Bの混合比をそれぞれ可変して設定でき、3
原色カラーデータR,G,Bから単一色画像再現用の階調
データを作成する単一色階調データ作成手段と、単一色
階調データ作成手段からの階調データを基に、指定手段
により指定された再現色の画像を再現する画像再現部
と、単一色階調データ作成手段によって作成された階調
データと指定手段によって指定された再現色による単一
色画像を上記の画像再現部により再現させる単一色再現
制御部とを備える。ここで、上記の指定手段は、再現色
の指定とは別にR,G,Bデータ混合比を指定することが
でき、また、指定手段の中に複数用意された混合比の組
み合わせの中でいずれかを選択することが可能である。
【0006】
【作用】単一色の再現において、単一色再現用の階調デ
ータを制御するために、指定手段において、R,G,Bの
様々な混合比を設定するようにすることで、操作者が希
望の混合比を選択できる。好ましくは、操作者が設定を
する際に、コピーの状態を分かりやすくするため、様々
なR,G,Bの混合比の単一色・モノカラーコピーをモニ
タのため出力できる。また、好ましくは、原稿の種別を
白黒/カラー原稿のいずれであるかを自動的に判断する
ACSモードで白黒原稿と判断したときとマニュアルモ
ードで単一色モードを選択したときとでは、R,G,Bデ
ータの混合比を自動的に切替えることができる。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を説明する。 (1)デジタルカラー複写機の全体構成 図1はデジタルフルカラー複写機の全体構成を示す。イ
メージスキャナ部30で原稿を読取り、デジタル信号処
理ユニット10で信号処理を行なう。プリンタ部20
は、イメージスキャナ部30で読取られた原稿画像に対
応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する。イ
メージスキャナ部30において、原稿台ガラス31上に
置かれた原稿は、抑え圧板39で押えられるが、自動原
稿搬送装置(図示しない)を装着する時には、これが取
って代わる。原稿台ガラス31上の原稿は、ランプ32
で照射され、ミラー33a,33b,33cに導かれ、レ
ンズ34によりリニアフルカラーセンサ(CCD)36上
に像を結び、フルカラー情報レッド(R),グリーン(G),
ブルー(B)成分に変換され信号処理部10に送られる。
なおスキャナ−モータ37を駆動することにより、第1
スライダ35は速度Vで、第2スライダ40はV/2で
カラーセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に機械
的に動き、原稿全面を走査する。また、シェーディング
補正用の白色板38は、原稿台ガラス31の端に配置さ
れる。
【0008】信号処理部10は、読取られた信号を電気
的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),
ブラック(Bk)の各成分に分解してプリンタ部20に送
る。イメージスキャナ部30における1回の原稿走査に
つき、C,M,Y,Bkのうちひとつの成分が順次プリンタ
部20に送られ、計4回の原稿走査により1回のプリン
トアウトが完成する(面順次転送方式)。信号処理部10
より送られてくるC,M,Y,Bkの画像信号は、レーザダ
イオードドライブ(PHC部)で画像信号レベルに応じて
半導体レーザ214を駆動変調する。レーザ光はポリゴ
ンミラー215、f−θレンズ216、折り返しミラー
217a,bを介して感光ドラム206上を走査する。
【0009】現像ユニットは、C,M,Y,Bkの各現像部
208a、208b、208c、208dにより構成さ
れており、現像器208a,208b,208c,208dが
感光ドラム206に接し、帯電チャージャー207によ
り帯電された感光ドラム206上に形成された静電潜像
をトナーで現像する。一方、給紙ユニット201a,20
1b,201cより給紙されてきた用紙を転写ドラム20
2に吸着チャージャー204により巻き付け、タイミン
グローラ203により転写位置へ搬送し、転写チャージ
ャー205により感光ドラム206上に現像された像を
用紙に転写する。このようにしてC,M,Y,Bkの4色が
順次転写された後、分離チャージャー209a、209
bにより用紙は分離され、搬送され、定着ローラ210
a,210bを通過し、排紙トレー211に排出される。
なお、218,219は転写ドラムの基準位置センサ、
220は用紙を転写ドラムから分離する分離爪である。
【0010】(2)信号処理部における画像信号の処理 図2と図3は、信号処理部10の画像処理の全体の構成
を示す。イメージスキャナ部30は、微小光学系によっ
て原稿面からの反射光をリニアCCDセンサ36上に結
像させ、R,G,Bの各色分解情報に光電変換されたアナ
ログ信号を得る。これらの信号は、信号処理部10に送
られる。A/D変換部100は、CCDセンサ36で光
電変換された400DPIの画像データを、A/D変換
器によってR,G,Bの色情報毎に8ビット(256階調)
のデジタルデータに変換する。シェーディング補正部1
02は、R,G,Bデータの主走査方向の光量ムラをなく
すため、各R,G,B毎に独立して、原稿読み取りに先だ
って、シェーディング補正用の白色板38を読み取った
データを内部のシェーディングメモリ(図示しない)に
基準データとして格納しておき、逆数に変換した後で原
稿情報の読み取りデータと乗算してシェーディングの補
正を行う。ライン間補正部104は、R,G,Bの各セン
サチップのスキャン方向の読み取り位置を合わせるため
にスキャン速度(副走査側の変倍率)に応じて、内部のフ
ィールドメモリ(図示しない)を用いて、白色データを
ライン単位でディレイ制御して、R,G,Bのデータを出
力する。タイミング制御部106は、CCDセンサ3
6、A/D変換部100、シェーディング補正部102
およびライン間補正部104のタイミングを制御する。
【0011】ライン間補正部104から出力されたR,
G,Bデータについて、変倍・移動制御部108は、R,
G,Bデータ毎に変倍用のラインメモリを2個用いて、
1ラインに入出力を交互に行い、その書き込みタイミン
グと読みだしタイミングを独立して制御することで主走
査方向の変倍・移動制御を行う。この制御において、変
倍率に応じて縮小側では書き込み前に、拡大側では読み
だした後に補間処理を行い、画像の欠損やがたつきを防
止している。また、この制御によって、イメージリピー
ト処理や拡大連写処理、鏡処理を行う。ヒストグラム生
成部110は、原稿情報を予備スキャンして得られたラ
イン間補正後のR,G,Bデータから、明度信号を生成
し、原稿のヒストグラムを作成する。得られたヒストグ
ラム情報から、原稿がカラー/白黒を判断する自動カラ
ー選択判別や原稿の下地レベルを自動的に飛ばすために
原稿下地レベルの判断、及びコピー動作の原稿モード
(標準/写真モード)の設定を自動的に行う。
【0012】HVC変換部114は、変倍・移動制御部
108からのR,G,Bデータを明度信号(Vデータ)と色
差信号(Cr,Cbデータ)に一旦変換する。編集処理部1
16は、V,Cr,Cbデータを受けて、オプションである
エディタの指定に基づいて、カラーチェンジや閉ループ
領域検出による色づけなどの編集作業を行う。紙幣認識
部118は、原稿ガラス31上に積載された原稿が、紙
幣や有価証券などであるか否かを判断し、その結果に基
づきコピー禁止を命令する。画像インターフェイス部1
20は、第1画像セレクタ122を介して送られるV,
Cr,Cbデータを受けて、外部装置へイメージデータを
転送する。様々なイメージデータの色信号インターフェ
ースに対応するため、このブロックでは、V,Cr,Cb信
号からR,G,B信号や汎用色空間であるX,Y,Z信号や
*,a*,b*信号などに変換し外部装置へ出力したり、逆
に外部から転送されてくる画像データをV,Cr,Cb信号
に変換する機能を有している。さらにプリンタ部20に
転送するC,M,Y,Bkデータを外部装置に転送したり、
外部装置からのC,M,Y,Bk信号を受けて、プリンタ部
20側に転送する機能もある。
【0013】画像合成部124は、第2画像セレクタ1
26を介して画像インターフェイス部120または編集
処理部116から出力されたV,Cr,Cbデータのいずれ
かを選択した後、HVC変換部114からの原稿データ
との画像合成(はめ込み・文字合成)を行う。HVC調整
部128は、画像合成部124からのV,Cr,Cbデータ
について明度(V:明るさ)、色相(H:色合い)、彩度(C:
あざやかさ)という人間の3感覚に対応した画像調整を
行う目的で、操作パネルの指定に基づいてH,V,C毎に
独立して調整を行う。AE処理部130は、ヒストグラ
ム生成部で得られた情報に基づいて、明度成分に対して
原稿の下地レベルを制御する。逆HVC変換部132
は、再びV,Cr,CbデータからR,G,Bデータにデータ
変換をする。
【0014】色補正部134では、まずLOG補正部1
36が、再変換されたR,G,Bデータを濃度データ(D
R,DG,DB)に変換する一方、単一色データ生成部1
38が、R,G,Bデータより明度データを作成後、単一
色再現用の階調データ(DV)を生成する。UCR・BP
処理部140は、R,G,Bデータの最大値と最小値の差
(MAX(R,G,B)−MIN(R,G,B))を原稿彩度情報
とし、DR,DG,DBの最小値(MIN(DR,DG,D
B))を原稿下色成分として、それらの値に応じた下色除
去・墨加刷処理を行い、DR,DG,DBデータからC
O,MO,YO,Bkデータを作成する。マスキング演算部
142は、色補正用マスキング演算処理を行って、UC
R処理後のC,M,Yデータ(CO,MO,YO)をプリンタ
部20のカラートナーに応じた色再現用のCMYデータ
に変換する。色データ選択部144は、操作パネルの指
定あるいはACS判別で白黒と判断された場合、白黒コ
ピーモードとして、単一色用のDVデータを出力し、フ
ルカラーモードでは、再現工程信号(CODE)に従い、
C,M,Y再現工程時には、マスキング演算処理データ
(C,M,Yデータ)を、Bk再現工程時には、BP処理デ
ータ(Bkデータ)を選択して出力する。
【0015】一方、領域判別部146は、R,G,Bデー
タより、最小値(MIN(R,G,B))と最大値と最小値の
差(MAX(R,G,B)−MIN(R,G,B))より、黒文字
判別や網点判別などの判別を行い、その結果(JD信号)
と補正データ(USM信号)を出力する。また、画像文字
領域の再現性と画像の粒状性を両立するため、プリンタ
側に画像再現周期を可変するためのLIMOS信号を出
力する。MTF補正部/シャープネス調整部146は、
入力されるC,M,Y,Bkデータに対して、領域判別結果
からエッジ強調・色にじみ補正・スムージング処理など
制御することで、コピー画像の最適な補正を行う。さら
に、γ補正/カラーバランス調整部150は、操作パネ
ル上から入力された濃度レベル情報に応じて、γカーブ
やC,M,Y,Bkのカラーバランスを調整する。こうし
て、様々な補正を行ったC,M,Y,Bkデータをプリンタ
側に階調再現方法を切り替えるLIMOS信号とともに
転送し、400DPI、256階調のフルカラーコピー
画像を得る。ここで、CPU152は信号処理部10を
制御し、また、操作パネル154は、データの入出力と
表示を行う。
【0016】(3)操作画面 このフルカラー複写機のコピー動作は、操作パネル15
4において設定できる。図4は、操作パネル154にお
ける基本画面である。ここで、ACS(自動カラー選択)
モードまたは4種の原稿モードが選択できる。ACSモ
ードを選択すると、下地処理の場合と同様に、予備スキ
ャン動作による原稿種別の判定により4つの原稿モード
のいずれかを自動的に選択する。白黒原稿と判断した場
合、単一色標準/写真モードのいずれかを自動選択し
て、ブラック1色再現工程による単一色モードコピー動
作を行う。カラー原稿ならば、カラー標準原稿/写真モ
ードのいずれかを自動選択し、C,M,Y,Bkの4色によ
るフルカラー再現工程によるコピー動作を行う。マニュ
アルモード時も同様である。単一色標準/写真モードを
選択した場合、操作画面は、図5に示す単一色モード操
作画面に変わり、原稿パラメータとして単一色用階調デ
ータを決定するR,G,Bデータの混合比をマニュアルで
設定できる。(なお、ACSモード時には、R,G,B平
均感度分布が、マニュアルモード時には、比視感度分布
が、デフォルトとして設定してある。)また、再現色を
ブラックを含む16色の中から選択できる。その他の機
能の設定は、いずれも説明を省略する。
【0017】(4)ヒストグラム生成と自動カラーモー
ド選択(ACS)処理 本実施例の複写機では、予備スキャンによりヒストグラ
ムを生成して、その結果を解析して自動カラー選択(A
CS)処理などを行う。後で説明するように、R,G,B
混合比は、自動カラー選択モードが設定されるときと、
単一色モードがマニュアルで指定されるときとでデフォ
ールト値が異ならせてある。原稿走査ユニットは、コピ
ー前には、原稿基準位置とは逆のシェーディング補正板
38側に停止している。コピーボタンが押されると、ラ
ンプ点灯後、シェーディング補正板38を補正データを
読み取るために移動してスキャンし、原稿のヒストグラ
ムデータを作成しながら原稿基準位置に戻る。作成され
たヒストグラムデータから自動カラー選択処理などを確
定し、コピーに必要なスキャン動作を開始する。これに
より、ファーストコピー時間を短縮している。
【0018】次に、ヒストグラム生成について説明す
る。図6は、ヒストグラム検出部110のブロック図で
あり、ヒストグラム検出部110は、予備スキャン動作
時に、原稿エリア内のR,G,Bデータのヒストグラムを
求める。ライン間補正部104から入力されたR,G,B
データから明度作成部200は、次式に基づいて明度信
号(VH)を算出し、これが第1ヒストグラムメモリ20
2、第2ヒストグラムメモリ204にアドレスとして入
力される。
【数1】 VH=0.31640625*R+0.65625*G+0.02734375*B この式で求められた明度信号は、人間の比視感度(明る
さ)に近似されている。ここで、ヒストグラム作成の対
象が、R,G,Bデータではなく、明度データVHである
のは、自動露光処理で、明度・色差信号に分離したデー
タに対して補正をするためであり、後で詳細に説明す
る。予備スキャン開始前にヒストグラムメモリ202、
204内を前もってイニシャライズするため、CPU1
52がヒストグラムメモリ202、204に対して、す
べての階調レベル(0〜255)のアドレスに“0"を書
き込む。
【0019】CPU152からのサンプリング間隔設定
値に基づき、サンプリング間隔決定回路206はヒスト
グラムメモリ202、204に取り込む間隔(間引き率)
を決定している。これは、最大原稿サイズ(A3)の全ド
ットのヒストグラムを作成すると最大32Mビットのメ
モリ容量を必要とするためであり、サンプリング間隔を
適度に(主走査方向:1/8、副走査方向:1/4)間引
いて、1Mビットにしている。図7は、ヒストグラム生
成におけるサンプリングの状況の1例を示す。原稿台ガ
ラス31上に置かれた原稿(ハッチング部分)が読み取
られるとき、〇印の位置のデータがサンプリングされ
る。さらに、予備スキャン前に原稿サイズが検出されて
おり、タイミング制御部106より各種信号がサンプリ
ング間隔決定回路210に入力される。ここで、原稿サ
イズエリアを示す信号である/HD(主走査方向)と/V
D(副走査方向)が、サンプリング間隔決定回路210に
入力され、その有効原稿エリア内でしか、ヒストグラム
の生成を許可していない。なお、/TGは、主走査同期
信号であり、1ライン毎の周期を持つ。(本明細書で
は、先頭に”/”を付した信号は、負論理信号を意味す
る。)VCLKは、画像データの同期クロックである。
【0020】ヒストグラムメモリ202、204にアド
レスが入力されると、そのアドレス内のヒストグラムデ
ータを読みだし、加算器208、210によりそのデー
タに+1を加えて、再びメモリ内の同じアドレスに書き
込む。すなわち、ヒストグラムの動作としては、8ドッ
トを1周期とするリードモデファイライトサイクルとな
り、ヒストグラムメモリ202、204のアドレスが階
調レベル(明度)を示し、データが各階調レベルの度数
(個数)を表わしている。プレスキャンが終了した時点
で、CPU152は、ヒストグラムメモリ202、20
4から各階調の度数データを読み出す。
【0021】ヒストグラムメモリ202、204が2種
用意されているのは、自動カラー選択処理のためであ
る。第1ヒストグラムメモリ202は、原稿の明度ヒス
トグラムを単純に求めており、第2ヒストグラムメモリ
204は、原稿中の無彩色ドットのヒストグラムを求め
ている。このため、最小値回路212と最大値回路21
4は、入力されたR,G,BデータのMAX値とMIN値
を検出し、引算回路216により両者の差を求め、比較
器218が、その差が所定のレベル(SREF)より小さ
いと判断したときに、明度VHデータの第2ヒストグラ
ムメモリ204への書き込みを許可する。R,G,Bデー
タの(MAX値−MIN値)が小さいということは、原
稿データが無彩色データであるということを示してい
る。したがって、第2ヒストグラムメモリ204は、有
彩色データのときにのみ、ヒストグラムが求められるこ
とを意味する。なお、第1ヒストグラムメモリ202
は、/WEが常に"L"レベルであり、書き込みが可能で
ある。
【0022】自動カラー選択モードとは、原稿台ガラス
31上に積載された原稿が、白黒原稿かカラー原稿かを
識別し、自動的にコピーモードを決定するモードであ
る。これにより、白黒原稿は、Bkだけの再現工程で画
像再現をすればよいために、コピースピードが上がる。
特に、自動原稿搬送装置を使用するときに、白黒原稿と
カラー原稿が混載されていても、操作者が意識せずに、
適切なコピーが得られることになる。
【0023】自動カラー選択の判断方法を以下に述べ
る。h1(n)は、第1ヒストグラムメモリ202のレベ
ルnでのデータを表わし、h2(n)は、第2ヒストグラ
ムメモリ204のレベルnでのデータを表わす。さら
に、CPU152は、第1ヒストグラム202の各度数
(h1(n))から第2ヒストグラム204の各度数(h2
(n))を減算して、第3ヒストグラム(h3(n)=h1(n)
−h2(n))を作成する。これは、原稿の有彩色部分のヒ
ストグラムを表している。図8に示すように、2種のヒ
ストグラムメモリ202、204に作成した2つのヒス
トグラムから、例えば以下のような量を分析できる。第
1ヒストグラムメモリ202より、W=原稿内の下地
(白)領域(n=μ1〜255)のドット数、M=白黒の中
間調(グレー)領域(n=μ2〜μ1)のドット数、B=
黒領域(n=0〜μ2)のドット数およびS=第1ヒス
トグラムの総度数和=原稿サイズ内の総画素数。さら
に、第2ヒストグラムメモリ204から、C=カラー領
域(n=σ1〜σ2)のドット数。すなわち、
【数2】 自動カラー選択判断では、無彩色と有彩色との比から原
稿種別を判別する。具体的には、この内からSとCを用
いて、原稿中の有彩色ドットの比から、カラーコピーを
するか、白黒コピーをするかを判断している。先に説明
したように、Cは、カラー領域(n=σ1〜σ2)のド
ット数であり、Sは原稿サイズ内の総画素数である。し
たがって、C/Sは、有彩色と(有彩色+無彩色)の比
に対応する。すなわち、判断式(C/S)が基準値以下
であれば、有彩色が少ないので白黒コピーモードを設定
し、基準値よりも大きければ、有彩色が多いのでフルカ
ラーコピーモードを設定する。ここに、分母にSを用い
ることによって、自動カラー選択の判断、特に原稿サイ
ズの影響を無視できる。
【0024】図9は、CPU152の自動カラー選択の
フローを示す。まず、ヒストグラム作成部110によ
り、第1と第2のヒストグラムメモリ202、204に
ヒストグラムを作成する(ステップS100)。次に、
上記のCとSを求め(ステップS102)、C/Sを計
算する(ステップS104)。そして、C/Sが所定の
しきい値より大きければ(ステップS106でYE
S)、カラー原稿であると判定し(ステップS10
8)、そうでなければ(ステップS110でNO)、白
黒原稿であると判定する(ステップS112)。
【0025】(5)濃度変換と単一色データ生成 先に図2と図3により概略を説明したように、R,G,B
データは、HVCデータに変換されて、予備スキャンの
処理、および、読取データの編集、合成などの処理が行
われ、その後、逆HVC変換部132により再びR,G,
Bデータに変換され、プリント出力のための各種処理が
行われる。ここで、再変換されたR,G,Bデータは、原
稿反射量に対してリニアに変化する量であるため、濃度
変化にリニアに反応する濃度データに変換する必要があ
る。
【0026】図10は、色補正部134におけるLOG
補正部136と単一色データ生成部138のブロック図
を示す。濃度変換のため、LOG補正部136は、再変
換されたR,G,Bデータ(8ビット)をLOGテーブル
200,202,204を用いて濃度データ(DE,DG,
DB)に変換する。変換式は以下のとおりである。
【数3】Dout={−log(Wh*(Din/256))−Dmin}
*256/(Dmax−Dmin) ここに、Dmaxは最大濃度レンジであり、Dminは最小濃
度レンジであり、Whはシェーディング補正部102に
おける基準原稿反射率である。
【0027】一方、単一色データ生成部138は、R,
G,Bデータ(8ビット)より明度生成部210により
明度データVを作成した後、単一色再現用の階調データ
(DV)(8ビット)を生成する。単一色再現時の明度階
調信号(V)は、R,G,Bデータから以下の式にて作成さ
れる。
【数4】V=Ra*R+Ga*G+Ba*B ここで、混合比Ra,Ga,Baは、単一色係数制御部21
2にて設定されるパラメータである。例えば、カラー原
稿の単一色コピー時には、原稿の色の違いが濃淡の違い
としてコピーされるほうが望ましいから、明度Vが比視
感度分布に近似できるように、Ra=0.316,Ga=
0.656,Ba=0.027と設定される。また、白黒原
稿の単一色コピー時や、グラフ紙のように薄い青線の入
った原稿、印鑑の赤などの黒でない情報をはっきり出す
には、明度Vが原稿内の色波長に依存しないように、R
a=0.333,Ga=0.334,Ba=0.333として、
各色データの平均をとるように設定される。このデータ
を、もう1つのLOGテーブル214に入力し、濃度デ
ータ(DV)に変換する。
【0028】図5に示す操作パネル154の操作画面で
は、「比視感度」モードでは、比視感度の混合比が標準
で選択されている。しかし、他のモードも設定できる。
「R,G,B平均」モードを設定すると、R,G,B平均の
混合比が選択できる。さらに、R色のみのデータを画像
再現に用いたいときには、「Rセンサ」モードを設定す
ると、Ra=1.000,Ga=0.000,Ba=0.000
と設定される。同様に、G色のみ、または、B色のみの
データを画像再現に用いたいときには、「Gセンサ」モ
ードまたは「Bセンサ」モードを選択すると、Ra=0.
000,Ga=1.000,Ba=0.000、または、Ra
=0.000,Ga=0.000,Ba=1.000と設定さ
れる。さらに、「マニュアル設定」モードを設定する
と、混合比Ra,Ga,Baが、それぞれ、操作パネル1
54のテンキーボタンを用いて入力できる。さらに、
「一括コピー」モードを選択すると、設定された再現色
で、比視感度→Rセンサ→Gセンサ→Bセンサ→R,G,
B平均の各モードのコピーが順に1枚の用紙に出力でき
る。これにより、操作者は、どのモードで単一色再現を
すればよいかが分かり、階調性の自然さを選択できる。
【0029】また、原稿が白黒原稿か色原稿かを判断し
て自動的にコピーモードを決定するACSモード時と操
作者が操作パネル154から単一色モードを指定したと
き(マニュアル指定)では、単一色用階調データの作成
内容を自動的に切替えている。ACSモードでは、原稿
が白黒原稿であると判断した場合、デフォルト設定とし
て「R,G,B平均」モードを選択する。この場合、原稿
には面積的には色情報が無いので、色の違いを濃淡で表
わしやすい比視感度データにするよりも、白黒のめりは
りをつけるために、「R,G,B平均」モードが好ましい
からである。この場合、面積比的に小さい印鑑の赤もは
っきり再現できる。一方、マニュアルモードで単一色モ
ードを選択した場合には、先に説明したように、デフォ
ルト設定として「比視感度」モードを選択する。使用者
がACSモードではなくわざわざ単一色再現を選択する
場合は、カラー原稿の単一色コピーを要求していること
が大半であるから、逆に色の違いが階調の違いとして鮮
明に出やすい「比視感度」モードを選んだ方がよいため
である。
【0030】さらに、図5の操作画面では、16種の再
現色を指定できる。ここで、再現できる色の各階調パタ
ーンをテストコピーできる「再現色テストコピー」モー
ドを選択すると、単一色の再現に使用できる16種の各
色の階調レベルのサンプル画像を1枚の用紙に出力でき
る。操作者は、このテストコピーを見て、再現色が実は
どのような単一色かを判断でき、操作者がイメージして
いる色と操作パネル上の単一色モードでの再現色名との
ギャップをうめることができる。使用者は、操作画面に
表示された色の名前で再現色を選択するが、使用者が思
っている色と実際の再現色が異なる場合がある。テスト
コピーを見れば、使用者は、再現色を前もってはっきり
認識できる。
【0031】図11は、明度生成部210を示す。R,
G,Bデータは、それぞれ、2入力乗算器230、23
2、234の一方の入力端子に入力される。他方、単一
色係数制御部212からの係数Ra,Ga,Baは、それぞ
れ、対応する乗算器230、232、234の他方の入
力端子に入力される。乗算器230、232、234が
出力する乗算結果は、加算器236により加算され、明
度データVが出力される。次に、ネガポジ反転部206
は、濃度データ(DR,DG,DB,DV)を入力し、ビッ
トマップメモリからの編集エリア信号である/NP信号
(ネガポジ反転エリア信号)が“L"のときは、反転デー
タ(DR,DG,DB,DV=255−(DR,DG,DB,D
V))を出力し、“H"のときは、反転せずにスルーす
る。得られた濃度データ(DR,DG,DB)は、UCR・
BP制御部140に送られる。一方、単一色用の濃度デ
ータDVは、乗算器216に入力され、操作パネル15
4より設定される単一色再現色情報に応じて、プリンタ
の作像工程毎に切り変わる係数MMと乗算されて単一色
濃度データDVを作成する。得られた濃度データDV
は、色データ選択部144を経て、MTF補正部/シャ
ープネス調整部148に出力される。
【0032】再現色の設定において、たとえばレッドの
単一色を作成したいときは、C,Bk現像工程時にはMM
=0とし、M,Y現像工程時には、MM=64とする。
単一色係数制御部212は、ビットマップメモリから送
られてくる編集エリア信号の単一色エリア信号(/MC
OLOR)と16種の単一色を指示する4ビット信号(M
C)および2ビットの再現工程信号(MODE)を受け
て、単一色係数信号(MM)を出力する。すなわち、最大
16色の単一色をリアルタイムに選択できる。再現色
は、MCの4ビット値に応じて次のように設定する。
“0":黒(ブラック)、“1":レッド、“2":朱色、
“3":だいだい(オレンジ)、“4":茶色(ブラウン)、
“5":山吹色、“6":イエロー、“7":黄緑、
“8":緑、“9":青緑、“10":水色、“11":マ
リンブルー、“12":ブルー、“13":バイオレッ
ト、“14":パープル、“15":ピンク。
【0033】また、単一色係数制御部214は、/MC
OLOR=“L"かつMC=“0"のとき、すなわち再現
色として黒が選択されたときは、/BKER=“L"を
出力する。/COLERは、/MCOLOR=“L"か
つMC≠“0"のとき(黒以外の色が選択されたと
き)、“L"となる。なお、CODE信号(2ビット)
はC→M→Y→Bkと再現工程が変わる度に、0→1→
2→3と切り変わる信号である。
【0034】(6)色選択部 図12は、色選択部のブロック図である。マスキング処
理は、CCDセンサ36の読取り画素毎に配置されてい
る色分解フィルタの分光特性とプリンタ側で使用される
色トナー(C,M,Y)の光吸収特性の理想特性からのずれ
を補正するために必要である。そこで、マスキング演算
部142は、下色除去・墨色加刷処理部140から入力
されるCo,Mo,Yoデータ(C,M,Y)をC,M,Yデータ
に変換する際に、マスキング処理により色補正する。本
実施例では、マスキング処理において、色再現性の向上
のために、非線形マスキング法を採用する。色データ選
択部144では、プリンタの作像工程に合わせて、選択
器250において、/(CMY/K)信号によってC,
M,Yデータ(VIDEO)と墨色加刷処理されたBkデー
タ(Bk)のいずれかを選択し、VIDEOを出力する。
また、/MCOLOR=“L"のとき、選択器252に
おいて、単一色データ生成部138からの単一色データ
DVを選択する。また、/IFSEL1=“L"のと
き、選択器254において、画像インターフェイス部1
20から送られてくるC,M,Y,Bkの面順次データ(I
FD)を選択する。さらに、画像合成部124からの/
DCLR=“L"のとき、選択器256において、イメ
ージデータを白に置換するために“00"を選択する。
【0035】(7)画質モニタ機能 画質モニタ機能では、1枚の用紙の上に、原稿面上の原
稿の一部を8個にイメージリピートをし、それぞれ1個
1個に対して、HVC調整マトリクス係数,シャープネ
ス(エッジ強調・スムージングレベル)、γカーブ、カ
ラーバランスを異なる設定をし、テストプリントを出力
する。すなわち、図13に示すように、8種の設定のサ
ンプル画面が印刷される。操作パネル154の操作画面
(図5)でユーザーがその8個の中から対応する番号を
入力すると、原稿をコピーする際、入力された番号に対
応した画像設定でコピーが可能になる。これは、フルカ
ラー複写機では、ユーザーが得たい画像のため、どの画
像調整を行なえばいいかが分かりにくいため、この機能
によって、ユーザーが画像調整をテストコピーを見なが
ら選べるようにした機能である。まず、スキャナの走査
によってCCDセンサ36で読取った原稿全面の一部を
イメージデータを主・副走査方向にイメージリピートさ
せておく。次に、画質モニタ制御部(図示しない)にお
いてイメージリピートの位置に同期したモニタエリア信
号CNT(3ビット)を出力する。作成されたCNT
は、固定番号信号(M,S,G,C)と4種の画質調整切替
え信号毎に独立して、MSEL,SSEL,GSEL,C
SEL(“L"にて固定番号)によって選択される。した
がって、ある画質調整切替え信号がCNTを選択して、
他は固定値を選ぶことが可能であり、またいくつかの調
整信号の組み合わせも行なえる。さらに、画質モニタで
ユーザーが入力した番号は、各固定番号信号に設定さ
れ、コピー時には、すべての画像調整信号を入力された
番号に設定できる。
【0036】
【発明の効果】操作者が様々なR,G,Bの混合比を選ん
で単一色コピーを行うことができるため、違和感のない
画像や、R,G,Bセンサごとの分版などのコピーが得ら
れる。さらに、異なるR,G,B混合比の単一色のサンプ
ル画像を一括して出力すると、操作者が希望する混合比
が設定しやすい。また、自動カラー選択モードとマニュ
アル単一色指定モードにおいて、デフォルト値を変更す
ると、操作の煩雑さを避けて、違和感のないモノクロコ
ピーを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複写機全体の図式的な断面図である。
【図2】 信号処理部の1部のブロック図である。
【図3】 信号処理部の他の部分のブロック図である。
【図4】 基本操作画面の図である。
【図5】 単一色操作画面の図である。
【図6】 ヒストグラム検出部のブロック図である。
【図7】 ヒストグラム生成におけるサンプリングの状
況の1例を示す図である。
【図8】 各種係数を示す図である。
【図9】 自動カラー選択(ACS)のフロー図である。
【図10】 LOG補正部と単一色データ生成部のブロ
ック図である。
【図11】 明度生成部のブロック図である。
【図12】 色選択部のブロック図である。
【図13】 画質モニターの出力画像の1例の図であ
る。
【符号の説明】
138 単一色データ生成部、 152 CPU、15
4 操作パネル、 210 明度生成部、 212 単
一色係数制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルカラー画像再現と単一色画像再現を
    行うことができる画像再現装置において、 単一色画像再現をするための再現色、および、3原色カ
    ラーデータR,G,Bの混合比を指定する指定手段と、 入力される3原色カラーデータR,G,Bの混合比をそれ
    ぞれ可変して設定でき、3原色カラーデータR,G,Bか
    ら単一色画像再現用の階調データを作成する単一色階調
    データ作成手段と、 単一色階調データ作成手段からの階調データを基に、指
    定手段により指定された再現色の画像を再現する画像再
    現部と、 単一色階調データ作成手段によって作成された階調デー
    タと指定手段によって指定された再現色による単一色画
    像を上記の画像再現部により再現させる単一色再現制御
    部とを備えることを特徴とする画像再現装置。
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